スマコン通信 2019年10月号【WEB版】

スマートフォンに関する時事ネタや教室の出来事をコラム形式でお届けします。

ついに消費税10%!スマホ決済正念場

10月1日、ついに消費税が10%へ増税されました。

同時に、キャッシュレス決済を行うと2%または5%が還元される「ポイント還元制度」により、スマホ決済デビューをしたお客様が当店にも多くいらっしゃいました。

各社、 新規顧客を取り込もうと、様々なキャンペーンを繰り広げています。

そんな中、メイン決済手段として「Suica」が急浮上!

元祖電子マネーである交通系IC、SuicaやPASMOが「ポイント還元」へ参加していて、Suicaは「乗車」にもポイントが付与することに。
これはPASMOにはありません。

また、「モバイルSuica」で定期券を購入すると 定期券額の2%を還元されます。(他社路線が含まれていようが関係なく還元されます。)

(例)新宿駅(JR)⇔ 二子玉川駅(東急線)の場合
定期代 12,470円の2%(249ポイント)が付与されます。
年間2,988ポイント!(2,988円相当)

ここで、注意!

すでに持っているカードタイプの「Suica」とスマホで使える「モバイルSuica」は別ということ。
それぞれ別々に利用することは可能ですが、 「モバイルSuica」で利用したほうがポイント率が高いのでお得です。

ちなみに、今持っているカードタイプのSuicaを「モバイルSuica」として登録するとカードタイプは使えなくなります。
また、ポイントをためるには、「JRE POINTサイト」への登録が必要です。

▶JRE POINT WEBサイトにSuicaを新規登録すると100ポイントプレゼント中!(2019年12月末まで)

マイクロソフトが2画面スマホ「Surface Duo」発表!

米マイクロソフト社が、2020年 年末商戦までに「Surface Duo(サーフェス・デュオ)」を発売と新製品発表会において発表しました。
※日本発売は未定

高画質のゲームや映像配信サービスの充実もあってか、スマホは年々大画面化してきています。

必要に応じてディスプレイ2枚分の大きな画面として利用したり、折りたたんで利用したり・・・といった仕様になるようです。

Appleも折りたたみスマホを開発中という噂もありますので、一気に業界の標準となる可能性もあるかもしれません。
なんだかガラケー時代を彷彿とさせますね。

ドコモギャラクシー
LGの2画面スマホ

かつてマイクロソフトは「iOS」や「Android」に対抗すべくWindowsブランドのスマホ用OSを開発・販売していましたが、何をやっても2つのOSの牙城を崩すことができませんでした。

創業者のビルゲイツはインタビュー「Androidの市場を取れなかったことが最大の過ちだ」と語っています。

今回ついにAndroid搭載のスマホを発表したことは、ある種のメッセージ性を感じます。

新型iPhoneにみる!スマホの進化

9/20、ついに「iPhone11」が発売されました。
日本で初めてiPhoneが発売されたのが2008年。

どのくらい進化したのか、主だった数字を比べてみました。

3G 11 Pro
発売日2008年7月2019年9月
画面サイズ3.5インチ 6.5インチ
保存容量16GB512GB
カメラ性能200万画素1200万画素
トリプルカメラ
OS iPhone OS 2.0iOS13
価格約8万円約16万円

上記に加えて、頭の回転にあたる「処理速度」は、なんと50倍以上になっているようです。

この処理速度とカメラの性能向上はめざましく、11年前のスマホとは、まったく別物のコンピュータになっています。

知っておきたい【スマホ語】

スマホ関連のキーワードやインターネット上で使われる言葉、ネットスラングをご紹介します。

[炎上]-えんじょう

主にインターネット上において、発信された情報(個人の主張・見解や、企業のプロモーションなどを含む)に対して、集中的に非難、誹謗中傷が寄せられ、またそれが拡散して手がつけられなくなる状態のこと。

転じて、最近では、ちょっとしたもめ事など波風が立つこと自体も「炎上」と表現するようになりました。

個人がSNSを使って手軽に全世界に情報発信できる現代において、一般人の何気ない発言が一気に炎上状態となり、精神的・社会的に追い込まれてしまう事例も発生しています。

【事例1:不適切動画】

「バイトテロ」ともよばれ、主にアルバイトの若者たちが勤務中にふざけて店の商品にいたずらをしている様子をSNSに投稿してしまうという謎の現象が相次ぎました。
本人たちは、仲間に自慢するためなのかもしれませんが、運営会社は謝罪、休業に追い込まれることも多く、一時期、社会問題に。

【事例2:パタハラ問題】

夫の育休や転勤に関して、「非常に不当な扱いを受けた」という趣旨のツイートをある企業の社員の奥さんが投稿したところ、各方面で大きな反響を呼び炎上。

企業側の対応も悪手が続き、株価にも影響し、時価総額624億円分損失という巨大な影響が出てしまいました。

[バズる]-ばずる

「炎上」と反対に、Twitterのツイートなど、インターネット上の投稿に対して好意的な「いいね!」やコメントが集中的に寄せられ、話題になる・拡散されることを「バズる」と表現します。

「ハチがぶんぶんと飛び回る音」「ひとつの場所に集まって噂話でざわざわする」といった意味の「Buzz」が語源。

『PPAP』でおなじみ「ピコ太郎」は、著名人にSNS上で絶賛されたことでバズり、それにより世界中で話題に。一気にスターダムにのし上がりました。

あなたの何気ないツイートも、たまたま誰かのツボにまはり、何千何万もの「いいね!」を集めて「バズる」ことがあるかもしれません。

【事例:おじいちゃんの方眼ノート】

東京都北区で町工場を経営する男性が「方眼ノート」という製品を開発しました。
見開き部分を水平に開くことができ、ギリギリまで書込めて印刷もきれい、という画期的な製品でしたが販売は大苦戦。
大量の在庫を抱えることになってしまいました。

みかねた男性の孫娘が、自身のTwitterにこのノートについて投稿したところ大反響。
その後在庫は一気に一掃、ジャポニカ学習帳とのコラボによる量産化やエピソードの書籍化にまで繋がりました。

※こちらはWEB版となります。
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