今回は「SIMカードにも寿命があり、必要に応じて再発行が必要な点と機種変更をキャリアショップで行う際の注意点」について説明して参ります。
ご存じの方も多いかと思いますが、スマホには、スマホと通信会社をつなぐ「SIMカード」が差し込まれています。
最近では、「eSIM」という「SIMカード」を差し込まなくても「通信」を行うことができる「ICチップ内蔵型のスマホ」も増えてきています。
「SIMカード」の寿命と「eSIM」との違い、機種変更時の注意点について詳しく確認してきましょう。
<動画内容>
「SIMカード」には寿命がある!
1.「SIMカード」には寿命がある!
「SIMカード」の「交換(再発行)」を示唆するサインとは!
1.「SIMカード」の「交換(再発行)を示唆するサイン」は主に4つある!
「SIMカード」の「再発行」をする前に絶対にやっておくべき2つの事!
1.「SIMカード」の「再発行」をする前に必ずやっておくべき2つの事!
「SIMカード」の「再発行手数料」はいくら!
1.「SIMカードの再発行」には「再発行手数料」がかかる!
「SIMカード」以外の選択肢!今後の主流となる「eSIM」とは
1.「SIMカード」も「eSIM」も「小さなコンピュータ」!基本構造は同じ!
2.「SIMカード」と「eSIM」の比較①:端末故障時は「eSIM」は面倒!
3.「SIMカード」と「eSIM」の比較②:「機種変更」時は「eSIM」の方が簡単!
4.「SIMカード」と「eSIM」の比較③:今後は「eSIM」の方が便利⁉
5.「SIMカード」と「eSIM」の比較④:「SIMカード」の方が安全性は高い!
機種変更時のキャリアショップの罠!「事務手数料」に要注意!
1.「キャリアショップ」では「SIMカード」の再発行しなくても「事務手数料」が発生!
2.「SIMカード」を入れ替えるだけの「機種変更の事務手数料」って何!
3.「機種変更」時の事務手数料
詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:12分47秒)
みなさんこんにちは、スマホのコンシェルジュです。
今回は「SIMカードにも寿命があり、必要に応じて再発行が必要な点と機種変更をキャリアショップで行う際の注意点」について説明して参ります。
ご存じの方も多いかと思いますが、スマホには、スマホと通信会社をつなぐ「SIMカード」が差し込まれています。
最近では、「eSIM」という「SIMカード」を差し込まなくても「通信」を行うことができる「ICチップ内蔵型のスマホ」も増えてきています。
「SIMカード」の寿命と「eSIM」との違い、機種変更時の注意点について詳しく確認してきましょう。

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【目次】
「SIMカード」には寿命がある!
1.「SIMカード」には寿命がある!
「SIMカード」の「交換(再発行)」を示唆するサインとは!
1.「SIMカード」の「交換(再発行)を示唆するサイン」は主に4つある!
「SIMカード」の「再発行」をする前に絶対にやっておくべき2つの事!
1.「SIMカード」の「再発行」をする前に必ずやっておくべき2つの事!
「SIMカード」の「再発行手数料」はいくら!
1.「SIMカードの再発行」には「再発行手数料」がかかる!
「SIMカード」以外の選択肢!今後の主流となる「eSIM」とは
1.「SIMカード」も「eSIM」も「小さなコンピュータ」!基本構造は同じ!
2.「SIMカード」と「eSIM」の比較①:端末故障時は「eSIM」は面倒!
3.「SIMカード」と「eSIM」の比較②:「機種変更」時は「eSIM」の方が簡単!
4.「SIMカード」と「eSIM」の比較③:今後は「eSIM」の方が便利⁉
5.「SIMカード」と「eSIM」の比較④:「SIMカード」の方が安全性は高い!
機種変更時のキャリアショップの罠!「事務手数料」に要注意!
1.「キャリアショップ」では「SIMカード」の再発行しなくても「事務手数料」が発生!
2.「SIMカード」を入れ替えるだけの「機種変更の事務手数料」って何!
3.「機種変更」時の事務手数料
「SIMカード」には寿命がある!
それでは、まず、初めに「SIMカード」には寿命がある点について一緒に確認していきましょう。

1.「SIMカード」には寿命がある!
「SIMカード」の寿命は10年前後と言われています。
「携帯回線」を変えないと、「SIMカード」を交換する機会もなくなってきているため、「SIMカード自体の寿命」についても考える必要が出てきています。
「SIMカード」と基本構造が同じであるクレジットカードの「ICチップ」については、「有効期限」が来ると「新しいクレジットカード(新しいICチップ)」に交換してもらえます。
「有効期限」は3年~7年で、自動的に切り替わるようになっています。
いずれにしても、「SIMカード」は自動的には切り替わらないため、「再発行のタイミング」を利用者側で考慮する必要があります。

「SIMカード」の「交換(再発行)」を示唆するサインとは!
それでは、「SIMカード」の「交換」 を示唆する「サイン」とはどのようなサインなのかを一緒に確認していきましょう。

1.「SIMカード」の「交換(再発行)を示唆するサイン」は主に4つある!
「SIMカード」の「交換を示唆するサイン」は主に4つあります。
まず、一つ目は、「電波」が不安定になる、「圏外」になることが多い場合です。
但し、「回線自体」が混雑している場合や「電波状況」があまりよくない場合もあり、判断が難しいと言えます。
二つ目は、「データ通信」や「通話」ができない場合です。
「Wi-Fi」への接続はできるのに、「モバイルデータ通信」に切り替えても接続ができない場合や「着信」はするのに「発信」ができないという場合がこちらに該当します。
但し、こちらも「回線状況」「電波状況」の影響があり、判断が難しいと言えます。
三つ目は、「通信速度」が極端に遅い場合です。
但し、こちらも「回線状況」「電波状況」の影響あり、判断が難しいと言えます。
四つ目は、「エラーメッセージ」が頻繁に表示される場合です。
「SIMカードが挿入されていません」と表示された場合には、接触不良も含め、SIMカードに問題が発生している場合があります。
いずれにしても、このような兆候が出てきた場合には、SIMカードの寿命が原因である可能性もありますので、「SIMカードの再発行」を検討してみるのも良いかもしれません。

「SIMカード」の「再発行」をする前に絶対にやっておくべき2つの事!
それでは、次に「SIMカード」の「再発行」をする前に、絶対にやっておくべき2つの事について一緒に確認していきましょう。

1.「SIMカード」の「再発行」をする前に必ずやっておくべき2つの事!
「スマホ」は、「SIMカード」も含め、たくさんの部品が複雑に絡み合って動いています。
そのため、不具合が発生した場合でも、どの部品に原因があるかを特定するのが難しいと言えます。
原因を特定せずに、不具合は解消する方法は、主に2つあります。
まず、一つ目は「端末の再起動」を行う事です。
スマホも含め、コンピューターの大半はメモリに処理しきれなかったプログラムが蓄積しやすい傾向があります。
端末を再起動することで、処理しきれなかったプログラムも含め、メモリ上にあるデータをすべて消すことができます。
二つ目は、「SIMカード」の表面を掃除する事です。
目に見えない埃がSIMカードに付着すると接触不良を引き起こす場合があります。
数年に1回は「SIMカード」の表面部分を「メガネ拭き」のような繊維の細かい布で拭くことで、不具合を事前に防ぐことができます。

「SIMカード」の「再発行手数料」はいくら!
それでは、次に「SIMカード」を「再発行」をする場合、手数料がいくらくらいかかるのかを一緒に確認していきましょう。

1.「SIMカードの再発行」には「再発行手数料」がかかる!
「SIMカード」の再発行手数料は、契約しているキャリアで異なりますが、4,000円程度の場合が大半になります。
再発行手数料を考慮すると、後ほど詳しく説明を致しますが、「eSIM」への変更という選択肢も考慮する必要があるかもしれません。

「SIMカード」以外の選択肢!今後の主流となる「eSIM」とは
それでは、次に「SIMカード」以外の選択肢である「eSIM」についても一緒に確認していきましょう。

1.「SIMカード」も「eSIM」も「小さなコンピュータ」!基本構造は同じ!
「SIMカード」には、契約者情報や契約した回線に接続するための情報などが記録されているため、スマホに差し込むだけで、原則利用する事ができます。
複雑な操作や用途がないため、軽視されがちですが、CPU、メモリ、ストレージ等が搭載されおり、小さなコンピュータになっています。
「eSIM」も基本構造は同じで、「SIMカード」との大きな違いは書き換えができる点です。
書き換えができるため、契約した携帯会社の情報をオンライン上からダウンロードして、保存するだけで、利用することができるようになります。

2.「SIMカード」と「eSIM」の比較①:端末故障時は「eSIM」は面倒!
「SIMカード」と「eSIM」を細かく比較していくと、いろいろな違いが見えてきます。
違いの一つ目は、端末故障時の対応になります。
端末が故障した場合、「SIMカード」の場合には、故障した端末から「SIMカード」を抜いて、新しい端末や代用機に差し替えるだけになります。
一方で、「eSIM」の場合には、「eSIM」の「再発行」が必要になります。
再発行時には、再発行手数料も発生しますので、注意が必要になります。

3.「SIMカード」と「eSIM」の比較②:「機種変更」時は「eSIM」の方が簡単!
違いの二つ目は、機種変更時の対応で、SIMカードは旧端末から新端末に「SIMカード」を差し替える必要があります。
一方で、「eSIM」の場合には、端末同士を近くに置いて、他のデータと一緒に「データ移行」をするだけで、「eSIM」の情報も同時に移行することができます。
「再発行」も不要なため、「SIMカード」よりも簡単と言えます。

4.「SIMカード」と「eSIM」の比較③:今後は「eSIM」の方が便利⁉
「SIMカード」と「eSIM」の違いについて細かく比較をしていくと、いろいろな違いがあります。
但し、端末故障時の対応以外に、決定的な差がないため、故障時の対応が簡単、且つ、追加費用なしで出来る「SIMカード」の方が便利と言えます。
将来的に、すべてのキャリアで「eSIM」の再発行手数料が0円になり、「eSIM」の切り替えも簡単、且つ、安全に行う事ができれば「eSIM」の方が便利と言えるかもしれません。

5.「SIMカード」と「eSIM」の比較④:「SIMカード」の方が安全性は高い!
先ほども少し触れましたは、セキュリティ面では「eSIM」より「SIMカード」の方が安全性が高いと言えます。
前提条件によっても変わりますが、スマホは1台のみ、携帯電話番号は1つだけを利用している場合、認証方法が限られてしまい、「不正ログイン」を完全に防ぐことは難しいと言えます。
「不正ログイン」を完全に防げない場合、不正な「eSIMの再発行」も防げなくなります。
一方で、「SIMカード」の場合、「再発行」に伴う「新しいSIMカードの送付先」が「登録住所」になりますので、「eSIMの再発行」よりは安全性が高いと言えます。

機種変更時のキャリアショップの罠!「事務手数料」に要注意!
それでは、最後に機種変更時のキャリアショップの罠!事務手数料に注意すべき点について一緒に確認していきましょう。

1.「キャリアショップ」では「SIMカード」の再発行しなくても「事務手数料」が発生!
キャリアショップで機種変更を行う場合、「SIMカード」の再発行が行われていなくても、「事務手数料」が発生します。
事務手数料は、一般的には4,000円程度になります。
一方で、Appleストア、Googleストア、オンラインショップ、家電量販店でSIMフリー版を購入し、機種変更をした場合、「事務手数料」は一切発生しません。

2.「SIMカード」を入れ替えるだけの「機種変更の事務手数料」って何!
不思議な点は、自分が契約をしているキャリアショップで、機種変更を行うと事務手数料が4,000円発生してしまう点です。
一方で、自分が契約をしていないキャリアショップで、端末だけを購入し、「SIMカード」を自分で差し替えた場合には、事務手数料は0円になります。
事務手数料の名目は、回線チェックの費用と推察されますが、データ移行が中途半端な状態で端末を渡されるため、再度、自分で「初期化」や「追加のデータ移行」を行う必要があり、かえって面倒に感じてしまう経験をされた方も多いかと思います。
事務手数料が発生する上に、データ移行も面倒になるという事態に陥りますので、SIMカードの再発行が必要でない場合には、キャリアショップで機種変更しない事をお勧め致します。

3.「機種変更」時の事務手数料
ちなみに、店頭での「機種変更」に伴う「事務手数料」は3,850円~4,950円になっています。
端末価格が、SIMフリー版の端末と比べて「この事務手数料分」よりお得であれば問題ありませんが、そうでない場合はかなり負担が増しますので、十分にご注意ください。

以上で「SIMカードにも寿命があり、必要に応じて再発行が必要な点と機種変更をキャリアショップで行う際の注意点」についての説明を終了致します。
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ご静聴、ありがとうございました。
「【SIMカード】機種変更/乗換時の取り扱い方やeSIMについて」もご参照ください。
「【100億円以上の被害/数百万台の感染】2023年に話題となった「SIMスワップ」「マルウェア」の手法と対処方法」もご参照ください。
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