大手キャリアと何が違う?格安SIM(MVNO)について!~毎月の料金は?通信速度は?そんな疑問を解決~

今回は、格安SIM事業者(別名:MVNO事業者)とはどんなものなのか、大手携帯キャリアとは何が違うのか、なぜ格安SIM事業者は安いのかについてわかりやすく解説して参ります。
結論からお伝えしますと、大手携帯キャリアが携帯料金を下げたくないため、サブブランドの戦略で値段を下げて販売しているために価格を安くしています。また、コストを下げるために極力不要なサービスを排除している点も価格の安さを維持出来ている要因になっています。加えて、大手携帯キャリアのブランドを守る(差別化)ために、格安SIM事業者では古い機種と安い機種を販売する傾向があります。その点を理解して利用する場合には、毎月の価格を抑えられるという点で良い選択肢になると思います。

今回は、下記の内容で格安SIMについてご説明しております。

<講座内容>
1. 格安SIMの構造について
2. 携帯料金の基本構造について
3. 格安SIMと料金について
4. 格安SIMの注意点について
5. お勧めのプランと格安SIMについて

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講義動画時間:14分57秒)


【目次】
1.格安SIMとは
2.格安SIMのデメリット
3.格安SIM事業者への乗換え時の注意点

1. 格安SIMとは

格安SIMの「SIM」は加入者を特定する小さなカードになります。
通信回線・電話番号等が記憶されています。取り扱いにはご注意ください。

格安SIMのSIMとは

格安SIM事業者とMVNO事業者は同じ事業者になります。大手キャリアの通信回線を借りて、通信サービスを提供している事業者になります。

MVNOとは

格安SIM事業者が、安い理由は設備投資(特に初期投資)がない点と余分なサービスを省いている点になります。一方で参入企業も多いため、良い意味での価格競争が起きています。但し、大手から回線を借りているという点で、大手の収益性には勝てないなので、限界があるのも事実になります。

格安SIMが安い理由について

2. 格安SIMのデメリット

格安SIMのデメリットは、メールサービスを提供していない業者が大半になります。一方で、Gmail等のフリーメールがあるために、必要ないサービスになりつつあるのも事実になります。また、カスタマーサポートは大手キャリアよりは手厚くないので、その点はデメリットになりますが、最近は大手キャリアのカスタマーサポートも良いとは言えなくなってきているかもしれません。最後にクレジットカード決済の対応が大半になりますので、口座引き落としを希望の場合にはデメリットになるかもしれません。

格安SIMのデメリット

3. 格安SIM事業者への乗換え時の注意点

今の携帯端末のまま格安に乗り換える場合には、いくつか注意が必要になります。特に大事な点は、今の端末のシムロックを解除する必要があります。日本特有の問題ですが、各大手キャリアが販売する端末は、自社の回線しか使えないように端末自体にシムロックを掛けています。そのため、携帯キャリアを変更するには、その端末のシムロックを解除する必要があります。こちらの解除費用が、3,000円前後かかります。最近はオンラインでシムロック解除手続きをすると無料の所も増えてきています。この部分が、格安SIMへの乗り換えのハードルを上げています。

手持ちのスマホがそのまま使えるか

「料金プランの見直し&買い替えスマホの選び方を徹底解説~同じ条件ならどこが一番安いかを検証比較~」もご参照ください。


「インターネット回線の選び方~「ポケットWi-Fi」「ホームルーター」も含め、最良の選択肢を探そう!~」もご参照ください。


<指導実績
三越伊勢丹(社員向け)・JTB(大説明)・東急不動産(グランクレール)・第一生命(お客様向け)・包括支援センター(お客様向け)・ロータリークラブ(お客様向け)・永楽倶楽部(会員様向け)等でセミナー・講義指導を実施。
累計30,000人以上を指導 。
<講義動画作成ポイント>
個別指導・集団講座での指導実績を元に、わかりやすさに重点を置いた動画作成

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