【データ通信量比較】各アプリのデータ消費はどれくらい?月々の使用目安を知っておこう

今回はよく使われるアプリのデータ通信量について調べてみましたので共有させていただきます。

ご自身の契約プランにおいて、月々の使用感の目安として参考にしていただければと思います。

<動画内容>
1. 概要、データ通信とは
2. ブラウジング(Google Chrome)
3. 動画視聴(YouTube)
4. 動画視聴(TVer)
5. 地図アプリ(Googleマップ)
6. オフラインマップ時
7. ラジオを再生する(radiko)
8. 音楽再生(Spotify)
9. 写真を閲覧する(Googleフォト)
10. SNS(インスタグラム)
11. SNS(TikTok)
12. ビデオ通話/ビデオ会議(Googleミート)

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:16分15秒)


いつもご視聴ありがとうございます。

スマホのコンシェルジュです。

今回はよく使われるアプリのデータ通信量について調べてみましたので共有させていただきます。

ご自身の契約プランにおいて、月々の使用感の目安として参考にしていただければと思います。

主要アプリのデータ通信量

スマホのコンシェルジュでは、豊富な指導実績をもとに、スマートフォンの使い方に関する動画を制作・配信しております。

300本以上の動画教材を無料開放しておりますので、ぜひお役立てください。

それでは今回もよろしくお願いします。

主要アプリのデータ通信量:スマホのコンシェルジュとは

【目次】
1.概要、データ通信とは
2.ブラウジング(Google Chrome)
3.動画視聴(YouTube)
4.動画視聴(TVer)
5.地図アプリ(Googleマップ)
6.オフラインマップ時
7.ラジオを再生する(radiko)
8.音楽再生(Spotify)
9.写真を閲覧する(Googleフォト)
10.SNS(インスタグラム)
11.SNS(TikTok)
12.ビデオ通話/ビデオ会議(Googleミート)

1. 概要、データ通信とは

皆様ご存知の通りスマートフォンでメッセージを送りあったり、動画を視聴したり、アプリがアップデートしたりと、スマホがなんらかインターネットを通じて情報をやり取りするときに「データ通信」が発生します。

データ通信の量はバイトという単位で表され、重さの単位のようにそれぞれ約1000単位ごとにキロバイトからメガバイト、メガバイトからギガバイトというように呼び名が繰り上がります。

主要アプリのデータ通信量:概要、データ通信とは

スマートフォンの料金プランは基本的にこのデータ通信が月々どれぐらいできるかによってプラン料金が変わる、という仕組みをとっており、少ないものでは月々1〜3GBまでや、多いものでは20GBもしくは無制限といったプランが用意されています。

規定のデータ量を超えると、通信制限が課せられデータ通信のスピードが極端に落とされてしまいます。

速度制限後にどれぐらいのスピードまで落とされてしまうのかは料金プランによって差があり、プランによってはまともにウェブページを開けないと言うところまで落とされてしまう場合があります。

このドコモのirumoの例では超過後300kbps、

主要アプリのデータ通信量:概要、データ通信とは
主要アプリのデータ通信量:概要、データ通信とは

ワイモバイルの例では300kbpsに速度制限後さらにガンガン使った場合は、128kbpsにまで落とします、と記載があります。

この速度になると通常のWebページも開くのにかなりの時間を要するようになります。

ストレスなくインターネットを利用するのはほぼ不可能となります。

それぞれなアプリの使用データ量の目安を知っておき、ご自身の料金プランでは何をどれくらい使えるのかという使用感をあらかじめ掴んでおくことが大切です。

主要アプリのデータ通信量:概要、データ通信とは

尚、料金プランのデータ通信に消費量としてカウントされるのはモバイルデータ通信を用いた時です。

Wi-Fi経由でのインターネット接続においてはカウントされません。

大きなデータ通信を行う際はWi-Fi接続が推奨されるのはこのためです。

主要アプリのデータ通信量:概要、データ通信とは

今回の計測はAndroid機を使って、設定アプリ内にある使用データ量の項目とデータ計測アプリを用いて行いました。

他の機種やiPhoneでも大きく変化はないと思われますが、操作や表示するものによってもデータ量は前後しますので、あくまで目安としてお考えください。

主要アプリのデータ通信量:概要、データ通信とは

2. ブラウジング(Google Chrome)

まずは基本となるウェブ検索時、いわゆるブラウジングのデータ量を計測してみました。

使用アプリはGoogleChromeで、

主要アプリのデータ通信量:ブラウジング(Google Chrome)

適当にYahoo! JAPANのトップニュースなどを5分間閲覧しました。

結果、使用データ量は33MBとなりました。

単純計算していくと10分で66MB、1時間では約400MBとなります。

つまり2時間半ほどの使用で1GBに到達しそうです。

主要アプリのデータ通信量:ブラウジング(Google Chrome)

一般にテキストデータは非常に軽いのでいくら通信してもせいぜい数メガバイトとなりますが、画像や動画となると一気に通信量が大きくなります。

解像度の高い画像がふんだんに使われているようなサイトを閲覧する場合はデータ通信がうんと増えてきます。

主要アプリのデータ通信量:ブラウジング(Google Chrome)
主要アプリのデータ通信量:ブラウジング(Google Chrome)

3. 動画視聴(YouTube)

続いて日頃から通信の量を気にしている方も多いと思われるYouTubeです。

主要アプリのデータ通信量:動画視聴(YouTube)

動画は仕組みとしては1秒間に何十枚もの静止画を連続で表示することで表現されています。

つまり短時間で大量の画像を閲覧していることになります。

またこれに音声もついてきます。

なので単純に考えるとテキストや静止画がメインのウェブ検索などよりははるかに多くの通信が発生しそうに感じられます。

主要アプリのデータ通信量:動画視聴(YouTube)

YouTubeでスマホのコンシェルジュの動画を再生してみたところ、10分の動画で通信は30 MBと意外と少ない結果となりました。これだけで見ればWebブラウジングよりも少なかったことになります。

画質設定は自動で480 pの設定となっていました。

ただし何回か検証したところ、動画の内容にもよってもかなり違いが出ることがわかりました。

例えば世界の絶景を映しているような、精細な映像を楽しむための動画だと、弊社の動画よりもデータ通信が倍近く多くなりました。

弊社の動画は実写部分が少ないというのもあり、おそらく平均的な動画よりは控えめなデータ量になっているかと思います。

高精細な動画では画質を下げて検証もしてみましたが、半分の240pにするとデータ量は46MBと3/4程度に減少しました。

ただ240にするとスマホの小さな画面ですら多少映像がぼんやりして劣化していることがわかります。品質の低下に対してデータ量はそんなに変わらないという印象です。

主要アプリのデータ通信量:動画視聴(YouTube)

4. 動画視聴(TVer)

続いて、同じく動画視聴系としてTVerも検証してみます。

最近は常にアプリのインストールランキングの上位の常連となっており、視聴回数の多いドラマでは400万回以上再生されるなど、地上波もスマホで視聴する、といういうスタイルが着々と根付いている感があります。

主要アプリのデータ通信量:動画視聴(TVer)

TVerで1時間のドラマを再生してみたところ、611MBとかなり大きな通信量となりました。

単純計算ではYouTubeより大きいことになります。

こちらもYouTube同様画質を調節できますが、低画質にするとかなり映像の荒さが気になります。

主要アプリのデータ通信量:動画視聴(TVer)

5. 地図アプリ(Googleマップ)

続いて、地図アプリの定番Googleマップは使い方により結果が激しく上下しました。

主要アプリのデータ通信量:地図アプリ(Googleマップ)

例えば起動して適当な目的地までの経路検索を往復分行う程度の操作だと10MBとなりました。

マップを起動したタイミングで地図が一気に読み込みまれている印象ですが、それ以降はそこまで通信は必要ないのか、このあと同様の操作を繰り返しても増加分は緩やかでした。

主要アプリのデータ通信量:地図アプリ(Googleマップ)

6. オフラインマップ時

またよく利用するエリアの地図をかじめ端末にダウンロードしておくオフラインマップ機能を使った後だと、起動時の読み込みによる通信の発生も抑えられるせいか同様の操作を行って4 MBとかなり小さな消費となりました。

これであれば等に使いすぎを気にする必要はなさそうです。

主要アプリのデータ通信量:オフラインマップ時
主要アプリのデータ通信量:オフラインマップ時

オフラインマップの設定方法はこちらに掲載しておきますので、必要に応じてご確認ください。

プロフィールアイコンからオフラインマップと進みダウンロードするだけで適用されるようになります。

主要アプリのデータ通信量:オフラインマップ時

単純な経路検索だけならデータ量は軽い部類に入りますが、その場所の実際の写真を閲覧できる「ストリートビュー」や「イマーシブビュー」という3d表示の機能を使うとデータ消費が膨らみます。

主要アプリのデータ通信量:オフラインマップ時

特にイマーシブビューは5分程度触っただけで382MBと、YouTubeをはるかにしのぐ数値となりました.。

これは今回の検証中でも最高クラスの通信量です。ストリートビューもイマーシブビューもオフラインマップをダウンロードした状態で使用してもデータ量に変化はありませんでした。

対応範囲も広がってきて眺めていて楽しい機能ではありますが利用の際はWi-Fi環境は必須とお考えください。

主要アプリのデータ通信量:オフラインマップ時

7. ラジオを再生する(radiko)

ラジオ再生のradikoも計測してみました。

主要アプリのデータ通信量:ラジオを再生する(radiko)

1時間番組を再生したところ28MBと、YouTubeやTVerといった動画メディアとは大きく異なる結果となりました。

単純計算で1GB使うのには35時間程度要することになりますので、そこまで使い過ぎを心配する必要はなさそうに思いますが、アプリを閉じても再生を続けてくれる「バックグラウンド再生」にも対応していて、動画のように腰を据えてしっかり見つめるというよりはbgm代わりにつけっぱなしにするという使い方も多いかと思いますので、聞きながら寝落ちしてしまったりどうしても使用時間が長くなりがちなアプリです。

主要アプリのデータ通信量:ラジオを再生する(radiko)

心配な方は、オフタイマーを設定しておきましょう。

設定した時間経過すると自動的に再生が停止します。

設定方法をこちらに置いておきますので、適宜一時停止などしてご確認いただければと思います。

主要アプリのデータ通信量:ラジオを再生する(radiko)

8. 音楽再生(Spotify)

音楽ストリーミングサービスのSpotifyも試してみます。

主要アプリのデータ通信量:音楽再生(Spotify)

5分の曲を一つ再生してみたところ、18MBとなりました。やはり楽曲の再生専用となると音質も重要となるためか、2曲再生するだけでラジコの1時間分のデータ通信を上回ることになります。

こうした音楽ストリーミングアプリのサブスクに加入する場合はWi-Fiは必須と考えたほうがよさそうです。

主要アプリのデータ通信量:音楽再生(Spotify)

9. 写真を閲覧する(Googleフォト)

続いて、日常使いのアプリで油断しがちなのが「Googleフォト」です。

主要アプリのデータ通信量:写真を閲覧する(Googleフォト)

5分間適当に写真を眺めただけでなんと65MBという通信が発生してしまいました。

ただのアルバムアプリで写真を眺めているだけなのになぜ通信がかかるのかと不思議に思いますが、おそらくこれはバックアップデータを眺めていることにより発生する通信と思われます。

主要アプリのデータ通信量:写真を閲覧する(Googleフォト)

Googleフォトはバックアップをオンにしているとスマホ側で取得した写真を自動的にインターネット上にもバックアップとしてコピーを保存するようになります。

このあと、本体側の写真を削除することでスマホ本体のストレージを開けられる、というのがGoogle フォトの最も大きなメリットの1つとなりますが、こうすることによってこれ以降、Googleフォトでこの写真を眺める場合はネットワーク上のバックアップデータを閲覧することになります。

つまりインターネットで大量の画像データを眺めているのと同じなので、例えばInstagramを使っているのと近い状況と言えるかもしれません。

主要アプリのデータ通信量:写真を閲覧する(Googleフォト)

よく写真を見返す方はデバイスからむやみやたらに削除しない方がデータ通信自体は抑えられる可能性がありますので、スマホの本体ストレージとよく相談しながら決めた方が良さそうです。

主要アプリのデータ通信量:写真を閲覧する(Googleフォト)

10. SNS(インスタグラム)

写真の閲覧ということでInstagramでも計測してみました。

主要アプリのデータ通信量:SNS(インスタグラム)

こちらはフィード画面を始め適当に5分間ほど投稿を眺めていたところ、通信料は108 MBと計測されました。

いかにも情報量の多そうな綺麗な画像が多いだけあって単純なネット検索よりは3倍近く大きな数字となりました。

またリールと呼ばれるInstagram内での動画投稿を中心に眺めるとやはり通信はさらに増加し5分間で158 MBと計測されました。

このペースで使い続けると約30分ほどの利用で1 GBに到達する計算になりますので、なるべくWi-Fi環境での使用を意識した方が良さそうです。

こうしたSNSは信号待ちなど少しでも時間ができるとぱっとスマホを出して開いてしまうというのが癖となっている方も多いかと思います。

その際に情報の再読み込みが行われる場合がありますので実際の使用時間に比べてデータ量がどんどん大きくなっていくと言うことも考えられます。

主要アプリのデータ通信量:SNS(インスタグラム)

11. SNS(TikTok)

続いてショート動画共有サービスのTikTokです。

こちらも大量の動画を見ると言うサービスですのでかなり大きな通信量が発生すると予想されますが、

主要アプリのデータ通信量:SNS(TikTok)

Instagramのリール動画を眺めたときよりは少ない111MBと計測されました。

主要アプリのデータ通信量:SNS(TikTok)

こちらもデータセーブ機能があり、モバイルデータ通信使用時のデータ消費量を抑えるスイッチが用意されています。

これにより画質が低下したり読み込みに時間がかかるようになると記載されています。

つまり次の動画を先行して読み込むのをやめるといった制限をかけることでデータ通信量を節約するようですので、やはり通常モードの時は快適に動作するよう起動のたびに多くの動画を先回りして読み込んでいると思われます。

Wi-Fi環境にいる場合は自動的に制限が解除される仕組みになっているようです。

主要アプリのデータ通信量:SNS(TikTok)

12. ビデオ通話/ビデオ会議(Googleミート)

LINEなどビデオ通話、ビデオ会議系も計測してみます。

今回試したのはGoogleミートです。

主要アプリのデータ通信量:ビデオ通話/ビデオ会議(Googleミート)

30分間、一対一のビデオ通話をつなぎっぱなしにしてデータ量計測してみたところ、通信量は551 MBとなりました。

YouTubeを一方的に視聴するのと異なりこちら側の動画も送信している状態と言うこともあってかかなり通信が膨らむ傾向がありました。

ズームやLINEなど他の同様のアプリでも近い数値となるかと思われます。

1時間で1GB超えてきますのでモバイルデータ通信でのビデオ通話ビデオ会議は要注意です。またバッテリーの消費が激しい点も気をつけなければなりません。

昨今スマホの進化は頭打ちと言われますが、こうしたビデオ通話時の画質や発熱などの品質面はまだまだ改善の余地があるように思います。

いかがでしたでしょうか、今回はメジャーアプリのデータ通信量を計測してみました。

ご自身の契約プランでの使用感やプランを変更する際の目安としていただけましたら嬉しく思います。

主要アプリのデータ通信量:ビデオ通話/ビデオ会議(Googleミート)

当動画は以上となります。

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それでは、次の動画でもよろしくお願いいたします。


「【Googleフォト】基本操作やバックアップ時の注意、最新機能をしっかり解説」もご参照ください。


「【Googleマップ】基本操作から最新機能までしっかり解説」もご参照ください。


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