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【絶対やって!】Gmailの履歴にアクセスできなくなると表示された時の対処法

Googleアカウントに再設定用の電話番号やメールアドレスを追加しておくと、Googleアカウントのパスワードを忘れた際に、再設定ができるようになります。

今回は、この設定がなぜ必要なのか、そして設定方法について解説したいと思います。

<動画内容>
1. 再設定用情報の役割
2. 再設定用の電話番号を追加
3. パソコンで再設定用の電話番号を追加

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:8分6秒)

なにこれ…。

書いてあることが怖いんですけど。

先日、Gmailにこのような警告が表示されているけど対処すべきかというご質問をいただきました。

なんだかちょっと怖い書き方をしていますが、要は、「スマホの機種変更時などにパスワードを忘れてしまってアカウントにログインできないといった状況に陥ると、今までGmailで受信してきたメールが見られなくなってしまうよ」ということです。

なので、いつのまにか勝手に今までのメール履歴にアクセスできなくなるというわけではありません。その点はご安心ください。

もちろんそのような状況であれば、その他のGoogleサービスにもログインできなくなるので、事態はもう少し深刻です。

パスワードさえ忘れなければあまり問題はなさそうですが、再設定用の情報を登録しておくメリットは他にもあります。

今回は、この設定がなぜ必要なのか、そして設定方法について解説したいと思います。

スマホのコンシェルジュのYouTubeチャンネルでは、スマホやパソコンの使い方を学べる動画をやさしく丁寧に解説しております。

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それでは早速やっていきましょう。

概要欄に目次も配置しておりますので、適宜チェックしたい箇所を選んでご視聴いただくことも可能です。

【目次】
1.再設定用情報の役割
2.再設定用の電話番号を追加
3.パソコンで再設定用の電話番号を追加

1. 再設定用情報の役割

スマホの機種変更といったタイミングで、Googleアカウントのパスワードがわからなくなり、ログインできなくなってしまったという経験は、多くの人にあるのではないでしょうか。

特に最近は、自動的にパスワードを入力してくれる機能などがあり、パスワードを忘れがちという方もいるはずです。

その点、再設定用の情報を登録しておくと、パスワードを忘れた場合の救済手段となるのはもちろん、アカウントが第三者に使用された場合の救済手段としても上手く機能します。

Google公式のブログでも記載されている通り、アカウントに再設定用の電話番号を登録するだけで、不正利用やフィッシング攻撃などから身を守る確率を上げてくれるようです。

これは、アカウントで不審なログインなどが検出された場合の連絡手段としても、再設定用に登録した電話番号が使用されるからです。

なので、基本的には登録推奨の設定で、無視するのはあまりオススメできません。

ちなみに今回のアナウンスは、フィッシングメール的なものではありません。

もちろん先程のようにGmailを開いて、画面上部に表示されている場合です。

もし、メールでこのようなアナウンスがあった場合には、Google公式でも注意喚起が行われているように、本当にGoogleから送信されたメールなのかを必ずチェックしましょう。

チェックの仕方は画面の通りです。

メール本文、送信元の下にある宛先部分をタップすれば、詳細なアドレスを確認できるので、@google.comとなっているかをチェックしてください。

こちらで判断したり、設定は必ずアカウントの管理画面から行うように徹底すると、フィッシング詐欺を防ぐことができます。

また、再設定用の情報は電話番号とメールアドレスの2種類用意されていますが、無理に両方とも登録する必要はありません。

当然、登録するメールアドレスに関しては、該当のGmailアドレスとは別のメールアドレスを追加する必要があります。

2. 再設定用の電話番号を追加

今回はGmailにてアナウンスがあったので、Gmailから設定を行っていきますが、その他のGoogleサービスでも設定手順は基本的に一緒です。

まずはプロフィールアイコンをタップしてください。

「アカウント」、もしくは「Googleアカウントを管理」を選択して管理画面を開いたら、上部のタブを横にスクロールしてセキュリティを選択します。

セキュリティメニューを表示させたら、下にスクロールして「再設定用の電話番号」という項目から電話番号の追加を行っていきます。

パスキーの導入を促されますが、今回はスキップして、「別の方法を試す」を選択してください。

続いてログイン方法の選択を行い、パスワードを入力して、「次へ」を選択します。

本人確認が完了したら、「電話番号の追加」を選択して、自分の携帯番号を入力します。

携帯番号を確認するため、コード認証を行ってください。

認証コードは、プッシュ通知、または通知パネルからそれぞれ確認しましょう。

通知パネルは画面上部の電池残量あたりから下へスワイプすれば表示されます。

コードを入力したら、確認をタップして設定完了です。

追加した電話番号やメールアドレスは、こちらの画面で編集や削除が行なえます。

電話番号を変更した場合は、速やかに登録した電話番号を削除、または編集する必要があります。

意外とこういう細かい部分は見落としがちなので、絶対に覚えておいてください。

3. パソコンで再設定用の電話番号を追加

ちなみにパソコンでは画面が見やすい分、より簡単に設定が行なえます。

まずはChromeを起動して、プロフィールアイコンをクリックします。

アカウントメニューから、「Googleアカウントを管理」をクリックしてください。

管理画面が表示されたら、セキュリティのタブをクリックして、

その中から、再設定用の電話番号という項目を探して、電話番号の追加を行ってください。

この後の流れはスマホ版と同様で、番号入力後に、認証コードで本人確認して登録完了です。

如何でしたか?

Gmailから履歴にアクセスできなくなるという通知が、なぜ届くのかについて解説しました。

再設定用の情報は、登録するだけで『パスワード忘れ』や『セキュリティレベルを上げてくれる』ので、全ユーザーにオススメしたい設定でもあります。

今回の動画はこちらで以上です。

最後までご視聴いただきありがとうございます。

メンバーシップ」にて動画のテキスト版も配信しておりますので、よろしければご登録ください。

それでは、また次の動画でもよろしくお願いいたします。


「【Googleアカウント】名前はどこにどのように表示される?変更するとどうなる?変更方法やその影響を確認しておこう」もご参照ください。


「【Gmailの一括削除】メールの整理は早めが大事!Googleアカウントの15GBを賢く使う」もご参照ください。


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【Google】フィッシング詐欺やマルウェアから「アカウント」を守る!強力な新機能が登場!

今回は、「Googleアカウントを守る「高度な保護機能プログラム」に登録する方法」について説明して参ります。

「高度な保護機能」に登録する為には、「パスキー」の登録が不可欠になります。

「パスキー」と言われても、想像がつかない方も多いかもしれませんが、一言でお伝えすると「セキュリティーの強化」と「パスワード入力の手間を省くことが出来る」機能になります。

但し、「パスワード」自体が、必ずしもなくなるわけではありません。

その点も含め、一緒に確認していきましょう。

<動画内容>
<1>「高度な保護機能プログラム」とは?

1.「高度な保護機能プログラム」とは?
2.「Googleアカウント」には「2段階認証」に加えて、「2要素認証」がある!

「パスキー」って何?
1.「パスキー」:普段使っている端末の認証方法でログインが可能!
2.「パスキー」の安全性が高い理由(2段階認証も不要)
3. まとめ:「パスキー」について覚えておくべきポイントは3つ!
4. いろいろなサービスでも「パスキー」が利用され始めている!

<2>「パスキー」と「類似するサービス」との違い
1.「パスキー」と「類似するサービス」との違い:「ソーシャルログイン」
2.「パスキー」と「類似するサービス」との違い:「認証アプリ」

<3>「パスキー」が「フィッシング」や「マルウェア」に強いと言われる理由
1.「ID」「パスワード」は安全性では不十分!「パスキー」で流出はなくなる!
2.「パスキー」は「生体認証」が基本。確度の高い「本人確認」が同時に可能!

<4>「高度な保護機能プログラム」の登録をする方法(Googleアカウント)
1. Googleの「高度な保護機能プログラム」に登録する前にすべき3つの設定
2.「Googleアカウント」で「パスキー」を設定する方法

「高度な保護機能プログラム」に登録する方法
1.「高度な保護機能プログラム」に登録する方法

「Amazon」「Yahoo」「メルカリ」等のサービスで「パスキー」を設定する方法
1.「Amazon」「Yahoo」「メルカリ」等のサービスで「パスキー」を設定する方法

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講義動画時間:19分15秒)


みなさんこんにちは、スマホのコンシェルジュです。

今回は、「Googleアカウントを守る「高度な保護機能プログラム」に登録する方法」について説明して参ります。

「高度な保護機能」に登録する為には、「パスキー」の登録が不可欠になります。

「パスキー」と言われても、想像がつかない方も多いかもしれませんが、一言でお伝えすると「セキュリティーの強化」と「パスワード入力の手間を省くことが出来る」機能になります。

但し、「パスワード」自体が、必ずしもなくなるわけではありません。

その点も含め、一緒に確認していきましょう。

スマホのコンシェルジュの「YouTubeチャンネル」では、「スマホの基本操作」から「不具合時の対処方法」「スマホとパソコンの連携」等、スマホやパソコンに関する動画を多数配信しております。

是非そちらもご参照ください。

また、是非「チャンネル登録」もお願い致します。

【目次】
<1>「高度な保護機能プログラム」とは?
1.「高度な保護機能プログラム」とは?
2.「Googleアカウント」には「2段階認証」に加えて、「2要素認証」がある!

「パスキー」って何?
1.「パスキー」:普段使っている端末の認証方法でログインが可能!
2.「パスキー」の安全性が高い理由(2段階認証も不要)
3.まとめ:「パスキー」について覚えておくべきポイントは3つ!
4.いろいろなサービスでも「パスキー」が利用され始めている!

<2>「パスキー」と「類似するサービス」との違い
1.「パスキー」と「類似するサービス」との違い:「ソーシャルログイン」
2.「パスキー」と「類似するサービス」との違い:「認証アプリ」

<3>「パスキー」が「フィッシング」や「マルウェア」に強いと言われる理由
1.「ID」「パスワード」は安全性では不十分!「パスキー」で流出はなくなる!
2.「パスキー」は「生体認証」が基本。確度の高い「本人確認」が同時に可能!

<4>「高度な保護機能プログラム」の登録をする方法(Googleアカウント)
1.Googleの「高度な保護機能プログラム」に登録する前にすべき3つの設定
2.「Googleアカウント」で「パスキー」を設定する方法

「高度な保護機能プログラム」に登録する方法
1.「高度な保護機能プログラム」に登録する方法

「Amazon」「Yahoo」「メルカリ」等のサービスで「パスキー」を設定する方法
1.「Amazon」「Yahoo」「メルカリ」等のサービスで「パスキー」を設定する方法

<1>「高度な保護機能プログラム」とは?

それでは、まず、初めに今回、「Google」で提供される「高度な保護機能プログラム」に「パスキー」が追加されましたが、「高度な保護機能プログラム」とはどのようなものなのかについて一緒に確認していきましょう。

1.「高度な保護機能プログラム」とは?

「高度な保護機能プログラム」とは、機密性の高い情報を保持し、オンライン攻撃の標的となるリスクが高いユーザーを守る為のプログラムになります。

「高度な保護機能プログラム」の重要なポイントは3つあります。

まず、一つ目は「アカウント」をフィッシングから保護する事が出来ます。

「Googleアカウント」にログインをする際に、「パスキー」を使用する事で、仮に「ID」と「パスワード」が流出しても、「パスキー」がないとログインが出来ない為、第三者による不正アクセスを防ぐことが出来るようになります。

二つ目は、有害なダウンロードからの保護を強化する事が出来ます。

「有害と思われるファイルのダウンロード」を報告し、ブロックする事が出来ます。

また、「Google Play ストア」や「デバイスメーカー」のアプリストア等、確認済みのストアからのみ、アプリのインストールが許可されるようになります。

三つ目は、「個人情報」を安全に保つ事ができます。

第三者のなりすましを防ぐため、ユーザーの許可を得た「Googleアプリ」「確認済みのサードパーティーアプリ」にのみ「Googleアカウントのデータ」へのアクセスが許可されまるようになります。

スマホの安全性に不安を感じる方は、この機会に「高度な保護機能プログラム」に登録する事をお勧め致します。

不要と感じたら、後から登録を解除する事も出来ます。

2.「Googleアカウント」には「2段階認証」に加えて、「2要素認証」がある!

それでは、次に、「高度な保護機能プログラム」の前提にもなりますが、「Googleアカウント」でセキュリティーの強化を行う事ができる7の設定についても一緒に確認していきましょう。

まず、一つ目は「パスワード」になります。

出来る限り、推測できないパスワードを利用する事をお勧め致します。

二つ目は、「パスキー」の設定になります。

「パスキー」を設定すると、「指紋認証」や「顔認証」、「PIN」や「パスコード」、「USBメモリー」等で作成した「物理キー」を利用して、ログインをする事ができるようになります。

三つ目は、「2段階認証」の設定になります。

携帯電話番号やメールアドレスを登録する事で、2つ目の「本人確認」として、「ワンタイムパスワード」を受信する事ができるようになります。

四つ目は、「信頼できる端末」の登録になります。

普段、利用している端末は本人が使っている可能性が高い為、「信頼できる端末」として登録する事ができます。

五つ目は、「ログイン通知」の設定になります。

普段利用していない端末からログインがあった場合には、そのログインが「正しいログイン」なのかを通知してくれる機能になります。

六つ目は、「再設定用の電話番号」の登録になります。

こちらは、出来る限り登録するようにしましょう。登録をしないとアカウントが利用できなくなってしまった場合に、復旧する事が出来なくなります。

七つ目は、「再設定用のメールアドレス」の登録になります。

こちらも6つ目と同じ理由で、出来る限り登録するようにしましょう。

「Googleアカウント」には、かなりの情報が保存されますので、こちらの「7つの設定」をすべて行う事を強くお勧め致します。

特に今回「高度な保護機能プログラム」にも追加された「パスキー」は「2段階認証(厳密には2要素認証)」にもなりますので、設定する事をお勧め致します。

「パスキー」って何?

それでは、次に、先程の説明にも出てきましたが、「パスキーとはそもそもどのようなものなのか」について、もう少し詳しく確認していきましょう。

1.「パスキー」:普段使っている端末の認証方法でログインが可能!

「パスキー」とは、一言でお伝えすると、普段、利用している「スマホ」や「パソコン」で「画面ロック」を解除する為に利用している「指紋認証」「顔認証」「パスコード」を利用して、「アカウント」にログインする機能になります。

「パスキー」を利用するメリットの一つにもなりますが、「ID」「パスワード」の入力をする代わりに、「パスキー」という端末同士の認証方法でログインをする為、「ID」「パスワード」を入力する手間を省くことが出来ます。

また、「ID」「パスワード」を利用しない為、「ID」「パスワード」が流出する可能性を下げる事が出来る機能になります。

加えて、「2段階認証」の手間も省くことが出来ます。

但し、「パスキー」を利用した場合でも、利用するサービスによっては、「設定」などの詳細情報を確認・変更する場合には、「パスワード」が別途必要になる場合があります。

その為、「パスキー」の利用、イコール、「パスワードがなくなる」というわけではない事を覚えていきましょう。

2.「パスキー」の安全性が高い理由(2段階認証も不要)

それでは、次に、「パスキー」の安全性が高い理由についても、一緒に確認していきましょう。

先程もお伝えしましたが、普段利用している端末にある「秘密鍵」を利用して「認証」を行っている点と「指紋認証」「顔認証」等の「生体認証」を利用して「秘密鍵の利用」を許可している点で安全性が高くなっています。

加えて、「ID」「パスワード」の入力自体を省けるため、盗み見られる可能性や「パスワードマネージャー」等への「パスワード自体」の保存もなくなる為、安全性が高くなります。

また、「2段階認証」の要素も兼ねている為、「2段階認証」の手間を省くことが出来ます。

3. まとめ:「パスキー」について覚えておくべきポイントは3つ!

「パスキー」について一緒に確認してきましたが、ポイントをまとめてみましたので、再度、一緒に確認していきましょう。

覚えておくべきポイントは3つあります。

一つ目は、「パスキー」を利用する事で安全性が上がります。

くり返しになりますが、「生体認証」を利用している為、「ID」「パスワード」による認証より安全性が高くなります。

二つ目は、「入力する手間や認証の手間」を省くことが出来ます。

「ID」「パスワード」に代わる「認証方法」を取っている点と、「生体認証」を利用する事で、入力する手間と2段階認証の手間を省くことが出来ます。

三つ目は、「パスワード」の登録自体が必ずしも、なくなるわけではない点になります。

「パスキー」の利用、イコール、「パスワード自体」が不要という認識を持ちやすいですが、「パスワード自体」の登録が必要ないサービスはほとんどありません。

理由としては、「パスワード」は、流出する危険性はあるものの、引き続き「認証手段」の一つになるからになります。

4. いろいろなサービスでも「パスキー」が利用され始めている!

「パスキー」は、いろいろなサービスでも利用され始めています。

特にスマホやパソコンを利用していると、重要になる「Googleアカウント」「Apple ID」「マイクロソフトアカウント」では、「パスキー」を設定する事ができます。

「パスキー」を設定しても、「2段階認証」と「パスワード」を組み合わる事で、引き続き「ログイン」するも出来ます。

一方で、「パスキー」を利用する事で、「パスワード」を全く必要としてないサービスもあります。

その代表的なサービスは「Yahoo」になります。

「パスワード」を利用しない代わりに、「パスキー(信頼できる端末の登録)」や「携帯電話番号によるSMS認証」でログインをする方法を採用しています。

今後は、「パスワードの有無」にかかわらず、「パスキー」による「認証(ログイン)」を行うサービスが増えてくると推察されます。

<2>「パスキー」と「類似するサービス」との違い

それでは、次に、「パスキー」と「類似するサービス」との違いについても一緒に確認していきましょう。

1.「パスキー」と「類似するサービス」との違い:「ソーシャルログイン」

「パスキー」と「類似するサービス」は2つあります。

まず、一つ目は、「ソーシャルログイン」、もしくは、「シングルサインオン」と呼ばれるサービスになります。

代表的なサービスとしては、「Googleでログイン」があります。

「Google」以外のサービスを利用する際に、新たに「アカウント登録」をする手間やログイン時の入力を省くことが出来るサービスになります。

ログイン時に「ID」「パスワード」を入力する必要がないという点では「パスキー」に近い役割を持っています。

例えば、「メルカリ」で「Googleでログイン」を利用すると、ログイン時に「Googleでログイン」を選択する事で、そのまま自動的にログインをする事が出来ます。

2.「パスキー」と「類似するサービス」との違い:「認証アプリ」

二つ目は、「認証アプリ」というサービスになります。

代表的なサービスは、「Google Authenticator」「デジタル認証アプリ」「Microsoft Authenticator」があります。

一般的には「2段階認証」の一つとして利用されることが多いサービスになります。

既に「生体認証」による「本人確認」が出来ている端末、もしくは、出来る端末で、「認証アプリ」をインストールして利用するサービスになります。

「認証アプリ」に表示されている「ワンタイムパスワード」を、利用したいサービスで入力したり、利用したいサービス上に表示されているQRコードを読み取る事で「認証」をするサービスになります。

「ID」と「パスワード」を入力する必要がないという点では、「パスキー」に近いサービスになります。

具体的な例としては、「Microsoft Authenticator」は、アプリ上にワンタイムパスワードが表示される為、そのパスワードを「ログインしたい端末」で入力をする事で、「マイクロソフトアカウント」に簡単にログインをする事が出来ます。

<3>「パスキー」が「フィッシング」や「マルウェア」に強いと言われる理由

それでは、次に「パスキー」が「フィッシング」「マルウェア」に強いという理由についても一緒に確認していきましょう。

1.「ID」「パスワード」は安全性では不十分!「パスキー」で流出はなくなる!

「パスキー」が「フィッシング」や「マルウェア」に強いと言われる一番の理由は、「ID」と「パスワード」の入力を省ける点になります。

「不正ログイン」の一番の原因は、「メール」や「メッセージ」にあるリンクをタップし、誘導された偽サイトで「ID」「パスワード」を入力してしまう事で発生しています。

また、メールなどの添付を開くことで、マルウェアに感染し、「ID」「パスワード」等が流出します。

「パスキー」は、「ID」「パスワード」を使用しない事で、「ID」「パスワード」自体が流出する可能性を減らす機能になります。

2.「パスキー」は「生体認証」が基本。確度の高い「本人確認」が同時に可能!

「パスキー」の利用は、「サービスの利用者側」はもちろんですが、「サービスの提供者側」にもメリットがあります。

まずは、利用者側のメリットですが、主に二つあります。

一つ目は「ID」と「パスワード」の入力を省くことが出来るようになります。

二つ目は、「生体認証」が基本の為、「2段階認証」が不要になります。

サービス提供者側のメリットも、主に二つあります。

一つ目は、2段階認証のプロセスを省くことが出来ます。

また、「2段階認証」として利用する「SMS認証」は、1通あたり約8円をサービス提供者側が負担している為、その費用も削減する事が出来ます。

二つ目は、端末同士で認証を行っている為、ハッキングによる「パスワード流出」の可能性を下げる事が出来ます。

このように「パスキー」は、利用者側、提供者側の双方でメリットがある仕組みになっています。

<4>「高度な保護機能プログラム」の登録をする方法(Googleアカウント)

それでは、次に、「Google」が提供する「高度な保護機能プログラム」の登録をする方法について一緒に確認していきましょう。

1. Googleの「高度な保護機能プログラム」に登録する前にすべき3つの設定

「高度な保護機能プログラム」に登録するには、最低でも3つの設定を「Googleアカウント」で行っておく必要があります。

まず、一つ目は「パスキー」を設定する必要があります。

二つ目は、「再設定用の電話番号」の設定をする必要があります。

三つ目は、「再設定用のメールアドレス」を設定する必要があります。

二つ目と三つ目は既に登録している方も多いかと思いますので、今回は「パスキー」を設定する方法について一緒に確認していきましょう。

2.「Googleアカウント」で「パスキー」を設定する方法

「Googleのサービス」であれば、どのサービスからも「Googleアカウント」にアクセスする事が出来ます。

今回は、「Googleフォト」を利用して、「Googleアカウント」にアクセスしたいと思いますので、端末内より①の「Googleフォト」を探してタップします。

「Googleフォト」のトップ画面が表示されますので、画面の右上にある②の「アカウント」をタップします。

「アカウント」の詳細画面が表示されますので、③の「アカウント」をタップします。

「Googleアカウント」の詳細画面が表示されますので、④の「メニュー」を右から左にスライドします。

「セキュリティ」という項目が確認できるかと思いますので、⑤の「セキュリティ」をタップし、⑥のように「画面」を上にスライドします。

「Googleにログインする方法」という項目が確認できるかと思いますので、⑦のように画面を少し上にスライドします。

「パスキーとセキュリティキー」という項目が確認できるかと思いますので、その右側にある⑧の「右向きの矢印」をタップします。

「パスキーを使って本人確認を行います」という画面が表示されますので、選択されているメールアドレスを念の為に確認し、問題がなければ⑨の「次へ」をタップします。

実際に「生体認証」を求めらますので、「生体認証」を行います。

「パスキー」の画面が表示されますので、⑩の「パスキーを使用」をタップします。

以上で「パスキーの設定」が完了になります。

その他、必要に応じて、再設定用の電話番号やメールアドレスの設定を行ってください。

「高度な保護機能プログラム」に登録する方法

それでは、次に「高度な保護機能プログラム」に登録する方法について一緒に確認していきましょう。

1.「高度な保護機能プログラム」に登録する方法

「高度な保護機能プログラム」への登録については、「Googleアカウント」上に自動的に表示される場合とされない場合がありますので、どちらの場合でも登録できる方法で登録をしていきたいと思います。

まずは、端末内より①の「Chrome」アプリを探してタップします。

「Chrome」のトップ画面が表示されますので、②の「検索窓」に「高度な保護機能プログラム」と入力して、検索をします。

検索結果の一番上に、Googleの「高度な保護機能プログラム」が表示されますので、③の「高度な保護機能プログラム」をタップします。

「Googleの強固なセキュルティ機能で個人情報を保護する。」という画面が表示されますので、④のように画面を上にスライドし、⑤の「使ってみる」をタップします。

「パスキーを使って本人確認を行います」と表示されますので、⑥の「次へ」をタップします。

「高度な保護機能プログラム」の画面が表示されますので、⑦のように画面を上にスライドし、⑧の「高度な保護機能にご登録ください」をタップします。

「高度な保護機能の登録が完了しました」という画面が表示されますので、⑨の「完了」をタップします。

以上で、「高度な保護機能プログラム」への登録が完了になります。

「セキュリティ」の項目から、いつでも解除する事も出来ますので、不要な場合には解除する様にしましょう。

「Amazon」「Yahoo」「メルカリ」等のサービスで「パスキー」を設定する方法

それでは、最後に「Amazon」「Yahoo」「メルカリ」で「パスキー」を設定する方法についても一緒に確認していきましょう。

1.「Amazon」「Yahoo」「メルカリ」等のサービスで「パスキー」を設定する方法

「パスキー」の設定方法は、どのサービスでも、項目名が異なる場合はありますが、基本的に同じになります。

必要に応じて、適宜、動画を止めて、ご確認ください。

メルカリのパスキーについては、一度「パスキーの設定」をすると「パスキーの解除」ができませんので、ご注意ください。

また、不具合も多い為、現時点ではあまりお勧め致しません。

以上で「Googleアカウントを更に安全にする「高度な保護機能プログラム」に登録する方法」についての説明を終了致します。

宜しければ「チャンネル登録」をお願い致します。

また、「有料メンバーシップ」にてコンビニで印刷できるテキストの提供も行っております。

ご静聴、ありがとうございました。


「【日本も危ない】米国でカスペルスキーが全面禁止!日本メーカーの名前を利用する中国メーカーの存在」もご参照ください。


「【注目のニュース】Googleでデータ消失!年金基金で復元できた本当の理由と今すぐすべき2つの対策」もご参照ください。


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個別指導・集団講座での指導実績を元に、わかりやすさに重点を置いた動画作成

その他の講義動画は下記の一覧をご参照ください。

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【超簡単・便利】Googleアカウントを複数作成する方法

「Googleアカウントって複数作れないの?」そんな疑問を持ったことはありませんか?

今回は用途に合わせて使い分けたい人に向けて、Googleアカウントを追加で複数作成する方法やアカウントのスムーズな切替方法、電話番号を登録しないでアカウントを作る方法などを解説します。

<動画内容>
1. Googleアカウントを複数作成するメリット
2. Googleアカウントを複数作成する方法
3. アカウントのスムーズな切り替え方法

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:15分54秒)


いつもご視聴有難うございます。

スマホのコンシェルジュです。

突然ですがみなさんは、「Googleアカウントって複数作れないの?」

そんな疑問を持ったことはありませんか?

実は、仕事とプライベートでアカウントを分けたいなど、Googleアカウントを複数利用したいというケースは珍しくありません。

今回は用途に合わせて使い分けたい人に向けて、Googleアカウントを追加で複数作成する方法やアカウントのスムーズな切替方法、電話番号を登録しないでアカウントを作る方法などを解説します。

スマホのコンシェルジュのYouTubeチャンネルでは、スマホやパソコンの使い方を学べる動画をやさしく丁寧に解説しております。

よろしければ「チャンネル登録」をお願い致します。

それでは早速やっていきましょう。

概要欄に目次も配置しておりますので、適宜チェックしたい箇所を選んでご視聴いただくことも可能です。

【目次】
1.Googleアカウントを複数作成するメリット
2.Googleアカウントを複数作成する方法
3.アカウントのスムーズな切り替え方法

1. Googleアカウントを複数作成するメリット

アカウントを新規作成する前に、Googleアカウントを複数作成するメリットについても簡単に確認しておきましょう。

「そもそもGoogleアカウントは複数作成してもいいの?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、その点についてはまったく問題ありません。

Googleが公式にアカウントの切り替え機能を用意しており、きちんとサポートもされています。

基本的に、Googleアカウントはいくつでも作成が可能です。

「アカウントの複数作成なんてよくないんじゃないか」と不安に思っていた方は、安心してご利用ください。

Googleアカウントを2つ作成することで得られるメリットで大きなものとしては、サービスへの登録を切り分けられることです。

例えばAndroidスマホを使っている場合、メインのアカウントは端末本体などにも紐付いているため、決済や連絡先など多くの重要な個人情報と結びついています。

こうなると、情報漏洩の観点からよくわからないサービスへの登録は渋ってしまいます。

しかし、サブのGoogleアカウントがあれば、こういったサービスへもアプローチしやすくなるということです。

信用力の高さで区別したり、サービスの登録自体サブアカウントにすべて任せてしまったりなど、各個人で好きなように調整できます。

また、SNSなどでサブアカウントを作成したりする場合も、連絡先情報と結びつけていないサブのGoogleアカウントがあれば、気軽に登録することもできます。

Googleアカウントと端末本体が直接紐付くAndroidユーザーにとって、これらのメリットはかなり大きい部分ではないでしょうか。

他にも、Googleアカウントを複数作成してメリットに感じられる部分としては、”仕事用とプライベート用でアカウントを切り分ける”ことができるというところではないでしょうか。

その際のアカウント切り替えも非常にスムーズに行うことができ、ストレスを感じることはほとんどありません。

また、利用可能なストレージ容量が増えるという点も見逃せません。

本来Googleアカウントを作成すると、GmailやGoogleフォト、Googleドライブへと保存されるデータの総量が15GBまでは無料で開放されています。

これらはみなさんもご存知だと思いますが、この15GBは1アカウントごとに付与されているので、もう1つアカウントを作成すれば、もちろん新しく作成したアカウントに15GBの無料ストレージが付与されます。

例えば、仕事用とプライベート用を切り分けていなかった場合、仕事で保存したファイルとプライベートで撮った写真が混在したまま15GBの無料ストレージを消費することになるので、かなり無駄になってしまいます。

ただし、こちらはクラウドストレージの容量不足を補う手段として、それほど上手くワークしないという点についてはあらかじめ注意が必要です。

例えばアカウントごとに撮り溜めた写真を振り分けたりすれば、管理が難しくなりますし、2年以上動きがないアカウントは削除対象となるためデータを失う危険性も付き纏います。

メインアカウントとサブアカウント、仕事用とプライベート用など、運用ルールが明確な2アカウントくらいが合理的な気がします。

Googleアカウントを複数作成するときには、注意が必要なこともあります。

それが”メールの送信間違い”です。

複数アカウントを持っていると、プライベートのメールアドレスから仕事のメールを送信してしまう、といった間違いを起こしてしまう可能性があります。

また、メールアカウントが増えればそれだけ確認範囲も増えることになるので、大事なメールを見逃す可能性も否めません。

メールを送信するときは、用途に合ったアカウントであることを確認することが大切です。

2. Googleアカウントを複数作成する方法

それでは実際に、Googleアカウントの作成手順へと進んでいきましょう。

AndroidもiPhoneも本体設定からアカウントを追加する流れの中で、新規作成手順を解説していきます。

本体設定の中から、「パスワードとアカウント」という項目を選択します。

パスワードとアカウントのメニュー内を下にスクロールして、「アカウントを追加」を選択してください。

Galaxyの場合は、「アカウントとバックアップ」という項目から「アカウントを管理」へと進んで、アカウント追加を行います。

様々な種類のアカウントの中から、Googleを選択してアカウント追加を行いましょう。

PINコードや生体認証の入力を求められるので、認証を行ったらアカウントの作成手順に進みます。

続いてはiPhoneです。

本体設定を開いて下にスクロールしたら、メールの設定メニューを開いてください。

メニューの中から「アカウント」 → 「アカウントを追加」と順に選択していきます。

アカウントメニューが表示されたら、Googleを選択して新規作成手順へと進んでいきます。

ここからの手順はAndroidもiPhoneも同じです。

ログインは行わずに、「アカウントを作成」 → 「個人で使用」と順に選択していきます。

ここでアカウント名を入力します。

Googleアカウントに登録した名前はさまざまな場所で露見するので、本名の登録は避けることをオススメします。

今回はローマ字表記を採用しましたが、イニシャルなども無難にオススメです。

ローマ字表記は漢字表記よりかは匿名性を維持することができ、なおかつGmailの宛先として表示された際も氏名を把握できる分、知人や友人に混乱をきたす心配がありません。

アカウント名を入力できたら、「次へ」をタップします。

基本情報の入力では生年月日と性別の入力を求められます。

ここで登録を行っておかないと、割としつこく登録を促す通知がとんできます。

というのも2021年4月よりGoogleアカウント作成時には生年月日の入力が必須項目になったためです。

生年月日は必ず入力しておきましょう。

続いてはメールアドレスの入力です。メールアドレスは極力短いものを作成するようにしましょう。

というのも、メールアドレスは様々なシーンで入力することが多いので、短ければ短いほど利便性が高いです。

しかし、メールアドレスは同じ宛先が二つ以上あっては困ってしまうので、世界に1つだけのものにしなければいけません。

たとえば『taroyamada』というようなシンプルなものにすると、既に他の人に使用されていて、それには決められないケースも多くあります。

その場合は、画面のように表示され、利用可能なメールアドレスの候補を出してくれます。

末尾に好きな数字を入れたりして、自分だけのアドレスを探しましょう。

メールアドレスの入力が終わったら、パスワードを作成します。

パスワードを作成するときのコツは、「12桁以上」、「大小英字+数字」の組み合わせを意識することです。

電話番号の追加は「スキップ」を選択すれば回避することができます。

アカウント情報を確認して問題がなければ「次へ」をタップしましょう。

利用規約に一通り目を通したら、「同意する」をタップして、アカウントの新規作成が完了です。

設定が終わると、ホーム画面まで自動的に戻ります。

ここまでくれば、あとは特別な設定などを行うこともなく、各アプリで新規のGoogleアカウントが追加されているはずです。

3. アカウントのスムーズな切り替え方法

複数のアカウントを運用するうえで、最も重要なアカウントの切替方法についても確認しておきましょう。

今回はGmailを起動して行ってみます。

この切り替え方法はAndroidでもiPhoneでも同様に行えます。

操作は簡単です。

画面右上のプロフィールアイコンを単純に上下にスワイプするだけです。

これだけで追加したアカウントを瞬時に切り替えることが可能です。

実際の操作感は画面のとおりです。

操作するアプリが変わっても、基本は画面右上のプロフィールアイコンを上下にスワイプするだけです。

切り替え操作もここまでスムーズに行えれば、ストレスを感じることもなさそうです。

しかし、中には上手く切り替えられないアプリも存在します。

それがYouTubeやChromeです。これらのアプリはプロフィールアイコンから「アカウントを切り替える」ボタンが別途用意されているので、そちらからアカウントを切り替えることになります。

大半のアプリはスワイプで切り替えることが可能なので、切り替えのできないアプリだけ覚えておきましょう。

YouTubeに関しては、マイページを開いてその中から「アカウントを切り替える」というボタンをタップすれば簡単に切り替えを行うことができます。

初回起動時はチェンネルを作成する手間が発生しますが、それほど難しくはありません。

厄介なのがGoogle Chromeです。

こちらは、既存のアカウントから一旦ログアウトして、再度ログインし直す必要があります。

ログインする際に新しいアカウントを設定することで、アカウント切り替えが行えますが、実用面から切り替えを行うことはまずなさそうです。

それよりかは、GoogleアプリとChromeアプリでログインするアカウントを別にするという方が、よっぽど現実的だと思います。

いかがでしたか?

今回はGoogleアカウントを複数作成する方法と切り替え方法についてご紹介しました。

登録するサービスによって、アカウントを切り分けるというのはセキュリティリスクを分散させるためにも効果的だと思います。

ぜひチャレンジしてみてください!

今回の動画はコチラで以上です。

最後までご視聴いただきありがとうございます。

メンバーシップ」にて動画のテキスト版も配信しておりますので、よろしければご登録ください。

それでは、また次の動画でもよろしくお願いいたします。


「【Googleアカウント】新ルール発表でアカウントが削除される?!削除を回避する方法や不要なアカウントを断捨離する方法!」もご参照ください。


「【Googleアカウント】名前はどこにどのように表示される?変更するとどうなる?変更方法やその影響を確認しておこう」もご参照ください。


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累計50,000人以上を指導 。

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その他の講義動画は下記の一覧をご参照ください。

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【放置しない】スマホ主要サービスのアカウント削除や退会、解約方法まとめ

いつもご視聴ありがとうございます。

スマホのコンシェルジュです。

スマホを利用するようになると、それに伴ってたくさんのアプリやWebサービスを利用することになります。

<動画内容>
1. Facebookのアカウント削除方法
2. Instagramのアカウント削除方法
3. Twitterのアカウント削除方法
4. LINEのアカウント削除方法
5. Amazonアカウントの削除方法
6. Amazonプライムの解約方法
7. ネットフリックスの解約方法
8. ウーバーイーツのアカウント削除方法
9. Googleアカウントの削除方法

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:17分32秒)


いつもご視聴ありがとうございます。

スマホのコンシェルジュです。

スマホを利用するようになると、それに伴ってたくさんのアプリやWebサービスを利用することになります。

その多くは、利用開始時に個人情報を入力した上でアカウントの作成を行い、そのサービス上で個人のIDを持った状態で利用することとなります。

こうしたサービスは利用開始時、登録時はとてもわかりやすく親切に作られていますが、いざ退会やアカウント削除をしようとすると、途端にやり方がわかりづらかったり面倒なものが増える、という印象があるかと思います。

それが気になってそもそも登録に躊躇するという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

アプリをスマホからアンインストールするだけで、自動的にアカウントや登録情報も削除されてくれればいいですが、残念ながらそういった仕様にはなっていません。

そこで今回はいくつかの代表的なスマホアプリやサービスについて、現状の退会方法を調べてみました。

どのサービスも、ある程度は道順に共通点を見出せる場合もありますので、みなさまもぜひどこに解約ボタンがあるかなど予想しながらご覧いただければと思います。

※利用状況や端末により異なる場合があります。

私たちスマホのコンシェルジュでは、豊富な指導実績をもとにスマートフォンの操作方法等に関する動画を制作、配信しております。

より多くの方に親しんでいただけるよう、優しい解説を心がけております。

よろしければ「高評価」「チャンネル登録」をいただけますと幸いです。

概要欄に当動画の目次も配置しておりますので、適宜チェックしたい箇所を選んでご視聴いただくことも可能です。

【目次】
1.Facebookのアカウント削除方法
2.Instagramのアカウント削除方法
3.Twitterのアカウント削除方法
4.LINEのアカウント削除方法
5.Amazonアカウントの削除方法
6.Amazonプライムの解約方法
7.ネットフリックスの解約方法
8.ウーバーイーツのアカウント削除方法
9.Googleアカウントの削除方法

1. Facebookのアカウント削除方法

それでは早速みていきます。

まずはSNS関連、Facebookから見ていきましょう。

こちらがFacebookアプリを開いた画面です。

アカウント関連は設定関連に格納されていることが多いので、やはり怪しいのは右上などにある3本線といったアイコンです。

タップしてみると、さまざまな設定が格納されているメニューが開きました。

「アカウント」といった項目は見つかりませんが、下の方を見ていくと、「設定とプライバシー」という項目がありました。こちらをタップすると下にずいっとさらにメニューが展開されました。

この中に「設定」とありましたので、タップしてみます。

するとこのような画面が開きました。

「アカウントセンター」というのがこの設定画面の大きなパーツのようで、メタのテクノロジー全体のコネクテッドエクスペリエンスおよびアカウント設定を管理できます。と難しいことが書かれていますが、要するにこちらからアカウント関連の設定に触れることができそうです。

アカウントセンターでもっと見る、とタップしてみるとこうしたページが開き、削除ページに一つ近づいたような気がします。

こちらにズバリアカウント、とあるのでどうしてもまずはこちらをタップしてしまいますが、実はこの先には削除メニューはありませんでした。

その下の個人の情報という項目をタップしてみます。

するとここに、アカウントの所有権とコントロールという項目がありました。説明を見る限りこちらに削除があるようです。

次の画面では利用解除または削除と進みます。ちなみに上部の追悼アカウント、というのは自分が亡くなった際にこのアカウントをどう取り扱うか、というのをあらかじめ設定しておくことができます。

思い出としていつでもアクセスできるよう、新たな管理者を指定したり、または亡くなった際に完全に削除するといった設定を選んでおくことができるようです。

次に削除するアカウントを指定します、コアコン太郎さんと進みます。

次に、アカウントの利用解除をするのか、または削除するのかを選択します。

利用解除の場合は、アカウント自体は存続し、いつでも解除可能です。またメッセンジャーは引き続き利用できるとあります。

削除の場合それらも丸ごと削除されます。ここでは削除で進んでみます。

いよいよ削除かと思いましたが、やはり引き留めの工程があります。

削除する理由を回答します。回答によって次のページにその解決策が提示されるという形になっています。

適当に選択して次のページでも次へ、と進みます。

削除ではなく利用解除という手段もありますよ、とまた提示される他、投稿した写真などのデータをGoogleフォトなど他のサービスに転送しておくといった提案があります。

それらを超えると、ついにパスワード入力後、完全削除の画面が現れました。

アカウントを削除と進んで手続きは完了です。かなり長い道のりでした。

削除したアカウントにログインすると、一月後に削除予定であることを示す画面が表示されます。

この段階であればまだ削除のキャンセルが可能となっています。

2. Instagramのアカウント削除方法

続いてはインスタグラムを見てみましょう。

ちなみに、運営元はfacebookと同じで、「メタ」という会社です。

そのため、途中からはほぼfacebookと同様の道順となっていました。

まずはやはりホーム画面右、3本線をタップして開いたメニューの中に設定とプライバシーとありましたので、タップしてみます。

すると早速、フェイスブックで見た「アカウントセンター」が出てきましたのでタップします。

あとは道順としてはfacebookとほぼ同様で、個人の情報、アカウントの所有権とコントロール。

削除と進みます。

削除するアカウントを選択、利用解除か削除かを選択、削除理由を選択、

パスワードを入力すると完全削除が表示されました。

3. Twitterのアカウント削除方法

続いてTwitterのアカウント削除方法を見てみましょう。

まずは左上のアカウントアイコンをタップしてみます。

左から迫り出してきたメニューの下の方、やはり設定とプライバシーとありました。

タップするとアカウントいう項目があり、その先に早速アカウントを削除というボタンがありました。

あとはパスワードを入力すれば削除完了です。

こちらはfacebookとは異なりかなりあっさりとアカウントを削除させてくれた印象です。

導線をわかりづらくするつもりも全くなさそうな点は好印象です。

4. LINEのアカウント削除方法

続いては、LINEのアカウント削除についてみてみましょう。

他のSNSなどのアカウントと同様に削除することができるようになっています。

ホーム画面右上、歯車のアイコンをタップします。中に早速アカウントとありますのでタップするとすぐにアカウント削除がありました。

削除にあたっての注意点が色々と表示されます。

それらにチェックを入れた上で「アカウント削除」とタップすると削除完了です。

意外とあっさりと削除できます。

5. Amazonアカウントの削除方法

続いてはアマゾンのアカウントをみてみましょう。

画面右上に人のアイコンがありますのでタップしてみます。

するとメニューが迫り出してきて、その中にアカウントサービスとありました。

アカウント削除に関するものは現時点では見つからないので、すべてを表示をタップしてみます。

すると次の画面にAmazonアカウントを解約するという項目がありました。

次の画面では解約理由を選択させられます。

チェックも入れると、アカウントを閉鎖するボタンがタプできるようになりました。

次の画面では「確認が必要です」と表示されました。

Amazonから解約に関するメールが送られたようなので、一旦メールアプリを開いてそのメールを確認します。

メールに解約ボタンが設置されていたのでタップします。

これでアカウントの削除リクエストが完了しました。

6. Amazonプライムの解約方法

Amazonの有料会員であるAmazonプライムの解約手順も見ておきましょう。

やはりアカウントのアイコンをタップすると、プライムメンバーシップという項目がありました。

次の画面にはプライム会員ステータスが表示されます、ここでプライム会員情報の管理と進むと、

解約に関するメニューが表示されます。

ここからはなんだか似たような内容を何度か選ばされますが、基本的に会員を終了といった項目をすすんでいきます。

最後に、会員資格を終了ボタンを押すと解約完了です。

年額プランに加入している場合は、その期限までは会員特典が受けられるようです。

7. ネットフリックスの解約方法

続いては、LINEのアカウント削除についてみてみましょう。

他のSNSなどのアカウントと同様に削除することができるようになっています。

続いて動画配信サービスの例として、ネットフリックスを見てみます。

こちらは月1500円程度の有料サービスとなるので、退会プロセスは簡潔であってほしいところです。

アプリを開いて、やはり右上のプロフィールアイコンをタップしてみます。

するとメニューが開き、アカウント情報というボタンが見つかりました。

タップして次の画面中程までスクロールすると、早速「メンバーシップのキャンセル」とあり、こちらから退会することができました。

注意書きをみると、アカウント情報自体は10ヶ月間ネットフリックス内で保持される、とのことですが月額課金はこれで止めることができます。

ここまでみてきたサービスを考えると、視聴していないおすすめのコンテンツなどを表示してきたりといったしつこい引き留めのページなどが挟まれても不思議でない気がしますがそうしたページもなく、拍子抜けするほどあっさりとサービスを停止することができました。

ここまで簡単だと、世間で大きく話題になるような作品が配信されたときだけ加入して、それを視聴したら退会する、といった使い方も考えられるかもしれません。

8. ウーバーイーツのアカウント削除方法

続いて、食事の配達サービスであるウーバーイーツも見てみました。

こちらがアプリを開いた画面です。

右上のプロフィールアイコンをタップするパターンが多いなか、ウーバーはそれがありません。

代わりに下のメニューバーの一番右にアカウントとありますのでそちらをタップしてみます。

すると次の画面の右上にプロフィールアイコンのようなものが現れました。

定石としてはここをタップするとアカウント削除がある、というパターンが多かったのですが、ウーバーではこの先は簡単な編集メニューしかありませんでした。

前の画面に戻り、下にスクロールすると「プライバシー」という項目がありました。

こちらをタップすると、次のページにアカウント削除が格納されていました。

ここからはほぼ道なりです。特に面倒な選択肢などはありません。

電話番号やメールアドレスを入力、確認コードを入力してパスワードを入力します。

アカウント削除ボタンが表示されました。

30日後に完全に削除されるとのことです。

9. Googleアカウントの削除方法

続いては、スマホ利用の基本となるGoogleアカウントについて見てみます。

ちなみに2023年5月に、Googleは2年間全く使用されていないGoogleアカウントを順次削除していく、と発表しました。

使用頻度の低いアカウントは気が付かないうちに悪用されてしまうリスクがあるため、としおり、やはり使用していないアカウントは持たないに越したことはないということのようです。

ではひとまずはGoogleアカウントのページに移動します。

Google関連のアプリを開くと、多くの場合右上にプロフィールアイコンが配置されていますのでそちらをタップします。今回はプレイストアアプリを開きました。

プロフィールアイコンをタップして出てくるメニュー内のGoogleアカウントというボタンをタップします。

次の画面にはこのGoogleアカウントに関する詳細データが表示されます。

上部のタブから「データとプライバシー」を選択し、すこし下にスクロールした場所にGoogleアカウントの削除がありました。

次の画面では、データのダウンロードや削除時の注意点等の告知がなされます。

特に、このGoogleアカウントのメールアドレスを、重要なサービスのパスワード再設定用のメールアドレスなどに指定している場合、ログインできなくなるなどのリスクについて説明されています。

下に読み進めていくと、一番下部にアカウント削除ボタンがあり、タップで削除完了となります。

かなり複雑な手続きを踏まされるのを覚悟していましたが、予想外にあっさりした手続きだったように思います。

ちなみに、削除手続きを行なったアカウントにログインしようとすると、最近削除されましたがまだ復元できる可能性があります、といったページが開きました。

以上、スマホ関連サービスのアカウント削除や退会方法についてみてきました。

今回取り上げたサービスでは、フェイスブックがかなり引き留めもしつこく、手順も多かったように思います。

ただその他のサービスに関してはいずれも、退会ボタンの場所も基本的にセオリーを押さえておけばすんなりと見つけられ、スマホのキャリアを変更する際のように、思いとどまらせるためのページを何枚もチェックしなければならないといったこともほとんどありませんでした。

退会しやすくしておくことが、結果的にサービスの再加入利率を高めるといったデータがあったりするのかもしれません。

特にネットフリックスのような月額課金制のサービスに関しては、退会処理がそれほど面倒でないということがわかっていれば、使う月と使わない月でマメにサブスク加入を管理して利用料を抑える、といった運用も可能かもしれません。

当動画は以上となります。

最後までご視聴いただきありがとうございました。

よろしければ「チャンネル登録」をいただけると幸いです。

また、「メンバーシップ」にて弊社動画のテキスト版も配信しておりますので、よろしければ是非ご登録ください。

それでは、次の動画でもよろしくお願いいたします。


「【Googleアカウント】新ルール発表でアカウントが削除される?!削除を回避する方法や不要なアカウントを断捨離する方法!」もご参照ください。


「今更聞けない!グーグルアカウントとは~Googleアカウントの確認・作成|メールアドレスの作成方法」もご参照ください。


指導実績>
三越伊勢丹(社員向け)・JTB(大説明会)・東急不動産(グランクレール)・第一生命(お客様向け)・包括支援センター(お客様向け)・ロータリークラブ(お客様向け)・永楽倶楽部(会員様向け)等でセミナー・講義指導を実施。

累計50,000人以上を指導 。

<講義動画作成ポイント>
個別指導・集団講座での指導実績を元に、わかりやすさに重点を置いた動画作成

その他の講義動画は下記の一覧をご参照ください。

スマホの学習動画

<その他>
オンラインサポート(ライブ講座・ZOOM等でのオンライン指導)とオフラインサポート(出張指導・セミナー形式のオフライン指導)も実施中。詳しくはメールにてお問い合わせください。

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【Googleアカウント】新ルール発表でアカウントが削除される?!削除を回避する方法や不要なアカウントを断捨離する方法!

今回は、Googleの発表に対する対処方法やSNS等で放置してしまっているアカウントの削除などについてみていきたいと思います。

<動画内容>
1. 無効なGoogleアカウントに関するポリシー変更について
2. 2年間操作のないアカウントは削除されます
3. 放置アカウントは悪用される可能性が高い
4. 削除開始は12月から
5. 削除を回避する方法
6. フォトやGmail、ドライブアプリを起動しよう
7. ホーム画面から不要なアカウントを見つけ出す
8. 登録時のメールからアカウントを見つけ出す
9. 完全一致検索を使って探す

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講義動画時間:12分36秒)


【目次】
1.無効なGoogleアカウントに関するポリシー変更について
2.2年間操作のないアカウントは削除されます
3.放置アカウントは悪用される可能性が高い
4.削除開始は12月から
5.削除を回避する方法
6.フォトやGmail、ドライブアプリを起動しよう
7.ホーム画面から不要なアカウントを見つけ出す
8.登録時のメールからアカウントを見つけ出す
9.完全一致検索を使って探す

1. 無効なGoogleアカウントに関するポリシー変更について

いつもご視聴ありがとうございます。

スマホのコンシェルジュです。

先日、Googleの公式ブログにて、このような投稿がありました。

「無効なGoogleアカウントに関するポリシーを更新しました」というタイトルの記事で、なにやら小難しいことが色々と書かれていますが、内容としては、

2. 2年間操作のないアカウントは削除されます

今後は、「2年間全く触ってすらいないグーグルアカウントは削除していきます。」という宣言となっています。

完全に放置状態となっているアカウントは第三者に悪用されてしまう可能性が高いので、そうしたリスクを回避するための措置、とのことです。

約3年前、2020年には、GoogleはGoogleフォトの無制限アップロードの終了宣言とともに、2年間全く利用していないアカウントの中身を削除しますというポリシーが適用されましたが、今回はコンテンツだけでなく、アカウントごと削除する、といった内容となっています。

Googleアカウントに限らず、アカウントを作成したはいいものの、 その後、全く触っていない、作成したことすら忘れているというアカウントは皆様もFacebookや、ツイッターなど、SNS周りは特に心当たりがおありの方も多いかもしれません。

これらのアカウントはGoogleの言うように、知らぬ間にだれかに悪用されるという可能性があります。

今回はこのGoogleの発表に対する対処方法と、その他、放置してしまっているアカウントの削除などについてみていきたいと思います。

私たちスマホのコンシェルジュでは、豊富な指導実績をもとにスマートフォンの操作方法等に関する動画を制作、配信しております。

より多くの方に親しんでいただけるよう、優しい解説を心がけております。

よろしければ「高評価」「チャンネル登録」をいただけますと幸いです。

概要欄に当動画の目次も配置しておりますので、適宜チェックしたい箇所を選んでご視聴いただくことも可能です。

3. 放置アカウントは悪用される可能性が高い

今回のGoogleの発表について、もう少し詳しくみておきます。

Googleによると、長期間放置されているGoogleアカウントというのは、そうでないアカウントに比べて、そもそもセキュリティを向上するための2段階認証が設定されているものが約1/10程度しかなく、アカウントが侵害されやすい状態となっているものが多いとのことです。

ここでいう「アカウントの侵害」というのは、個人情報の盗難、スパムなどの望ましくないコンテンツ、悪意のあるコンテンツの踏み台となってしまったりなど、あらゆる用途に悪用される可能性があるとしています。

4. 削除開始は12月から

これらに対処するため、今年2023年の12月から、これまでに2年以上ログインのないグーグルアカウントを随時削除していくとのことです。

まずは作成以来全く使われていないアカウントが優先的に削除対象となるようです。

ひとまずは個人のアカウントが対象で、組織のアカウントは対象外。

削除の前には数ヶ月に渡り複数の通知が送信されるとのことですので、完全に不要なもの以外は気づくことができるのではないかと思います。

また、そのアカウントを使ってグーグルワンなどの何らかのサブスクリプションに加入している、またはYouTubeに動画をアップしているアカウントについては今回の削除の対象外とのことです。

5. 削除を回避する方法

この削除を回避する方法ですが、削除してほしくないアカウントには、少なくとも2年に一度ログインする必要があります。

ログインした状態でなんらかのアクションを実行するだけでよく、Googleは次のような操作の実施を勧めています。

メールを読んだりyoutubeの動画を視聴したりするだけで、そのアカウントは利用されている、と判断されるとのことです。

他に何らかの申請が必要といったことは一切ありません。

過去にAndroidを利用していて、iPhoneに乗り換えた、といった方、よくわからなかった時期にアカウントを複数作ってしまったかもしれない、機種変更時によくわからず新しいアカウントを作ってしまい、それ以来古いアカウントにログインしていない、といった方は眠っているGoogleアカウントがあるかもしれません。

心当たりのある方は、念の為一度ログインして検索などの操作を行っておきましょう。

6. フォトやGmail、ドライブアプリを起動しよう

また、2020年に発表された、Gmail、Googleフォトや、Googleドライブが2年間全く利用されていない場合、中身を消去する、というポリシーについても引き続き警戒しておきましょう。

アプリを開くだけで使っているとみなされますので、思い立ったときに触っておくだけで大丈夫です。

7. ホーム画面から不要なアカウントを見つけ出す

スマホの世界で「アカウント」、というとやはりGoogleアカウントだけではありません。

特にツイッターやインスタグラムなどのSNS関連において、何となくやってみようと思いアカウントを作成したものの、その後全く使わずに放置している、という方も多いのではないでしょうか。

Googleの述べているように、こうしたアカウントは悪用されるリスクを考えると持たないに越したことはありません。

一度ご自身の中でそうした自分の痕跡を整理しておきましょう。

不要なお知らせを減らすといった副次的な効果も期待できます。

ただ、整理するといっても、作成したこと自体忘れている場合も多いかと思います。

そうした場合は、まずはご自身のスマホのホーム画面の2枚目3枚目やブラウザのお気に入りなどを見渡して、とっくに使わなくなっているものを整理しましょう。

特に不要なアプリがスマホに入っているというのは、アプリ更新時のデータ通信などの観点からみてももったいないので、断捨離と思ってアカウント削除に進んでみましょう。

気をつけたい点としては、アプリを削除する操作では、会員登録の解除とはなりません。

一度アプリを開いて、アカウント削除や退会といった項目に進み会員登録を解除しましょう。アプリを削除するのはその後がおすすめです。

たとえば私の場合、移動に応じてポイントがもらえるマイルズというアプリを昨年の暮れあたりにインストールしていました。

こうしたアプリはSNSなどに比べてなりすましといった悪用は考えづらいので危険性は高くないかと思いますが、結局全く利用しなかったのでアンインストールする前アカウントを削除しておきたいと思います。

アプリを開いてアカウント削除を探してみます。やはりアカウント削除や退会はちょっとわかりづらいところにあり、サービスによっては全然見つからないということもあります。

基本的には「アカウント情報」や「設定」といった項目が怪しいです。今回は設定から中に入った先にピンとくるものがありませんでしたが、試しに「プライバシー」という項目をタップしてみると

次のページにアカウント削除、という項目が見つかりました。

タップすると、アカウント削除時の注意点などが表示されたのち、削除と進むことができました。

どうしても削除のボタンが見つからない場合はヘルプやよくある質問、FAQといった項目から中に入り、退会といったキーワードで検索してみるのも有効です。

ちなみにアップルはアプリの製作者に対して、アカウントを作成する性質のサービスに関しては、そのアプリの中のわかりやすい場所にアカウント削除のボタンを作っておきなさい、そのアカウントが削除された際はきちんとその利用者のデータを削除しなさい、というルールを設けているようです。

アプリストア自体にこうしたルールがあると少し心強い気がします。

8. 登録時のメールからアカウントを見つけ出す

ウェブサービスでアカウントを作成した際には、メールアドレスを入力しているはずですので、その際のメールを探してみるのも一つの手です。

なおメールを探す際は、偽物のメールにはくれぐれもお気をつけください。

確証が持てない場合は、回りくどいですがそのメールのリンクなどからは進まず、ブラウザからそのサービスを検索してアクセスする方が安心です。

Gmailの検索欄でアカウント作成時に使いそうな文字列で検索をかけてみます。

「アカウント作成完了」「登録完了」といった文字列で検索するのがいいとよく言われますが、そのまま検索すると私の場合はそれだと結構な数の他のメールが紛れてしまいあまり有効とは感じませんでした。

いろいろと試した中でおすすめだったのは、何かのサービスにてアカウントを登録する際には、入力されたメールアドレスに対して認証コードを送信する手順が入ることがありますので、[認証 コード]と入力してみたところ、アカウント作成時のメールを効率的に探し出すことができました。

こんなサービスたしかに登録してたなぁ、というものが一つ二つ見つかるかと思います。

9. 完全一致検索を使って探す

その他効果的に思えたのは、ダブルクオーテーションで「登録完了」と検索する方法です。

ダブルクオーテーションで文字列を囲んで検索すると、いわゆる完全一致検索という検索となり、この文字列に一致する文字列を含むメールのみが検索されます。

ちなみにこのダブルクオーテーションでの検索は調べ物をする際のインターネット検索でも有効な方法です。

ダブルクオーテーションはAndroidの標準キーボードでは英字キーボードにした際の一番下の段の真ん中のキーの中に格納されており、左にスワイプすると出てきます。

iPhoneのキーボードでも同じく英字キーボードの下段中央に格納されており、左スワイプですぐに出てくるようになっています。

以上、放置状態のアカウントの注意点、また発掘方法や削除についてみてきました。

スマホを利用しているとたくさんのWebサービスを利用することになりますが、登録してはみたものの、全く利用していないというものがあればぜひ一度整理してみるのもいいかもしれません。

当動画は以上となります。最後までご視聴いただきありがとうございました。

よろしければ「チャンネル登録」をいただけると幸いです。

また、「メンバーシップ」にて弊社動画のテキスト版も配信しておりますので、よろしければ是非ご登録ください。

それでは、次の動画でもよろしくお願いいたします。


「今更聞けない!グーグルアカウントとは~Googleアカウントの確認・作成|メールアドレスの作成方法」もご参照ください。


「【今すぐ確認】マイナンバーカードよりも重要!今すぐ実施したい「Googleアカウントの乗っ取り・不正ログインを防ぐ方法」」もご参照ください。


指導実績>
三越伊勢丹(社員向け)・JTB(大説明会)・東急不動産(グランクレール)・第一生命(お客様向け)・包括支援センター(お客様向け)・ロータリークラブ(お客様向け)・永楽倶楽部(会員様向け)等でセミナー・講義指導を実施。

累計50,000人以上を指導 。

<講義動画作成ポイント>
個別指導・集団講座での指導実績を元に、わかりやすさに重点を置いた動画作成

その他の講義動画は下記の一覧をご参照ください。

スマホの学習動画

<その他>
オンラインサポート(ライブ講座・ZOOM等でのオンライン指導)とオフラインサポート(出張指導・セミナー形式のオフライン指導)も実施中。詳しくはメールにてお問い合わせください。

【全店共通】
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【Googleアカウント】最初にすべき設定5選~安全性の向上・セキュリティ強化・個人情報保護~

今回は、「Googleアカウントを安全に使う!最初にすべき設定 5選」について説明して参ります。

「Googleアカウント」を新たに作成した場合、そのままで使用しても問題はないですが、個人情報の流出を避けるためにも、セキュリティー面を強化した方が、より安全に「Googleアカウント」を使用することが出来ます。

また、既に「Googleアカウント」を利用している場合でも、セキュリティ面が強化された設定になっているかを確認する事をお勧め致します。

<動画内容>
1.「Googleアカウント」は、スマホを利用する上で非常に重要なアカウント
2.「Googleアカウント」にたくさんの個人情報が蓄積されている

<1>個人が特定される情報を減らす(Googleアカウントの表記名)
1. 表記名(姓名)をローマ字に変更する(個人を特定しづらくする)

<2>Googleアカウントのセキュリティーを強化する(再設定用のメールアドレス・電話番号を追加)
1. 再設定用のメールアドレスを登録する(Yahooメールがお勧め)
2. 電話番号を追加する(アカウント復元・パスワード再設定で利用)

<3>Googleアカウントのセキュリティーを強化する(不正ログインを防ぐ為に2段階認証を有効する)
1.「Googleアカウント」の2段階認証プロセスを「有効」にする

<4>万が一に備えて、「バックアップコード」を発行する
1.「Googleアカウント」の「バックアップコード」を発行する
2.「Googleアカウント」の「バックアップコード」を利用してみる

<5>セーフブラウジング保護強化機能をオンにする(パスワードの流出はブラウザ経由が多い)
1.「セーフブラウジング保護強化機能」を「オン」にする

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:22分47秒)


みなさんこんにちは、スマホのコンシェルジュです。

今回は、「Googleアカウントを安全に使う!最初にすべき設定 5選」について説明して参ります。

「Googleアカウント」を新たに作成した場合、そのままで使用しても問題はないですが、個人情報の流出を避けるためにも、セキュリティー面を強化した方が、より安全に「Googleアカウント」を使用することが出来ます。

また、既に「Googleアカウント」を利用している場合でも、セキュリティ面が強化された設定になっているかを確認する事をお勧め致します。

スマホのコンシェルジュの「YouTubeチャンネル」では、「スマホの基本操作」から「不具合時の対処方法」「スマホとパソコンの連携」等、スマホやパソコンに関する動画を多数配信しております。

是非そちらもご参照ください。

また、是非「チャンネル登録」もお願い致します。

【目次】
1.「Googleアカウント」は、スマホを利用する上で非常に重要なアカウント
2.「Googleアカウント」にたくさんの個人情報が蓄積されている

<1>個人が特定される情報を減らす(Googleアカウントの表記名)
1.表記名(姓名)をローマ字に変更する(個人を特定しづらくする)

<2>Googleアカウントのセキュリティーを強化する(再設定用のメールアドレス・電話番号を追加)
1.再設定用のメールアドレスを登録する(Yahooメールがお勧め)
2.電話番号を追加する(アカウント復元・パスワード再設定で利用)

<3>Googleアカウントのセキュリティーを強化する(不正ログインを防ぐ為に2段階認証を有効する)
1.「Googleアカウント」の2段階認証プロセスを「有効」にする

<4>万が一に備えて、「バックアップコード」を発行する
1.「Googleアカウント」の「バックアップコード」を発行する
2.「Googleアカウント」の「バックアップコード」を利用してみる

<5>セーフブラウジング保護強化機能をオンにする(パスワードの流出はブラウザ経由が多い)
1.「セーフブラウジング保護強化機能」を「オン」にする

1.「Googleアカウント」は、スマホを利用する上で非常に重要なアカウント

ご存じの方も多いかもしれませんが、Googleアカウントが、実際にどのようなサービスに利用されているかを一緒に確認していきましょう。

「Googleアカウント」は、Androidスマホを利用するには必ず必要なアカウントになります。

また、写真・地図・メール・動画視聴・検索等をする際に利用するアプリ(サービスを利用するためのソフト)も、Googleによって提供されているものが多く、こちらでもGoogleアカウントが必要になります。

いろいろなサービスを同じ「Googleアカウント」で利用する仕組みになっている点も含め、たくさんの情報が蓄積されているのが「Googleアカウント」になり、非常に重要なアカウントと言えます。

2.「Googleアカウント」にたくさんの個人情報が蓄積されている

「Googleアカウント」には、先程説明したサービスを利用する上で、住所・氏名・生年月日等の個人情報をはじめ、連絡帳の情報、アプリの利用履歴、Google以外のサービスのIDとパスワード、位置情報による行動履歴、検索履歴や利用しているアプリから推察できる趣味趣向、支払い情報などたくさんの情報が保存されています。

「Googleアカウント」にいろいろな情報が集約されることによって、利便性がかなり向上しているという点は事実になります。

一方で、情報が集まりすぎている為、「Googleアカウント」を第三者に乗っ取られてしまうとかなり危険な状態になります。

危険な状態を避けるために、「Googleアカウント」を第三者から守ることが重要になります。

「Googleアカウント」にも、第三者からGoogleアカウントを守る機能が提供されていますので、その点も含め、最低限やっておくべき事について一緒に確認していきましょう。

まず、一つ目は、Googleアカウントに表示される個人情報の表記を極力減らすことが重要になります。

二つ目は、Googleアカウントのセキュリティ自体を強化することが重要になります。

以上の二つの点を考慮しながら、Googleアカウントの設定を変更していきましょう。

<1>個人が特定される情報を減らす(Googleアカウントの表記名)

まず初めに、一つ目にあった「個人情報を表記を減らす点」になりますが、「Googleアカウント」の表記名が漢字表記なっている方は、ローマ字表記に変更する事をお勧め致します。

ローマ字表記にする事で、個人が特定される可能性を少し下げる事が出来ます。

また、ローマ字表記であれば、知人の方であれば少なくとも誰なのかを識別する事が出来ます。

その変更方法について一緒に確認していきましょう。

1. 表記名(姓名)をローマ字に変更する(個人を特定しづらくする)

「Googleアカウント」へは、どのGoogleサービスからでもアクセスする事が出来ます。

今回は、一番利用者が多いと思われる「Googleフォト」を利用したいと思います。

まずは、端末内より①の「Googleフォト」を探して、タップします。

「Googleフォト」のトップ画面が表示されますので、画面の右上にある②の「アカウント」をタップします。

「アカウント」の詳細画面が表示されますので、③の「アカウント」をタップします。

「Googleアカウント」のトップ画面が表示されますので、④の「個人情報」をタップします。

「個人情報」の詳細画面が表示されますので、⑤のように画面を下方向に移動します。

「Googleアカウント」に以前入力した名前が表示されますので、こちらの表記名が漢字表記になっている場合には、⑥の「名前」をタップします。

「名前」の詳細画面が表示されますので、名前の右側にある⑦の「鉛筆のマーク」をタップします。

「名前」の部分が入力可能になりますので、⑧の漢字表記をローマ字表記に変更します。

変更した「ローマ字表記」に問題がなければ、⑨の「保存」をタップします。

名前の部分が、ローマ字表記に変わっているのを確認する事が出来ます。

画面の右上にあるアイコン内の表記は、直ぐには変更されませんが、その理由はキャッシュという機能の影響になります。

良く利用するアイコンや画面に表示されるロゴやフレームの色は、端末内にあるアプリに画像データが保存される場合が多く、一定期間を過ぎないと画像データが更新されないようになっています。

一方で、アプリを利用する度に、画像データを入手する必要もなくなるため、通信量を節約する事が出来ます。

第三者に表示される場合には、変更が反映されていますので、ご自身の画面で変更されていなくても、気にしないようにしましょう。

ニックネームは、追加する事が出来ますので、ニックネームを追加したい場合には⑩の「鉛筆マーク」をタップします。

ニックネームの入力画面が表示されますので、⑪に「ニックネーム」を入力し、⑫の「保存」をタップします。

入力したニックネームが表示されいるのを確認する事が出来ます。

ニックネームについては、ミドルネームがある方以外は、ほとんど意味がありませんので、無理に入力する必要はありません。

入力したニックネームを利用したい場合には、「表示名」をタップすると入力したニックネームを表示名に追加する事が出来ます。

<2>Googleアカウントのセキュリティーを強化する(再設定用のメールアドレス・電話番号を追加)

それでは、次に、「Googleアカウント」に、再設定用のメールアドレスと携帯電話番号を追加する方法について一緒に確認していきましょう。

セキュリティを強化するには、「再設定用のメールアドレスと携帯電話番号の追加」が必要になりますので、まだ追加していない方は、この機会に追加する事をお勧め致します。

1. 再設定用のメールアドレスを登録する(Yahooメールがお勧め)

それでは、まず初めに「再設定用のメールアドレス」を登録していきます。

先程、名前を変更した「個人情報」という項目の画面で、①のように画面を下方向に移動します。

「連絡先情報」という項目の下に「メールアドレス」が表示されていますので、②の「メールアドレス」をタップします。

「メールアドレス」の詳細画面が表示されますので、③のように画面を下方向に移動します。

「再設定用のメールアドレス」という項目が確認出来ますので、その下にある④の「再設定用のメールアドレスを追加」をタップします。

「Googleアカウント」にログインするためのパスワード入力を求められる場合がありますので、その場合には、⑤に「パスワード」を入力し、⑥の「次へ」をタップします。

「再設定用のメールアドレス」の詳細画面が表示されますので、⑦に「再設定用のメールアドレス」を入力します。

「再設定用のメールアドレス」に問題がなければ、⑧の「次へ」をタップします。

入力したメールアドレスに「確認コード」が送られてきますので、⑨に6桁の確認コードを入力し、⑩の「確認」をタップします。

「再設定用のメールアドレス」の追加が完了になります。

一つ前の画面に戻りたいので、画面の左上にある⑪の左向きの矢印をタップします。

再設定用のメールアドレスにYahooのメールアドレスが追加されているのを確認する事が出来ます。

更に一つ前の画面に戻りたいので、画面の左上にある⑫の左向きの矢印をタップします。

メールの部分に二つのメールアドレスが登録されているのを確認する事が出来ます。

以上で再設定用のメールアドレスの追加が完了になります。

2. 電話番号を追加する(アカウント復元・パスワード再設定で利用)

先程の画面で、追加した再設定用のメールアドレスの下に、「電話」という項目が確認できるかと思いますので、その下にある①の「再設定用の電話番号を追加」をタップします。

「電話番号」の詳細画面が表示されますので、②の「今すぐ追加」をタップします。

電話用のSIMカードが入っている場合には、自動的に電話番号が追加されます。

うまく認識されなかった場合には、「スマートフォンを追加」という画面が表示されますので、③に「携帯電話番号」を入力し、④の「次へ」をタップします。

携帯電話番号が正しく入力されていることを確認して、⑤の「コードを入手」をタップします。

電話番号が正しいかを確認するための「コード」が、ショートメッセージアプリに送られてきますので、その「コード」を確認して、⑥に「コード」を入力し、⑦の「確認」をタップします。

入力した「携帯電話番号」が追加され、同時に「確認済み」と表示されます。

一つ前の画面に戻りたいので、画面の左上にある⑧の「左向きの矢印」をタップします。

先程追加したメールアドレスに加えて、電話の部分に追加した携帯電話番号が表示されているのを確認する事が出来ます。

以上で、再設定用の電話番号追加が完了になります。

<3>Googleアカウントのセキュリティーを強化する(不正ログインを防ぐ為に2段階認証を有効する)

それでは、次に「Googleアカウント」のセキュリティを強化する方法について一緒に確認していきましょう。

不正ログインを防ぐためには、2段階認証を設定する必要があります。

2段階認証プロセスを有効にすると、スマホが認証するための最も重要な装置になります。

その為、スマホの紛失時や故障時には、認証自体が出来なくなりますので、注意が必要になります。

その対処方法も含め、一緒に確認していきましょう。

1.「Googleアカウント」の2段階認証プロセスを「有効」にする

それでは、実際に「Googleアカウント」の2段階認証プロセスを有効にしていきます。

まずは、先程の「Googleアカウント」の画面で、「個人情報等」の項目が表示されている部分を右側にスライドします。

「セキュリティ」という項目が確認できるかと思いますので、②の「セキュリティ」をタップします。

「セキュリティ」の詳細が表示されますので、③のように画面を下方向に移動します。

「Googleアカウントにログインする方法」として、「2段階認証プロセス」という項目が確認できるかと思いますので。④の「2段階認証プロセス」をタップします。

「2段階認証プロセス」の詳細画面が表示されますので、⑤のように画面を下方向に移動します。

「すべてのオンラインアカウントに2段階認証プロセスを使用」する旨のメッセージが表示されますので、⑥の「使ってみる」をタップします。

再度、本人確認として「Googleアカウント」へのログインを求められる場合がありますので、求められた場合には、⑦に「パスワード」を入力し、⑧の「次へ」をタップします。

「2段階認証プロセス」の詳細画面が表示されますので、⑨のように画面を下方向に移動します。

メッセージ(通知)が受けられる端末として、今使用している端末が表示されていることを確認して、⑩の「続行」をタップします。

「携帯電話番号」が表示されますので、念のため電話番号に間違いがないかを確認します。

また、コードの取得方法として「テキストメッセージ」が選択されていることも確認し、⑪の「送信」をタップします。

携帯電話番号が実際に利用できるかを確認する為に、ショートメッセージが送られてきます。

ショートメッセージ内に「コード」が記載されていますので、⑫に「そのコード」を入力し、⑬の「次へ」をタップします。

「2段階認証プロセスを有効にしますか」というメッセージが表示されますので、⑭のように画面を下方向に移動します。

2段階認証プロセスをするために、今利用している端末でGoogleアカウントへのログインが維持されたままになる旨のメッセージが表示されます。

特に問題はありませんので、⑮の「有効にする」をタップします。

2段階認証プロセスが有効になっている旨のメッセージと「オフにする」ボタンが表示されます。

利用できる手段についての説明が記載されていますので、内容を確認しながら、⑯・⑰のように画面を下方向に移動します。

繰り返しになりますが、2段階認証プロセスを有効にした場合、2つ目の認証は、現在のスマホ(Googleサービスにログインしている状態)で行うようになります。

こちらで許可しないと「パスワード」が正しく入力されていても、「ログイン」することが出来なくなります。

先程もお伝えしましたが、2段階認証プロセスの問題点は、スマホを紛失したり、スマホが故障してしまうとスマホによる「認証」が出来なくなり、「Googleアカウント」にログインする事ができなくなります。

パソコン等の別の端末を個人で利用している場合には、パソコンも「信頼できる端末」として「承認」しておくと、パソコンからGoogleアカウントにログインする場合には、スマホによる認証が不要になります。

それ以外の方法としては、「バックアップコード」を発行し、そのバックアップコードを入力する事で、他の端末からも「Googleアカウント」にログインする事が出来るようになります。

但し、「バックアップコード」は一度利用するとそのバックアップコードは利用できなくなます。

また、1度に10個までしか発行できません。

<4>万が一に備えて、「バックアップコード」を発行する

先程もお伝えしましたが、スマホの紛失時・故障時には、スマホによる2段階認証プロセスが出来なくなります。

その為、「Googleアカウント」にアクセスする事が出来なくなります。

その対処方法の1つである「バックアップコードを発行する方法」について一緒に確認していきましょう。

1.「Googleアカウント」の「バックアップコード」を発行する

まずは、先程の「2段階認証プロセス」を「有効」にした画面で、「2つ目の手順を追加してログインをする」という項目の下にある①の「バックアップコード」をタップします。

「バックアップコード」に関する詳細画面が表示されますので、②の「バックアップコードを入手しましょう。」をタップします。

③のように「10個のバックアップコード」が表示されますので、こちらのコードをメモするか、印刷して、第三者に見られない場所に保管するようにしましょう。

いくつか利用した場合には、④の「再発行ボタン」をタップすると、新たに10個のバックアップコードが発行されます。

繰り返しになりますが、こちらのバックアップコードを利用する機会は、主にスマホの故障時・紛失時になります。

また、SMSや電話等が利用できず、スマホによる認証が出来ない場合にも利用する事が出来ます。

注意点としては、一度バックアップコードを利用すると、利用したバックアップコードは利用できなくなりますので、ご注意ください。

2.「Googleアカウント」の「バックアップコード」を利用してみる

それでは、実際に「バックアップコード」を利用して「Googleサービス」にアクセスしたいと思います。

まずは、Googleサービスであれば、どのGoogleサービスでも問題ありませんので、「シークレットモード」を利用して、Googleサービスにアクセスします。

今回は例として、「Googleフォト」を利用します。

スマホを利用する場合には、端末内にある「Googleフォトアプリ」に誘導されますので、PC画面が優先的に表示されるように設定を変更し、アプリではなくブラウザ上で各サービスが利用できるする必要があります。

「Googleフォト」にアクセスをすると、まずは、メールアドレスの入力を求めらますので、①にメールアドレスを入力し、②の「次へ」をタップします。

「パスワード」の入力を求められますので、③にパスワードを入力し、④の「次へ」をタップします。

「2段階認証プロセス」としてスマホでの認証を求められますが、今回はスマホが手元にないという前提になりますので、⑤のように画面を下方向に移動し、⑥の「別の方法を試す」をタップします。

いくつかの選択肢が表示されますが、スマホが手元にない前提になりますので、⑦の「8桁のバックアップコードのいずれかを入力する」をタップします。

先程発行した「バックアップコード」内にある10個のバックアップコードの一つを⑧に入力し、⑨の「次へ」をタップします。

「Googleフォト」へのログインが出来、アルバムの画面が表示されます。

「フォト」の画面に切り替えたい場合には、画面の左上にある⑩の「3本線」をタップします。

「メニューの一覧」が表示されますので、⑪の「フォト」をタップすると、保存されている写真を一覧で確認する事が出来ます。

<5>セーフブラウジング保護強化機能をオンにする(パスワードの流出はブラウザ経由が多い)

それでは、最後に、「セーフブラウジング保護強化機能」を「オン」にする方法について一緒に確認していきましょう。

パスワードの流出は、ブラウザ経由で発生する場合が大半になりますので、「セーフブラウジング保護強化機能」を「オン」する事をお勧め致します。

1.「セーフブラウジング保護強化機能」を「オン」にする

それでは、先程の「Googleアカウント」の画面で「セキュリティ」が選択されいる事を確認し、①のように画面を下方向に移動します。

「Googleアカウント」の「セキュリティ」がどこにあるか分からない場合には、3の「2段階認証プロセス」を「有効」にするをご確認ください。

「お使いのアカウントに合わせたセーフブラウジング保護強化機能」という項目が確認できますので、「オフ」になっている場合には、②の「セーフブラウジング保護強化機能」をタップします。

「お使いのアカウントに合わせたセーフブラウジング保護強化機能」に関する説明ページが表示されますので、適宜確認しながら、③のように画面を下方向に移動し、④の「有効にする」をタップします。

「セーフブラウジング保護強化機能」が「オン」になっているのを確認する事が出来ますので、画面の左上にある⑧の「左向きの矢印」をタップします。

「セキュリティ」の画面でも、「セーフブラウジング保護強化機能」が「オン」になっていることを確認する事が出来ます。

「セーフブラウジング保護強化機能」は、フィッシングサイトやマルウェアの検出・保護をしてくれる機能になります。

また、特にパスワード流出やウィルスの主な感染経路になっているChromeやGmail上でのセキュリティ強化を行なってくれる機能になります。

注意点としては、こちらの機能も完全ではなく、100%安全にはなりませんので、ご注意ください。

「セーフブラウジング保護強化機能」の「オン」「オフ」に関係なく、4つの点に注意するようにしましょう。

まず一つ目は、メールに添付されているファイルをむやみに開かないように注意しましょう。

二つ目は、送り主が明確でないメールのリンク(URL)をタップしないように注意しましょう。

三つ目は、普段利用しているアプリ以外から、利用中のサービスに誘導された場合には、むやみにIDとパスワードを入力しないように注意しましょう。

四つ目は、怪しいアプリやウェブサイトにはアクセスしないように注意しましょう。

以上で「Googleアカウントを安全に使う!最初にすべき設定 5選」についての説明を終了致します。

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ご静聴、ありがとうございました。


「【最新Androidスマホ対応】買ったら最初にやるべき9つの設定」もご参照ください。


「今更聞けない!グーグルアカウントとは~Googleアカウントの確認・作成|メールアドレスの作成方法」もご参照ください。


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【アカウントの保護】2段階認証と2ファクタ認証の二つが存在するのはなぜ?~スマホを安全・快適につかうのに必要な知識~

今回は、「アカウントをより安全にする2段階認証(2ファクタ認証)とはどんなものなのか」について説明して参ります。

①「2段階認証」と「2ファクタ認証」は一体何が違うのか?

②安全性はどちらが高いのか?

③「2ファクタ認証」が「2段階認証」と表記されているのはなぜなのか?

について説明して参ります。

<動画内容>
<1>「2段階認証」・「2ファクタ認証」とは

1. 「2段階認証(2ステップ認証)」とは
2. 「2段階認証(2ステップ)」と「2ファクタ認証(2要素)」の違い
3. 「2ファクタ認証(2要素認証)」には「1段階認証」もある!
4. 「認証」に利用される「要素(ファクタ)」とは何か?
5. 「2ファクタ認証(2要素認証)」には3つの組み合わせがある
6. まとめ:「2段階認証」の有無に関係なく「2ファクタ認証」が主流!

<2>「2ファクタ認証」「2段階認証」が利用されている主なサービス
1. 「iCloud」の2ファクタ認証
2. 「Googleアカウント」の2段階認証プロセス(2ファクタ認証)
3. 「Googleアカウント」の2段階認証プロセスを有効にする方法
4. dアカウントの2段階認証(2ファクタ認証)
5. 2ファクタ認証の注意点はスマホの紛失!

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:15分10秒)

みなさんこんにちは、スマホのコンシェルジュです。

今回は、「アカウントをより安全にする2段階認証(2ファクタ認証)とはどんなものなのか」について説明して参ります。

「2段階認証」と「2ファクタ認証」は一体何が違うのか?

安全性はどちらが高いのか?

「2ファクタ認証」が「2段階認証」と表記されているのはなぜなのか?

について説明して参ります。

スマホのコンシェルジュの「YouTubeチャンネル」では、「スマホの基本操作」から「不具合時の対処方法」「スマホとパソコンの連携」等、スマホやパソコンに関する動画を多数配信しております。

是非そちらもご参照ください。

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【目次】
<1>「2段階認証」・「2ファクタ認証」とは
1.「2段階認証(2ステップ認証)」とは
2.「2段階認証(2ステップ)」と「2ファクタ認証(2要素)」の違い
3.「2ファクタ認証(2要素認証)」には「1段階認証」もある!
4.「認証」に利用される「要素(ファクタ)」とは何か?
5.「2ファクタ認証(2要素認証)」には3つの組み合わせがある
6.まとめ:「2段階認証」の有無に関係なく「2ファクタ認証」が主流!

<2>「2ファクタ認証」「2段階認証」が利用されている主なサービス
1.「iCloud」の2ファクタ認証
2.「Googleアカウント」の2段階認証プロセス(2ファクタ認証)
3.「Googleアカウント」の2段階認証プロセスを有効にする方法
4.dアカウントの2段階認証(2ファクタ認証)
5.2ファクタ認証の注意点はスマホの紛失!

<1>「2段階認証」・「2ファクタ認証」とは

それでは、まず初めに「2段階認証」と「2ファクタ認証」とは、どんようなものなのかについて一緒に確認していきましょう。

1. 「2段階認証(2ステップ認証)」とは

「2段階認証」は、英語で「2ステップ認証」と呼ばれ、一般的には「IDとパスワード」の入力のほかに、「アプリでのログイン可否の選択」や「SMS・メール等に(セキュリティコード)を送信」して、その「セキュリティコード」を入力する事で、本人以外が不正に情報(アカウント)にアクセスすることを防止する仕組みになります。

こちらには、「指紋認証」や「顔認証」による認証も含まれます。

2回の認証作業を行なうことを「二段階認証(2ステップ認証)」と言い、1回より2回の認証を行う方が安全性が高くなります。

もちろん、何で認証するかで、安全性も変わりますので、その点も重要になります。

2. 「2段階認証(2ステップ)」と「2ファクタ認証(2要素)」の違い

それでは、次に「2段階認証(2ステップ認証)」と「2ファクタ認証(2要素認証)」の違いについても一緒に確認していきましょう。

「2段階認証(2ステップ認証)」は、繰り返しになりますが、2回の認証チェックを別々に2回行なう仕組みになります。

「2ファクタ認証(2要素認証)」は、2つの異なる要素を使って、認証する仕組みになります。

実際の流れとしては、入力された「IDとパスワード」を使って、正否を確認します。

問題がなければ、SMS等で「セキュリティコード」を送信し、同時に「セキュリティコード」を入力するための画面を表示します。

新たに入力された「セキュリティコード」を使って、二回目の正否を確認します。

二回の認証作業が行われているので、「2段階認証」になります。

また、「IDとパスワード」「携帯番号とセキュリティコード」という二つの要素で認証されていますので、「2ファクタ認証(2要素認証)」にもなります。

そのため、こちらの正式名称は、「2要素2段階認証」になります。

3. 「2ファクタ認証(2要素認証)」には「1段階認証」もある!

「2ファクタ認証(2要素認証)」には、「1段階認証」もありますので、一緒に確認していきましょう。

実際の流れとしては、先程と同じように入力された「IDとパスワード」の認証確認をせずに、SMS等に「セキュリティコード」を送信し、同時に「セキュリティコード」の入力画面を表示します。

「セキュリティコード」が入力された段階で、「ID」「パスワード」「セキュリティコード」の認証確認をまとめて行います。

そのため、認証作業は1回になり、「1段階認証」になります。

また、要素(ファクタ)としては、「IDとパスワード」「携帯番号とセキュリティコード」を利用した認証になりますので、「2ファクタ認証(2要素認証)」になります。

利便性を考慮せずに、安全性という観点のみに着目すると、「2要素1段階認証」の方が、「2要素2段階認証」よりも安全性が高くなります。

理由としては、1回の認証で「ID」「パスワード」「セキュリティコード」の正否を判断するため、どの部分が一致していないかを表示しない場合には、間違っている部分の判別が難しくなる為になります。

4. 「認証」に利用される「要素(ファクタ)」とは何か?

それでは、次に「認証」に利用される「要素(ファクタ)」とは何かについて一緒に確認していきましょう。

「要素(ファクタ)」は、三つに分類されます。

まず、一つ目は「知る要素」になります。

一般的には、「暗証番号(PIN)」や「パスワード」がこちらに該当し、認証を行なう人が記憶している要素になります。

個人の経験に基づいたものとしては、「合言葉」等も、こちらに該当します。

こちらの「知る要素」については、他の場所でも同じものが使われる傾向が高いため、どこかで情報が流出すると連鎖する危険性があります。

二つ目は、「持つ要素」になります。

一般的には、「銀行口座を開設した際に渡される場合があるワンタイムパスワードの機器やソフト」「SMSによる認証」「IDカードによる認証」など、認証を行なう人が所有しているものを使った認証がこちらに該当します。

スマホの普及に伴い、スマホが「持つ要素」の中心になってきています。

「持つ要素」の一番の欠点は、「盗まれたり、複製される」と対処する方法がほとんどないという欠点があります。

三つ目は、「備える要素」になります。

一般的には、「指紋認証」「顔認証」「網膜認証」など、認証を行なう方の身体的な特徴を利用した認証がこちらの要素に該当します。

こちらの「備える要素」は、「指紋」「虹彩(こうさい)」「声紋」等の生物学的な要素で、生体認証をするため、複製されにくい傾向があります。

5. 「2ファクタ認証(2要素認証)」には3つの組み合わせがある

それでは、次に「2ファクタ認証」の「ファクタ(要素)」の組み合わせについても一緒に確認していきましょう。

「2ファクタ認証」には、「ファクタ(要素)」の組み合わせが三つあります。

「持つ要素」と「知る要素」の組み合わせが、「2ファクタ認証」として最も使われています。

その背景としては、サービス提供者側の費用を抑えやすい点や利用者側の利便性が高いというのも選択される要因になっています。

加えて、補完的な機能にはなりますが、スマホ自体に「指紋認証」「顔認証」等の生体認証の機能が搭載されている点も、「持つ要素」が使われやすい要因になっています。

その他、三つ以上の要素を組み合わせた多要素認証は、研究所などの機密性の高い施設などで利用されています。

2つの要素(2ファクタ)を別々に2回チェックすると正式には「2要素2段階認証」になりますが、この「2要素(2ファクタ)」の部分を省略して、「2段階認証」と簡略化して呼ばれることも多いため、「2ファクタ認証」と「2段階認証」が同一のものと見なされてしまう要因にもなっています。

6. まとめ:「2段階認証」の有無に関係なく「2ファクタ認証」が主流!

最近では、2回の認証をする単なる「2段階認証」ではなく、2つの要素を利用した「2ファクタ認証(2要素認証)」が主流になっています。

以前は、「IDとパスワード」「PIN」による「1要素2段階認証」が比較的多く使われていましたが、スマホの登場で「IDとパスワード」「SMSのセキュリティコード」の2要素2段階認証が主流になっています。

また、セキュリティ面のみを考慮すると、2つの要素を1回で認証する「2要素1段階認証」の方が安全性は高いものの、サービス提供者側のシステム追加への費用面や利用者側の利便性を考慮すると、2段階で認証させる方がメリットが大きい点も「2要素2段階認証」が選ばれる要因になっています。

この「2要素(2ファクタ)」の部分を強調したのが、iCloudに利用されている「2ファクタ認証」になります。

一方で、「2段階」を強調しているのが、Googleやドコモ等の「2段階認証」になります。

どちらも仕組み自体は同じになります。

<2>「2ファクタ認証」「2段階認証」が利用されている主なサービス

それでは、次に「2ファクタ認証」「2段階認証」が利用される主なサービスについて一緒に確認していきましょう。

1. 「iCloud」の2ファクタ認証

「iCloud」では、「2ファクタ認証」と表記され、「信頼できない端末」からiCloudを利用しようとすると、「Apple IDとパスワード」に加えて、iPhone上に表示される「確認コード」が必要になります。

パソコンでiCloudにアクセスし、「Apple IDとパスワード」を入力すると、「2ファクタ認証」の画面が表示されます。

同時にiPhone上に、「Apple ID サインインが要求されました」という画面が表示されます。

「許可する」をタップすると、「確認コード」が表示されますので、こちらをパソコン上に表示されている2ファクタ認証の部分に入力するとiCloudを利用する事が出来るようになります。

2. 「Googleアカウント」の2段階認証プロセス(2ファクタ認証)

「Googleアカウント」の「2段階認証プロセス」では、信頼できない端末からGoogleサービスにログインをしようとすると、「IDとパスワード」の入力後に、「2段階認証プロセス」の画面が表示され、「YouTubeアプリ」を開き、「はい」をタップするように指示されます。

スマホから、「YouTubeアプリ」をタップすると、「ログインしようとしていますか?」という画面が表示され、「デバイス名」「場所」「時間」が表示されます。

「はい、私です」をタップすると、パソコンでGoogleサービスを利用する事が出来るようになります。

3. 「Googleアカウント」の2段階認証プロセスを有効にする方法

「Googleアカウント」の2段階認証プロセスを有効にしたい方は、「Googleでログインって何」という動画の13分3秒から「2段階認証プロセスの設定方法」について解説しておりますので、是非ご参照ください。

4. dアカウントの2段階認証(2ファクタ認証)

「dアカウント」の2段階認証は、信頼できない端末から「dアカウント」にアクセスした場合、設定次第にはなりますが、IDのみを入力すると「設定済みの端末で認証」のボタンが表示されますので、こちらをクリックします。

「スマホ認証」の画面が表示され、認証用の「2ケタの数字」が表示されます。

注意点としては、2ケタの数字の「有効期限」が30秒程度と短いので、素早く処理するようにしましょう。

スマホに「通知」が表示されますので、「通知」をタップすると、dアカウントにアクセスしようとしている「端末」と「時間」が表示されますので、「はい」をタップします。

先程パソコンに表示されていた2ケタの数字「87」を確認する事ができますので、「87」をタップして、「進む」をタップします。

以上で認証が完了し、パソコンから「dアカウント」にアクセスする事が出来るようになります。

今回は、「dアカウント設定」というアプリをスマホにインストールしている為に、こちらの操作になりましたが、アプリがない場合には、「SMS」に「セキュリティコード」を送ることを選択する事も可能になっています。

5. 2ファクタ認証の注意点はスマホの紛失!

最後に、「2ファクタ認証」の注意点について一緒に確認していきましょう。

「2ファクタ認証(2段階認証)」の軸となるのは、スマホになります。

そのため、スマホを紛失してしまうと何も出来なくなってしまいます。

スマホを紛失しないように十分に注意しましょう。

また、紛失してしまった場合には、素早い対処が重要になります。

特に「Googleアカウント」の場合には、「バックアップコード」を準備しておく必要があります。

「バックアップコード」の入手方法については、「今すぐ確認」というこちらの動画をご参照ください。

また、スマホの紛失時に直ぐにスマホを探せるように「端末を探す」という機能についても理解をしておく必要があります。

実際の対処方法も含め、詳しく知りたい方は「端末を探す」というこちらの動画をご参照ください。

以上で、「アカウントをより安全にする2段階認証(2ファクタ認証)とはどんなものなのか」についての説明を終了致します。

宜しければ「チャンネル登録」をお願い致します。

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ご静聴、ありがとうございました。


「【今すぐ確認】マイナンバーカードよりも重要!今すぐ実施したい「Googleアカウントの乗っ取り・不正ログインを防ぐ方法」」もご参照ください。


「端末紛失時に一番最初にすべき対処方法~もう安心!スマホを他の端末から簡単に見つける方法~」もご参照ください。


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Google・YouTube・LINEのアイコン画像を変更する方法

LINEやYouTube、Googleアカウントのプロフィール画像には様々な画像を設定することが可能です。

今回の動画では、プロフィール画像の変更方法と、その際に使える画像の加工について簡単に解説していきます。

<動画内容>
1. LINEのアイコン画像を変更する方法
2. YouTubeのアイコン画像を変更する方法
3. Googleアカウントのプロフィール画像を変更する方法
4. アイコン画像用に写真を加工する方法

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:8分27秒)


いつもご視聴有難うございます、スマホのコンシェルジュです。

LINEやYouTube、Googleアカウントのプロフィール画像には様々な画像を設定することが可能です。

今回の動画では、プロフィール画像の変更方法と、その際に使える画像の加工について簡単に解説していきます。

とは言っても、どんな画像を設定すればいいのかわからないという方も多いはずです。

年齢を問わず使える万能なアイコンとしては、風景写真や、花、ペットや趣味に関するものが挙げられます。

また、苦手な方も多い自撮り写真も、後ろ姿や横顔など、綺麗な風景とセットで撮影すれば、おしゃれなアイコンになります。

スマホのコンシェルジュのYouTubeチャンネルでは、スマホやパソコンの使い方を学べる動画をやさしく丁寧に解説しております。

よろしければ「チャンネル登録」をお願い致します。

それでは早速やっていきましょう。

概要欄に目次も配置しておりますので、適宜チェックしたい箇所を選んでご視聴いただくことも可能です。

【目次】
1.LINEのアイコン画像を変更する方法
2.YouTubeのアイコン画像を変更する方法
3.Googleアカウントのプロフィール画像を変更する方法
4.アイコン画像用に写真を加工する方法

1. LINEのアイコン画像を変更する方法

まずはLINEを開いて、ホームを選択しましょう。ホーム上部にご自身のLINEアイコンがあるので、そちらをタップしてください。

プロフィール画面が開くので、再度LINEアイコンをタップします。

画面右上の編集をタップしましょう。

メニューの中から「写真を選択」をタップして、任意の画像を選択してください。

画像が丸型にくりぬかれるので、拡大や縮小、切り取り範囲の調整を行いながら、上手くメインとなる被写体が収まるように調整しましょう。

画像の切り抜きが終わったら、画面右下の「次へ」、「完了」と順にタップしていきましょう。

これでLINEアイコンに任意の画像を設定することができました。

続いて背景画像も変更してみましょう。

プロフィール画面の何もないところをタップしてみてください。

背景画像の変更が行えるので、編集をタップします。

メニューの中から「写真を選択」をタップして、先ほど同様任意の画像を選択してください。

背景画像も多少調整したら、画面右下の「次へ」、「完了」と順にタップしていきましょう。

これで任意の画像を背景に設定することができました。

簡単に設定することができ、特にアイコン画像は普段から相手の目にも触れるので好きな画像を設定してみてください。

2. YouTubeのアイコン画像を変更する方法

YouTubeのアイコン画像は動画にコメントを残した際などに、他の人から確認できます。

設定するにはYouTubeトップのプロフィールアイコンをタップしてください。

設定を開いたら、「チャンネル」を選択します。

チャンネル内の編集アイコンを選択しましょう。

編集モードに切り替わったら、チャンネルアイコンをタップしてください。

画像が丸型にくりぬかれるので、拡大や縮小、切り取り範囲の調整を行いながら、上手くメインとなる被写体が収まるように調整しましょう。

調整できたら、画面下の「プロフィール写真として保存」を選択して、設定完了です。

LINE同様に背景画像も変更ですが、こちらは主に動画投稿者向けの設定です。

3. Googleアカウントのプロフィール画像を変更する方法

Googleアカウントのアイコン画像は、他の人へ実質的に関与するのはGmailくらいです。

変更するには、本体設定から行っていきます。

設定内の「Google」を選択したら、続いて「Googleアカウントを管理」を選択してください。

アカウントページを開いたら、画面上部のアイコンをタップしましょう。

ポップアップが表示されるので、「プロフィール写真を設定」、「写真を選択」と順にタップします。

画像は正方形型にくりぬかれていますが、設定後は丸型になるので、それも踏まえて拡大や縮小、切り取り範囲の調整を行いながら、メインとなる被写体が収まるように調整しましょう。

調整できたら、「承認する」をタップして設定完了です。

4. アイコン画像用に写真を加工する方法

アイコン画像を用意する際に、背景がちょっと微妙…なんてことはよくある話です。

そんな時はChromeアプリと、新規でPicCollageというアプリを使って、ちょっとした画像加工を行ってみましょう。

画像編集のアプリは沢山ありますが、PicCollageはアカウントの作成など面倒な操作がないので、誰でも簡単にチャレンジできて便利です。

ちなみに、背景の削除に関しては、『LINEスタンプの作り方』という動画にて、Google Chromeで簡単に行える背景の削除方法について解説していますので、そちらをご参照ください。

概要欄に動画リンクを貼っておきます。

PicCollageをインストールしたら、早速起動してみましょう。

トップ画面にて、「写真を選択」をタップします。

任意の画像を選択したら、画面右上のチェックをタップしてください。

選択した画像に対して、おすすめの画像サイズが表示されるので、サイズを選択します。

一番上の2:3という縦長の規格を選択してください。

画像サイズをこだわる理由は、このアプリ上で編集した画像には強制的にアプリロゴが挿入されるためです。

縦長サイズを選べば、アイコン画像として適用する際に、ロゴを上手く除けて画像を配置することができます。

そのため、被写体は、気持ち上の方に位置取りするよう調整しましょう。

調整出来たら、チェックをタップします。

次に、画面下のメニューから「背景」という項目を選択してください。

背景色の中から任意の色を選んで、チェックをタップします。

配色できたら、完了をタップして編集作業は終了です。

最後に、「ライブラリへ保存」をタップして、スマホ本体に画像が保存されます。

被写体は気に入ってるけど背景が微妙だったり、背景画像に個人情報が写っているような場合に便利です。

簡単な画像編集なので、ぜひチャレンジしてみてください。

今回の動画はコチラで以上です。最後までご視聴いただきありがとうございます。

メンバーシップ」にて動画のテキスト版も配信しておりますので、よろしければご登録ください。

それでは、また次の動画でもよろしくお願いいたします。


「【LINE】簡単・無料!LINEスタンプの作り方~自分専用のスタンプが作れる!~」もご参照ください。


「【Googleアカウント】名前はどこにどのように表示される?変更するとどうなる?変更方法やその影響を確認しておこう」もご参照ください。


<指導実績>
三越伊勢丹(社員向け)・JTB(大説明会)・東急不動産(グランクレール)・第一生命(お客様向け)・包括支援センター(お客様向け)・ロータリークラブ(お客様向け)・永楽倶楽部(会員様向け)等でセミナー・講義指導を実施。

累計30,000人以上を指導 。

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個別指導・集団講座での指導実績を元に、わかりやすさに重点を置いた動画作成

その他の講義動画は下記の一覧をご参照ください。

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【Googleアカウント】プライバシー診断でプライバシーの開示度合いが分かる~正しいプライバシー設定で安心・安全~

今回は、「Googleのプライバシー診断でプライバシーを守る!正しいプライバシー設定方法」について説明して参ります。

何の情報が取られ、その情報がどのように利用されるか、取られている情報を取捨選択するにはどのようにすべきかについて解説して参ります。

是非、この機会にプライバシー設定についての理解を深めていきましょう。

<動画内容>
1. プライバシー診断って何?プライバシーはどこまで気を付けるべきなの?
2. プライバシー診断は、保存される情報の確認・設定変更が可能
3. 重要なポイント:便利さ・快適さとプライバシーは反比例の関係

<1>プライバシー診断の実施と詳細説明
1. どのGoogleサービスからも「Googleアカウントを管理」にアクセス可
2. 「プライバシー診断」にアクセスする
3. 「プライバシー診断」が表示されない場合
4. ①「プライバシー設定」の5~6項目を確認する
5. 「ウェブとアプリのアクティビティ」はどのように保存される!
6. 「ウェブとアプリのアクティビティ」はどのように利用される!
7. ②「プライバシー設定」の5~6項目を確認する
8. ③「プライバシー設定」の5~6項目を確認する
9. ④「プライバシー設定」の5~6項目を確認する
10. ⑤「プライバシー設定」の5~6項目を確認する
11. ⑥「プライバシー設定」の5~6項目を確認する

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:22分04秒)


みなさんこんにちは、スマホのコンシェルジュです。

今回は、「Googleのプライバシー診断でプライバシーを守る!正しいプライバシー設定方法」について説明して参ります。

何の情報が取られ、その情報がどのように利用されるか、取られている情報を取捨選択するにはどのようにすべきかについて解説して参ります。

是非、この機会にプライバシー設定についての理解を深めていきましょう。

スマホのコンシェルジュでは、「スマホの基本操作」から「不具合時の対処方法」「毎日の生活を便利するアプリ」について、多数の動画で紹介していますので、是非そちらもご参照ください。

また、是非「チャンネル登録」もお願い致します。

スマホのコンシェルジュのYouTubeチャンネルでは、初心者の方にも「わかりやすい」、「画面を見ながら一緒に操作しやすい」をモットーにスマホやパソコンの動画を配信しております。

【目次】
1.プライバシー診断って何?プライバシーはどこまで気を付けるべきなの?
2.プライバシー診断は、保存される情報の確認・設定変更が可能
3.重要なポイント:便利さ・快適さとプライバシーは反比例の関係

<1>プライバシー診断の実施と詳細説明
1.どのGoogleサービスからも「Googleアカウントを管理」にアクセス可
2.「プライバシー診断」にアクセスする
3.「プライバシー診断」が表示されない場合
4.①「プライバシー設定」の5~6項目を確認する
5.「ウェブとアプリのアクティビティ」はどのように保存される!
6.「ウェブとアプリのアクティビティ」はどのように利用される!
7.②「プライバシー設定」の5~6項目を確認する
8.③「プライバシー設定」の5~6項目を確認する
9.④「プライバシー設定」の5~6項目を確認する
10.⑤「プライバシー設定」の5~6項目を確認する
11.⑥「プライバシー設定」の5~6項目を確認する

1. プライバシー診断って何?プライバシーはどこまで気を付けるべきなの?

Googleアカウントには、プライバシー診断という機能があります。

見たことがある方や聞いたことがある方は少ないかもしれませんが、自分自身の個人情報がどこまで取られているか、どのように使われているかを知ることが出来る機能になります。

お客さまからも、プライバシーってどこまで気を付ければいいの?というご質問を多く頂きます。

こちらの回答に答える前に、どのような情報が提供され、どのように使われているかを理解する事で、どこまでの情報を提供すべきかを判断する事が出来るようになります。

これだけ便利になるのであれば、ここまでの情報を提供しようという判断ができるようになります。

よく耳にするデジタル化という言葉は、今まで見えなかった情報を見えるようにすること(可視化すること)で、その情報を活用して、探す時間を減らしたり、処理するための時間を減らし、利便性や効率性を上げるための手段になります。

皆様もご存じのように情報量が増え、従来のやり方では、必要な人に必要とする情報を直ぐに提供することが難しくなってきています。

そのため、普段利用している情報を活用し、個人の属性・趣味趣向等と組み合わせることで、必要とされる情報を選別していく事が求められてきています。

提供した情報が正しい目的の為に、正しく使われれば便利な世の中にもなります。

逆に悪用されれば、詐欺や盗難等にも利用されてしまう可能性があります。

今回は、この提供している情報の設定や使われ方について一緒に確認していきたいと思います。

2. プライバシー診断は、保存される情報の確認・設定変更が可能

今回利用するGoogleプライバシー診断では、最大で6つの項目について確認・設定変更をすることが出来ます。

一度は診断しておきたい便利な機能になります。

一つ目は、ウェブとアプリのアクティビティ(どのようにウェブとアプリを利用したか)の履歴保存の有無と期間の確認になり、その情報を元に利用サービスが素早く表示されたり、関連する情報が表示されやすくなる機能になります。

二つ目は、YouTubeの履歴保存(閲覧履歴・検索履歴)の確認になり、こちらの情報を元にYouTube上で表示される動画が変わります。

三つ目は、広告設定(登録している年齢・性別の確認も含む)によって、その登録情報に応じて表示される広告が変わります。

四つ目は、他のユーザーに公開するプロフィール情報の確認になります。

五つ目は、GoogleアカウントにアクセスできるGoogleサービス以外のアプリや端末の確認になります。

未確認の端末があれば、アクセス権を削除することも出来ます。

他に利用している端末やアプリがない場合にはこちらは表示されません。

六つ目は、YouTubeの再生リストや登録チャンネルの公開・非公開の確認になります。

各詳細設定や変更方法について後ほど一緒に確認して参ります。

3. 重要なポイント:便利さ・快適さとプライバシーは反比例の関係

プライバシーについての重要なポイントは、便利さ・快適さとプライバシーは反比例の関係になるという点になります。

何の情報も提供しないと自分にあった情報を入手する事は難しくなります。

そのため、調べる力など別の技術が求められます。

一方で、情報を提供すれば提供するほど、その人の趣味趣向がわかりますので、その人に合ったサービスを提供する事が出来るようになります。

そのため、調べる力が落ちていったり、不必要に商品を購入してしまうなどの弊害も発生する可能性があります。

自分自身がどのようなタイプか、どのように利用したいかでこちらのプライバシー設定も変わってきます。

今回は最低限のプライバシーしか提供しない設定を中心に、先程の6つの項目について一緒に確認していきたいと思います。

<1>プライバシー診断の実施と詳細説明

それでは、実際のプライバシー診断の実施方法とその詳細について説明して参ります。

1. どのGoogleサービスからも「Googleアカウントを管理」にアクセス可

プライバシー診断の実施方法については、Googleのどのサービスからも行う事が出来ます。

アプリによっては、多少表示される文言が違う場合がありますが、まずは、「Googleアカウント」にアクセスする必要がありますので、各サービスの右上にあるアイコンをタップします。

2. 「プライバシー診断」にアクセスする

今回は、Googleマップからプライバシー診断にアクセスしてみたいと思います。

まずは、端末内より、①のGoogleマップのアプリを探してタップします。

Googleマップのトップ画面が表示され、地図が表示されていますので、画面の右上にある②のアカウントのマークをタップします。

アカウントのマークは、変更をしていない場合には苗字の一文字(もしくは、ローマ字の頭文字)が表示されています。

別の画面が表示され、ご自身の名前の下に③の「Googleアカウント」のマークが表示されていますので、こちらの「Googleアカウント」のマークをタップします。

Googleアカウントの詳細画面が表示されますので、④のように下にスライドして、「プライバシー診断」という項目を探して、その下にある⑤の「プライバシー診断を行なう」をタップします。

プライバシー診断の項目が見つからない方は、「データとプライバシー」と書かれているタブ(文字)をタップします。

3. 「プライバシー診断」が表示されない場合

データとプライバシーの詳細画面が表示され、「プライバシーに関する提案が利用可能」という項目が表示されるかと思いますので、①の「提案を確認」をタップします。

そうしますと「アカウントのプランを作成」という画面が表示されますので、②の「後で」をタップします。

もしくは、右下にある「完了」をタップします。

そうしますと「提案のすべてを閉じました。」というメッセージが表示されますので、その下にある③の「主要なプライバシー設定を確認」をタップします。

そうしますと「プライバシー診断を行う」をタップした場合と同じ画面が表示されます。

また、次回以降「プライバシー診断」という項目が表示されるようになります。

一度「プライバシーに関する提案」を確認しないと「プライバシー診断」が表示されない仕様になっています。

4. ①「プライバシー設定」の5~6項目を確認する

「ウェブとアプリのアクティビティー」の設定を確認という文言が表示されているかと思いますので、ウェブとアプリのアクティビティーが「オン」になっていることを確認し、⑥の「オン」の部分をタップします。

「アクティビティ管理」という画面が表示されますので、⑦のように下にスライドします。

利用履歴などが保存されている、もしくは保存されるアプリの一覧が表示されます。

あまり見かけないアプリが表示されている場合があります。

今回は、その一例として、Google AdsというGoogle広告のアプリとGoogleショッピングのアプリのマーク紹介しておきます。

その下に「サブ設定」という項目が確認できるかと思いますが、Chromeの閲覧と音声録音を含めるという二つのチェックボックスにチェックが入っていない事を確認します。

プライバシーをあまり気にしていない方で、Googleサービスの利用をもう少し快適に使いたいという方はチェックを入れておくと提供する情報量が増え、提供されるサービスの質や精度があがる可能性があります。

その下にある「自動削除」の期間ですが、3か月・18か月・36か月の選択が可能になっています。

期間が長い程、より多くの情報が提供されるため、利便性が上がる可能性があります。

今回は、利便性と情報提供のバランスを考慮し、「3か月」が適正と判断し、3か月を選択します。

すべての項目に問題がなければ、画面の左上にある⑧の矢印をタップし、次に表示される画面の右下にある⑨の「次へ」をタップします。

5. 「ウェブとアプリのアクティビティ」はどのように保存される!

二つ目の項目に進む前に、「ウェブとアプリのアクティビティ」のデータも含め、Googleでは実際にどのようなデータが保存されているかを一緒に確認していきましょう。

Googleアカウント内に実際に保存されているデータをダウンロードする方法についての説明は、今回は省かせていただきます。

ダウンロードした情報のフォルダ名やファイル名が一部文字化けしていますが、こちらに表示されているように各サービス毎にフォルダーに分けられてデータが保存されています。

参考のために一部をピックアップしますと、Google Appsというフォルダーは、Googleサービスのアプリを示唆し、アプリを利用した際の検索履歴が時系列で保存されています。

Googleドライブ内で、昨日「消費量」というタイトルのファイルを以前保存しておいたので、そのファイルを探すために検索をしましたが、その検索した履歴が日時と一緒に保存されています。

このように実際にGoogleサービスを利用した履歴が記録されていることを覚えておきましょう。

6. 「ウェブとアプリのアクティビティ」はどのように利用される!

それでは、次に保存されているデータがどのように利用されるのかを一緒に確認していきましょう。

先程の一例として取り上げたGoogleドライブ内を検索した「消費量」という言葉も含め、Googleアプリ内より検索数の多い言葉を抽出し、グループ化することで大きなカテゴリーを推察し、そのカテゴリーに合う広告や記事を優先的に表示するような形で利用されています。

今回は、「消費量」という言葉でしたが、通信量・携帯料金・ドコモ・格安シム・エクスペリア・ワイヤレスフォン・iPhone等を検索したり、同じような言葉の情報を閲覧していると、携帯電話に関する広告や記事が優先的に表示されるようになります。

一方で、中華料理・寿司・調味料・焼肉・佃煮・牛タン・ふぐ取り寄せガラムマサラ等を検索したり、同じような言葉の情報を閲覧していると料理・レストラン・取り寄せに関する広告や記事が優先的に表示されるようになります。

実際には、こちらに年齢・性別・地域・購買履歴・検索履歴・アプリ内での閲覧・利用履歴なども組み合わせ、総合的に判断して、優先的に表示される広告やサービスが変わるようになっています。

この過程や情報量だけを見るとかなりの量の個人情報が取られていることが分かりますが、これらの情報をあくまで個人を特定していない単なる情報の塊として捉え、機械的に処理をしているため、個人は特定されていない言えます。

但し、パスワードが流出するとかなりの個人情報が流出してしまうという点とパスワードを流出しないように注意する必要があるという点を覚えておきましょう。

7. ②「プライバシー設定」の5~6項目を確認する

それでは、二つ目のYouTubeの履歴の設定の確認について一緒に確認していきましょう。

YouTubeの履歴の設定の確認という文言が表示されているかと思いますので、⑩の「矢印」をタップします。

アクティビティ管理という詳細画面が表示されますので、⑪のように下にスライドし、まずは、YouTubeの履歴が「オン」になっていることを確認します。

その下にある「サブ設定」という項目にある二つのチェックボックスにチェックが入っていることを確認します。

こちらは動画の再生履歴を保存するか、YouTubeの検索窓で検索した履歴を保存するかの項目になりますので、その機能を利用する場合には☑を入れる必要があります。

その下にある自動削除(オン)については、データを保持する期間を3か月・18か月・36か月から選択する事が出来ます。

期間が長い程、より多くの情報が蓄積・活用できるため、精度や利便性が上がる可能性があります。

特におすすめから動画を探すという方は、自動削除の期間を長くした方がより精度の高いお勧め動画を表示してくれる可能性があります。

問題がなければ、画面の左上にある⑫の矢印をタップし、一つ前の画面に戻りますので、⑬の「次へ」をタップします。

プライバシー診断の一番目の項目に戻ってしまう場合もありますので、その場合には画面の下にある「次へ」をタップして同じ項目まで進めてください。

8. ③「プライバシー設定」の5~6項目を確認する

それでは次に、三つの目の広告設定の確認について一緒に確認していきましょう。

「広告設定の確認」という画面が表示され、広告のカスタマイズという項目が「オフ」になっているのを確認できるかと思いますので、⑭の「矢印」をタップします。

広告のカスタマイズは「オフ」がお勧めですが、「オン」にして下にスライドしていくとGoogleアカウントに登録している年齢・性別・言語が表示され、その下に依存度の高いアルコールやギャンブルに関する広告を調整することが出来るようになっています。

年齢や性別などもこちらから変更が可能ですので、変更したい場合には各項目をタップしてください。

問題がなければ、⑮の矢印をタップし、一つ前の画面に戻り、⑯の「次へ」をタップします。

9. ④「プライバシー設定」の5~6項目を確認する

それでは次に、四つ目の「他のユーザーに公開するプロフィール情報の確認」について一緒に確認していきましょう。

「他のユーザーに公開するプロフィール情報の確認」という画面が表示され、「他のユーザーに公開する情報の選択」という項目の下にご自身の名前が表示されているかと思いますので、⑰の「矢印」をタップします。

また、名前の下に「広告内の共有おすすめ情報」も「オフ」になっていることを確認します。

ユーザー情報に関する詳細画面が表示されますので、各項目の右側にあるマーク(自分のみと一般公開)を確認しながら、下にスライドしていきます。

名前にについて、ローマ字表記がお勧めになります。

また、青色の枠で囲っている部分は一般公開しか選択できない項目で、名前・プロフィール写真・連絡先情報がこちらに該当します。

その他の項目は、自分のみになっていますが、一般公開に変更する事が出来ます。

問題がなければ、画面の右上にある⑱の「完了」をタップすると一つ前の画面に戻れることが出来ますので、⑲の「次へ」をタップします。

最後に注意点になりますが、Googleサービスは実名主義のため、YouTube以外のGoogleサービスでコメントをする場合にはこちらに登録されている名前が表示されますので、その点は覚えておきましょう。

10. ⑤「プライバシー設定」の5~6項目を確認する

それでは次に、五つ目の「アカウントにアクセスできるサードパーティー製アプリの確認」について一緒に確認していきましょう。

「アカウントにアクセスできるサードパーティー製アプリの確認」という画面が表示され、「アカウントにアクセスできるサードパーティーアプリ」という項目の下にいくつかのアプリが表示されているかと思いますので、どのアプリでも問題ありませんので、アプリの右側にある⑳の矢印をタップします。

サードパーティー製アプリとは、Googleが提供するアプリ以外のアプリのことを指します。

「アカウントにアクセスできるアプリ」の詳細画面が表示され、普段利用している端末OSや通話アプリなどが一覧で表示されます。

使ったことがないアプリなどが表示されている場合にはタップしてアクセス権を削除するようにしましょう。

更に下にスライドしていくとGoogleでログインというGoogleアカウントを利用して他サービスを利用することが出来るサービスの「オン」「オフ」の切替や実際に利用しているサービスの一覧が表示されます。

こちらからアクセス権の削除も可能ですので、必要に応じて削除するようにしましょう。

問題がないようであれば、①の矢印をタップし、一つ前の画面に戻ることができますので、②の「次へ」をタップします。

11. ⑥「プライバシー設定」の5~6項目を確認する

それでは最後に、六つ目の「YouTubeで共有する内容の確認」について一緒に確認していきましょう。

「YouTubeで共有する内容の確認」という画面が表示され、YouTubeで保存した再生リストや登録チャンネルが公開されているか、非公開になっているかを確認する事が出来ます。

また、こちらで「公開」「非公開」をワンタップで切り替える事ができます。

慣れるまで、再生リストも登録チャンネルも非公開にすることをお勧め致します。

最後に右下にある③の「次へ」をタップすると「プライバシー診断を完了しました。」という画面が表示され、プライバシー診断が完了になります。

以上で「Googleのプライバシー診断でプライバシーを守る!正しいプライバシーの設定方法」についての説明を終了致します。

宜しければ「チャンネル登録」をお願い致します。

ご静聴、ありがとうございました。


「【Googleでログインとは】セキュリティ強化とパスワード管理を楽にする仕組み:シングルサインオン」もご参照ください。


「【パスワード管理】簡単に確認・修正・削除ができる!Googleパスワードマネージャーの使い方」もご参照ください。


<指導実績>
三越伊勢丹(社員向け)・JTB(大説明会)・東急不動産(グランクレール)・第一生命(お客様向け)・包括支援センター(お客様向け)・ロータリークラブ(お客様向け)・永楽倶楽部(会員様向け)等でセミナー・講義指導を実施。

累計30,000人以上を指導 。

<講義動画作成ポイント>
個別指導・集団講座での指導実績を元に、わかりやすさに重点を置いた動画作成

その他の講義動画は下記の一覧をご参照ください。

スマホの学習動画

<その他>
オンラインサポート(ライブ講座・ZOOM等でのオンライン指導)とオフラインサポート(出張指導・セミナー形式のオフライン指導)も実施中。詳しくはメールにてお問い合わせください。

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(受付時間:平日10時~18時)

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知らないうちに洩れている?LINEも危険!~今すぐ確認したい正しいプライバシー設定~

今回は、「知らないうちに漏れている LINEも危険?プライバシーの正しい強化方法」ついて説明して参ります。

LINEの情報管理問題も出てきている中、最近の有名人の炎上など、自分自身でプライバシーを強化する必要性が高まってきています。

是非この機会にプライバシーについての正しい知識を身につけて、自分自身でプライバシーを守るようにしましょう。

<動画内容>
<1>個人情報が洩れやすい登録と設定
1. 情報が知らないうちに漏れやすい登録と設定
2. 最も個人情報が漏れやすい登録例
3. 各アカウントが紐付かない登録が重要
4. 個人情報を特定するために一般的に使われている手法
5. YouTubeの具体例(あくまで一例)

<2>YouTube関連(チャンネル名など)
1. YouTubeのチャンネル名の確認と他のSNSとの関連をなくす
2. YouTubeの履歴を確認し、不必要な情報提供は減らす

<3>LINE関連(プライバシー設定)
1. 名前を変更する
2. 「IDによる友達追加を許可」を「オフ」にして、QRコードで代用する
3. プライバシー管理を確認して、不必要な情報提供を減らす
4. 特に友だちの自動追加は「オフ」を選択する(本来は登録時から)

<4>Googleアカウント(名前)の変更方法
1. Googleアカウント名をローマ字表記に変更する
2. ローマ字表記が良い理由に関するお勧め動画

<5>インスタ・Twitterのアカウント変更
1. インスタのアカウント名を他のSNSと関連しないように変更する
2. インスタのプライバシー設定(非公開アカウントに設定する)
3. インスタのアカウント設定(個人情報・連絡先の同期をオフにする)
4. ツイッターのアカウント名を変更する方法
5. ツイッターのユーザー名を変更する方法
6. ツイッターのプライバシーとセキュリティ(見つけやすさと連絡先)

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:26分44秒)


みなさんこんにちは、スマホのコンシェルジュです。

今回は、「知らないうちに漏れている LINEも危険?プライバシーの正しい強化方法」ついて説明して参ります。

LINEの情報管理問題も出てきている中、最近の有名人の炎上など、自分自身でプライバシーを強化する必要性が高まってきています。

是非この機会にプライバシーについての正しい知識を身につけて、自分自身でプライバシーを守るようにしましょう。

スマホのコンシェルジュでは、「スマホの基本操作」から「不具合時の対処方法」「毎日の生活を便利するアプリ」について、多数の動画でご紹介していますので、是非そちらもご参照ください。

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スマホのコンシェルジュのYouTubeチャンネルでは、初心者の方にも「わかりやすい」、「画面を見ながら一緒に操作しやすい」をモットーにスマホやパソコンの動画を配信しております。

目次】
<1>個人情報が洩れやすい登録と設定
1.情報が知らないうちに漏れやすい登録と設定
2.最も個人情報が漏れやすい登録例
3.各アカウントが紐付かない登録が重要
4.個人情報を特定するために一般的に使われている手法
5.YouTubeの具体例(あくまで一例)

<2>YouTube関連(チャンネル名など)
1.YouTubeのチャンネル名の確認と他のSNSとの関連をなくす
2.YouTubeの履歴を確認し、不必要な情報提供は減らす

<3>LINE関連(プライバシー設定)
1.名前を変更する
2.「IDによる友達追加を許可」を「オフ」にして、QRコードで代用する
3.プライバシー管理を確認して、不必要な情報提供を減らす
4.特に友だちの自動追加は「オフ」を選択する(本来は登録時から)

<4>Googleアカウント(名前)の変更方法
1.Googleアカウント名をローマ字表記に変更する
2.ローマ字表記が良い理由に関するお勧め動画

<5>インスタ・Twitterのアカウント変更
1.インスタのアカウント名を他のSNSと関連しないように変更する
2.インスタのプライバシー設定(非公開アカウントに設定する)
3.インスタのアカウント設定(個人情報・連絡先の同期をオフにする)
4.ツイッターのアカウント名を変更する方法
5.ツイッターのユーザー名を変更する方法
6.ツイッターのプライバシーとセキュリティ(見つけやすさと連絡先)

<1>個人情報が洩れやすい登録と設定

それでは、まず初めに個人情報が漏れやすい登録と設定はどのようなものかを一緒に見ていきましょう。

1. 情報が知らないうちに漏れやすい登録と設定

今回、チェックしていきたい項目は3つあります。

一つ目は、アカウント名やチャンネル名になります。

意外と実名登録・ローマ字表記・同じニックネームの使い回しをされている方も多いかと思いますので、サービスやアプリによって使い分けるようにしましょう。

投稿やコメントをせず、連絡手段や閲覧用として利用するのであれば、特に気にしなくても問題ありません。

二つ目は、再生リストの公開・非公開設定・履歴管理になります。

投稿している動画等はもちろんですが、意外と再生リストの音楽や動画から年齢層・性別などが推察され、最終的に個人情報を特定される足掛かりになる場合があります。

三つ目は、「友だち自動追加」も含めた各アプリの設定になります。

知らない間に友達追加されていたり、お友達かもと提案され、アカウントとの関係性が露呈してしまう可能性もあります。

特にLINEの友だち自動追加は注意が必要になります。

2. 最も個人情報が漏れやすい登録例

まず初めに、最も個人情報が漏れやすい登録例について一緒にみていきましょう。

最も個人情報が漏れやすい登録例はすべて実名登録になります。

実名によるリスクを理解した上で、各SNSを利用する場合には特に問題はありません。

実名登録の場合には、SNS等の各アカウントが簡単につながり、投稿・掲載されている情報から個人が特定される可能性が高くなりますので、不用意な投稿には十分に注意するようにしましょう。

一方で、自分自身をより理解してもらうための手段やセルフプロモーション(自己PR)が出来る場所にもなります。

Facebookがオンライン上の履歴書と言われる由縁もここから来ています。

出身地・出身校・職場・経歴・趣味も記載するため、履歴書と実質変わらない情報を見る事ができます。

こちらで重要な点は、印刷した履歴書や友人同士の会話内だけでなく、不特定多数の人に見られる可能性があるため、言葉尻を取られ(一面のみから判断)、非難される可能性があるという事を意識するようにしましょう。

3. 各アカウントが紐付かない登録が重要

個人情報が漏れにくい登録例は、すべて別々のアカウント名にすることになります。

YouTubeやインスタ・Twitterはそれぞれの別のニックネームで登録します。

そうすることで表向きは個人の特定がしづらくなります。

一方でFacebookは実名登録になるため、公式として利用します。

また、同時にLINEもある意味では連絡手段になりますので、本人と分かるような登録名にする必要があります。

このようにプライベート利用と公式利用のものが、紐付かないようにするのが個人情報を守る意味で重要になります。

4. 個人情報を特定するために一般的に使われている手法

それでは、個人情報が実際にどのように特定されていくのかを一緒に見ていきましょう。

個人情報が特定される手法が分かると、個人情報の流出を抑える方法が自然と見えてくるようになります。

少し古い手法にはなりますが、過去に一般的に使われていた手法は、まず初めに同じ名前・チャンネル名・アカウント名を他のサービスで探していきます。

次に動画内容・再生リスト(視聴内容)・コメントなどから、性別・年齢層・出身地・趣味趣向を推察していきます。

先程推察した性別・年齢・出身地等を組み合わせて、インターネット上から更に関連する情報を抽出していきます。

その中から友人・知人などの繋がりを確認し、更に詳しい情報を集めていきます。

このようにして集められた情報からその人の人物像を作り上げていきます。

この手法は犯罪捜査でも使われていて、人物を推察するという意味でプロファイリングと言われます。

こちらでのポイントは、このようにして個人情報が集められるということを覚えておきましょう。

5. YouTubeの具体例(あくまで一例)

それでは、実際にYouTubeのチャンネル名から、どのように個人情報を集めていくのかを簡単に見ていきましょう。

まずは、実名登録している場合にはこちらで実名が判明します。

次に動画を公開していたり、再生リストを公開している場合には、その内容から趣味・年齢、場合によっては出身地や現在地などが判明します。

ある程度情報が集められると出身校・友人・知人関係などが判明します。

次に友人・知人のSNSなどから、更に本人に関係する情報を集める事ができます。

このように小さな情報から、大きな情報へとつながっていくのは比較的簡単になりますので、細心の注意をするようにしましょう。

<2>YouTube関連(チャンネル名など)

それでは個人情報という観点から、まず初めにYouTubeの登録や表示設定について一緒に見ていきましょう

1. YouTubeのチャンネル名の確認と他のSNSとの関連をなくす

個人で楽しむ場合には、登録チャンネルや再生リストは出来る限り非公開にすることをお勧めします。

それでは、ぞれぞれの設定がどのようになっているかを一緒に見ていきましょう。

まずは、①のように端末内よりYouTubeのアプリをタップします。

そうしますとYouTubeの画面が表示されますので、②のように画面の右上にある「アカウント」をタップします。

アカウント詳細が表示されますので、③のように画面の一番上にある名前の部分をタップします。

そうしますとアカウント名とチャンネル名が表示されますので、④のように「チャンネルを編集」をタップします。

チャンネル設定の画面が表示されますので、チャンネル名を変更したい場合には⑤の「編集マーク」をタップし、チャンネル名を変更します。

プライバシーに関しては、すべての登録チャンネルを非公開にするが「オン」、保存した再生リストをすべて非公開にするが「オン」になっていることを確認しましょう。

2. YouTubeの履歴を確認し、不必要な情報提供は減らす

それでは、次に履歴についても簡単に見ておきましょう。

まずは①のようにYouTubeのトップ画面の右上にあるアカウントをタップします。

そうしますとアカウント詳細が表示されますので、②のように「設定」をタップします。

設定詳細が表示されますので、自分が過去にみた動画の再生履歴をまとめて削除したい場合には「再生履歴を削除」をタップします。

また、検索窓で検索した言葉をまとめて削除したい場合には「検索履歴を削除」をタップします。

今後再生履歴と検索履歴を残したくない場合には、「保存しない」を「オン」にすると履歴が保存されなくなります。

但し、どの動画を過去に閲覧したかもわからなくなりますので、再生履歴について注意が必要になります。

個別に履歴を削除したい場合には、「すべてのアクティビティを管理」をタップすると新しい順に履歴が表示されますので、こちらから個別に履歴を削除する事も出来ます。

<3>LINE関連(プライバシー設定)

それでは次に情報管理問題に課題のあるLINEのプライバシー設定について一緒にみていきましょう。

1. 名前を変更する

まず初めにLINEの登録名から見ていきましょう。

①のように端末内からLINEアプリを探してタップします。

そうしますとLINEのトーク画面が表示されているかと思いますので、画面の一番下にあるメニューバーで「ホーム」をタップし、ホーム画面を表示します。

次に②のようにホーム画面の右上にある⚙のマーク(設定)をタップします。

そうしますと設定の詳細画面が表示されますので、③のように「プロフィール」をタップします。

プロフィール画面が表示されますので、④のように名前の部分をタップします。

そうしますと名前を変更できる画面が表示されますので、名前の変更をします。

一般的には、ローマ字表記でフルネームを入力される方や下の名前だけを入力されている方が多く見受けられます。

2. 「IDによる友達追加を許可」を「オフ」にして、QRコードで代用する

それでは次にIDによる友達追加について一緒に見ていきましょう。

IDよる友達追加は便利な場合もありますが、IDを表示する必要がありますので、特に広く友達を求めていない場合には「オフ」にすることをお勧め致します。

まずは、先程のプロフィール画面で、①のように下にスライドします。

そうしますと「ID」と「IDによる友だち追加を許可」という項目を確認する事ができるかと思いますので、②のようにこちらの項目が「オフ」になっていることを確認します。

オフになっていると友達追加ができないと思われる方も多いかもしれませんが、友達追加をQRコードで行うことで、こちらの弊害を回避する事が可能になります。

そのやり方について一緒に見ていきましょう。

まずは、③のように「QRコード」をタップします。

そうしますとQRコードを表示することが出来ます。近くにいる方はこちらのQRコードを表示することで友達追加することが出来ます。

QRコードの下に各マークが表示されていますが、こちらのマークについて説明して参ります。

まずは、一番右から矢印が一周回っているボタンはQRコードを更新するボタンになります。こちらは過去に送ったQRコードを無効にして、最新のQRコードにする場合にタップします。

こちらの注意点はQRコードを相手に送り、直ぐにこちらのマークをタップすると、送ったQRコードが無効になりますので、ご注意ください。

次に中央にある点が三つ繋がっているマークですが、こちらは共有ボタンになり、こちらのQRコードをメールや他の連絡手段を使って友達追加をしたい方に送る場合にタップするボタンになります。

最後に矢印が下を向いているマークですが、こちらはダウンロードボタンになります。QRコードを画像ファイルとして写真に保存することが出来ます。

メールなどに添付する際に便利になります。

3. プライバシー管理を確認して、不必要な情報提供を減らす

それでは、次にプライバシー管理について一緒に見てきましょう。

まずは、先程の設定画面を開き、①のように「プライバシー管理」をタップします。

そうしますとプライバシー管理に関する項目が一覧表示されますので、上から重要な項目だけを見ていきましょう。

まずは、パスコードロックですが、スマホの画面ロックと同じようにLINEを立ち上げた際にロックを掛けたい場合には「オン」にしましょう。

IDによる友だち追加を許可ですが、こちらは先程「オフ」にしたので、「オフ」になっていますが、ID検索で友達追加ができない方が安全になりますので、「オフ」にするようにしましょう。

メッセージ受信拒否ですが、友だち以外からのメッセージを受け取らないようにする方が安全になりますので、「オン」にするようにしましょう。

Letter Sealingですが、メッセージを暗号化した方が安全になりますので、「オン」にするようにしましょう。

プライバシー管理画面を更に下にスライドしていくと、①のように「アプリからの情報アクセス」という項目が確認できるかと思いますので、こちらをタップします。

こちらは外部アプリも含め、プロフィール情報へのアクセスを許可するか否かの項目になりますので、「拒否」をタップすることを強くオススメ致します。

それでは次に情報の共有について一緒に見ていきましょう。

先程のプライバシー管理画面に戻りますが、③のようにその下にある「情報の共有」をタップします。

そうしますと情報の共有の詳細画面が表示されますので、まずは、上からコミュニケーション関連情報が④のように「オフ」であることを確認しましょう。

次に位置情報の共有ですが、⑤のように位置情報の取得を許可が「オフ」になっていることを確認しましょう。

位置情報がオフでも、自分の現在地を共有するサービスを使わない限りは弊害はありませんので、「オフ」にすることをお勧め致します。

また、LINE Beaconについて、⑥のように「オフ」であることを確認しましょう。

こちらも特にLINE Beaconを利用したサービスを利用しなければ必要ありませんので、「オフ」にすることをお勧め致します。

それでは、次に広告の設定についても一緒に見ていきましょう。

まずは、先程のプライバシー管理画面で①のように「広告の設定」をタップします。

そうしますと広告の設定に関する詳細画面が表示されますので、②のように「Cookieを利用した連動広告の受信」が「オフ」、③のように「LINE内部識別子を利用した追跡広告の受信」も「オフ」であることを確認しましょう。

それでは次に、④のように「文字認識用の写真の提供を許可」をタップして、⑤のように「許可しない」になっていることを確認しましょう。

また、⑥のように「アバター用の写真データの取得を許可」をタップして、⑦のように「同意しない」になっていることを確認しましょう。

アバターを利用している方や利用する予定のある方は「オン」でも問題ありません。

4. 特に友だちの自動追加は「オフ」を選択する(本来は登録時から)

それでは、最後に「友だち追加」についても、どのように設定されているかを確認してみましょう。

まずは、設定画面で下にスライドしていくと「友だち」という項目を確認することができますので、①のように「友だち」をタップします。

そうしますと友だちに関する詳細画面が表示されますので、②のように「友だち自動追加」が「オフ」になっていることを確認しましょう。

こちらがオンになっていると連絡帳(電話帳)に入っている方で友だち自動追加がオンになっている方は自動で友だちに追加されます。

意図しない友達とも勝手に友だちになってしまいます。

こちらは特にLINEの初期設定段階で「オフ」を選択していないと勝手に追加されていってしまいます。

また、一度友だちに追加されるとブロックして削除する以外に、友達から外すことが出来ない作りになっています。

但し、こちら側で削除しても、相手側は友だち追加されたままになっています。

その下にある「友だちへの追加を許可」ですが、こちらは普段は「オフ」にして、友だち追加したい場合に「オン」にするのが一番安全な方法になります。

理由としては、こちらを「オン」にすると電話番号検索で、電話番号が表示されてしまいます。但し、不便さはありますので、ご自身の好みで設定するようにしましょう。

<4>Googleアカウント(名前)の変更方法

それでは次にGoogleアカウントの名前についても一緒に見ていきましょう。

1. Googleアカウント名をローマ字表記に変更する

Googleアカウントの名前については、Googleサービスであればどのアプリを使っても変更する事ができます。

今回は、Googleフォトを使ってみたいと思います。

まずは、①のように端末内からGoogleフォトを探してタップします。

そうしますとGoogleフォトのトップ画面が表示されますので、②のように画面の右上にあるアカウントをタップします。

アカウントの詳細画面が表示されますので、③のように「Googleアカウント」をタップします。

そうしますとGoogleアカウントの詳細画面が表示されますので、④のように「個人情報」をタップします。

個人情報の詳細画面が表示されますので、⑥のように下にスライドしていきます。

そうしますと名前という項目が確認できるかと思いますので、⑦のように「名前」をタップします。

こちらでGoogleアカウントの名前を変更する事ができます。

⑧のようにローマ字表記で変更する事をお勧め致します。

2. ローマ字表記が良い理由に関するお勧め動画

ローマ字表記が良い点にはついては、その理由も含め、こちらの動画で丁寧に説明しておりますので、是非ご参照ください。

<5>インスタ・Twitterのアカウント変更

それでは次にインスタとTwitterのアカウント名とプライバシー管理について一緒に見ていきましょう。

1. インスタのアカウント名を他のSNSと関連しないように変更する

まず初めにインスタの名前とユーザーネームについて一緒に見ていきましょう。

コメントや投稿をする場合には名前とアカウント名をどうするかをしっかりと考えましょう。

まずは、端末内からインスタのアプリを探して①のようにタップします。

インスタのトップ画面が表示されますので、②のように画面の右下にあるアカウントをタップします。

そうしますとアカウント名が表示されますので、③のように「プロフィールを編集」をタップします。

プロフィールの編集画面が表示されますので、④のように名前をニックネームなどに変更しましょう。

他のSNSと連動したくない場合には、極力違うニックネームにしましょう。

次に⑤のようにユーザーネームも変更しましょう。英数字のみの登録で重複登録が出来ませんので、数字などを組み合わるようにしましょう。

こちらの名前もユーザーネームも原則公開されますので、その点を十分に理解して登録するようにしましょう。

2. インスタのプライバシー設定(非公開アカウントに設定する)

それでは次にアカウント非公開にする方法について一緒に見ていきましょう。

非公開にしてもフォロワーの方はこのアカウントを閲覧できますので、家族や親しい友人のみで投稿をシェアしたい場合には非公開にすることをお勧め致します。

まずは、先程のアカウント画面で①のように画面の右上にある三本線の「メニュー」をタップします。

メニューが下から表示されますので、②のように一番上にある「設定」をタップします。

設定の詳細画面が表示されますので、③のように「プライバシー設定」をタップします。

そうしますと「プライバシー設定」の詳細画面が表示され、一番上に「非公開アカウント」という項目が確認できるかと思いますので、④のようにこちらを「オン」にします。

繰り返しになりますが、こちらを「オン」にしてもフォロワーの方にはアカウントの閲覧が可能でフォロワーの方のみ投稿などを見る事ができます。

投稿をせずに閲覧のみを楽しみたい方もアカウントを非公開にすることをお勧め致します。

3. インスタのアカウント設定(個人情報・連絡先の同期をオフにする)

それでは次に個人情報と連絡先の同期についても一緒に見ていきましょう。

まずは、先程の設定画面で、①のようにアカウントをタップします。

アカウントの詳細画面が表示されますので、②のように「個人情報」をタップします。

個人情報の詳細画面が表示されますので、閲覧のみをする場合には③のようにメールアドレスの登録と生年月日の登録のみで十分になります。

携帯電話番号で登録してしまった方は、メールアドレスを追加しておくと何かあった場合に便利になります。

それでは次にこちらが一番重要になりますが、一つ前のアカウントの画面に戻り、④のように「連絡先の同期」という項目をタップします。

そうしますと「連絡先の同期」の詳細画面が表示されますので、「連絡先をリンク」が「オフ」になっていることを確認しましょう。

こちらが「オン」になっているとスマホの連絡先に登録されている方でインスタをやっている方にお勧めのアカウントとして表示される可能性が高くなります。

連絡先に登録している方にも知らせたい場合には、「オン」にしても問題ございません。

その際には、他のSNSとも情報が連動しやすくなりますので、その点を十分に考慮して適切に投稿やコメント等をするようにしましょう。

4. ツイッターのアカウント名を変更する方法

それでは次にツイッターのアカウント名を変更する方法について一緒に見ていきましょう。

まずは、①のように端末内からツイッターのアプリを探してタップします。

ツイッターのトップ画面が表示されますので、②のように画面の左上にある「アカウント」をタップします。

そうしますと画面の左側から別の画面がスライドしてきますので、③のようにプロフィールをタップします。

プロフィール画面が表示されますが、プロフィールを入力という画面が表示されている場合にはアカウント名の変更ができません。

「プロフィールを入力」をタップして、紹介文に文字を入力してください。

こちらで後ほど説明するユーザー名の変更も可能です。

紹介文に「宜しく」と入力をすると他のすべてを「今はしない」で登録を飛ばしても、先程のボタンがプロフィールを編集に変わります。

それでは、④のように「プロフィールを編集」をタップします。

プロフィールを編集の詳細画面が表示されますので、⑤のように名前をタップするとアカウント名を変更する事が出来ます。

アカウント名に問題がなければ、⑥のように「保存」をタップします。

そうしますとプロフィールのアカウント名がスマホのコンシェルジュに変わります。

以上でアカウント名の変更が完了になります。

5. ツイッターのユーザー名を変更する方法

それでは次にユーザー名を変更する方法について一緒に見ていきましょう。

まずは、①のようにツイッターのトップ画面で画面の左上にあるアカウントをタップします。

そうしますと左から別の画面が表示されますので、②のように「設定とプライバシー」をタップします。

設定とプライバシーの詳細画面が表示されますので、③のように「アカウント」をタップします。

そうしますとアカウント情報が表示されますので、④のようにユーザー名をタップし、新しく英数字を入力することで好きなユーザー名に変更する事ができます。

但し、重複登録はできませんので、重複しないユーザー名を入力する必要があります。

それではプライバシーとセキュリティの設定についても確認していきたいので、一つ前の画面に戻り、⑤のように「プライバシーとセキュリティ」をタップします。

6. ツイッターのプライバシーとセキュリティ(見つけやすさと連絡先)

プライバシーとセキュリティの詳細画面が表示されますので、⑥にように下にスライドしていきます。

そうしますと「見つけやすさと連絡先」という項目が確認できるかと思いますので、⑦のようにタップします。

見つけやすさと連絡先の詳細画面が表示されますので、上から順に「メールアドレスの称号と通知を許可する」という項目が「オフ」になっているのを確認しましょう。

こちらが「オン」になっているとメールアドレスを知っている方でツイッターを利用している方にお勧めのアカウントとして表示されます。

次に「電話番号の照合と通知を許可する」という項目が「オフ」になっているのを確認しましょう。

こちらが「オン」になっていると電話番号を知っている方でツイッターを利用している方にお勧めのアカウントとして表示されます。

次に「アドレス帳の連絡先を同期」という項目が「オフ」になっているのを確認しましょう。

こちらが「オン」になっているとスマホの連絡先がツイッターに共有され、連絡先にある方でツイッターを利用している方にこちらのアカウントがお勧めとして表示されます。

それでは次に一つ前の画面にもどり、⑦のように「広告の環境設定」をタップします。

そうしますと広告の環境設定の詳細画面が表示されますので、カスタマイズ広告が「オフ」になっているのを確認しましょう。

以上でプライバシーの正しい強化設定が完了になります。

以上で「知らないうちに漏れている LINEも危険?プライバシーの正しい強化方法」についての説明を終了致します。

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ご静聴、ありがとうございました


「人気上昇中!LINEに変わるメッセージアプリ~今から準備しておきたい!日本産の+メッセージアプリ~」もご参照ください。


「【正しい通信設定】スマホは通信が命!スマホの通信手段に関する正しい設定・種類・役割・特性を丁寧に解説」もご参照ください。


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三越伊勢丹(社員向け)・JTB(大説明会)・東急不動産(グランクレール)・第一生命(お客様向け)・包括支援センター(お客様向け)・ロータリークラブ(お客様向け)・永楽倶楽部(会員様向け)等でセミナー・講義指導を実施。

累計30,000人以上を指導 。

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