今回は、間もなく発売される可能性が高い「Pixel8a」について解説して参ります。
<動画内容>
1. GooglePixelやaシリーズについて
2. スペック情報
3. 画面サイズやデザイン
4. バッテリー関連
5. なぜか消されたバッテリーサイクルページ
6. チップは同じもの?
7. カメラ周り
8. Android15も発表されるかも
9. 価格
10. ライバルになりそうな機種
詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:11分09秒)
まずGoogleの開発者向けカンファレンスGoogle IOが5月14日(日本時間15日午前2時)に開催されることが発表されました。
毎年この時期に開催されるイベントで、Googleの新技術発表の場となっています。
昨年はこの場にてGoogle初の折りたたみスマホpixel Fold、Pixel Tsbletそしてpixel7aの登場がアナウンスされました。
よって今年もこの場でpixel8aが出てくる可能性が高いと思われます。
スペックなどについてもすでにいくつか情報が出回っており、もちろんまだどうなるかわかりませんが、特にそろそろ買い替えをと検討されている方にとっては確実に候補に入ってくる1台となりますので、どんなものが出てきそうか概要を押さえておきましょう。
スマホのコンシェルジュでは、豊富な指導実績をもとに、スマートフォンの使い方に関する動画を制作・配信しております。
300本以上の動画教材を無料開放しておりますので、ぜひお役立てください。
それでは今回もよろしくお願いします。
【目次】
1.GooglePixelやaシリーズについて
2.スペック情報
3.画面サイズやデザイン
4.バッテリー関連
5.なぜか消されたバッテリーサイクルページ
6.チップは同じもの?
7.カメラ周り
8.Android15も発表されるかも
9.価格
10.ライバルになりそうな機種
1. GooglePixelやaシリーズについて
簡単にGoogle Pixelやこのaシリーズの位置付けを確認しておきます。
このシリーズについてあまりよくご存じないという方チェックしていただけますと幸いです。
元々PixelはGoogle純正のスマホとして2016年からリリースされているシリーズで、大幅な路線変更があったのが2021年のPixel6以降、
現在でも好き嫌いのかなり分かれている様子のこのデザインに変更され、心臓部にあたるチップをtensorという自社設計のチップを採用して処理性能を向上、わかりやすくアピールポイントになるカメラ性能も同時期発売のスマホの中ではトップレベルのものを搭載し、かなりハイスペックに寄せたものになりました。
またAndroidの開発元でもあるGoogle製だけあって、いち早く最新のAndroidにバージョンアップできかつサポートも長く、特に Pixel8では7年間、2030年までのバージョンアップを約束しています。
毎年秋頃に新しい世代のモデルをノーマルモデルとプロモデルの2機種で展開し、翌年の夏ごろに廉価版となるaシリーズを発売、という今の流れも6から続いています。
このaシリーズ、要所要所コストダウンを図り低価格化しつつも、チップはプロモデルノーマルモデルと共通のものを採用するので、廉価版とはいえ使用感としてはほぼ遜色ないものとなっています。
おそらく今回もこの路線に変更はないと思われます。
2. スペック情報
今回の8aについて海外サイトなどが報じているスペック情報まとめるとこのようになっています。
3. 画面サイズやデザイン
Pixel8では少し角が丸みが増したデザインが採用されて、引き続きそれを踏襲するとみられています。
画面サイズは過去二世代のaシリーズと同様、6.1インチとなりそうです。
画面の縁の部分をベゼルといって一般的に高級機になるほどここが細くコンマ何ミリという世界を争っています。
aシリーズは廉価版ということもあって、ベゼルは上位機種よりも厚めになる傾向があります。
今回ピクセルエイトが画面サイズそのままにかなり小型化しましたので、画面サイズは8aの方が小さいものの本体サイズは大きい、という可能性があります。
4. バッテリー関連
ピクセルシリーズ、全体的にバッテリーもちの評判はよくも悪くも普通です。
ほとんどの方が1日問題なく持つとは思いますが、7aシリーズは一部の個体にて異常に早く減ってしまうなどの問題が指摘されていましたので、気になる方は発売後、評価の出揃ってから方がいいかもしれません。
充電スピードは7dより早くなり、 Pixel8と同等になる見込みです。
中価格帯の製品では珍しく7aにてaシリーズでは初めてワイヤレス充電に対応しました。
急に今回カットしてくるとも思えませんので、8aにも標準搭載されてくるかと思われます。
5. なぜか消されたバッテリーサイクルページ
ちなみに私の手元のPixel6Proで一時期、バッテリーの充放電回数を確認できるページが設定アプリ内のバッテリーの項目に設置されていたのですが、最近のアップデートによりそのページ自体削除されてしまいました。
後にGoogleはこれをPixel8aの機能として用意したものである、と発いしています。
なぜわざわざ過去の機種から削除したのかいまいち釈然としませんが、バッテリーの状況についてより詳細にスマホだけで確認できるようになっていきそうです。
6. チップは同じもの?
チップは歴代aシリーズの慣例通り、現行モデルと同じ世代のものを搭載すると思われますので、Google設計のtensorチップの第三世代となるtensorg3が内蔵されるはずです。
ただし若干性能を落としたものになるのでは、という予測もあります。単なる差別化か、コストダウンにより発熱を抑えるための冷却機能が多少貧弱になっている、ということかもしれません。
ちなみに Pixel8において、7年間というとんでもない長さのバージョンアップサポートを約束しています。
チップも同じということであれば8aでも同等のサポート期間を期待できそうです。
7. カメラ周り
カメラのハードウェアについては的なスペックアップの話は聞こえてきません。
ということで7aと同等のものが搭載されるのではないかと思われます。
Pixel8シリーズでかなり大々的に宣伝されたのが写真周りのAI機能でした。
写真に写っている全員の一番良い表情を集合写真にできる「ベストテイク」、写真に写った被写体を消したり場所を移動したりできる「編集マジック」、撮影した動画の音声の中から周囲の雑音を小さくして会話を聞き取りやすくする「音声消しゴムマジック」などPixel8シリーズでしか使えません。
さらに撮影した動画の色や明るさ、手ぶれなどを調整して画質を向上させる「動画ブースト」、光の少ない環境でも綺麗に撮れる「ビデオ夜景モード」など一部機能はProのみでの提供となっています。
今回もtensorg3チップを搭載することで、少なくともノーマルモデルと同等の機能は提供されるかと思います。
8. Android15も発表されるかも
またこの発表の場となりそうなGoogle IOではAndroid15がお披露目となる可能性も指摘されています。
8aの出荷時点ではまだ14だと思いますが、当然早く15にアップデートできる機種の1つとなりますのでこの辺の競合スマホと差別化される要素の1つかと思います。
9. 価格
問題は価格です。
そもそも Pixelシリーズはその性能にそぐわない低価格が魅力で、特iPhoneに対してかなり優位性を発揮していたように思いますが、8シリーズでびっくりするくらい価格が上がり、ほとんどiPhoneと同等になってしまいました。
現時点では8aは500から550ドル、日本円では最大9万円程度にまでなる可能性が指摘されています。
発売時にはストアクレジットや下取りによる実質値引きキャンペーンを打ち出してくるのが恒例となってはいますが、少なくとも定価が7aを大きく下回ることはないと思われます。
10. ライバルになりそうな機種
ライバルとなりそうなのはAQUOS Senseで、昨年秋のセンス8が、五万円台とかなり勝負をかけてきた感がありました。
性能も強力、サポートも長く、評判も上々です。
また、完全にもしもの話となりますが、iPhoneSEの第四世代がいつ出てくるのか、という点も注目です。
待望の全画面ディスプレイでUSB-C、これが10万円以下で出てきたりすれば、Androidユーザーにとってもかなり強力な買い替え候補になってくるかと思います。
現行の第三世代が2022年3月発売で丸2年経過していますが、今の所具体的な噂はあまり聞こえてきません。2024年内の発売は考えづらい印象です。
当動画は以上となります。
最後までご視聴いただきありがとうございました。
気軽にコメントや「チャンネル登録」をいただけますと幸いです。
また、「メンバーシップ」にて弊社動画のテキスト版も配信しておりますので、よろしければ是非ご登録ください。
それでは、次の動画でもよろしくお願いいたします。
「【pixel8/8Pro】今年の大本命ついに登場!ただし超値上げ」もご参照ください。
「【pixel7a】Google製最新スマホをチェック!6aや7との比較や不安な点は?」もご参照ください。
<指導実績>
三越伊勢丹(社員向け)・JTB(大説明会)・東急不動産(グランクレール)・第一生命(お客様向け)・包括支援センター(お客様向け)・ロータリークラブ(お客様向け)・永楽倶楽部(会員様向け)等でセミナー・講義指導を実施。
累計50,000人以上を指導 。
<講義動画作成ポイント>
個別指導・集団講座での指導実績を元に、わかりやすさに重点を置いた動画作成
その他の講義動画は下記の一覧をご参照ください。
<その他>
オンラインサポート(ライブ講座・ZOOM等でのオンライン指導)とオフラインサポート(出張指導・セミナー形式のオフライン指導)も実施中。詳しくはメールにてお問い合わせください。
【全店共通】
03-5324-2664
(受付時間:平日10時~18時)