今回は60歳以上の方のスマホ選びについて共有させていただきます。
果たして、シニア向けスマホと普通のスマホのどちらを選ぶのが正解なんでしょうか?
シニア向けスマホと普通のスマホとの違いや設定変更することでそれっぽく使えるような便利設定も併せてご紹介しますので、当該世代を親に持つ方も是非チェックしてみてください!
<動画内容>
1. 結論
2. 普通のスマホとシニア向けスマホの違い
3. 普通のスマホとシニア向けスマホのラインナップ
4. 価格面/性能面/アップデート保証期間の比較
5. その他の仕様について
6. かんたんホームについて
7. かんたんホームの設定方法
8. 短縮ダイヤルの登録方法
9. まとめ
詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:11分51秒)
いつもご視聴有難うございます。
スマホのコンシェルジュです。
今回は60歳以上の方のスマホ選びについて共有させていただきます。
果たして、シニア向けスマホと普通のスマホのどちらを選ぶのが正解なんでしょうか?

中には店員さんに言われるがままシニア向けスマホを買ったけど、本当に自分に合ったスマホ選びができたのか疑問に感じている方もいらっしゃると思います。
シニア向けスマホと普通のスマホとの違いや設定変更することでそれっぽく使えるような便利設定も併せてご紹介しますので、当該世代を親に持つ方も是非チェックしてみてください!

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概要欄に目次も配置しておりますので、適宜チェックしたい箇所を選んでご視聴いただくことも可能です。

【目次】
1.結論
2.普通のスマホとシニア向けスマホの違い
3.普通のスマホとシニア向けスマホのラインナップ
4.価格面/性能面/アップデート保証期間の比較
5.その他の仕様について
6.かんたんホームについて
7.かんたんホームの設定方法
8.短縮ダイヤルの登録方法
9.まとめ
1. 結論
最初に結論をお伝えすると、スマホ選びに年齢は一切関係ありません。
たとえ80歳を超えていたとしても、シニア向けスマホがオススメできるとは一概に言い切れません。
また、これから初めてスマホを持つという方にとっても第一の選択肢が「シニア向けスマホ」になるとも限りません。
結局は、必要な機能が何なのかであって、簡単な方がいい人、使いこなしたい人、動画を見たい人、スマートウォッチなどのエコシステムと連動したい人など、いろいろな条件でスマホは選ばれるわけで、年齢で選ぶものではありません。

2. 普通のスマホとシニア向けスマホの違い
そしてシニア向けスマホを選択した人の実際の声の中には、独自カスタマイズが強すぎて簡単そうなのに分かりづらい。
親から聞かれて後から設定を確認しようとしても、どこに何があるのか探しにくいしわかりにくい。
販売台数や購買層の関係から、ネットで検索してもうまくヒットしづらいなど、自力での問題解決もなかなかに困難です。
また、親には自分と同じ機種を買ってもらえばよかったなんて声も多数あります。

スマホ選びでは、「シニア向け」として販売されている専用機種と、iPhoneやXperia、AQUOSなどの「普通のスマホ」のどちらを選ぶかという選択肢がありますが、それぞれにメリット・デメリットがあるため、まずはその違いを表にまとめました。
昔と比べると、だいぶ境界線がなくなってきた印象です。

他にもドコモのらくらくシリーズの大きな特徴として「感圧タッチパネル」が挙げられます。
高齢に伴う指先の皮膚の硬化で、指紋認証やタッチパネルがうまく反応しないケースがあるため、ドコモのらくらくシリーズでは感圧・静電の両方に対応したタッチパネルを搭載していて、高齢者でも操作できるように作られています。

加えて、文字入力のやりやすさや画面下の戻るキーや履歴キーがハッキリと文言で明記されてるのも感覚的に使いやすそうだなと感じます。
ここらへんは慣れてしまえばどっちも一緒ですが、『簡単そうに見える』というのが思っている以上に重要なポイントだと思います。

3. 普通のスマホとシニア向けスマホのラインナップ
それでは実際に、現在販売されているスマホからいくつかリストアップしてみました。
普通のスマホはエントリークラスの安いモデルとミドルレンジの中価格モデルから、いずれも販路が広くサポート期間も長めで「かんたんホーム」が搭載されているものを中心にピックアップしました。
iPhoneに関しては以前は、圧倒的なサポート期間とインターフェースの統一感、国内の半数以上のシェアを持つことから人に聞きやすい&ネット上で問題解決しやすいなど、iPhoneの安いモデルを推奨する声も多くありました。
しかし、iPhone 16eから最低でも10万円近くの初期投資が必要になり、携帯に興味がない方へは少しオススメしにくくなりました。

4. 価格面/性能面/アップデート保証期間の比較
価格の違いについても見ていきましょう。
実はらくらくスマホのようないわゆるシニア向けスマホは、そんなに安くはなく、どちらかと言えば高い部類に入ります。
まずはお試し!どれくらい使えるかも分からないし…。
という方にはもっとオススメな安い機種がたくさんあります。

続いては性能面です。
基本的には、エントリークラスのスマホと同等の性能です。
型落ちミドルのチップセット(SoC)が搭載されていますが、ストレージ容量やメモリなどを考えると本領発揮とはいかず使用感は大して変わりません。

またOSやセキュリティのサポート期間が名言されていないという点も、シニア向けスマホのマイナス要素です。
最近では多くの機種でサポート期間が明記されており、しかも昔と比べて長くなっています。
特に物持ちの良い方の場合、壊れていないからといってサポートが切れた状態のまま使い続けるというケースも多く見受けられ、あまりオススメできる使い方とは言えません。

5. その他の仕様について
その他にも、多くの声が寄せられる点として、使い方を子どもに聞いても面倒くさがられたり、何より使用感が違いすぎて分からないといって突き返されるケースが頻発することです。
これは家族間だけでなく、よく行くお店でアプリが導入されたから入れようと思って店員さんに聞いたけど解決しなかったとか時間がかかりすぎて疲れたなんてお声を頂くこともあります。

地味に不便だと感じるのは、独自アプリの使用感です。
例えば非常に分かりやすい場所に配置された、「インターネット」という検索をするときに使うアプリです。
通常のGoogle検索やChromeなどとは使用感や見た目が大きく異なり、お気に入りやブックマークするのにも一苦労で、ホーム画面によく見るサイトを貼り付けられないなど色々と制限もあります。
他にも本体設定のメニューや配置が異なるので、設定変更するのも楽ではありません。

6. かんたんホームについて
最近では、普通のスマホにも「かんたんホーム」というような、シニア向けのスマホっぽくカスタマイズできるような設定が含まれています。
かんたんホームに対応している機種も多く、Xperia、AQUOS、arrows、Galaxyシリーズなどは設定変更することで、同じような使用感で使うことができます。

一応、らくらくスマホにも同様のオプションが用意されていて、普通のスマホのような見た目に変更することも可能です。
ただし、ここを設定変更するなら、わざわざ高いお金を払ってらくらくスマホを買わなくてもいいような気がします。

7. かんたんホームの設定方法
設定は簡単で、本体設定からアプリを選択して、デフォルトのアプリ、または標準アプリのメニューを開きます。

ここで「ホームアプリ」を選択すると、ホーム画面に設定できるランチャーの一覧が表示されます。
その中から「かんたんホーム」にチェックを入れることで、シニア向けスマホのような見た目に変化します。
なおarrowsシリーズは、本体設定→ホーム画面設定→ホーム画面切り替えへと進み、シンプルホームにチェックを入れてください。

設定変更が終わると、あっという間に見やすいホーム画面へと変更されました。
特徴的なのは、シニア向けスマホのように短縮ダイヤルが画面下に配置されていることです。
操作感は基本的には一緒で、アプリ一覧は下から上に向かってスワイプまたは「アプリ」というボタンをタップ、アプリの削除/並び替えはアプリを長押し、通知パネルは下に向かってスワイプといった具合です。
大きな違いと言えば物理ボタンがないくらいで、これであればメーカーの違いやOSのバージョンによる操作感の違和感なども軽減され、機種変更後も快適に使用するための土台が出来上がります。

8. 短縮ダイヤルの登録方法
短縮ダイヤルの登録方法は、ホーム画面上にある未登録の短縮ダイヤルをタップします。
「連絡先を登録する」を選択して、アプリ権限を付与します。

電話帳が表示されるので、よく電話をかける相手を選択して、「決定」をタップしてください。
こちらで短縮ダイヤルが登録されました。
全部で3つ登録できるので、同様の手順で行ってみてください。

そうすると、1回タップするだけで、
・電話する
・SMSを送る
・メールを送る
という3つの操作が簡単に行えるようになります。
かんたんホームを設定したら、ぜひ短縮ダイヤルの登録も行ってみてください!

9. まとめ
最後にまとめです。
スマホ選びに年齢は関係なく、機能面や性能面、価格面で総合的に判断しましょう。
また、シニア向けスマホだからといって必ずしも簡単ではないという点にはご注意ください。
例えば、安いスマホを設定変更してらくらく系にしてあげるとか、国内メーカーで選んでみる、子どもが使っているスマホと一緒のメーカーやシリーズを選んでみる、使い勝手や統一感、サポート面で選んでみる。
現在は、その人のニーズに沿った色んな選択肢が用意されているので、なんだか簡単そうというイメージ先行でシニア向けスマホを選ぶのではなく、自分に合ったスマホを選べるよう今回の動画を参考にして頂ければと思います。

如何でしたか?
設定次第では、普通のスマホもシニア向けスマホのような使用感を再現することができます。
もちろん、シニア向けスマホよりも安く購入できるという点に加えて、サポート期間も長く設定されているので安心して長く快適に使うことができます。
今回の動画はコチラで以上です。

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それでは、また次の動画でもよろしくお願いいたします。
「【2万円の格安スマホ】AQUOS wish5とGalaxy A25はどっちがオススメ?」もご参照ください。
「【2025年】5年間安全に使えるおすすめスマホはこれだ!」もご参照ください。
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