今回は、スマホにとって比較的重要なバッテリにとって良い事・悪いことについてご説明致します。
スマホが進化する速度に比べると、バッテリーが進化する速度は遅く、劣化させることなく、永遠に使えるバッテリーの開発はまだできていないようです。
過去に比べてバッテリーのサイズはかなり小さくなってきましたが、バッテリーの劣化をなくす方法は未だに見つかっていない状況です。
そのため、暫くスマホを使い続けていくと必ずぶち当たる課題としては、充電してもバッテリーの減りが早いという点になります。
この部分は避けては通れないので、極力バッテリーの劣化を防ぐ方法について見ていきましょう。
<動画内容>
1. スマホのバッテリーは徐々に劣化します
2. 充電の回数を少なくする
3. 不要なアプリは削除する
4. 操作が終わったらスリープ状態にする
5. パーセンテージ表示
6. 再起動
7. 充電方法について
詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:10分34秒)
みなさんこんにちは、「スマホのコンシェルジュ」です。
今回は「バッテリーにいいコト悪いコト」というテーマでお話しさせていただきます。
私たち「スマホのコンシェルジュ」では、「スマートフォンの使い方」に関して、「画面を見ながら一緒に操作できる」「初心者の方にも優しい動画」を多数配信しておりますので、ぜひ「チャンネル登録」をよろしくお願いいたします。
【目次】
1.スマホのバッテリーは徐々に劣化します
2.充電の回数を少なくする
3.不要なアプリは削除する
4.操作が終わったらスリープ状態にする
5.パーセンテージ表示
6.再起動
7.充電方法について
1. スマホのバッテリーは徐々に劣化します
「スマホのコンシェルジュ」では、「最近スマホの電池の減りが早くなった気がする」というご相談をいただくことがございます。
皆様の中にも、同じように感じている方がいらっしゃるかもしれません。
スマホの内部には、このような「充電式のバッテリー」が内蔵されています。
このバッテリーは、性質上、充電と使用を繰り返すことで、徐々に蓄えられる電気の量が減っていってしまいます。
アップルによると、「500回」充電すると、新品のバッテリーの「80%程度の性能」になるとのことです。
「500回」というのは、1日一回充電するとして、一年半程度ですので、そのくらいから、電池の持ちが悪くってきたな、と感じ始める方が多いかと思います。
さらに、3年ほど利用すると、「朝、満タン状態で家を出でも、お昼すぎにはもうほとんどバッテリーが残っていない」ということもあります。
スマホの劇的な進化に比べて、バッテリーは進歩が遅いと言われています。
たしかに、昔から「バッテリーは2年程度で寿命が来る」と言われていましたが、今でもそこはさほど大きく変わっていないように思います。
充電と利用を繰り返すと電池が劣化していくのは仕方がありませんが、少しでもこの劣化を遅らせる方法がいくつかございます。
当講義ではその方法をご案内していきたいと思います。
少しでもスマホを長く使ってあげるために、適宜取り入れていただければと思います。
2. 充電の回数を少なくする
まずバッテリーは充電と利用を繰り返すと劣化していきますので、「充電の回数自体を極力少なくする」というのがまず1つ大きなポイントとなります。
もちろん電池残量が少ない時に充電してはいけないと言うことではありませんが、70%など余裕のある時に充電ケーブルに挿すのは極力控えてあげるとバッテリーへの負担を和らげることができます。
特に購入したばかりの時は夜寝る前に充電するだけで充分かと思います。
また、バッテリーの減り自体を緩やかにする事で「充電回数を減らす」ことにつながりますので、そちらに頭に入れておきましょう。
まず、やはり高性能なゲームや写真撮影など、スマホの性能をフル活用するような機能は概して消費電力が大きい傾向があります。
皆さんも、「これらを使用している時にスマホが熱を持つ」「熱くなってしまった」経験があるかと思います。
こうした熱を持った状態はバッテリーにもいい環境とは言えません。
我慢する必要はないと思いますが、電池残量の少ない時には注意しましょう。
3. 不要なアプリは削除する
「不要なアプリの削除」も有効です。
インストールしてあるアプリは、見えないところで自動更新作業を行っている場合があります。
こうした動作を個別にアプリごとに制御することもできますが、利用頻度の少ないアプリについては、そもそも「削除」しておくのが、 「容量の削減」にもなりますのでオススメです。
また、このようにアプリが見えないところで更新作業などを行うことを「バックグラウンド更新」と呼びます。
4. 操作が終わったらスリープ状態にする
また「スマホの画面が光っている状態」は電池を消費します。
操作が終わったらきちんと「スリープ状態」に戻しましょう。
画面をつけっぱなしでも、操作せずにいると2分程度で「自然とスリープ状態に戻る設定」になっている方が大半かと思いますが、
誤操作を防ぐためにも、操作したあとは、「スリープ状態」に戻しておきましょう。
「スリープ状態」でないままカバンに放り込んだりすると、画面に知らずに触れてしまいどこかに電話をかけてしまう、といったことも起こり得ます。
※電源を切らないように注意してください。
※スリープ時間の変更方法についてはこちらをご参照ください。
5. パーセンテージ表示
「バッテリーの残量」をスマホの画面右上に、「パーセンテージ」で表示することができます。
すでにこの設定になっている方も多くいらっしゃるかと思いますが、まだ設定されていない方は設定しておくのがお勧めです。
必ずしも正確ではないこともあるようですが、わかりやすい目安になります。
「iPhone(アイフォン)での設定方法」です。
「設定」を開き、少し「下にスワイプ」すると「バッテリー」という項目がございます。
「バッテリー残量(%)」というスイッチを「オン」にすることで設定完了です。
また、「iPhone(アイフォン)」ではこちらの「バッテリーの状態」をタップするとバッテリーの劣化具合を教えてくれます、
残念ながらこちらの「iPhone(アイフォン)」は著しくバッテリーが劣化していると案内が出てしまいました。
ここのリンクからアップルにバッテリー交換を申し込むことも可能です。
ちなみにアップルの正規店で保証が切れたiPhoneのバッテリーを交換しようとすると、機種により約6000円から8000円で交換することができます。
続いて「Android(アンドロイド)」では、「設定アプリ」を開き、「バッテリーや電池」という項目を探しましょう。
次の画面で「パーセント表示に関する項目」がありますので、スイッチを「オン」にします。
6. 再起動
スマホの調子が悪い時などと同様、極端に電池の持ちが悪くなったと感じた時は、一度「再起動」してみることをお勧めいたします。
目に見えない不要なデータなどが掃除されることで、電池持ちが改善する場合があります。
7. 充電方法について
「充電の方法」などについても、「バッテリーの寿命」に関わる部分がありますのでいくつかご紹介いたします。
まず、充電しながらスマホを利用するのは極力避けましょう。
充電中は熱が発生するので、さらに操作で熱が高まるとバッテリーに悪影響を与えます。
また、100%満タンまでバッテリーを充電するのもバッテリーに負担がかかると言われています。
可能であれば80%前後で止めておくのがベストと言われます。
しかし、夜寝る前に充電しているという方は、実際満タン前で抑えるのは難しいですね。
翌日「いざという時に充電が足りない」というほうが深刻ですので、そのペースを崩してまで守る必要はないかと思います。
また、昔は「電池が空になってから充電したほうがいい」といわれていましたが、今の技術においては逆にバッテリーにダメージとなるようです。
以上、バッテリーを長く使うための方法でした。
現在のスマホは機械自体が壊れるということはあまり聞かなくなりました。
つまり、スマホの寿命はバッテリーの寿命次第になったと言えるかもしれません。
神経質になりすぎて、ストレスに感じてしまっては元も子もありませんので、まずは自分が意識しやすいところから心がけてみていただければと思います。
「操作し終わったらきちんとスリープ状態に戻す」「充電中の利用はできるだけ控える」「たまに再起動をしてあげる」と言ったところが簡単かもしれません。
ぜひ「バッテリー」を労って、今のスマホを永く大事に使っていただければと思います。
当講座は以上となります。
「スマホのコンシェルジュ」では、引き続きこうした動画を配信してまいりますので、
少しでもタメになったと感じてくださいましたら、ぜひ「チャンネル登録」のほどよろしくお願いいたします。
ご静聴、ありがとうございました。
「今更聞けない!スリープって必要?画面がすぐに真っ黒になる?~スリープ時間を変更する方法を丁寧に解説」もご参照ください。
「これだけは押さえておきたいスマホの安全対策~フィッシングサイトやメールの見分け方や紛失時の対応まで~」もご参照ください。
<指導実績>
三越伊勢丹(社員向け)・JTB(大説明会)・東急不動産(グランクレール)・第一生命(お客様向け)・包括支援センター(お客様向け)・ロータリークラブ(お客様向け)・永楽倶楽部(会員様向け)等でセミナー・講義指導を実施。
累計30,000人以上を指導 。
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