2024年6月5日から実施される、LINE公式アカウントの機能拡大により、登録ユーザー名が見えるようになりました…。
利用者側にとっては、公式アカウントを友だち追加すると自分のアカウント名を教えたことになるので、今後はプライバシーの注意が必要です。
<動画内容>
1. 今回の仕様変更について
2. 仕様変更の問題点
3. 仕様変更に対する2つの対処法
詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:7分54秒)
LINE公式アカウントの機能拡大により登録ユーザー名が見えるようになりました…。
これまでは、相手からトークを受け取った場合にしかユーザー詳細を確認できませんでしたが、2024年6月5日から実施される仕様変更により、いつでもユーザーの詳細を確認できるようになりました。
利用者側にとっては、公式アカウントを友だち追加すると自分のアカウント名を教えたことになるので、今後はプライバシーの注意が必要です。
今回はこの仕様変更について解説していきたいと思います。
しれっと変更されていて、気付いていない方も多くいらっしゃると思いますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
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それでは早速やっていきましょう。
概要欄に目次も配置しておりますので、適宜チェックしたい箇所を選んでご視聴いただくことも可能です。
【目次】
1.今回の仕様変更について
2.仕様変更の問題点
3.仕様変更に対する2つの対処法
まずは、「公式アカウント」について簡単におさらいしておきます。
LINE公式アカウントとは、店舗や企業側から情報を発信できる、ビジネス用のLINEアカウントです。
誰でも無料でアカウント開設ができるため、手軽にビジネスに取り入れられるのもメリットの1つです。
特徴としては、メッセージ配信やチャット機能の他、クーポンやショップカードを配信できるなど、集客に効果的な機能が充実しています。
そして今回、このLINE公式アカウントに、新たにチャットを開始する機能が追加されるのに伴って、ユーザー詳細を確認できるようルールが変更されました。
1. 今回の仕様変更について
そして今回、このLINE公式アカウントに、新たにチャットを開始する機能が追加されるのに伴って、ユーザー詳細を確認できるようルールが変更されました。
これまでは、お店など公式アカウントの運営側にとって、お客さんに友だち登録をしてもらっても、アカウント名などの詳細は分かりませんでした。
そのため、公式アカウントの登録を”こっそり”と行うことができたのです。
しかし、LINEのアップデートによって、アカウント名やプロフィール画像が閲覧できるように仕様変更されました。
いわゆる「身バレ」の問題です。
公式アカウントの管理画面にある「連絡先」の一覧に、メッセージのやり取りがないユーザーも追加されました。
もちろん、これから登録した人だけでなく「過去に友だち登録したまま」という人のアカウント名も表示されています。
アカウントの運営側にとっては、得られる情報が増えたことになります。
しかし、利用者にとってはプライバシー上の注意が更に必要になりました。
2. 仕様変更の問題点
そしてこの情報はLINEヤフー for Businessでしか公開されていないので、一般ユーザーである我々の目には触れないところで仕様変更が行われています。
目的があって登録しているものや、有名な企業のものであれば特に気にならないかもしれませんが、LINE公式アカウントは導入のしやすさ、LINE自体の利用ユーザーが多いことから、様々な場所で登録を促されるケースがあります。
目的があって登録しているものや、有名な企業のものであれば特に気にならないかもしれませんが、LINE公式アカウントは導入のしやすさ、LINE自体の利用ユーザーが多いことから、様々な場所で登録を促されるケースがあります。
3. 仕様変更に対する2つの対処法
そこで今回は、2つの対処方法を共有させて頂きます。
・アカウント名を変える
・公式アカウントを友だちから削除
①アカウント名を変える
こちらの対策はあくまでも“本名”を登録している方に限ります。
もう少し具体的に言うと、『漢字のフルネームは避けた方が良い』というイメージです。
現在登録している友人などが、あなた自身を判別できる範囲内で名前を変更することも頭に入れつつ行いましょう。
名前の変更は、LINEのホームから設定アイコンをタップして、設定メニューの中から「プロフィール」を選択します。
ここから自由に変更することができるので、本名を漢字で登録しているという方はこの機会に変更しておきましょう。
②公式アカウントを友だちから削除
飲食店などで見かけるような、クーポンのためだけに登録した公式アカウントや、最近は利用していない公式アカウントがあればこの機会に整理しておきましょう。
トーク一覧から該当の公式アカウントを選択します。
トークルーム内の右上にあるメニューアイコンをタップしたら、ブロックを選択してください。
画面のようになっていれば準備完了です。
ブロックリストを選択すると、先程ブロックした公式アカウントが見つかると思うので、そちらを選択してチェックを入れたら「削除」をタップして完了です。
続いて、ホームから設定を開き、「友だち」という項目を開きます。
ブロックリストを選択すると、先程ブロックした公式アカウントが見つかると思うので、そちらを選択してチェックを入れたら「削除」をタップして完了です。
公式アカウントを削除すれば、管理画面の連絡先一覧からいなくなるので、ユーザー詳細を見られる心配もありません。
如何でしたか?
今回は、LINEヤフー for Businessの仕様変更だったため、一般ユーザーからはかなり見えにくい部分でのアップデートが行われました。
とはいえ、アカウント名やプロフィール画像が表示される性質上、一般向けにも何らかの情報を公開してもいいんじゃないかというのが個人的な見解です。
プライバシーが気になる方はぜひ設定変更も行ってみてください!
今回の動画はこちらで以上です。
最後までご視聴いただきありがとうございます。
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それでは、また次の動画でもよろしくお願いいたします。
「【知らないと怖い】LINEのやってはいけない設定9選」もご参照ください。
「【要注意】ヤフーとの連携にメリットはない!「LINE×ヤフー」の連携確認と解除方法」もご参照ください。
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