スマホの性能は最低限で十分!
そんなあなたにオススメしたい、AQUOS wishシリーズやGalaxy Aシリーズの最新作が今年もリリースされました。
今回はエントリーモデルでお馴染みの、この2機種を比較しながらなるべく難しい用語は使わずに解説していきます。
<動画内容>
1. 結論
2. AQUOS wish5の特徴
3. AQUOS wish4とwish5はどっちが良い?
4. Galaxy A25の特徴
5. SoCの性能について
6. その他の選択肢について
詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:13分53秒)
スマホの性能は最低限で十分!

そんなあなたにオススメしたい、AQUOS wishやGalaxy Aシリーズの最新作が今年もリリースされました。

ドコモでの価格はどちらも2万円台となかなかにリーズナブルで、さらにここから割引が入れば、10,000円以下で購入することも可能です。

今回はエントリーモデルでお馴染みの、この2機種を比較しながらなるべく難しい用語は使わずに解説していきます。
スマホの買い替えを検討されている方は是非チェックしてみてください。

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それでは早速やっていきましょう。
概要欄に目次も配置しておりますので、適宜チェックしたい箇所を選んでご視聴いただくことも可能です。

【目次】
1.結論
2.AQUOS wish5の特徴
3.AQUOS wish4とwish5はどっちが良い?
4.Galaxy A25の特徴
5.SoCの性能について
6.その他の選択肢について
1. 結論
結論からお伝えすると、今年のおすすめは圧倒的にAQUOS Wish5です。
というのもセキュリティのアップデート年数がエントリーモデルにしては珍しい4年という長いサポート期間を保証しつつ、本体ストレージ容量も他と比べて圧倒的な128GBとなっており、長くこの価格帯を利用しているユーザーにとっても安心して長く使える設計となっています。
またCPUに関しても、AQUOSに搭載されているものの方が性能面で若干勝っています。

どちらも昨今の動画ニーズに合わせて大画面の機種となっていて、「仕事用のサブ機として持ち運びに便利なコンパクトスマホがほしい」というニーズには応えてくれなくなりました。
サイズ感はAQUOSとGalaxyほぼ一緒ですが、重量はAQUOSの方が軽く、ケースを装着した時や持ち運びのしやすさなどを考慮するとやはりAQUOSの方が万人向けの仕様となっています。
それでは各機種の特徴を簡単に見ていきましょう。

2. AQUOS wish5の特徴
まずは、AQUOS wish5です。

カラー展開は全部で5色ですが、購入するキャリアによって取り扱いカラーが異なります。

今回の大きな試みとしては、長らくエントリースマホの基準になっていたストレージ容量が遂にアップデートされ、64GB→128GBに増えました。
ただし注意点があって、docomo版のAQUOS wishはストレージ容量が64GBです。
楽天モバイルとワイモバイルでは128GBを取り扱っていますが、docomo版よりも少し価格が高くなっています。

そしてもう一つ大きな特徴は、セキュリティのアップデート期間が前作の3年から4年にアップデートされました。
おそらく長く使用する方が多いのもこの価格帯の機種の特徴でもあるため、かなり嬉しいアップデートではないでしょうか。

画面の滑らかさは前作の90Hzから120Hzにアップグレードされていて、動画コンテンツだけでなく、SNSやニュースサイトなどあらゆる視聴体験を向上させてくれます。
もちろん、大きな画面サイズは操作性や視認性もバッチリです。

しかし、その分バッテリー消費もあがりますので、この機能が不要だと感じたら、本体設定から「AQUOSトリック」を開いて、なめらかハイスピードの項目へと進み、適宜設定をオフにしていきましょう。

通常は機能のオンオフしかできませんが、AQUOSの場合は、アプリごとに画面の滑らかさを切り替えることもできます。

画面自体は液晶ディスプレイなので、有機ELディスプレイほどキレイではありません。
画面輝度もそこまで高くないので、日光の下で写真撮影してその場で確認とか、地図アプリを確認しながらルート案内とかは、あまり得意ではありません。

保存できるデータの容量は先程もお話した通り、docomo版は前作と変わらず64GBで、楽天モバイルやワイモバイルで販売されているものは128GBです。
スマホ歴がある程度長くなってきてストレージ容量が足りない場合は、楽天モバイルやワイモバイル、または大型の家電量販店などで購入を検討してみてください。

ちなみに仮想メモリの機能ですが、無条件で有効にした方が良いという機能ではないため、スマホの用途が限定的という方はオフにしておきましょう。
こちらは、本体設定→システム→仮想メモリと進んでいけば、設定を変更することができます。

長期サポートが目玉として挙げられており、OSのバージョンアップは前作と変わらず2回、セキュリティのアップデート期間が1年間伸びて4年となりました。
AQUOSの長所でもあるバッテリー持ちや、この価格帯を購入される方の使用感を考えれば4,5年程度の長い買い替えサイクルでも安心してお使い頂けます。

バッテリー性能やカメラ性能は前作と一緒です。
よくある勘違いとして、カメラの画素数がiPhoneよりも高いことで、カメラ性能がかなり良いのではないかという錯覚を起こしますが、画素数は拡大した時に意味のある数値で、画素数=写真の画質がキレイとはなりません。
あくまでも、「昔よりはキレイに撮影できるようになった」というレベル感です。

その他にも、迷惑電話防止機能が搭載されていたり、生体認証も顔・指紋の両方に対応していて、セキュリティ面の機能も充実しています。
ここらへんは主な購入層を、強く意識して開発されています。

大きなサイズ感を受け入れられる場合には、メインスマホとして充分に機能してくれます。
しかし、動画視聴用のサブとしては、昨今のミドルレンジ以上はディスプレイも大きく有機ELディスプレイにも対応しているので、わざわざダウングレードしてまで動画専用機として運用させるかは疑問が残ります。

3. AQUOS wish4とwish5はどっちが良い?
ちなみに、AQUOS wish4が安く売られていた場合にどちらを購入すればいいかという問題ですが、基本的にはAQUOS wish5をオススメします。
というのも、2024年に発売したwish4はセキュリティアップデートのサポート期間が残り2年となっています。
その点、wish5は今年発売でさらにセキュリティアップデートのサポート期間が4年に伸びているので、少なくとも4年間は安心して利用することができます。

現時点での取り扱いキャリアはdocomo、楽天モバイル、Y!mobileです。
キャリアによって本体ストレージの容量が異なる点にはご注意ください。
機種だけを購入することも可能で、大型の家電量販店などでもSIMフリー版が販売されているので、ぜひ活用してみてください!

4. Galaxy A25の特徴
続いては、Galaxy A25です。

カラー展開は全部で3色で、基本的にどのキャリアで購入しても3色全て販売されています。

日本で発売された前のモデルA23と比べると、約1インチサイズUPして6.7インチとなり、AQUOS wish5より気持ち大きいサイズ感となっています。
サイズ感よりも気になるのは「重量」で、裸のままでも210gとなっておりケースなどを装着することを踏まえると、かなり重い部類に入ります。
A23からの引き継ぎで機種変更する場合は、このサイズ感がネックになる可能性があります。

画面の滑らかさは60Hzのままですが、画面サイズがUPしたことにより、あらゆる視聴体験を向上させてくれます。

保存できるデータの容量は前作と一緒の64GBで、スマホ歴がある程度長くなってきた方にとっては少し物足りなさを感じるかもしれません。

OSやセキュリティのサポート期間は共に、エントリークラスとしては一般的でOSが2回、セキュリティが3年です。
決して短くはありませんが、同じ価格帯のAQUOSやarrowsシリーズには差をつけられた感じです。

カメラ性能やバッテリー性能などは順当に進化しています。
この価格帯でバッテリー容量が物足りないと感じることはあまりなさそうです。

AQUOSよりかは低いですが、きちんと防水設計もされていて、生体認証も顔と指紋の両方に対応しているなど、基本的な機能はバッチリと備わっています。

総評としては、敢えてこの機種を選ぶメリットがあまり多くはありません。
OSやセキュリティのサポート期間も特段長くはないので、Galaxyユーザーで使い勝手を損ないたくないというユーザー以外にオススメする明確な理由はありません。
また前作から機種変更する場合も、物理的に大きく進化したので店頭でサイズ感や重量感を確認してから購入することをオススメします。

現時点での取り扱いキャリアは、docomo、au、Softbank、UQモバイル、Y!モバイルです。
販路が広く誰でもお買い求めしやすい価格というのが、最大のメリットではないでしょうか。

5. SoCの性能について
最後は2機種の違いについてです。
価格も性能も似たような2機種ではありますが、搭載されているチップ(SoC)はそれぞれで異なります。

価格も性能も似たような2機種ではありますが、搭載されているチップ(SoC)はそれぞれで異なります。

AQUOS wish5に搭載されているのはDimensity 6300、一方、Galaxy A25に搭載されているのはDimensity 6100+で、処理性能は上がっているものの微々たる差です。
ただし、前作に搭載されているチップからプロセスノードが1nm(ナノメートル)小さくなったことで、消費電力の削減によりバッテリー持ちや発熱の抑制が期待できます。
ライトな日常使いであれば大きな不足は無いかと思いますが、エントリーモデルらしく「最低限を満たす性能」といったところです。

6. その他の選択肢について
どっちも微妙…。他の選択肢をお考えの方には「arrows We2」も同じ価格帯の候補として挙げられます。
1年前のモデルではありますが、セキュリティアップデートのサポート期間が約3年残っているので、3,4年の買い替えサイクルでも安心して利用できます。
さらに今回の2機種よりもチップ性能は上で、SIMフリー版ではストレージ容量が128GBも用意されています。
画面のサイズは6.1インチの王道サイズで、6.7インチのスマホが大きすぎてどうしても手になじまないという場合にはこちらもオススメできます。
ただし、こちらの機種を販売するFCNTは民事再生法の適用で、中国のパソコン大手レノボ・グループの傘下になり、そこら辺にセンシティブな場合はあまりオススメできません。購入する際はその点に注意してください。

それではまとめです。
Galaxy A25は前作が2年前のモデルということもあり、バッテリー周りなどユーザーが気にするポイントが着実にアップグレードされています。ただし、セキュリティやOSのアップデートサポート期間やその他の進化は目立ったところがなく、物理的にかなり大きくなっただけという良い意味でも悪い意味でも平凡な印象です。
その点、AQUOS wish5はセキュリティのアップデート期間が4年に伸び、ストレージ容量もdocomo版以外は128GBに増量しています。
ただし、どちらもチップ性能は微々たる増加で、できることに大きな差が生じるといったことはありません。

如何でしたか?
一昔前に比べれば、低価格のスマホでも日常使いには十分な性能になってきて、さらにサポート期間も長く保証されるようになりました。
動画を参考にスマホを検討してみてください!
今回の動画はこちらで以上です。

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それでは、また次の動画でもよろしくお願いいたします。
「【2025年】5年間安全に使えるおすすめスマホはこれだ!」もご参照ください。
「【サクサク動く】重くなったスマホを軽くする5つの方法(Android & iPhone)」もご参照ください。
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