今回は、「SNS(エスエヌエス)」をまだ始めたことがない方やこれから始めようかを思っている方に、そもそも「SNS(エスエヌエス)」がどんなものなのかをご説明致します。
何となく知っている方は多いかもしれませんが、「SNS(エスエヌエス)」が始まったころから使っている方に比べて、今から始めようとすると「SNS(エスエヌエス」の変遷を知らないので、すべてを理解して「SNS(エスエヌエス)」を使うのはなかなか難しいかと思います。
こちらでは簡単に「SNS(エスエヌエス)」の変遷についてご説明致します。
SNSの始まりは、「Facebook(フェイスブック)」がアメリカで始まったことから、すべてが始まったと言っても過言ではないかと思われます。
そこから、「mixi(ミクシィ)」という匿名、且つ招待制で近況等を書き込むサービスが日本でも始まりました。
すべての歴史を説明すると長くなりますので、割愛しますが、一番の転機は「Instagarm(インスタグラム)」というサービスが生まれてから、「オフィシャル」と「プライベート」の棲み分けが生まれました。
「Facebook(フェイスブック)」は「実名制」ということもあり、ある意味では公開している「履歴書」になり、ビジネスを主体に使われるようになりました。
一方で「プライベート」の連絡については、写真だけで簡単に、且つ匿名で投稿ができる「Instagram(インスタグラム)」を選択する個人のユーザーが増えてきました。
特に「本音」と「建前」を使いこなす文化のある日本においては、実名制のみの投稿しかできない「Facebook(フェイスブック)」よりは、匿名性で写真だけで気軽に投稿できる「Instagram(インスタグラム)」の人気があるのがわかるような気がします。
また、匿名で、且つ、短い文字を好む日本では、世界に比べて「Twitter(ツイッター)」の人気が高いのも、その点を物語っているのかもしれません。
今回は、このような「SNS(エスエヌエス)」の特徴や活用例について、下記で説明しております。
<講座内容>
1. SNSとは
2. 三大SNSの特徴
3. 三大SNSの活用術紹介
詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講義動画時間:20分16秒)
【目次】
1.SNSとは
2.三大SNSの特徴
3.三大SNSの活用術紹介
1. SNSとは
「SNS(エスエヌエス)」とは、「ソーシャルネットワーキングサービスの略」になります。
パソコンやスマホを通して、社会の人々と繋がることが出来るサービスになります。
言い換えますと、インタネットを介して、いろいろな人たちとコミュニケーションをとることが出来るサービスになります。
「SNS(エスエヌエス)」を利用しているしている人は、80%以上に上るそうです。
もちろん、積極的に使っている方と間接的に使っている方の両方が含まれた利用率になると思われます。
積極的に利用している人は、自分から積極的に「情報発信」や「コミュニケーション」をとっている方になります。
間接的に使っている方は、知り合いが使っているから利用しているという方で、自分から情報発信はせず、「SNS(エスエヌエス)」を見たり、ある投稿に対して反応したりしている方々になります。
初めての方は、間接的にでも参加してみることで、違った価値観を見出したり、新しい発見になることもありますので、一度は参加してみることをお勧め致します。
食わず嫌いではなく、一度は試してみて、自分自身の趣向に合わなければ、やめるという選択肢をとる方が説得力があるように思います。
そのための最低限の知識や安全に使う方法を学んでいきましょう。
こちらでは、「SNS(エスエヌエス)」で出来る事についてご説明致します。
「SNS」で出来る事は、大きく分けて三つになります。
一つ目は、「SNS」を通して、「コミュニケーション」を取ることができます。
家族、友達、趣味仲間などと「SNS」を通して、コミュニケーションを取ることができます。
稀に芸能人などの著名人から返事をもらうこともできる可能性もあります。
二つ目は、「情報発信」をすることが出来ます。
「自分の好きなこと」「主義主張」「特技」「知識」などを全世界に対して、「情報発信」をすることが出来ます。
自分の好きなことや考え方に賛同してくれる仲間を集めることも出来るかもしれません。
三つ目は、「情報収集」をすることが出来ます。
世界中のたくさんの人たちが、個人的な趣味や主義主張を「SNS」を通してしています。
今までは、会って話してみないその意見や考え方などを知ることが出来なかったことが、インターネット上では知ることが出来ます。
また、災害時には、最新の災害情報などを各人が発信してくれるので、テレビやラジオよりも詳細な情報を入手することも可能な場合が多くあります。
一方で、無責任な人による誇張された情報なども一緒に発信される可能性もあるため、すべてが正しい情報でないです。
その意味では、細心の注意と情報を選別する力が求められます。
こちらでは、「SNS」では非常に重要な「フォロー」「フォロワー」についてご説明致します。
「フォロー」とは、「友達」「芸能人・有名人」「企業」「ブランドの投稿(最新の情報等)」をチェックするために、その「アカウント」を「フォロー(追っかける)」することを指します。
「フォロー」をすると、「フォロー」をした相手が、何か「投稿(情報発信等)」をするたびに、自分の「アカウント」にリアルタイムでその「投稿」が表示されるようになります。
「フォロワー」とは逆に自分のアカウントをフォローしている人のことを指します。
自分が何か投降する度に、「フォロワー」のアカウントに自分が投降したものがリアルタイムで表示されます。
芸能人が、フォロワーが100万人突破しましたという事は、100万人のアカウントに自分の投稿を表示させることが出来るということになり、影響力の大きいことがわかるかと思われます。
一度に100万人を集めて意見を伝えることは、現在の日本では難しいことになります。
ちなみに、東京ドームの収容人数は55,000人になります。
こちらでは、「ハッシュタグとは何か」についてご説明致します。
「ハッシュタグ」という名前はどこかで聞いたことがあるかもしれません。
テレビやラジオ等でもたまに使われます。
「ハッシュタグ」とは、「半角(#)のシャープ」の事で、「目印」のようなものと覚えていただくと良いかもしれません。
投降内容がどういうものかを短い言葉で表現して「目印」にします。
他の人が、この「目印」を使った言葉を「検索」したときに自分の投稿が表示されるようになります。
例としては、こちらの食器洗剤が素晴らしく良い香りであることを投稿したり、呟いた場合に、「ハッシュタグ(#)」として「洗剤」「パインアメ」「リフレッシュ」等をつけると、「洗剤」と検索したときや「パインアメ」「リフレッシュ」と誰かが検索した際に、その検索結果に表示させることが出来るようになります。
「ハッシュタグ(#)」について、別の講座で詳しく「ハッシュタグ(#)」についてご説明しております。
こちらでは、「SNS関連でよくある質問」について見ていきましょう。
「投稿はしたくないんだけと」という方はいらっしゃいますが、「SNS」は見るだけでも問題ございません。
どちらかというと見るだけの人が、半分以上はいると思われます。
「SNSの登録に、お金がかかりますか」という質問もありますが、「基本無料」です。
「特別な機能」や「イベント」などに参加しない限りは、クレジットカード等の登録をする必要は一切ございません。
また、「請求」が来ることも一切はございません。
「個人情報が洩れるんじゃないの」という質問もございますが、見るだけでは基本的には「個人情報」が洩れることはございません。
個人情報が漏れやすいのは、「投稿」をする際に「身元」や「場所」が特定される情報をアップしてしまうために漏れてしまいます。
また、「パスワードの管理」もしっかりとしておくと基本漏れることはないです。
2. 三大SNSの特徴
人気の「SNS(エスエヌエス)」は三つになります。
「Facebook(フェイスブック)」「Twitter(ツイッター)」「Instagram(インスタグラム:インスタ)」になります。
こちらに、「LINE(ライン:メッセージアプリ)」「Tiktok(ティックトック:15秒動画)」などが加わることもあります。
「Facebook(フェイスブック)」は、利用者数が世界で22億人いる最も大きなSNSになります。
歴史が一番古いSNSでもあります。
次に日本人の利用が最も高い「Twitter(ツイッター)」という短い文章を投稿するサービスがあります。
日本人の半数近くが利用しています。
最後に「Instagram(インスタグラム:インスタ)」という「写真の投稿」をメインにしたSNSがあります。
「Facebook(フェイスブック)」と「Twitter(ツイッター)」の良い部分を合わせたサービスとも言えます。
こちらは、余談にはなりますが、「GAFA(ガーファ)」という言葉がよくメディアなどにも出てきますが、こちらのFは、「Facebook(フェイスブック)」のFになります。
「GAFA(ガーファ)」は企業名の頭文字で、「Google(グーグル)」のG、「Apple(アップル)」のA、「Facebook(フェイスブック)」のF、「Amazon(アマゾン)」のAで構成されていて、米国を代表する「IT(アイティー)企業」になります。
いずれも世界のトップ企業です。
4つの企業の合計時価総額も、トヨタ自動車の10倍以上あります。
影響力のある四社の総称として、「ガーファ」と呼ばれています。
新聞やテレビにも、よく出てくる言葉になりますので、覚えおいても良いかもしれません。
こちらでは、「Facebook(フェイスブック)」の特徴についてご説明致します。
「Facebook(フェイスブック)」は、「実名」にて登録する必要がございます。
その点では、「オンラインの履歴書」に近い形になります。
「希望する」「希望しない」にかかわらず、「出身校」や「会社名」などを入れていくと自然と繋がりが増えていきます。
「ビジネスツール(ビジネスの道具)」として使われることが多いです。
最近では、「身元証明」として使われる場合も多く、予約なども「Facebook(フェイスブック)」アカウント経由で予約することで、ドタキャンを予防する飲食予約サイトも増えてきています。
また、大きな特徴として、写真や動画も含め、文字制限なく投稿することができます。
こちらでは、日本で人気の「Twitter(ツイッター)」についてご説明致します。
日本ではやっている要因はいくつかあると思いますが、一つは「匿名OK」という点になります。
二つ目は「投稿に文字制限」があり、「140文字以内」であるため、短い文章というこの「ゆるく投稿が出来る点」が日本の「あくせくしている文化」に合っていたのかもしれません。
三つ目は「Twitter(ツイッター)」の特徴になりますが、「拡散力が高い」点が挙げられます。
おそらく、文字数が少なく、素早く内容が分かるので、拡散しやすいのかもしれません。
いずれにしても、普段きっちりしている日本では、「匿名性」と「短い文章」という「このゆるさ」が、日本の文化にあったのかもしれません。
即時性を象徴する「Twitter(ツイッター)」の都市伝説としては、トイレに入った人が紙がないことに気づき、「Twitter(ツイッター)」で助けを求めたところ、5分でトイレットペーパーが届けられたという逸話があります。
こちらでは、「Instagram(インスタグラム)」の特徴についてご説明致します。
「Instagram(インスタグラム)」の特徴は、「匿名である点」「写真や動画で投稿する点(文字が少ない点)」「写真の加工機能が豊富である点」が特徴になります。
「Instagram(インスタグラム)」は、「Facebook(フェイスブック)」と「Twitter(ツイッター)」の後に作られたサービスになります。
そのため、「Facebook(フェイスブック)」の投稿部分を簡易化して写真や動画だけにした点と「Twitter(ツイッター)」の140文字以内及び匿名である点をうまく取り入れたサービスになります。
加えて、「Facebook(フェイスブック)」のビジネス利用が増えたたため、プライベートな生活やプライベートネットワークのみで使えるサービスを求めて、「Instagram(インスタグラム)」を使い始めるユーザーが増えて、人気になったサービスになります。
「インスタ映え」などもそうですが、プライベートな部分を「Facebook(フェイスブック)」に載せてしまうと、上司や取引先にもみられてしまい、あまり良い印象を与えられなくなってしまうという要因も、「インスタ(Instagram)」をプライベート利用し、ビジネスで「Facebook(フェイスブック)」を利用するという人が増えた背景になります。
3. 三大SNSの活用術紹介
それでは「インスタ(Instagram)の活用方法」についてご説明致します。
「インスタ(Instagram)の登録方法や使い方」について、「Instagram(インスタグラム)の講座」をご参照ください。
「インスタ(Instagram)の活用法」として、暮らしの裏技を検索するのも良い活用事例になります。
例えば、「コンロ掃除」「収納アイデア」「家計管理」などです。
このように、調べ物をする場所として「インスタ(Instagram)」を活用している方も多くいらっしゃいます。
「Google(グーグル)」検索とは違った発見ができますので、是非試してみてください。
「インスタ(Instagram)の活用法」として、「公式アカウント」を「フォロー」することで、意外な情報を入手することができる点が挙げられます。
先程ご説明致しましたが、「芸能人」「スポーツ選手」「企業」「ブランド」なども、「公式アカウント」を持っています。
「清水寺」も「公式アカウント」があり、四季折々の写真を投稿しています。
その他、美術館なども「公式アカウント」の開設をしています。
是非、興味のある「公式アカウント」を「フォロー」してみましょう。
「インスタ(Instagram)」もそうですが、「趣味」や「好きなもの」をアピールするために、投稿した記事に、先程ご説明した「ハッシュタグ(#)」を入れるよう作られています。
趣味などは、ある意味では「部活」に近い要素がありますので、「ハッシュタグ〇〇部(#○○部)」と入れて情報発信をしている人が増えています。
そのため、「名詞+部」と入れて検索すると情報を得やすい場合もございます。
こちらでは、「Twitter(ツイッター)の活用方法」についてご説明致します。
「Twitter(ツイッター)の登録方法や使い方」について、「Twitter(ツイッター)の講座」をご参照ください。(「アカウント作成」「検索編」「投稿編」)
「Twitter(ツイッター)の特徴として、「即時性」に強いので、今起きていることを調べるには非常に有益なツールになります。
そのため、「Twitter(ツイッター)」上でも、「最新の話題」が一覧で見れる部分があり、今起きていること(交通状況、遅延情報、ゴシップ、災害情報、流行)をリアルタイムで知ることができます。
「Twitter(ツイッター)の活用方法」として、「災害時の救援要請」としても活用することができます。
こちらは、あくまで参考例になります。
現在の「被災状況」「住所」「写真」を投稿することで、「救助依頼」を出すことができます。
その際に、「ハッシュタグ(#)」に「救助」と入れることを忘れないでください。
また、同じような状況の方もいるので、救助完了後には投稿を削除するようにしてください。
特に電話がつながらない状況でも、インタネットに接続が出来る場合が多々ありますので、代替手段として「SNS」を使って、「救助」を求めることも重要な手段の一つになります。
「Twitter(ツイッター)の活用方法」として「災害時の情報収集」としても活用することができます。
災害時に、実際にその場所にいて、現状を正確把握し、その情報を元に正しい避難情報をシェアしている場合があります。
そちらの情報の方が、生の情報になりますので、そちらを見ながら行動するというのも一つの選択肢になるかと思われます。
繰り返しになりますが、どの情報を信じ、どのように行動をするかは、最終的にはご自身の判断になりますが、より多くの情報を入手することが、正しい判断に導く近道になります。
いろいろな手段を使えることが、その第一歩になると思いますので、是非、いろいろと試してみましょう。
こちらでは、「Facebook(フェイスブック)の活用方法」についてご説明致します。
「Facebook(フェイスブック)の登録方法や使い方」について、「Facebook(フェイスブック)の講座」をご参照ください。
「Facebook(フェイスブック)の活用方法」としては、趣味のグループに参加することで、趣味仲間と情報交換や交流を楽しむことができます。
最初のハードルは高いかもしれませんが、一度参加すると意外と参加ハードルが低いことに気づかされます。
「Facebook(フェイスブック)の活用方法」として、「イベントに参加するという方法」があります。
「有料」「無料」のイベントがありますが、興味があるものがあれば一度参加してみるのも良い経験になると思います。
イベント内容は、多肢にわたっています。
「場所」と「日時」で絞り込むことで、開催されているイベントを検索することもできます。
個人的には、海外にいた時に、現地でのハイキングやIT関連の交流会などのイベントに参加し、新しい仲間と知り合うきっかけを作ることができました。
是非、試してみると良い経験になるかと思います。
これで、0から始めるスマホ活用のチャプター7「SNSの活用」の説明を終了致します。
次回は、「乗換案内アプリのスマート機能」になります。
少しずつ慣れていきましょう。
「よく聞く「ハッシュタグ」とは?その活用法について徹底解説!~SNSの検索や投稿の際に活用しよう!~」もご参照ください。
「SNSを始めよう!まずは人気のツイッターから~Twitterの使い方(アカウント作成)を徹底解説~」もご参照ください。
<指導実績>
三越伊勢丹(社員向け)・JTB(大説明会)・東急不動産(グランクレール)・第一生命(お客様向け)・包括支援センター(お客様向け)・ロータリークラブ(お客様向け)・永楽倶楽部(会員様向け)等でセミナー・講義指導を実施。
累計30,000人以上を指導 。
<講義動画作成ポイント>
個別指導・集団講座での指導実績を元に、わかりやすさに重点を置いた動画作成
その他の講義動画は下記の一覧をご参照ください。
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