今回はエントリーモデルでお馴染みの、この2機種を比較しながらなるべく難しい用語は使わずに解説していきます。
<動画内容>
1. AQUOS wish4 vs arrows We2
2. AQUOS wish4
3. arrows We2
4. 2機種の違い
5. まとめ
詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:10分41秒)
スマホの性能は最低限で十分!
そんなあなたにオススメしたい、AQUOS wishやarrows Weの最新作が今年もリリースされました。
どちらもドコモでの価格は22,000円となかなかにリーズナブルで、さらにここから割引が入れば、10,000円以下で購入することも可能です。
今回はエントリーモデルでお馴染みの、この2機種を比較しながらなるべく難しい用語は使わずに解説していきます。
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それでは早速やっていきましょう。
概要欄に目次も配置しておりますので、適宜チェックしたい箇所を選んでご視聴いただくことも可能です。
【目次】
1.AQUOS wish4 vs arrows We2
2.AQUOS wish4
3.arrows We2
4.2機種の違い
5.まとめ
1. AQUOS wish4 vs arrows We2
結論からお伝えすると、バッテリー持ちや画面サイズが気に入ればAQUOS wish 4、長く安心し使いたいという点ではarrows We 2に軍配が上がる気がします。
どちらも物理的に大きくなってしまったので、「仕事用のサブ機として持ち運びに便利なコンパクトスマホがほしい」というニーズには応えてくれなくなりました。
それでは各機種の特徴を簡単に見ていきましょう。
2. AQUOS wish4
最大の特徴にして今回の大きな試みは、今までの機種と比べて格段に大型化したことです。
画面のように、今までのAQUOS wishシリーズと比べると、差は歴然です。
これはiPhoneシリーズの中で最も大きい「Pro Maxシリーズ」と比べても、大きなサイズ感となっています。
当然、これにケースを装着するわけで、もはやポケットには収まりきらないサイズ感です。
もちろん、サイズアップの分だけ重量も増えています。ケースやフィルムを合わせれば200gを超える重量になるので、それなりに重く感じると思います。
画面の滑らかは90Hzにアップしていて、動画コンテンツだけでなく、SNSやニュースサイトなどあらゆる視聴体験を向上させてくれます。
しかし、その分バッテリー消費もあがりますので、この機能が不要だと感じたら、本体設定から「AQUOSトリック」を開いて、なめらかハイスピードの項目へと進み、適宜設定をオフにしていきましょう。
通常は機能のオンオフしかできませんが、AQUOSの場合は、アプリごとに画面の滑らかさを切り替えることもできます。
画面自体は液晶ディスプレイとなっているので、有機ELほど高精細ではありませんし、画面輝度もそこまで高くありません。
なので、日光の下で写真撮影してその場で確認とか、地図アプリを確認しながらルート案内とかは、あまり得意ではありません。
保存できるデータの容量は前作から変わらず64GBで、スマホ歴がある程度長くなってきた方にとっては少し物足りなさを感じるかもしれません。
長期サポートが目玉として挙げられており、OSのバージョンアップ2回、セキュリティサポート3年と、3年半程度での買い替えサイクルでも安心してお使い頂けます。
バッテリー性能やカメラ性能など、全体的なスペックは順当に進化しています。
その他にも、迷惑電話防止機能が搭載されていたり、生体認証も顔・指紋の両方に対応していて、セキュリティ面の機能も充実しています。
ここらへんは主な購入層を、強く意識して開発されていると見受けられます。
大きなサイズ感を受け入れられる場合には、メインスマホとしての運用も充分に果たしてくれます。
しかし、動画視聴用のサブとしては、昨今のミドルレンジ以上はディスプレイも大きく有機ELディスプレイにも対応しているので、わざわざダウングレードしてまで動画専用機として運用させるかは疑問が残ります。
現時点での取り扱いキャリアは、docomo、Rakuten Mobile、Y!mobileです。
3. arrows We2
arrowsシリーズの特筆すべき点としては、新生FCNTとして発売する一発目の機種であるところです。
FCNTは、「arrows」や「らくらくスマホ」シリーズを提供するメーカーですが、2023年5月に民事再生法の適用を申請し、同年9月に中国のパソコン大手レノボ・グループの傘下に入りました。
こちらも前作のモデルから少しサイズアップして6.1inchとなっており、wish 4とは違い、王道なサイズ感となっています。
ちなみに、Plusと名前の付いたシリーズは中価格のスマホになっていて、今回紹介する機種とは別のスマホです。
保存できるデータの容量は前作から変わらず64GBで、スマホ歴がある程度長くなってきた方にとっては少し物足りなさを感じるかもしれません。
ちなみにSIMフリー版は、倍の容量の128GBも展開されていますが、当然価格も上がります。
長期サポートも目玉の1つで、OSのサポートが最大2回、セキュリティサポートが最大4年となっています。
バッテリーも4年間の使用に耐えうる設計が施されていて、セキュリティサポートも含めた上で4年~5年での機種変更を意識した設計となっています。
カメラ性能やバッテリー性能など、全体的なスペックは順当に進化しています。
セキュリティ面では、迷惑電話対策機能が搭載されていたり、生体認証も顔と指紋の両方に対応しているなど、基本的な機能がバッチリと備わっています。
本機種で復活した「Exlider(エクスライダー)」ですが、ガジェット好きの心はくすぐるものの、arrows Weをメイン機種として利用する層にどれくらい受け入れられるかは少々疑問が残ります。
全体的には、メインスマホとしてもサブスマホとしても活躍してくれる誰にでも使いやすそうな印象を受けます。
さらにサポート期間も長く保証されているので、22,000円で買えるスマホとしてはハイレベルにまとめられていると感じます。
現時点で発表されている取り扱いキャリアは、docomo、au、UQモバイルです。
4. 2機種の違い
似たような2機種ではありますが、最大の違いは搭載されているチップ(SoC)です。
AQUOS wish4に搭載されているのは、前作から変わらずでDimensity 700。
低価格スマホでは割と定番のチップです。
ここに大幅なバッテリー容量の増加が施されているので、バッテリー持ちという観点ではかなりの恩恵があるのではないでしょうか。
一方、arrows We2に搭載されているのはDimensity 7025で、中価格帯のスマホに搭載されているチップと同等に近い性能を持っています。
しかし、操作中に実感する動作の軽快さはディスプレイの性能にもよるので、一概に中価格帯の動作感と一緒であると断言することはできません。
どちらもストレージ容量の一部を仮想のメモリとして使うことで、全体的なパフォーマンスを向上・安定させることができます。
そういった意味でも、ある程度のストレージ管理能力は求められるかもしれません。
5. まとめ
チップの性能と全体的なスペックをしっかりと上げてアップデートサポートの保証期間もハイレベルにまとまった「arrows We2」と、実際の操作中に実感できる部分(リフレッシュレート、仮想メモリ、電池持ち)で強化を行い、大画面とバッテリー性能を重視した「AQUOS wish4」。
強いこだわりがなければ「arrows We2」、大画面とバッテリー性能を重視するなら「AQUOS wish4」がオススメできるのではないでしょうか。
どちらも、スマホの使用範囲がそこまで大きくない方にとっては、必要十分の性能に仕上がっていると思います。
バッテリー持ちや画面サイズが気に入ればAQUOS wish4、受けの広さではarrows We2に軍配が上がる気がします。
今回の動画はこちらで以上です。
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それでは、また次の動画でもよろしくお願いいたします。
「【Pixel9/9Pro/XL/Fold】Google製Androidが今年も登場!なんと一挙に4機種も!」もご参照ください。
「【SIMカード】機種変更/乗換時の取り扱い方やeSIMについて」もご参照ください。
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