今回は、「iPhoneに待望の通話録音が追加!その注意点と通話の録音方法」について説明して参ります。
「通話録音」は、「電話」で重要なやり取りする際に、通話内容を再確認する事が出来る便利な機能になります。
特に、契約等の「重要な部分の説明」「リスクに関連する説明」が十分になされていたかを確認する際には、非常に有益な機能になります。
また、企業側でも「通話内容」を録音していますが、弁護士による「通話内容の請求」等がない限りは、開示されない場合が大半になりますので、「通話録音」をしておくとこちら側でも確認する事ができるようになります。
それでは、「通話録音」する上での注意点と実際の録音方法について一緒に確認していきましょう。
<動画内容>
<1>「通話録音」の注意点
1.「通話録音」「会話の録音」も合法!但し、「取扱い」には注意が必要!
2.「秘密録音」と「盗聴」の違いは、「当事者」か、「第三者」かの違い!
3.「録音したデータの取扱」が一番の問題!
<2>iPhoneの「通話録音機能」
「通話」を録音をする
1.「通話」を録音する
2.「録音したデータ」を通話終了後、直ぐに確認する
3.「通話中」に「通話録音」を終了する方法と再度「通話録音」を開始する方法
「通話録音したデータ」を確認する
1.「通話録音したデータ」を確認する(メモアプリ)
2.「通話録音したデータ」のみを確認する(フォルダから確認)
3.「録音したデータ」を「ゴミ箱」に移動する方法(スライド or 長押し)
4.「録音したデータ」を「ゴミ箱」からも完全に削除する方法
詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:14分27秒)
みなさんこんにちは、スマホのコンシェルジュです。
今回は、「iPhoneに待望の通話録音が追加!その注意点と通話の録音方法」について説明して参ります。
「通話録音」は、「電話」で重要なやり取りする際に、通話内容を再確認する事が出来る便利な機能になります。
特に、契約等の「重要な部分の説明」「リスクに関連する説明」が十分になされていたかを確認する際には、非常に有益な機能になります。
また、企業側でも「通話内容」を録音していますが、弁護士による「通話内容の請求」等がない限りは、開示されない場合が大半になりますので、「通話録音」をしておくとこちら側でも確認する事ができるようになります。
それでは、「通話録音」する上での注意点と実際の録音方法について一緒に確認していきましょう。
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【目次】
<1>「通話録音」の注意点
1.「通話録音」「会話の録音」も合法!但し、「取扱い」には注意が必要!
2.「秘密録音」と「盗聴」の違いは、「当事者」か、「第三者」かの違い!
3.「録音したデータの取扱」が一番の問題!
<2>iPhoneの「通話録音機能」
「通話」を録音をする
1.「通話」を録音する
2.「録音したデータ」を通話終了後、直ぐに確認する
3.「通話中」に「通話録音」を終了する方法と再度「通話録音」を開始する方法
「通話録音したデータ」を確認する
1.「通話録音したデータ」を確認する(メモアプリ)
2.「通話録音したデータ」のみを確認する(フォルダから確認)
3.「録音したデータ」を「ゴミ箱」に移動する方法(スライド or 長押し)
4.「録音したデータ」を「ゴミ箱」からも完全に削除する方法
<1>「通話録音」の注意点
それでは、まず初めに「通話録音」に関する注意点について一緒に確認していきましょう。
1.「通話録音」「会話の録音」も合法!但し、「取扱い」には注意が必要!
日本では、「通話内容」を録音する行為自体は合法になります。
「通話内容」を録音する場合、相手に録音する旨を伝える通常の「通話録音」と、相手方に知られることなく、通話や会話を録音する「秘密録音」があります。
日本では、この「秘密録音」についても、罰する法律がなく、無断で「通話」を録音しただけでは、違法性を問うことが出来ない仕組みになっています。
また、通話自体が、自分の意思で聞き手に対して情報を開示している為、「プライバシーの権利」もほとんど放棄していると判断されます。
但し、「録音した音声データ」を悪用したり、第三者に流出させる行為は、様々な法律に抵触する可能性が高く、禁止されています。
加えて、日本では「通話」に限らず、「会話などの録音」も合法になっています。
但し、先程と同様に「録音した音声データ」を悪用したり、第三者に流出させる行為は禁止されています。
2.「秘密録音」と「盗聴」の違いは、「当事者」か、「第三者」かの違い!
先程も少し触れましたが、「秘密録音」と「盗聴」の違いについても一緒に確認していきましょう。
「秘密録音」と「盗聴」の違いの一つ目は、会話の当事者が録音したのか、第三者が録音したのかが異なります。
また、「秘密録音」は特定の会話のみをターゲットにしているのに対して、「盗聴」はすべての会話がターゲットになるため、プライバシー侵害も含め、違法性が非常に高いと言えます。
但し、日本では「盗聴」という行為自体を禁止する法律はなく、「盗聴器」を設置する行為が禁止されています。
他人の家に侵入して、「盗聴器」を設置した場合には、「住居侵入罪」。
電話回線に「盗聴器」を仕掛けた場合には、「有線電気通信法違反」。
コンピューターネットワークに不正にアクセスして情報を盗み見た場合には、「不正アクセス禁止法」に抵触します。
このように「盗聴器」を設置する行為をある程度は禁止していますが、「盗聴」という行為自体を禁止する法律がないというのが実情になります。
3.「録音したデータの取扱」が一番の問題!
先程もお伝えしましたが、通話内容を録音する行為も、盗聴する行為自体も禁止する法律はありませんが、「録音したデータ」の取扱次第では、さまざまな法律に抵触する可能性がありますので、その点について一緒に確認していきましょう。
「録音したデータ」には、様々な個人情報が含まれています。
「録音したデータ」をインターネット上に公開する行為は、「プライバシー侵害」や「名誉棄損」に該当する可能性が高くなります。
先程、自分から聞き手に対して情報を開示している為、「プライバシーの権利」を放棄しているとお伝えしましたが、それはあくまで聞き手に対しての情報開示になります。
「録音したデータ」をそのまま利用して、第三者に公開しても問題ないという事にはなりませんので、その点には十分にご注意ください。
「プライバシーの侵害」や「名誉棄損」にならないためには、「録音したデータ」を自分以外利用しないという事を徹底する事が重要になります。
また、「録音していたデータ」が流出した場合は、内容次第では「罪」に問われる可能性もありますので、「録音データの取扱」には十分に注意するようにしましょう。
二つ目は、「録音したデータ」を利用して、相手を脅迫した場合には「脅迫罪」「強要罪」に抵触します。
また、金品を要求した場合には、「恐喝罪」に抵触します。
いずれにしても、「通話や会話の録音」は、録音するという行為よりも、「録音したデータの取扱」が一番重要になりますので、その点は覚えておきましょう。
<2>iPhoneの「通話録音機能」
それでは、次にiPhoneの「通話録音機能」について一緒に確認していきましょう。
「通話」を録音をする
それでは、まず初めに「電話アプリ」を使って、「通話内容」を実際に録音する方法について一緒に確認していきましょう。
1.「通話」を録音する
「通話内容」を録音する方法は、自分から相手に電話を掛けた場合でも、相手から電話がかかってきた場合でも、操作方法は同じになります。
「通話中」は「通話中の画面」が表示され、画面の左上に①の「録音ボタン」が表示されます。
①の「録音ボタン」をタップすると、初めて利用した場合には、「通話録音」という画面が表示されます。
②の「続ける」をタップすると、③のように「この通話は録音されます」と表示され、同時に通話相手に対しても「この通話は録音されます」という「音声ガイダンス」が流れ、「通話録音」が開始されます。
「録音しているデータ」は「メモアプリ」に保存され、その旨の通知が画面の上部に表示されます。
④の「終了」をタップすると、「通話」が終了し、同時に「通話録音」も終了します。
2.「録音したデータ」を通話終了後、直ぐに確認する
通話が終了し、画面上部には「メモアプリの通知」が表示されたままになっていますので、⑤の「メモアプリの通知」をタップします。
初めて「通話録音」を利用した場合には、「メモの新機能」という画面が表示されますので、⑥の「続ける」をタップします。
「通話録音データ」が表示されますので、⑦の「再生」をタップすると「録音内容」を確認する事が出来ます。
また、録音再生中に「一時停止」や「15秒の先送りや巻き戻し」を選択する事もできます。
3.「通話中」に「通話録音」を終了する方法と再度「通話録音」を開始する方法
「通話録音中」でも、「通話録音」だけを終了する事が出来ます。
「通話録音」だけを終了する方法は、「この通話は録音されます。」という表示の右側にある①の「×」をタップします。
通話の録音が終了し、同時に、通話相手にも「この通話はもう録音されていません。」という音声ガイダンスが流れます。
また、画面上部にも「録音データ」を確認することが出来る「メモの通知」が表示されます。
再度、通話録音をしたい場合には、「メモの通知」を②のように上にスライドし、③の「通話録音」のボタンをタップすると「通話」の録音が新たに開始されます。
先程と同様に通話相手にも「通話が録音される旨」の「音声ガイダンス」が流れます。
「通話録音したデータ」を確認する
それでは、最後に「通話録音したデータ」を確認する方法について一緒に確認していきましょう。
1.「通話録音したデータ」を確認する(メモアプリ)
先程もお伝えしましたが、「通話録音したデータ」は「メモアプリ」に保存されていますので、端末より、①の「メモアプリ」を探してタップします。
「メモアプリ」のトップ画面が表示され、先程「録音したデータ」が表示されます。
②の「録音したデータ」をタップすると、「録音したデータ」の詳細画面が表示されます。
③の「再生」をタップすると、「録音したデータ」の「再生」が開始されます。
「録音データ」について、もう少し細かく確認したい場合には、④の「タイトル」をタップすると「録音データ」の詳細画面が表示され、特定の箇所を選択する事で、選択した場所から「録音データ」を再生する事が出来ます。
2.「通話録音したデータ」のみを確認する(フォルダから確認)
それでは、次に「通話録音をしたデータ」のみを表示したい場合の表示方法についても一緒に確認していきましょう。
まずは、「メモの一覧」が表示されている画面で、画面の左上にある①の「フォルダ」をタップします。
「フォルダの一覧」が表示され、一番上に「通話録音」のフォルダが表示されているのを確認する事が出来ます。
②の「通話録音」をタップすると、「通話録音」の詳細画面が表示され、「通話録音したデータ」のみが一覧で表示されます。
「メモ」や「録音データ」が増えてくると、「該当する通話録音のデータ」を探すのが難しくなりますので、その際には便利な表示方法なります。
3.「録音したデータ」を「ゴミ箱」に移動する方法(スライド or 長押し)
それでは、最後に「通話録音したデータ」を削除する方法について一緒に確認していきましょう。
先程の「メモ」の画面で、「通話録音データ」が一覧で表示されていますので、「通話録音データ」を①のように左にスライドします。
「隠れていたボタン」が3つ表示されますので、②の「ゴミ箱のボタン」をタップすると「通話録音データ」を「ゴミ箱」に移動する事が出来ます。
注意点としては、「ゴミ箱」へ「移動した通話録音データ」は、完全に削除されるまで30日かかりますので、その点も覚えておきましょう。
先程は、「通話録音データ」を左にスライドしましたが、①のように「長押し」をすると、別の画面が表示され、②の「削除」をタップしても、「通話録音データ」を削除する事が出来ます。
4.「録音したデータ」を「ゴミ箱」からも完全に削除する方法
先程もお伝えしましたが、「通話録音データ」をゴミ箱に移動しただけでは、完全に削除されるまで、30日かかります。
今直ぐに削除したい場合には、「ゴミ箱」からも「通話録音データ」を削除する必要があります。
まずは、先程の「フォルダ」が一覧で表示される画面に移動し、新たに追加されている①の「最近削除した項目」をタップします。
「最近削除した項目」の詳細画面が表示され、先程、「ゴミ箱」に移動した「通話録音データ」が一覧で表示されますので、画面の右上にある②の「編集」をタップします。
「通話録音データ」の左側にチェックボックスが表示されますので、③のように「削除したい通話録音データ」をタップします。
すべて削除したい場合には、画面の右下にある「すべて削除」をタップしても問題ありません。
削除したいデータにチェックが入っていることを確認して、画面の右下にある④の「削除」をタップします。
別の小さな画面が下に表示されますので、⑤の「5件のメモを削除」をタップします。
以上で、「ゴミ箱」からも「通話録音データ」を完全に削除する事が出来ます。
注意点としては、完全に削除してしまうと「削除した通話録音データ」を復元する事ができなくなりますので、その点は覚えておきましょう。
以上で「iPhoneに待望の通話録音が追加!その注意点と通話の録音方法」についての説明を終了致します。
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ご静聴、ありがとうございました。
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「【iPhone】最初にすべき設定27選 ~2023年度 完全ガイド~」もご参照ください。
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