今更聞けない!キャッシュレスは安全なの?必要なの?どの決済から始めればがいいの?~ペイペイの使い方~

今回は、「キャッシュレス決済」について、まだ、始めていない方も含め、「なぜキャッシュレス決済が必要なのか」「安全性に問題はないのか」「どの決済から始めればいいのか」も含めてご説明致します。

特に「QR決済(バーコードやQRコードを読み取って決済する方法)」が始まってから、「PayPay(ペイペイ)」などが大々的なキャンペーンを実施したことも含め、「キャッシュレス決済」が少しずつ普及してきています。

キャッシュレス決済は、講義では電子マネーやクレジットカード決済も含まれますので、現金以外で払うもの(通信を経由するもの)すべてが含まれます。

「QR決済の安全性」については、QR決済が始まってから「1年以上」が過ぎていますが、大きな問題はまだ発生していない状況です。使い方次第では安全だと言えます。

少しでも不安を感じる方は、銀行口座の紐付けはもう少し待ってみるものいいのかもしれません。

現金チャージ、もしくはクレジットカードでのチャージを利用することも可能です。

また、コロナウィルス感染症の拡大も、「キャッシュレス決済」を後押ししているように思われます。

「キャッシュレス決済」の一番のポイントは、お釣りなどの計算間違いや現金管理のコストを大幅に削れる点になります。

一方で、「キャッシュレス決済」の最大のリスクは、インターネット回線やサーバーに依存しているので、その回線や機器に問題が発生すると使えなくなってしまうという点と登録情報が漏洩してしまうリスクがある点になります。

また、決済インフラとしては決済手数料が高い点になります。

特にそこに紐付けるクレジットカード手数料も考慮すると3%近くを誰かが負担しなければいけないという点になります。

この部分の課題が払しょくできると非常に便利なインフラになると思われます。

また、お金の流れに対して「透明性が増す」という点は、人によってはプラスになる方とマイナスになる方が出てくるかもしれません。

このような点も頭の片隅に置きながら、実際のキャッシュレス決済について学んでいきましょう。

今回は、その代表格でもある「PayPay(ペイペイ)」の使い方になります。

<講座内容>
1. キャッシュレス決済とは
2. スマホ決済アプリとは
3. スマホ決済アプリを使ってみよう(PayPayの使い方)

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講義動画時間:22分50秒)


【目次】
1.キャッシュレス決済とは
2.スマホ決済アプリとは
3.スマホ決済アプリを使ってみよう(PayPayの使い方)

1. キャッシュレス決済とは

最近の傾向としては、現金をあまり持たないで、スマホやカードによる支払いをする人が増えてきています。

特に「お釣り計算」や「受け渡しの時間」を削減できる点が大きなメリットになっています。

また、「ポイントによる還元」も含め、キャッシュレス決済を使うことのメリットが、現金を使うよりも大きく、お得感もあります。

一方で、発生件数自体は少ないですが、電子機器による支払いのため、機械の故障・通信状態により、支払いができないという事象発生しています。

加えて、第三者の不正利用による身に覚えのない支払いが発生するいう事象も発生しています。

不正利用等による身に覚えのない支払いについては、「消費者保護法」により消費者側は守られていますので、原則全額が返金されます。

また、電子機器や通信の障害については、完全に防ぐことができないので、少額の現金を持ち歩く等、使い側でも予防策を取っておく必要性があるのも事実です。

一番重要な点は、キャッシュレス化のメリットを理解しつつ、自分自身でどちらも使える状態にしておくことが大切なことだと思います。

使えないから使わないのではなく、使うことは出来るけど使わないという方が説得力がありますので、是非使えるようになっておきましょう。

主なキャッシュレス決裁の種類としては、「クレジットカード払い」「デビットカード払い」「電子マネー決済」「QRコード決済」があります。

Paypay(ペイペイ)の使い方:キャッシュレス決済について

「キャッシュレス」化のメリットとしては、「現金管理によるコストの削減」をすることが出来る点にあります。

特に「お釣りの用意」や「現金売上の計算」などを削減することが出来る点が、大きなメリットになります。

また、海外での支払いについても、「両替するための手間」や「手数料」を削減できる点もメリットの一つになります。

加えて、現金自体をあまり持ち歩かなくなるので、「紛失」及び「盗難」に巻き込まれるリスクが減るのも事実としてあります。

一方で、「キャッシュレス」化を導入する側のデメリットは、現金と比べて、回収するまでに1週間から4週間程度かかってしまう点がデメリットになります。

また、「キャッシュレス」化は、お金の流れを確実に追っかけることが出来るため、お店によってはデメリットになる場合があります。

加えて、使う側としても、「キャッシュレス」化は、実際のお金のように、使えば目に見えてお金が減っていくのを実感しづらくなっているため、人によっては、使いすぎてしまうというデメリットも出てくるかもしれません。

メリット・デメリットを考慮しつつ、時代の流れについていくことが重要になってくるかと思われます。

日本は、世界的に見ても「キャッシュレスの後進国」になります。

決済時の業務効率を高める意味でも、キャッシュレス化は非常に重要なカギになっています。

また、経済産業省も、2025年までにキャッシュレス化を40%まで引き上げることを目標にしていますので、キャッシュレス化のためのポイント還元も含め、今後もいろいろな施策を出してくると思われます。

いいタイミングでもありますので、是非、キャッシュレス決裁の一つであるスマホ決済アプリの使い方について覚えておきましょう。

2. スマホ決済アプリとは

「スマホ決済アプリ」とは、「アプリ」を起動して、表示した「バーコード」を読み取ってもらうか、レジに掲示されたコードをスキャンすることで支払いを行うことができるアプリになります。

「QRコード」や「バーコード」を表示したり、読み込んだりするアプリのため、アプリをインストールできる端末であれば、すべての端末で利用する事ができます。

主な、決済サービスは、「PayPay(ペイペイ)」「d払い」「楽天ペイ」「auペイ」「メルペイ」「LINE(ライン)ペイ」になります。

「スマホ決済アプリ」を利用する際の一般的な流れとしては、まず初めに、アプリをインストールして、利用登録を致します。

次にアプリにお金を「チャージ(入金)」をする必要がございます。

最後にアプリを使って支払い致します。

「スマホ決済アプリ」のメリットとしては、決済アプリを提示するだけなので、支払う側は「現金を持たなくていい点」「現金を財布から出さなくていい点」「現金を数える必要がない点」のメリットがあります。

受け取る側も「現金を確認しなくていい点」と「お釣りの用意をしなくていい点」がメリットとしてあります。

双方の時間を考慮しても、圧倒的に現金払いより「対応時間が減る」ことになります。

また、「ポイント還元(マイナポイントも含む)」についても、支払い額の「0.5%~30%」を、後日ポイントなどで還元されるため、使う側にもメリットがあります。

次に、「利用履歴」をすぐに確認することができる点もメリットになります。

利用する度に決済した旨の通知が届いたり、月にいくら支払ったかも、いつでも確認できる点がメリットになります。

最後に現金を持つ必要がなくなり、特に小銭なども持たなくて良い点は非常に便利になります。

また、お釣りの受け渡しによる「人為的なミス」もなくなる点や現金をあまり持たないため、ひったくりなどの「犯罪予防」にもつながるというメリットがあります。

「スマホ決済アプリ」のデメリットとしては、利用できる店舗が限られている点が挙げられます。

まだまだ、「クレジットカード決済」に比べて、導入している店舗が少ないのも事実としてあります。

一方で、クレジットカード決済よりも導入コストが安いため、導入する店舗も増えてきているのも事実としてあります。

二つの目のデメリットとしては、「機器の故障」や「ネットワークの障害」で利用できなくなってしまう点があります。

その意味では、現金が全くなくなる世界はないのかもしれません。

三つ目のデメリットは、決済アプリがたくさん出ているので、「チャージ(入金)」する形の決済アプリでは、使われないお金がアプリ上に残ってしまい、「死に金」になってしまうリスクも増えてきますので、そちらを考慮する必要が出てきます。

個人的には、チャージする形の決済アプリは、最大でも二つくらいにした方がいいと思います。

3. スマホ決済アプリを使ってみよう(PayPayの使い方)

代表的な「スマホ決済アプリ」としては、「PayPay(ペイペイ)」というアプリがあります。

「ソフトバンク」と「ヤフー」が、共同出資し設立した「PayPay(ペイペイ)株式会社」が運営する、「QRコード・バーコード決済サービス」になります。

100億円あげちゃうキャンペーンなど派手なキャンペーンで話題を呼んだ会社になります。

それでは「PayPay(ペイペイ)」をインストールしてみましょう。

「QRコード」を読み取るか、「各アプリストア(App Store/Playストア)」で「ペイペイ」と検索してみてください。

インストール方法についてわからない場合には、「アプリのインストールと削除」という講座が、入門コース・初級コースにございますので、そちらをご参照ください。

これでアプリは完璧!安全性もアップ
初級コース(アプリのインストールと削除)
「入門コース(Android編iPhone編らくらくスマホ編)」

それでは、実際の登録方法についてご説明致します。

まずは、①のようにインストールした「PayPay(ペイペイ)アプリ」をタップしてください。

次に、②のように「携帯番号」と「パスワード」を入力してください。

そうしますと③のように「SMS(エスエムエス)」に「認証コード」が送られてきます。

送られてきた「認証コード」を④ように入力してください。

そうしますと登録が完了を致します。

こちらでは「PayPay(ペイペイ)のキャンペーンの確認方法」についてご説明致します。

キャンペーン自体は、毎月変わるキャンペーンが多いので、現在開催されているキャンペーン及び今後開催予定のキャンペーンについては、「アプリ」か、「ウェブページ」から確認するようにしましょう。

それでは「アプリでのキャンペーンの確認方法」について一緒に見ていきましょう。

まずは、①のように「PayPay(ペイペイ)」アプリをタップしてください。

次に「Top画面」が表示されますので、画面の上部にある②の「おトク」のマークが確認できるかと思います。

そちらをタップしてください。

そうしますと「現在の還元率」と「現在開催中のキャンペーン」が表示されます。

こちらでお得なキャンペーンを確認することができますので、毎月1回は確認するようにしましょう。

こちらで次回開催予定のキャンペーンも確認することが可能です。

こちらでは「セブン銀行ATMからチャージする方法」についてご説明致します。

簡単操作で「現金によるチャージ」が出来ます。

「Suica(スイカ)」をチャージするような感覚で、「PayPay(ペイペイ)」にチャージしてみましょう。

それでは、一緒に「PayPay(ペイペイ)にチャージする方法」を見ていきましょう。

まずは、「PayPay(ペイペイ)」のアプリをタップした後の「トップ画面」を表示してください。

次に画面上部の右側に「チャージ」という「(+)プラスマーク」が確認できるかと思いますので、①のように「チャージ」をタップしてください。

そうしますと画面の中央右下の方に「セブン銀行ATM」というマークが確認できるかと思いますので、②のようにそちらをタップしてください。

そうしますとスマホ画面が「QRコード読込のカメラ」に変わります。

その状態で「ATMの操作(セブン銀行)」に入りましょう。

先程の続きになりますが、あくまで「ATM(セブン銀行)」の前に立っているイメージで、こちらの操作について流れを見てみましょう。

「ATM」の画面に表示されている「スマートフォンでの取引」をタップしてください。

そうしますと「QRコード」が表示されますので、先程準備した「QRコード読み取りカメラ」で、こちらの「QRコード」を読み取りましょう。

そうしますと「4桁の企業コード」がスマホ上に表示されます。

こちらの「4桁の企業コード」を「ATM」の画面にで入力してください。

そうしますと「ATM」にチャージしたい金額を選択し、現金を入れることが出来ますので、ご希望の金額を現金で入れてください。

問題なければ、「確認」をATMでタップすると、スマホの方に入金した金額が残高として表示されます。

こちらでは「PayPay(ペイペイ)の支払い方法」についてご説明致します。

支払い方法は、大きく二つあります。

「コード支払い」という自分の「スマホにコードを表示」して、そのコードをお店側の人に読み込んでもらう方法と「スキャン支払い」というこちらでお店側の「QRコード」を読み込んで、「支払う金額を入力」して支払いをする二つの方法がございます。

こちらでは「コード支払いのやり方」についてご説明致します。

それでは「コード支払い」について一緒に見ていきましょう。

まずは、「PayPay(ペイペイ)」のアプリをタップした後の「トップ画面」を表示してください。

「トップ画面」の一番下の中央にある赤い「支払う」というボタンが確認できるかと思います。

①のように「支払う」をタップしてください。

そうしますと「バーコード」と「QRコード」が大きく表示されます。

こちらの「バーコード」と「QRコード」をお店に提示してください。

そうしますとお店の方がその「バーコード」か、「QRコード」のどちらかを読み取ってくれます。

どちらを利用するかはお店の機器によって異なります。

こちらでは「スキャン支払いの方法」についてご説明致します。

お店側に「PayPay(ペイペイ)」用の「QRコード」が提示してある場合には、「スキャン支払いによる支払い」をする必要があります。

その場合には「PayPay(ペイペイ)」で「スキャン支払い」を選択し、お店に表示してある「QRコード」を撮影し、「支払い金額」を入力します。

お店の人にその「支払金額」と「支払い先」を提示し、問題がなければ、「支払い」をタップすることで「支払いを確定」することができます。

こちらの詳細については、後ほど詳しくご説明して参ります。

それでは「実際のスキャン支払いの手順」を一緒にやってみましょう。

先ずは「PayPay(ペイペイ)」のアプリをタップしてください。

次に、表示されている「トップ画面」の一番下の中央にある①の赤い「支払う」のボタンをタップしてください。

そうしますと「バーコード」及び「QRコード」が表示されている画面が確認できるかと思いますので、こちらの一番右下にある②の「スキャン支払い」をタップしてください。

先程の続きになりますが、現在スマホが「QRコードを読み取るためのカメラ表示」になっていると思いますので、お店のレジ脇などにある「PayPay(ペイペイ)」の「QRコード」を探して、「QRコード」を読み込んでください。

そうしますと、一番上に「支払先」として、「お店の名前」が表示されているのが確認できるかと思います。

その下に、①の金額を入力する部分がございますので、そちらをタップして、金額を入力してください。

次にお店の人に支払先と金額を提示して、問題なければ「支払い」をタップしてください。

こちらで支払いが確定します。

こちらでは「電子決済の安全面」についてご説明致します。

スマホ決済サービスは、近年急速に拡大してきていますので、安全面で問題がないかが気になる所になります。

安全性について高いものの、不正利用されるリスクが、完全にゼロになることはないかもしれませんので、慣れてくるまでは現金をチャージする方法での利用をお勧めいたします。

また、正しい理解と対処法を同時に学んでいくことが大事になりますので、まずは一番リスクが少ない方法で利用することが重要になってくると思います。

「PayPay(ペイペイ)」の不正利用対策としては、「QRコード」及び「バーコード」を5分おきに更新しています。

また、クレジットカードからの紐付けには、「3Dセキュア」という仕組みを導入しています。

加えて、一度にクレジットカードからチャージできる利用上限も設けています。

今ご説明した部分は、あくまで不正利用によるカードからチャージを抑えるために実施していますが、実際に不正利用があった場合には、余程の落ち度がない限り、全額保証されるようになっています。

また、クレジットカードの不正利用については、消費者保護法によって守られていますので、クレジットカード会社から不正利用分が保証され、余程の落ち度がない限り、全額返金されます。

こちらで最後になりますが、「PayPay(ペイペイ)」のその他の機能や使い方については、アプリ講座やワンポイント講座で更に詳しく説明しております。

興味のある方は、下記をご確認ください。

今すぐ試そう!スマホで支払い【PayPay編】~これさえ見ればQRコード決済も怖くない!~

以上で、0から始めるスマホ活用のチャプター8「今すぐ試そう!スマホで支払い」の説明を終了致します。


「今すぐ試そう!スマホで支払い【PayPay編】~これさえ見ればQRコード決済も怖くない!~」もご参照ください。


「これでアプリは完璧!安全性もアップ~アプリのインストール・削除・更新について正しい認識を持とう!~」もご参照ください。


<指導実績>
三越伊勢丹(社員向け)・JTB(大説明会)・東急不動産(グランクレール)・第一生命(お客様向け)・包括支援センター(お客様向け)・ロータリークラブ(お客様向け)・永楽倶楽部(会員様向け)等でセミナー・講義指導を実施。
累計30,000人以上を指導 。
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個別指導・集団講座での指導実績を元に、わかりやすさに重点を置いた動画作成

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