今回はリチウムイオンバッテリー搭載製品の処分方法についてちょっとした体験談含め共有させていただきます。
まだまだ認識の広まっていない部分かと思いますので、皆様もご存知のことがあればぜひコメント欄にてシェアいただけますと幸いです。
<動画内容>
1. リチウムイオンバッテリー搭載製品の例
2. 可燃、不燃ごみとして出してしまうと・・・
3. 年始に起きた大事故
4. 処分方法について調べてみると
5. 家電量販店の対応例パターン1
6. 家電量販店の対応例パターン2
7. 役所に尋ねてみてもちょっと対応にばらつき
8. 自治体で回収している例
9. 宅配便での回収例
10. 古いスマホ、モバイルWi-Fiルーター
詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:8分43秒)
いつもご視聴ありがとうございます。
スマホのコンシェルジュです。
今回はリチウムイオンバッテリー搭載製品の処分方法についてちょっとした体験談含め共有させていただきます。
まだまだ認識の広まっていない部分かと思いますので、 皆様もご存知のことがあればぜひコメント欄にてシェアいただけますと幸いです。

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それでは今回もよろしくお願いします。

【目次】
1.リチウムイオンバッテリー搭載製品の例
2.可燃、不燃ごみとして出してしまうと・・・
3.年始に起きた大事故
4.処分方法について調べてみると
5.家電量販店の対応例パターン1
6.家電量販店の対応例パターン2
7.役所に尋ねてみてもちょっと対応にばらつき
8.自治体で回収している例
9.宅配便での回収例
10.古いスマホ、モバイルWi-Fiルーター
1. リチウムイオンバッテリー搭載製品の例
今日、スマホやPC以外にもさまざまな製品に充電して繰り返し使用できる「リチウムイオンバッテリー」が搭載されています。

コンセントに繋がずに乾電池以外で駆動できるものはほぼこれで動いていると思って良さそうです。
私の手元ではキッチンの秤(キッチンスケール)までもが充電式でした。

2. 可燃、不燃ごみとして出してしまうと・・・
そしてこれらの製品ですが、以前よりその処分方法のわかりづらさや周知不足がかなり問題になっているようです。

乾電池などと異なり基本的に家庭から可燃ごみ、不燃ごみとして出すことはできません。

外部からの衝撃によって発火しやすい特性がゆえ、誤って混入した場合に収集車内や処理場等での圧迫などでショートして発火、周りのゴミなどにも引火して大規模な火災につながることがあります。

3. 年始に起きた大事故
現に、今年の年始、埼玉の川口市にてゴミ処理場の火災により数日間収集が止まってしまったというニュースがありましたが、これは誤って出されてしまったリチウムイオンバッテリーが出火元の可能性が高いと見られているようです。

4. 処分方法について調べてみると
私自身最近家の片付けをしていてこうした電化製品でいくつか破棄したいものが出てきたので処分方法について自治体のHPを調べてみたところ、残念ながら回収は行なっておらず、「家電量販店などに設置してある専用の回収ボックスに入れてください」と案内がありました。
そうしたボックスに心当たりがなかったので、

5. 家電量販店の対応例パターン1
ひとまず近辺の大手家電量販店を4軒ほどを回り、店員さんにも伺ってみました。
しかしいずれも回答はなんと「今はそうしたボックスは設置していません」といったものでした。

6. 家電量販店の対応例パターン2
会社や店舗、地域によって対応異なるかと思いますが、概ね案内としてはこうしたリサイクルマークのあるバッテリー製品、または自社のリストに掲載されている製品に関しては引き取り可能」との回答でした。

たとえば処分を考えていたものの1つにモバイルバッテリーでは最もメジャーなメーカーであるアンカー製のバッテリーがあったのですか、これは問題なくすんなりと無料で引き取ってくださいました。

ただしリストにないものだとこのようなやり取りとなってしまい手詰まりといった感じでした。

ただ一点、案内の毛色が違ったのはヤマダ電機さんで、粗大ゴミのように、細かな品目と回収費用の書かれたリストを持っており、ほとんどのものは料金を払えば回収可能ということでした。
ハンディファンなどもリストにあり、800円程度での引き取りと案内されたかと思います。
店員さん曰く、量販店のボックスでの回収というのはちょっと情報として古いかもしれませんとのことでした。

7. 役所に尋ねてみてもちょっと対応にばらつき
役所の窓口で職員さんにバッテリーの回収について尋ねてみたところ回収所を案内されたものの、いざ収集場所の担当の方に聞いてみるとそちらではモバイルバッテリーや取り外されたバッテリーなどほぼバッテリー単体となっているもの以外は受け取らないように指示されているとのことで、職員さんにより持っている情報が異なるように感じました。
このように量販店や役所の対応にはばらつきがあり、少なくとも気軽に持ち込める回収ボックスのようなものはなかなか見当たりませんでした。

8. 自治体で回収している例
自治体での回収についてもう少し調べてみると、たとえば東京では目黒区のHPでは専用の回収ボックスが用意されており、小型充電式電池とモバイルバッテリーなどそれらを使用した小型家電の回収を行なっていると読み取れます。
30センチ以上の大きなものやすでに膨張など発火の危険性の高まっている状態のものは対象外となるようです。
区の関連施設にこうしたボックスが設置されているとのことです。

実際に火災のあった埼玉県川口市のHPでは特に回収ボックスなどの案内はありませんが、テープなどで絶縁した状態であれば金属の日という回収日に出せるとのことでした。
バッテリーを取り外せない製品についてはここでは記載がありませんが、

資源循環課の広報誌には分解が必要な製品については無理に分解せずに出してもいいと記載がありました。
この辺の細かな案内がひとまとまりに参照できず、頑張って調べないと答えが見つからないというのもなかなかもどかしいところです。

9. 宅配便での回収例
また自治体によってはリネットジャパン社という業者と提携して小型家電を宅配便にて回収するサービスを提供しているという記載があります。

当該の自治体居住者でなくともリネットジャパンのウェブサイトから依頼することもできますので一度確認してみていただければと思います。

申し込みフォームに必要事項を入力すると料金も表示されました。

10. 古いスマホ、モバイルWi-Fiルーター
一方、古いスマホやモバイルWi-Fiルーターなどに関しては、バッテリー問題に加えてセキュリティリスクもあるためいかにも処分の大変そうな製品ですが、

逆にこれらはキャリアショップに持っていけば回収していただけます。
私も家からかなり古いモバイルWiFiルーターが出てきてしまいましたがauショップに相談したところ無料ですんなり引き取ってくださいました

受領証なども発行してくれます。

注意点として、私が伺った時の店員さんによると、スマホやタブレットなど個人情報が多分に含まれるデバイスに関してはお客さんとスタッフ双方の目の前で初期化操作を完了できることが条件とのことでした。
個人情報流出などであらぬ疑いをかけらないための予防措置、というようなニュアンスだったように思います。
なので故障して電源が入らないといった状態のデバイスに関してはひとまずメーカーに相談するしかなさそうです。
また私が巡ったところだと、ショッピングモール内の小規模なお店では断られてしまいました。路面店のほうが確実かと思います。

以上、リチウムイオンバッテリー搭載製品の処分方法について、あくまで私個人の居住地域周辺の事情ではありますが、皆様とシェアさせていただきました。
今やあらゆる製品に搭載され簡単に入手できてしまいますが、いざ処分するとなると想像以上に苦戦する可能性がありますので、安易にAmazonなどで安いものに手を出すのはちょっと考えものだなぁと感じます。
私自身、ハンディファンやキッチンスケールなどは多少ランニングコストがかかるとしても乾電池式にしておけばよかったと後悔しました。
ぜひ皆様も手持ちのバッテリー製品の確認並びにご自身の居住地域の処分ルールについて確認してみていただければと思います。
また処分方法について何かシェアしていただけるものがあれば気軽にコメントいただけますと幸いです。

当動画は以上となります。
最後までご視聴いただきありがとうございました。
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それでは、次の動画でもよろしくお願いいたします。
「【スマホのバッテリー】2024最新版!電池寿命を伸ばす正しい設定や使い方」もご参照ください。
「【やらないで!】知らない間にバッテリーを劣化させている!? 今直ぐ確認したい充電時の設定」もご参照ください。
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