今回は、「米国で被害が多発しているQRコード詐欺の最新手口」と「QRコード詐欺の見分け方・対処方法」について説明して参ります。
「QRコードの読み取り」は便利な反面、不用意に「QRコードの読み取り」を行うと詐欺の被害にあってしまう可能性があります。
QRコード詐欺の手口を知ることで、その見分け方や対処方法が見えてきますので、最新の手口も含め、一緒に確認していきましょう。
<動画内容>
<1>米国で被害が多発している「QRコード詐欺」の最新手口とは
1.「偽の駐車違反切符」に支払いの為の「QRコード」が掲載(割引有)
2. 米国の各メディア・政府も「偽の駐車違反切符」の注意喚起を実施中!
3.「罪悪感」「税金の滞納」「還付金」等、QRコード詐欺の的になりやすいもの
<2>「QRコードの読取」とは
1.「QRコードの読取」は「カメラアプリ」を利用する
2. メールやメッセージ内の「QRコード」は「スクショ→Googleフォト」で読取!
<3>「QRコード詐欺」とは
1.「QRコード詐欺」とは「不正なQRコード」を読み取ってしまうことで発生する!
「QRコード詐欺」の主な手口
1. 「QRコード詐欺」の主な手口①:ログイン情報・個人情報を狙う
2. 「QRコード詐欺」の主な手口②:クレジットカード情報・送金等を狙う
3. 「QRコード詐欺」の主な手口③:マルウェア(ウィルス)に感染させる
「QRコード詐欺」の見分け方
1.「QRコード詐欺」の見分け方①:送信元・表示されるサイトで判断
2.「QRコード詐欺」の見分け方②:メールやメッセージのスペルや文法で判断
3.「QRコード詐欺」の見分け方③:メールやメッセージ内容で判断
「QRコード詐欺」の対処方法
1.「QRコード詐欺」の対処方法は5つ!
<4>「危険なサイト」へのアクセスを防ぐブラウザの機能
1. 詐欺行為の大半は「ブラウザ経由」で行われる!
「Safari」の「詐欺Webサイトの警告」
1.「Safari(ブラウザ)」の「詐欺Webサイトの警告」の「オン」を確認する
「Chrome」の「セーフブラウジング」
1.「Chrome(ブラウザ)」の「セーフブラウジング」の「オン」を確認する
詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:15分54秒)
みなさんこんにちは、スマホのコンシェルジュです。
今回は、「米国で被害が多発しているQRコード詐欺の最新手口」と「QRコード詐欺の見分け方・対処方法」について説明して参ります。
「QRコードの読み取り」は便利な反面、不用意に「QRコードの読み取り」を行うと詐欺の被害にあってしまう可能性があります。
QRコード詐欺の手口を知ることで、その見分け方や対処方法が見えてきますので、最新の手口も含め、一緒に確認していきましょう。
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【目次】
<1>米国で被害が多発している「QRコード詐欺」の最新手口とは
1.「偽の駐車違反切符」に支払いの為の「QRコード」が掲載(割引有)
2.米国の各メディア・政府も「偽の駐車違反切符」の注意喚起を実施中!
3.「罪悪感」「税金の滞納」「還付金」等、QRコード詐欺の的になりやすいもの
<2>「QRコードの読取」とは
1.「QRコードの読取」は「カメラアプリ」を利用する
2.メールやメッセージ内の「QRコード」は「スクショ→Googleフォト」で読取!
<3>「QRコード詐欺」とは
1.「QRコード詐欺」とは「不正なQRコード」を読み取ってしまうことで発生する!
「QRコード詐欺」の主な手口
1.「QRコード詐欺」の主な手口①:ログイン情報・個人情報を狙う
2.「QRコード詐欺」の主な手口②:クレジットカード情報・送金等を狙う
3.「QRコード詐欺」の見分け方③:メールやメッセージ内容で判断
「QRコード詐欺」の見分け方
1.「QRコード詐欺」の見分け方①:送信元・表示されるサイトで判断
2.「QRコード詐欺」の見分け方②:メールやメッセージのスペルや文法で判断
3.「QRコード詐欺」の見分け方③:メールやメッセージ内容で判断
「QRコード詐欺」の対処方法
1.「QRコード詐欺」の対処方法は5つ!
<4>「危険なサイト」へのアクセスを防ぐブラウザの機能
1.詐欺行為の大半は「ブラウザ経由」で行われる!
「Safari」の「詐欺Webサイトの警告」
1.「Safari(ブラウザ)」の「詐欺Webサイトの警告」の「オン」を確認する
「Chrome」の「セーフブラウジング」
1「Chrome(ブラウザ)」の「セーフブラウジング」の「オン」を確認する
<1>米国で被害が多発している「QRコード詐欺」の最新手口とは
それでは、まず初めに、現在、米国で被害が多発している「QRコード詐欺の手口」について一緒に確認していきましょう。
1.「偽の駐車違反切符」に支払いの為の「QRコード」が掲載(割引有)
「詐欺の手口」としては、駐車している車のフロントガラスやタイヤロックに「偽の駐車違反切符」が張られ、その切符に支払い用のQRコードが記載されています。
また、「即払い」で割引が受けれる記載があります。
実際に「記載されているQRコード」を読み取ると、偽の「支払いサイト」へ誘導され、「カード情報の入力」を求められます。
騙されやすい理由としては、駐車違反をしてしまったという罪悪感を巧みに利用している点になります。
また、「割引」を受けられるという特典はもちろんですが、罰金を滞納したくないという心理も巧みに利用して、即払いを推奨している点も騙されやすい要因になっています。
加えて、国家機関という権威を利用している点も騙されやすい要因になっています。
2. 米国の各メディア・政府も「偽の駐車違反切符」の注意喚起を実施中!
「偽の駐車違反切符」による「QRコード詐欺」は、米国の様々なメディアでも報道され、ニューヨーク市では、財政局が駐車違反やタイヤのロックに割引はないという声明も出して、注意を呼び掛けています。
3.「罪悪感」「税金の滞納」「還付金」等、QRコード詐欺の的になりやすいもの
「QRコード詐欺」の対象になりやすいものとしては、交通違反はもちろんですが、「未払い税金」「還付金」「給付金」等も狙われやすいので、十分に注意するようにしましょう。
特に相手が「国家機関」になると、信用や権威があるため、「詐欺」という認識が低くなりやすいので、特に注意するようにしましょう。
<2>「QRコードの読取」とは
それでは、次に、「QRコード詐欺」の手口や見分け方、対処方法を知る上でも、必要になる「QRコードの読取方法」についても簡単に確認していきましょう。
不要な方は、スキップ、もしくは、先送りしてください。
1.「QRコードの読取」は「カメラアプリ」を利用する
「QRコードの読取」を行う場合、最近のスマホでは、端末内にある「カメラアプリ」で簡単にQRコードの読取を行うことが出来ます。
操作方法としては、「カメラアプリ」で「QRコード」に焦点を合わせると、画面下、もしくは、画面の中央部分に「リンク先のURL等」が表示されます。
タップする事で、指定されたサイトやアプリに移動する事が出来ます。
2. メールやメッセージ内の「QRコード」は「スクショ→Googleフォト」で読取!
受信した「メール」や「メッセージ」内に記載されているQRコードの読取は、QRコードが表示されている画面の「スクリーンショット」を撮り、「Googleフォト内」にある「レンズボタン」をタップする事で、QRコードを読み取ることが出来ます。
画面内のQRコードを読み取る方法について詳しく知りたい方は、こちらの動画をご参照ください。
概要欄にも「動画のリンク(URL)」を掲載しておきます。
繰り返しになりますが、メールやメッセージ内にある「QRコード」は詐欺に利用される場合も多いので、「QRコードの読取」には十分にご注意ください。
<3>「QRコード詐欺」とは
それでは、次に、「QRコード詐欺」とは実際にどのような詐欺なのかを一緒に確認していきましょう。
1.「QRコード詐欺」とは「不正なQRコード」を読み取ってしまうことで発生する!
「QRコード詐欺」は、「犯罪者」が作成した「不正なQRコード」を読み取ってしまい、偽のwebサイトに誘導され、最終的に「個人情報」「支払情報」等を入力してしまう事で発生する詐欺になります。
犯罪者によって入手された情報は、不正出金・不正送金・不正利用、その他の詐欺被害に利用される可能性が高くなりますので、十分に注意するようにしましょう。
「QRコード詐欺」の主な手口
それでは、「QRコード詐欺」の主な手口について一緒に確認していきましょう。
1.「QRコード詐欺」の主な手口①:ログイン情報・個人情報を狙う
QRコード詐欺の手口の一つ目は、「ログイン情報」や「個人情報」の入手が目的で、「フィッシングサイト」に誘導する手口になります。
一般的にはメールやメッセージ内に「偽のQRコード」を記載し、「偽のQRコード」を読み取らせる事で、フィッシングサイト(偽サイト)に誘導し、「ログイン情報」等を入力させる事で、情報を入手する手法になります。
2.「QRコード詐欺」の主な手口②:クレジットカード情報・送金等を狙う
QRコード詐欺の手口の二つ目は、クレジットカード情報や実際のお金の送金などが目的で、「不正な直接取引」が出来るサイトに誘導する手口になります。
一般的にはメールやメッセージ内に「偽のQRコード」を記載し、偽のQRコードを読み取らせる事で、偽の決済サイトに誘導し、「クレジットカード情報」や「ネットバンク情報」等を入力させる事で、直接お金を入手する手法になります。
3.「QRコード詐欺」の見分け方③:メールやメッセージ内容で判断
QRコード詐欺の手口の三つ目は、マルウェアに感染させる事が目的で、「危険なアプリやファイル」のダウンロードをさせる手口になります。
一般的にはメールやメッセージ内に「偽のQRコード」を記載し、QRコードを読み取らせる事で、危険なサイトに誘導し、危険なアプリやウィルスに感染したファイルをダウンロードさせる事で、最終的に個人情報や決済情報等を盗む手法になります。
以前は、メールやメッセージ自体に直接ウィルスに感染したファイル等を添付したり、危険なサイトへのリンクを掲載していましたが、メールやメッセージアプリにあるウィルスチェックの性能が上昇し、事前に検知されてしまう事から、偽のQRコードを記載する事で、ウィルスチェックを回避する手法を取っていると推察されます。
「QRコード詐欺」の見分け方
それでは、「QRコード詐欺の見分け方」についても一緒に確認していきましょう。
1.「QRコード詐欺」の見分け方①:送信元・表示されるサイトで判断
「QRコード詐欺の見分け方」の一つ目は、受信したメールやメッセージの送信元やQRコードを読み取った後に表示される画面で判断する方法になります。
メールやメッセージを受信した場合には、可能な限り「送信元」が信頼できるかを確認するようにしましょう。
例えば、アマゾンであれば、ウェブサイトと同じ宛先(@以下がamazon.co.jp)になっているかを確認する事が重要になります。
また、QRコードを読み取った後に表示される画面が、ブラウザアプリを経由しているか、amazonアプリの画面が表示されているかも、重要な判断材料の一つになります。
端末内に「amazonアプリ」がある場合には、「amazonアプリ」が優先的に表示されるようになっていますので、「ブラウザアプリ」経由で、表示される場合には、注意するようにしましょう。
ブラウザアプリ上で、画面が表示される場合には、表示されているURLが正しいかもしっかりと確認するようにしましょう。
2.「QRコード詐欺」の見分け方②:メールやメッセージのスペルや文法で判断
「QRコード詐欺の見分け方」の二つ目は、受信したメールやメッセージのスペルや文法で判断する方法になります。
メールやメッセージを受信した場合には、その内容文のスペルや文法に誤りがないかを確認するようにしましょう。
正規の企業からの連絡であれば、文面が慎重に制作され、チェックも行われていますので、スペルや文法間違いは少ないと言えます。
文章などに違和感を感じた場合には、特に注意するようにしましょう。
3.「QRコード詐欺」の見分け方③:メールやメッセージ内容で判断
「QRコード詐欺の見分け方」の三つ目は、受信したメールやメッセージ内容で判断する方法になります。
メールやメッセージを受信した場合には、その内容が緊急性を強調するものである場合には、特に注意するようにしましょう。
緊急性があれば、アカウント内にもお知らせが届いている可能性があるため、メールやメッセージ経由ではなく、通常の方法でアカウントにアクセスして緊急のお知らせがないかを確認するようにしましょう。
緊急性が高いお知らせほど、冷静な判断が出来なくなりますので、特にご注意ください。
「QRコード詐欺」の対処方法
それでは、次に「QRコード詐欺」の対処方法について一緒に確認していきましょう。
1.「QRコード詐欺」の対処方法は5つ!
QRコード詐欺の対処方法は五つあります。
まず、一つ目は「怪しいQRコード」は読み取らないようにしましょう。
二つ目は、危険なサイトへのアクセスを防ぐ機能を利用するようにしましょう。
各ブラウザには、危険なサイトへのアクセスを警告してくれる機能があります。
三つめは、QRコードを読み取る際は、純正のカメラ、もしくは、提供元が明確なQRコードリーダーを利用するようにしましょう。
四つ目は、「重要なアカウント」には「多要素認証」を設定するようにしましょう。
パスワードが流出しても、顔認証等のパスワード以外での認証が必要になるため、被害を軽減する事が出来ます。
五つ目は、詐欺の最新の手口を学ぶようにしましょう。
詐欺の手法も日々進化している為、最新の手口を知ることで予防する事ができるようになります。
<4>「危険なサイト」へのアクセスを防ぐブラウザの機能
それでは、最後に「危険なサイト」へのアクセスを防ぐブラウザの機能について一緒に確認していきましょう。
1. 詐欺行為の大半は「ブラウザ経由」で行われる!
先程もお伝えしましたが、「QRコード詐欺」も含め、オンライン上の詐欺の大半はブラウザ経由で行われます。
QRコードを読み取った際も、一般的にはブラウザアプリを経由して、該当するページに移動します。
その為、ブラウザアプリにある「危険なサイトへのアクセスを警告してくれる機能」を利用する事で、ある程度は危険なサイトへのアクセスを防ぐことが出来ます。
但し、危険なサイトは次々と生まれてくる為、ブラウザアプリの機能だけでは完全に防ぐことが出来ないというのが実情になります。
その為、先程説明を致しました「QRコード詐欺の見分け方や対処方法」は可能な限り、実施するようにしましょう。
「Safari」の「詐欺Webサイトの警告」
それでは、実際にSafariの「詐欺Webサイトの警告」が「オン」になっているかを一緒に確認していきましょう。
1.「Safari(ブラウザ)」の「詐欺Webサイトの警告」の「オン」を確認する
まずは、端末内より「設定アプリ」を探して、タップします。
「設定」の詳細画面が表示されますので、②のように画面を上にスライドし、③の「アプリ」をタップします。
「アプリ」の詳細画面が表示されますので、④のように画面を上にスライドし、⑤の「Safari」をタップします。
「Safari」の詳細画面が表示されますので、⑥のように画面を上にスライドし、⑦の「詐欺Webサイトの警告」が「オン」になっていることを確認します。
注意点としては、先程もお伝えしましたが、この警告自体は完全ではないという事を覚えておきましょう。
また、あくまで「警告」になりますので、そのサイトにアクセスできないわけではありませんので、その点も覚えておきましょう。
以上で「Safari」の「詐欺Webサイトの警告」の確認が完了になります。
「Chrome」の「セーフブラウジング」
それでは、次にChromeの「セーフブラウジング」が「オン」になっているかを一緒に確認していきましょう。
1.「Chrome(ブラウザ)」の「セーフブラウジング」の「オン」を確認する
まずは、端末内より「Chromeのアプリ」を探して、タップします。
「Chrome」のトップ画面が表示されますので、画面の右上にある②の「メニューボタン」をタップします。
「メニュー一覧」が表示されますので、③の「設定」をタップします。
「設定」の詳細画面が表示されますので、④のように画面を上にスライドします。
⑤の「プライバシーとセキュリティ」という項目が確認できるかと思いますので、⑤の「プライバシーとセキュリティ」をタップします。
「プライバシーとセキュリティ」の詳細画面が表示されますので、⑥のように画面を上にスライドし、⑦の「セーフブラウジング」をタップします。
「セーフブラウジング」の詳細画面が表示され、こちらの端末では「保護強化機能」が選択されているのを確認する事が出来ます。
初心者の方は、「保護強化機能」を選択する事をお勧め致します。
以上で「Chrome」の「セーフブラウジング」の確認が完了になります。
以上で「米国で被害が多発しているQRコード詐欺の最新手口」と「QRコード詐欺の見分け方・対処方法」についての説明を終了致します。
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ご静聴、ありがとうございました。
「【QRコード】安易な読み取りは危険!QRコードに潜む「クイッシング」のリスク」もご参照ください。
「【意外と知らない】スマホ画面にQRコードが表示されたら?覚えるべきたった一つの方法」もご参照ください。
<指導実績>
三越伊勢丹(社員向け)・JTB(大説明会)・東急不動産(グランクレール)・第一生命(お客様向け)・包括支援センター(お客様向け)・ロータリークラブ(お客様向け)・永楽倶楽部(会員様向け)等でセミナー・講義指導を実施。
累計50,000人以上を指導 。
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その他の講義動画は下記の一覧をご参照ください。
<その他>
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