ここのところ企業からの個人情報漏洩が相次いでおり、これから再び海外からの不審な着信やフィッシングメールが一気に増加する可能性があります。
現に弊社でも海外からの着信がここ数週間で増えている実感があり、最近はフィジーやバヌアツといった国からの着信が目立ちます。
当動画では改めてこうした海外からの着信の構造や対策、また2段階フィッシングと呼ばれる手法などこれからさらに注意したい点について確認していきましょう。
<動画内容>
1. 詐欺電話のほとんどが国際電話番号から
2. 国際電話番号の見分け方
3. なりすまし詐欺
4. 深夜のワンギリの意味
5.「詐欺対策アプリ」
6. スマホ側でできる設定
7. 0800から始まる電話は何?
8.「二段階フィッシング」とは?!
9. 注意点や対策
10. 時事ニュースに絡めたメール
11. 2段階認証に絡めたメール
12. 騙されないために
詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:14分12秒)
ここのところ企業からの個人情報漏洩が相次いでおり、これから再び海外からの不審な着信やフィッシングメールが一気に増加する可能性があります。
現に弊社でも海外からの着信がここ数週間で増えている実感があり、最近はフィジーやバヌアツといった国からの着信が目立ちます。
当動画では改めてこうした海外からの着信の構造や対策、また2段階フィッシングと呼ばれる手法などこれからさらに注意したい点について確認していきましょう。

当動画では改めてこうした海外からの着信の構造や対策、また2段階フィッシングと呼ばれる手法などこれからさらに注意したい点について確認していきましょう。
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それでは今回もよろしくお願いします。
【目次】
1.詐欺電話のほとんどが国際電話番号から
2.国際電話番号の見分け方
3.なりすまし詐欺
4.深夜のワンギリの意味
5.「詐欺対策アプリ」
6.スマホ側でできる設定
7.0800から始まる電話は何?
8.「二段階フィッシング」とは?!
9.注意点や対策
10.時事ニュースに絡めたメール
11.2段階認証に絡めたメール
12.騙されないために
1. 詐欺電話のほとんどが国際電話番号から
まずは海外からの着信についてです。
警察庁によると、令和7年の特殊詐欺に使用された電話番号で圧倒的に多いのが、国際電話番号です。
件数にして約93000件、増え方も尋常でなく前年令和6年比で45000件増、約2倍になっています。
固定電話や050番号などと比べてみても一つ突出している黄色の線が国際電話で、他とは比較にならないほどの件数、増加ペースであることがわかります。
2. 国際電話番号の見分け方
そもそも海外からの着信というのはどういうものを指すのかというと、
こんなふうに電話番号の冒頭に+がついた番号からの電話、これが海外からの着信です。
この先頭のプラスが国際電話であることを示しており、続く数字がどこの国かを表しています。
1はアメリカやカナダ、44がイギリスといったように国や地域により異なる番号となっています。
ちなみに冒頭お伝えしたフィジーは679、バヌアツ共和国は678です。
日本は81で、例えば海外で日本からの着信を受けた場合は画面のように表示されます。
3. なりすまし詐欺
こうした国際電話の着信、電話に出ると警察官などになりすました人物が「あなたの口座が犯罪に利用された形跡がある、資金を調査するのでこれから案内する口座にお金を移動してくれ」など言葉巧みに金銭を騙し取ろうとする、いわゆる「なりすまし詐欺」といった事例のほかに、
4. 深夜のワンギリの意味
深夜などにワンギリでかかってくる、という事例も多く報告されています。
詐欺電話であればターゲットが電話に出る必要がありそうですが、出づらい時間帯にしかもワンコールで切れてしまうというのは一体何が狙いなかわからず不思議に思っていた方も多いかと思います。
こうした深夜のワンギリは、「国際ワンギリ詐欺」などと呼ばれ、その狙いは「折り返しによる高額な通話料」言われています。
仕組みとしては、まず犯罪グループは深夜などより出られにくい時間帯を狙ってターゲットの電話番号に国際電話をかけます。
ターゲットが履歴を見てこの番号に折り返してしまうと、やはり国際電話となってしまうため高額な通話料が発生します。
そしてこの時発生した通話料に対して、犯罪グループは通信会社の関係者から通話料の一部をキックバックとして受け取るスキームとなっているようです。
多くの場合折り返してしまった際には、即電話がつながり、自動音声による意味のないガイダンスが流れます。
このガイダンスをゆっくりと聞かせることで少しでも通話時間を稼ぐためです。
場合によってはかなり大きな金額が課金されることもあるようです。
いずれにしても、+から始まる電話番号からの着信は、絶対に出ない、折り返さない、を徹底してください。
身内や身近な方にも周知をお願いします。
5.「詐欺対策アプリ」
なお国際電話を一括で遮断する設定などはキャリアでも用意されていないことが多いので、警察庁が推奨する「詐欺対策」というアプリの使用もおすすめです。
国際電話や非通知着信の拒否、また過去に詐欺に利用された可能性のある電話番号からの着信を遮断したり警告を表示したりできます。
設定方法については動画でも解説しておりますのでぜひご参照ください。
概要欄にリンクも掲載しておきます。
6. スマホ側でできる設定
また迷惑電話対策における基本的な機能をご案内しておきますので、適宜設定をご確認ください。
iPhoneでは設定アプリを開いて、「アプリ」、「電話」とすすんだ先に、電話アプリの詳細設定があります。
「不明な発信者をスクリーニング」という項目がありますので、「通話の理由を尋ねる」または「消音」としておきます。
「通話の理由を尋ねる」では電話帳に保存されていない番号からの着信に対して、相手に自動音声で名前と要件を尋ねるアナウンスが流れ、こちらはリアルタイムの文字起こしでそれを確認しながら出るべき通話かどうかを判断できます。
消音とすると音も鳴らずに留守番電話に送られます。履歴は残るので、必要に応じて折り返し可能です。
注意点として、電話帳に登録されていない番号に対して一様にこの対応となります。病院などからの連絡に備えて必要なものはまめに電話帳に登録しておくのがおすすめです。
Androidでは電話アプリを開いて、左上の三本線をタップ。次に「設定」と進み、発信者情報、迷惑電話の項目をタップ。
ここで上部の二つのスイッチをオンにしておきましょう。
当画面はGoogleピクセルですが、他にも機種により通話録音など様々な対策機能が用意されている場合があります。
7. 0800から始まる電話は何?
そのほか、ご注意いただきたいのは0800からの電話です。
冒頭に0800とつく電話番号は「0120」と同じ着信課金番号、いわゆるフリーダイヤルであることを表します。0120の枯渇に伴い導入されました。
この番号が即詐欺電話、とは言えませんが、執拗な営業電話、悪質な勧誘を受けたといった事例も報告されています。
個人の携帯番号080と似ているため、知り合いからの電話と勘違いしてしまいやすいのでご注意ください。
8.「二段階フィッシング」とは?!
また不審な着信以外に、今後のフィッシング詐欺にはさらなる注意が必要です。
警視庁サイバー攻撃対策センターの公式Xアカウントでは巧妙化するフィッシング手口のひとつとして「2段階フィッシングメール」という手口に警戒を呼びかけています。
こちらシンプルですが普段から気をつけている方でも引っかかってしまうのでは?と思わせられる仕掛けになっています。
手口としては「2段階フィッシングメール」という名前のとおり、二段構えの攻撃手法となっています。
例として示されているのは会社内での事案です。
まず一通目のメールでフィッシングであることが容易に見破れるような、稚拙な内容のフィッシングメールが送信されます。
例示されているこのメールも、特別日本語が乱れているわけではありませんが、なんとなくぶっきらぼうな感じのする文面で、多くの方が直感的にフィッシングであると判断できそうなメールです。
受信者はこちらのメールについてはフィッシングであると判断し、もちろんリンクをチェックするようなこともせず、何も触れずにスルーします。
そしてこの後、社内のシステム担当者から全社員宛に「社員に不審なメールが送信されています。
受信状況を調査しますのでここから回答してください」といったメールが送信されてきました。
鋭い方はもうお気づきかと思いますが、この社内メールも犯人が社内のシステム担当者を装って送信したフィッシングメールで、犯人にとってはこちらがフィッシングの本命となります。
受信者は1通目のメールの件が頭の片隅にあるため、律儀に報告しようとするとフィッシングサイトに飛ばされてしまいます。
これが2段階フィッシングと呼ばれる手法の一例です。
多くの方にとって一通目のメールはいかにもな内容で「フィッシングだな」と判断できるかと思いますが、そうした心理を逆手に取り、少し警戒心が緩んだところを突く非常にいやらしい手法です。
二通目のメールを無条件に本物と判断してしまう気持ちはなんとなくわかるような気がします。
単発のフィッシングメールをばら撒くよりは労力がかかりそうですが、それに見合ったクリック率の高さがあるのかもしれません。
9. 注意点や対策
注意点や対策もしっかり把握しておきましょう。
まずこうしたメールは今まではあからさまに日本語表現としておかしなところがあったり、漢字が少し違うなど、一目見ただけで怪しいと感じられるものが多かったのですが、最近ではAIにより日本語の複雑さによる障壁はなくなりつつあり、文面だけでは判断不能なものが増えています。
またメールの送信者名は攻撃者側で変えることができるので、この部分だけで判断するのも危険です。
どうしても送信者に内容を確認したいときはそのメールのリンクからではなく、公式ページや電話など異なる手段で連絡することが推奨されます。
10. 時事ニュースに絡めたメール
この二段階フィッシングのように「うっすら心当たりのあるところ」をつつくような手法は今後も増えていくかもしれません。
昨今の情報漏洩事案に便乗して、例えば「タイムズカーシェア」を名乗り、「今後の対策について」といったメールが送付された場合、特に今回の漏洩の対象となった方は高い確率で反応してしまうのではないでしょうか。
これに乗じて「再度正しい免許証画像に更新をお願いします」など、なんとなく応じてしまいそうな要求があるかもしれません。
時事ニュースに合わせてカスタマイズされたメールには要注意です。
11. 2段階認証に絡めたメール
ほかにも似たようなシナリオとして、電話番号やメールによる二段階認証もフィッシング被害につながる可能性が考えられます。
二段階認証といえば、特定のサービスへのログイン時に登録の電話番号やメールアドレスに確認コードを送信し、そのコードの入力を以ってログインを許可する仕組みです。
この認証にはもう一つ副次的なメリットがあり、それが第三者が自分のアカウントにログインしようとしていることを察知できるという点です。
本人が全く何もしていない時にこうした確認コードが届いた場合、第三者が自分のIDとパスワードを使ってアカウントにアクセスを試みたことがわかります。
こうした場合、念の為そのサービスにアクセスしてパスワードを変更するといった対策が考えられますが
注意したいのは、「このお知らせ自体がフィッシングである」、という可能性です。
メール内の「サービス名」はAmazonなど該当者の多そうな適当なサービス名、
ログイン自体は試みてもおらず、確認コードも全くの出鱈目、ただこの偽サイトにアクセスさせるのが目的で適当なメールアドレスや電話番号に送りつけたフィッシングメールである可能性があります。
12. 騙されないために
文面にたまたま登録しているサービス名が表示されていれば、「すぐにパスワードを変えないと」とメールに掲載のリンクにアクセスしてしまうことがあるかもしれません。
もしも確認コードのメールにリンクが貼られていても、そこからアクセスするのではなく、公式サイトやアプリからアクセスするようにしてください。
また近年、2段階認証を突破されたという報告も相次いでいます。
確認コードのメールが盗み見られるというよりは、偽サイトに確認コードを入力させられ、それを本物に入力されるという手口が多いようです。いずれにせよ2段階認証さえ施していれば万能であるという認識は少し危険です。
現時点ではパスキーがより安全性が高いといえますので、パスキーの設定の案内が表示された場合は積極的に設定してしまって構いません。
以上、相次ぐ情報漏洩に伴い、今後ますます増加しうる危ない着信やフィッシングについて見てきました。
こうした犯罪行為のせいで電話やメールがほとんど信用ならなくなってしまったのは残念で仕方がありませんが、くれぐれも安易にこれらのものに反応してしまわないよう今一度意識していただければと思います。
また親御さんや親族などへの注意喚起も併せてお願いします。
何か引き続きお役立ていただけそうな情報がありましたらお伝えさせていただきます。皆様も体験した事案などコメント欄にてシェアいただけますと幸いです。
当動画は以上となります。
最後までご視聴いただきありがとうございました。
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それでは、次の動画でもよろしくお願いいたします。
「【警察庁公認】3月5日~!知らない番号からの着信に相手名を表示させる超有能アプリ」もご参照ください。
「【タイムズカーシェア】「運転免許証の流出事故」で「なりすまし被害」!「勝手にローン」「闇バイトの実在証明」「ストーカー被害」」もご参照ください。
<指導実績>
三越伊勢丹(社員向け)・JTB(大説明会)・東急不動産(グランクレール)・第一生命(お客様向け)・包括支援センター(お客様向け)・ロータリークラブ(お客様向け)・永楽倶楽部(会員様向け)等でセミナー・講義指導を実施。
累計50,000人以上を指導 。
<講義動画作成ポイント>
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