今回は「充電時にデータが一瞬で盗まれる!100%安全な充電方法とは」について説明して参ります。
スマホの充電はかなりの頻度で行うため、ちょっとした油断がウィルス感染やデータ流出に繋がる可能性があります。
今回は、ホテルやカフェ等、家以外の場所で充電をする際に特に気を付けるべき点について、実際の被害事例も含めて一緒に確認していきましょう。
<動画内容>
1. 充電時に「データ」が盗まれるとは、どんな状況なのか?
「チョイスジャッキング(充電時にデータを盗む)」の具体的な手口とは!
1. 具体的な手口①:「ケーブル」を経由して、「ウィルス」がスマホ内に侵入!
2. 具体的な手口②:「本人偽装」で「スマホの安全性」をほとんど無力化!
3. 具体的な手口③:スマホ内のデータは数秒で盗まれる!
4. スマホの最大の弱点:「ケーブル接続」による攻撃には無力!
「チョイスジャッキング」の具体的な被害報告!
1.「チョイスジャッキング」の被害状況
「チョイスジャッキング」からスマホを守る具体的な方法とは!
1.「チョイスジャッキング」からスマホを守る方法は4つある!
2. 最も手軽な方法:「充電専用ケーブル」の利用!但し、「急速充電不可」!
3.「USB充電ポート」で「急速充電」をする場合の注意点
4.「急速充電」にも対応したお店も登場!(吉野家×Anker)
<まとめ>外出先で安全な充電方法と危険な充電方法とは!
1. まとめ:外出先で安全な充電方法と危険な充電方法とは!
詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:11分44秒)
みなさんこんにちは、スマホのコンシェルジュです。
いつもご視聴ありがとうございます。
今回は「充電時にデータが一瞬で盗まれる!100%安全な充電方法とは」について説明して参ります。
スマホの充電はかなりの頻度で行うため、ちょっとした油断がウィルス感染やデータ流出に繋がる可能性があります。
ホテルやカフェ等、家以外の場所で充電をする際に特に気を付けるべき点について、実際の被害事例も含めて一緒に確認していきましょう。

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【目次】
1.充電時に「データ」が盗まれるとは、どんな状況なのか?
「チョイスジャッキング(充電時にデータを盗む)」の具体的な手口とは!
1.具体的な手口①:「ケーブル」を経由して、「ウィルス」がスマホ内に侵入!
2.具体的な手口②:「本人偽装」で「スマホの安全性」をほとんど無力化!
3.具体的な手口③:スマホ内のデータは数秒で盗まれる!
4.スマホの最大の弱点:「ケーブル接続」による攻撃には無力!
「チョイスジャッキング」の具体的な被害報告!
1.「チョイスジャッキング」の被害状況
「チョイスジャッキング」からスマホを守る具体的な方法とは!
1.「チョイスジャッキング」からスマホを守る方法は4つある!
2.最も手軽な方法:「充電専用ケーブル」の利用!但し、「急速充電不可」!
3.「USB充電ポート」で「急速充電」をする場合の注意点
4.「急速充電」にも対応したお店も登場!(吉野家×Anker)
<まとめ>外出先で安全な充電方法と危険な充電方法とは!
1.まとめ:外出先で安全な充電方法と危険な充電方法とは!
1. 充電時に「データ」が盗まれるとは、どんな状況なのか?
それほど多くはありませんが、実際にスマホの充電時に「スマホのデータ」が盗まれる被害が発生しています。
その手口としては、空港やカフェ等に設置されている「USB充電ポート」を細工され、その充電ポートにスマホを接続した際に、スマホのデータが盗まれるという手口です。
「チョイスジャッキング」とも呼ばれている新手の犯罪手法です。
「チョイスジャッキング(充電時にデータを盗む)」の具体的な手口とは!
それでは、「充電時にスマホのデータを盗む(チョイスジャッキング)」とは具体的にはどのような手口なのかをもう少し詳しく確認していきましょう。
1. 具体的な手口①:「ケーブル」を経由して、「ウィルス」がスマホ内に侵入!
具体的な手口としては、設置されている「USB充電ポート」にウィルスを仕込みます。
「スマホ」と「USB充電ポート」がケーブルで接続された際に、ウィルスがスマホ内に侵入します。
ウィルスの侵入後は、ウィルスが本人を偽装し、「バックグランド」で「内部データへのアクセス」等を許可していき、データを抽出して外部に送信します。
以上が、「チョイスジャッキング」の具体的なフローです。
2. 具体的な手口②:「本人偽装」で「スマホの安全性」をほとんど無力化!
この「チョイスジャッキング」の主な特徴の一つ目は、本来、安全性が高いと言われている「スマホのサンドボックス」が、ウィルスによって本人の偽装をされてしまうことで、無力化されてしまう点です。
二つ目は、「データ転送」を簡単にさせないための「アクセス許可の仕組み」も、「スマホ」の内部へのウィルスの侵入を許してしまうことで、無力化されてしまう点です。
三つ目は、「アクセス許可」等の処理もすべてバックグランドで行われるため、認識しづらいという点です。
いずれにしても、スマホの内部へのウィルスの侵入を許してしまった時点でスマホの安全性は崩壊します。
3. 具体的な手口③:スマホ内のデータは数秒で盗まれる!
「チョイスジャッキング」では、スマホのデータは、数秒から数十秒程度で抽出され、外部に送信されます。
あくまで、海外の検証にはなりますが、重要なデータのみの抽出で、Pxel7aでは1.3秒、サムスンでは0.3秒で完了したと報告されています。
データ量や通信状況によって、実行から完了までの時間は変わりますが、「チョイスジャッキング」によって、簡単に「データ」が抽出されてしまうということを覚えておきましょう。
いずれにしても、「チョイスジャッキング」をさせない事が一番の防衛策になります。
4. スマホの最大の弱点:「ケーブル接続」による攻撃には無力!
スマホの最大の弱点は、外部と唯一接続可能な「充電ポート」です。
「ケーブル接続」によるウィルスの侵入には、スマホは無力に近い状況と言えますので、「ケーブル接続」をする際には、十分に注意するようにしましょう。
「チョイスジャッキング」の具体的な被害報告!
それでは、「チョイスジャッキング」の具体的な被害報告についても一緒に確認していきましょう。
1.「チョイスジャッキング」の被害状況
2025年では、米国の主要空港の充電ステーション、欧州のカフェチェーンの充電スポット、アジアのホテルチェーンの充電ポートで「チョイスジャッキング」の被害が報告されています。
スマホの脆弱性をうまく突いているという点では、技術的にも非常に優れていますが、回避手段も多くあるため、費用対効果を加味すると今後、どの程度、利用されるかはまだ未知数です。
但し、スマホの弱点を理解して、充電方法を見直す良い機会でもありますので、100%安全な充電方法についても一緒に確認していきましょう。
「チョイスジャッキング」からスマホを守る具体的な方法とは!
それでは、「チョイスジャッキング」からスマホを守る具体的な方法について一緒に確認していきましょう。
1.「チョイスジャッキング」からスマホを守る方法は4つある!
チョイスジャッキングからスマホを守る方法は4つあります。
まず、一つ目は「充電専用ケーブル」を利用して充電する方法です。
データ転送ができないケーブルであれば、スマホ内にウィルスの侵入を許すことはありません。
二つ目は、「充電器」に接続して充電する方法です。
自前の充電器を電源に差して充電するので、ウィルスに感染する心配がありません。
但し、「USB充電ポート」を利用することができません。
三つ目は、「モバイルバッテリー」から充電する方法です。
こちらも自前のモバイルバッテリーから充電をするため、ウィルスに感染する心配がありません。
四つ目は、「USBデータブロッカー」を利用して充電する方法です。
別途、数千円の費用がかかりますが、ケーブルからのデータ転送をブロックしてくれる便利な機器です。
その他、「セキュリティケーブル」という「データ転送」をブロックし、「急速充電」のみを可能にするケーブルもあります。
2. 最も手軽な方法:「充電専用ケーブル」の利用!但し、「急速充電不可」!
最も手軽な方法で、「チョイスジャッキング」を防ぐ方法は、「充電専用ケーブル」を利用する方法です。
但し、充電専用ケーブルは充電速度が遅いという問題があります。
充電専用ケーブル、イコール、PD非対応のケーブルです。
急速充電に対応するには、信号を送受信するためのデータ転送が必要で、データ転送ができるという事は「チョイスジャッキング」が出来る事にもなります。
急速充電に対応するには、データ通信が必要であるという点を覚えておきましょう。
3.「USB充電ポート」で「急速充電」をする場合の注意点
「USB充電ポート」で急速充電をするには、「USB充電ポート」自体が「急速充電」に対応している必要があります。
「USB充電ポート」に何の記載もない場合には、最大で15Wの出力しかなく、「急速充電」には対応していません。
「USB PD対応」「30W出力」「Quick Charge 3.0」という記載がある場合には、その「USB充電ポート」は急速充電に対応しています。
「急速充電」をする場合には、データ転送可能な充電ケーブルも必要になります。
但し、データ転送可能な充電ケーブルは、同時に、「チョイスジャッキング」される可能性があります。
「USB充電ポート」から急速充電をしつつ、「データ転送」をブロックするには、「USBデータブロッカー」を利用する以外の手段はありませんので、その点は覚えておきましょう。
4.「急速充電」にも対応したお店も登場!(吉野家×Anker)
吉野家では、Ankerとコラボして、急速充電可能なケーブルが設置されると最近のニュースで発表されています。
技術的には、この急速充電でも「チョイスジャッキング」をする事は可能になりますが、吉野家のように店員との距離が近い場合には、細工するのはかなり難しいと言えます。
いずれにしても、自分の充電器を経由せず、スマホに直接充電ケーブルを接続する場合には注意が必要です。
特に急速充電をするには、データ転送用の充電ケーブルが必要になりますので、十分にご注意ください。
<まとめ>外出先で安全な充電方法と危険な充電方法とは!
それでは、最後に、安全な充電方法と危険な充電方法についてまとめてみましたので、一緒に確認していきましょう。
1. まとめ:外出先で安全な充電方法と危険な充電方法とは!
外出先で安全な充電方法は主に3つあります。
まず、一つ目は、外出先では常に充電専用ケーブルを利用して充電する方法です。
二つ目は、自前の充電器、もしくは、モバイルバッテリーから充電する方法です。
三つ目は、「USBデータブロッカー」と「急速充電対応ケーブル」を組み合わせて充電する方法です。
一方で、外出先で危険な充電方法は、急速充電対応ケーブルを利用して充電する方法です。
「チョイスジャッキング」の危険性を理解した上で、「急速充電対応ケーブル」を利用している場合には問題ありません。
特に「USB充電ポート」を利用する場合には、「充電ケーブル」の選別が非常に重要になりますので、その点は十分に考慮した上で、利用するようにしましょう。
以上で「充電時にデータが一瞬で盗まれる!100%安全な充電方法とは」についての説明を終了致します。
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ご静聴、ありがとうございました。
「【知らないと損】たった一つの設定でバッテリー寿命が1 .5倍に⁉スマホの寿命を伸ばす方法」もご参照ください。
「【充電ケーブル/アダプター】USBからType Cに!充電ケーブルは規格と形状で決まる!充電ケーブルの正しい選び方」もご参照ください。
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