今回は、Google(グーグル)から届く「謎のメール」の意味について解説して参ります。
普段、Google(グーグル)を使っていても、「Gmail(ジーメル)」に「Google(グーグル)」からお知らせメールが届くと、少しは気になりながらも、後で時間が空いたら見ようと思いながら、何日・何週間・何か月も過ぎてしまったという経験をされた方も多いかもしれません。
そのような悩みを解決するために、今回はまとめてその内容について見ていきたいと思います。
<動画内容>
1. 6つのメール
2. 気になるメールは検索してみましょう
3. グーグルフォトのストレージに関する重要なお知らせ
4. 「要約」グーグルフォトのストレージに関する重要なお知らせ
5. アカウントのストレージポリシーの変更
6. 「要約」アカウントのストレージポリシーの変更
7. セキュリティ通知
8. セキュリティを強化しましょう
9. Google(グーグル)プレイプロテクトについて
10. Googleサービスの連携について
詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:20分17秒)
みなさんこんにちは、「スマホのコンシェルジュ」です。
今回は「Google(グーグル)」からのメールについて、いくつか意味などをご案内していきたいと思います。
私たち「スマホのコンシェルジュ」では、「スマートフォンの使い方」に関して、「画面を見ながら一緒に操作できる」「初心者の方にも優しい動画」を多数配信しておりますので、ぜひ「チャンネル登録」をよろしくお願いいたします。
【目次】
1.6つのメール
2.気になるメールは検索してみましょう
3.グーグルフォトのストレージに関する重要なお知らせ
4.「要約」グーグルフォトのストレージに関する重要なお知らせ
5.アカウントのストレージポリシーの変更
6.「要約」アカウントのストレージポリシーの変更
7.セキュリティ通知
8.セキュリティを強化しましょう
9.Google(グーグル)プレイプロテクトについて
10.Googleサービスの連携について
1. 6つのメール
最近、「Google(グーグル)」からよくお知らせのメールが届くのだけれど、「書いてあることがさっぱり分からない」というご相談をいただきました。
今回はそれらのメールについて、いくつかを取り上げて、わかりやすく解説していきたいと思います。
適宜、用語の解説なども行いますので、スマホに出てくるカタカナ言葉が少し身近に感じるようになっていただければ幸いです。
今回は「6つのメール」について順番に解説していきます。
それぞれ「メールの件名」は
①Google(グーグル)フォトのストレージに関する重要なお知らせ
②アカウントのストレージに関するGoogle(グーグル)重要なポリシーの変更
③セキュリティ通知
④Google(グーグル)アカウントのセキュリティを強化しましょう
⑤Google Play(グーグルプレイ)がどのようにして保護しているのかをご覧ください
⑥「Gmail(ジーメール)」「Google Chat(グーグルチャット)」「Google Meet(グーグルミート)」の情報をどのように使用及び他サービスと連携するかをお選びください。
というものです。
それぞれ人によって「受信しているもの」「受信していないもの」があるかと思います。
もし今覚えていなくても、次に同じようなメールを受信したときに、これはこういう意味何だなというのが少しわかるようになっていただければと思います。
2. 気になるメールは検索してみましょう
「Gmail(ジーメール)」には検索機能がそなわなっていますので、気になるメールがあった場合は、検索で探してみましょう。
「Gmail(ジーメール)」の画面一番上に「検索バー」がありますのでそちらをタップして、「件名」に含まれる「キーワード」などを入力してみるとメールが検索されます。
3. グーグルフォトのストレージに関する重要なお知らせ
ではまずはこちらのメールです。
タイトルは「Google(グーグル)フォトのストレージに関する重要なお知らせ」というものです。
こちらは「Google(グーグル)フォト」という「Google(グーグル)が提供する写真管理アプリ」に関するメールです。
「Google(グーグル)フォト」をまだ利用したことない方は、動画もございますので是非利用してみてください。
メールの全体像はこちらです。
長くて理解するのが大変そうに見えますね。
大事なところを順番に抜粋しながら見ていきたいと思います。
まずは「この部分」です。
皆様の空間にさらなるゆとりを提供するために、このたびストレージ ポリシーを変更する運びとなりましたのでご案内申し上げます。
これは、要約すると、「今後も大量の写真や動画のアップロードに対応するため、保存容量に関する決め事を変更します。」という意味となります。
ここで「ストレージポリシー」という言葉が出てきましたが、それぞれ「ストレージ」は「保存容量」、「ポリシー」は「原則や方針」という意味ですので、「保存容量に関する方針」ということです。
続いて「この部分」を見てみましょう。
2021 年 6 月 1 日以降に 「高画質」でバックアップした写真と動画は、「Google(グーグル)アカウント付属の無料の保存容量(15 GB)」または「ご購入いただいた追加の保存容量」を使用することになります。
これを訳すと、これまで「Google(グーグル)フォト」の「高画質(※)」プランでの写真保存は「容量無制限」でしたが、6/1以降、あらかじめ「Gmail(ジーメール)」などの保存容量としてアカウントごとに充てられている「15GB(ギガバイト)」を、「Google(グーグル)フォト」も一緒に使用するようになるという意味です。
この「高画質」というのは「Google(グーグル)フォト」のプランのことで、ほとんどの方はこちらの「高画質プラン」を選択しています。
続いて「こちら」を見てみましょう。
今すぐ何か対応する必要はありますか?
「いいえ」。
引き続き写真や動画のバックアップに「Google(グーグル)フォト」をご利用ください。
2021 年 6 月 1 日以降、保存容量の上限に近づいたらご連絡いたします。
ほとんどのユーザーは、「数年間はご対応の必要はないと思われます。」とございます。
これは「一般的な使い方」であれば、「15GB(ギガバイト)」で後数年間は今まで通り利用することができるはずで、今すぐ何かをする必要はありませんと言っています。
続いてこちらを見てみましょう。
2021 年 6 月 1 日にリリースされる「新しいストレージ管理ツール」をご利用ください。
不要なコンテンツ(暗い写真や、不鮮明な写真など)を簡単に見つけ出して削除できるようになります。
「Google One(グーグルワン)で追加容量をご購入いただくことも可能です。」とあります。
写りの悪い写真を見つけ出して削除できるような新しい機能を利用できるようにします。
それでも容量が足りない場合は追加で容量を購入することができます。
という意味です。
「リリース」とは「提供する」という意味、「ツール」とは「機能」のことです。
どちらも非常によく使われる言葉ですので慣れておきましょう。
4. 「要約」グーグルフォトのストレージに関する重要なお知らせ
つまり・・・要約すると、
2021年6月1日から、「Google(グーグル)フォト」の保存容量に関する決まりが変更されます。
これまで「Google(グーグル)フォト」は、オンライン上に容量無制限の倉庫を貸してくれていましたが、これからはその倉庫容量が15GBまでとなります。
その「15GB(ギガバイト)」には、「Gmail(ジーメール)」などがすでに使用している分も含まれます。
5月31日までに保存する写真の容量は関係ありません。
一般的な使い方であれば数年間は何もしなくても容量がいっぱいになってしまうことはないとのことです。
また、写りの悪い写真を削除したりといった容量節約補助の機能も追加されます。
次の手段に関してはあらためて「スマホのコンシェルジュ」でもご案内していきたいと思います。
5. アカウントのストレージポリシーの変更
また、これに似たメールとして、「アカウントのストレージポリシー」に関する「Google(グーグル)の重要なポリシーの変更」というメールも届いていました。
少し件名の日本語が変な気もしますが、ちゃんと「Google(グーグル)」から届いています。
このメールの全体像はこちらです。
非常に長いメールで、初心者でなくても読むのが億劫になるメールです。
流石に全体を見ていると長くなるので、「概要」「要約」をお伝えします。
至急何か対応を迫られる内容ではありませんが、頭の片隅に入れておいていただければと思います。
2021年6月1日からストレージポリシーを変更します。
「Gmail(ジーメール)」「Google(グーグル)ドライブ」「Google(グーグル)フォト」に関して、二年間利用していない場合は、中身を削除する場合があります。
ちなみに、「Google(グーグル)ドライブ」というのは、「無料でネット上にデータを保存できるサービス」で、「Google(グーグル)フォト」が写真や動画なのに対して、こちらは「Word(ワード)」や「Excel(エクセル)」「PDFファイル」なども保存しておくことができます。
「15GB(ギガバイト)」以内ではありますが、「Google(グーグル)アカウント」さえ持っていれば、誰でも無料で利用できます。
「削除」が行われるのは早くとも2023年6月1日からです。
削除を行う前には事前に連絡します。
6. 「要約」アカウントのストレージポリシーの変更
2021年6月1日から、「Gmail(ジーメール)」「Googleドライブ」「Googleフォト」を丸二年間利用していない場合、中身のデータを「Google(グーグル)」に削除される場合があります。
「利用」の判断については、それぞれのサービスで画面を開くだけでも「利用している」と判断されます。
ただし、たとえば「Gmail(ジーメール)」は頻繁に利用しているが「Google(グーグル)フォト」は2年間一度も触らなかったという状況の場合は「Google(グーグル)フォト」の中身が削除されてしまうようです。
まずは2021年6月1日からの二年間なので、削除されるとしても「2023年の6月1日」からです。
削除される可能性がある場合は事前に通知されますので、見逃さないようにしましょう。
ということです。
長い上にカタカナ言葉がたくさん出てくるので、なかなか理解するのが大変ですね。
少なくとも今後二年間においては早急に何かする必要はありませんが、全く利用していないと削除されることがあるというのは覚えておきましょう。
7. セキュリティ通知
続いては、「セキュリティ通知」というメールについて見ていきたいと思います。
こちらはとてもシンプルですが「重要なメール」です。
受信したことがないかたも多いかと思います。
意味としては、普段使っているスマホ以外のものから「Googleアカウントへのログイン」があったことを知らせるメールです。
「デバイス」というのは日本語における「端末」という意味で、スマホやパソコンやプリンターなど、電子機器を総称して「デバイス」と呼びます。
普段スマホで利用している自分の「Google(グーグル)アカウント」にパソコンからログインした時などにこうしたメールを受信します。
8. セキュリティを強化しましょう
続いて、グーグルアカウントのセキュリティを強化しましょうというメールについてです。
「文面」はこちらです。
「Google(グーグル)アカウント」が第三者にアクセスされないようにより「セキュリティ」を強化しておきましょうという意味です。
「今現在危険な状態に晒されている」という意味ではありませんのでご安心ください。
ここで「ツールを開く」をタップしてみると、自身のグーグルアカウントの「セキュリティ診断」というページが開きます。
自分の「Googleアカウント」に、何かセキュリティ上で甘い箇所がある場合など、こちらにその内容が表示されます。
見てみると、この「Googleアカウント」を使っているスマホに「パスコードロックがかかっていない」と表示されています。
「第三者が簡単に操作できてしまうので危ないですよ」という意味ですね。
このような点まで指摘してくれるのは驚きです。
さらに「下にすワイプ」してみます。
すると「本人確認方法の追加」という項目があります。
ここに「電話番号」や「このグーグルアカウント以外のメールアドレスを登録」しておくと、万が一パスワードを忘れた際などに「パスワード以外の本人確認方法」として「電話番号」や「そのメールアドレス」を使うことができます。
9. Google(グーグル)プレイプロテクトについて
続いて、「Google Play(グーグルプレイ)がどのように保護しているのかをご覧ください」というタイトルのメールについてです。
「Google Play(グーグルプレイ)」とは「Android(アンドロイド)のアプリストア」(略してプレイストアと呼ばれます)のことです。
よって「iPhone(アイフォン)」の方には送付されていません。
こちらも心配性の方は、「何か攻撃を受けているのではないか」と思ってしまうようなメールですが、安全に保護されていることを伝えるメールですので、何か対応を求める内容ではありません。
もっとみるをタップすると、「Google Playプロテクト」というグーグルプレイにあらかじめ備わっている「怪しいアプリをスキャンする機能」の画面に移動します。
安全が守られているのが確認できれば完了です。
基本的に何か対応する必要はありません。
最後に、2021年6月1日までに、「Gmail(ジーメール)」「Google Chat(グーグルチャット)」「Google Meet(グーグルミート)」の情報をどのように使用及び他サービスと連携するかをお選びくださいというメールについてです。
このメールと同様の内容が、「Gmail(ジーメール)」アプリを起動したときに大きく表示されるようになっており、そちらを見かけた方の方が多いかもしれません。
その表示がこちらです。
「Gmail(ジーメール)」アプリを起動すると画面全体に表示され、内容を決定するまで他の画面に進むことができないようになっており、戸惑った方も多いのではないでしょうか。
10. Googleサービスの連携について
このお知らせは、まず「Google(グーグル)」が提供している「スマート機能」というものを引き続き「オン」にしたままにするか、「オフ」にするか選んでくださいというものです。
「スマート機能」とは、「Gmail(ジーメール)」などをより快適に利用するために、利用者の使い方に合わせてアプリが動作するようになる、という利用者補助的な機能です。
目立つところでは、「メールの自動振り分け機能」や「メールの内容からカレンダーアプリに自動的に予定を書き込んでくれる機能」などが「スマート機能」と呼ばれるものにあたります。
「オフ」にしたときに、このメールの振り分けがなくなってしまいますので、それが気になる場合は「スマート機能をオンにする」と進みましょう。
次の選択肢は他のグーグルサービスを「パーソナライズ」するか、と聞いてきています。
またまた聴き慣れない言葉が出てきました。
「パーソナライズ」とは、利用者個人にとって便利なようにその人向けに機能を強化することで
これは、「他のグーグルサービス」をよりあなたにとって便利なものにするために、「Gmail(ジーメール)などの内容を使ってもいいですか?」と聞いてきています。
もちろん「Gmailのやりとりが他の人に見られてしまう」ということではありません。
たとえば、経験したことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、
「Gmail(ジーメール)」で予約のやりとりをしている飲食店などがある場合、それが「Google(グーグル)マップ」上に予約日時とともに表示されるといった機能のことを指します。
こちらも「する/しない」を選択して、右下の「完了」をタップすると質問は終了です。
このスマート機能やパーソナライズに関しては、個人の利用情報を少なからずGoogleが利用することになります。
この表示は、「プライバシーの観点」から、それが「嫌だ」と感じる方に向けてきちんと選択肢を用意しているという姿勢を見せるためのものでもあるかと思います。
「Google(グーグル)」の説明としては、これらの機能は人の手を介すことなくコンピュータによってのみ安全に分析されているとのことですが、こうした点が気になるという方はどちらも「オフ」にしておくのも選択肢の一つです。
もし間違えて「オン」にしてしまった、「オフ」にしてしまったという場合でも、
後から、「Gmail(ジーメール)」アプリで「設定」を変更できます。
左上の「三本線のアイコン」をタップすると、「メニュー」が左からせり出してきますので、その下の方にある「設定」をタップします。
次の画面では「メールアドレス部分」をタップします。
すると詳細な設定画面が表示されますので、その下の方に先ほどの「スマート機能やパーソナライズに関するスイッチ」がございます。
「スイッチを切ろう」とするとこうした注意が出ますが、「オフ」にする場合は気にせず右下の「機能をオフにする」をタップしましょう。
以上、「Google(グーグル)」からの意味深なメールについての解説をさせていただきました。
心当たりのあるメールはございましたでしょうか。
これから同じようなメールを受信する可能性がありますので、頭の片隅に入れておいていただければと思います。
今後、また小難しい内容のメールが届きましたら随時動画で紹介させていただきます。
「スマホのコンシェルジュ」では、引き続きこうした動画を配信してまいりますので、
少しでもタメになったと感じてくださいましたら、「チャンネル登録」のほどよろしくお願いいたします。
「スマホで「Gmail」を使いこなそう!~メールの作成・送信・確認方法を丁寧に解説!~」もご参照ください。
「今更聞けない!グーグルアカウントとは~Googleアカウントの確認・作成|メールアドレスの作成方法」もご参照ください。
<指導実績>
三越伊勢丹(社員向け)・JTB(大説明会)・東急不動産(グランクレール)・第一生命(お客様向け)・包括支援センター(お客様向け)・ロータリークラブ(お客様向け)・永楽倶楽部(会員様向け)等でセミナー・講義指導を実施。
累計30,000人以上を指導 。
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