電話アプリの使い方【らくらくスマホ編】~電話の受け方から連絡先追加/お気に入り登録までを丁寧に解説~

今回は、特にガラケー等からスマホに乗換えをした方で、一番苦労されている電話の使い方を丁寧にご説明致します。

「ガラケーの方が電話が掛けやすかった」「ガラホの方が良かった」「スマホに乗り換えて失敗した」という声をよく耳にします。

その理由の大半が、「電話の掛け方がよくわからない」「電話の操作方法がわかりづらい」と言われる方が大半になります。

「ガラケー」や「ガラホ」から「スマホ」に乗り換えると確かに操作性が全く異なり、電話のかけ方や受け方も普通のアプリと同じ操作をする必要があります。
いきなりアプリと同じ操作を求められても確かに操作しづらいと思います。

特に「バックグラウンド」に操作しているアプリ自体が隠れてしまうことが一番の原因のように思われます。
パソコンのように下に現在起動待機中のアプリが見えると少し違った反応になるのかもしれません。

いぜれにせよ、今後スマホを使っていく上でも、また、スマホのような携帯端末を今後使っていく上でも、アプリの基本構造を理解し、慣れておくことが大切な事かと思います。

まずは電話アプリの使い方に慣れることで、その先にあるスマホやアプリの構造を理解しやすくなると思います。

それでは、「電話アプリ」の使い方を見ていきましょう。

<講座内容>
1. 電話を受ける
2. 電話を掛ける
3. 着信音の設定
4. 連絡先の追加

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講義動画時間:16分10秒)

【目次】
1.「ショートカットアプリ」とは
2.電話を掛ける
3.着信音の設定
4.「ショートカット」を作成する

1. 電話を受ける

それでは、「電話アプリ」を起動するために、「電話/電話帳」をタップしましょう。

「au BASIO」や「SoftBank シンプルスマホ」ではスマホ本体の下部に「電話ボタン」が配置されていますので、そちらを押しましょう。

「電話アプリ」を起動すると、画面上部に「ダイヤル」と「履歴」、更にその上に「電話帳」という項目があります。
こちらが「らくらくスマホ」の電話の「主な機能」です。

電話を掛ける際はこの「3つのメニュー」のいずれかを選択します。

電話アプリの使い方:電話アプリを起動する

まずは、「履歴」から「電話をかける方法」についてご説明します。

「履歴」の画面が表示されない場合には、画面上部の「履歴」を選択しましょう。ここでは「発信」「着信」「不在着信」の「履歴」から電話をかけることができます。

「不在着信」はわかりやすいように赤く表示されます。

「履歴」から電話を掛けるには、まず「掛けたい相手」を選択します。

「発着信履歴」の画面が表示されたら、「電話をかける」という項目を選択しましょう。

選択すると「発信画面」に切り替わります。

電話アプリの使い方:履歴から電話を掛ける

次に「電話番号」を入力して「電話をかける方法」についてご説明します。

「ダイヤル」のアイコンを選択すると、「ダイヤルキー」が表示されるので、「市外局番」や「090」などで始まる「携帯番号」を入力しましょう。

入力したら、画面下部の「電話をかける」を選択します。

通話を終了する場合には、「電話を切る」を押して自分で通話を終了するか、相手が電話を切った場合に通話が終了します。

電話アプリの使い方:電話番号を入力して電話を掛ける

次に、「連絡先」を使って「電話帳」に登録している方へ「電話をかける方法」についてご説明します。

「電話帳」を選択すると、登録している方の「名前」が「五十音順」に表示されます。

「連絡先」の一覧から、電話を掛けたい相手を選択します。

画面上部の「電話をかける」という項目を選択すると電話をかけることができます。

電話アプリの使い方:連絡先から電話を掛ける

2. 電話を掛ける

電話がかかってくると、「着信中の画面」が表示されます。
画面が「オフ」の時とスマホを操作している時とで「着信画面」が異なります。

また、「電話帳」に登録している相手から掛かってきた場合には、「相手の名前」が表示されます。

画面が「オフ」の時は上に「スライド」することで電話に出ることができます。

画面が「オン」のときは、「電話に出る」をタップすると電話に出ることができます。

「電話番号のみの表示」や「電話番号が非通知」の場合には、出るべきかを判断して対処しましょう。

電話アプリの使い方:かかってきた電話を受ける

こちらでは、「通話中の画面」と「主な機能」についてご説明します。

「通話中」は、基本的にはスマホを耳につけている場合が多いので、耳が触れることでスマホが誤操作されないよう画面が暗転します。

耳から離すことで画面のようにスマホが点灯します。

「通話画面」の主な機能は、「番号入力」「音声切替」「マイク」の三つになります。
それではそれぞれの「機能」についてご説明していきます。

番号入力の主な利用方法としては、「音声ガイダンス」に従って、「番号」を入力する時に使います。

「番号入力」をタップすると「数字入力画面」に切り替わりますので、こちらで「数字」を入力をすることができます。

「音声切替」をタップすると「スピーカー音声」に切り替えられますので、受話口から離して「ハンズフリー」で通話することができます。
※ハンズフリーとは、スマホを持たないで机などに置いたままで会話をすることを指します。

特に「音声ガイダンス」の利用時などは「音声切替」をしておくと便利で、セットで使用することが多いです。

「マイク」をタップするとこちらの声が相手に聞こえないようにすることができます。

「通話」を終了するには、「電話を切る」をタップしましょう。

電話アプリの使い方:通話中の画面と主な機能

次に「不在着信の通知」についてご説明致します。

アプリには、「アイコンバッジ」と呼ばれる、「通知」を知らせる機能があります。

「バッジ」はアプリの左上や右側に「小さい〇や□」がついたり、「通知件数」を表示したりしますので、アプリの周りに「バッジ」があるかをチェックするようにしましょう。

ただし、「ドコモ らくらくスマホ」の「F-04J」や「F-03K」などの一部機種では、「電話やメール」「ショートメッセージ」には「アイコンバッジ」や「ホーム画面」上の「通知機能」がありますが、「LINE(ライン)」などの外部「アプリ」には「バッジ」が付きません。

「au BASIO」や「SoftBank シンプルスマホ」などでは、「電話」や「メールボタン」が点滅してお知らせしてくれます。

また、「ロック画面」や「ホーム画面」にも、「通知」として表示されるようになっていますので、「通知」をチェックすることで連絡漏れなどを防ぐことができます。

電話アプリの使い方:不在着信の通知

3. 着信音の設定

それではまず「本体設定」を開きましょう。

設定項目内の「音・振動・タッチの設定」を選択します。

次に、「電話・メール着信時の設定」を選択します。

「電話・メール着信時の設定」では「着信音」の他に、「着信音量」の変更もできるので、音量が小さい場合には併せて変更しましょう。

今回は「着信音」を選択します。

電話アプリの使い方:着信音の設定

「着信音」を選択したら、次に、「内蔵メロディ」を選択しましょう。

「内蔵メロディ」の中から任意の「着信音」を選択しましょう。

電話アプリの使い方:着信音の設定

任意の「着信音」を選択すると音楽を視聴することができるので、問題なければ「このメロディを選択」を選択しましょう。

「設定完了」のポップアップが表示されるので、「OK」を選択して着信音の設定が完了です。

電話アプリの使い方:着信音の設定

次に「マナーモード」の設定方法についてご説明します。

ご自身の端末で本体側面にある「サイドボタン」をまずは確認しましょう。

「サイドボタン」の中に「音量」を調整できる「+」と「-」の2種類のボタンがありますので、その中から「-」ボタンを「長押し」することで、「マナーモード」に切り替えることができます。

また、「マナーモード」になっているか確認する方法として、端末画面最上部の「ステータスバー」と呼ばれる箇所を確認しましょう。

画面のような「アイコン」が表示されていれば「マナーモード中」です。

電話アプリの使い方:マナーモードの設定

4. 連絡先の追加

それでは「連絡先の新規作成方法」についてご説明します。

まずは「電話アプリTOP画面」の上部にある「電話帳」を選択してください。

「電話帳」を選択すると、登録した方の「情報」が「五十音順」に表示されます。

一番上の「新規登録」を選択しましょう。

「ステップ1」は「名前の入力」になります。

「入力」が完了したら「次へ」を選択しましょう。

「ステップ2」は「フリガナの入力」になります。

「入力」が完了したら「次へ」を選択しましょう。

電話アプリの使い方:連絡先の新規作成

「ステップ3」は、「電話番号の入力」になります。

「入力」が完了したら「次へ」を選択しましょう。

「ステップ4」は、「メールアドレスの入力」になります。
(わからない場合には、入力せずに「次へ」をタップしましょう。)

「携帯番号」以外にも「電話番号」を追加したい場合には、「追加」を選択することで二つ目の「電話番号」を登録することができます。

全ての入力が終わり、入力内容に問題がない場合には、「この内容で登録する」を選択して完了になります。
※「登録する」を押さないと保存されないので、ご注意ください。

電話アプリの使い方:連絡先の新規作成

次に「連絡先」の編集手順をご説明します。

「連絡先」の「変更」「修正」「追記事項」がある場合には今からご説明する手順で行いましょう。

「電話帳」から個人の「連絡先画面」をまずは表示しましょう。

「登録情報」を一番下までスクロールしていくと「修正する」という項目があります。

こちらを選択すると、それぞれの項目の「編集」が可能になりますので、修正したい項目を修正し、「この内容で登録する」を選択すると修正した内容が反映されます。

電話アプリの使い方:連絡先の編集

知らない「携帯番号」から電話がかかってきたら、知人だったという状況もあるかもしれません。

そのような時は「履歴」から「連絡先への登録」をしましょう。

こちらのメリットは「履歴の電話番号」を選択したうえで「連絡先の新規作成」をするので、「電話番号の項目」が入力された状態で開始されますので、入力の手間が少し省けます。

まずは「履歴」の中で未登録の電話番号を選択します。

「発着信履歴」の画面になったら、画面右下の「メニュー」を選択します。

ポップアップが表示されるので、その中から「電話帳に登録」という項目を選択します。

電話アプリの使い方:履歴からの連絡先へ追加

次に「電話緒に新規登録」を選択します。

ここでもし、既存の登録者で番号が変わったパターンなどの場合には「電話帳に追加登録」という項目を選択して既存の「連絡先」を編集しましょう。

次に「名前」を入力します。
「入力」が完了したら「決定」を選択しましょう。

「フリガナ」や「メールアドレス」などの各項目を入力したら、最後に「登録」を選択しましょう。

電話アプリの使い方:履歴からの連絡先へ追加

「ドコモらくらくスマホ」や「au BASIO」「SoftBankシンプルスマホ」などのかんたんスマホ系の特徴である「利用頻度の高い連絡先」をホーム画面上に配置できる「ワンタッチダイヤルの登録」についてご説明します。

まずは「ホーム画面」上にある「電話アプリ」の下の数字を選択します。

「らくらくスマホ」は「最大9件」まで登録することができ、「数字の箇所」は横に「スクロール」できるようになっています。

今回は「数字の1」を選択して登録していきます。

基本的には「電話帳」から選ぶを選択しましょう。

「連絡先一覧」が表示されますので、「ワンタッチダイヤル」に登録しておきたい相手を選びましょう。

電話アプリの使い方:ワンタッチダイヤルの登録

「連絡先」に登録された「電話番号」で問題なければ「OK」を選択しましょう。

「メールアドレス」も同様に確認画面が表示されるので、問題なければ「OK」を選択します。

次に「アイコンの登録」を行います。

「アイコンの登録」は行わなくても先に進めますが、ここで一点注意点があります。

「au BASIO」や「SoftBankシンプルスマホ」では「ワンタッチダイヤル」へ登録した相手の名前が「ホーム画面」上に表示されるので視覚的にわかりやすくなっていますが、「ドコモらくらくスマホ」では「ホーム画面」上に名前が表示されることはありません。

なので1番に誰を登録したか、2番に誰を登録したかという情報が選択してみないとわからないので、代わりにアイコンを登録して簡易的な目印として表示させることをオススメします。

電話アプリの使い方:ワンタッチダイヤルの登録

「アイコンを選択」をタップすると、「アイコン一覧」が表示されるので、任意の「アイコン」を選択しましょう。

登録確認のポップアップが表示されるので、「OK」を選択しましょう。

以上で「ワンタッチダイヤルの登録」が完了します。

次回以降は「ホーム画面」上の1番を選択すると、「登録者情報」にジャンプできるので、そこから「電話の発信」や「メールの新規作成」を行うことができます。

電話アプリの使い方:ワンタッチダイヤルの登録

ここでは「連絡先の削除方法」についてご説明します。

「電話帳」の「登録者一覧」より、削除したい「登録者」を選択します。

「登録者情報」の画面下部の「メニュー」を選択します。

電話アプリの使い方:連絡先の削除

「メニュー」の中から「削除する」という項目を選択しましょう。

削除確認のポップアップが表示されるので、「削除する」を再度選択しましょう。

こちらで「連絡先の削除」が完了します。

電話アプリの使い方:連絡先の削除

「電話アプリ」に関してはガラケーからスマホに移行してもあまり違和感なく使用することができる機能の一つだと思います。


<指導実績>
三越伊勢丹(社員向け)・JTB(大説明会)・東急不動産(グランクレール)・第一生命(お客様向け)・包括支援センター(お客様向け)・ロータリークラブ(お客様向け)・永楽倶楽部(会員様向け)等でセミナー・講義指導を実施。
累計30,000人以上を指導 。
<講義動画作成ポイント>
個別指導・集団講座での指導実績を元に、わかりやすさに重点を置いた動画作成

その他の講義動画は下記の一覧をご参照ください。


<その他>
オンラインサポート(ライブ講座・ZOOM等でのオンライン指導)とオフラインサポート(出張指導・セミナー形式のオフライン指導)も実施中。詳しくはメールにてお問い合わせください。

【全店共通】
03-5324-2664

(受付時間:平日10時~18時)