Google pixelシリーズの最新作の発売がアナウンスされましたので、どんなものになっているのか、みなさんと共有していきたいと思います。
<動画内容>
1. 脅威のサポート期間
2. 最大のがっかりポイント
3. デザインは変わらず。無印はかなり小さく
4. ディスプレイ性能
5. Tensor G3
6. バッテリーは微増
7. Proのカメラは順当に高画質化
8. カメラの面白新機能 編集マジック/ベストテイク/音声消しゴムマジック /動画ブースト/ズームエンハンス
9. なぜか温度計がついた
10. Googleアシスタントが別物に進化するかも
11. スペックまとめ
詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:12分19秒)
いつもご視聴ありがとうございます。
スマホのコンシェルジュです。
Google pixelシリーズの最新作となる pixel8、 pixel8proが発表されました。
Google Pixelはここ数年Android勢の中では圧倒的な存在感を放っているシリーズです。
申し分ない性能、それに対して安価な値付けや強烈な値引き、また、Google自身が作っているということもありOSのサポート期間も長く、アップデートもいち早く適用されるなどなかなか他社には真似しづらいメリットも多く、まさにAndroidの中心的端末になっているかと思います。
そんな最強シリーズに今年も新型の発売がアナウンスされましたので、どんなものになっているのか、みなさんと共有していきたいと思います。
スマホのコンシェルジュでは、豊富な指導実績をもとに、スマートフォンの使い方に関する動画を制作・配信しております。
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それでは今回もよろしくお願いします。
【目次】
1.脅威のサポート期間
2.最大のがっかりポイント
3.デザインは変わらず。無印はかなり小さく
4.ディスプレイ性能
5.Tensor G3
6.バッテリーは微増
7.Proのカメラは順当に高画質化
8.カメラの面白新機能 編集マジック/ベストテイク/音声消しゴムマジック /動画ブースト/ズームエンハンス
9.なぜか温度計がついた
10.Googleアシスタントが別物に進化するかも
11.スペックまとめ
改めて、今回発表されたのは pixel8とその上位モデルとなるpixel8 proです。※当動画では無印と呼称します。
毎年この時期にほぼきっちり一年ペースで新型をリリースしてきています。
1. 脅威のサポート期間
今回、まず驚きの点としてpixel8では7年間のOSサポートを保証とアナウンスされました。
2030年という遥か未来までの提供が約束されます。
pixel 7の段階ではバージョンアップ3年セキュリティアップデート5年でした。
また、他社の例で言うと先日発表されたAQUOS Sense7が5年のセキュリティアップデートを約束しました。
この辺でようやく並んだかと思いきや、今回これらを大きく引き離すことになり、ついにiPhoneすら超えてくることになりそうです。
2. 最大のがっかりポイント
逆に、過去最大級の残念ポイントとして、びっくりするほど本体価格が高くなってしまいました。
pixelといえば毎回その攻めた価格が注目されるシリーズですが、米国ではそれぞれ100ドルずつ上昇し、さらに日本は為替の影響もあってかなり価格が上がっています。
前作の7と比べて、無印で約30,000円、proでは35,000円と同じシリーズとは思えないほどの激変です。
ストレージ別で見るとこのようになります。
同じストレージで比べるとまだiPhoneとは少し差がありますが、かなり近い価格です。
とはいえやはり今回も下取りやストアクレジットなどで、強力な値引きキャンペーンは提供されますので、実質的な負担額はこれよりもかなり軽減されることにはなります。
3. デザインは変わらず。無印はかなり小さく
デザインの大枠は pixel6時代からの真ん中に大きなカメラバーを拝したデザインを引き続き踏襲しています。
シルエットとしては四隅の角がより丸っこくなって可愛らしさが増したように思います。
無印は寸法も大きく変わって、画面サイズはほぼそのままで小型化されています。
プロは前作までディスプレイの側面にカーブがかかったエッジディスプレイというタイプでしたが、今回はそれを廃止、真っ直ぐフラットな画面になりました。
また背面ガラスはマットな質感となったようで、このへんは画像で見るよりもか実物を見た時に変化が大きく感じられると思います。
4. ディスプレイ性能
ディスプレイは6.2インチと6.7インチで、どちらも高いリフレッシュレートでなめらかな表示が可能です。
従来、最高リフレッシュレートはプロと無印で差をつけてきやすいところでしたが、今回は並べています。
明るさの最大値はプロモデルの方が上となっていて、これは前作の7proやiPhone 15proも上回る数値です。
動画視聴時など多用される方は、太陽光の下では画面が暗くて満足に視聴できないと感じている方結構いらっしゃるのではないでしょうか。
この辺は意外と嬉しいポイントかもしれません。
5. Tensor G3
中のチップはGoogle独自設計のtensorと言うチップの第3世代、tensorG3が両方のモデルで搭載されます。
pixelシリーズでは伝統的に無印モデルとプロモデルで搭載チップには差をつけてきていませんが今回も慣行通りとなりました。
一応メモリが無印では8GBproでは12GBと差がつけられていますので、処理性能等若干の違いはあることになります。
引き続きAI性能の強化をアピールしていて、Googleアシスタントがより自然な言葉を理解できるようになったり、今回の pixel8で搭載されたカメラ周りの新機能などをサポートする、というようなアピールとなっています。
前作からの処理性能の向上などは特に言及されておらず、レスポンスなど基本的な使用感に関しては体感的な違いを感じる事はなかなかなさそうです。
6. バッテリーは微増
バッテリー容量は4575、5050となっており、いずれも前作を若干上回っています。
無印とproでは画面サイズも異なるためプロの方が容量が大きくても必ずしもバッテリー持ちも良いとはならない点はご留意ください。
他機種に比べて特別バッテリー持ちが良いという印象はありませんが、いずれも1日普通に使う分には充分なバッテリーかと思います。
7. Proのカメラは順当に高画質化
今回もやはり最もジャンプの大きかった部分はカメラ周りに関するものです。
ハードウェアとしては、プロモデルは背面3つのカメラとインカメラ計4つのカメラすべてをアップグレードしていると謳っています。
メインカメラもスペック上変化は見られませんがどうも内部のセンサーの世代が変わり、より高画質となったようです。
一方で無印のカメラはハードウェア面では特段大きなアップグレードは言及されていません。
GoogleはAppleなどと比べて明らかにAIでできることを追求していくと言うようなスタンスを示しています。
今回もカメラに関して非常に面白そうな機能がいくつか紹介されていました。
8. カメラの面白新機能 編集マジック/ベストテイク/音声消しゴムマジック /動画ブースト/ズームエンハンス
好評の消しゴムマジックがさらに進化して、編集マジックとなりました。
今回は対象物を消去するだけではなく、動かして好きな場所に配置することができるようになります。
人物写真は複数の写真の中からベストな表情をきれいに当て込むことができるようになります。
集合写真でも使えるということですので、必ず誰か1人は目を瞑ってしまっているというような人数の多い写真においても、後から違和感なく全員が良い表情した1枚の写真として仕上げることができます。
さらに動画でも音声消しゴムマジックと言う機能が実装され、動画中の特定のノイズを排除したり聞かせたい音をピックアップしたりということができるようです。
プロモデルには動画ブーストと言う機能が実装予定です。
これは今回の発表には間に合わなかったようですが、動画の明るさ、HDR、手ブレを細かく調節したり、より強力な夜間性能を持たせたりできるようです。
ただデータセンターを用いるとのことなので、膨大な通信が発生するように思います。
こちらもプロモデルに近日公開とのことですが、写真をズームしたときの荒くなった画質をAIによりきれいに補正してくれるズームエンハンスという機能が追加予定です。
もちろんこうして生成されたものはAIが作った嘘の画像と言うことになるわけですが体験としてはとても面白いものになる予感がします。
9. なぜか温度計がついた
プロにはなぜか温度計が搭載されました。
計測する素材を選んでからセンサーを向けることでそのものの温度を測定することができるそうです。
現時点であまり使い道わかりませんが、たとえば今後Googleレンズ組み合わせて健康状態を細かく把握するというような機能なども展開されていくのかもしれません。
面白い機能が追加されていくことに期待です。
10. Googleアシスタントが別物に進化するかも
その他Googleが力を入れている「バード」と言うAIとGoogleアシスタントを組み合わせた機能が色々とアナウンスされています。
正直現時点ではGoogleアシスタントをちょっと邪魔な機能と感じている方もいらっしゃるかと思いますが、今後例えばウェブページや録音の文字起こしを要約してくれたり、メール作成の手伝いをしてくれたり、迷惑電話に対して冷たい返事を返すというようなことをサポートしてくれるようで、なんだかもはやスマートフォンとは別の存在になりつつあるような気がします。
11. スペックまとめ
以上、 pixel8、8proについて見てまいりました。
今回のざっくりとしたまとめとしてはこのようになります。
価格の安さもシリーズの特徴であったため為替の影響とは言えこれだけ上がってしまったのはとても残念です。
とはいえストアクレジットや下取りによる実質的な負担額やサポート期間の長さを考えると他社のハイエンド機とはやはり一線を画すコストパフォーマンスとなります。
プロと無印の差は例年通りあまり大きくなく、画面サイズと望遠カメラの有無、あとはプロにしか使えないカメラの機能がいくつかあると言う点くらいです。
個人的には動画ブーストがどれほどのものなのか気になります。
画面のリフレッシュレートも今回は同じになりました。
定価だけで考えれば47000円と非常に大きな大きな価格差がありますので、よっぽどスマホカメラを多用する方でないとプロは選びづらいかと思います。
また少し気が早いですが例年通りに行けば来年の春頃に廉価版となるAシリーズが発売されるはずです
半年ほど待てば同程度の性能でうんと安いものが手に入るかも、というのも悩みどころの一つです。
今後の購入予定や、実機に触れた感想など、皆様からも気軽にコメント欄で共有いただけますと幸いです。
当動画は以上となります。
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それでは、次の動画でもよろしくお願いいたします。
「【AQUOS sense8】ついに新型発表。中価格スマホの本命」もご参照ください。
「【iPhone15】いつもより評判良さそう?今年のiPhoneをチェック」もご参照ください。
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