今回は、「意外と知らない!SDカードとUSBメモリーの違い!利用するならどっちがいい?」について説明して参ります。
「写真」や「動画」等のデータを保存する機器として、「SDカード」「USBメモリー」という選択肢があるのをご存じの方も多いかと思います。
一方で、何が違うのか、どちらを使う方がいいのかを迷われた方も多いかと思います。
今回は、「SDカード」と「USBメモリー」の違いと購入時にチェックすべきポイントについて一緒に確認していきましょう。
<動画内容>
<1>「SDカード」「USBメモリー」の決定的な違いとは
1.「SDカード」と「USBメモリー」はどちらも「フラッシュメモリー」
2.「SDカード」と「USBメモリー」の違い:4つの重要な比較項目
3.「SDカード」と「USBメモリー」の違い①:「メモリー容量」の比較
4.「SDカード」と「USBメモリー」の違い②:「耐久性」の比較
5.「SDカード」と「USBメモリー」の違い③:「転送速度」の比較
6.「SDカード」と「USBメモリー」の違い③:「転送速度」の見方(SDカード)
7.「SDカード」と「USBメモリー」の違い④:「互換性」の比較
8. 総合的には「USBメモリー」の方がメリットが多い!
<2>「バックアップ」で利用!「SDカード」「USBメモリー」の最低スペックは?
1.「バックアップ先」として「SDカード」「USBメモリー」を利用する場合
2.「SDカード」「USBメモリー」は、性能面・値段の差はそれほどない!
<3>「SDカード」「USBメモリー」はどこの国?
1.「SDカード」「USBメモリー」の主なメーカーと国
2.「重要なデータの保存先」「一時的なデータの保存先」で使い分ける!
<4>「東芝」には要注意!「東芝の家電製品」は「中国メーカー」
1. 「東芝の家電製品」には要注意!名前は「東芝」でも「中国メーカー」!
詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:11分36秒)
みなさんこんにちは、スマホのコンシェルジュです。
今回は、「意外と知らない!SDカードとUSBメモリーの違い!利用するならどっちがいい?」について説明して参ります。
「写真」や「動画」等のデータを保存する機器として、「SDカード」「USBメモリー」という選択肢があるのをご存じの方も多いかと思います。
一方で、何が違うのか、どちらを使う方がいいのかを迷われた方も多いかと思います。
今回は、「SDカード」と「USBメモリー」の違いと購入時にチェックすべきポイントについて一緒に確認していきましょう。
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【目次】
<1>「SDカード」「USBメモリー」の決定的な違いとは
1.「SDカード」と「USBメモリー」はどちらも「フラッシュメモリー」
2.「SDカード」と「USBメモリー」の違い:4つの重要な比較項目
3.「SDカード」と「USBメモリー」の違い①:「メモリー容量」の比較
4.「SDカード」と「USBメモリー」の違い②:「耐久性」の比較
5.「SDカード」と「USBメモリー」の違い③:「転送速度」の比較
6.「SDカード」と「USBメモリー」の違い③:「転送速度」の見方(SDカード)
7.「SDカード」と「USBメモリー」の違い④:「互換性」の比較
8.総合的には「USBメモリー」の方がメリットが多い!
<2>「バックアップ」で利用!「SDカード」「USBメモリー」の最低スペックは?
1.「バックアップ先」として「SDカード」「USBメモリー」を利用する場合
2.「SDカード」「USBメモリー」は、性能面・値段の差はそれほどない!
<3>「SDカード」「USBメモリー」はどこの国?
1.「SDカード」「USBメモリー」の主なメーカーと国
2.「重要なデータの保存先」「一時的なデータの保存先」で使い分ける!
<4>「東芝」には要注意!「東芝の家電製品」は「中国メーカー」
1.「東芝の家電製品」には要注意!名前は「東芝」でも「中国メーカー」!
<1>「SDカード」「USBメモリー」の決定的な違いとは
それでは、まず初めに「SDカード」と「USBメモリー」の決定的な違いについて一緒確認していきましょう。
1.「SDカード」と「USBメモリー」はどちらも「フラッシュメモリー」
「SDカード」も、「USBメモリー」も、データの記録や消去が出来る小型の「保存媒体(フラッシュメモリー)」になります。
「フラッシュメモリー」は、「デジカメ」「パソコン」「スマホ」はもちろんですが、「電子レンジ」「冷蔵庫」といった家電製品にも使われています。
「電源」を切っても、保存内容が失われないという特徴があります。
2.「SDカード」と「USBメモリー」の違い:4つの重要な比較項目
「SDカード」と「USBメモリー」の違いを知る上で、重要な4つの比較項目について一緒に確認していきましょう。
比較項目は、「メモリー容量」「耐久性」「転送速度」「互換性」の4つになります。
3.「SDカード」と「USBメモリー」の違い①:「メモリー容量」の比較
まず、一つ目の「メモリー容量」ですが、選択できるメモリー容量はどちらも変わらず、256MB~2TBまで、幅広い選択肢があります。
4.「SDカード」と「USBメモリー」の違い②:「耐久性」の比較
二つ目の「耐久性」ですが、「SDカード」の方が「USBメモリー」に比べると、接続部分での露出が少ないという点と、スマホやデジカメ等に一度差し込むと取り出す機会が少ないという点で、「SDカード」の方が耐久性が高いと言われています。
但し、耐久性というよりは、使用方法の違いになるため、純粋に耐久性のみを比較した場合には、それほど大きな差はないと言えます。
また、「防水」「防塵」「衝撃」に強い「SDカード」や「USBメモリー」もあるため、「耐久性」の違いについて比較してもあまり意味がないと言えます。
5.「SDカード」と「USBメモリー」の違い③:「転送速度」の比較
三つ目の転送速度ですが、「USBメモリー」の方が理論上は速いと言えます。
具体的な例で言うと、1GBの動画があった場合、SDカードでは、一般的に11秒~30秒前後の書き込み時間がかかります。
性能が低いSDカードの場合には、数分程度、時間がかかります。
一方で、「USBメモリー」の場合には、規格上の転送速度で計算をすると、一般的なもので数秒で書き込みが終了します。
少し遅いものでも、数十秒程度で終了します。
但し、USBメモリーでも、「書き込み速度」「読み込み速度」があり、転送速度とは異なりますので、その点は間違えないようにしましょう。
6.「SDカード」と「USBメモリー」の違い③:「転送速度」の見方(SDカード)
「SDカード」の見方(特に「書き込み速度」「読み込み速度」)は、分かりづらいので、実際のSDカードを例にして、どのように表示されてるのかを一緒確認していきましょう。
SDカードの見方として、押さえておきたいポイントは5つあります。
まず、一つ目は最大読み込み速度で、こちらのSDカードでは1秒間で280MBになっています。
こちらのSDカードのように、最近のSDカードには「読み込み速度」や「書き込み速度」が記載されているものが増えてきています。
二つ目は、最大書き込み速度で、1秒間で150MBになっています。
三つ目は、UHSの速度クラスで、U3になっています。
四つ目は、ビデオ速度で、V60になっています。
五つ目は、UHS-Ⅱになっています。
ちなみに値段は2万円前後になっています。
7.「SDカード」と「USBメモリー」の違い④:「互換性」の比較
四つ目の「互換性」ですが、「USBメモリー」の方が互換性が高いと言えます。
その理由としては、「SDカード」は、スマホやデジカメ等、予め挿入口がある機器が前提の為、操縦口がない場合には、「SDカードリーダー」が別途必要になります。
一方で「USBメモリー」はそのままパソコンに接続する事が出来ます。
但し、最近は「USB Type-C」の接続ポートしかない機器もありますので、その点は注意が必要になります。
いずれにしても、「カメラ」「スマホ」以外で利用する場合には、USBメモリーの方が汎用性が高いと言えます。
また、「SDカード」の「読み込み速度」「書き込み速度」は、選択する「SDカード」によってはかなり違いがあります。
その為、スマホに入れて「SDカード」を内部ストレージ化すると、スマホ自体がかなり遅くなってしまう為、挿入する事ができないスマホも増えてきています。
8. 総合的には「USBメモリー」の方がメリットが多い!
「SDカード」と「USBメモリー」の違いについて比較をしてきましたが、「転送速度」と「互換性」では、「USBメモリー」の方が優位性があると言えます。
どちらを購入すべきかを迷った場合には、「USBメモリー」を選択する事をお勧め致します。
<2>「バックアップ」で利用!「SDカード」「USBメモリー」の最低スペックは?
それでは、次に、「バックアップ」として「SDカード」や「USBメモリー」を利用する場合には、どの程度の性能があった方がいいのかという点について一緒確認していきましょう。
1.「バックアップ先」として「SDカード」「USBメモリー」を利用する場合
「SDカード」や「USBメモリー」を「写真や動画のバックアップ先」として利用する場合には、バックアップするデータ量にもよりますが、転送速度(書き込み速度・読み込み速度)が重要になります。
バックアップが完了するまでの待ち時間にそれほどストレスを感じないようにするには、「SDカード」であれば、U3・V30以上が必要になります。
「USBメモリー」であれば、USB3.0以上は必要になります。
「USBメモリー」については、「書き込み速度」や「読み込み速度」も重要になりますので、記載がある場合には、必ずチックするようにしましょう。
2.「SDカード」「USBメモリー」は、性能面・値段の差はそれほどない!
あくまで一例になりますが、メモリ容量を「128GB」、最大転送速度を140MB~150MBにした場合、「SDカード」が1,280円~1,980円、「USBメモリー」が1,600円~2,270円になりますので、それほど値段の差がないと言えます。
「転送速度」や「書き込み速度」「読み込み速度」をあげていくと、それに比例して「値段」が高くなっていきます。
<3>「SDカード」「USBメモリー」はどこの国?
それでは、次に「SDカード」「USBメモリー」を選ぶ際の一つの基準になる「製造メーカー」と「国」についても一緒確認していきましょう。
1.「SDカード」「USBメモリー」の主なメーカーと国
「SanDisk(サンディスク)」は米国の会社になります。
「KIOXIA(キオクシア)」は日本のブランドで「東芝」の子会社になります。
「BUFFALO(バッファロー)」も日本の会社になります。
「トランセンドジャパン」「シリコンパワー」は台湾の会社になります。
「サムスン」は韓国の会社になります。
「東芝」「エレコム」「ソニー」は日本の会社になります。
また、サンワサプライも日本の会社になりますが、USBメモリーの製造は中国になります。
「キングストーン」は米国の会社になります。
「Gigastone(ギガストン)」や「ADATA(エイデータ)」は台湾の会社になります。
いずれにしても、「SDカード」「USBメモリー」は大事なデータを保存する場所でもある為、使用方法によっては、どのメーカーを選ぶかも重要な要素になります。
2.「重要なデータの保存先」「一時的なデータの保存先」で使い分ける!
購入時の目安としては、大事なデータを保存する場合には、人気のSanDiskか、日本製のバファロー・ソニー・キオクシアを選択するのも一つに選択肢になります。
注意点としては、後述しますが、東芝はいろいろな事件により、家電には中国資本が入っていますが、未だに「東芝」のブランド名で家電商品を販売しています。
その意味ではあまり顧客目線にたっていない会社になります。
一時的なデータの保存用として利用する場合には、基本的にどのメーカーでも問題ないと言えます。
<4>「東芝」には要注意!「東芝の家電製品」は「中国メーカー」
それでは、最後に、先程も一部説明をしましたが、「東芝」について一緒確認していきましょう。
1. 「東芝の家電製品」には要注意!名前は「東芝」でも「中国メーカー」!
「東芝」というブランド名で販売されている家電製品は、すべて中国の会社の製品になります。
「東芝ライフスタイル株式会社」という会社は、8割以上の株式を中国の会社が所有している中国企業になります。
「東芝」という日本のメーカーの製品だと思って購入をすると、完全に誤りになりますので、ご注意ください。
特に、冷蔵庫・洗濯機・エアコン等でIoT機器に分類されるものは、通信を伴う機能も搭載していますので、特にご注意ください。
消費者目線で話をすると、日本のメーカーでもないのに、実在する「日本のメーカー」の名前で製品を販売するのは、いかがなものかと思います。
日本のメーカーと勘違して購入しないように十分にご注意ください。
以上で「意外と知らない!SDカードとUSBメモリーの違い!利用するならどっちがいい?」についての説明を終了致します。
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ご静聴、ありがとうございました。
「【ストレージ不足解消】AndroidでのUSBメモリの使い方、データの移動方法や注意点を解説!SDカード非対応機種でも安心!」もご参照ください。
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