「Googleアカウントって複数作れないの?」そんな疑問を持ったことはありませんか?
今回は用途に合わせて使い分けたい人に向けて、Googleアカウントを追加で複数作成する方法やアカウントのスムーズな切替方法、電話番号を登録しないでアカウントを作る方法などを解説します。
<動画内容>
1. Googleアカウントを複数作成するメリット
2. Googleアカウントを複数作成する方法
3. アカウントのスムーズな切り替え方法
詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:15分54秒)
いつもご視聴有難うございます。
スマホのコンシェルジュです。
突然ですがみなさんは、「Googleアカウントって複数作れないの?」
そんな疑問を持ったことはありませんか?
実は、仕事とプライベートでアカウントを分けたいなど、Googleアカウントを複数利用したいというケースは珍しくありません。
今回は用途に合わせて使い分けたい人に向けて、Googleアカウントを追加で複数作成する方法やアカウントのスムーズな切替方法、電話番号を登録しないでアカウントを作る方法などを解説します。
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【目次】
1.Googleアカウントを複数作成するメリット
2.Googleアカウントを複数作成する方法
3.アカウントのスムーズな切り替え方法
1. Googleアカウントを複数作成するメリット
アカウントを新規作成する前に、Googleアカウントを複数作成するメリットについても簡単に確認しておきましょう。
「そもそもGoogleアカウントは複数作成してもいいの?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、その点についてはまったく問題ありません。
Googleが公式にアカウントの切り替え機能を用意しており、きちんとサポートもされています。
基本的に、Googleアカウントはいくつでも作成が可能です。
「アカウントの複数作成なんてよくないんじゃないか」と不安に思っていた方は、安心してご利用ください。
Googleアカウントを2つ作成することで得られるメリットで大きなものとしては、サービスへの登録を切り分けられることです。
例えばAndroidスマホを使っている場合、メインのアカウントは端末本体などにも紐付いているため、決済や連絡先など多くの重要な個人情報と結びついています。
こうなると、情報漏洩の観点からよくわからないサービスへの登録は渋ってしまいます。
しかし、サブのGoogleアカウントがあれば、こういったサービスへもアプローチしやすくなるということです。
信用力の高さで区別したり、サービスの登録自体サブアカウントにすべて任せてしまったりなど、各個人で好きなように調整できます。
また、SNSなどでサブアカウントを作成したりする場合も、連絡先情報と結びつけていないサブのGoogleアカウントがあれば、気軽に登録することもできます。
Googleアカウントと端末本体が直接紐付くAndroidユーザーにとって、これらのメリットはかなり大きい部分ではないでしょうか。
他にも、Googleアカウントを複数作成してメリットに感じられる部分としては、”仕事用とプライベート用でアカウントを切り分ける”ことができるというところではないでしょうか。
その際のアカウント切り替えも非常にスムーズに行うことができ、ストレスを感じることはほとんどありません。
また、利用可能なストレージ容量が増えるという点も見逃せません。
本来Googleアカウントを作成すると、GmailやGoogleフォト、Googleドライブへと保存されるデータの総量が15GBまでは無料で開放されています。
これらはみなさんもご存知だと思いますが、この15GBは1アカウントごとに付与されているので、もう1つアカウントを作成すれば、もちろん新しく作成したアカウントに15GBの無料ストレージが付与されます。
例えば、仕事用とプライベート用を切り分けていなかった場合、仕事で保存したファイルとプライベートで撮った写真が混在したまま15GBの無料ストレージを消費することになるので、かなり無駄になってしまいます。
ただし、こちらはクラウドストレージの容量不足を補う手段として、それほど上手くワークしないという点についてはあらかじめ注意が必要です。
例えばアカウントごとに撮り溜めた写真を振り分けたりすれば、管理が難しくなりますし、2年以上動きがないアカウントは削除対象となるためデータを失う危険性も付き纏います。
メインアカウントとサブアカウント、仕事用とプライベート用など、運用ルールが明確な2アカウントくらいが合理的な気がします。
Googleアカウントを複数作成するときには、注意が必要なこともあります。
それが”メールの送信間違い”です。
複数アカウントを持っていると、プライベートのメールアドレスから仕事のメールを送信してしまう、といった間違いを起こしてしまう可能性があります。
また、メールアカウントが増えればそれだけ確認範囲も増えることになるので、大事なメールを見逃す可能性も否めません。
メールを送信するときは、用途に合ったアカウントであることを確認することが大切です。
2. Googleアカウントを複数作成する方法
それでは実際に、Googleアカウントの作成手順へと進んでいきましょう。
AndroidもiPhoneも本体設定からアカウントを追加する流れの中で、新規作成手順を解説していきます。
本体設定の中から、「パスワードとアカウント」という項目を選択します。
パスワードとアカウントのメニュー内を下にスクロールして、「アカウントを追加」を選択してください。
Galaxyの場合は、「アカウントとバックアップ」という項目から「アカウントを管理」へと進んで、アカウント追加を行います。
様々な種類のアカウントの中から、Googleを選択してアカウント追加を行いましょう。
PINコードや生体認証の入力を求められるので、認証を行ったらアカウントの作成手順に進みます。
続いてはiPhoneです。
本体設定を開いて下にスクロールしたら、メールの設定メニューを開いてください。
メニューの中から「アカウント」 → 「アカウントを追加」と順に選択していきます。
アカウントメニューが表示されたら、Googleを選択して新規作成手順へと進んでいきます。
ここからの手順はAndroidもiPhoneも同じです。
ログインは行わずに、「アカウントを作成」 → 「個人で使用」と順に選択していきます。
ここでアカウント名を入力します。
Googleアカウントに登録した名前はさまざまな場所で露見するので、本名の登録は避けることをオススメします。
今回はローマ字表記を採用しましたが、イニシャルなども無難にオススメです。
ローマ字表記は漢字表記よりかは匿名性を維持することができ、なおかつGmailの宛先として表示された際も氏名を把握できる分、知人や友人に混乱をきたす心配がありません。
アカウント名を入力できたら、「次へ」をタップします。
基本情報の入力では生年月日と性別の入力を求められます。
ここで登録を行っておかないと、割としつこく登録を促す通知がとんできます。
というのも2021年4月よりGoogleアカウント作成時には生年月日の入力が必須項目になったためです。
生年月日は必ず入力しておきましょう。
続いてはメールアドレスの入力です。メールアドレスは極力短いものを作成するようにしましょう。
というのも、メールアドレスは様々なシーンで入力することが多いので、短ければ短いほど利便性が高いです。
しかし、メールアドレスは同じ宛先が二つ以上あっては困ってしまうので、世界に1つだけのものにしなければいけません。
たとえば『taroyamada』というようなシンプルなものにすると、既に他の人に使用されていて、それには決められないケースも多くあります。
その場合は、画面のように表示され、利用可能なメールアドレスの候補を出してくれます。
末尾に好きな数字を入れたりして、自分だけのアドレスを探しましょう。
メールアドレスの入力が終わったら、パスワードを作成します。
パスワードを作成するときのコツは、「12桁以上」、「大小英字+数字」の組み合わせを意識することです。
電話番号の追加は「スキップ」を選択すれば回避することができます。
アカウント情報を確認して問題がなければ「次へ」をタップしましょう。
利用規約に一通り目を通したら、「同意する」をタップして、アカウントの新規作成が完了です。
設定が終わると、ホーム画面まで自動的に戻ります。
ここまでくれば、あとは特別な設定などを行うこともなく、各アプリで新規のGoogleアカウントが追加されているはずです。
3. アカウントのスムーズな切り替え方法
複数のアカウントを運用するうえで、最も重要なアカウントの切替方法についても確認しておきましょう。
今回はGmailを起動して行ってみます。
この切り替え方法はAndroidでもiPhoneでも同様に行えます。
操作は簡単です。
画面右上のプロフィールアイコンを単純に上下にスワイプするだけです。
これだけで追加したアカウントを瞬時に切り替えることが可能です。
実際の操作感は画面のとおりです。
操作するアプリが変わっても、基本は画面右上のプロフィールアイコンを上下にスワイプするだけです。
切り替え操作もここまでスムーズに行えれば、ストレスを感じることもなさそうです。
しかし、中には上手く切り替えられないアプリも存在します。
それがYouTubeやChromeです。これらのアプリはプロフィールアイコンから「アカウントを切り替える」ボタンが別途用意されているので、そちらからアカウントを切り替えることになります。
大半のアプリはスワイプで切り替えることが可能なので、切り替えのできないアプリだけ覚えておきましょう。
YouTubeに関しては、マイページを開いてその中から「アカウントを切り替える」というボタンをタップすれば簡単に切り替えを行うことができます。
初回起動時はチェンネルを作成する手間が発生しますが、それほど難しくはありません。
厄介なのがGoogle Chromeです。
こちらは、既存のアカウントから一旦ログアウトして、再度ログインし直す必要があります。
ログインする際に新しいアカウントを設定することで、アカウント切り替えが行えますが、実用面から切り替えを行うことはまずなさそうです。
それよりかは、GoogleアプリとChromeアプリでログインするアカウントを別にするという方が、よっぽど現実的だと思います。
いかがでしたか?
今回はGoogleアカウントを複数作成する方法と切り替え方法についてご紹介しました。
登録するサービスによって、アカウントを切り分けるというのはセキュリティリスクを分散させるためにも効果的だと思います。
ぜひチャレンジしてみてください!
今回の動画はコチラで以上です。
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それでは、また次の動画でもよろしくお願いいたします。
「【Googleアカウント】新ルール発表でアカウントが削除される?!削除を回避する方法や不要なアカウントを断捨離する方法!」もご参照ください。
「【Googleアカウント】名前はどこにどのように表示される?変更するとどうなる?変更方法やその影響を確認しておこう」もご参照ください。
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