10/31富士通を前身とするFCNTより突如あのらくらくスマートフォンの新型が、なんと同時に3種類も発表されました。
どんなものになっているのか、一緒にチェックしてみましょう。
<動画内容>
1. 発表されたラインナップ、発売時期
2. 価格
3. ディスプレイサイズに大きな違い
4. 外寸や重量
5. カメラ画質:F-53Eだけ超広角カメラ付き
6. チップ(CPU、Soc)
7. ストレージ
8. バッテリー
9. その他イヤホンジャックやおさいふケータイ
10. 良し悪しな「らくらく系独自機能」
11. なんとオペレーターによる電話サポートつき
詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:9分35秒)
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スマホのコンシェルジュです。
10/31富士通を前身とするFCNTより突如あのらくらくスマートフォンの新型が、なんと同時に3種類も発表されました。
どんなものになっているのか、一緒にチェックしてみましょう。
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それでは今回もよろしくお願いします。
【目次】
1.発表されたラインナップ、発売時期
2.価格
3.ディスプレイサイズに大きな違い
4.外寸や重量
5.カメラ画質:F-53Eだけ超広角カメラ付き
6.チップ(CPU、Soc)
7.ストレージ
8.バッテリー
9.その他イヤホンジャックやおさいふケータイ
10.良し悪しな「らくらく系独自機能」
11.なんとオペレーターによる電話サポートつき
1. 発表されたラインナップ、発売時期
今回発表されたのはらくらくスマートフォンF-53E/a/Liteの3機種です。
シリーズとしては2022年の2月に発売された先代機種が最後となっており、その後FCNTの経営破綻によりさすがに打ち止めと思っていた方も多いかと思います。
レノボ社によって復活したFCNTは、今年非常にコスパの高いアローズシリーズの新作をリリースしていたりと精力的に新機種を開発しています。
こちらのF-53Eがこれまでどおりドコモからのみでの取り扱い、しかしながらこちらのらくらくスマートフォンaはなんとワイモバイルでの取り扱いとなっており、ここへきてドコモ以外でもらくらくシリーズが販売されることとなりました。
さらにLiteはキャリアではなくIIJやアマゾンなどで販売するモデルとなっています。
AとLiteは初めからインストールされているアプリが一部異なるだけでものとしては同じスマホということのようです。
また不思議なことにドコモでは専用モデルがあるにも関わらずこのLiteも取り扱うようです。
しかも告知されている発売時期通りであればF-53Eよりも早くでてくるとみられます。
2. 価格
動画作成時点ではF-53Eは価格未定、ワイモバイルのaは、機種代金31,680円、さらに乗り換えでは9800円と格安での提供となっています。
今回発表された3機種、性能面ではドコモのF-53eが総じて高くミドルスペック機相当、aとLiteは低価格機相当と見えます。
3. ディスプレイサイズに大きな違い
大きく使い勝手に影響しそうなのはディスプレイサイズで、5.38インチ、6.1インチと結構違ってきます。
iPhoneなどでは小型モデルが6.1インチ、大型モデルが6.7インチといった構成で販売されることが多いですが、同じくらいのサイズ差、つまり明確に区別される差です。
4. 外寸や重量
1インチは約2.54センチ、画面サイズは対角線で測りますので、そのまま計算してみるとそれぞれ13.7cm。15.5cmと2cm近く異なり、外寸では縦が1cmほど異なってきます。ただ幅は2mmとあまり変わりませんので握った感覚は同じくらいかもしれません。
現状5インチ台のスマホは絶滅危惧種ですので5インチ前半というのはそれだけでとても貴重な存在となります。
ディスプレイの品質としてはF-53Eが有機EL、現代的なスペックです。一般に液晶よりも発色やバッテリー持ちにすぐれます。
どの機種も物理ホームボタンを備えています。
5. カメラ画質:F-53Eだけ超広角カメラ付き
全機種カメラ画質はアピールポイントとしています。
特にF-53Eは高品質なセンサーを搭載しているとのことで、かなりの画質が期待できそうです。
超広角カメラもこちらだけについています。マクロ撮影、いわゆる接写にも対応していて、被写体に数センチまで近づいて撮影可能です。
ただしスペックを見る限りインカメラよりさらに小さいセンサーですので画質は荒めかと思われます。
あくまでおまけ的な性能かと思ってください。
6. チップ(CPU、Soc)
チップはSnapdragon6Gen3というチップです。
2023年のAQUOS sense8や2024年のXperia10ⅵに搭載されているのがSnapdragon6Gen1というチップですので、その後継にあたる、より高性能化したチップです。
処理速度や反応に対しての不満はほとんど出ないと思って良さそうです。
AとLiteはそれよりも多少性能の低いチップとなっています。同じくFCNTが2024年6月にリリースしたarrows we2という低価格機にも搭載されているチップですので、レスポンスへの評判は可もなく不可もなく、といった感じです。
7. ストレージ
ストレージは128GB、64GBです。 流石に現代において64GBでは心許ないですが、SDカードには対応しています。
8. バッテリー
バッテリー容量は本体サイズに依存してかF-53Eだけ少し少ないですが、実際の駆動時間もこの通りとは限りません。
9. その他イヤホンジャックやおさいふケータイ
イヤホンジャックは全モデル備えています。前作では対応していたワンセグは非対応ですので、ティーバーを使いましょう。
その他、QR決済やおサイフケータイは通常のスマホと同様に使用できます。
バージョンアップ期間、サポート期間は特に言及がありませんので、他機種がアピールしているような3年以上の長期的なソフトウェアサポートは受けられない可能性があります。
10. 良し悪しな「らくらく系独自機能」
スペック面以外でのらくらくスマートフォンの特徴としては
まずホーム画面のデザインがいわゆるらくらくスマートフォン特有のものになっています。
これは通常のスマホに近いものを選択することも可能です。
従来のらくらくスマートフォンでは全体的なメニュー構成なども普通のAndroidとは異なっており、今回もそれを受け継いでいる可能性が高いです。
またこれはドコモのF-53Eだけですが、ディスプレイのタッチセンサーが通常のスマホと異なり、「らくらくタッチパネル」というしっかりと押し込まないと反応しない、圧力により動作するものとなっています。
誤タッチの防止に効果的な反面、通常スマホとかなり操作感覚が違ってきます。
迷惑電話の対策機能、通話音声の自動チューニング(f-53e)などらくらくならでは機能が搭載されており、
11. なんとオペレーターによる電話サポートつき
ドコモとワイモバイルではオペレーターとの電話によるサポートも提供するとのことです。
この電話サポートがどこまで親切丁寧に教えてくれるのか気になるところです。
皆様も身に覚えある方いらっしゃるかと思いますが、電話越しでスマホの操作について伝え合おうとすると、身内だとイライラしてケンカになってしまうといった話もしばしば聞かれます。
それだけスマホの使い方を遠隔でサポートするというのは難しいので、こうしたサービスに過度な期待は禁物かもしれません。
その他、面白い仕組みとして、本体背面に指を当てるだけで健康状態を把握できるセンサーが搭載されています。
以上、新しく発表されたらくらくスマートフォンについてチェックしてみました。
現在らくらくスマホを使っている方は、もしも今のスマホがダメになった時も乗り換え先の受け皿がきちんと用意されたということでひとまず安心したという方も多いのではないでしょうか。
だしこのらくらくシリーズ、独自要素が故に他のスマホと操作体系が異なり、わからないことがあったときに聞ける人がいないという大きなデメリットがあります。
こうした点において、スマホ初心者の方こそiPhoneなど利用人口の多いシリーズ、または身内の方などが使っているのと同じメーカーのものにしておくのが何より安心です。
よって今別のスマホを使っており、ここから新規でらくらくスマートフォンユーザーになる、というのは正直講師の視点から見てもお勧めしづらい選択です。
一応、普通のスマホでもホーム画面に必要最低限のアプリだけを配置するようにしたり、ショートカットやウィジェット機能を駆使して連絡先をホーム画面に配置するなどきちんと設定してあげることでかなり操作を簡素にすることも可能ですので、らくらくスマートフォンを検討中の方、もしくは身内への購入を考えている方はまずはそうした方法を試してみてください。
当動画は以上となります。
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「【AQUOS sense 9発表】ついに欠点克服&デザイン大刷新!ただしアレの廃止に注意」もご参照ください。
「【Pixel9/9Pro/XL/Fold】Google製Androidが今年も登場!なんと一挙に4機種も!」もご参照ください。
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