今回は、「電話番号で判明するもの!電話番号を教えるリスクとは!」について説明して参ります。
SNSの普及により、以前に比べると電話番号自体を直接相手に伝える機会は少なくなってきています。
その一方で、一人一つは電話番号を持つ時代になってきています。
今回は、その「電話番号」を利用してどのようなものが分かるのか、最終的にはどこまで詳細情報を知ることが出来るのかについて一緒に確認していきましょう。
<動画内容>
1.「電話番号」を教えるべきか?記入すべきか?
<1>「電話番号」から判明するものとは!
1.「電話番号」で出来る事は?
2.「電話番号」は幅広い情報の中心になる!
3.「電話番号」から判明するもの①:「回線」を特定する事が出来る!
4.「電話番号」から判明するもの②: 「氏名」「住所」を特定する事が出来る!
5.「電話番号」から判明するもの③: 「勤務先」「銀行口座」「転移先」等
6.「電話番号」から判明するもの④: 「推定収入」や「資産」を推察できる!
7.「電話番号」から判明するもの⑤:「ソーシャルメディアアカウント」の特定
<2>「電話番号」が流出する原因
1. サービス提供者側から「名前」「住所」「電話番号」等の個人情報が流出する!
2.「連絡帳」からの電話番号の流出(自分以外も含む)
<3>「電話番号」が悪用される事例
1. 悪用ケース①:「スミッシング(フィッシング詐欺)」に利用(年々増加傾向)
2. 悪用ケース②:海外からの「電話」は詐欺に利用される可能性が高い!
3.「流出した個人情報」は、徐々に追加・蓄積されていく!
4. 悪用ケース③:「詐欺」「空き巣」「架空口座開設」等のターゲットになる!
詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:12分03秒)
みなさんこんにちは、スマホのコンシェルジュです。
今回は、「電話番号で判明するもの!電話番号を教えるリスクとは!」について説明して参ります。
SNSの普及により、以前に比べると電話番号自体を直接相手に伝える機会は少なくなってきています。
その一方で、一人一つは電話番号を持つ時代になってきています。
今回は、その「電話番号」を利用してどのようなものが分かるのか、最終的にはどこまで詳細情報を知ることが出来るのかについて一緒に確認していきましょう。
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【目次】
1.「電話番号」を教えるべきか?記入すべきか?
<1>「電話番号」から判明するものとは!
1.「電話番号」で出来る事は?
2.「電話番号」は幅広い情報の中心になる!
3.「電話番号」から判明するもの①:「回線」を特定する事が出来る!
4.「電話番号」から判明するもの②: 「氏名」「住所」を特定する事が出来る!
5.「電話番号」から判明するもの③: 「勤務先」「銀行口座」「転移先」等
6.「電話番号」から判明するもの④: 「推定収入」や「資産」を推察できる!
7.「電話番号」から判明するもの⑤:「ソーシャルメディアアカウント」の特定
<2>「電話番号」が流出する原因
1.サービス提供者側から「名前」「住所」「電話番号」等の個人情報が流出する!
2.「連絡帳」からの電話番号の流出(自分以外も含む)
<3>「電話番号」が悪用される事例
1.悪用ケース①:「スミッシング(フィッシング詐欺)」に利用(年々増加傾向)
2.悪用ケース②:海外からの「電話」は詐欺に利用される可能性が高い!
3.「流出した個人情報」は、徐々に追加・蓄積されていく!
4.悪用ケース③:「詐欺」「空き巣」「架空口座開設」等のターゲットになる!
1.「電話番号」を教えるべきか?記入すべきか?
初めて会った方や少しだけ接点がある方に「連絡先として電話番号」を教えるべきか、記念品等がもらえるアンケートに「連絡先として電話番号」を記入すべきかを迷われた方も多いかと思います。
「電話番号」を教える事で発生するリスクについて一緒に確認していきましょう。
<1>「電話番号」から判明するものとは!
それでは、まず初めに「電話番号」から判明するものにはどのようなものがあるかを一緒に確認していきましょう。
1.「電話番号」で出来る事は?
「電話番号」を利用してできる事はいくつもあります。
「電話をかける」という直接的なものから、「FAX」や「メッセージ」を送るという間接的なもの、最終的には「住所の特定」「資産状況」「与信のチェック」等が可能になります。
2.「電話番号」は幅広い情報の中心になる!
「興信所」「探偵事務所」等を利用する必要がありますが、「電話番号」から「氏名」「住所」を調べる事が出来ます。
また、「住所」からは「賃貸料金」「住宅価格」等が判明します。
その他、「銀行口座」「勤務先」「転移先」「ナンバープレート」等も調べる事が出来ます。
加えて、「情報の組み合わせ」や「利用者のSNS設定次第」にはなりますが、「ソーシャルメディアの特定」が出来たり、「生年月日」「メールアドレス」等を特定したり、「与信関連のチェック」等も可能になります。
このように「電話番号」は個人情報の起点にもなり、いろいろな情報を収集する際の最も重要な項目の一つになります。
3.「電話番号」から判明するもの①:「回線」を特定する事が出来る!
電話番号から判明するものの一つ目としては、あまり利用する事はないかもしれませんが、利用している「携帯回線」を調べる事が出来ます。
あくまで、どの回線を利用しているかがわかります。
回線を借りてサービス運営をしている「格安SIM事業者のサービス名」までは分かりません。
4.「電話番号」から判明するもの②: 「氏名」「住所」を特定する事が出来る!
電話番号から判明するものの二つ目としては、「氏名」「住所」を特定する事が出来ます。
但し、「興信所」「探偵事務所」「弁護士」等を利用する必要がありますので、別途費用が発生します。
また、場合によっては正当性のある調査理由が必要になります。
5.「電話番号」から判明するもの③: 「勤務先」「銀行口座」「転移先」等
電話番号から判明するものの三つ目としては、「勤務先」「銀行口座」「転移先」「実家」「ナンバープレート」等を特定する事が出来ます。
「電話番号」ではなく、「氏名」「住所」だけでも、「勤務先」等を調べる事も出来ます。
但し、「興信所」「探偵事務所」「弁護士」に調査をお願いする必要がある為、費用が発生します。
また、場合によっては正当性のある調査理由が必要になります。
6.「電話番号」から判明するもの④: 「推定収入」や「資産」を推察できる!
「電話番号」から「住所」が判明すると、その住所の周辺相場から「賃料」「住宅価格」が特定できます。
加えて、「土地の登記簿謄本」は誰でも取得できるため、「土地の所有者」も簡単に確認する事が出来、所有の有無によっては、資産状況もある程度把握する事が出来ます。
逆に「賃貸」であれば、「賃貸料金」から逆算して、「推定収入」を算出する事も出来ます。
7.「電話番号」から判明するもの⑤:「ソーシャルメディアアカウント」の特定
「電話番号」から判明するものの五つ目としては、その電話番号を利用している「ソーシャルメディアのアカウント」が判明しやすいという特徴があります。
もちろん、「利用者側の設定」「繋がっている人」「利用状況」で、判明する確率が変わってきます。
「電話番号」に加えて、「氏名」「住所」「出身」「生年月日」「出身校」等の追加情報があると、より特定しやすくなります。
「6人の知り合い」をたどると世界中のすべての人と繋がる事が出来るとも言われていますので、何も気にせずに「ソーシャルメディア」を利用していると「アカウント」が特定されやすいという事を覚えておきましょう。
<2>「電話番号」が流出する原因
それでは、次に「電話番号」が流出する原因ついて一緒に確認していきましょう。
1. サービス提供者側から「名前」「住所」「電話番号」等の個人情報が流出する!
「電話番号」が流出する原因で一番多いのは、サービス提供者側からの「流出」になります。
2023年は、約4千万人の個人情報が流出し、流出した個人情報には、「名前」「住所」「電話番号」「メールアドレス」「性別」「生年月日」「決済情報」等が含まれています。
「サービス提供者側」から「個人情報」が流出した場合、防ぐことが出来ないというのが実情になります。
唯一出来る事は、流出する確率を下げる事で、利用するサービスを限定するか、利用しなくなったサービスの「退会手続き」を速やかに行うか、しか対処方法がありません。
「退会手続き」をする事で、一般的には「登録情報」が消えるようになっています。
2.「連絡帳」からの電話番号の流出(自分以外も含む)
自分の「電話番号」はもちろんですが、自分以外の「電話番号」も流出させてしまう場合があります。
また、自分の電話番号が「友人」「知人」から流出してしまう場合もあります。
その一番の原因は、「連絡先へのアクセス」になります。
そのアクセスを求めてくる「SNSサービス」には注意するようにしましょう。
SNS自体は「連絡先へのアクセス」を許可しなくても、利用する事は出来ます。
特に「連絡先へのアクセス」を求めてくる「電話帳ナビ」のアプリには十分に注意するようにしましょう。
「電話帳アプリ」自体は、アプリの提供元が不明確な為、情報漏洩の報告義務はもちろんですが、連絡先の情報がどのように扱われるのかも不明確になっています。
「連絡先」に登録している「友人」「知人」にも迷惑がかかる可能性がありますので、特に注意するようにしましょう。
<3>「電話番号」が悪用される事例
それでは最後に「電話番号」が悪用される事例についても一緒に確認していきましょう。
1. 悪用ケース①:「スミッシング(フィッシング詐欺)」に利用(年々増加傾向)
「携帯電話番号」が悪用される一番のケースは、「スミッシング」と呼ばれる詐欺になります。
「SMS(ショートメッセージ)」を利用して、偽サイトに誘導し、IDやパスワードを盗む詐欺になります。
被害も年々増加していますので、特にご注意ください。
メッセージ内容として、「宅配便の不在案内」「銀行へのログイン要請」「クレジットカードサイトへのログインやカード番号の入力依頼」等、フィッシング内容は多岐にわたります。
予防策としては、メッセージ上にあるリンク(URL)をタップするのではなく、アプリからアクセスして、当該内容を確認するように習慣づけましょう。
2. 悪用ケース②:海外からの「電話」は詐欺に利用される可能性が高い!
「電話番号」が悪用されるケースの2つ目として、「海外から掛かってくる電話」があります。
「+1」「+88」「+94」で始まる電話番号で、電話を掛けてくる理由は、「未納料金の請求詐欺」「国際ワン切り詐欺(国際通話料金の請求)」「サポート詐欺」「情報収集」等が目的で、その場で被害に合わすか、収集した情報を売却したり、更なる詐欺の道具として利用します。
対処方法としては、電話に出ない!間違って出てしまった場合には名乗らない事が一番重要になります。
3.「流出した個人情報」は、徐々に追加・蓄積されていく!
サービス提供者側からの情報流出も含め、一見大した情報ではないと思うかもしれませんが、先程説明を致しましたように「電話番号」から判明する情報も含め、調べ方によってはかなりの個人情報を入手する事が出来ます。
また、入手した電話番号から、更なる追加情報を引き出す事も出来ます。
その追加情報を利用して、更に確度の高い「個人情報」を引き出す事も出来ます。
一度流出した個人情報を消す事は難しいので、更なる個人情報を追加させないようにする事が一番重要になります。
4. 悪用ケース③:「詐欺」「空き巣」「架空口座開設」等のターゲットになる!
「電話番号」が悪用されるケースの3つ目としては、「蓄積された個人情報」を利用する事で、銀行口座等の金融資産が狙われる可能性が高くなります。
また、資産状況や環境によっては、「空き巣」等にも狙われやすくなります。
狙われる資産がない場合でも、「架空の口座開設」「架空のローン」等に利用される可能性も高くなります。
対処方法としては、「個人情報」を流出させない事が一番重要になります。
個人情報はどこかで流出する可能性があるから防ぎようがないと諦めるのではなく、「個人情報」を登録しているサービスを限定する、利用しなくなったサービスは退会手続きを行う、不用意にオンライン上で個人情報を登録しない、という対処を出来る限り、行う事をお勧め致します。
以上で「電話番号で判明するもの!電話番号を教えるリスクとは!」についての説明を終了致します。
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ご静聴、ありがとうございました。
「【巧妙な手口】「2段階認証」「2要素認証」も突破される!詐欺の最新手口と対処方法!」もご参照ください。
「【詐欺撲滅】減らない詐欺被害!日本は452億円、米国は5,400億円!手口を知れば防げる」もご参照ください。
<指導実績>
三越伊勢丹(社員向け)・JTB(大説明会)・東急不動産(グランクレール)・第一生命(お客様向け)・包括支援センター(お客様向け)・ロータリークラブ(お客様向け)・永楽倶楽部(会員様向け)等でセミナー・講義指導を実施。
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