Androidの開発元でもあるGoogle自身が設計開発するスマホ、Googleピクセルシリーズの最新作、Google pixel7とその上位モデルとなる7proが登場しました。
<動画内容>
1. グーグルピクセルシリーズとは
2. 驚きの価格や特典
3. 外観・デザインについて
4. Pixel6Proの地味に気になるところ
5. テンサーのG2
6. カメラ性能
7. ディスプレイ性能
8. ストレージ
9. メモリ
10. バッテリー容量
11. その他のポイント
12. ついに顔認証
13. 指紋認証は大丈夫?
詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:13分15秒)
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Androidの開発元でもあるGoogle自身が設計開発するスマホ、Googleピクセルシリーズの最新作、Google pixel7とその上位モデルとなる7proが登場しました。
【目次】
1.グーグルピクセルシリーズとは
2.驚きの価格や特典
3.外観・デザインについて
4.Pixel6Proの地味に気になるところ
5.テンサーのG2
6.カメラ性能
7.ディスプレイ性能
8.ストレージ
9.メモリ
10.バッテリー容量
11.その他のポイント
12.ついに顔認証
13.指紋認証は大丈夫?
1. グーグルピクセルシリーズとは
GoogleピクセルシリーズはAndroid機の中でも過不足ない中くらいの性能、おとなしめなデザイン、抑えめな価格、というのがざっくりしたブランドイメージでしたが、pixel6以降がらっと路線が変わり、中のチップは独自開発、競合他社に負けないカメラ性能、好き嫌いの分かれそうな大胆なデザイン、かつポイントバックなどを含めてかなり攻めた価格設定など、Googleがハードウェアも本気で作ってしっかり台数も売る、という気合を感じる製品になっています。
最新のスマホがどんなものなのかという点も含め、このpixel7について一緒に確認しておきましょう。
また、私自身pixel6pro利用者なので、そうした点からも何かお伝えできる点があればと思います。
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2. 驚きの価格や特典
まずいきなりですが、今回かなり反響の大きかったのが、その価格設定です。
ここ最近の20万円近くになるようなハイエンドスマホとほぼ遜色ない性能を持たせつつ、proモデルでも12万4300円と、円安の影響も感じさせないマイルドな価格設定です。
先月発表されたiPhoneの価格が凄かったのもあり、これだけでもかなりインパクトがあります。
そしてここからが凄くて、特典として21000円、proは35000円分のグーグルストアで使えるポイント的なものが貰え、さらに対象スマホの下取りを使うと最大61.500円というとんでもない額のキャッシュバックが行われ、かつ事前に10%オフクーポンがメールで配布されていたりと、他のAndroidメーカーが怒らないのかな?と思ってしまうくらい発表時点から大盤振る舞いしています。
3. 外観・デザインについて
それでは本体についても色々とみていきましょう。
まずは外観です。
前述の通りGoogleピクセルは、いわゆる普通のスマホという感じのデザインだったのが、ピクセル6で劇的にデザインを変えてきました。
カメラが格納されているバーがどっしりと居座り、大きめに飛び出しているこのデザインはかなり賛否あったかと思います。大胆なデザインだけあって全く受け付けないと言う方も一定数いらっしゃった印象です。
pixel7もこの路線を踏襲していますが、カメラバー周りはメタリックな素材で、継ぎ目のないデザインになっています。
前作のデザインが嫌いじゃない、という方にとっては、単純に前より良くなったと感じる仕上がりではないでしょうか。
カラーは白と黒、7ではこれに黄色っぽい色合いのレモングラスというカラー、proではグレーとグリーンの中間のような、ヘーゼルというカラーがラインナップされています。
ディスプレイのサイズは7が6.3インチ、proが6.7インチでどちらも現行スマホの中では最大に近いサイズです。
前作は本体が大きすぎるという不満を抱く方が多かったですが、引き続き巨大です。
4. Pixel6Proの地味に気になるところ
地味な点ですが、6Proは表面がとてもツルツルしていて、ものすごく滑ります。
地面と並行なところに置かないとゆっくりと滑っていき、気がつくと床に落ちている、ソファーの隙間の深いところに潜り込んでいる、ということがしょっちゅう起こりますので、今回も表面加工が同じものだとするとケースは必須かと思います。
5. テンサーのG2
次に、内部のチップは前作の pixel6で初めて搭載されたGoogle自社製のチップ、tensorの第二世代、tensor G2(ジーツー)が搭載されます。
処理速度の向上よりもどちらかと言うと省エネ性能や画像処理の性能向上が謳われていますので、バッテリー持ちや写真撮影性能への貢献が大きそうです。
大半のゲームも第一世代テンサーの時点で問題ないようでしたので、今回も性能的に不足を感じることはまず考えられなそうです。
6. カメラ性能
カメラ性能を確認してみましょう。
メインカメラは50メガピクセル、つまり約5000万画素です。またより広い画角で撮影したい時用の超広角カメラも装備しています。
この辺は前作の6から大きなアップデートは無さそうです。
ただ6の時点で十分すぎる性能でしたので、今回も普通にパッと撮影するだけでとても綺麗な写真を撮ることができます。
今回はさらにtensor G2の恩恵により、動画撮影時のボケの演出や、ブレた写真を綺麗に補正するといったことが可能になるようです。
ディスプレイのサイズ以外の点において、proモデルと通常モデルの一番大きな差は望遠カメラの搭載有無です。
この望遠カメラはなんと30倍までズームすることが出来ます。
6proで20倍ですが、これでも相当遠くのものがくっきりと見えてしまいます。
肉眼で見えないものもスマホのカメラを通すと見える、という不思議な体験が味わえます。
proにはより被写体に接近して撮影できるマクロフォーカスも用意されています。
使ってみると楽しい機能ではありますが、必須というほどではありませんので、これらに興味のない方はproを選ぶ必要はないかと思います。
7. ディスプレイ性能
ディスプレイについても、7と7proで若干の差がつけられています。
どちらもいわゆる有機ELディスプレイで、高いコントラストではっきりクッキリした画面表示が可能です。
proの方はLTPOというより省電力性の高いといわれるディスプレイとなっています。
とはいえ画面サイズ自体大きいので、proの方がバッテリーが持つとは限りません。
リフレッシュレートは、画面表示の動きの滑らかさを表す数値で、最近のハイスペックスマホは120や240といった数値となることが多いです。
前作同様proモデルの方が少し高くなっていますのでより指に吸い付くようなレスポンスとなります。
6proでは画面の両端にカーブがかかっているいわゆるエッジディスプレイと呼ばれる仕上げでした。
高級感が感じられてよい、という方やかえって見づらい、使いづらいと感じる方のいらっしゃる賛否分かれやすいポイントですが、今回7proではWebページには特にそうした記載がないのと、写真などを見る限りでは完全なフラットでないにせよエッジは目立たなくなっている可能性があります。
8. ストレージ
ストレージは128GBか256GBが用意されています。
proはWebサイトのスペック表にに512GBの表記がありますが、現時点で購入ページの選択肢に出てきません。
128GBと256GBの価格差は一万五千円ほどです。
トレンドに倣い、残念ながらSDカードスロットがありませんので、より広い内部ストレージを選択する理由は他のAndroid機よりも大きいといえます。
9. メモリ
メモリも見ておきましょう。
メモリはCPUが仕事をするための机の広さに例えられ、処理速度、動作の快適さに影響します。
7で8GB、7proで12GBが搭載されており、他の機種と比べても十分すぎるほどの広さです。
私が今この動画を制作しているパソコンは8GBですので、もはやパソコン並みかそれ以上に大きなメモリがスマホに当たり前に搭載されるようになりました。
選択できる要素ではありませんし、8と12で体感レベルで差があるとは思いませんので、特に意識する必要はないかもしれません。
とにかくハイスペックなスマホであることの目安程度にお考えください。
10. バッテリー容量
バッテリー容量は7が約4300、7proが約5000となっていて、こちらも各社のハイスペックモデルで謳われる数値と同等の容量となっています。
この2つで600mAh以上の差がありますが特に差をつけた表現はされておらず、どちらも24時間以上のバッテリーライフ、とされています。
また機能をガチガチに制限するスーパーバッテリーセーバーモードでは72時間持ちます!と謳っていますが、凄さがよくわかりません。
ただ私は6proを使っていて、この機種も24時間以上のバッテリーライフを謳っていましたが、そこまで良いとは感じなかったというのが正直なところですので、第二世代のtensorになったからといって過信は禁物かと思います。
11. その他のポイント
その他のポイントとしては、基本的に前作の6と変わりません。
>おサイフケータイはどちらも対応となっています。
>SDカードスロットはありませんので、ストレージ不足には注意しましょう。
>イヤホンジャックも最近のトレンドに倣って廃止となっています。
ワイヤレス充電対応となっていますので、マットなどの対応機器の上に載せると充電可能です。
12. ついに顔認証
そのほか大きなトピックとしてロック解除方法に顔認証が追加されました。
ただしiPhoneのFace IDほどの完成度ではないようで、あくまで画面ロック解除時の補助的なものにとどまるようです。
13. 指紋認証は大丈夫?
pixel6において最も評判の悪かったポイントが指紋認証の使用感の悪さでした。
個人的にも精度が低くしょっちゅう指紋が弾かれるのと、体感としてロック解除がワンテンポ遅いなぁと感じています。
画面に指を当てると強い光が発せられ、それにより指紋を識別する光学式指紋認証という方式が採用されていますが、暗いところでは直視するのが躊躇われるほど強く発光する点も個人的にちょっと苦手で、また逆に晴れた日の屋外など明るいところでは光が打ち消されてしまうのか、さらに成功率が下がる印象です。
また画面保護フィルムの種類によってさらに認証に難が出るというまさに散々な評判でした。
これはのちのアップデートの配信により少しずつ改善していき、廉価版後継機となるpixel6aではある程度気にならなくなったとの意見がみられますので、顔認証と合わせてどれだけストレスフリーになっているかという点が気になります。
以上、Google pixel7についてみてきました。
やはりiPhone含めここ最近のスマホと同じく、残念ながら前作からの進化を考えると目立ったところがない点や、pixel6の時は不具合の報告も多く安定しない印象でしたので、そちらも少し気になるところではあります。
ただグーグル製とあって、相応の期間アップデートが配信されるという安心感やバージョンアップや新機能がpixelにはいち早くリリースされるといった楽しみもあるかと思います。
価格面等考慮すると現在買い替え検討中の方にとっては超有力な候補であることには間違いなさそうです。
もし今後購入された方がいらっしゃいましたら、コメント欄にて感想や使用感等のご報告をいただけると大変ありがたく思います。
当動画は以上となります。
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それでは、次の動画でもよろしくお願いいたします。
「【AndroidとiPhone】iPhoneが嫉妬する?Androidでしかできないこと、Androidの方が得意なこと」もご参照ください。
「【Android13】Androidの新バージョンがついに配信開始!Android12からの変更点を解説!」もご参照ください。
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