【頭金の問題等】知らずに買うな!騙されていけない「キャリアショップ」の4つの罠

今回は「知らずに買うな!騙されていけないキャリアショップの4つの罠」について説明して参ります。

以前から、同じキャリアのショップでスマホを買うのに、なぜ、スマホの値段が違うのか、キャンペーンや値引き額も違うのかと不思議に思った事を覚えています。

その理由としては、同じドコモショップでも、運営している会社が違うため、「頭金」「端末価格」「値引き」等の違いが発生しています。

今回は、後で騙されたという不快な思いを避けるためにも、キャリアショップで注意すべき4つの罠について一緒に確認していきましょう。

<動画内容>
<1>騙されていけない「キャリアショップの4つの罠」とは!
1.「キャリアショップ」の騙されていけない4つの罠(かなり悪質!)

①「頭金」は「端末代金」ではない!
1. ①「頭金」は端末代金の一部ではない!(悪意ある誤用)

「キャリアショップ」の「頭金の誤認表示」は2018年から問題になっている!
1.「キャリアショップ」の「頭金問題」は以前から問題視!但し、放置されている!
2.「総務省」は「注意喚起」だけ?「頭金の誤認表示」を黙認か!

「頭金の誤認表示」はなぜ放置されつづけ、是正されないのか?
1.「問題」が是正されない根本原因①:「癒着の構造」が出来上がっている!

「キャリアショップの問題」は「総務省の管轄」!「問題解決」は「総務省の使命」のはずが…?
1.「問題」が是正されない根本原因②:「総務省」が「役割」を放棄している!
2.「キャリアショップ」に関連する「問題」は過去にもたくさん発生!やったもん勝ち!

「総務省」が癒着して動かない!何も行動しない!日本でも「法整備(集団訴訟の仕組み)」が必要!
1.「総務省」が動かないなら、「集団訴訟制度の設立」が必要!

「良心的なキャリアやショップ」も中にはある!「頭金の誤認表示」がない!
1.「楽天モバイル」では「頭金」は無料!すなわち「頭金」は使われていない!

②「同じ機種」でも「店舗」で価格が異なる!
1.「同じドコモショップ」で「価格が異なる」「頭金が異なる」「在庫も異なる」!
2.「取扱店」なので「ドコモショップ」ではなく「○○会社 ドコモ取扱店」が正解!

③「キャンペーン」「値引き」も「店舗」で異なる!
1.「同じキャリアショップ」で「キャンペーン」「端末値引き」「頭金」も違う!

④「付属品」の「セット販売」等を求められるお店もある!
1.「付属品」等の「セット販売」で値引きが適用される等、別途条件がある!

「キャリアショップ」の「代金徴収方法」にも要注意!
1. 機種変更等の「事務手数料」は、回線費用に合算されて請求される!
2. まとめ:細心の注意をしないと「キャリアショップ」で騙されてしまう場合がある!

<2>キャリアショップ以外で端末を購入する選択肢
1.「キャリアショップ」以外で購入する:「キャリアショップ」と「4つの購入先」の違い
2.「キャリアショップ」以外で購入する:一番お得なのはどこ?

キャリアショップ以外で端末を購入する場合、少なくとも理解しておくべきポイントは4つある!
1. 少なくとも4つの事を事前に理解しておくことが重要!
2.「機種変更」を自分で行う場合:参考動画はこちら

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:22分40秒)


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今回は「知らずに買うな!騙されていけないキャリアショップの4つの罠」について説明して参ります。

以前から、同じキャリアのショップでスマホを買うのに、なぜ、スマホの値段が違うのか、キャンペーンや値引き額も違うのかと不思議に思った事を覚えています。

その理由としては、同じドコモショップでも、運営している会社が違うため、「頭金」「端末価格」「値引き」等の違いが発生しています。

今回は、後で騙されたという不快な思いを避けるためにも、キャリアショップで注意すべき4つの罠について一緒に確認していきましょう。

キャリアショップの4つの罠

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キャリアショップの4つの罠:スマホのコンシェルジュとは

【目次】
<1>騙されていけない「キャリアショップの4つの罠」とは!

1.「キャリアショップ」の騙されていけない4つの罠(かなり悪質!)

①「頭金」は「端末代金」ではない!
1.①「頭金」は端末代金の一部ではない!(悪意ある誤用)

「キャリアショップ」の「頭金の誤認表示」は2018年から問題になっている!
1.「キャリアショップ」の「頭金問題」は以前から問題視!但し、放置されている!
2.「総務省」は「注意喚起」だけ?「頭金の誤認表示」を黙認か!

「頭金の誤認表示」はなぜ放置されつづけ、是正されないのか?
1.「問題」が是正されない根本原因①:「癒着の構造」が出来上がっている!

「キャリアショップの問題」は「総務省の管轄」!「問題解決」は「総務省の使命」のはずが…?
1.「問題」が是正されない根本原因②:「総務省」が「役割」を放棄している!
2.「キャリアショップ」に関連する「問題」は過去にもたくさん発生!やったもん勝ち!

「総務省」が癒着して動かない!何も行動しない!日本でも「法整備(集団訴訟の仕組み)」が必要!
1.「総務省」が動かないなら、「集団訴訟制度の設立」が必要!

「良心的なキャリアやショップ」も中にはある!「頭金の誤認表示」がない!
1.「楽天モバイル」では「頭金」は無料!すなわち「頭金」は使われていない!

②「同じ機種」でも「店舗」で価格が異なる!
1.「同じドコモショップ」で「価格が異なる」「頭金が異なる」「在庫も異なる」!
2.「取扱店」なので「ドコモショップ」ではなく「○○会社 ドコモ取扱店」が正解!

③「キャンペーン」「値引き」も「店舗」で異なる!
1.「同じキャリアショップ」で「キャンペーン」「端末値引き」「頭金」も違う!

④「付属品」の「セット販売」等を求められるお店もある!
1.「付属品」等の「セット販売」で値引きが適用される等、別途条件がある!

「キャリアショップ」の「代金徴収方法」にも要注意!
1.機種変更等の「事務手数料」は、回線費用に合算されて請求される!
2.まとめ:細心の注意をしないと「キャリアショップ」で騙されてしまう場合がある!

<2>キャリアショップ以外で端末を購入する選択肢
1.「キャリアショップ」以外で購入する:「キャリアショップ」と「4つの購入先」の違い
2.「キャリアショップ」以外で購入する:一番お得なのはどこ?

キャリアショップ以外で端末を購入する場合、少なくとも理解しておくべきポイントは4つある!
1.少なくとも4つの事を事前に理解しておくことが重要!
2.「機種変更」を自分で行う場合:参考動画はこちら

<1>騙されていけない「キャリアショップの4つの罠」とは!

それでは、まず初めに、騙されていけないキャリアショップの4つの罠とは、具体的にどのような罠なのかを一緒に確認していきましょう。

キャリアショップの4つの罠:騙されていけない「キャリアショップの4つの罠」とは!

1.「キャリアショップ」の騙されていけない4つの罠(かなり悪質!)

まず、一つ目の罠ですが、最近のニュースでも取り上げられている「頭金」という名の「販売手数料」です。

キャリアショップには、端末購入時に上乗せされる「頭金」があります。

この「頭金」は名前の通りではなく、単純な「端末の販売手数料」を意味しています。

そのため、知らずに買うと思ったより「高い金額」を支払うことになりますので、十分にご注意ください。

二つ目の罠は、同じキャリアショップの看板を掲げていても、ショップ毎に「スマホの値段」が異なる点です。

その為、同じ携帯キャリアを利用していても、購入するキャリアショップによっては、他の人よりも高く端末を購入することになってしまう場合があります。

三つ目の罠は、同じキャリアショップでも、ショップによって「キャンペーン」や「値引きの金額」が異なる点です。

キャンペーンによっては、1か月後に解約が必要になる場合もあります。

四つ目の罠は、同じキャリアショップでも、ショップによっては「付属品等のセット販売」や「セット割引」がある点です。

条件を満たさないと「割引」が適用されない場合や余分なものを買わされる可能性もあります。

いずれにしても、一つ目と二つ目の罠は、利用者に間違った認識を起こさせる可能性があるため、かなり悪質であると言えます。

キャリアショップの4つの罠:「キャリアショップ」の騙されていけない4つの罠(かなり悪質!)

①「頭金」は「端末代金」ではない!

キャリアショップの4つの罠について、一つ一つ、もう少し詳しく確認していきましょう。

まずは、一つ目の罠である「頭金」が端末代金ではない点について一緒に確認していきましょう。

キャリアショップの4つの罠:①「頭金」は「端末代金」ではない!

1. ①「頭金」は端末代金の一部ではない!(悪意ある誤用)

通常、「頭金」は「住宅」や「自動車」などの購入代金の一部として支払う「現金部分」を指し、「購入代金」に充当されます。

その為、「頭金」の金額は、購入代金から減額されるのが一般的です。

「キャリアショップ」で使われている「頭金」は、各店舗が独自に設定する「販売手数料」や「事務手数料」等を意味し、頭金の金額が「端末代金」に上乗せされます。

加えて、「頭金」の金額が「同じキャリアショップ」でも「ショップ」毎に異なるため、お店で確認するまで「頭金の金額」がわからないようになっています。

いずれにしても、「頭金」を本来の意味として使用せず、別の意味として使用している点で、「誤認表示」と言えます。

本来であれば、「販売手数料」にして、しっかりと端末の販売価格に上乗せして明記をしていれば、利用者にもわかりやすく、間違った認識をする可能性がなくなります。

キャリアショップの4つの罠:①「頭金」は端末代金の一部ではない!(悪意ある誤用)

「キャリアショップ」の「頭金の誤認表示」は2018年から問題になっている!

「頭金の誤認表示」は、2018年から既に問題になっており、未だに放置されています。

その点についてもう少し詳しく確認していきましょう。

キャリアショップの4つの罠:「キャリアショップ」の「頭金の誤認表示」は2018年から問題になっている!

1.「キャリアショップ」の「頭金問題」は以前から問題視!但し、放置されている!

「キャリアショップ」による「頭金の誤認表示」は、2018年に「国民生活センター」のウェブサイトにもトラブルとして相談事例が掲載されています。

2020年にも「岡山市」のホームページで、「注意喚起」が行われています。

この「頭金の誤認表示」は、「景品表示法」における「有利誤認表示」に該当する可能性があり、消費者を欺く行為である可能性が高いと言えます。

また、「総務省」についても、監督下にある「携帯キャリア」が「詐欺」に近い行為を行っているのを何年も黙認し続けている点で、「犯罪幇助罪」とまでは言えませんが、道義的には同等の責任があると言えます。

先程もお伝えしましたが、「端末代金」に上乗して徴収する代金であれば、「頭金」という別の意味を持つ言葉を使うのではなく、「販売手数料」という言葉を利用するのが一般的と言えます。

キャリアショップの4つの罠:「キャリアショップ」の「頭金問題」は以前から問題視!但し、放置されている!

2.「総務省」は「注意喚起」だけ?「頭金の誤認表示」を黙認か!

「総務省」は、「キャリアショップによる頭金の誤認表示」を7年以上も黙認・放置しつづけています。

また、7年で2回しか「注意喚起」を行っていません。

「問題の深刻さ」を考慮すると、総務省の対応は異常と言えます。

キャリアショップの4つの罠:「総務省」は「注意喚起」だけ?「頭金の誤認表示」を黙認か!

「頭金の誤認表示」はなぜ放置されつづけ、是正されないのか?

それでは、「なぜ、頭金の誤認表示」は放置されつづけ、是正されないのかについても、もう少し詳しく確認していましょう。

キャリアショップの4つの罠:「頭金の誤認表示」はなぜ放置されつづけ、是正されないのか?

1.「問題」が是正されない根本原因①:「癒着の構造」が出来上がっている!

「頭金の誤認表示」が是正されない一番の理由は、総務省から各携帯キャリアへの天下りが行われている点と政治家への企業献金が行われている点が根本にあると考えられます。

本来であれば、「総務省」が「行政指導」を行い、「頭金」の利用をやめさせれば表記上の問題は解決します。

それが7年以上も放置されている理由は、少なからず「便宜」が図られ、「黙認」「先送り」が繰り返されていると考えられます。

キャリアショップの4つの罠:「問題」が是正されない根本原因①:「癒着の構造」が出来上がっている!

「キャリアショップの問題」は「総務省の管轄」!「問題解決」は「総務省の使命」のはずが…?

「キャリアショップの問題」は総務省の管轄で、「国民生活センター」などに寄せられた苦情を解決するのが「総務省の使命」です。

この「頭金の誤認表示」の問題そうですが、「キャリアショップの過去の問題」も含め、その原因を「消費者に責任転嫁」をしている時点で、総務省が役割を果たしていないと言えます。

キャリアショップの4つの罠:「キャリアショップの問題」は「総務省の管轄」!「問題解決」は「総務省の使命」のはずが…?

1.「問題」が是正されない根本原因②:「総務省」が「役割」を放棄している!

日本の場合、今回のような「頭金の誤認表示」が発生した場合、総務省が動かないと問題が解決しない構造になっています。

その理由としては、1人当たりの被害額が2万円以下と小さい場合、個人が訴訟を起こしても、訴訟費用の方が高くなってしまい、実質訴訟を起こすことが出来ない構造になっています。

そのような状況を避けるため、問題を報告する「国民生活センター」やそれを統括する「消費者庁」があり、連携して問題解決するのが「総務省」です。

「今回の頭金の誤認表示」も、2018年に「国民生活センター」にも報告があり、「誤認表示」であるため、注意を呼び掛けています。

それにも関わらず、「総務省」は「消費者に対して責任転嫁」をし、7年で2回のみの「注意喚起」だけを行って、問題を黙殺しています。

キャリアショップの4つの罠:「問題」が是正されない根本原因②:「総務省」が「役割」を放棄している!

2.「キャリアショップ」に関連する「問題」は過去にもたくさん発生!やったもん勝ち!

「キャリアショップ」に関連する「問題」は過去にもたくさん発生し、実際に被害を被った方も多いかと思います。

それにも関わらず、総務省は今回の「頭金の誤認表示」も黙殺しつづけています。

過去の問題についても、具体的な弁済などは一切行われず、消費者が泣き寝入りしたまま状態(やったもん勝ちの状態)になっています。

アメリカであれば、今回の「頭金の誤認表示」も含め、少なからず「集団訴訟」が行われ、いくつかの事案は「損害賠償の対象」になっていると推察できます。

キャリアショップの4つの罠:「キャリアショップ」に関連する「問題」は過去にもたくさん発生!やったもん勝ち!

「総務省」が癒着して動かない!何も行動しない!日本でも「法整備(集団訴訟の仕組み)」が必要!

それでは、「総務省」が「癒着」して動かない、何も行動しない場合、日本でも新たな法整備が必要であると言えます。

その点について、もう少し詳しく確認していきましょう。

キャリアショップの4つの罠:「総務省」が癒着して動かない!何も行動しない!日本でも「法整備(集団訴訟の仕組み)」が必要!

1.「総務省」が動かないなら、「集団訴訟制度の設立」が必要!

アメリカには「少額訴訟権付の集団訴訟制度」があります。

その為、少額の被害であっても、損害賠償を求めることができます。

実際にAppleやGoogle等も、訴えられ、数百億円規模の賠償金や和解金が発生しています。

「集団訴訟制度」の一番のメリットは、「金額の大小」に関係なく、訴訟が行える点で、小さな問題でも解決することが出来ます。

また、少額でも「訴訟」が起きてしまう可能性があるため、サービス提供者側でも「問題」が発生しないようにする抑止力にもなっています。

一人あたりの賠償金が少額な場合でも、「基金」等に寄付することで、同じような訴訟のサポートや社会貢献を行うことができるエコシステムも出来上がっています。

総務省がまともに機能しないのであれば、日本でもこの「集団訴訟制度」を導入することが望まれます。

キャリアショップの4つの罠:「総務省」が動かないなら、「集団訴訟制度の設立」が必要!

「良心的なキャリアやショップ」も中にはある!「頭金の誤認表示」がない!

「総務省の問題」や「集団訴訟制度の必要性」について一緒に確認してきましたが、「楽天モバイル」のような「一部の携帯キャリア」や「一部のキャリアショップ」では「頭金」がありません。

その点についても、もう少し詳しく確認していきましょう。

キャリアショップの4つの罠:「良心的なキャリアやショップ」も中にはある!「頭金の誤認表示」がない!

1.「楽天モバイル」では「頭金」は無料!すなわち「頭金」は使われていない!

まずは、楽天モバイルですが、頭金自体がありません。

また、「契約事務手数料」も無料です。

加えて、「料金体系」もシンプルで、非常に良心的なサービス提供を行っています。

後ほど詳しく説明を致しますが、「楽天モバイルのショップ」以外でも、「良心的なキャリアショップ」があります。

キャリアショップの4つの罠:「楽天モバイル」では「頭金」は無料!すなわち「頭金」は使われていない!

②「同じ機種」でも「店舗」で価格が異なる!

それでは、次に、キャリアショップの4つの罠の二つ目にあった「同じ機種」でも「店舗」で価格が異なる点についてもう少し詳しく確認していきましょう。

キャリアショップの4つの罠:②「同じ機種」でも「店舗」で価格が異なる!

1.「同じドコモショップ」で「価格が異なる」「頭金が異なる」「在庫も異なる」!

「ドコモショップ」は「ドコモショップ」という看板を大々的に掲げながら、実は様々な企業が裏で「ドコモショップ」を運営しています。

その為、「運営会社」で「端末の値段や在庫」も異なり、「頭金」「値引き」「キャンペーン」等も異なります。

キャリアショップの4つの罠:「同じドコモショップ」で「価格が異なる」「頭金が異なる」「在庫も異なる」!

2.「取扱店」なので「ドコモショップ」ではなく「○○会社 ドコモ取扱店」が正解!

「端末の値段」「端末の値引き」「頭金の金額」「キャンペーンやオプション」も異なるようであれば、本来は「ドコモショップ」という看板で統一するのではなく、あくまで「取扱店」の位置づけになるのが一般的と言えます。

そのため、お店の看板も、「ドコモショップ」ではなく、「〇〇会社という看板」にすべきであり、「ドコモ取扱店」にするのが本来のあるべき姿であると言えます。

このような矛盾や弊害が、過去にも様々な問題を引き起こし、何の弁済もないまま今に至っているのが、キャリアショップの闇と言われている部分です。

このキャリアショップの闇は、「携帯キャリア」に原因があるのか、それを統括する「総務省の怠慢」なのかは見解が分かれるところですが、総務省が動かないと少額被害をなくすことが難しい日本の法制度の不備を考慮すると、「総務省の怠慢」が一番の原因と言えます。

キャリアショップの4つの罠:「取扱店」なので「ドコモショップ」ではなく「○○会社 ドコモ取扱店」が正解!

③「キャンペーン」「値引き」も「店舗」で異なる!

それでは、次に、キャリアショップの4つの罠の三つ目にあった「キャンペーン」「値引き」が店舗で異なる点についてもう少し詳しく確認していきましょう。

キャリアショップの4つの罠:③「キャンペーン」「値引き」も「店舗」で異なる!

1.「同じキャリアショップ」で「キャンペーン」「端末値引き」「頭金」も違う!

具体的な例で見ていくと、同じドコモショップでも、地元と隣町で「端末価格」「値引き」「頭金」「キャンペーン」が異なるため、実際にどちらの代金がお得なのかが一目ではわかりづらくなっています。

今回は、端末価格に差がないケースで比較していますので、実質価格にそれほど差は出ていませんが、いろいろな項目が加わると、「実質価格」がわかりづらいというのは実感できるかと思います。

キャリアショップの4つの罠:「同じキャリアショップ」で「キャンペーン」「端末値引き」「頭金」も違う!

④「付属品」の「セット販売」等を求められるお店もある!

それでは、次に、キャリアショップの4つの罠の4つ目にあった「付属品」の「セット販売」等を求められる点についてもう少し詳しく確認していきましょう。

キャリアショップの4つの罠:④「付属品」の「セット販売」等を求められるお店もある!

1.「付属品」等の「セット販売」で値引きが適用される等、別途条件がある!

本来であれば、看板にあったように実質4万円で端末を買えると思わされがちですが、セット販売や頭金を含めると、実質6万4千円もかかってしまう場合があります。

「値引き」は条件を満たさないと適用されないケースもありますので、特に注意が必要です。

キャリアショップの4つの罠:「付属品」等の「セット販売」で値引きが適用される等、別途条件がある!

「キャリアショップ」の「代金徴収方法」にも要注意!

「キャリアショップ」の「代金徴収方法」にも注意が必要な点についても一緒に確認していきましょう。

キャリアショップの4つの罠:「キャリアショップ」の「代金徴収方法」にも要注意!

1. 機種変更等の「事務手数料」は、回線費用に合算されて請求される!

あくまで契約キャリアで機種変更をする場合になりますが、キャリアショップで「端末」を購入すると、「機種変更」に伴う事務手数料として4,950円がかかります。

注意点としては、その事務手数料は、その場で支払うのではなく、月々の携帯料金に合算されて請求されます。

そのため、端末購入時の支払い代金には、事務手数料は含まれておらず、実感として安く感じますが、後から請求されますので、その点には注意が必要です。

キャリアショップの4つの罠:機種変更等の「事務手数料」は、回線費用に合算されて請求される!

2. まとめ:細心の注意をしないと「キャリアショップ」で騙されてしまう場合がある!

今まで説明をしてきましたように、「キャリアショップ」には「様々な罠」が仕掛けられています。

すべてのショップが悪いわけではないですが、良いショップを見極めるのも簡単ではありません。

キャリアショップ以外で端末を購入するのも、様々な罠を避ける事ができる「選択肢の一つ」です。

キャリアショップの4つの罠:まとめ:細心の注意をしないと「キャリアショップ」で騙されてしまう場合がある!

<2>キャリアショップ以外で端末を購入する選択肢

それでは、最後に「キャリアショップ」以外で端末を購入する選択肢について一緒に確認していきましょう。

主な選択肢は4つあります。

キャリアショップの4つの罠:キャリアショップ以外で端末を購入する選択肢

1.「キャリアショップ」以外で購入する:「キャリアショップ」と「4つの購入先」の違い

「頭金」を支払わなくていいという点では、キャリアショップのオンラインストアも選択肢の一つです。

但し、「ドコモのオンラインストア」以外は「機種変更手数料」が別途かかります。

「メーカーのオンラインストア」「家電量販店の店舗やオンラインストア」「Appleの店舗やオンラインストア」の場合には、「機種変更手数料」も、「頭金」も一切かかりません。

「端末価格」だけで、比較しないように十分にご注意ください!

キャリアショップの4つの罠:「キャリアショップ」以外で購入する:「キャリアショップ」と「4つの購入先」の違い

2.「キャリアショップ」以外で購入する:一番お得なのはどこ?

キャリアショップ以外の4つの購入先の内、最もお得なのはどこかというと、比較が非常に難しいですが、iPhoneの最新機種を購入する場合に限定をすると、Appleの店舗、もしくは、Appleのオンラインストアが最も安く購入することが出来ます。

Android端末については、比較が非常に難しく、単純に「頭金」や「機種変更手数料」が必要ないという点では、「メーカのオンラインストア」が一番お得である可能性が高いです。

「家電量販店の店頭やオンラインストア」も同様で、比較的安く購入できる可能性があります。

各携帯キャリアのオンラインストアは、機種変更手数料がかかる場合がありますが、頭金はすくなくともかかりませんので、上乗せされる金額が限定されるという点では安く買える可能性があります。

キャリアショップの店舗は、上乗せされる代金が想像しづらいという点、良心的なお店とそうでないお店が同じ看板を掲げているため、見分けられないという点でお勧めはできません。

キャリアショップの4つの罠:「キャリアショップ」以外で購入する:一番お得なのはどこ?

キャリアショップ以外で端末を購入する場合、少なくとも理解しておくべきポイントは4つある!

キャリアショップ以外で端末を購入する場合、すくなくも理解しておくべきポイントが4つありますので、一緒に確認していきましょう。

キャリアショップの4つの罠:キャリアショップ以外で端末を購入する場合、少なくとも理解しておくべきポイントは4つある!

1. 少なくとも4つの事を事前に理解しておくことが重要!

まず、一つ目は、「SIMカード」の存在です。

スマホを利用するには「モバイル回線」に接続する必要があります。

その役割を担ているのが「SIMカード」です。

古い端末から「SIMカード」を抜いて、新しい端末に差し替える必要がありますので、その点は覚えておきましょう。

二つ目は、「データ移行」の必要性です。

古い端末で利用していたデータは、新しい端末に移行する必要があります。

手順自体は非常にシンプルです。同じメーカー、同じ端末OS同士であれば、更に簡単です。

三つ目は、「主要アカウント」のログイン情報です。

古い端末で利用していたアカウントを新しい端末で利用する場合、少なからず、IDとパスワードは必要です。

四つ目は、Wi-Fi環境の有無です。

できるかぎり「Wi-Fi環境」がある場所でデータ移行をすることをお勧め致します。

以上の4つのポイントを理解しておくことが非常に重要になりますので、データ移行前に確認しておきましょう。

また、利用状況で異なりますが、「電子マネー」「LINE」「銀行アプリ」等は別途移行手続きが必要になりますので、ご注意ください。

キャリアショップの4つの罠:少なくとも4つの事を事前に理解しておくことが重要!

2.「機種変更」を自分で行う場合:参考動画はこちら

データ移行を自分で行う場合の参考動画はこちらになります。

YouTubeの概要欄にも、リンク(URL)を掲載しておきます。

キャリアショップの4つの罠:「機種変更」を自分で行う場合:参考動画はこちら

端末OSでデータ移行の方法が異なりますので、ご自身の端末OSに合わせて、該当する動画をご参照ください。

キャリアショップの4つの罠:「機種変更」を自分で行う場合:参考動画はこちら

以上で「知らずに買うな!騙されていけないキャリアショップの4つの罠」についての説明を終了致します。

宜しければ「チャンネル登録」をお願い致します。

また、「有料メンバーシップ」にてコンビニで印刷できるテキストの提供も行っております。

ご静聴、ありがとうございました。


「【データ移行の落とし穴】後悔する人が多数!後悔しない為に必ず押さえておくべきポイント」もご参照ください。


「【スマホのデータ移行】どの方法が一番いい?Androidスマホのデータを移行する方法(完全版)」もご参照ください。


「【SIMカード】機種変更/乗換時の取り扱い方やeSIMについて」もご参照ください。


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