今回は、そもそも「ログイン・サインインって何」「ログイン・サインインをする必要があるの」という問い合わせを頂きます。その疑問について解説していきます。
「ログイン・サインイン」しなくても無料で使えるし、そもそも「ログイン・サインインをするメリットがわかない」という方のいらっしゃいます。
ご指摘の通り、ログインしなくても不自由がない場合には、無理に「ログイン・サインイン」をする必要はないと思います。
「ログイン・サインイン」をする理由は、個人(個々)を特定させることで、その個人(個々)に合わせた追加的なサービスを受領できるようにするために、行う行為になります。
個人(個々)を特定せずに不特定多数のままですとその個人(個々)を特定できないため、幅広い情報や一般的な操作しか提供できないことになります。
その点について分かりやすく解説していきます。
<動画内容>
1. ログイン・サインインとは
2. ログイン・サインインが必要な理由
3. ログイン・サインインの課題とリスク
詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:9分43秒)
今回は、「今更聞けない!ログイン・サインインって何?何でログインする必要があるの?」についてご説明致します。
また、「スマホのコンシェルジュ」では、「スマホの基本操作」から「不具合時の対処方法」「毎日の生活を便利するアプリ」について、多数の動画でご紹介していますので、是非そちらもご参照ください。
また、「チャネル登録」して頂けますといつでも見ることができるようになります。
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【目次】
1.ログイン・サインインとは
2.ログイン・サインインが必要な理由
3.ログイン・サインインの課題とリスク
1. ログイン・サインインとは
「ログイン」「サインイン」は、同じ意味になります。
どちらも簡単なイメージでは、自分の部屋に入ることと近いイメージになります。
また、ホテルなどで、チェックをした後に自分の部屋に入るのと同じイメージになります
「ログイン・サインイン」をするには、自分の部屋であれば、「部屋の鍵」が必要になります。
また、ホテルでも、部屋に入るには、チェックインをして「部屋の鍵」を受け取る必要があります。
自分の「部屋の鍵」を受け取るには、賃貸の場合には、「契約と支払い」が必要になります。
ホテルの「部屋の鍵」を受け取る場合も同じで、チェックインをして、「名前や住所の記入と支払い」をする必要があります。
「自分の部屋の賃貸契約と支払いをすること」「ホテルでチェックインするために名前や住所の記入と支払いをすること」「銀行で銀行口座を開設すること」は、「ログイン・サインイン」をするために「アカウント登録(アカウント作成)をする」のとほとんど同じ意味になります。
「ログイン・サインイン」をするには、「アカウント登録(アカウント作成)が必要になること」を覚えておいてください。
「ログイン・サインインの流れ」について、先程ご説明した事例に合わせて解説して参ります。
「アカウントの登録・作成」は、「チェックイン」「賃貸契約」「口座開設」と同じ作業になります。
次に、「IDとパスワードの発行」は、「ホテルでのチェックイン及び賃貸契約で部屋番号と鍵を受領をすること」「銀行で通帳・カード・暗証番号を発行すること」と同じ作業になります。
また、「ログイン・サインイン」は、「部屋に入ること」「ATMからお金を引き出すこと」と同じ作業になります。
「ログイン・サインインに必要なもの」として、「ID(アイディー)とパスワード」が必要である点についてご説明致します。
「ID(アイディー)」は、アプリの場合には、基本的には「メールアドレス」になります。
「英数字で構成される文字列」の場合もあります。
ホテルや賃貸では「部屋番号」、銀行では「通帳やキャッシュカード」になります。
「パスワード」は、アプリの場合には、そのまま「英数文字の文字列」になります。
ホテルや賃貸では、「部屋のカギ」になります。
銀行では、「4桁の暗証番号」になります。
「ログイン・サインインの画面」についてご説明致します。
代表的なサービスとして、「Yahoo(ヤフー)」「NTTTドコモ」「Google(グーグル)」の「ログイン・サインイン画面」がこちらになります。
基本的には「メールアドレス」が、各サービスの「ID(アイディー)」になります。
「Yahoo(ヤフー)」の場合には、「英数字のID」「メールアドレス」「携帯番号」のいずれでも「ログイン・サインイン」が可能になっています。
「NTTドコモ」の場合には、設定次第ですが、「英数字の文字列」か「メールアドレス」になっています。
「Google(グーグル)」の場合には、「メールアドレス」が「ID(アイディー)」になっています。
2. ログイン・サインインが必要な理由
「ログイン・サインインが必要な理由」としては、「ログイン・サインイン」をしないと「個人の特定」が出来ず、全員に均一なサービスしか提供できない形になります。
その人の趣味趣向に合わせたサービスを提供するには、どうしても「ログイン・サインイン」が必要になります。
「ログイン・サインイン」をして、その人が「追加情報」を登録すると、その「追加情報」を元に、たくさんある情報やサービスの中から、その人に合った情報やサービスを提供することが出来るようになります。
一度「アカウント」が作成されるとその人の「行動履歴」をそのアカウントに紐付けて蓄積していくことが出来るので、より角度の高い、選別された情報が提供できるようになります。
この蓄積されたデータを精査して、その人の趣向や行動に合わせる作業を自動で行っているのが、今話題に「AI(エーアイ):アーティフィシャルインテリジェンス(人工知能)」になります。
この仕組みを「プログラムが自動」で行っているので、「プライバシーの侵害にはなりません」と言っているのが「Google(グーグル)」等を運営する大手企業になります。
3. ログイン・サインインの課題とリスク
「ログイン・サインイン」をすることで便利になる反面、個人を特定できるため、そこにたくさんの情報が蓄積されていきます。
その蓄積された情報を元に、より洗練された、痒いところに手の届くようなサービスを受けれるようになる半面、その個人の詳細な情報を相手に渡すことになり、「情報漏洩」や「その情報を悪用したプライバシー侵害」が行われる可能性があるという点も覚えておきましょう。
行動履歴や情報のシェアは、正しい行いをしている人にとっては、その真実を「データ」で証明してくれるので、「冤罪がなくなる」というメリットもあります。
また、「行動履歴や情報を取られているという点」で、悪いことをしないようにしようという「抑止力」にもなります。
道路やコンビニ等に置かれている「監視カメラ」なども良い例になります。
(お客さまも従業員も不正ができなくなります。)
悪いことをしようとする人にとって、その悪事の証明がしやすくなるので、生きづらい世の中になるかもしれません。
一方で、リスクとしては、趣味趣向も含めた詳細な情報を相手が持つことになるので、その情報を逆に利用され、弱みに付け込まれる可能性があるという点も注意しておく必要なあります。
いずれにしても、どちらを選ぶかは「本人次第」になります。
最後に、便利・快適にスマホを使うためには、「多少の個人情報の提供」は受け入れるようにしましょう。
その際に大切なことは、極力被害に合わないように、「パスワードの管理」はしっかりするようにしましょう。
また、「どの情報なら見られても問題ないか」「どの情報は見られたくないか」を判断しながら、慣れるまでは、「社会的に信用のあるサービスのみを利用」するようにしましょう。
「見られてよい情報」は、例えば「バナナやリンゴの購入履歴」になります。
理由としては、だれもが買う可能性があるからになります。
以上で、「今更聞けない!ログイン・サインインって何?何でログインする必要があるの?」について説明を終了致します。
「スマホのコンシェルジュ」では、このようなスマホの基本操作から不具合時の対処方法・毎日の生活を便利するアプリについて、多数の動画でご紹介していますので、是非そちらもご参照ください。
また、「チャネル登録」して頂けますといつでも見ることができるようになります。
「今更聞けない!グーグルアカウントとは~Googleアカウントの確認・作成|メールアドレスの作成方法」もご参照ください。
「スマホを持ったら、最低限必要なアカウントは?~お店で設定してもらったIDとパスワードって何に使う?~」もご参照ください。
<指導実績>
三越伊勢丹(社員向け)・JTB(大説明会)・東急不動産(グランクレール)・第一生命(お客様向け)・包括支援センター(お客様向け)・ロータリークラブ(お客様向け)・永楽倶楽部(会員様向け)等でセミナー・講義指導を実施。
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