【スマホの熱対策】夏場は特に注意!スマホをできるだけ長く利用するために気をつけたいポイント!

今回はスマホの熱対策についてみていきます。

<動画内容>
1. 利用に際しての適正温度
2. 温度上昇により起こること
3. 熱を持つのを避けるには
4. 絶対にしてはいけないこと
5. 発熱しやすいスマホがあります
6. ヤフーの「スマホクーラー」の効果は?

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:12分4秒)


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今回はスマホの熱対策についてみていきます。

スマホの熱対策

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スマホの熱対策:スマホのコンシェルジュとは

【目次】
1.利用に際しての適正温度
2.温度上昇により起こること
3.熱を持つのを避けるには
4.絶対にしてはいけないこと
5.発熱しやすいスマホがあります
6.ヤフーの「スマホクーラー」の効果は?

1. 利用に際しての適正温度

スマートフォンなどの電子機器は、利用に際して適切な温度で使用するよう推奨されます。

たとえばiPhoneのアップルのウェブサイトでは、iOS端末は外気温0~35度の間で使用してください。

それ以外の場所で使用すると、処理速度が落ちたり、バッテリーの持ちに悪影響がありますと記載されています。

このように、実は電子機器の調子は周囲の温度に左右されます。

なおかつ、熱に関してはとりわけ注意が必要です。

スマホの熱対策:利用に際しての適正温度

スマートフォンなどの電子デバイスは、稼働すると電気抵抗などによる熱が発生します。

特に頭脳部分にあたるCPUと呼ばれるチップやバッテリーは熱が発生しやすい部分です。

負荷の高い状態が続くと、CPUは60度以上の熱が発生することもあるようです。

なので、使用中にスマホが温かくなるのは至って普通のことです。

しかしながら、長時間高温にさらされると損傷につながる可能性があるので、手に持ったときに「あたたかい」ではなく「熱い」と感じる場合は、何らかの対策を講じたいところです。

バッテリーに関しては45度程度でも劣化が始まると言われていますので、熱を持ちやすい機器の中にあるパーツとしては非常にデリケートな性質となっています。

スマホの熱対策:利用に際しての適正温度

スマホやパソコンの内部には本体内部の温度を管理するためのセンサーが内蔵されていて、温度が上昇しすぎている場合は、スマホを守るための機能が働く場合があります。

iPhoneでも、温度が上昇しすぎるとこうした警告が出ることがあります。

スマホの熱対策:利用に際しての適正温度

ちなみに、多くのパソコンではCPUを冷却するためのファンが内蔵されていて、内部の温度が上昇するとファンが中に風を送って冷まそうとします。

負荷の高い作業をしている時にパソコンからゴーっと音が鳴るのはこのファンが回っているからです。

もちろん薄いスマホはそうした冷却のための大きな機構は持つことができないので、外気温がそもそも体温を超える暑さとなるような昨今の日本の夏のような状況においては、スマホが加熱しすぎないよう、ある程度利用者が気にかけてあげる必要があります。

スマホの熱対策:利用に際しての適正温度

2. 温度上昇により起こること

スマホの過熱が進むと、直接故障につながる以外にもさまざまな不都合が起こります。

これらの挙動が見られる場合は注意しましょう。

スマホの熱対策: 温度上昇により起こること

まずは前述のように、本体温度上昇を警告するこうした画面が表示される場合があります。

ウィルスなどではなく、単に少し休めてくださいという警告ですので落ち着いて対処しましょう。

また、メモリが不足しています、といった画面から何かアプリをインストールするよう勧める画面に遭遇した経験のあるかたもいらっしゃるかもしれませんが、万が一、何かアプリをインストールして対処してください、というような案内が出た場合には注意してください。

スマホ本体に備わった警告画面であれば、そうしたアプリをインストールさせるような作りは想像しづらいので、おかしなアプリをインストールさせるための偽物の画面である可能性があります。

スマホの熱対策: 温度上昇により起こること

動作がいつもよりももたつく、画面がカクツク場合は、これ以上の発熱を防ぐため、スマホが意図的に処理速度を抑えて動作している可能性があります。

スマホの熱対策: 温度上昇により起こること

負荷の高いアプリが起動しなくなることがありますが、代表的なものとしてカメラが起動しなくなることがあります。

ちなみに、グーグルフォトも、デバイスが熱を持っているときは、「デバイスが加熱しています」と表示が出て、写真のアップロードを停止するという仕様になっています。

スマホの熱対策: 温度上昇により起こること

スマホのバッテリーに使われるリチウムイオン電池は充電と放電を繰り返すごとに、溜め込める電気の最大量がだんだんと減っていくという性質があります。

Appleは目安として500回程度充電すると、新品時と比べて80%の電力しか溜め込めなくなるとアナウンスしています。

温度の高い状況での使用が長引くと、これよりも早いスピードでバッテリーの最大容量が減っていく可能性があります。

また、これらとは別に、意図せず再起動を繰り返してしまったり、フリーズしてしまうという事象が起こる場合は故障の可能性がありますので、症状が続く場合は修理をご検討ください。

スマホの熱対策: 温度上昇により起こること

3. 熱を持つのを避けるには

それではスマホが熱を持つのをなるべく避けるためにはどのような方法が考えられるでしょうか。

スマホの熱対策:  熱を持つのを避けるには

まずは何より、高温になる場所での使用はなるべく避けたいところです。

前述の通り、スマホは冷却ファンを持たないので、基本的には本体の表面から自然に放熱させることになります。

外気温が高いと当然放熱されなくなるので、熱を持ちやすくなります。

夏場の日本でこの状況を避けるというのは難しいかも知れませんが、冬場とはスマホへの負担が異なることだけご留意ください。

心がけとしては、直射日光のあたる場所や夏場の車内には保管しないようにしましょう。

窓辺にスマホを置いていると、直射日光により予想外に熱を帯びることがあります。

AppleのWebサイトにも注意がありますが、駐車中の車内に放置してしまうというのが最も可能性としても高くなりやすいかと思いますので、お気をつけください。

スマホの熱対策:  熱を持つのを避けるには

みなさま体感しているところかと思いますが、充電中のスマホはかなり熱くなっています。

操作はさらにスマホを加熱する要因となりますので、なるべく充電しながらの利用は避けた方が無難です。

窓辺において充電しているという方は今一度充電場所を見直してみるのもいいかもしれません。

スマホの熱対策:  熱を持つのを避けるには

スマホカバー、ケースが放熱の妨げになる可能性があります。

特に手帳型のケースは覆いかぶさる面積も大きく熱が篭りやすいと考えられます。

もちろん傷や汚れから守り、直射日光を避けるといった役割も持ちますので、外すべきとは言えませんが、充電中などあまりに熱くなるようでしたら一旦外してあげることも考えましょう。

スマホの熱対策:  熱を持つのを避けるには

4. 絶対にしてはいけないこと

スマホを冷やすのに保冷剤を当てたり、冷蔵庫に入れたりするのはNGとされています。

急激に冷やすと、中で結露が発生し、電子部品が破損します。

扇風機に当てるくらいにしておきましょう。

また、スマホを冷却するためのアクセサリーなども販売されています。

シート状になっていて裏側に貼り付けるだけで熱を逃してくれるタイプや、ファンを取り付ける大掛かりなものまで色々と用意されています。Amazonを眺める限りだいたい2000円前後の製品が多いようです。

スマホの熱対策:  絶対にしてはいけないこと

5. 発熱しやすいスマホがあります

そもそも、機種によって中のチップの影響などで発熱しやすい機種というものがあります。

そうしたスマホはホッカイロ機能付き、とネット上で揶揄されることも多いです。

故障が多くなりがちだったり、製品寿命が短い可能性があるので、購入検討時にはなるべくレビューを確認しておきたいところです。

発売されてから夏を迎えていないスマホなどは注目すべきポイントの一つかも知れません。

もしよろしければ、他の方が参考にできるよう、ご自身がお使いのスマホに関して、コメント欄で機種名と共に発熱の具合など教えていただけると幸いです。

弊社でも参考とさせていただきます。

スマホの熱対策:発熱しやすいスマホがあります

6. ヤフーの「スマホクーラー」の効果は?

最後に、ヤフーが提供しているAndroid向けアプリ、「ヤフーブラウザ」というアプリには、スマホを冷やしてくれるスマホクーラーと言う不思議な機能が搭載されています。

スマホの温度を計測し、温度に応じて冷却処理を行うという機能です。

スマホの熱対策:ヤフーの「スマホクーラー」の効果は?

アプリをインストールして起動すると、メニューの中に「スマホクーラー」があります。

タップすると、このようにスマホの温度と状況に応じた発熱原因などが表示され、すぐに冷却処理が働きます。

スマホの熱対策:ヤフーの「スマホクーラー」の効果は?

こちらの温度の算出方法の詳細はわかりませんが、確かに本体の稼働具合に連動して上昇、低下します。

温度計でスマホ表面の温度を測ると、きちんと近い温度が計測されました。

要因としては、充電中やメモリ不足といった要素が表示されます。

スマホの熱対策:ヤフーの「スマホクーラー」の効果は?

1分ほどしてから再度画面を開いてみると、1度ほど下がって表示されます。

原理としては起動中のアプリを終了させるなどしてデバイスへの負荷を軽減しているようで、なにか特殊なことをしているわけではなさそうです。

数日間使用してみた感じとしては、体感できるほどのスマホが冷たくなる、というわけではありませんが、長期的に使用したとき、バッテリーの持ち具合などに差が出てくる可能性もあります。

以上、スマホの熱対策についてお伝えいたしました。

お持ちのスマホを少しでも長く利用するための一助となれば幸いです。

スマホの熱対策:ヤフーの「スマホクーラー」の効果は?

当動画は以上となります。最後までご視聴いただきありがとうございました。

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それでは、次の動画でもよろしくお願いいたします。


「スマホの動作が遅いと感じたら、今すぐ試したいスマホのケア~動作を軽くする・長持ちさせる方法」もご参照ください。


「【不要なアプリの消し方】アプリの削除・非表示・無効化の違いについて解説!」もご参照ください。


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