今回はAndroidスマホを快適に使用する上で必須の設定である「通知の整理や停止方法」を共有させていただきます。
<動画内容>
1. 通知(プッシュ通知)とは
2. 通知の設定場所
3. 実施してほしい2つのこと
4. 受信した通知を長押しする
5. インストール時に止める
6. 通知の音量や振動
7. 把握の難しいバイブレーション設定
8. デフォルトかサイレントか
9. 画面ロック中に表示するかどうか
10. 通知バッジ、ドット表示
11. サイレントモード
12. 通知の履歴を確認する
13. LINEの通知を減らす
詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:12分51秒)
いつもご視聴ありがとうございます。
スマホのコンシェルジュです。
今回はAndroidスマホを快適に使用する上で必須の設定である「通知の整理や停止方法」を共有させていただきます。

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それでは今回もよろしくお願いします。

【目次】
1.通知(プッシュ通知)とは
2.通知の設定場所
3.実施してほしい2つのこと
4.受信した通知を長押しする
5.インストール時に止める
6.通知の音量や振動
7.把握の難しいバイブレーション設定
8.デフォルトかサイレントか
9.画面ロック中に表示するかどうか
10.通知バッジ、ドット表示
11.サイレントモード
12.通知の履歴を確認する
13.LINEの通知を減らす
1. 通知(プッシュ通知)とは
スマホアプリはなんとしても利用者に起動して欲しいので、なんとかきっかけを作ろうと絶えずいろんなお知らせ発信し、利用者の意識を自社サービスに向けようとします。

インストールしてあるアプリ全てでこれらを受けてしまうと瞬く間にスマホが通知で埋め尽くされてしまいます。

ロック画面やホーム画面を見てみると、こんな表示がどっさり溜まっています。

インストールしているアプリが発報するお知らせを「通知」といい、適切に設定していないと、特に見もしない不要な通知でしょっちゅうスマホから音が鳴ったり画面が光ったりして、煩わしいばかりでなくバッテリーも余分に消費しているかもしれません。

2. 通知の設定場所
通知の設定はまずデバイスの設定アプリ内に「通知」とあり、もう一段「アプリの通知」と進むとこうしてインストール済みのアプリが一覧で表示されました。
ここでそれぞれのアプリに関して通知設定を調節可能です。

右側にオンオフのスイッチがあり、これはそもそもこのアプリに通知の発報を許可するかどうかを司っています。

それぞれのアプリのこの辺りをタップすると、今度はそのアプリが発出しうる通知が種類別に一覧で確認できます。
さらにその通知の出方、バイブレーションを鳴らすかどうかなど種類ごとに細かに挙動を調節可能、というかなり深い階層構造になっています。

ここは正直、そもそもホーム画面ではみたことのないシステム系のアプリが表示されていたり、それぞれのアプリが持っている通知の種類も膨大でどこがどんな通知を制御しているのかさっぱりわからないという状況になっていますので、これらを全て自分の使い方にジャストフィットするように設定をこなそうとは考えなくても大丈夫です。

そもそも通知の多いアプリは大体決まっていて、その中で誰にでも重要となるのはその時すぐに気付けないと困る可能性のあるもの、となると、メッセージやスケジュール管理系のアプリくらいです。
あとはほとんど通知オフでも構わないかと思います。好きなものだけオンにできるように設定を把握しておいていただければと思います。

3. 実施してほしい2つのこと
ではどのように整理を進めていくのが効果的でしょうか。
ぜひ実施していただきたいのは、
通知が来たら都度止める、
インストール時にそもそも通知は行わないよう設定する、
という二つだけです。

ホーム画面を上から下にスワイプすると着信した通知をまとめて表示しておくエリアがあり、通知パネルなどと呼ばれています。
ここは通知をタップすると当該のお知らせのページが開き、スワイプすると通知が削除される、という動きをしますが、

4. 受信した通知を長押しする
これを長押ししてみるとこのように設定画面が現れます。

ここで通知をOFFにするを選択すると当該の通知に関するスイッチが表示され、この通知をオフにできます。
分類上はこれはヤフーニュースアプリの「号外ニュース」という通知に該当するようです。
これで以降この種類の通知は来なくなります。
たくさんの通知項目があっても、日頃着信する通知は種類としては1つ二つだったりしますので、一種類停止しただけで、ほとんど通知が来なくなることも多いかと思います。


この画面で右上の歯車アイコンをタップした場合は、このアプリの全通知を制御する画面にジャンプします。先ほど冒頭のあたりでみた設定画面と同じ場所です。
当該の通知だけをオフにすることもできますが、しばらく使ってみて結局このアプリからの通知全て不要だなと感じていたらここで全部オフにしてしまいましょう。

5. インストール時に止める
インストールしたアプリを初めて起動したときなど、ポップアップでこうして通知に関しての設定を選ばされることがあります。
ここで「許可しない」を選択してしまえば、

一切の通知を受け取らない設定、先ほどの通知設定で言えばここのスイッチがオフの状態、となります。
こうしたアプリが事前に利用者に通知を発する許可を求める決まりはiPhoneではお馴染みでしたが、AndroidでAndroid13から明確に決まりとなったようです。
これらを施すだけで不要な通知を受信してしまうことはグッと減るかと思います。

6. 通知の音量や振動
引き続き受信を受け入れる通知に関しても邪魔になりにくいよう調節しましょう。

通知の音量や振動はこちらの「着信音とバイブレーション」の項目からコントロールできます。開くとすぐに、さまざまな音量をコントールするバーがあらわれました。
手元のGooglePixelではこの二つは連動していて、片方だけを上げ下げすることはできないようです。若干不便な仕様だなと思います。
ちなみに「メディアの音量」というのはYouTubeや音楽アプリなどにおいてのスピーカーまたはイヤホンからの音量のことです。


バイブレーションは少し下、「バイブレーションとハプティクス」という項目のスイッチをオンにすると通知時に作動するようになります。

この画面一番下の触覚フィードバックという項目をオンにすると、キーボード入力や長押しなどの操作時にコツっと振動するようになります。
スマホ関連では「ハプティクスフィードバック」は意外とよく耳にする単語ですのでなんとなく覚えておいてください。

またデバイス側面の音量ボタンを押して、ベルのアイコンをタップすると、こちらでもバイブレーションやマナーモードをコントロールできます。

7. 把握の難しいバイブレーション設定
大変ややこしいことに、こうして複数箇所にあるバイブレーションの設定はなんとそれぞれが連動していません。
さきほどの設定アプリにあった「バイブレーションとハプティクス」のスイッチをオンにしても、側面ボタンでのバイブレーション設定はオンになっていない、という状態が起こりえます。
また通知の種類ごとの設定内にもバイブレーションのオンオフのスイッチが用意されていて、正直訳のわからない状態になっています。

バイブレーションとハプティクス、側面ボタン部分でのバイブレーション設定、個別の通知設定のスイッチの3箇所のバイブレーション設定について、どこがオンになっている時に通知のバイブレーションが作動するのか試しに検証してみたのがこちらです。
この結果を見る限りは基本的にはこの設定アプリのスイッチが1番力を持っていて、まず第一にここがオンになっていつつ、側面ボタンか通知の個別設定のどちらかがオンの状態であれば振動する、と言えそうです。作動してくれない、と思ったらまずこのスイッチを確認してみてください。
機種により、セオリーが異なる場合がありますので、あくまで参考までに考えください。

8. デフォルトかサイレントか
先ほどの通知を長押しした時の設定画面に「デフォルト」か「サイレント」か選ぶ選択肢がありました。


ここでサイレントにすると、これ以降この通知は音を鳴らさなくなります。
デバイスの音量設定などに影響されません。
通知を止めるのとはまた異なり、通知は受け取るものの音とバイブレーションは作動しないという状態です。
先ほどのバイブレーション設定がすべてオンになっていてもサイレントが優先され、通知が来ても振動しなくなりました。
ロック画面への表示やバッジなどは設定の通りに動作しますので、スマホに触れた時には気づくことができます。
オフにしなかった通知も多くはこのモードで運用するのがお勧めです。お知らせを受信するたびに、重要度に応じてサイレントに変えていっていただければと思います。

設定アプリ内ではこちらにあり、いつでもサイレントかデフォルト状態か切り替えることが可能です。

9. 画面ロック中に表示するかどうか

画面ロック中に通知を表示するかどうかはここで設定できます。
ロック画面に出てくれると確認が簡単になる反面、結構人目につきやすくなりますので気にする方は非表示にしておいてください。
ちなみにPixelではサイレントにしているかどうかでロック画面に出す出さないを制御可能となっています。

10. 通知バッジ、ドット表示
通知が入った時、そのアプリアイコンにもこうしてランプが点灯することがあります。
このような表示を通知ドットやバッジと言います。
どのアプリに確認すべき通知が発生しているか分かりやすいという反面、非常に気になってしまうという方や未読メッセージを大量に抱えているために常にバッジが点灯していて、あまり意味を成していないという方も一定数いらっしゃるかと思います。

通知ドット表示は、設定アプリの通知を一つ入ったところにスイッチがあります。

さきほどみたサイレントにするかどうかの設定と同じ階層にも通知ドットに関する設定があり、種類ごとにも細かく設定することができるようにはなっていますが、ここまでやってしまうと収拾がつかなくなるのであまりお勧めしません。

11. サイレントモード
先ほど音やバイブレーションを鳴らさなくするサイレント設定を見てみましたが、ややこしいことに、それとは別にサイレントモードというものもあります。
こちらは集中したい時など、一時的に重要な通知以外をシャットアウトする機能です。

通知メニューの次、ここのサイレントモードの項目からこのモードを貫通できる人やアプリを設定できます。
従来のマナーモードに似ていますが、このように指定した人からの通話や何度もかかってくる電話は緊急性が高いと判断して知らせてくれます。

例えば人物では、連絡帳アプリでスターをつけているひと、つまりよく使用する連絡先として登録してある人からの電話を通します。

サイレントモード起動中はステータスバーにこちらのアイコンが出ますので、思った通りに通知がならないと感じている方は、サイレントモードがオンになっていないかチェックしてみてください。
クイックパネルにも配置できる機能ですので、誤ってタップしてしまっている可能性もあるかもしれません。
また一部の通知は貫通するという仕様上、劇場などでマナーモードや電源オフの代わりとしては使用できませんのでお気をつけください。

12. 通知の履歴を確認する
受信した通知はスワイプして片っ端から消去していくという方も多いかともいますが、うっかりよく読まずに消してしまった通知はこの通知の履歴という項目から再度確認可能です。

13. LINEの通知を減らす
多くの方にとって、現在最も通知回数の多いアプリの1つがLINEになるかと思いますが、LINEはトークルームごとに通知を発するかどうか設定可能です。
メッセージが連打されやすいグループトークなどは通知をオンにしていると大変なこともあるかと思いますので、適宜設定していただければと思います。

トークルーム右上の3本線をタップすると、通知のスイッチがあります。
個人的に結構わかりづらいと感じますが、「通知オフ」と表示されている時にタップすると通知がオフとなります。ボタンは現在の状態を表しているわけではなく、タップするとその状態になります、という仕様です。(フリップフロップ問題)
通知がオフになっているトークルームは名前の右側にそれを表すアイコンがともります。
以上、不要な通知を停止する方法についてみてみました。
少しでも快適に使っていただけるようになれば幸いです。

当動画は以上となります。
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「【Android15】ついに配信開始!プラベートスペースやマルチタスク強化など、注目の新機能や変更点」もご参照ください。
「【Android必須知識】アプリのアンインストール方法をマスターしよう」もご参照ください。
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