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【あなたの個人情報は大丈夫?】Gmailの流出を「無料」で「素早く」チェックする方法

今回は、「大半の人が使っているGmailアドレスの流出を数秒、且つ、無料でチェックする方法」について説明して参ります。

サービス提供者側からの情報漏洩やフィッシングサイトによる不正利用が後を絶たない時代になってきています。

その為、気付かないうち「メールアドレス」「パスワード」「名前」「住所」等の「個人情報」が外部に流出している場合があります。

流出してしまった情報は取り消せす事が出来ない為、「パスワード」の変更をする事はもちろんですが、「2段階認証の設定」をすることで更なる個人情報の流出や不正利用を防ぐことが出来ます。

今回は、「Google One」に新たに追加された「無料」で利用する事が出来る「ダークウェブのモニタリング」のサービスについて一緒に確認していきましょう。

<動画内容>
<1>「個人情報」が取引される「ダークウェブ」とは
1.「ダークウェブ」とは

<2>個人情報が流出する「主な経路」
1.「個人情報」の流出経路(利用者側とサービス提供者側の双方)

<3>「ダークウェブのモニタリング」とは
1.「ダークウェブのモニタリング」とは

<4>「ダークウェブのモニタリング」の品質は「流出した情報の入手先(提供元)」で決まる!
1.「ダークウェブのモニタリング」の品質は提供元で決まる?

<5>無料で利用できる「Google One」の「ダークウェブのモニタリング」の使い方
1.「ダークウェブのモニタリング」の利用方法(無料)
2. 個人情報の流出があった場合(実際の結果表示)
3.「ダークウェブのモニタリング」の利用方法(有料版の場合)

<6>「ダークウェブのモニタリング」を利用する際に注意すべき点
1.「ダークウェブのモニタリング」の注意点:サービス提供元の与信

<7>個人情報が流出していた場合の対処方法
1.「個人情報」が流出していた場合の対処方法

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:12分56秒)


みなさんこんにちは、スマホのコンシェルジュです。

今回は、「大半の人が使っているGmailアドレスの流出を数秒、且つ、無料でチェックする方法」について説明して参ります。

サービス提供者側からの情報漏洩やフィッシングサイトによる不正利用が後を絶たない時代になってきています。

その為、気付かないうち「メールアドレス」「パスワード」「名前」「住所」等の「個人情報」が外部に流出している場合があります。

流出してしまった情報は取り消せす事が出来ない為、「パスワード」の変更をする事はもちろんですが、「2段階認証の設定」をすることで更なる個人情報の流出や不正利用を防ぐことが出来ます。

今回は、「Google One」に新たに追加された「無料」で利用する事が出来る「ダークウェブのモニタリング」のサービスについて一緒に確認していきましょう。

スマホのコンシェルジュの「YouTubeチャンネル」では、「スマホの基本操作」から「不具合時の対処方法」「スマホとパソコンの連携」等、スマホやパソコンに関する動画を多数配信しております。

是非そちらもご参照ください。

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【目次】
<1>「個人情報」が取引される「ダークウェブ」とは
1.「ダークウェブ」とは

<2>個人情報が流出する「主な経路」
1.「個人情報」の流出経路(利用者側とサービス提供者側の双方)

<3>「ダークウェブのモニタリング」とは
1.「ダークウェブのモニタリング」とは

<4>「ダークウェブのモニタリング」の品質は「流出した情報の入手先(提供元)」で決まる!
1.「ダークウェブのモニタリング」の品質は提供元で決まる?

<5>無料で利用できる「Google One」の「ダークウェブのモニタリング」の使い方
1.「ダークウェブのモニタリング」の利用方法(無料)
2.個人情報の流出があった場合(実際の結果表示)
3.「ダークウェブのモニタリング」の利用方法(有料版の場合)

<6>「ダークウェブのモニタリング」を利用する際に注意すべき点
1.「ダークウェブのモニタリング」の注意点:サービス提供元の与信

<7>個人情報が流出していた場合の対処方法
1.「個人情報」が流出していた場合の対処方法

<1>「個人情報」が取引される「ダークウェブ」とは

それでは、まず初めに「個人情報」が取引される「ダークウェブ」とはどのようなものなのかについて一緒に確認していきましょう。

1.「ダークウェブ」とは

「ダークウェブ」とは、特定のソフトウェアや設定をする事でアクセスができるウェブサイトで、「Google」等の検索エンジンにも、検索結果として表示される事がないウェブサイトになります。

表に出て来ることがほとんどない為、「闇サイト」とも呼ばれ、ハッカー等が不正に入手した個人情報等を売買する場所にもなっています。

「ダークウェブ」は、一般の人がアクセスできないウェブサイトで、怪しい取引が行われるオンライン上にあるウェブサイトと覚えておきましょう。

<2>個人情報が流出する「主な経路」

それでは、次に「個人情報」が流出する際の主な経路について一緒に確認していきましょう。

1.「個人情報」の流出経路(利用者側とサービス提供者側の双方)

「個人情報」の流出経路は、「利用者側」「サービス提供者側」の双方からになります。

利用者側から個人情報が流出する場合に最も多いのが、偽メールや偽メッセージをタップし、偽サイトに誘導され、誤って「ID」や「パスワード」を入力する事で発生する場合になります。

サービス提供者側から個人情報が流出する場合に最も多いのが、サイバー攻撃による不正アクセスやウィルス感染になります。

その他、利用者側・サービス提供者側の双方に共通していますが、「個人情報の誤送信や誤表示」、「個人情報の入った端末や機器の紛失」「個人情報の記載のある情報自体の紛失」「個人情報の記載のある情報の誤った破棄」等の「人為的なミス」により個人情報の流出が発生しています。

最近では、オンラインショップやお店でカードを利用した際に、「カード情報」が盗まれる事件も増えてきています。

クレジットカードの利用時には、どのお店やショッピングサイトで利用するか、カード情報が抜き取られていないかを出来る限りチェックする必要があります。

<3>「ダークウェブのモニタリング」とは

それでは、次に今回利用する「ダークウェブのモニタリング」とはどのようなものなのかを一緒に確認していきましょう。

1.「ダークウェブのモニタリング」とは

「ダークウェブのモニタリング」とは、自分の個人情報が流出しているかを調べてくれるサービスになります。

「ダークウェブのモニタリング」の仕組みとしては、まず初めに、調べたい情報(名前・メールアドレス・生年月日・電話番号・住所等)を入力します。

入力した情報が、流出している情報と一致すると、流出元の情報、流出した時期、流出している個人情報を表示してくれます。

流出している情報の提供元は、サービス提供者側によっても異なりますが、FBI等の調査機関や独自調査により入手した情報になります。

「ダークウェブのモニタリング」のサービス自体は、「セキュリティーソフト」の会社が提供している場合が多く、無料で「個人情報の流出の有無」を調べる事ができるウェブサイトもありますが、利用する場合には注意が必要になります。

<4>「ダークウェブのモニタリング」の品質は「流出した情報の入手先(提供元)」で決まる!

それでは、次に「ダークウェブのモニタリング」の品質は、流出した情報の入手先(提供元)で決まるという点について一緒に確認していきましょう。

1.「ダークウェブのモニタリング」の品質は提供元で決まる?

「ダークウェブのモニタリング」は、「自分の個人情報」が「流出している個人情報」の中にあるか・ないかを調べてくれるサービスの為、「流出している個人情報」をどの程度入手しているのか、どのタイミングで入手しているのかで、サービスの質が変わってきます。

古い個人情報の流出情報でも、流出していたか、していないかを知っておく事は重要になりますので、流出している個人情報の情報量が多い程、質の高いサービスと言えます。

「ダークウェブのモニタリング」のサービスを提供している会社がどの程度の流出情報を持っているか、入手先はどこなのかを調べる手段がない為、判断が難しいサービスになります。

いずれにしても、「情報の入手先(提供元)」が良くないと、チェック自体もそれほど意味を持たなくなりますので、その点は覚えておきましょう。

<5>無料で利用できる「Google One」の「ダークウェブのモニタリング」の使い方

それでは、次に無料で利用できる「Google One」の「ダークウェブのモニタリング」の使い方について一緒に確認していきましょう。

スマホの場合には、アプリのインストールが必要になります。

ブラウザーで「Google One」と検索して、「Google One」にアクセスしても利用する事が出来ます。

パソコンの場合には、ブラウザアプリで「Google One」と検索するか、Chromeであれば「Googleのサービス一覧」から利用する事が出来ます。

1.「ダークウェブのモニタリング」の利用方法(無料)

それでは、実際に「Google One」のアプリを使って、「ダークウェブのモニタリング」を利用していきたいと思います。

まずは、端末内より①の「Google One」のアプリを探してタップします。

初めて「Google One」のアプリを利用する場合には、メンバーシップの紹介画面が表示されますので、②の「使ってみる」をタップします。

「Google One」のサービス紹介画面が表示されますので、③の「スキップ」をタップします。

ようやく「Google One」のホーム画面が表示されますので、④のように画面を下方向にスライドし、「ダークウェブ レポート」の項目の下にある⑤の「今すぐ試す」をタップします。

Googleサービスを利用しているGoogleアカウントのメールアドレス(Gmail)が表示され、このメールアドレスが流出しているかを無料で調べる事が出来ます。

⑥の「スキャンを実行」をタップすると、スキャンが始り、数秒で一致する情報があるか・ないかの結果が表示されます。

今回利用したメールアドレスについては、「一致する結果はありません」と表示され、過去にもメールアドレスが流出していないという事が分かります。

2. 個人情報の流出があった場合(実際の結果表示)

それでは、次に実際に「個人情報」が流出している場合には、どのように表示されるかを一緒に確認していきましょう。

結果として、2019年~2020年にかけて、3つのウェブサイトから「名前」「電話番号」「住所」「メールアドレス」「ユーザー名」が流出している事が分かります。

更に詳しく確認したいので、今回は、流出した情報が一番多いサイトをタップします。

こちらのサイトについては、2016年以降は利用した事がないサイトになります。

「詳細情報」が表示され、流出している個人情報である「名前」「電話番号」が表示されます。

画面を下にスライドしていくと、「関連情報」の部分に「流出している情報」として「以前利用していた住所」と「以前使用していたメールアドレス」が表示されているのを確認する事が出来ます。

個人情報が流出する可能性はあまり高くはありませんが、このように今は利用していないウェブサイトからも、個人情報が流出することがあるという事を覚えておきましょう。

3.「ダークウェブのモニタリング」の利用方法(有料版の場合)

「Google One」の有料版を利用した場合には、「メールアドレス」と「電話番号」については最大10件まで、「生年月日」「住所」「名前」については1つずつ、流出しているかを調べる事が出来ます。

「電話番号」と「メールアドレス」を登録する場合には、「本人確認」をする必要があり、「確認コード」がそれぞれに送られてきます。

<6>「ダークウェブのモニタリング」を利用する際に注意すべき点

それでは、次に「ダークウェブのモニタリング」を利用する際に注意すべき点について一緒に確認していきましょう。

1.「ダークウェブのモニタリング」の注意点:サービス提供元の与信

「ダークウェブのモニタリング」を利用する場合には、「個人情報」が流出しているかを調べるために、必ず「個人情報」を登録する必要があります。

この点が一番重要な点で、「フィッシングサイト(偽サイト)」から「ID」と「パスワード」が流出するのは、その情報を不正利用される側が入力する事で発生しています。

「ダークウェブのモニタリング(別名ではダークウェブレポートとも呼ばれます)」のサービスも同様になります。

その為、サービス提供会社の「信用力」や「セキュリティー対策」がしっかりしていないと「入力した情報」が悪用され、逆に個人情報の流出や転売をされる危険性もあります。

その点には十分にご注意ください。

<7>個人情報が流出していた場合の対処方法

それでは、最後に「個人情報」が流出していた場合の対処方法について一緒に確認していきましょう。

1.「個人情報」が流出していた場合の対処方法

「ダークウェブのモニタリング」サービスで「個人情報」が流出していることが判明した場合には、まずは4つの対策を取る事をお勧め致します。

一つ目は、個人情報が流出しているサービスの「パスワード」を変更しましょう。

二つ目は、2段階認証が出来るサービスであれば、2段階認証を設定しましょう。

三つ目は、メールアドレスや電話番号が流出すると、そのメールアドレスや電話番号に不審なメールやメッセージが届くようになる場合があります。

「不審なメールやメッセージ」を絶対に開かないようにしましょう。電話も同様になります。

四つ目は、流出した情報と同じ情報を利用しているサービスがないかをチェックして、適切な処理を行うようにしましょう。

例えば、同じメールアドレスとパスワードを利用している場合には、不正利用・不正アクセスがないかをチェックし、被害にあっていない場合でもパスワードを変更するようにしましょう。

以上で「大半の人が使っているGmailアドレスの流出を数秒、且つ、無料でチェックする方法」についての説明を終了致します。

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また、「有料メンバーシップ」にてコンビニで印刷できるテキストの提供も行っております。

ご静聴、ありがとうございました。


「【スマホのケア】月に1回はすべき3つの確認と操作~不具合防止・セキュリティー対策・ウィルス感染チェック・通信量の最適化~」もご参照ください。


「【Googleアカウント】最初にすべき設定5選~安全性の向上・セキュリティ強化・個人情報保護~」もご参照ください。


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【Googleクラウドの基本】Gmail・フォト・ドライブとGoogle Oneとの相関関係とその役割

今回は、「Googleクラウドの基本 Googleドライブの仕組みとGoogleフォト・Gmail・Google Oneとの関係性」について説明して参ります。

あまり存在感がないため、「Google Oneって何」「Googleドライブと何が違うの」と思う方も多いかもしれません。

今回は、GoogleドライブとGoogle Oneとの違いも含め、Google Oneが実際にどのようなものなのかについて一緒に確認していきましょう。

<動画内容>
<1>Googleドライブの仕組み四つのポイント
1. Googleドライブの仕組み(四つのポイント)

<2>Googleドライブを利用する場合に事前に知っておきたい「二つの重要なポイント」
1. 利用する前に覚えておくべき「二つの重要なポイント」
2. 「Google One(グーグルワン)」の登場により各役割がより明確に!(相関関係)

<3>Googleドライブを利用する上で覚えておきたい「3つの操作」
1. 覚えておきたい3つの操作(アップロード・ダウンロード)
2. 覚えておきたい3つの操作(共有/共有する)
3. 「Googleドライブ」が必要なシチュエーションは2つ

<4>Google Oneの2つの重要な機能
1. 2つの重要な機能(①アプリ毎のバックアップデータ量の確認
2. 2つの重要な機能(②オンラインストレージ全体の利用状況の確認)
3. LINE等のメッセージアプリはGoogleドライブに保存(Android端末)

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:15分10秒)


みなさんこんにちは、スマホのコンシェルジュです。

今回は、「Googleクラウドの基本 Googleドライブの仕組みとGoogleフォト・Gmail・Google Oneとの関係性」について説明して参ります。

あまり存在感がないため、「Google Oneって何」「Googleドライブと何が違うの」と思う方も多いかもしれません。

今回は、GoogleドライブとGoogle Oneとの違いも含め、Google Oneが実際にどのようなものなのかについて一緒に確認していきましょう。

スマホのコンシェルジュのユーチューブチャンネルでは、「スマホの基本操作」から「不具合時の対処方法」「毎日の生活を便利するアプリ」について、多数の動画で紹介しておりますので、是非そちらもご参照ください。

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【目次】
<1>Googleドライブの仕組み四つのポイント

1.Googleドライブの仕組み(四つのポイント)

<2>Googleドライブを利用する場合に事前に知っておきたい「二つの重要なポイント」
1.利用する前に覚えておくべき「二つの重要なポイント」
2.「Google One(グーグルワン)」の登場により各役割がより明確に!(相関関係)

<3>Googleドライブを利用する上で覚えておきたい「3つの操作」
1.覚えておきたい3つの操作(アップロード・ダウンロード)
2.覚えておきたい3つの操作(共有/共有する)
3.「Googleドライブ」が必要なシチュエーションは2つ

<4>Google Oneの2つの重要な機能
1.2つの重要な機能(①アプリ毎のバックアップデータ量の確認
2.2つの重要な機能(②オンラインストレージ全体の利用状況の確認)
3.LINE等のメッセージアプリはGoogleドライブに保存(Android端末)

<1>Googleドライブの仕組み四つのポイント

それでは、まず初めに「Googleドライブの仕組み」について、一緒に確認していきましょう。

知っておくべきポイントは4つあります。

1. Googleドライブの仕組み(四つのポイント)

まず、一つ目の覚えておきたいポイントは、「Googleドライブ」は、ファイル等のデジタルデータの保存を管理するサービスになります。

広義では、「オンラインストレージ」になります。

iCloud・OneDrive・DropBox・Amazon Drive等と同じで、インターネット上にデータを保存することが出来るオンラインストレージサービスになります。

オンラインストレージとは、デジタルデータを保存するための「インターネット上にある倉庫」になります。

皆さんが良く利用している「Googleフォト」も、広義では「オンラインストレージサービス」の一つになります。

後ほど説明を致しますが、実際にはGoogle Oneというオンラインストレージサービス上で「写真や動画」を管理しているのが「Googleフォト」になります。

一方で、Google Oneというオンラインストレージ上で「写真」や「動画」はもちろんですが、その他のデジタルデータを管理しているのが「Googleドライブ」になります。

オンラインストレージは、端末内ではなく、インターネット上にある倉庫に「デジタルデータ」を保存するサービスの事を指すということを覚えておきましょう。

Googleドライブの二つ目に覚えておきたいポイントは、スマホ・タブレット・パソコン等(どの端末)からでも同じアカウントを利用する事で、インターネット上にある自分用の倉庫(サーバー)にデジタルデータを保存する事が出来るサービスになります。

Googleドライブの三つ目に覚えておきたいポイントは、二つ目と対をなしますが、スマホ・タブレット・パソコン等(どの端末)からでも、インターネット上にある倉庫(サーバー)のデータを閲覧・ダウンロードをすることが出来るサービスになります。

どこからでも、どの端末からでも、同じアカウントに「ログイン」することで、自分用の倉庫を利用できるというのが大きな特徴になります。

今回、倉庫の事を「サーバー」と言い換えましたは、サーバーとは、リクエストに応じて、そのリクエストに呼応したもの提供するコンピューターやプログラムの事を指します。

今後よく出て来る可能性がありますので、出来れば覚えておくようにしましょう。

Googleドライブの四つ目に覚えておきたいポイントは、Android端末であれば、スマホのデータのバックアップを取ることが出来るサービスになります。

スマホの買替時や紛失時には、Googleドライブに保存されたバックアップデータを使って、新しい端末にそのデータを移すことが出来ます。

バックアップデータ自体は、普段あまり使わないので、存在感自体はないですが、端末紛失時や買替時に絶大な力を発揮します。

Androidスマホのバックアップは、元々はGoogleドライブに保存されるようになっていましたが、Google Oneの登場で、役割分担が明確になり、スマホのバックアップデータはGoogle Oneで行うという形になりました。

後ほど役割分担について、全体像も含め、説明して参りますので、その際により詳細な役割分担が見えてきます。

こちらで覚えておきたいポイントは、Android端末のバックアップは、「Googleドライブ」ではなく、「Google One」で行うようになったという点になります。

<2>Googleドライブを利用する場合に事前に知っておきたい「二つの重要なポイント」

それでは、次に「Googleドライブ」を利用する場合に、事前に知っておきたい二つの重要なポイントについて一緒に確認していきましょう。

1. 利用する前に覚えておくべき「二つの重要なポイント」

一つ目の重要なポイントは、「Googleドライブ」を利用するには「Googleアカウント」が必ず必要になります。

Gmail、Googleフォト、Googleマップ、Googleカレンダー、YouTube等も同じアカウントで利用する事が出来ます。

「Googleアカウント」について更に詳しく知りたい方は、こちらの動画をご参照ください。

説明詳細ページにも動画のリンクを掲載しておきます。

二つ目の重要なポイントは、保存できるデータ量(容量)に制限があります。

無制限に何でも保存することが出来るというわけではなく、「Gmail」「Googleフォト」「Googleドライブ」「Google Oneに保存されるスマホのバックアップデータ」も含め、すべてを合算して「15GB」までデジタルデータを「無料」で保存する事が出来ます。

2. 「Google One(グーグルワン)」の登場により各役割がより明確に!(相関関係)

一緒に合算されるGmail、Googleフォト、GoogleドライブとGoogle Oneの関係性について一緒に確認していきましょう。

Gmailは、Google Oneというオンラインストレージ上に保存されるメール管理サービスになります

Googleフォトは、Google Oneというオンラインストレージ上に保存される写真・動画の管理サービスになります。

Googleドライブは、Google Oneというオンラインストレージ上に保存する事が出来るデータ管理サービスになります。

スマホのバックアップデータは、Android端末のOSで直接管理され、Google Oneというオンラインストレージ上に直接保存されます。

このように、Googleの各サービスでデータの保存が必要なサービスはすべてGoogle Oneというオンラインストレージ上にデータが保存されます。

そのため、Google Oneというサービスをオンラインストレージのみを提供するサービスとして切り離すことで、それぞれの役割がより明確になります。

Google Oneの「オンラインストレージサービス」は、15GBまで無料でデータを保存することが出来ます。

15GBのデータ保存容量を越えそうな場合には、「有料」でデータの保存容量を増やすことが出来ます。

保存できるデータ量を「無料の15GB」から「100GB」まで増やしたい場合、毎月250円の支払いが必要になります。

一括の年払いをすると、年間2,500円で100GBまでデータを保存することが出来るようになります。

<3>Googleドライブを利用する上で覚えておきたい「3つの操作」

それでは次に、Googleドライブを利用する上で覚えておきたい「3つの操作」について一緒に確認していきましょう。

1. 覚えておきたい3つの操作(アップロード・ダウンロード)

まず、一つ目の操作は、データを保存するための「アップロード」になります。

インターネットを通して、Cloud(オンライン上)にある倉庫にデータを保存する、上にデータを押し上げるようなイメージから「アップロード」と呼ばれています。

厳密には、下流ノードから上流ノードへデータを転送する事からアップロードと呼ばれています。

二つ目の操作は、データを入手するための「ダウンロード」になります。

アップロードに対して、逆の行為になるため、データを下ろしてくるというイメージから「ダウンロード」と呼ばれています。

2. 覚えておきたい3つの操作(共有/共有する)

三つ目の操作は、同じデータを第三者と一緒に利用する「共有」になります。

こちらはクラウドサービスを利用している場合の大きなメリットになりますが、双方がクラウド上にあるデータにアクセスすることで、データのやり取りを簡単に行うことが出来ます。

Googleドライブ内にあるフォルダを共有した場合には、双方でフォルダー内にあるデータのアップロードやダウンロードが可能になります。

Googleドライブ内にあるファイルを共有した場合には、双方でファイルの上書きやダウンロードが可能になります。

3. 「Googleドライブ」が必要なシチュエーションは2つ

Googleドライブが必要なシチュエーションは二つになります。

一つ目は、スマホで入手したデータを他の端末でも見たい場合に「Googleドライブ」が必要になります。

スマホの端末内に保存されているデータは、原則スマホでしか見る事が出来ません。

そのため、他の端末からもそのデータを見たい場合には、「Googleドライブ」等の「オンラインストレージ」にそのデータを保存(アップロード)する必要があります。

二つ目は、スマホで入手したデータを確実に保存したい場合に「Googleドライブ」が必要になります。

スマホで入手したデータは、「端末をバックアップ」することでデータを保護する事が出来ます。

但し、タイミングによっては、バックアップが行われるまで時間がかかります。

確実にデータを保存したい場合には、「Googleドライブ」等の「オンラインストレージ」にそのデータを保存する必要があります。

注意点としては、スマホ内にある「ダウンロードフォルダ」に一時的に保存されているデータはバックアップの対象になりませんので、ご注意ください。

重要なデータをダウンロードした場合には、端末内の別のフォルダーに移動するか、オンラインストレージに保存する必要があります。

<4>Google Oneの2つの重要な機能

それでは最後に、Google Oneの二つの重要な機能について一緒に確認していきましょう。

1. 2つの重要な機能(①アプリ毎のバックアップデータ量の確認

一つ目の重要な機能は、アプリ毎にバックアップされているデータ量を確認する事が出来ます。

それでは実際にどのように確認できるのかを一緒に見ていきましょう。

端末内より①のGoogle Oneのアプリを探して、タップします。

Google Oneのアプリが入っていない場合には、Playストア、或いは、App Storeから入手する事が出来ます。

Google Oneのトップページが表示されますので、②の「詳細を表示」をタップします。

Google Oneのバックアップの詳細画面が表示されますので、③の「アプリ」をタップします。

そうしますとアプリ毎にバックアップされているデータ量を一覧で確認する事が出来ます。

2. 2つの重要な機能(②オンラインストレージ全体の利用状況の確認)

二つめの重要な機能は、バックアップデータも含めGoogle Oneのオンラインストレージに保存されているすべてのデータ量について確認することが出来ます。

それでは実際にどのように確認できるのかを一緒に見ていきましょう。

まずは、Google Oneアプリの一番下に配置されているメニュー一覧より⑤の「ストレージ」というマークをタップします。

ストレージの詳細画面が表示されますので、⑥のように画面を下にスライドします。

そうしますとGoogle Oneのオンラインストレージ全体の保存量と各アプリ毎のデータ保存量を確認する事が出来ます。

設定からも同じように確認する事が出来ます。

設定内にある「システム」という項目を探してタップし、次に「バックアップ」という項目を探してタップします。

そうしますとバックアップの詳細画面が表示されますので、下にスライドしていくとバックアップされている項目を確認することができます。

①の「ストレージを管理」というボタンをタップすると先程と同じGoogle Oneに保存されているデータとデータ量を確認する事が出来ます。

このようにGoogle Oneというオンラインストレージに特化したアプリが登場したことで、少し複雑にも見えますが、ファイルなどのデータを保存・管理するGoogleドライブとストレージ全体を管理するGoogle Oneという明確な役割分担ができるようになりました。

3. LINE等のメッセージアプリはGoogleドライブに保存(Android端末)

LINEのトーク履歴のバックアップデータについては、Google Oneのバックアップ対象のアプリとして保存されているのはなく、Googleドライブに通常方法では確認できないファイルデータとして保存されています。

LINEのトーク履歴をバックアップする画面でも、Googleドライブにバックアップする旨が記載されています。

Google Oneのバックアップ対象のアプリ一覧にもLINEアプリ自体が見当らないのも、Googleドライブにトーク履歴が保存されていることを示唆しています。

また、Googleドライブの保存領域に加算されてしまう為、実際にLINEのトーク履歴がどの程度のデータ量があるかを調べる場合には、設定からLINEアプリを選択し、保存されているデータ量を確認する必要があります。

以上で「Googleクラウドの基本 Googleドライブの仕組みとGoogleフォト・Gmail・Google Oneとの関係性」についての説明を終了致します。

宜しければ「チャンネル登録」をお願い致します。

ご静聴、ありがとうございました。


「今更聞けない!グーグルアカウントとは~Googleアカウントの確認・作成|メールアドレスの作成方法」もご参照ください。


「「iCloudの基本知識」絶対に覚えておきたい!三つの重要な操作~iCloudは共有サービス~」もご参照ください。


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