現在、iPhoneとAndroidは普通に利用する上では機能的にほとんど差はなく、どちらを選ぶべきか、というのはとても悩ましいポイントです。
そこで今回はAndroidにも欲しい機能という観点から、iPhoneを選ぶ際にメリットとなり得る点について解説していきたいと思います。
<動画内容>
1. コントロールセンター
2. Apple Payのセキュリティ
3. OSのバージョンアップ対応
4. 純正アプリ
5. iPhoneの統一感
6. なぜiPhoneは人気なのか?
詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:9分53秒)
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現在、iPhoneとAndroidは普通に利用する上では機能的にほとんど差はなく、どちらを選ぶべきか、というのはとても悩ましいポイントです。
そこで今回はAndroidにも欲しい機能という観点から、iPhoneを選ぶ際にメリットとなり得る点について解説していきたいと思います。
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【目次】
1.コントロールセンター
2.Apple Payのセキュリティ
3.OSのバージョンアップ対応
4.純正アプリ
5.iPhoneの統一感
6.なぜiPhoneは人気なのか?
1. コントロールセンター
iPhoneでは画面右上を下にスワイプすると、コントロールセンターという簡易的に設定変更できる機能を呼び出すことができます。
Androidでいうところのクイック設定パネルに該当します。
ただし、Androidではクイック設定と通知ログが一体型になっていて、再度下にずらすとクイック設定パネルの単体画面が表示されます。
このコントロールセンターは1操作で呼び出せるという点と、表示項目の多さ、Wi-Fiのスイッチや画面の明るさといった、人によっては変更する頻度が高そうなものがしっかりと網羅されている点が便利です。
Google PixelなどAndroidの一部端末ではクイック設定パネルから、Wi-Fiのオンオフだけを切り替える項目がなくなり、インターネットという項目に吸収されましたが、これはWi-Fiが繋がりにくい時などの一旦オフにした状態で、再度オンにし忘れる人が多いという理由からの変更と言われています。
一方iPHoneはコントロールセンターでのWi-Fiスイッチは一時的なものとして、再度オンにしなくても翌日には自動でオンに切り替わります。
2. Apple Payのセキュリティ
Google PayとApple Payの違いとして、支払い時の認証の有無があります。
Apple Payは必ず本人確認として、決済前に設定済みの指紋認証、顔認証またはパスコードが要求されます。
しかし、Google Payは本人認証がないので、そのまま画面を一切起動することなく近づければOKです。
これは紛失した際のリスクへと直結します。
もちろんカード会社により、不正利用された金銭に対する補償があったり、そもそも端末を探す機能により利用をストップしたりすることも可能です。
しかし、クレジットカード情報を登録する側としては、生体認証が一枚かませてあるというのは安心感につながります。
セキュリティ面と利便性のどちらを優先するかは人それぞれですし、表裏一体の関係があり、難しい側面はありますが好みが分かれそうなポイントではあります。
3. OSのバージョンアップ対応
言うまでもなく、iOSはアップグレードのサポート期間の長さが最大の魅力です。
5,6年程の対応年数はOSから端末に至るまで、全てApple社で開発しているからこその強みと言えます。
これは型落ちのモデルを購入した場合にも恩恵があり、端末価格を抑えたいというニーズにも上手く対応できます。
一方で、アプリ側で推奨されるOSバージョンもAndroidより高いので、OS・アプリのアップデートなど、ユーザー側にもある程度のリテラシーが必要です。
アップグレードのサポート期間が長いことに対するメリットとして、“同じ端末を持っているなら、同じ環境のOSを使っている”ということが成り立ち、この「多くの人が同じ環境である」ということの影響は意外と大きいです。
単純にセキュリティや不具合の改善などだけでなく、例えば、
・ユーザー側からみた「不具合に対する自己解決の難易度」
・アプリ開発者側からみた「サポートにかかる工数や労力」
といったことが軽減され、結果我々ユーザーへの恩恵になります。
4. 純正アプリ
Androidでは一部の端末(Pixel 、 Galaxy)にしか標準搭載されていない録音アプリや、アプリのデータが巨大化しがちな歩数計アプリもクラウドにデータを保存することでデータサイズを抑えたりと、ライトユーザーでも取り扱いやすい純正アプリが必要十分に揃っています。
また、初心者でも扱いやすいよう、それぞれの役割を果たすアプリが2つも3つもプリインストールされていません。
敷かれたレールの上を走ればいいという安心感はそれなりにあると思います。
Androidの場合、分からず使っていると、機種変更の際にメーカーが変わったり、携帯キャリアが変わったりしてデータの移行に四苦八苦するなんてことも起こりやすいです。
5. iPhoneの統一感
「iPhoneの世界観」。これを紐解くキーワードは “統一感” にあると思っています。
iPhone上で山ほど見かけるいつものスイッチですが、これを触ったときにフィードバックとして振動するようになっています。
こういったバイブレーション、外部のアプリであろうが「同じ操作」には「同じフィードバック」が与えられています。
アプリを越えてガチガチに統制を敷くことの意義は「iPhoneを使っている体験からズレさせない」ためのものであると感じます。
この統一感は他の操作にも割り当てられています。例えば長押し操作。
iPhoneでは長押しした時の挙動が、パソコンでいうところの右クリックに似た挙動をします。
一方Androidではアプリによって、選択状態になったり、右クリックのような挙動になったりと少しムラがあります。
しかしそこはまさに表裏一体で、Androidには究極の自由度が備わっているという強みにも繋がるので、一概にiPhoneの世界観が優れているとは言い切れません。
その他にも、iPhoneは「自分が今何をしているか常に分かるようになっている」と感じます。
こういう瞬間も「背景がボケているから今の画面は上のレイヤーなんだな」と分かります。
iPhoneでは特に、こういったスムーズなエフェクト処理が細かくされていて、これが見かけ上のスペックだけでは表現できない「サクサク感」に繋がっているような気もします。
こういった実益には直接的に結び付かないところまでも細かくこだわる、これがiPhoneを買うこと、すなわち“体験”を買うことになるのではないでしょうか。
6. なぜiPhoneは人気なのか?
今でこそ日本での人気もAndroidとシェアを二分していますが、若者を中心にiPhoneが幅広く受け入れられた要因としては、iPodで携帯デバイスとしての地位を確保していたことや、一世を風靡したアプリはどれもiOS版の方がリリースが早く、○○のアプリを使いたいからiPhoneという選択肢が当時はありました。
冒頭でもお話しましたが、現在ではiPhoneとAndroidの違いは、細かいところを除けばほとんど変わりません。
これを言うと身も蓋もないですが、その人にとっての価値観とマッチしたものを選べば良くて、どちらが正解とかはありません。
また、常々言われていた“iPhoneはリセールバリューが高い”についても、携帯キャリアの半額サポートを上手く活用してAndroid端末を運用すれば、そこまでの差は生じなくなってきています。
今回の動画はコチラで以上です。
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それでは、また次の動画でもよろしくお願いいたします。
「【AndroidとiPhone】iPhoneが嫉妬する?Androidでしかできないこと、Androidの方が得意なこと」もご参照ください。
「【スマホの寿命は何年?】Androidのベストな買い替え時」もご参照ください。
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