【最新版】格安SIMの選び方とデータ容量別おすすめ格安SIM

今回は2023年にオススメな格安SIMを、月々の使用データ量別に細かくご紹介していきたいと思います。

大手キャリアの料金プランとも比較を行っているので、検討していないという方でも、もし契約した時にどれくらい安くなるかをチェックして頂ければと思います。

<動画内容>
1. 格安SIMを選ぶときの3つのポイント
2. データ容量別 おすすめ格安SIM
3. おすすめ格安SIM 番外編

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:15分46秒)


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今回は2023年にオススメな格安SIMを、月々の使用データ量別に細かくご紹介していきたいと思います。

大手キャリアの料金プランとも比較を行っているので、検討していないという方でも、もし契約した時にどれくらい安くなるかをチェックして頂ければと思います。

格安SIMの選び方

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概要欄に目次も配置しておりますので、適宜チェックしたい箇所を選んでご視聴いただくことも可能です。

【目次】
1.格安SIMを選ぶときの3つのポイント
2.データ容量別 おすすめ格安SIM
3.おすすめ格安SIM 番外編

1. 格安SIMを選ぶときの3つのポイント

格安SIM事業者を選ぶ際は次の3つのポイントをチェックしましょう。

・利用する回線を決める

・毎月のデータ容量を決める

・独自オプション・サービスを調べる

基本的には、現在ご利用中の回線を軸に考えるのがオススメです。

格安SIM事業者はほとんどの場合、ドコモ回線に対応しているので、現在ドコモでご契約中の方は特に注意点はなく、格安SIMのドコモ回線を選べば問題ありません。

問題はそれ以外です。

もともとドコモ回線を使っていたけど、auやSoftbankに移って通信状況が良くなったという方や、SIMロック解除とかよくわかんないという場合には、必ず現在ご利用中の回線を使用している格安SIMを選びましょう。

スマホ本体もそのまま使えます。

続いて、毎月のデータ容量を決めます。

大手キャリアでは、従量課金制といって使った分だけ請求される小容量プランがありますが、ギガホなどの大容量プランを契約してほしいのか、小容量プランが思ったよりも高額です。

だからこそ、『なんか大して使ってないのにスマホ料金高い気がする』という意識に結び付いています。

その点、格安SIMはこの隙間を狙って、小容量プランが細かくきざんでいて充実しています。

ご自身が月々に使用しているデータ容量と照らし合わせて、適切なプランを提供する格安SIMを選択しましょう。

みなさんは月々のモバイル通信がどの程度か、ざっくりでいいので把握されていますか?

こちらの図はMM総研が発表した2021年の「スマホの月間モバイルデータ通信量」を示しています。

約6割の方が月に3GB程度、9割以上の方が月に20GBで収まっているようです。

My docomoやMy auといったアプリで、一度月々のデータ使用量を確認してみましょう。

そして最後に、独自オプションやサービスも調べておきましょう。

格安SIMは大手キャリアや他社の隙間を狙って、料金プランやサービスを展開しています。

そのため、パッと見の料金は安くても家族単位で計算すると他社が安かったり、エンタメ系サービスを視聴した時のデータ通信が一切カウントされなかったり、低速通信に切り替えるとデータ量が無制限になったり、特定のサービスがセットになっていたりなど、魅力的なサービスがそれぞれで展開されています。

全部調べると手間なので、利用回線、毎月のデータ容量で絞ったあとに、かるくチェックしてみましょう。

こちらは主要な携帯会社とMVNOを抽出したモバイルデータ通信の月額料金表です。

今回は音声通話SIMでの比較となります。

さきほどご紹介した、MM総研の「スマホの月間モバイルデータ通信量」を参考に、1GB~25GBまでの料金を反映させています。

MVNOは今回取り上げた会社を中心に料金を掲載しており、2023年3月時点での最新の料金プランを反映しています。

そして3キャリアとサブブランドにおける家族割や光回線とのセット割引などは、一旦考慮せずにお話を進めていきます。

まずは、6割程度の方がおさまっている3GB以内でみていきましょう。

このゾーンが最もパイが大きく、大手と差別化できる部分でもあるため、一番力を入れている価格帯ではないでしょうか。

バッティングしないところで、各社最安クラスの料金を打ち出しています。

昔はMVNOの独壇場でしたが、povoやLINEMOといった大手キャリアのオンライン専用ブランドが登場したことにより、かなり苦しい状況になっています。

続いて、4GB以降のところをみていくと、楽天、UQ、ワイモバイルの中容量プランを避けるように、

5GB~10GBを中心にプランが構成されています。

ここも2割くらいのユーザー層がいるのと、大手の守備範囲外ということもあり、今後もう少し拡充される可能性があります。

それでは、家族割や光回線のセット割を適用した料金表を確認してみましょう。

この割引を適用すると、UQ、ワイモバイルの大手サブブランドがかなり強いです。

しかも通信品質は本ブランドと同等、店舗でのサポートも完備、さらに、データ繰り越しや60歳以上は5分かけ放題の料金で無制限かけ放題も行えるというスキのなさです。

光回線はスイッチコストも高く、誰でも簡単にとはいきませんが、適用できた時の恩恵はかなり大きいと言えます。

ワイモバイルは家族割の適用もあるので、より敷居が低いです。

ここらへんを適用できる方は無理に格安SIMに移行しなくとも十分に低価格で運用できると思います。

続いて通話オプションを見てみましょう。

多少バラツキがありますが、5分または10分のかけ放題が500円程度で提供されています。

データ通信で最も安かった日本通信SIMも通話込みの場合には、月に70分のかけ放題が700円と、先ほどのようなインパクトはありません。

OCNも通話オプションが他と比べて倍近くの金額になっており、料金的な優位性が少し低いかなという印象です。

見てもわかるように、大手のオンライン専用ブランドであるLINEMOやpovoが5分かけ放題を550円で提供しているので、MVNOにとっては厳しい状況となっています。

2. データ容量別 おすすめ格安SIM

月々のデータ使用量が2GB以下の方にオススメな格安SIMが日本通信SIMです。

日本通信SIMはドコモ回線に対応した、最安クラスの格安SIMです。

VOLTEにも対応しているので、通話品質もドコモのメインブランドと遜色ありません。

なんといっても合理的シンプル290が魅力的で、1GBまでなら290円で利用可能です。

それ以降は1GB追加するたびに220円かかりますが、2GB使っても510円ですみます。

かけ放題は月に70分までの利用で、700円とぶっちゃけ微妙です。総合的には安いですが電話も込みで考えると圧倒的ではなくなります。

なお、6GBの「みんなのプラン」には、1月70分の無料通話がセットで付いています。

利用可能な支払い方法はクレジットカードのみです。

月々のデータ使用量が3GB~5GB程度の方にオススメな格安SIMがIIJmioです。

4/1から既存のプランが値段は据え置きで、データ容量が増加したことによりランクインです。

利用可能な回線もドコモ、auから選択することができます。

月に5GBまでの使用で、料金はたったの990円です。

かけ放題も5分が500円、10分が700円といった具合に選べて、5GBのデータ容量と5分の無料通話が月1,500円程度で運用できます。

IIJmioは格安SIMの中でも最大手で、通信品質、スマホ本体の豊富なラインナップ、データ繰り越し、5Gオプション無料、電話サポートなど、様々なサポート面で充実しているのが強みで、運営元の与信も高いです。

また、家電量販店やイオンなどで店舗契約できるのも初心者に優しい設計となっています。

なお、利用可能な支払い方法はクレジットカードのみです。

月々のデータ使用量が7GB弱の方にオススメな格安SIMがHISモバイルです。

安定のドコモ回線で、VOLTEにも対応しているので通話品質も良好です。

povoやLINEMOの3GB/990円と比べると、通信品質の差を考慮しても納得の料金設定です。

自由自在プランの7GBで990円と、他社と比べてもかなりコスパが良いです。

通話の5分かけ放題と合わせると、月1,500円程度で5分のかけ放題と7GBのデータ容量はかなりお得です。

国内通話30秒9円もかなり安いので、超過した時のダメージが少ないのも安心材料です。

店舗はかなり少ないのでオンライン専用ブランドという認識で契約する必要はありそうです。

なお、利用可能な支払い方法はクレジットカードのみです。

月々のデータ使用量が大容量の方にオススメな格安SIMがmineoです。

mineoはdocomo、au、Softbankのすべての回線が利用できる大手の格安SIMです。

パケット放題 Plusという独自サービスが特徴的で、1,958円で提供されている10GBのプラン以上は無料でこのサービスを利用できます。

中身は、最大1.5Mbpsの通信速度で、『3日間10GB』という制限はあるものの、データ容量を一切消費しないというサービスです。

もっと簡単に言うと、10GBの高速通信と一月に100GBまでの実質使い放題な中速通信がセットになっているというプランです。

かけ放題の10分550円も優秀で、データ通信と通話どちらもある程度沢山するという方に向いている格安SIMと言えます。

1.5Mbpsの速度に関してですが、動画コンテンツの画質やSNS、埋め込み動画のあるニュース記事、重たいWebサイトの閲覧など、細かいストレスは少々ありますが、概ね問題なくご利用いただけます。

なお、利用可能な支払い方法はいくつかありますが、契約時の登録にクレジットカードが必要となります。

3. おすすめ格安SIM 番外編

料金面だけを見ると選択肢には入りづらいですが、OCNモバイルONEは、全国のドコモショップで申し込みが可能な格安SIMです。

OCN光とのセット割もあり、月々の料金から220円が引かれます。

OCNは光回線の加入者も多いので、恩恵を受けられる方も多いのではないでしょうか。

1GBが770円、3GBが990円と決して安くはないですが、ドコモショップで申し込める点を加味すれば及第点と言えます。

また、MM総研が発表した2022年9月のMVNOネットワーク品質調査でも、6項目すべてでトップを取るなど通信品質の面でも安定感があります。

通話は10分のかけ放題やトップ3かけ放題などがありますが、935円とちょっとお高めです。

OCNモバイルONEは端末とセットで購入したい方にもオススメです。

取り扱いの端末数も多く、好みの端末を見つけやすいことが特徴です。

また、端末の販売価格も安く、格安SIMへの乗り換えを機に端末も買い換える予定の方は非常にお得です。

なお注意点として、対面サポートが受けられるのは契約時のみです。

利用可能な支払い方法は基本クレジットカードですが、SIMカードのみの契約者は口座振替も可能です。

続いて、スマホに詳しくない方でも安心な格安SIMのイオンモバイルです。

回線はdocomo、auから選択できます。

全国にある200店舗以上のイオンで申し込めるのが強みで、リアル店舗の多さが他の格安SIMにはマネできないイオンモバイルの最大の特徴です。

申し込みだけであれば、OCNモバイルと変わりありませんが、イオンモバイルではさらに、

・MNPの発行も含めた乗換サポート

・SIMロック解除サポート

・契約完了後のネットワークの初期設定

・契約後のスマホの使い方サポートや有料レッスン

・スマホのメンテナンスや修理受付

など、初期設定からアフターサポートまでしっかりと行ってくれます。その点においてシニア向けの格安SIMと言えるかもしれません。

プランについては、単独の契約というよりかはご家族での契約がオススメです。

シェアプランの6GBを二人で利用すれば、料金は1,958円で一人あたり3GBが使えます。

一人あたりに換算すると月額979円の3GBプランということになります。

さらに60歳以上の方限定で、220円の割引があります。

これを適用すると、6GBのプランであれば、一人当たり月額869円で3GBのデータ容量が使用できます。

単独で契約すると大して安くはなりませんが、シェアプランを2人以上で利用するなら、料金面でもかなり優秀な格安SIMです。

なお、利用可能な支払い方法はクレジットカードのみです。

今回ご紹介しきれなかった格安SIMを抜粋してみました。

単純比較が困難な、U-NEXT付きのy.u mobileや、YouTubeやSpotifyなど動画・音楽アプリのデータ通信量がカウントフリーになるBIGLOBE mobile、専用帯域や主要SNSのデータ通信量がカウントフリーなNURO Mobileなども人気なので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

特にNUROモバイルはdocomo、au、Softbankの回線すべてに対応していて、料金もかなり安い部類に入り、データ繰り越し可能など、わりと充実した格安SIMとなっています。

今回の動画はコチラで以上です。

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それでは、また次の動画でもよろしくお願いいたします。


「【SIMカード】今更聞けない!SIMの機能や挿替時の注意点、機種変更とMNP、eSIMまで解説!」もご参照ください。


「【スマホのデータ移行】どの方法が一番いい?Androidスマホのデータを移行する方法(完全版)」もご参照ください。


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