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【電話番号の真実】銀行口座・資産も判明する⁉︎電話番号を教えるリスクとは!

今回は、「電話番号で判明するもの!電話番号を教えるリスクとは!」について説明して参ります。

SNSの普及により、以前に比べると電話番号自体を直接相手に伝える機会は少なくなってきています。

その一方で、一人一つは電話番号を持つ時代になってきています。

今回は、その「電話番号」を利用してどのようなものが分かるのか、最終的にはどこまで詳細情報を知ることが出来るのかについて一緒に確認していきましょう。

<動画内容>
1.「電話番号」を教えるべきか?記入すべきか?

<1>「電話番号」から判明するものとは!
1.「電話番号」で出来る事は?
2.「電話番号」は幅広い情報の中心になる!
3.「電話番号」から判明するもの①:「回線」を特定する事が出来る!
4.「電話番号」から判明するもの②: 「氏名」「住所」を特定する事が出来る!
5.「電話番号」から判明するもの③: 「勤務先」「銀行口座」「転移先」等
6.「電話番号」から判明するもの④: 「推定収入」や「資産」を推察できる!
7.「電話番号」から判明するもの⑤:「ソーシャルメディアアカウント」の特定

<2>「電話番号」が流出する原因
1. サービス提供者側から「名前」「住所」「電話番号」等の個人情報が流出する!
2.「連絡帳」からの電話番号の流出(自分以外も含む)

<3>「電話番号」が悪用される事例
1. 悪用ケース①:「スミッシング(フィッシング詐欺)」に利用(年々増加傾向)
2. 悪用ケース②:海外からの「電話」は詐欺に利用される可能性が高い!
3.「流出した個人情報」は、徐々に追加・蓄積されていく!
4. 悪用ケース③:「詐欺」「空き巣」「架空口座開設」等のターゲットになる!

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:12分03秒)


みなさんこんにちは、スマホのコンシェルジュです。

今回は、「電話番号で判明するもの!電話番号を教えるリスクとは!」について説明して参ります。

SNSの普及により、以前に比べると電話番号自体を直接相手に伝える機会は少なくなってきています。

その一方で、一人一つは電話番号を持つ時代になってきています。

今回は、その「電話番号」を利用してどのようなものが分かるのか、最終的にはどこまで詳細情報を知ることが出来るのかについて一緒に確認していきましょう。

スマホのコンシェルジュの「YouTubeチャンネル」では、「スマホの基本操作」から「不具合時の対処方法」「スマホとパソコンの連携」等、スマホやパソコンに関する動画を多数配信しております。

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【目次】
1.「電話番号」を教えるべきか?記入すべきか?

<1>「電話番号」から判明するものとは!
1.「電話番号」で出来る事は?
2.「電話番号」は幅広い情報の中心になる!
3.「電話番号」から判明するもの①:「回線」を特定する事が出来る!
4.「電話番号」から判明するもの②: 「氏名」「住所」を特定する事が出来る!
5.「電話番号」から判明するもの③: 「勤務先」「銀行口座」「転移先」等
6.「電話番号」から判明するもの④: 「推定収入」や「資産」を推察できる!
7.「電話番号」から判明するもの⑤:「ソーシャルメディアアカウント」の特定

<2>「電話番号」が流出する原因
1.サービス提供者側から「名前」「住所」「電話番号」等の個人情報が流出する!
2.「連絡帳」からの電話番号の流出(自分以外も含む)

<3>「電話番号」が悪用される事例
1.悪用ケース①:「スミッシング(フィッシング詐欺)」に利用(年々増加傾向)
2.悪用ケース②:海外からの「電話」は詐欺に利用される可能性が高い!
3.「流出した個人情報」は、徐々に追加・蓄積されていく!
4.悪用ケース③:「詐欺」「空き巣」「架空口座開設」等のターゲットになる!

1.「電話番号」を教えるべきか?記入すべきか?

初めて会った方や少しだけ接点がある方に「連絡先として電話番号」を教えるべきか、記念品等がもらえるアンケートに「連絡先として電話番号」を記入すべきかを迷われた方も多いかと思います。

「電話番号」を教える事で発生するリスクについて一緒に確認していきましょう。

<1>「電話番号」から判明するものとは!

それでは、まず初めに「電話番号」から判明するものにはどのようなものがあるかを一緒に確認していきましょう。

1.「電話番号」で出来る事は?

「電話番号」を利用してできる事はいくつもあります。

「電話をかける」という直接的なものから、「FAX」や「メッセージ」を送るという間接的なもの、最終的には「住所の特定」「資産状況」「与信のチェック」等が可能になります。

2.「電話番号」は幅広い情報の中心になる!

「興信所」「探偵事務所」等を利用する必要がありますが、「電話番号」から「氏名」「住所」を調べる事が出来ます。

また、「住所」からは「賃貸料金」「住宅価格」等が判明します。

その他、「銀行口座」「勤務先」「転移先」「ナンバープレート」等も調べる事が出来ます。

加えて、「情報の組み合わせ」や「利用者のSNS設定次第」にはなりますが、「ソーシャルメディアの特定」が出来たり、「生年月日」「メールアドレス」等を特定したり、「与信関連のチェック」等も可能になります。

このように「電話番号」は個人情報の起点にもなり、いろいろな情報を収集する際の最も重要な項目の一つになります。

3.「電話番号」から判明するもの①:「回線」を特定する事が出来る!

電話番号から判明するものの一つ目としては、あまり利用する事はないかもしれませんが、利用している「携帯回線」を調べる事が出来ます。

あくまで、どの回線を利用しているかがわかります。

回線を借りてサービス運営をしている「格安SIM事業者のサービス名」までは分かりません。

4.「電話番号」から判明するもの②: 「氏名」「住所」を特定する事が出来る!

電話番号から判明するものの二つ目としては、「氏名」「住所」を特定する事が出来ます。

但し、「興信所」「探偵事務所」「弁護士」等を利用する必要がありますので、別途費用が発生します。

また、場合によっては正当性のある調査理由が必要になります。

5.「電話番号」から判明するもの③: 「勤務先」「銀行口座」「転移先」等

電話番号から判明するものの三つ目としては、「勤務先」「銀行口座」「転移先」「実家」「ナンバープレート」等を特定する事が出来ます。

「電話番号」ではなく、「氏名」「住所」だけでも、「勤務先」等を調べる事も出来ます。

但し、「興信所」「探偵事務所」「弁護士」に調査をお願いする必要がある為、費用が発生します。

また、場合によっては正当性のある調査理由が必要になります。

6.「電話番号」から判明するもの④: 「推定収入」や「資産」を推察できる!

「電話番号」から「住所」が判明すると、その住所の周辺相場から「賃料」「住宅価格」が特定できます。

加えて、「土地の登記簿謄本」は誰でも取得できるため、「土地の所有者」も簡単に確認する事が出来、所有の有無によっては、資産状況もある程度把握する事が出来ます。

逆に「賃貸」であれば、「賃貸料金」から逆算して、「推定収入」を算出する事も出来ます。

7.「電話番号」から判明するもの⑤:「ソーシャルメディアアカウント」の特定

「電話番号」から判明するものの五つ目としては、その電話番号を利用している「ソーシャルメディアのアカウント」が判明しやすいという特徴があります。

もちろん、「利用者側の設定」「繋がっている人」「利用状況」で、判明する確率が変わってきます。

「電話番号」に加えて、「氏名」「住所」「出身」「生年月日」「出身校」等の追加情報があると、より特定しやすくなります。

「6人の知り合い」をたどると世界中のすべての人と繋がる事が出来るとも言われていますので、何も気にせずに「ソーシャルメディア」を利用していると「アカウント」が特定されやすいという事を覚えておきましょう。

<2>「電話番号」が流出する原因

それでは、次に「電話番号」が流出する原因ついて一緒に確認していきましょう。

1. サービス提供者側から「名前」「住所」「電話番号」等の個人情報が流出する!

「電話番号」が流出する原因で一番多いのは、サービス提供者側からの「流出」になります。

2023年は、約4千万人の個人情報が流出し、流出した個人情報には、「名前」「住所」「電話番号」「メールアドレス」「性別」「生年月日」「決済情報」等が含まれています。

「サービス提供者側」から「個人情報」が流出した場合、防ぐことが出来ないというのが実情になります。

唯一出来る事は、流出する確率を下げる事で、利用するサービスを限定するか、利用しなくなったサービスの「退会手続き」を速やかに行うか、しか対処方法がありません。

「退会手続き」をする事で、一般的には「登録情報」が消えるようになっています。

2.「連絡帳」からの電話番号の流出(自分以外も含む)

自分の「電話番号」はもちろんですが、自分以外の「電話番号」も流出させてしまう場合があります。

また、自分の電話番号が「友人」「知人」から流出してしまう場合もあります。

その一番の原因は、「連絡先へのアクセス」になります。

そのアクセスを求めてくる「SNSサービス」には注意するようにしましょう。

SNS自体は「連絡先へのアクセス」を許可しなくても、利用する事は出来ます。

特に「連絡先へのアクセス」を求めてくる「電話帳ナビ」のアプリには十分に注意するようにしましょう。

「電話帳アプリ」自体は、アプリの提供元が不明確な為、情報漏洩の報告義務はもちろんですが、連絡先の情報がどのように扱われるのかも不明確になっています。

「連絡先」に登録している「友人」「知人」にも迷惑がかかる可能性がありますので、特に注意するようにしましょう。

<3>「電話番号」が悪用される事例

それでは最後に「電話番号」が悪用される事例についても一緒に確認していきましょう。

1. 悪用ケース①:「スミッシング(フィッシング詐欺)」に利用(年々増加傾向)

「携帯電話番号」が悪用される一番のケースは、「スミッシング」と呼ばれる詐欺になります。

「SMS(ショートメッセージ)」を利用して、偽サイトに誘導し、IDやパスワードを盗む詐欺になります。

被害も年々増加していますので、特にご注意ください。

メッセージ内容として、「宅配便の不在案内」「銀行へのログイン要請」「クレジットカードサイトへのログインやカード番号の入力依頼」等、フィッシング内容は多岐にわたります。

予防策としては、メッセージ上にあるリンク(URL)をタップするのではなく、アプリからアクセスして、当該内容を確認するように習慣づけましょう。

2. 悪用ケース②:海外からの「電話」は詐欺に利用される可能性が高い!

「電話番号」が悪用されるケースの2つ目として、「海外から掛かってくる電話」があります。

「+1」「+88」「+94」で始まる電話番号で、電話を掛けてくる理由は、「未納料金の請求詐欺」「国際ワン切り詐欺(国際通話料金の請求)」「サポート詐欺」「情報収集」等が目的で、その場で被害に合わすか、収集した情報を売却したり、更なる詐欺の道具として利用します。

対処方法としては、電話に出ない!間違って出てしまった場合には名乗らない事が一番重要になります。

3.「流出した個人情報」は、徐々に追加・蓄積されていく!

サービス提供者側からの情報流出も含め、一見大した情報ではないと思うかもしれませんが、先程説明を致しましたように「電話番号」から判明する情報も含め、調べ方によってはかなりの個人情報を入手する事が出来ます。

また、入手した電話番号から、更なる追加情報を引き出す事も出来ます。

その追加情報を利用して、更に確度の高い「個人情報」を引き出す事も出来ます。

一度流出した個人情報を消す事は難しいので、更なる個人情報を追加させないようにする事が一番重要になります。

4. 悪用ケース③:「詐欺」「空き巣」「架空口座開設」等のターゲットになる!

「電話番号」が悪用されるケースの3つ目としては、「蓄積された個人情報」を利用する事で、銀行口座等の金融資産が狙われる可能性が高くなります。

また、資産状況や環境によっては、「空き巣」等にも狙われやすくなります。

狙われる資産がない場合でも、「架空の口座開設」「架空のローン」等に利用される可能性も高くなります。

対処方法としては、「個人情報」を流出させない事が一番重要になります。

個人情報はどこかで流出する可能性があるから防ぎようがないと諦めるのではなく、「個人情報」を登録しているサービスを限定する、利用しなくなったサービスは退会手続きを行う、不用意にオンライン上で個人情報を登録しない、という対処を出来る限り、行う事をお勧め致します。

以上で「電話番号で判明するもの!電話番号を教えるリスクとは!」についての説明を終了致します。

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また、「有料メンバーシップ」にてコンビニで印刷できるテキストの提供も行っております。

ご静聴、ありがとうございました。


「【巧妙な手口】「2段階認証」「2要素認証」も突破される!詐欺の最新手口と対処方法!」もご参照ください。


「【詐欺撲滅】減らない詐欺被害!日本は452億円、米国は5,400億円!手口を知れば防げる」もご参照ください。


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【iPhone16 vs Pixel9】徹底比較!価格は逆転、サイズ、性能、機能はどうなった?

いつもご視聴ありがとうございますスマホのコンシェルジュです。

スマホ業界における年1回、最大のイベントの1つであるiPhoneの新作発表が今年も行われiPhone16シリーズがお披露目となりました。

どんなものが登場したのかチェックしていきましょう。

また、先日にはGoogleから現在Android側の代表選手とも言えるGoogle pixel9シリーズが発表されています。

夏の終わりから秋口にかけては iOSとAndroidの最新バージョンも配信されるため、AppleとGoogleという世界最大の企業が 、両社の最新技術同士を真正面からぶつけ合うという熱い戦いが繰り広げられる時期になっています。

両陣営の最新機種はこんなふうになっている、というのをポイント別に比較しながらみなさまと共有できればとおもいます。

機種変更時の参考にしていただける点があれば幸いです。

<動画内容>
1. iPhone16シリーズの特徴
2. ラインナップ iPhone16/iPhone16Plus/iPhone16Pro/iPhone16ProMax
3. デザインやカラーバリエーション
4. アップルインテリジェンスは間に合っていない
5. カメラ専用ボタンの「カメラコントロール」
6. ノーマルモデルはチップが大きくジャンプ
7. Pixel9やPixel9Proとのサイズ比較
8. 価格比較
9. カメラ構成は若干Pixel優位か
10. iPhoneは残念なリフレッシュレートとUSB
11. メモリ
12. Apple Intelligenceの対応機種
13. 国内のOSシェア率
14. アプリの対応状況
15. デバイス同士の連携
16. 実は重要、エアドロップかクイックシェアか
17. iOS18

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:19分22秒)


いつもご視聴ありがとうございますスマホのコンシェルジュです。

スマホ業界における年1回、最大のイベントの1つであるiPhoneの新作発表が今年も行われiPhone16シリーズがお披露目となりました。

どんなものが登場したのかチェックしていきましょう。

また、先日にはGoogleから現在Android側の代表選手とも言えるGoogle pixel9シリーズが発表されています。

夏の終わりから秋口にかけては iOSとAndroidの最新バージョンも配信されるため、AppleとGoogleという世界最大の企業が 、両社の最新技術同士を真正面からぶつけ合うという熱い戦いが繰り広げられる時期になっています。

両陣営の最新機種はこんなふうになっている、というのをポイント別に比較しながらみなさまと共有できればとおもいます。

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スマホのコンシェルジュでは、豊富な指導実績をもとに、スマートフォンの使い方に関する動画を制作・配信しております。

300本以上の動画教材を無料開放しておりますので、ぜひお役立てください。

それでは今回もよろしくお願いします。

【目次】
1.iPhone16シリーズの特徴
2.ラインナップ iPhone16/iPhone16Plus/iPhone16Pro/iPhone16ProMax
3.デザインやカラーバリエーション
4.アップルインテリジェンスは間に合っていない
5.カメラ専用ボタンの「カメラコントロール」
6.ノーマルモデルはチップが大きくジャンプ
7.Pixel9やPixel9Proとのサイズ比較
8.価格比較
9.カメラ構成は若干Pixel優位か
10.iPhoneは残念なリフレッシュレートとUSB
11.メモリ
12.Apple Intelligenceの対応機種
13.国内のOSシェア率
14.アプリの対応状況
15.デバイス同士の連携
16.実は重要、エアドロップかクイックシェアか
17.iOS18

1. iPhone16シリーズの特徴

まず今回発表されたiPhone16シリーズについて簡単に特徴を確認しておきます。

発表されたモデルはiPhone16、ひとまわり大きいPlus、iPhone16Pro、その大画面版となるPro Maxの4機種で、例年通りのラインナップです。

余談ですがスリムモデルが登場するなど、来年は結構大きな変化が噂されています。

2. ラインナップ iPhone16/iPhone16Plus/iPhone16Pro/iPhone16ProMax

ノーマルモデルはカメラの配置が変わりいつもよりは前作との見た目上の違いが大きく、カラーバリエーションも前作15のパステルっぽい色調から1転、ギラついた濃いめの色となりました。

この辺は良くも悪くもちょっとiPhoneぽさが薄れたような、結構好みの分かれるところかもしれません。

3. デザインやカラーバリエーション

Proモデルは画面の縁がより狭くなって、画面サイズが若干広くなっています 。

ゴールドとブラウンの中間のような、上品な金という感じのデザートチタニウムという新色が登場しました。

ウェブサイトで見る色と実物の色は全く異なる場合がありますのでカラーは慎重にお選びください。

4. アップルインテリジェンスは間に合っていない

1番の推しポイントはAIの搭載です。もはやマシンの性能面ではあまりやることがないという事情もあってか最近どこもかしこもこれという感じですが、Appleもついに本格的に参入となりました。

Apple Intelligenceというネーミングになっていて、文章作成や画像編集、Siriとのやりとりなどを通して利用者のやりたいことを強力にサポートするとのことです。

ただしこのApple Intelligence、実際に使用できるのはまだまだ先になりそうです。

アナウンスされているスケジュールとしては、年内に米国で試用版を開始予定、、というとてもぼんやりした告知です。

今回のiPhoneはAppleインテリジェンスのために設計というのが大々的なキャッチコピーにはなっていますが、全く間に合っていないところを見るとかなり開発が難航していそうです。

5. カメラ専用ボタンの「カメラコントロール」

目立つ変化ではカメラをコントロールする専用のボタンが搭載されました。

カメラを起動したり撮影したりズーム倍率をコントロールしたり、指一本で簡潔に素早くできるようになります。

こうした新しいボタンの搭載はプロモデルから搭載され、翌年以降にノーマルモデルにも降りてくる、というのが通例でしたが、今回はノーマルモデルにも一気に搭載となりました。

6. ノーマルモデルはチップが大きくジャンプ

また好きな機能を割り当てられる「アクションボタン」は前作ではProモデルだけだったものが慣例通りノーマルモデルにもやってきました。

ただしいまひとつ有効活用されている様子のないボタンです。

Appleインテリジェンスが本格始動すればまた別の活路が見出されるかもしれません。

ボタン類が増えていくというのはちょっとAppleらしくない進化のような気もします。

チップはA18とA18proです。ノーマルモデルは前作がA16チップでしたので二世代分ジャンプアップです。

やはりAppleインテリジェンスを気持ちよく動かすのには相当な処理性能が必要になってくる、ということかと思います。

先ほどのカメラコントロールがいきなり搭載されたことやこうしてチップ性能のジャンプがあったことから、今回はいつもよりノーマルモデルがお買い得とする声が多いようです。

7. Pixel9やPixel9Proとのサイズ比較

ではここからはiPhone 対 Google Pixelという切り口で両者を比べてみたいと思います。

今年はGoogle Pixel側もノーマルモデルとプロモデル、そしてプロモデルはサイズ違いの2モデル展開となり、iPhoneでいうところのプラスにあたるノーマルの大きいサイズこそありませんが、ラインナップ的にも非常に近いものとなりました。

ちなみにこのほかに折りたたみスマホの第二世代もリリースしています。

まずサイズや重さを比較してみます。

ちなみに今回の新機種は、iPhone、pixelともに多くのモデルで前作よりも大型化しています。

ノーマルモデルで比べると画面サイズが若干違うもののiPhoneのほうが小型軽量となっています。

特に重さは30gと大きな差があり、手に持った感覚はかなり違ってきそうです。Pixelのノーマルモデルの重量が画面サイズの大きなiPhone16Plusとほぼ同じというのはちょっと不思議です。

Pro同士を比べると画面サイズは同じながらやはりiPhoneの方が若干小型な作りではありますが、重さは双方同じです。

そして最大サイズになるとiPhoneの方が大きく重くなります。

8. 価格比較

価格を見てみます。

なんと256GBのモデルまで、総じてPixelの方が若干高くなっています。

PixelはiPhoneに対して大きな価格面でのアドバンテージがあったはずですが、世代が進むごとにどんどん高額化しており、いまでは逆転してしまっています。 

一方iPhoneはストレージを増量すると一気に価格が跳ね上がる、というイメージ通り、256GBから512GBにストレージを増やした時の増額幅がPixelは2万円、iPhoneは3万円と設定されておりここで流石に逆転となります。

また1TBという大きなストレージが必要な場合はPixelは選択肢に入れることができません。

先代Pixel8の時は1TBのモデルがあったのですが、販売台数が伸びないのか廃止となったようです。

なお、定価ベースで比較すると以上となりますが、Pixelの方は発売時などに巨大なポイント還元や下取りキャンペーンを打つことが慣例となっていて、今回のPixel9でも下取りとポイント還元で実質3万円台から手に入るというかなり強力な内容となっていました。

すでにストアクレジットを所持していた方はさらに安く手に入ることになります。

9. カメラ構成は若干Pixel優位か

カメラの構成もそっくりで、どちらもノーマルモデルは通常の広角とより広く撮れる超広角、プロモデルにはさらに望遠レンズがつく、という仕様です。

ノーマルモデルで言うとiPhoneの方はメインカメラとなる広角レンズと超広角レンズの間に大きな性能差がありますが、Pixelの方は超広角も前作から性能を上げてきており、メインカメラとの差は小さくなっています。

超広角レンズで撮影した時になんとなく地味な写真に感じられる、ということは減ってきそうです。

ProモデルではiPhoneの方も超広角カメラの性能を上げています。

望遠レンズではどちらも5倍まで劣化せずに寄れますが、Pixelの方はそこから先をデジタルズームとAIを組み合わせた「超解像ズーム」という機能で30倍まで寄ることができます。

ただしそうして撮影した画像はAIにより現実に手を加えられていますので、撮影というよりは画像生成の領域という感じがします。

また、PixelのProはインカメラの性能を向上させました。自撮りやビデオ通話時によりクリアな画質を得られるので、こちらは恩恵を感じる方も多そうです。

スペックを見れば以上のようなことが言えますが、結論、最近のスマホカメラ画質は優劣というよりは好みによる、というレベルです。

Googleはそうした状況に対してAIでの編集機能で差をつけるという方向に舵を切りましたが、果たしてユーザーのニーズを捉えているのかは不明です。iPhoneの新しいカメラボタンが好評を博すかどうか注目です。

10. iPhoneは残念なリフレッシュレートとUSB

ディスプレイ性能において、画面を表すリフレッシュレートはiPhoneはプロモデルで最大120Hz、ところがノーマルモデルでは60ヘルツのまま、とかなり前時代的な性能です。

Androidではピクセルシリーズはもちろん、今や20,000円台のモデルでも90ヘルツの滑らかな表示に対応したものが出てきています。

プロモデルとの差別化のため露骨に性能を抑えているように見えるため、以前よりかなり問題視している方の多いポイントです。慣れて仕舞えば気になりませんが、これより高いリフレッシュレートから乗り換えるには心理的なハードルがかなり高そうです。

そのほか、ノーマルモデルのUSBコネクタは今回も引き続きUSB2.0です。

ケーブルでデータ転送する機会はそうそう多くないかもしれませんが、やはりところどころ装備品をケチっているような印象を受けてしまいます。

ちなみに全モデルもうWi-Fi7に対応しました。

11. メモリ

iPhoneはチップがAシリーズ、GoogleはTensorとお互い自社設計のチップです。

その他のAndroidのようにスナップドラゴンなんとか、という汎用品ではないので、シンプルな比較はできません、が、基本的にはAチップの方が性能のスコアは大きいものが出ます。

大変嬉しいポイントとして今回のiPhoneはチップの電力性能の進化もあり、バッテリー駆動時間の伸長をかなり強く謳っています。

15Proのバッテリー持ちに関してはちょっと評判が良いとはいえないので、このあたりの不満が解消されるのか注目です。

バッテリーの容量自体はおそらくPixelの方が大きいかと思いますが、実際の持ち時間についてはシステム全体での電力消費に依存しますのでこれだけではなんともいえません。

またProモデルではディスプレイの明るさを限りなく小さくできるようになったので、常時表示ディスプレイモードを活用されている方はさらに駆動時間延長の恩恵を受けられるかもしれません。

12. Apple Intelligenceの対応機種

処理性能に影響するメモリ量には大きな差があると見られています。

iPhone16は全モデルで8GB、一方のPixel9はノーマルモデルがですでに12GB、Proでは16GBとiPhoneの倍のメモリを搭載しています。

前作Pixel8の頃からさらに増強してきており、もはやパソコン並みのメモリ量となりました。

どうもAIを気持ちよく動かすには相当量のメモリが必要になるようでそのためにメモリをうんと増やしたとアピールされています。

となるとiPhone側のメモリはApple Intelligenceがキビキビと動作するのかちょっと不安になってきます。

現にAppleintelligenceの対応機種リストに前作のiPhone15Proはあるものの同世代であるはずのノーマルのiPhone15は記載されていません。

これはチップ性能だけでなく、メモリ不足が主原因ではないか?と言われています。

開発陣のインタビューでは、このリストにないモデルでも動くには動くが遅すぎて使い物にならなかったと語られており、実際の使用感が気になるところです。

13. 国内のOSシェア率

最後にこれはデバイスというよりもosによる違いとなりますが、現状でのiOSとAndroidの違いを簡単にチェックしておきましょう。

シェア率 

まずシェア率ですが、MMD研究所の2023年9月の調査ではiPhone/Androidの使用人口は未だちょうど半々くらい、となりました。

20代までの若年層では8割がiOSという顕著な特徴が見られます。

男性は30代から、女性は40代からAndroidが多数派になります。

iOSは同じデバイスを使っている方も多く、OSのアップデートのタイミングも一緒であるため、教材や情報の充実度や正確性、わからない時に人に聞きやすいといった点で大きなアドバンテージがあります。

ケースなどのアクセサリー類も充実しています。

14. アプリの対応状況

アプリによってはどちらからのosにしか対応していないものもありますが、決して多くはありません。

ただしGoogle系のアプリはどちらでも利用できるのに対してApple純正のものの多くはAndroidには対応していません。

メモやカレンダー、マップアプリなどはどれも優秀ですが、Google系アプリ絶対に代えが利かないというものではありません。

15. デバイス同士の連携

Apple社はパソコンではMac、タブレットではiPadと強力な製品群を自社で持っており、Macの画面をiPadに拡張できたり、iPhoneの画面をMacに映して操作ができるようになったりと、単にアプリが同期される以上の連携機能が用意されます。

これらを揃えていく場合はスマホをあえてAndroidにするメリットは特にありません。

16. 実は重要、エアドロップかクイックシェアか

無線で近くにいる方にデータを送受信できる機能がiPhone Androidともに搭載されています。

iPhoneはairdrop、Androidはクイックシェア(旧ニアバイシェア)という名称です。

写真や動画などの大きいファイルをケーブルなし、データの劣化なし、モバイルデータ通信の消費なしで送受信できる非常に重要な機能なのですが、大変残念なことにそれぞれ異なるOSとやり取りできません。

この点、意外と自分がどちらのOSを選ぶべきかの最大のポイントとなり得ますので、身近な方と別のOSを検討される場合は慎重にお考えください。

17. iOS18

iOSの最新バージョンとなるiOS18から、ようやくアプリをホーム画面の好きな位置に置けるようになります。ここも両者の大きな差と感じていた方も多いのではないでしょうか。

また、iOS18のトピックとしてRCSという規格に対応する予定です。

これにより電話番号同士のメッセージであるSMSが強化され、現行のiMessageのように写真や動画の送受信やビデオ通話などがAndroidともできるようになる見込みです。

ようやく一つ、OSの大きな垣根が撤廃される感があり、かなり大きな変化であるかと思われますが、残念ながら日本ではキャリア側の対応も必要のようで今後の展開は現時点では不明です。

いかがでしたでしょうか。

両社ともに最近はデバイスの進化が非常に小幅なこともあり、こうして比べてみてももはや機械の性能において決定的な優劣はあまり見当たりません。

強いて言えばゲームをされる方はA18チップのパワーの恩恵が大きくなるのでiPhoneとなりますが、ノーマルモデルのディスプレイのリフレッシュレートやUSB2という10万円台のスマホにあるまじき仕様が許せない、という方もいらっしゃるかと思います。

とはいえPixelもどうしてもコスパの良いスマホというイメージがあったので、これがそもそもiPhoneより高い、となると「じゃあiPhoneでいいじゃん」、というの声も聞こえてきそうです。

こうなってくると、 家族がどっちを使っているだとか、パソコンがウィンドウズである、Macであるといった デバイスの魅力以外の要因によって不便のない方にする、というちょっと消去法的な選び方になりがちなのが寂しいところです。

ただ先進性で言えば両社1番の推しとしているAI周りの機能、まだまだ一般的に馴染んでいるとは言えませんが、Appleは未だリリースすらできていないという状況ですので、Googleの方が大きく先行していると見ることができそうです。

また、今回は比較に出していませんが、Pixelはすでに折りたたみスマホの第二世代をリリースしていたりと、新しいものに対する姿勢やスピード感に結構差があるように思います。

この辺にワクワクできる方はPixelを選んでおくとよりスマホライフを楽しめるかと思います。

以上、iPhoneとPixelの新作について共有させていただきました。

ちょっと気が早いですが来年には大本命となるiPhoneSEの第四世代の登場が噂されており、非常にコスパの高いiPhoneが出てきそうです。

順当にいけばPixelもノーマルモデルと遜色ない性能で価格は60%程度というaシリーズがリリースされるはずです。

この辺りも強烈なライバル関係となるかと思いますので、引き続き詳細分かり次第また共有させていただければと思います。

当動画は以上となります。

最後までご視聴いただきありがとうございました。

気軽にコメントや「チャンネル登録」をいただけますと幸いです。

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それでは、次の動画でもよろしくお願いいたします。


「【Pixel9/9Pro/XL/Fold】Google製Androidが今年も登場!なんと一挙に4機種も!」もご参照ください。


「【2万円の格安スマホ】AQUOS wish4とarrows We2はどっちがオススメ?」もご参照ください。


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【巧妙な手口】「2段階認証」「2要素認証」も突破される!詐欺の最新手口と対処方法!

今回は、「2段階認証・2要素認証でも突破される詐欺の最新の手口!その対処方法とは!」について説明して参ります。

「2段階認証」、中でも「2要素認証」を伴った「2段階認証」は、安全性が高い認証方法と言われています。

今回は、その安全性が高い2要素2段階認証でも、突破をしてくる最新の詐欺の手口とその対処方法について一緒に確認していきましょう。

<動画内容>
<1>「2段階認証」「2要素認証」とは
1.「2段階認証」は2回の認証作業を行う認証方法!
2.「2段階認証」は、何を使って認証を行うかが最も重要(要素)
3.「2要素認証」には3つのパターンで利用される

<2>「2要素2段階認証」を突破する最新の手口とは
1.「2要素2段階認証」を突破する手口(必須条件)
2.「2要素2段階認証」を突破する手口(ワンタイムパスワードの場合)
3.「2要素2段階認証」を突破する手口(パスキーの場合)
4.「2要素2段階認証」で覚えておきたいポイント
5.「2要素2段階認証」を突破する手口(まとめ)

<3>「2要素2段階認証」を突破する詐欺への対処方法
1. 予防策①:「Apple ID」「Googleアカウント」の場合
2. 予防策②:金融機関の場合

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:12分59秒)


みなさんこんにちは、スマホのコンシェルジュです。

今回は、「2段階認証・2要素認証でも突破される詐欺の最新の手口!その対処方法とは!」について説明して参ります。

「2段階認証」、中でも「2要素認証」を伴った「2段階認証」は、安全性が高い認証方法と言われています。

今回は、その安全性が高い2要素2段階認証でも、突破をしてくる最新の詐欺の手口とその対処方法について一緒に確認していきましょう。

スマホのコンシェルジュの「YouTubeチャンネル」では、「スマホの基本操作」から「不具合時の対処方法」「スマホとパソコンの連携」等、スマホやパソコンに関する動画を多数配信しております。

是非そちらもご参照ください。

また、是非「チャンネル登録」もお願い致します。

【目次】
<1>「2段階認証」「2要素認証」とは
1.「2段階認証」は2回の認証作業を行う認証方法!
2.「2段階認証」は、何を使って認証を行うかが最も重要(要素)
3.「2要素認証」には3つのパターンで利用される

<2>「2要素2段階認証」を突破する最新の手口とは
1.「2要素2段階認証」を突破する手口(必須条件)
2.「2要素2段階認証」を突破する手口(ワンタイムパスワードの場合)
3.「2要素2段階認証」を突破する手口(パスキーの場合)
4.「2要素2段階認証」で覚えておきたいポイント
5.「2要素2段階認証」を突破する手口(まとめ)

<3>「2要素2段階認証」を突破する詐欺への対処方法
1.予防策①:「Apple ID」「Googleアカウント」の場合
2.予防策②:金融機関の場合

<1>「2段階認証」「2要素認証」とは

それでは、まず、初めに「2段階認証」「2要素認証」とはどのようなものなのかについて一緒に確認していきましょう。

既にご存じの方は、目次からスキップしてください。

1.「2段階認証」は2回の認証作業を行う認証方法!

「2段階認証」は、一般的には「IDとパスワード」の入力のほかに、「アプリでのログイン可否の選択」や「SMS・メール等に確認コードを送信して、その確認コード」を入力する事」で、本人以外が不正に情報(アカウント)にアクセスすることを防止する認証方法になります。

最近では、「確認コード」の代わりにスマホを利用した「指紋認証」や「顔認証」が代用される場合があります。

「パスワード」と「確認コード」という2回の認証作業を行なうことを「2段階認証」と言います。

安全性を考慮すると、2回の認証を行う事はもちろんですが、何の要素を使って認証を行うかという点も重要になります。

2.「2段階認証」は、何を使って認証を行うかが最も重要(要素)

それでは、次に、「2段階認証」を行う場合の「認証方法(何で認証を行うか)」についても一緒に確認していきましょう。

「2段階認証」は、先程も説明を致しましたが、認証を2回行なう認証方法になります。

「2要素認証」は、2つの異なる要素を使って、認証を行う認証方法になります。

まず初めに、異なる要素とはどのようなものなのかを一緒に確認していきましょう。

「異なる要素」は、主に三つに分類されます。

一つ目は「ピン」「パスワード」による認証で、「知る要素による認証」になります。

「暗証番号(PIN)」や「パスワード」が知る要素に該当し、認証を行なう人が記憶している要素になります。

個人の経験に基づいたものとしては、「合言葉」等も、こちらに該当します。

こちらの「知る要素」については、他の場所でも同じものが使われる傾向が高いため、どこかで情報が流出すると連鎖する危険性があります。

二つ目は、「アプリ」「機器」「SMS」による認証で、「持つ要素による認証」になります。

一般的には、「銀行口座を開設した際に渡されるワンタイムパスワードの機器やソフト」「SMSによる認証」「IDカードによる認証」など、認証を行なう人が所有しているものを使った認証がこちらに該当します。スマホの普及に伴い、スマホが「持つ要素」の中心になってきています。

「持つ要素」の一番の欠点は、「盗まれたり、複製される」と対処する方法がほとんどないという欠点があります。

三つ目は、「指紋」「顔」「網膜」等による認証で、「備える要素による認証」になります。

一般的には、「指紋認証」「顔認証」「網膜認証」など、認証を行なう方の身体的な特徴を利用した認証がこちらの要素に該当します。

こちらの「備える要素」は、「指紋」「虹彩(こうさい)」「声紋」等の生物学的な要素で、生体認証を利用するため、複製されにくい傾向があります。

3.「2要素認証」には3つのパターンで利用される

「2要素認証」は、先程の3つに分類された要素を組み合わせて利用されます。

最も利用されているパターンが、「持つ要素」と「知る要素」の組み合わせになります。

最も利用されている理由としては、「持つ要素」であるスマホには、間接的ではありますが、「備える要素」である「指紋認証」「顔認証」が搭載されています。

その為、「持つ要素」として「スマホ」を利用すると「備える要素」も同時に利用する事になります。

三つ以上の要素を組み合わせた認証方法は、「多要素認証」と呼ばれ、研究所などの機密性の高い施設などで利用されています。

いずれにしても、2つの要素を別々に2回チェックする事を、正式名称として「2要素2段階認証」と言います。

この「2要素」の部分を省略して、「2段階認証」と簡略化して呼ばれる場合が大半になります。

<2>「2要素2段階認証」を突破する最新の手口とは

それでは、次に「2要素2段階認証」を突破する最新の手口とはどのようなものなのかを一緒に確認していきましょう。

1.「2要素2段階認証」を突破する手口(必須条件)

「2要素2段階認証」を突破するには、二つの必須条件があります。

ます、一つ目は、「フィッシング詐欺」の実行犯が、いつでもパソコン等の操作が出来る状態に待機(スタンバイ)している必要があります。

二つ目は、ターゲットに関連する情報を事前に集め、効果的なフィッシングメールやメッセージを送信できる状態にある必要があります。

この必須条件を満たしている状況で、「フィッシングメール」、もしくは、「メッセージ」を詐欺のターゲットに送信します。

2.「2要素2段階認証」を突破する手口(ワンタイムパスワードの場合)

「詐欺のターゲット」が、「フィッシングメール」、もしくは、「メッセージ」を受信し、タップした段階で、「詐欺の実行犯」が「本物のサイト」にアクセスします。

「詐欺のターゲット」が、「偽サイト上」で「ID」「パスワード」を入力してログインした段階で、詐欺の実行犯も「本物のサイト」でその入力された「ID」「パスワード」を利用してログインをします。

「詐欺のターゲット」は、「詐欺の実行犯」が本物のサイトにログインをした事で、送られくる「本物の確認コード」を「偽サイト上」で入力します。

「詐欺の実行犯」も、その入力された「確認コード」を「本物のサイト」に入力する事で、簡単に「2要素2段階認証」を突破して、「本物のサイト」に不正にログインする事ができてしまいます。

このようにして、安全性が高いと言われる「2要素2段階認証」でも、「偽の利用者」が不正にログインする事が出来てしまうという事を覚えておきましょう。

「不正送金」をする場合も、同様で、商品代金の支払い等を装い、一度送金を実施させる事で、送金時に利用する「第2のパスワード」を盗み出します。

3.「2要素2段階認証」を突破する手口(パスキーの場合)

パスワードを利用しない「パスキー」という認証手段を利用している場合も、先程と同様に不正ログインを行う事が出来ます。

ワンタイムパスワードとの大きな違いは、本物のサイト上に表示される番号を、同じタイミングで偽サイト上に表示させる必要があります。

別途、対処が必要になるという点では、「パスキー」の方が「ワンタイムパスワード」より安全性が高いと言えますが、対処が技術的にも難しい訳ではない為、安全性が高いとまでは言えないかもしれません。

4.「2要素2段階認証」で覚えておきたいポイント

繰り返しになりますが、「2要素2段階認証」はあくまで「認証する手段の一つ」になります。

「2要素2段階認証」を利用する事で安全性は上がりますが、「100%の安全性」を保障するものではないという事を覚えておきましょう。

5.「2要素2段階認証」を突破する手口(まとめ)

いずれにしても、「2要素2段階認証」は、同時並行で行われる「ログイン」については、対処が難しいというのが現状になります。

また、複数端末からも利用できる仕様になっている場合、不正ログインの識別が難しいというのが現状になります。

ビジネス版のオンラインバンキングのように「電子証明書」を使うことで、利用可能な端末を制限する事も出来ますが、利便性が著しく減少する上、維持費などの費用が発生する為、個人の銀行アカウントにも導入される可能性は現時点では低いと言えます。

利用者側で、利用できる端末や操作を限定する等の対処が別途必要になります。

<3>「2要素2段階認証」を突破する詐欺への対処方法

それでは、最後に「2要素2段階認証」を突破する詐欺への対処方法について一緒に確認していきましょう。

1. 予防策①:「Apple ID」「Googleアカウント」の場合

まず、初めに「Apple ID」や「Googleアカウント」の場合の対処方法について一緒に確認していきましょう。

最も重要な予防策は、「フィッシングメールやメッセージ」に引っかからない事が一番重要になります。

「ブラウザアプリ」ではなく、該当するアプリから「各アカウント」にログインするようにしましょう。

可能な予防策としては、ログインがあった場合に「ログイン通知」が表示されますが、必ず位置情報を確認するようにしましょう。

位置情報の正確性については、賛否がありますが、ある程度、エリアを絞り込むことは出来ますので、他の国からのアクセスには十分に注意するようにしましょう。

2. 予防策②:金融機関の場合

「金融機関」についても、同様で、最も重要な予防策は、「フィッシングメールやメッセージ」に引っかからない事が一番重要になります。

可能な予防策の一つ目としては、「利用できる端末」「利用できる操作」を制限する方法になります。

「振込」についてはアプリからのみ行い、パソコンからは行わないのも一つの予防策になります。

また、「振込」が必要な場合には、ATMからの振込のみに限定するのも一つの予防策になります。

加えて、「第二のパスワード」が必要な取引は窓口を利用するか、直接預け金を引き出せない「証券口座」を利用するのも一つの選択肢になります。

二つ目は、「振込限度額」を下げる方法になります。

1日に振り込める限度額は、自由に設定する事が出来ますので、振り込みをする最低金額に変更するのも一つの予防策になります。

限度額を変更するとATMを利用して振り込める金額も変わりますので、その点には注意するようにしましょう。

以上で「2段階認証・2要素認証でも突破される詐欺の最新の手口!その対処方法とは!」についての説明を終了致します。

宜しければ「チャンネル登録」をお願い致します。

また、「有料メンバーシップ」にてコンビニで印刷できるテキストの提供も行っております。

ご静聴、ありがとうございました。


「【アカウントの保護】2段階認証と2ファクタ認証の二つが存在するのはなぜ?~スマホを安全・快適につかうのに必要な知識~」もご参照ください。


「【今すぐ確認】マイナンバーカードよりも重要!今すぐ実施したい「Googleアカウントの乗っ取り・不正ログインを防ぐ方法」をご参照ください。


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三越伊勢丹(社員向け)・JTB(大説明会)・東急不動産(グランクレール)・第一生命(お客様向け)・包括支援センター(お客様向け)・ロータリークラブ(お客様向け)・永楽倶楽部(会員様向け)等でセミナー・講義指導を実施。

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【データ通信量比較】各アプリのデータ消費はどれくらい?月々の使用目安を知っておこう

今回はよく使われるアプリのデータ通信量について調べてみましたので共有させていただきます。

ご自身の契約プランにおいて、月々の使用感の目安として参考にしていただければと思います。

<動画内容>
1. 概要、データ通信とは
2. ブラウジング(Google Chrome)
3. 動画視聴(YouTube)
4. 動画視聴(TVer)
5. 地図アプリ(Googleマップ)
6. オフラインマップ時
7. ラジオを再生する(radiko)
8. 音楽再生(Spotify)
9. 写真を閲覧する(Googleフォト)
10. SNS(インスタグラム)
11. SNS(TikTok)
12. ビデオ通話/ビデオ会議(Googleミート)

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:16分15秒)


いつもご視聴ありがとうございます。

スマホのコンシェルジュです。

今回はよく使われるアプリのデータ通信量について調べてみましたので共有させていただきます。

ご自身の契約プランにおいて、月々の使用感の目安として参考にしていただければと思います。

スマホのコンシェルジュでは、豊富な指導実績をもとに、スマートフォンの使い方に関する動画を制作・配信しております。

300本以上の動画教材を無料開放しておりますので、ぜひお役立てください。

それでは今回もよろしくお願いします。

【目次】
1.概要、データ通信とは
2.ブラウジング(Google Chrome)
3.動画視聴(YouTube)
4.動画視聴(TVer)
5.地図アプリ(Googleマップ)
6.オフラインマップ時
7.ラジオを再生する(radiko)
8.音楽再生(Spotify)
9.写真を閲覧する(Googleフォト)
10.SNS(インスタグラム)
11.SNS(TikTok)
12.ビデオ通話/ビデオ会議(Googleミート)

1. 概要、データ通信とは

皆様ご存知の通りスマートフォンでメッセージを送りあったり、動画を視聴したり、アプリがアップデートしたりと、スマホがなんらかインターネットを通じて情報をやり取りするときに「データ通信」が発生します。

データ通信の量はバイトという単位で表され、重さの単位のようにそれぞれ約1000単位ごとにキロバイトからメガバイト、メガバイトからギガバイトというように呼び名が繰り上がります。

スマートフォンの料金プランは基本的にこのデータ通信が月々どれぐらいできるかによってプラン料金が変わる、という仕組みをとっており、少ないものでは月々1〜3GBまでや、多いものでは20GBもしくは無制限といったプランが用意されています。

規定のデータ量を超えると、通信制限が課せられデータ通信のスピードが極端に落とされてしまいます。

速度制限後にどれぐらいのスピードまで落とされてしまうのかは料金プランによって差があり、プランによってはまともにウェブページを開けないと言うところまで落とされてしまう場合があります。

このドコモのirumoの例では超過後300kbps、

ワイモバイルの例では300kbpsに速度制限後さらにガンガン使った場合は、128kbpsにまで落とします、と記載があります。

この速度になると通常のWebページも開くのにかなりの時間を要するようになります。

ストレスなくインターネットを利用するのはほぼ不可能となります。

それぞれなアプリの使用データ量の目安を知っておき、ご自身の料金プランでは何をどれくらい使えるのかという使用感をあらかじめ掴んでおくことが大切です。

尚、料金プランのデータ通信に消費量としてカウントされるのはモバイルデータ通信を用いた時です。

Wi-Fi経由でのインターネット接続においてはカウントされません。

大きなデータ通信を行う際はWi-Fi接続が推奨されるのはこのためです。

今回の計測はAndroid機を使って、設定アプリ内にある使用データ量の項目とデータ計測アプリを用いて行いました。

他の機種やiPhoneでも大きく変化はないと思われますが、操作や表示するものによってもデータ量は前後しますので、あくまで目安としてお考えください。

2. ブラウジング(Google Chrome)

まずは基本となるウェブ検索時、いわゆるブラウジングのデータ量を計測してみました。

使用アプリはGoogleChromeで、

適当にYahoo! JAPANのトップニュースなどを5分間閲覧しました。

結果、使用データ量は33MBとなりました。

単純計算していくと10分で66MB、1時間では約400MBとなります。

つまり2時間半ほどの使用で1GBに到達しそうです。

一般にテキストデータは非常に軽いのでいくら通信してもせいぜい数メガバイトとなりますが、画像や動画となると一気に通信量が大きくなります。

解像度の高い画像がふんだんに使われているようなサイトを閲覧する場合はデータ通信がうんと増えてきます。

3. 動画視聴(YouTube)

続いて日頃から通信の量を気にしている方も多いと思われるYouTubeです。

動画は仕組みとしては1秒間に何十枚もの静止画を連続で表示することで表現されています。

つまり短時間で大量の画像を閲覧していることになります。

またこれに音声もついてきます。

なので単純に考えるとテキストや静止画がメインのウェブ検索などよりははるかに多くの通信が発生しそうに感じられます。

YouTubeでスマホのコンシェルジュの動画を再生してみたところ、10分の動画で通信は30 MBと意外と少ない結果となりました。これだけで見ればWebブラウジングよりも少なかったことになります。

画質設定は自動で480 pの設定となっていました。

ただし何回か検証したところ、動画の内容にもよってもかなり違いが出ることがわかりました。

例えば世界の絶景を映しているような、精細な映像を楽しむための動画だと、弊社の動画よりもデータ通信が倍近く多くなりました。

弊社の動画は実写部分が少ないというのもあり、おそらく平均的な動画よりは控えめなデータ量になっているかと思います。

高精細な動画では画質を下げて検証もしてみましたが、半分の240pにするとデータ量は46MBと3/4程度に減少しました。

ただ240にするとスマホの小さな画面ですら多少映像がぼんやりして劣化していることがわかります。品質の低下に対してデータ量はそんなに変わらないという印象です。

4. 動画視聴(TVer)

続いて、同じく動画視聴系としてTVerも検証してみます。

最近は常にアプリのインストールランキングの上位の常連となっており、視聴回数の多いドラマでは400万回以上再生されるなど、地上波もスマホで視聴する、といういうスタイルが着々と根付いている感があります。

TVerで1時間のドラマを再生してみたところ、611MBとかなり大きな通信量となりました。

単純計算ではYouTubeより大きいことになります。

こちらもYouTube同様画質を調節できますが、低画質にするとかなり映像の荒さが気になります。

5. 地図アプリ(Googleマップ)

続いて、地図アプリの定番Googleマップは使い方により結果が激しく上下しました。

例えば起動して適当な目的地までの経路検索を往復分行う程度の操作だと10MBとなりました。

マップを起動したタイミングで地図が一気に読み込みまれている印象ですが、それ以降はそこまで通信は必要ないのか、このあと同様の操作を繰り返しても増加分は緩やかでした。

6. オフラインマップ時

またよく利用するエリアの地図をかじめ端末にダウンロードしておくオフラインマップ機能を使った後だと、起動時の読み込みによる通信の発生も抑えられるせいか同様の操作を行って4 MBとかなり小さな消費となりました。

これであれば等に使いすぎを気にする必要はなさそうです。

オフラインマップの設定方法はこちらに掲載しておきますので、必要に応じてご確認ください。

プロフィールアイコンからオフラインマップと進みダウンロードするだけで適用されるようになります。

単純な経路検索だけならデータ量は軽い部類に入りますが、その場所の実際の写真を閲覧できる「ストリートビュー」や「イマーシブビュー」という3d表示の機能を使うとデータ消費が膨らみます。

特にイマーシブビューは5分程度触っただけで382MBと、YouTubeをはるかにしのぐ数値となりました.。

これは今回の検証中でも最高クラスの通信量です。ストリートビューもイマーシブビューもオフラインマップをダウンロードした状態で使用してもデータ量に変化はありませんでした。

対応範囲も広がってきて眺めていて楽しい機能ではありますが利用の際はWi-Fi環境は必須とお考えください。

7. ラジオを再生する(radiko)

ラジオ再生のradikoも計測してみました。

1時間番組を再生したところ28MBと、YouTubeやTVerといった動画メディアとは大きく異なる結果となりました。

単純計算で1GB使うのには35時間程度要することになりますので、そこまで使い過ぎを心配する必要はなさそうに思いますが、アプリを閉じても再生を続けてくれる「バックグラウンド再生」にも対応していて、動画のように腰を据えてしっかり見つめるというよりはbgm代わりにつけっぱなしにするという使い方も多いかと思いますので、聞きながら寝落ちしてしまったりどうしても使用時間が長くなりがちなアプリです。

心配な方は、オフタイマーを設定しておきましょう。

設定した時間経過すると自動的に再生が停止します。

設定方法をこちらに置いておきますので、適宜一時停止などしてご確認いただければと思います。

8. 音楽再生(Spotify)

音楽ストリーミングサービスのSpotifyも試してみます。

5分の曲を一つ再生してみたところ、18MBとなりました。やはり楽曲の再生専用となると音質も重要となるためか、2曲再生するだけでラジコの1時間分のデータ通信を上回ることになります。

こうした音楽ストリーミングアプリのサブスクに加入する場合はWi-Fiは必須と考えたほうがよさそうです。

9. 写真を閲覧する(Googleフォト)

続いて、日常使いのアプリで油断しがちなのが「Googleフォト」です。

5分間適当に写真を眺めただけでなんと65MBという通信が発生してしまいました。

ただのアルバムアプリで写真を眺めているだけなのになぜ通信がかかるのかと不思議に思いますが、おそらくこれはバックアップデータを眺めていることにより発生する通信と思われます。

Googleフォトはバックアップをオンにしているとスマホ側で取得した写真を自動的にインターネット上にもバックアップとしてコピーを保存するようになります。

このあと、本体側の写真を削除することでスマホ本体のストレージを開けられる、というのがGoogle フォトの最も大きなメリットの1つとなりますが、こうすることによってこれ以降、Googleフォトでこの写真を眺める場合はネットワーク上のバックアップデータを閲覧することになります。

つまりインターネットで大量の画像データを眺めているのと同じなので、例えばInstagramを使っているのと近い状況と言えるかもしれません。

よく写真を見返す方はデバイスからむやみやたらに削除しない方がデータ通信自体は抑えられる可能性がありますので、スマホの本体ストレージとよく相談しながら決めた方が良さそうです。

10. SNS(インスタグラム)

写真の閲覧ということでInstagramでも計測してみました。

こちらはフィード画面を始め適当に5分間ほど投稿を眺めていたところ、通信料は108 MBと計測されました。

いかにも情報量の多そうな綺麗な画像が多いだけあって単純なネット検索よりは3倍近く大きな数字となりました。

またリールと呼ばれるInstagram内での動画投稿を中心に眺めるとやはり通信はさらに増加し5分間で158 MBと計測されました。

このペースで使い続けると約30分ほどの利用で1 GBに到達する計算になりますので、なるべくWi-Fi環境での使用を意識した方が良さそうです。

こうしたSNSは信号待ちなど少しでも時間ができるとぱっとスマホを出して開いてしまうというのが癖となっている方も多いかと思います。

その際に情報の再読み込みが行われる場合がありますので実際の使用時間に比べてデータ量がどんどん大きくなっていくと言うことも考えられます。

11. SNS(TikTok)

続いてショート動画共有サービスのTikTokです。

こちらも大量の動画を見ると言うサービスですのでかなり大きな通信量が発生すると予想されますが、

Instagramのリール動画を眺めたときよりは少ない111MBと計測されました。

こちらもデータセーブ機能があり、モバイルデータ通信使用時のデータ消費量を抑えるスイッチが用意されています。

これにより画質が低下したり読み込みに時間がかかるようになると記載されています。

つまり次の動画を先行して読み込むのをやめるといった制限をかけることでデータ通信量を節約するようですので、やはり通常モードの時は快適に動作するよう起動のたびに多くの動画を先回りして読み込んでいると思われます。

Wi-Fi環境にいる場合は自動的に制限が解除される仕組みになっているようです。

12. ビデオ通話/ビデオ会議(Googleミート)

LINEなどビデオ通話、ビデオ会議系も計測してみます。

今回試したのはGoogleミートです。

30分間、一対一のビデオ通話をつなぎっぱなしにしてデータ量計測してみたところ、通信量は551 MBとなりました。

YouTubeを一方的に視聴するのと異なりこちら側の動画も送信している状態と言うこともあってかかなり通信が膨らむ傾向がありました。

ズームやLINEなど他の同様のアプリでも近い数値となるかと思われます。

1時間で1GB超えてきますのでモバイルデータ通信でのビデオ通話ビデオ会議は要注意です。またバッテリーの消費が激しい点も気をつけなければなりません。

昨今スマホの進化は頭打ちと言われますが、こうしたビデオ通話時の画質や発熱などの品質面はまだまだ改善の余地があるように思います。

いかがでしたでしょうか、今回はメジャーアプリのデータ通信量を計測してみました。

ご自身の契約プランでの使用感やプランを変更する際の目安としていただけましたら嬉しく思います。

当動画は以上となります。

最後までご視聴いただきありがとうございました。

気軽にコメントや「チャンネル登録」をいただけますと幸いです。

また、「メンバーシップ」にて弊社動画のテキスト版も配信しておりますので、よろしければ是非ご登録ください。

それでは、次の動画でもよろしくお願いいたします。


「【Googleフォト】基本操作やバックアップ時の注意、最新機能をしっかり解説」もご参照ください。


「【Googleマップ】基本操作から最新機能までしっかり解説」もご参照ください。


指導実績>
三越伊勢丹(社員向け)・JTB(大説明会)・東急不動産(グランクレール)・第一生命(お客様向け)・包括支援センター(お客様向け)・ロータリークラブ(お客様向け)・永楽倶楽部(会員様向け)等でセミナー・講義指導を実施。

累計50,000人以上を指導 。

<講義動画作成ポイント>
個別指導・集団講座での指導実績を元に、わかりやすさに重点を置いた動画作成

その他の講義動画は下記の一覧をご参照ください。

スマホの学習動画

<その他>
オンラインサポート(ライブ講座・ZOOM等でのオンライン指導)とオフラインサポート(出張指導・セミナー形式のオフライン指導)も実施中。詳しくはメールにてお問い合わせください。

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【Wi-Fiルーター】ファームウェアの更新が一番重要!自動更新は発売時期で見極める!

今回は、「Wi-Fiルーターはファームウェアの更新が一番重要!自動更新の有無は発売時期で見極める!」について説明して参ります。

「Wi-Fiルーター」は、スマホやパソコン等を利用していると接続する機会が必ずある機器の一つになります。

また、インターネットに繋げるための中継器の役割も担っています。

その為、「Wi-Fiルーター」の安全性が非常に重要になります。

今回は、Wi-Fi機器の安全性に関する「最新のニュース」と「危険な可能性が出てきたWi-Fiルーターのメーカー」についても一緒に確認していきましょう。

<動画内容>
<1>「Wi-Fiルーターの安全性」に関する最新ニュース
①メーカー別の脆弱性のお知らせと更新要請
1.「Wi-Fiルーター」の安全性に関する最新ニュース:バッファロー
2.「Wi-Fiルーター」の安全性に関する最新ニュース:エレコム
3.「Wi-Fiルーター」の安全性に関する最新ニュース:NEC
4.「Wi-Fiルーター」の安全性に関する最新ニュース: TP-Link

②米国で調査対象になった「有名なWi-Fiルーター」
1.「TP-Linkのルーター」が米国で「セキュリティリスク」の調査対象なる⁉

<2>「Wi-Fiルーター」の安全性は「ファームウェアの更新」で決まる!
①「ファームウェア」とは
1.「ファームウェア」とは
2.「ファームウェア」とは:「OS(オペレーティングシステム)」との違い
3.「ファームウェア」とは:「ドライバー」との違い
4.「ファームウェア」とは:「組み込みソフトウェア」との違い
5.「Wi-Fiルーター」の「ファームウェア」の役割:「接続」と「安全性」

②「ファームウェアの更新確認」の「有/無」は「自動更新機能」の「有/無」で決まる!
1. ファームウェアの更新:「自動更新機能」の「有/無」で決まる!

<3>「Wi-Fiルーター」を安全に保つ方法
①「Wi-Fiルーター」のメーカーを考慮する
1. ①「Wi-Fiルーター」のメーカーを考慮する:中国メーカーは避ける!

②「Wi-Fiルーター」の「ファームウェア」を更新する方法(バッファロー)
1.「Wi-Fiルーター」にアクセスする方法:バッファローの場合
2.「Wi-Fiルーター」の「ファームウェア」を更新する:バッファロー(スマホアプリ)
3.「Wi-Fiルーター」の「ファームウェア」を更新する:バッファロー(パソコン)
4.「Wi-Fiルーター」の「パスワード」を変更する:バッファロー(パソコン)

③「Wi-Fiルーター」の「ファームウェア」を更新する方法(NEC)
1.「Wi-Fiルーター」にアクセスする方法: NECの場合
2.「Wi-Fiルーター」の「パスワード」を変更する: NEC(スマホ・パソコン共通)
3.「ファームウェア」をチェックする:NEC(スマホ・パソコン共通)

④「Wi-Fiルーター」の「ファームウェア」の確認方法(その他のメーカー)
1.「ファームウェアの更新方法」は同じ!!「アクセス方法」が少し異なる!
2. まとめ:「Wi-Fiルーターの安全性」を保つためにすべき2つの事

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:22分16秒)


今回は、「Wi-Fiルーターはファームウェアの更新が一番重要!自動更新の有無は発売時期で見極める!」について説明して参ります。

「Wi-Fiルーター」は、スマホやパソコン等を利用していると接続する機会が必ずある機器の一つになります。

また、インターネットに繋げるための中継器の役割も担っています。

その為、「Wi-Fiルーター」の安全性が非常に重要になります。

今回は、Wi-Fi機器の安全性に関する「最新のニュース」と「危険な可能性が出てきたWi-Fiルーターのメーカー」についても一緒に確認していきましょう。

スマホのコンシェルジュの「YouTubeチャンネル」では、「スマホの基本操作」から「不具合時の対処方法」「スマホとパソコンの連携」等、スマホやパソコンに関する動画を多数配信しております。

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【目次】
<1>「Wi-Fiルーターの安全性」に関する最新ニュース
①メーカー別の脆弱性のお知らせと更新要請
1.「Wi-Fiルーター」の安全性に関する最新ニュース:バッファロー
2.「Wi-Fiルーター」の安全性に関する最新ニュース:エレコム
3.「Wi-Fiルーター」の安全性に関する最新ニュース:NEC
4.「Wi-Fiルーター」の安全性に関する最新ニュース: TP-Link

②米国で調査対象になった「有名なWi-Fiルーター」
1.「TP-Linkのルーター」が米国で「セキュリティリスク」の調査対象なる⁉

<2>「Wi-Fiルーター」の安全性は「ファームウェアの更新」で決まる!
①「ファームウェア」とは
1.①「ファームウェア」とは
2.「ファームウェア」とは:「OS(オペレーティングシステム)」との違い
3.「ファームウェア」とは:「ドライバー」との違い
4.「ファームウェア」とは:「組み込みソフトウェア」との違い
5.「Wi-Fiルーター」の「ファームウェア」の役割:「接続」と「安全性」

②「ファームウェアの更新確認」の「有/無」は「自動更新機能」の「有/無」で決まる!
1.ファームウェアの更新:「自動更新機能」の「有/無」で決まる!

<3>「Wi-Fiルーター」を安全に保つ方法
①「Wi-Fiルーター」のメーカーを考慮する
1.①「Wi-Fiルーター」のメーカーを考慮する:中国メーカーは避ける!

②「Wi-Fiルーター」の「ファームウェア」を更新する方法(バッファロー)
1.「Wi-Fiルーター」にアクセスする方法:バッファローの場合
2.「Wi-Fiルーター」の「ファームウェア」を更新する:バッファロー(スマホアプリ)
3.「Wi-Fiルーター」の「ファームウェア」を更新する:バッファロー(パソコン)
4.「Wi-Fiルーター」の「パスワード」を変更する:バッファロー(パソコン)

③「Wi-Fiルーター」の「ファームウェア」を更新する方法(NEC)
1.「Wi-Fiルーター」にアクセスする方法: NECの場合
2.「Wi-Fiルーター」の「パスワード」を変更する: NEC(スマホ・パソコン共通)
3.「ファームウェア」をチェックする:NEC(スマホ・パソコン共通)

④「Wi-Fiルーター」の「ファームウェア」の確認方法(その他のメーカー)
1.「ファームウェアの更新方法」は同じ!!「アクセス方法」が少し異なる!
2.まとめ:「Wi-Fiルーターの安全性」を保つためにすべき2つの事

<1>「Wi-Fiルーターの安全性」に関する最新ニュース

それでは、まず、初めに「Wi-Fiルーターの安全性に関する最新のニュース」について一緒に確認していきましょう。

①メーカー別の脆弱性のお知らせと更新要請

メーカー別に「Wi-Fiルーター」の脆弱性に関する最新ニュースがありますので、該当があるか・ないか、どのように対処すべきかを一緒に確認していきましょう。

1.「Wi-Fiルーター」の安全性に関する最新ニュース:バッファロー

2024年8月26日のニュースになりますが、国内最大手の「バッファロー」が提供する「Wi-Fiルーター」で脆弱性が発見されたというニュースがあります。

対象機種は、18製品で、「Wi-Fiルーター」の「ファームウェア」を更新する事で対処可能になります。

「バッファロー」の「Wi-Fiルーター」については、2016年以降に販売された製品には、「ファームウェアの自動更新機能」が搭載されていますので、特に手動で更新する必要はありません。

但し、「自動更新」が「有効」になっているかを一度は確認しても良いかもしれません。

2.「Wi-Fiルーター」の安全性に関する最新ニュース:エレコム

2024年7月30日のニュースになりますが、「エレコム」が提供する「Wi-Fiルーター」でも脆弱性が発見されたというニュースがあります。

対象機種は、7製品で、「Wi-Fiルーター」の「ファームウェア」を更新する事で対処可能になります。

エレコムにも、「ファームウェアの自動更新機能」が搭載されていますが、いつから搭載されるようになったのかが不明確な為、5・6年より前に「Wi-Fiルーター」を購入した場合には、「ファームウェアの自動更新機能」があるかを、念のため、確認する事を強くお勧め致します。

その際には、「ファームウェアの自動更新機能」が「有効」になっているかも確認することを強くお勧め致します。

3.「Wi-Fiルーター」の安全性に関する最新ニュース:NEC

「NEC」が提供する「Wi-Fiルーター」でも脆弱性が発見されたというニュースがあります。

対象機種は、59製品で、「Wi-Fiルーター」のパスワードを変更する事や「設定」を変更する事で対処可能になります。

4.「Wi-Fiルーター」の安全性に関する最新ニュース: TP-Link

「TP-Link」が提供する「Wi-Fiルーター」でも脆弱性が発見されたというニュースがあります。

対象機種は、5製品で、「Wi-Fiルーター」の「ファームウェア」を更新する事で対処可能になります。

TP-Linkにも、「ファームウェアの自動更新機能」が搭載されていますが、いつから搭載されるようになったのかが不明確な為、5・6年より前に「Wi-Fiルーター」を購入した場合には、「ファームウェアの自動更新機能」があるかを、念のため、確認する事を強くお勧め致します。

その際には、「ファームウェアの自動更新機能」が「有効」になっているかも確認することを強くお勧め致します。

②米国で調査対象になった「有名なWi-Fiルーター」

最近のニュースでも見かけた方がいらっしゃるかもしれませんが、アメリカで「TP-Link」が調査対象になる可能性が出てきています。

1. 「TP-Linkのルーター」が米国で「セキュリティリスク」の調査対象なる⁉

2024年8月13日に、アメリカの連邦議会議員が、商務長官に宛てた書簡で、中国に拠点を置くネットワーク機器メーカである「TP-Link」のルーターが、安全面で問題がある可能性があるので、調査するように求めている事が明らかになりました。

理由としては、TP-Linkの製品が異常なまでに脆弱性が高い点とTP-Linkが中国の法律への準拠をしているという事実から、将来的にもルーターを使用した大規模なサイバー攻撃が実施される可能性があるという理由からに調査を求めています。

どのような結果になるかはわかりませんが、あまり関わらない方が安全である事は間違いない為、TP-Linkを利用している場合には、どこかのタイミングで買い替えを検討しても良いかもしれません。

<2>「Wi-Fiルーター」の安全性は「ファームウェアの更新」で決まる!

「Wi-Fiルーター」の安全性に関するニュースを一緒に確認してきましたが、ほとんどの場合、「Wi-Fiルーターのファームウェア」を更新する事で対処する事ができます。

①「ファームウェア」とは

それでは、「ファームウェア」とは、そもそもどんなものなのかを一緒に確認していきましょう。

1.「ファームウェア」とは

「ファームウェア」とは、「ハードウェアを動かすためのソフトウェア」の事で、コンピューターや家電製品を制御する為の役割を担っています。

その為、「スイッチ」を入れると、機械が動き出すのは「ファームウェア」のおかげになります。

2.「ファームウェア」とは:「OS(オペレーティングシステム)」との違い

スマホやパソコンの「OS(オペレーティングシステム)」と「ファームウェア」の違いについても一緒に確認していきましょう。

「OS」は、パソコン等の基本的な動作を制御し、ソフトウェアが動作する環境を提供しています。

一方で、「ファームウェア」は、特定のハードウェアを動かす為の「ソフトウェア」になり、製品ごとに最適化されています。

別の言い方をすると、「OS」が「様々なソフトウェアを動かすための場所」を提供しているのに対して、「ファームウェア」は特定の機器を動かす為に存在しています。

3.「ファームウェア」とは:「ドライバー」との違い

パソコンで、プリンターと接続する際に、パソコンに「プリンタードライバー」をインストールする事がありますが、その「ドライバー」と「ファームウェア」の違いについても一緒に確認していきましょう。

「ドライバー」も機械の動きを制御する為の「ソフトウェア」で、Windows等のOS上で機械を認識し、機械を制御する働きをします。

「ファームウェア」と「ドライバー」の違いは、「ドライバー」がOS上で「ハードウェア」を制御するのに対して、「ファームウェア」はハードウェア上で「ハードウェア」を制御します。

パソコンに電源を入れると、まず動作するのが「ファームウェア」で、「ドライバー」はWindowsなどのOSが起動したあとに「ハードウェア」を制御する為に動作します。

4.「ファームウェア」とは:「組み込みソフトウェア」との違い

「組み込みソフトウェア」と「ファームウェア」の違いは、「ハードウェアの動作を制御するソフトウェア」という点ではどちらも同じになります。

違いとしては、「ファームウェア」は更新・変更をする事ができますが、「組み込みソフトウェア」は、製品の基本的な機能を果たすためのものになる為、更新されることが原則ありません。

更新できるか、出来ないかが大きな違いになります。

5.「Wi-Fiルーター」の「ファームウェア」の役割:「接続」と「安全性」

「Wi-Fiルーター」の「ファームウェア」は、パソコンやスマートフォン等が、安心して通信を行えるように「通信データの管理」やデバイス同士の通信をサポートしています。

また、「セキュリティ強化」等をするために、「ファームウェアの更新」が提供される事があり、「更新」をする事で、快適、且つ、安全にインターネットを利用する事ができるようになります。

②「ファームウェアの更新確認」の「有/無」は「自動更新機能」の「有/無」で決まる!

「ファームウェアの更新確認」の「有無」は、「自動更新機能」があるか・ないかで決まる点について一緒に確認していきましょう。

1. ファームウェアの更新:「自動更新機能」の「有/無」で決まる!

「Wi-Fiルーター」に「自動更新機能」が搭載されている場合、「ファームウェアの更新状況」についてチェックする必要がなくなります。

「Wi-Fiルーター」への「自動更新機能の搭載」が一番早かったのが、「バッファロー」になります。

2016年に発売された「Wi-Fiルーター」から「自動更新機能」が搭載されています。

その為、それ以前に販売された「Wi-Fiルーター」には自動更新機能が搭載されていない事になります。

他のメーカーも同様で、いつから「自動更新機能」が搭載されたのかの情報がない為、型落ちした「Wi-Fiルーター」の購入も考慮すると、今から5・6年前に購入した「Wi-Fiルーター」には「自動更新機能」が搭載されていない可能性がありますので、「ファームウェア」が「最新の状態」になっているかを確認する必要があります。

同時に、「自動更新機能」が「有効」なっているかも確認することをお勧め致します。

<3>「Wi-Fiルーター」を安全に保つ方法

それでは、実際に「Wi-Fiルーターを安全に保つ方法」について一緒に確認していきましょう。

①「Wi-Fiルーター」のメーカーを考慮する

「Wi-Fiルーター」を安全に利用する上で、一番重要な点は、どの国のメーカーを利用しているかになります。

今販売されている「Wi-Fiルーター」がどの国のものなのかを一緒に確認していきましょう。

1. ①「Wi-Fiルーター」のメーカーを考慮する:中国メーカーは避ける!

日本で最も売れている「バッファロー」は、日本のメーカーになります。

「NEC」「ELECOM」「IO-Data」は日本のメーカーになります。

「バッファロー」「エレコム」「IOデータ」は、自社工場を持たないメーカーですが、日本国内で製造されています。

「TP-Link」は中国のメーカーになります。

将来的に問題が出てくるかは分かりませんが、アメリカでも調査対象になっていますので、あえて選択する必要がない限りは避けた方がよいメーカーになります。

「Wi-Fiルーター」は接続機器の中心になりますので、安全性には特に注意するようにしましょう。

②「Wi-Fiルーター」の「ファームウェア」を更新する方法(バッファロー)

それでは、実際にバッファローの「Wi-Fiルーター」の「ファームウェア」を更新する方法について一緒に確認していきましょう。

1.「Wi-Fiルーター」にアクセスする方法:バッファローの場合

「ファームウェア」を更新するには、「Wi-Fiルーター」の「設定画面」にアクセスする必要があります。

スマホからアクセスする場合には、専用アプリからアクセスする方法とブラウザアプリを利用してアクセスする方法があります。

パソコンもスマホと同様で、2つの方法でアクセスする事ができます。

スマホの場合には「アプリ」、パソコンの場合は「ブラウザアプリ」を利用する事をお勧め致します。

どちらの場合でも、どの機器からアクセスする場合でも、「Wi-Fi回線」に接続している必要がありますので、必ず接続しているかを確認するようにしましょう。

2.「Wi-Fiルーター」の「ファームウェア」を更新する:バッファロー(スマホアプリ)

それでは、スマホのアプリを使って「ファームウェア」を更新する方法について一緒に確認していきましょう。

事前準備としては、「Air Station」というバファローが提供するアプリをスマホにインストールし、対象機器の「Wi-Fi回線」に接続しておく必要があります。

まずは、端末内より①の「Air Station」をタップします。

該当する②の「Wi-Fiルーター」が表示されますので、「Wi-Fiルーター」をタップします。

「Wi-Fiルーター」の詳細画面が表示され、ファームウェアのアップデート情報がある場合には、③の「ファームウェアを更新できます。」と表示されますので、③の「ファームウェアを更新」をタップします。

「ファームウェアの更新」に関する詳細画面が表示され、現在のバージョンと新しいバージョンが表示されますので、問題がなければ④の「はい」をタップします。

「ファームウェア更新中」とメッセージが表示され、更新が完了すると「更新完了」というメッセージが表示されます。

以上で「ファームウェアの更新」が完了になります。

「ファームウェアの更新情報」が表示されない場合には、①の「設定画面を表示する」をタップします。

「ユーザー名」と「パスワード」を入力する画面が表示されますので、②のように「ユーザー名」「パスワード」を入力し、③の「ログイン」をタップします。

「Wi-Fiルーター」の設定画面が表示されますので、④の「インフォメーションマーク」をタップします。

「新しいファームウェアに更新できます」とメッセージが表示された場合には⑤の「ファームウェアを更新する」をタップします。

「ファームウェアのバージョン」が一覧で表示されますので、数字が一番大きいものをタップし、チェックが入っていることを事を確認して、⑦の「更新実行」をタップします。

ファームウェアの更新が始まり、ファームウェアが最新の状態に更新されます。

3.「Wi-Fiルーター」の「ファームウェア」を更新する:バッファロー(パソコン)

パソコンを利用してファームウェアを更新する方法についても一緒に確認していきましょう。

まずは、端末内より普段利用しているブラウザアプリを探して、クリックします。

「URL」が表示されているアドレスバーに①のように「192.168.11.1」と入力して、クリックします。

「暗号化」がされていないサイトになりますので、「このサイトへの接続は保護されていません。」と警告が出ますが、無視して「サイトへ移動」をクリックします。

Wi-Fiルーターのログイン画面が表示されますので、②のように「ユーザー名」「パスワード」を入力し、③の「ログイン」をクリックします。

「設定画面」が表示されますので、④の「詳細画面」をクリックします。

「詳細画面」が表示されますので、画面の左側にある「メニュー一覧」から⑤の「管理」をクリックし、⑥の「ファームウェア更新」をクリックします。

ファームウェアのバージョンが表示されますので、まずは、更新方法として⑦の「オンラインバージョンアップ」が選択されているかを確認します。

問題がなければ、⑧の「更新実行」をクリックします。

また、「拡張設定」ですが、「ファームウェア自動更新機能」が「重要な更新のみを行う」になっていることを確認します。

「常に最新版に更新する」になっていても問題ありません。また、「更新時刻」も「深夜の時間帯」になっているかを確認します。

変更をした場合には、「設定」をクリックする事を忘れないようにしましょう。

4.「Wi-Fiルーター」の「パスワード」を変更する:バッファロー(パソコン)

それでは、次に、「Wi-Fiルーター」に初めから設定されている「パスワード」を変更する方法についても一緒に確認していきましょう。

先程「ファームウェア更新」をクリックした「メニュー一覧」で①の「システム設定」をクリックします。

「システム情報」の項目の下に「管理パスワード」が表示されますので、②に新しいパスワード」を入力します。

問題がなければ、③のように画面を上にスライドし、④の「設定」をクリックします。

以上で、「管理パスワードの変更」が完了になります。

パスワードを忘れないようにメモしておきましょう。忘れてしまうと「Wi-Fiルーター」を初期化する以外に対処方法がありませんので、ご注意ください。

③「Wi-Fiルーター」の「ファームウェア」を更新する方法(NEC)

それでは、次にNECの「Wi-Fiルーター」の「ファームウェア」を更新する方法について一緒に確認していきましょう。

1.「Wi-Fiルーター」にアクセスする方法: NECの場合

「ファームウェア」を更新するには、「Wi-Fiルーター」の「設定画面」にアクセスする必要があります。

NECの場合、スマホ・パソコンも同様でブラウザからアクセスする必要があります。

普段利用しているブラウザアプリで、「URL」が表示されているアドレスバーに「192.168.10.1」と入力して、アクセスします。

httpの後に「s」がない為、暗号化されていないという事で、「このサイトへの接続は保護されていません。」と表示されますが、無視して「サイトへ移動」をクリックします。

どちらの場合でも、どの機器からアクセスをする場合でも、「Wi-Fi回線」に接続している必要がありますので、必ず接続しているかを確認するようにしましょう。

2.「Wi-Fiルーター」の「パスワード」を変更する: NEC(スマホ・パソコン共通)

「ログイン画面」が表示されますので、①に「ユーザー名」である「admin」、②に「パスワード」を入力し、③の「ログイン」をクリックします。

「Wi-Fiルーター」を購入してからパスワードを変更していない場合には、「Wi-Fiルーター」に貼られている「webパスワード」を「パスワード」の所に入力します。

クイック設定画面が表示されますので、④のように画面を上にスライドします。

「メンテナンス」という項目が、右下に確認出来るかと思いますので、今回は⑤の「管理者パスワードの変更」をクリックします。

「管理者パスワードの変更」の詳細画面が表示されますので、⑥のように「現在のパスワード」「新しいパスワード」を2回入力し、⑦の「設定」をクリックします。

以上で、「管理者パスワードの変更」が完了になります。

「新しいパスワード」を忘れないようにメモしておくことをお勧め致します。

3.「ファームウェア」をチェックする:NEC(スマホ・パソコン共通)

それでは、次に「ファームウェアの更新」についても確認していきたいと思います。

先程の「クイック設定画面」で「メンテナンス」の項目の下にある①の「ファームウェア更新」をクリックします。

ファームウェア更新に関する詳細画面が表示されますので、②の「更新」をクリックします。

「現在のバージョン」と「最新バージョン」の二つが表示されますので、同じバージョンになっている場合には特に何もしなくて問題ありません。

バージョンに相違がある場合には、「最新バージョンへ更新」をクリックする事で最新のバージョンに更新する事ができます。

念の為、「自動更新機能」が「オン」になっているかも確認したいので、画面の左上にある③の「ファームウェア更新」をクリックします。

「時刻指定バージョンアップ」という項目が確認できるかと思いますので、その下にある「時刻指定バージョンアップ機能」が「オン」になっているかを確認します。

また、必要に応じて、更新時間も深夜になっているかを確認します。

以上で、「ファームウェア更新」に関する設定のチェックが完了になります。

④「Wi-Fiルーター」の「ファームウェア」の確認方法(その他のメーカー)

それでは、最後に他のメーカーの「Wi-Fiルーター」の「ファームウェア」の確認方法についても簡単に確認していきましょう。

1.「ファームウェアの更新方法」は同じ!!「アクセス方法」が少し異なる!

他のメーカーでも更新方法は同じで、異なる点は「Wi-Fiルーター」へのアクセス方法になります。

「エレコム」は、普段利用しているブラウザのアドレスバー部分に「192.168.2.1」と入力して、設定画面にアクセスします。

「IO-Data」「TP-Link」は、「192.168.0.1」と入力して、設定画面にアクセスします。

ログイン後は、先程と同じように「ファームウェアの更新状況」「自動更新機能のオン」「パスワードの変更」を行います。

2. まとめ:「Wi-Fiルーターの安全性」を保つためにすべき2つの事

繰り返しになりますが、「Wi-Fiルーターの安全性」は、「ファームウェアの更新」「初期パスワードの変更」で決まります。

まだ確認したことがない方は、一度は必ずチェックするようにしましょう。

以上で「Wi-Fiルーターはファームウェアの更新が一番重要!自動更新の有無は発売時期で見極める!」についての説明を終了致します。

宜しければ「チャンネル登録」をお願い致します。

また、「有料メンバーシップ」にてコンビニで印刷できるテキストの提供も行っております。

ご静聴、ありがとうございました。


「【Wi-Fiルーターの寿命】ルーターの選び方とおすすめWi-Fiルーター」もご参照ください。


「【Wi Fiの基本】Wi-Fi機器だけじゃない!Wi-Fiを快適に使うための重要な知識~回線から通信機器の選択まで~」もご参照ください。


指導実績>
三越伊勢丹(社員向け)・JTB(大説明会)・東急不動産(グランクレール)・第一生命(お客様向け)・包括支援センター(お客様向け)・ロータリークラブ(お客様向け)・永楽倶楽部(会員様向け)等でセミナー・講義指導を実施。

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【接続できない】スマホが繋がらない「パケ詰まり」「パケ止まり」等が発生する要因と対処方法

今回は、「繋がらない原因はこれ!パケ詰まり・パケ止まり等が発生する要因と対処方法」について説明して参ります。

「混雑する駅」に到着すると、「スマホの電波(アンテナ)がすべて立っているのに、スマホが繋がらない」という経験をされた方も多いかもしれません。

最近は改善されつつありますが、新宿駅・渋谷駅・池袋駅などの混雑する駅では、時間帯によって未だにスマホが繋がらなくなる場合があります。

今回は、その原因も含め、スマホが繋がらない場合の対処方法について一緒確認していきましょう。

<動画内容>
<1>繋がらない時に「最初考えるべき主な原因」

1. スマホが繋がらない主な原因(可能性が高い順)
2. 繋がらない主な原因:①「電波状況」が悪い
3. 繋がらない主な原因:「電波状況」が悪い場合の携帯各社の問合せ先
4. 繋がらない主な原因:②「回線の混雑」(主要駅で発生)
5. 繋がらない主な原因:②「回線の混雑」(パケ詰まり)
6. 繋がらない主な原因:回線が繋がらない (パケ止まり)
7. 各社の主要駅での回線速度比較:ドコモで大量発生!(改善傾向)
8. 繋がらない主な原因:③「端末の不具合」
9. 繋がらない主な原因:④「SIMの接触不良」

<2>繋がらない時に行うべき3つの操作方法
①「携帯回線」の「オン」「オフ」(Android)
1.「携帯回線」の「オン」「オフ」(Androidの場合):「設定」から行う
2.「携帯回線」の「オン」「オフ」(Androidの場合):「設定パネル」から行う

①「携帯回線」の「オン」「オフ」(iPhone)
1.「携帯回線」の「オン」「オフ」(iPhoneの場合):「設定」から行う
2.「携帯回線」の「オン」「オフ」(iPhoneの場合):「コントロールセンター」

②「端末の再起動」(Android)
1.「端末の再起動」(Androidの場合):①「再起動」をする方法
2.「端末の再起動」(Androidの場合):②「強制再起動」をする方法
3.「端末の再起動」(Androidの場合):③「電源ボタン」が反応しない場合

②「端末の再起動」(iPhone)
1.「端末の再起動(厳密には電源OFF)」(iPhoneの場合)
2.「端末の再起動」(iPhoneの場合):固まった・反応しない場合の対処方法

③「SIMカード」のクリーニング(AndroidとiPhone共通)
1.「SIMカード」の抜き差しの注意点

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講義動画時間:19分11秒)


みなさんこんにちは、スマホのコンシェルジュです。

今回は、「繋がらない原因はこれ!パケ詰まり・パケ止まり等が発生する要因と対処方法」について説明して参ります。

「混雑する駅」に到着すると、「スマホの電波(アンテナ)がすべて立っているのに、スマホが繋がらない」という経験をされた方も多いかもしれません。

最近は改善されつつありますが、新宿駅・渋谷駅・池袋駅などの混雑する駅では、時間帯によって未だにスマホが繋がらなくなる場合があります。

今回は、その原因も含め、スマホが繋がらない場合の対処方法について一緒確認していきましょう。

スマホのコンシェルジュの「YouTubeチャンネル」では、「スマホの基本操作」から「不具合時の対処方法」「スマホとパソコンの連携」等、スマホやパソコンに関する動画を多数配信しております。

是非そちらもご参照ください。

また、是非「チャンネル登録」もお願い致します。

【目次】
<1>繋がらない時に「最初考えるべき主な原因」
1.スマホが繋がらない主な原因(可能性が高い順)
2.繋がらない主な原因:①「電波状況」が悪い
3.繋がらない主な原因:「電波状況」が悪い場合の携帯各社の問合せ先
4.繋がらない主な原因:②「回線の混雑」(主要駅で発生)
5.繋がらない主な原因:②「回線の混雑」(パケ詰まり)
6.繋がらない主な原因:回線が繋がらない (パケ止まり)
7.各社の主要駅での回線速度比較:ドコモで大量発生!(改善傾向)
8.繋がらない主な原因:③「端末の不具合」
9.繋がらない主な原因:④「SIMの接触不良」

<2>繋がらない時に行うべき3つの操作方法
①「携帯回線」の「オン」「オフ」
1.「携帯回線」の「オン」「オフ」(Androidの場合):「設定」から行う
2.「携帯回線」の「オン」「オフ」(Androidの場合):「設定パネル」から行う

①「携帯回線」の「オン」「オフ」(iPhone)
1.「携帯回線」の「オン」「オフ」(iPhoneの場合):「設定」から行う
2.「携帯回線」の「オン」「オフ」(iPhoneの場合):「コントロールセンター」

②「端末の再起動」(Android)
1.「端末の再起動」(Androidの場合):①「再起動」をする方法
2.「端末の再起動」(Androidの場合):②「強制再起動」をする方法
3.「端末の再起動」(Androidの場合):③「電源ボタン」が反応しない場合

②「端末の再起動」(iPhone)
1.「端末の再起動(厳密には電源OFF)」(iPhoneの場合)
2.「端末の再起動」(iPhoneの場合):固まった・反応しない場合の対処方法

③「SIMカード」のクリーニング(AndroidとiPhone共通)
1.「SIMカード」の抜き差しの注意点

<1>繋がらない時に「最初考えるべき主な原因」

それでは、まず、初めに、「繋がらない時に最初に考えるべき主な原因」について一緒に確認していきましょう。

1. スマホが繋がらない主な原因(可能性が高い順)

スマホが繋がらなくなる原因は、主に4つあります。

可能性が高い順に一緒に確認していきましょう。

まず、一番可能性が高い原因は、「電波状況」が原因と考えられます。

特に「金属」「コンクリート」「土壁」「断熱材」等の遮蔽物があると電波が通りづらくなります。

「アンテナ」の数で「電波状況」を確認するようにしましょう。

二番目は、「回線の混雑」が原因と考えられます。

特に「混雑する駅」「イベント会場」等、人が多く集まる場所では「スマホが繋がりづらい状況」になります。

三番目は、「端末の不具合」が原因と考えられます。

スマホをしばらく使っていると「処理しきれないプログラム」がメモリー内に残ってしまう事で、端末に負荷をかけてしまう場合があります。

その影響で「電波」をうまく処理できないという状況が発生する場合があります。

四番目は、「SIMの接触不良」が原因と考えられます。

「SIM」を長時間差しっぱなしにしていると、目に見えないゴミが、SIMの接続部分に蓄積して、接触不良を起こす場合があります。 このように「繋がらない原因」はいろいろと考えられますので、可能性が高い順に確認していくと素早く対処する事が出来ます。

2. 繋がらない主な原因:①「電波状況」が悪い

それでは、一番目にあった「電波状況が原因」という点について、もう少し詳しく確認していきましょう。

先程もお伝えしましたが、「携帯回線の電波」は「金属」「コンクリート」「土壁」「断熱材」等があると「電波」が通りづらくなります。

その為、「鉄筋コンクリート」で作られている「高層ビル」が近くにある場合には、「携帯基地局や中継器」からの電波が遮られてしまっている可能性があります。

こちらの「対処方法」としては、「場所を移動する」という以外はありません。

場所を移動できない場合には、「携帯会社」に連絡をして、「レピーター等の中継器」を設置してもらうか、「電波の死角」がなくなるように携帯各社が対応してくれるのを待つしかありません。

3. 繋がらない主な原因:「電波状況」が悪い場合の携帯各社の問合せ先

電波が繋がりづらい場合の「携帯各社」の連絡先は、NTTドコモであれば、「電波のお困りごと窓口」になります。

「Chrome」や「Safari」等のブラウザアプリで「ドコモ(スペース)電波のお困りごと窓口」と検索すると一番上に表示されます。

「au」であれば「電波サポート24」、ソフトバンクであれば「My Softbankアプリ」からの「電波改善の要望」が連絡先になります。

対処方法は電波状況で変わりますので、各窓口で相談する事をお勧め致します。

4. 繋がらない主な原因:②「回線の混雑」(主要駅で発生)

それでは、2番目にあった「回線の混雑」について、もう少し詳しく確認していきましょう。

NTTドコモの回線にはなりますが、2022年~2023年は、電車で「新宿駅・渋谷駅・池袋駅等の主要駅」に近づくとと、ほぼ100%の確率で「ニュース」や「動画」が表示されない状況になっていました。

その原因は、混雑が予想される主要駅に電車が入ると、「主要駅」にある「携帯基地局」が混雑している為に、「基地局への電波の切り替え」がうまく出来ず、通信が極端に遅くなってしまい、最終的には「画面が表示されない」「動画が再生されない」という「パケ詰まり」が発生していた事が主な原因と考えられます。

コロナ以前はほとんどなかったために、「5Gへの対応」が大きく影響していると考えられます。

5. 繋がらない主な原因:②「回線の混雑」(パケ詰まり)

先程、少し説明を致しましたが、混雑時に発生する「パケ詰まり」についてもう少し詳しく確認していきましょう。

「パケ詰まり」とは、「電波」が立っているにも関わらず、「通信速度」が極端に落ちてしまい、「画面が表示されない」「動画が再生されない」という状態を指します。

回線が混雑している場合、回線自体が混んでしまうのはもちろんですが、回線を独占しないように「情報自体を小分け(パケット)」にして送っているそのパケットがなくなるという「パケットロス」も発生しやすくなります。

加えて、「情報」をうまく受信できても、情報を正常に受信したという「返信」が届かない為、再度「情報を送信する」という対処が行われる事で、更に回線が混雑するという悪循環が発生します。

「パケ詰まり」が発生している場合の対処方法としては、「携帯回線」を一旦「オフ」にして、再度「オン」にする事で、解決する場合があります。

但し、回線自体が混雑している為、解決しない場合が大半になりますが、一度は試してみても良いかもしれません。

6. 繋がらない主な原因:回線が繋がらない (パケ止まり)

それでは、次に「パケ止まり」という原因についても一緒に確認していきましょう。

「パケ止まり」とは、「5Gの電波」が立っているにも関わらず、通信速度が極端に遅くなってしまう状態を指します。

5Gの電波が弱いエリアで、基地局側が無理に5G通信を継続させようとする事で発生します。

対処方法としては、「携帯回線」を一旦「オフ」にして、再度「オン」にする事で、通信状態の良い4G(フォージ)回線に繋がる場合があります。

但し、基地局側の問題でもある為、携帯会社の対応を待つしかないというが正直な所になります。

7. 各社の主要駅での回線速度比較:ドコモで大量発生!(改善傾向)

それでは、携帯各社の主要駅での実際の回線速度についても一緒に確認していきましょう。

2022年~2023年は、「パケ詰まり」がかなりの場所で発生していました。

特に「ドコモ」が酷く、混雑する池袋駅・新宿駅・渋谷駅ではほとんど繋がらなかった記憶しかありません。

こちらに表示されている2023年8月と2024年3月の調査比較では、かなり改善してきています。

8. 繋がらない主な原因:③「端末の不具合」

それでは、3番目にあった「端末の不具合」について、もう少し詳しく確認していきましょう。

スマホをしばらく使っていると「処理できなかったプログラムやデータ」がメモリー内に蓄積し、スマホの処理を遅らせる傾向があります。

結果として、「電波」が繋がらなかったり、「画面」が表示されないという症状が出る場合があります。

対処方法としては、「携帯回線」を一旦「オフ」にして、数秒後に再度「オン」にする事で改善する場合があります。

暫く再起動をしていない場合には、端末を再起動する事で改善する場合があります。

「再起動」は、メモリー内に一時的に保存されていたデータ(処理できなかったプログラムやデータ)も消す事が出来るため、非常に効果的な操作になります。

月に1回は、最低でも「再起動」をする事をお勧め致します。

9. 繋がらない主な原因:④「SIMの接触不良」

それでは、4番目にあった「SIMの接触不良」について、もう少し詳しく確認していきましょう。

スマホは長く使っていると「SIMカード」の表面部分に目に見えないほこりやゴミが付着し、「そのほこりやゴミ」が接触不良を起こす場合があります。

対処方法としては、「クリーニングクロス」で「接触部分」を掃除する事で、接触不良が改善する場合があります。

実際に、「携帯回線に繋がらない」という方の「SIMカード」を綺麗に掃除する事で「携帯回線」に繋がるようになった例も意外とありますので、一度は試してみたい対処方法になります。

<2>繋がらない時に行うべき3つの操作方法

それでは、次に「繋がらない時に、実際に行うべき3つの操作方法」について一緒に確認していきましょう。

①「携帯回線」の「オン」「オフ」

まず、一つ目は、Androidスマホの「携帯回線」の「オン」「オフ」の操作方法になります。

iPhoneの方は、目次から適宜スキップしてください。

1.「携帯回線」の「オン」「オフ」(Androidの場合):「設定」から行う

まずは、「設定」から「携帯回線」を「オン」「オフ」に切り替える方法について一緒に確認していきましょう。

まずは、端末内より①の「設定」アプリを探して、タップします。

「設定」の詳細画面が表示されますので、②の「ネットワークとインターネット」をタップします。

「ネットワークとインターネット」の詳細画面が表示されますので、③の「インターネット」をタップします。

「インターネット」の詳細画面が表示されますので、画面の右上にある④の「リフレッシュボタン」をタップします。

「携帯回線への接続」はもちろんですが、もし、「Wi-Fi」にも接続している場合には「Wi-Fiへの接続」も一旦オフにされ、「再接続」が行われます。

2.「携帯回線」の「オン」「オフ」(Androidの場合):「設定パネル」から行う

それでは、次に、「クイック設定パネル」にある「機内モード」を利用して、「携帯回線」の「オン」「オフ」を切り替える方法について一緒に確認していきましょう。

画面の右上から画面中央に向けて、①のように指で下にスワイプします。

「クイック設定パネル」が表示されますので、②の「機内モード」をタップして、「機内モード」を「オン」にします。

「機内モード」が「オン」になると、「携帯回線への接続」及び「Wi-Fiへの接続」が「オフ」になり、画面の上部に「飛行機のマーク」が表示されます。

再度、③の「機内モード」をタップすると、「機内モード」が「オフ」になり、「携帯回線への接続」及び「Wi-Fiへの接続」が開始されます。

このように「機内モード」を活用する事で、簡単に「携帯回線」の「オン」「オフ」を切り替える事ができます。

①「携帯回線」の「オン」「オフ」(iPhone)

それでは、次に「iPhone」で「携帯回線」の「オン」「オフ」する方法について一緒に確認していきましょう。

Androidスマホの方は、適宜、目次からスキップしてください。

1.「携帯回線」の「オン」「オフ」(iPhoneの場合):「設定」から行う

まずは、「設定」から「携帯回線」を「オン」「オフ」に切り替える方法について一緒に確認していきましょう。

まずは、端末内より①の「設定」アプリを探して、タップします。

「設定」の詳細画面が表示されますので、②の「機内モード」をタップして、「機内モード」を「オン」にします。

「機内モード」が「オン」になると、画面上部に「飛行機のマーク」が表示され、同時に「携帯回線への接続」及び「Wi-Fi回線への接続」が「切断」されます。

再度③の「機内モード」をタップして、「機内モード」を「オフ」にすると、画面上部の「飛行機マーク」が消え、「携帯回線への接続」及び「Wi-Fi回線への接続」が開始されます。

2.「携帯回線」の「オン」「オフ」(iPhoneの場合):「コントロールセンター」

それでは、次に、「コントロールセンター」にある「機内モード」を利用して、「携帯回線」の「オン」「オフ」を切り替える方法について一緒に確認していきましょう。

画面の右上から画面中央に向けて、①のように指で下にスワイプします。

「コントロールセンター」が表示されますので、②の「機内モード」をタップして、「機内モード」を「オン」にします。

「機内モード」が「オン」になると、「携帯回線への接続」及び「Wi-Fiへの接続」が「オフ」になり、画面の上部に「飛行機のマーク」が表示されます。

再度、③の「機内モード」をタップすると、「機内モード」が「オフ」になり、「携帯回線への接続」及び「Wi-Fiへの接続」が開始されます。

このように「機内モード」を活用する事で、簡単に「携帯回線」の「オン」「オフ」を切り替える事ができます。

②「端末の再起動」(Android)

それでは、次に、Androidスマホで「端末の再起動」をする方法について一緒に確認していきましょう。

1.「端末の再起動」(Androidの場合):①「再起動」をする方法

「端末の再起動」をする場合には、①のように「電源ボタン」を「長押し」し、「電源メニュー」が表示されたら、②の「再起動」をタップします。

「機種」によって「電源ボタン」の位置が異なる場合がありますので、適宜ご対応ください。

2.「端末の再起動」(Androidの場合):②「強制再起動」をする方法

何からの問題で、スマホが固まってしまった場合に利用するのが、「強制再起動」になります。

「強制再起動」する場合には、一般的なAndroidスマホでは、「電源ボタン」を15秒から30秒程度、押し続けると「強制再起動」が始まります。

「機種」によって異なりますので、正確に知りたい方は、「強制再起動(スペース)機種名」で検索してください。

3.「端末の再起動」(Androidの場合):③「電源ボタン」が反応しない場合

それでは、次に「Androidスマホ」で「電源ボタン」が押せない、反応しない場合の対処方法についても一緒に確認していきましょう。

まずは、端末内より①の「設定」アプリを探してタップします。

「設定」の詳細画面が表示されますので、②のように画面を上にスライドし、③の「ユーザー補助」をタップします。

「ユーザー補助」の詳細画面が表示されますので、④のように画面を上にスライドします。

「ユーザー補助機能メニュー」という項目が確認できるかと思いますので、⑤の「ユーザー補助機能メニュー」をタップします。

「ユーザー補助機能メニュー」の詳細画面が表示されますので、「ユーザー補助機能メニューショートカット」の右側にある⑥の「ボタン」をタップします。

「ユーザー補助機能メニューにデバイスのフルコントロールを許可しますか?」という画面が表示されますので、⑦のように画面を上にスライドし、⑧の「許可」をタップします。

「ユーザー補助機能ボタンで開く」という画面が表示され、同時に⑨の「緑色のメニューボタン」が表示されます。

「緑色のメニューボタン」をタップすると、各ボタンが一覧で表示されますので、⑩の「電源」をタップする事で、スマホの「電源」を切る事ができます。

また、「緑色のメニューボタン」は指でスライドさせる事で移動する事ができますので、好きな位置に配置する事もできます。

不要な場合には、先程の「ユーザー補助機能メニューショートカット」を「オフ」にする事で、簡単に消す事ができます。

②「端末の再起動」(iPhone)

それでは、次に、iPhoneで「端末の再起動」をする方法について一緒に確認していきましょう。

1.「端末の再起動(厳密には電源OFF)」(iPhoneの場合)

iPhoneの再起動は、機種ごとに異なります。

iPhone10以降は、「音量調整ボタンの下」と「サイドボタン」を長押します。

iPhone SEは、「サイドボタン」を長押します。

画面上に「電源メニュー」が表示されますので、「電源ボタン」を左から右にスライドする事で「電源」を切る事ができます。

2.「端末の再起動」(iPhoneの場合):固まった・反応しない場合の対処方法

「iPhoneが固まってしまった」「iPhoneが反応しない」等で、iPhoneを強制的に再起動する場合には、少し特殊な手順が必要になります。

こちらの手順に従って実施してください。

③「SIMカード」のクリーニング(AndroidとiPhone共通)

それでは、最後に「SIMカード」のクリーニングについて一緒に確認していきましょう。

1.「SIMカード」の抜き差しの注意点

SIMカードをクリーニングするには、「SIMカード」を取り出す必要があります。

取り出し方は、「専用のピン(SIMピン)」を「SIMトレイ」の穴に差し込んで、強く押す事で、「SIMトレイ」を押し出す事ができます。

「SIMピン」が見つからない場合には、クリップで代用する事ができます。

「SIMカード」を「SIMトレイ」に戻す場合も、「SIMカード」の表と裏を間違えないように注意しましょう。

また、SIMカードの接続部分には手を触れないように注意しましょう。

加えて、「SIMカード」が「SIMトレイ」にきっちりとはまっていることを確認するようにしましょう。

以上で「繋がらない原因はこれ!パケ詰まり・パケ止まり等が発生する要因と対処方法」についての説明を終了致します。

宜しければ「チャンネル登録」をお願い致します。

また、「有料メンバーシップ」にてコンビニで印刷できるテキストの提供も行っております。

ご静聴、ありがとうございました。


「【必ずチェック】知らないと危ない!使う前にチェックすべき「通信関連」の4項目」もご参照ください。


「【誰も教えてくれない】絶対に知っておくべき「サイレントモード」と「マナーモード」の決定的な3つの違い」もご参照ください。


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【Googleフォト】基本操作やバックアップ時の注意、最新機能をしっかり解説

今回はGoogleフォトの使い方について基本から応用まで広く共有させていただきます。

ぜひ操作に困った時などいつでもご確認いただけるよう高評価やチャンネル登録いただけますと幸いです。

<動画内容>
1. Googleフォトの仕組み、概要
2. 自動バックアップや画質
3. 基本操作や画面の見方
4. 削除や注意点
5. デバイス上から削除する方法
6. アルバム作成
7. 星アイコンはお気に入り
8. アーカイブに移動する
9. 写真を完全に隠す:ロックされたフォルダ
10.「デバイス上」の仕様について
11. 書類/ドキュメント/メモを管理する
12. 写真や動画の編集
13. コラージュ
14. ハイライト動画
15. シネマティックフォト
16. アニメーション
17. セブンイレブンで写真をプリントする
18. Googleレンズ
19. 写真を待ち受け画面/壁紙に設定する
20. フォト一覧画面上部の表示を非表示にする
21. 自動バックアップ、画質の設定を変更する
22. バックアップすると写真のデータサイズや画質はどう変わるか
23. データ通信量が大きくなりやすい
24. 自動バックアップをオフにしての運用
25. 本体に写真を残してバックアップだけ削除する

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:34分31秒)


いつもご視聴ありがとうございますスマホのコンシェルジュです。

今回はGoogleフォトの使い方について基本から応用まで広く共有させていただきます。

ぜひ操作に困った時などいつでもご確認いただけるよう高評価や「チャンネル登録」をいただけますと幸いです。

スマホのコンシェルジュでは、豊富な指導実績をもとに、スマートフォンの使い方に関する動画を制作・配信しております。

300本以上の動画教材を無料開放しておりますので、ぜひお役立てください。

それでは今回もよろしくお願いします。

【目次】
1.Googleフォトの仕組み、概要
2.「自動バックアップや画質
3.基本操作や画面の見方
4.削除や注意点
5.デバイス上から削除する方法
6.アルバム作成
7.星アイコンはお気に入り
8.アーカイブに移動する
9.写真を完全に隠す:ロックされたフォルダ
10.「デバイス上」の仕様について
11.書類/ドキュメント/メモを管理する
12.写真や動画の編集
13.コラージュ
14.ハイライト動画
15.シネマティックフォト
16.アニメーション
17.セブンイレブンで写真をプリントする
18.Googleレンズ
19.写真を待ち受け画面/壁紙に設定する
20.フォト一覧画面上部の表示を非表示にする
21.自動バックアップ、画質の設定を変更する
22.バックアップすると写真のデータサイズや画質はどう変わるか
23.データ通信量が大きくなりやすい
24.自動バックアップをオフにしての運用
25.本体に写真を残してバックアップだけ削除する

1. Googleフォトの仕組み、概要

Google フォトはGoogleが開発している写真動画の管理サービスで、Googleアカウントさえあれば、スマホアプリやパソコンのWebブラウザから誰でも利用可能です。

Googleフォト最大の利点、かつ理解に難儀するポイントとして、写真をインターネット上に保管するいわゆるクラウドストレージという仕組みをとっていることが挙げられます。

スマホで写真を撮影すると当然そのスマホ本体に写真が保存されていきますが、Googleフォトを使っている場合、それと同時にその写真データのコピーがインターネット上にある利用者専用のGoogleフォト倉庫にも同時に保存されるようになります。

これにより、本体の故障などにより原本が失われてもクラウド上に写真が残る、いわゆるバックアップとして機能するだけでなく、インターネット接続があり、自身のGoogleアカウントにログインさえできれば、別のスマホやパソコンからアルバムにアクセスできるので、例えば出先で撮影した写真が何もせずともすぐに自分のパソコンで見れる、そしてそれを資料に添付する、といったことも容易にできるようになります。

また本体の写真だけを削除してスマホのストレージを節約できたりと、大きなメリットがあります。

ただ後ほどまた詳しく確認しますが、Googleフォト上で写真を削除するとデバイス本体にある写真もろとも削除されてしまうというかなり乱暴な仕様になっている点やバックアップはGmail、Googleドライブと合わせて15GBまでという制限がある点、ネット上に写真を置くので、使用に際してデータ通信が大きくなりがちといったデメリットも存在します。

Googleフォトの機能をフルに活かしていく場合はWi-Fi環境は必須とお考えください。

これらはバックアップをオフにすることで解消しますので、そうした運用についても後ほど見てみたいと思います。

2. 自動バックアップや画質

すでにご使用の方はもうあまり覚えていないかもしれませんが。バックアップするかどうかやその時の画質設定は、Googleフォトの初期設定時に選択しています。

こちらがまず初めに聞かれる自動的にバックアップしていくかどうかの設定で、ここで「しない」の方を選んだ場合はこのスマホの写真が自動的にインターネット上にアップロードされていくことはなくなりますが、バックアップしたい写真を選んで手動でバックアップしていくこと自体は可能です。

ひとまず当動画ではオンの状態で進めていきます。

バックアップ時の画質に関しては、Google フォトにバックアップできる容量は15 GBまでという制限がありますのでより多くの枚数をバックアップできるよう多少画質を落としてでも写真のデータを小さくしてバックアップするか、もしくは原本そのままのデータサイズでバックアップするのかを決定します。

単純計算で保存できる枚数が3-4倍ほど変わってきますので、当動画では保存容量の節約画質を選択した状態にしておきます。

ここを意図せず元の画質になっている方もいらっしゃるかもしれませんので、後ほど設定から確認してみます。

また、ここのスイッチはどんな状況でもモバイルデータ通信を使用して即座にバックアップするか、Wi-Fiに接続したときにだけバックアップを行うかのスイッチです。

モバイルデータ通信を大量に使用されるのは困るので、基本的にオフにしておきます。

これらの設定はいつでも変更可能です。

3. 基本操作や画面の見方

アプリの画面構成を簡単に確認しておきます。

まず1番初めの画面、これがフォト一覧画面で、撮影した写真がずらっと並びます。

上部にはGoogle フォトが自動的になにかテーマに沿ってまとめたアルバムのようなものが表示されることがありますが、結構縦幅も大きく不要と感じる方もいらっしゃるかと思います。

設定からオフにできますので後ほど確認します。

写真を撮ると、新しい写真は1番上に表示されます。モバイルデータ通信でのバックアップをオンにしている場合はすぐにバックアップ、Wi-Fiのみに設定している場合はWi-Fiに接続された段階で自動的にアップロードが始まります。

この一覧画面からはバックアップされている状態なのかどうかという事はぱっと見ではわかりません。

特に強く意識する必要はありませんがこのフォト一覧画面と言うのはバックアップされている写真やスマホの中にだけある写真など全て一緒くたに表示しています。

ボタン、アイコン類の配置はかなりオーソドックスで、右上にはやはりプロフィールアイコンがあり、バックアップ設定を始めとして結構重要なものが格納されています。

画面下には4つのボタンが配置されていて、1番左が基本となるフォト一覧、自動生成されたアルバムなどが表示される思い出タブ、写真を細かく整理して表示するコレクションボタン、写真を検索するボタンとなっています。

ここのタブの並びやボタンの名称はちょくちょく変更があり、最近までライブラリというボタンでした。

アップデートの状況によってはまだその名称のボタンである方もいらっしゃるかと思います。

4. 削除や注意点

それでは写真の整理方法についてみていきます。

まず重要な削除に関してです。

このゴミ箱のアイコンで写真が削除されます。ただしこの段階ではまだ完全に消去されておらず、一旦写真はゴミ箱に移動します。

ゴミ箱はこのコレクションタブ内にあります。

ここの中身は放っておいても最短30日後に順次消去されていきますが、すぐに消去したい場合はここでさらに削除すると完全に消去となります。

誤ってゴミ箱に入れてしまった、という場合はここで「復元」をタップすれば元に戻ります。

Googleフォトでの削除の仕様について大変多くの方が困惑するポイントとして、Googleフォトアプリ上で今のように削除を行うと、バックアップだけでなくデバイス内の原本ごと削除されます。

本体にも保存してあるからGoogleフォトのものは削除しても大丈夫、とはならない点はご注意ください。

イメージとしてはGoogle フォトはこのフォト一覧がユーザのすべての写真を1元管理する場所となるよう設計していて、ここで削除したものはデバイス内にあってはならないと考えているようです。

5. デバイス上から削除する方法

逆にバックアップを残してデバイス内からだけ削除するのは容易になっていて、3点アイコン内のメニューデバイスから削除をタップするとバックアップを残したまま本体側の写真のみを削除することが可能です。

ストレージ空けたい時にこのような操作を行います。

6. アルバム作成

削除以外の写真の整理について確認していきます。

まずアルバムの作成です。

写真を〇〇旅行、といったくくりでまとめておくことができます。

いくつかやり方ありますが、右上のプラスボタン、スマホにおいては何かを追加したり新規作成したりするイメージのボタンですが、こちらの中にアルバムの作成が格納されています。このアルバムのタイトルと説明を入力して、この「写真の選択」からアルバムに追加する写真を選んで追加とするとアルバムが完成です。

作成したアルバムはコレクションタブ内のアルバム欄に表示されます。

写真を追加したい場合はこのボタン、右上の3点アイコンにいくつかメニューがありアルバムを丸ごと削除したり、編集とタップするとアルバムから個別に写真を削除可能です。

なおこうしてアルバムにまとめた写真はあくまでフォト一覧から抜き出して見ているだけなのでアルバム上から削除したりアルバム自体を削除してもGoogleフォトから写真自体が削除されるわけではありません。

あくまでこのアルバムのくくりでは表示しなくなるだけという仕様です。

7. 星アイコンはお気に入り

全画面表示の際、右上に星のアイコンがありますが、やはりこれはGoogleフォトでも「お気に入り」を表します。

タップすると星が白く点灯します。

フォト一覧でもお気に入りをつけたことは一目で分かるようになります。

こうしてお気に入りとしたアイテムはどこかでそれを一覧で見れる場所があるはずです。

眺めてみるとやはりコレクションタブのこちらにお気に入り欄があり、一覧で表示されます。

見当たらない場合は下にスクロールするとこちらにも用意されています。

よく閲覧する写真など、自分なりのルールで星をつけてみてください。

8. アーカイブに移動する

写真の詳細画面にてアーカイブというボタンがあります。

このアーカイブ機能はGmailにも似たようなものがありますが、削除はしたくないけれども一覧画面からは非表示にしたいと言う微妙な立ち位置のアイテムを管理するための機能です。

アーカイブをタップするとフォト一覧からはこの写真が非表示となります。

やはりコレクションタブにアーカイブしたアイテム専用の場所がありますのでこちらからまとめて閲覧、アーカイブを解除することも可能です。

メモとして作成したものなど、フォト一覧を閲覧する際に邪魔になりそうなものを入れておくなどの運用が考えられます。

9. 写真を完全に隠す:ロックされたフォルダ

写真を完全に人目につかないように管理できるのがこのロックされたフォルダです。

このボタンから移動できます。

フォルダ自体はやはりコレクションタブに設置されていますが中を覗くにはスマホのロック解除を求められます。

また以前はこの「ロックされたフォルダ」はバックアップ対象からも外れる仕様となっていました。

つまりこのデバイスを紛失してしまった場合は写真にもアクセスできなくなってしまいましたが、今はロックされたフォルダ内にスイッチがあり、バックアップするかどうか選べるようになっています。

ちなみにフォルダ内はスクリーンショットに撮ることもできませんでした。

Googleフォトではある程度写真の種類によって自動的に整理されている場合があります。

コレクションタブの下の欄では、例えばスクリーンショットや動画は自動的に通常の写真と区別され専用の場所が設けられています。

10.「デバイス上」の仕様について

またこのデバイス上、という項目はバックアップの有無に関わらず、スマホ内に保存してあるデータを表示します。

フォト一覧はバックアップされているものされていないもの、デバイス上にあるものないもの一緒くたに表示するのと異なり、ここはデバイスに存在するデータのみの表示場所です。

中身はこのようになっていて、カメラで撮影したものはカメラ、ラインで送られてきた画像はライン、ダウンロードしたものはダウンロードとその画像の入手経路ごとに分けて表示されています。

スマホの内部的なフォルダ構造に依存しますので人によって区分や名称が異なる場合があります。

それぞれのフォルダを開くと、上部にバックアップのスイッチが設置されていて、フォルダごとにバックアップするしないが選べるようになっています。

(Androidのみ)。例えばスクリーンショットは特に別のデバイスで参照したりする必要もないのでこのデバイス上にだけあれば良く、特にバックアップするほど重要でもないという場合にはスイッチを切っておきます。

一点、ここのルールは少し特殊で、このバックアップのスイッチをオフにした場合、これ以降ここに属する写真はバックアップされなくなるのと同時にフォト一覧にも表示されなくなります。

ラインなどのメッセージアプリで送られてきて保存した画像がGoogleフォトのフォト一覧に出てこない、という場合はここのスイッチがオフになっている可能性がありますので、いちど確認してみてください。

11. 書類/ドキュメント/メモを管理する

コレクションタブには新しく「ドキュメント」という欄も登場しました。

スマホのカメラ機能は景色を撮ったり記念撮影を行ったりするというよりはメモとして活用する場面も多いかと思います。

そうした目的で撮られたであろう写真やスクリーンショットを自動的に選別してジャンルごとに分けて表示されています。

レシピを撮影した写真はレシピ欄に、名刺を撮影した写真はID欄に、という具合に整理されています。

ただこのジャンル分けはまだまだ精度が甘く、それぞれ検討はずれな場所に格納されてしまっているものが多い印象です。

例えばここのイベント情報という項目を見てみると電車の乗り換えメモが表示されていたりしました。

ドキュメント欄では写真の左上に値札タグのアイコンが出てきます。

いわゆるタグ付けなどと呼ばれる機能で、この画像に対して今はスクリーンショット、イベント情報であることを示すタグ、付箋が貼られているというイメージです。

ここをタップしてカテゴリーを変更と進むと、タグを付け直して格納場所を変更できます。

それぞれの場所には30日後にアーカイブというスイッチも配置されています。

前述の通り、「削除はしないがフォト一覧にも表示しないようにする」というのがアーカイブ機能です。

しばらく閲覧しないメモはフォト一覧から非表示にしたい、という場合に自動的にそれを行なってくれるということになります。

アーカイブされた後も引き続きここには表示されるようです。

12. 写真や動画の編集

写真や動画の編集についても簡単にどんなことができるのかチェックしておきます。

全画面表示時のここに編集アイコンがあります。

写真編集画面はここで機能を切り替えて、ここで詳細を設定する、といった構成になっています。

先頭に出てくる「候補」では、Googleフォトからおすすめの編集としてマッチする色味の補正がいくつか提示されます。

切り抜きでは画角の変更、角度の調節ができます。面白いのがここのボタンで、写真の歪みを調節したり、斜めから撮った写真を真上から撮ったふうに加工できます。台形補正とも呼ばれます。

ツールアイコンには背景をぼかして写真に奥行きをもたらすボカシや、邪魔なものを消去する話題の消しゴムマジック機能が格納されています。

調節では明るさやホワイトバランスなど細かく色味を調節します。

一般にコントラストを強めるとぱっと見綺麗に見える写真になりやすいとされますがやり過ぎは注意が必要です。

フィルタでは全体的な風合いを一括で簡単に調節できます。

マークアップはペンで書き込んだりテキストを入れたりする機能です。

動画の編集も見てみます。こちらは一部ストレージ容量の削減にも効果的なものがあります。

動画タブではまず尺を調節することができます。

動画の両端を掴んで不要な部分を切り取る、トリミングができます。

なお残念ながらこの機能では動画の間部分を切り取ることはできません。

動画をトリミングするとやはりその分尺が短くなりますので、データサイズが縮小されます。

フレーム画像をエクスポート、とすると今表示されているこの部分を画像として保存します。

このアイコンをタップすると音声が消去されます。

これは手ぶれ補正のアイコンで、タップすると動画の揺れが軽減されます。処理にかなりの時間がかかる場合があります。また処理に際して画角が狭くなります。

切り抜きタブでは、動画の角度の調節、画角の調節を行います。不要なものが写っていたり、被写体にもっと寄りたい時に使います。

また尺をトリミングで調節した時と同様、画角を削るとその分引き伸ばされ画質は劣化しますがデータサイズは小さくなります。

写真に比べて動画データははるかにストレージの圧迫要因になりますので、整理する際は削除の前にぜひこれらを試してみてください。

調節では明るさやコントラストを調節します。

効果タブには様々な特集効果フィルターが用意されています。

フィルターも写真編集と同様に色味に一定の雰囲気を加えます。

マークアップでは動画にペンでの書き込みや文字入れができます。

表示時間のコントロールはできず、書き込んだものはずっと表示され続けます。

この動画は尺を4秒ほど削り、画角も多少削りましたが、それにより41MBだったデータサイズは23MBと半分くらいのサイズに削減されました。

13. コラージュ

ここのプラスボタンにはアルバム作成のほかにもいくつか機能が格納されています。

コラージュはこうして複数の写真を並べて一枚の画像にする機能です。

14. ハイライト動画

ハイライト動画では動画や写真を複数選択してそれらを並べて一つの動画に仕上げることができます。

先ほど動画編集のところで動画の間はカットすることができないとお話ししましたがこの機能を使えばトリミングした動画同士をくっつけることで間を切り落とした動画に仕上げることができます。

15. シネマティックフォト

この「シネマティックフォト」は意外と面白く、一枚の静止画からこんな動画を作ってくれます。

分かりますでしょうか、写真に擬似的に奥行きが追加され、被写体が浮き上がったような効果がつけられました。

16. アニメーション

アニメーションでは選択した写真が高速で切り替わりながら表示されます。

パラパラ漫画のような効果を期待して使うもののようです。

写真プリントもここです。

17. セブンイレブンで写真をプリントする

こちらで登録した写真はセブンイレブンのマルチコピー機でプリントすることが可能となります。

一般的なL判サイズで一枚40円でプリントできます。

プリントを注文と進み、プリントする写真を選択します。

先ほどコラージュ機能で作成した写真を選択してみます。

完了とすすむとプレビューが表示され、

注文内容を確認後「予約番号」が発行されます。

あとはマルチコピー機でこの記号を入力すると印刷可能です。

支払いは現地のコピー機でお金を投入して行います。

この時点では全く支払いは発生しませんので、予約はしたけれど印刷しなかった、という場合でも特にペナルティが発生することはありませんのでご安心ください。

離れたところに住む親などにプリント番号を伝えて写真を送るといった活用をされている方もいらっしゃるようです。

18. Googleレンズ

GoogleフォトからGoogleレンズを起動することができます。

Googleレンズとは、写真に写っているものを検索したりテキストをコピーしたり翻訳したり、といった画像解析機能のことです。

この写真に対してレンズを当てて、写っているものを解析することができます。

19. 写真を待ち受け画面/壁紙に設定する

写真を壁紙に設定する際は詳細画面の「写真を他で使う」から進むとフォト壁紙とあり、こちらからボタンがあります。

20. フォト一覧画面上部の表示を非表示にする

冒頭でお伝えした、フォト一覧画面上部の表示を出さない設定は、右上のプロフィールアイコンから下の方の「フォトの設定」と進みます。

次の画面ではユーザー設定と進み、

思い出と進むと、思い出の種類という項目にフォトビューの上部に表示する思い出を選択します、とあります。

ここの内部にあるスイッチを切るとフォト一覧上部の表示を消去することができました。

21. 自動バックアップ、画質の設定を変更する

最後にGoogleフォトのバックアップに関するポイントや注意点に関していくつか共有させていただきます。

気持ちよく利用する上での助けとなれば幸いです。

まずはバックアップするかどうかのスイッチやバックアップ時の画質は利用中いつでも切り替えることができます。

プロフィールアイコンからバックアップの項目をタップすると設定画面が開きます。

ここで自動的にバックアップしていくかどうかはいつでも切り替えられます。

またこの画面下部にはバックアップ画質についての選択項目があります。

どうも意図せず元の画質に切り替わっている時があるようなので、チェックしてみてください。

22. バックアップすると写真のデータサイズや画質はどう変わるか

ちなみにサイズ感の目安でいうと一般的にスマホで撮影した写真は3 MBから5 MB程度になることが多いですが、それが保存容量の節約画質でバックアップ後のデータは1〜2MB程度になっていることが多いです。

これはカメラの性能、スマホの機種、撮影モードなどにも依存しますが概ねこれぐらいだと思ってください。

なので半分程度に圧縮されてしまっているわけですが、これにより見た目上何か変化がわかるかというと、結論としてはほぼ見分けがつきません。

過去にコンビニで写真にプリントまでして試したのですが、スマホ画面ではもちろん、写真にしてもなお原本と圧縮後の写真の見分けはつきませんでした。

よっぽど大きく引き伸ばすような使い方をするなら別ですが、基本的に画質の劣化は心配する必要はなさそうです。

23. データ通信量が大きくなりやすい

運用上のポイントも共有させていただきます。

ちょっとややこしい説明となるかと思いますので、聞き流していただいても構いません。

Google フォトを利用する上で見落としがちな注意点として、意外とデータの通信量が多くなるという点があります。

以前様々なアプリのデータ通信の量を調べたところGoogleフォトがなぜか特に多い、という結果になりました。

このGoogleフォトにおける大きなデータ通信は、ストレージ節約のため、バックアップ後にデバイスから元データを削除している場合に起こるようです。

写真の原本をスマホから削除した場合、それ以降Googleフォトでの写真の閲覧はインターネット上のバックアップを閲覧することになります。

つまりウェブサイトで画像を大量に閲覧しているのと似たような状況になりますので、通信が盛んに行われてしまう、という現象かと推察されます。

なので例えば頻繁に写真を閲覧するという方はデバイス内に残しておいた方が都度通信が発生せずに済むのでデータ通信を抑えやすくなります。

デバイスから削除してしまった写真は、「デバイスから削除」の項目部分が逆に「ダウンロード」になっていますのでこのボタンを使って再びデバイス上にその写真を持ってくることが可能です。

こうしてよく閲覧する写真はデバイス内に持っておくというのも運用上の小さなコツと言えそうです。

同じ事は動画データにも当てはまります。

特に動画の場合、高精細な4Kで撮影したデータは、バックアップ時にフルHDに落とされてしまい、機種によっては肉眼でわかる程度の劣化が発生する場合があります。

写真の時と同様、元データを削除した場合は以降のデータ通信が大きくなりやすく、また動画の場合は再生時の読み込みに結構時間がかかるようになります。

動画撮影を多用する方だとGoogleフォトの使い勝手がいまひとつと感じるられるかもしれません。

24. 自動バックアップをオフにしての運用

詳細画面から「今すぐバックアップ」ボタンをタップしたものだけがバックアップされるようになります。

絶対に消失しては困るもの、重要な写真や、PCなど他のデバイスで閲覧、使用したい写真だけをバックアップしていくといったことが可能となります。

動画撮影を多用される方や、無料の15GBが逼迫してきている方はこうした運用を検討してみてください。

もちろんGoogleフォトに自動ではバックアップが取られないことになりますので、端末の紛失などに備えて、定期的に外部の記憶装置にデータをバックアップするのが無難です。

25. 本体に写真を残してバックアップだけ削除する

次に、繰り返しとなってしまいますがGoogleフォトはアプリで削除を行うと本体の元データもろとも削除される仕様なので、Googleフォトのバックアップ側だけを整理するのは原則できない仕組みになっています。

ただし抜け道のような方法があります。一応Google公式でもきちんと案内されている方法です。

その方法というのがパソコンのWebブラウザからGoogleフォトにアクセスしてそこで写真を削除するという方法です。

まずスマホアプリ側でバックアップ設定をオフにして一時的に同期されないようにします。

そのあとはブラウザ側で通常通り削除操作を行うだけです。

これによりスマホ本体の写真を残してGoogleフォトのバックアップだけを削除することが可能です。

この後にバックアップ設定をオンに戻しても、削除が反映されることはありませんでした。

以上、グーグルフォトの使い方についてみてまいりました。

長くなってしまいましたが、操作に困った際などにぜひご活用いただけると嬉しく思います。

当動画は以上となります。最後までご視聴いただきありがとうございました。

気軽にコメントや「チャンネル登録」をいただけますと幸いです。

また、「メンバーシップ」にて弊社動画のテキスト版も配信しておりますので、よろしければ是非ご登録ください。

それでは、次の動画でもよろしくお願いいたします。


「【Googleマップ】基本操作から最新機能までしっかり解説」もご参照ください。


「【Gmail】基礎〜応用をしっかり!画面の見方からラベル、アーカイブも解説!キャリアメールから卒業にもおすすめ!」もご参照ください。


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【2万円の格安スマホ】AQUOS wish4とarrows We2はどっちがオススメ?

今回はエントリーモデルでお馴染みの、この2機種を比較しながらなるべく難しい用語は使わずに解説していきます。

<動画内容>
1. AQUOS wish4 vs arrows We2
2. AQUOS wish4
3. arrows We2
4. 2機種の違い
5. まとめ

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:10分41秒)


スマホの性能は最低限で十分!

そんなあなたにオススメしたい、AQUOS wishやarrows Weの最新作が今年もリリースされました。

どちらもドコモでの価格は22,000円となかなかにリーズナブルで、さらにここから割引が入れば、10,000円以下で購入することも可能です。

今回はエントリーモデルでお馴染みの、この2機種を比較しながらなるべく難しい用語は使わずに解説していきます。

スマホの買い替えを検討されている方は是非チェックしてみてください。

スマホのコンシェルジュのYouTubeチャンネルでは、スマホやパソコンの使い方を学べる動画をやさしく丁寧に解説しております。

よろしければ「チャンネル登録」をお願い致します。

それでは早速やっていきましょう。

概要欄に目次も配置しておりますので、適宜チェックしたい箇所を選んでご視聴いただくことも可能です。

【目次】
1.AQUOS wish4 vs arrows We2
2.AQUOS wish4
3.arrows We2
4.2機種の違い
5.まとめ

1. AQUOS wish4 vs arrows We2

結論からお伝えすると、バッテリー持ちや画面サイズが気に入ればAQUOS wish 4、長く安心し使いたいという点ではarrows We 2に軍配が上がる気がします。

どちらも物理的に大きくなってしまったので、「仕事用のサブ機として持ち運びに便利なコンパクトスマホがほしい」というニーズには応えてくれなくなりました。

それでは各機種の特徴を簡単に見ていきましょう。

2. AQUOS wish4

最大の特徴にして今回の大きな試みは、今までの機種と比べて格段に大型化したことです。

画面のように、今までのAQUOS wishシリーズと比べると、差は歴然です。

これはiPhoneシリーズの中で最も大きい「Pro Maxシリーズ」と比べても、大きなサイズ感となっています。

当然、これにケースを装着するわけで、もはやポケットには収まりきらないサイズ感です。

もちろん、サイズアップの分だけ重量も増えています。ケースやフィルムを合わせれば200gを超える重量になるので、それなりに重く感じると思います。

画面の滑らかは90Hzにアップしていて、動画コンテンツだけでなく、SNSやニュースサイトなどあらゆる視聴体験を向上させてくれます。

しかし、その分バッテリー消費もあがりますので、この機能が不要だと感じたら、本体設定から「AQUOSトリック」を開いて、なめらかハイスピードの項目へと進み、適宜設定をオフにしていきましょう。

通常は機能のオンオフしかできませんが、AQUOSの場合は、アプリごとに画面の滑らかさを切り替えることもできます。

画面自体は液晶ディスプレイとなっているので、有機ELほど高精細ではありませんし、画面輝度もそこまで高くありません。

なので、日光の下で写真撮影してその場で確認とか、地図アプリを確認しながらルート案内とかは、あまり得意ではありません。

保存できるデータの容量は前作から変わらず64GBで、スマホ歴がある程度長くなってきた方にとっては少し物足りなさを感じるかもしれません。

長期サポートが目玉として挙げられており、OSのバージョンアップ2回、セキュリティサポート3年と、3年半程度での買い替えサイクルでも安心してお使い頂けます。

バッテリー性能やカメラ性能など、全体的なスペックは順当に進化しています。

その他にも、迷惑電話防止機能が搭載されていたり、生体認証も顔・指紋の両方に対応していて、セキュリティ面の機能も充実しています。

ここらへんは主な購入層を、強く意識して開発されていると見受けられます。

大きなサイズ感を受け入れられる場合には、メインスマホとしての運用も充分に果たしてくれます。

しかし、動画視聴用のサブとしては、昨今のミドルレンジ以上はディスプレイも大きく有機ELディスプレイにも対応しているので、わざわざダウングレードしてまで動画専用機として運用させるかは疑問が残ります。

現時点での取り扱いキャリアは、docomo、Rakuten Mobile、Y!mobileです。

3. arrows We2

arrowsシリーズの特筆すべき点としては、新生FCNTとして発売する一発目の機種であるところです。

FCNTは、「arrows」や「らくらくスマホ」シリーズを提供するメーカーですが、2023年5月に民事再生法の適用を申請し、同年9月に中国のパソコン大手レノボ・グループの傘下に入りました。

こちらも前作のモデルから少しサイズアップして6.1inchとなっており、wish 4とは違い、王道なサイズ感となっています。

ちなみに、Plusと名前の付いたシリーズは中価格のスマホになっていて、今回紹介する機種とは別のスマホです。

保存できるデータの容量は前作から変わらず64GBで、スマホ歴がある程度長くなってきた方にとっては少し物足りなさを感じるかもしれません。

ちなみにSIMフリー版は、倍の容量の128GBも展開されていますが、当然価格も上がります。

長期サポートも目玉の1つで、OSのサポートが最大2回、セキュリティサポートが最大4年となっています。

バッテリーも4年間の使用に耐えうる設計が施されていて、セキュリティサポートも含めた上で4年~5年での機種変更を意識した設計となっています。

カメラ性能やバッテリー性能など、全体的なスペックは順当に進化しています。

セキュリティ面では、迷惑電話対策機能が搭載されていたり、生体認証も顔と指紋の両方に対応しているなど、基本的な機能がバッチリと備わっています。

本機種で復活した「Exlider(エクスライダー)」ですが、ガジェット好きの心はくすぐるものの、arrows Weをメイン機種として利用する層にどれくらい受け入れられるかは少々疑問が残ります。

全体的には、メインスマホとしてもサブスマホとしても活躍してくれる誰にでも使いやすそうな印象を受けます。

さらにサポート期間も長く保証されているので、22,000円で買えるスマホとしてはハイレベルにまとめられていると感じます。

現時点で発表されている取り扱いキャリアは、docomo、au、UQモバイルです。

4. 2機種の違い

似たような2機種ではありますが、最大の違いは搭載されているチップ(SoC)です。

AQUOS wish4に搭載されているのは、前作から変わらずでDimensity 700。

低価格スマホでは割と定番のチップです。

ここに大幅なバッテリー容量の増加が施されているので、バッテリー持ちという観点ではかなりの恩恵があるのではないでしょうか。

一方、arrows We2に搭載されているのはDimensity 7025で、中価格帯のスマホに搭載されているチップと同等に近い性能を持っています。

しかし、操作中に実感する動作の軽快さはディスプレイの性能にもよるので、一概に中価格帯の動作感と一緒であると断言することはできません。

どちらもストレージ容量の一部を仮想のメモリとして使うことで、全体的なパフォーマンスを向上・安定させることができます。

そういった意味でも、ある程度のストレージ管理能力は求められるかもしれません。

5. まとめ

チップの性能と全体的なスペックをしっかりと上げてアップデートサポートの保証期間もハイレベルにまとまった「arrows We2」と、実際の操作中に実感できる部分(リフレッシュレート、仮想メモリ、電池持ち)で強化を行い、大画面とバッテリー性能を重視した「AQUOS wish4」。

強いこだわりがなければ「arrows We2」、大画面とバッテリー性能を重視するなら「AQUOS wish4」がオススメできるのではないでしょうか。

どちらも、スマホの使用範囲がそこまで大きくない方にとっては、必要十分の性能に仕上がっていると思います。

バッテリー持ちや画面サイズが気に入ればAQUOS wish4、受けの広さではarrows We2に軍配が上がる気がします。

今回の動画はこちらで以上です。

最後までご視聴いただきありがとうございます。

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それでは、また次の動画でもよろしくお願いいたします。


「【Pixel9/9Pro/XL/Fold】Google製Androidが今年も登場!なんと一挙に4機種も!」もご参照ください。


「【SIMカード】機種変更/乗換時の取り扱い方やeSIMについて」もご参照ください。


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<講義動画作成ポイント>
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【原因はここ】スマホからの情報流出を防ぐ!今すぐチェックすべき4項目

今回は、「スマホからの情報流出を防ぐ!今すぐチェックすべき4項目」について説明して参ります。

スマホから個人情報が流出したという最近の事例を確認すると、偽の「Playストア」からアプリを誤ってインストールし、マルウェアに感染したことで、情報が流出したという事例が報告されています。

この点も踏まえ、今回は、スマホから「個人情報が流出しない設定になっているか」「怪しいアプリはないか」を一緒に確認していきましょう。

<動画内容>
1. スマホから「個人情報」が流出する主な原因
2. スマホから「個人情報」が流出した最近のニュース

<1>スマホで今すぐチェックすべき4項目(AndroidとiPhone)
1.「Android端末」で今すぐチェックすべき4つの項目
2.「iPhone」で今すぐチェックすべき4つの項目

<2>「Android端末」で4つの項目をチェックする!
①「特別なアプリアクセス」をチェック
1. ①「特別なアプリアクセス」のチェック
2. ①「特別なアプリアクセス」のチェック:チェックすべき7つの項目
3. ①「特別なアプリアクセス」のチェック:①「すべてのファイルへのアクセス」
4. ①「特別なアプリアクセス」のチェック:②「デバイス管理アプリ」
5. ①「特別なアプリアクセス」のチェック:③システム設定の変更
6. ①「特別なアプリアクセス」のチェック:④不明なアプリのインストール
7. ①「特別なアプリアクセス」のチェック:⑤Wi-Fiの管理
8. ①「特別なアプリアクセス」のチェック:⑥画面をオンにする
9. ①「特別なアプリアクセス」のチェック:⑦NFC経由での起動

②「カメラ」「マイク」「位置情報」「連絡先」等のアクセス許可をチェック
1. ②「カメラ」「マイク」「位置情報」「連絡先」等の権限チェック
2. ②「カメラ」「マイク」「位置情報」「連絡先」等の権限チェック:「カメラ」
3. ②「カメラ」「マイク」「位置情報」「連絡先」等の権限チェック:「マイク」等
4. ②「カメラ」「マイク」「位置情報」「連絡先」等の権限チェック:「連絡先」

③「システムの状態」をチェック
1. ③「システム」の状態をチェック

④「Googleプレイストア」でアプリをチェック
1. ④「Googleプレイストア」でのアプリのチェックと更新

<3>「iPhone」で4つの項目をチェックする!
①「位置情報サービス」「トラッキング」をチェック
1. ①「位置情報サービス」「トラッキング」をチェック:「位置情報サービス」
2. ①「位置情報サービス」「トラッキング」をチェック:「トラッキング」

②「連絡先」「マイク」「カメラ」「ローカルネットワーク」をチェック
1. ②「連絡先」「マイク」「カメラ」「ローカルネットワーク」をチェック:「連絡先」
2. ②「連絡先」「マイク」「カメラ」「ローカルネットワーク」をチェック:「マイク」
3. ②「連絡先」「マイク」「カメラ」「ローカルネットワーク」をチェック:「カメラ」
4. ②「連絡先」「マイク」「カメラ」「ローカルネットワーク」をチェック:「ローカル」

③「ソフトウェアアップデート」をチェック
1. ③「ソフトウェアアップデート」をチェック

④「App Store」でアプリをチェック
1. ④「App Store」でアプリをチェック

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:23分43秒)


みなさんこんにちは、スマホのコンシェルジュです。

今回は、「スマホからの情報流出を防ぐ!今すぐチェックすべき4項目」について説明して参ります。

スマホから個人情報が流出したという最近の事例を確認すると、偽の「Playストア」からアプリを誤ってインストールし、マルウェアに感染したことで、情報が流出したという事例が報告されています。

この点も踏まえ、今回は、スマホから「個人情報が流出しない設定になっているか」「怪しいアプリはないか」を一緒に確認していきましょう。

スマホのコンシェルジュの「YouTubeチャンネル」では、「スマホの基本操作」から「不具合時の対処方法」「スマホとパソコンの連携」等、スマホやパソコンに関する動画を多数配信しております。

是非そちらもご参照ください。

また、是非「チャンネル登録」もお願い致します。

【目次】
1.スマホから「個人情報」が流出する主な原因
2.スマホから「個人情報」が流出した最近のニュース

<1>スマホで今すぐチェックすべき4項目(AndroidとiPhone)
1.「Android端末」で今すぐチェックすべき4つの項目
2.「iPhone」で今すぐチェックすべき4つの項目

<2>「Android端末」で4つの項目をチェックする!
①「特別なアプリアクセス」をチェック
1.①「特別なアプリアクセス」のチェック
2.①「特別なアプリアクセス」のチェック:チェックすべき7つの項目
3.①「特別なアプリアクセス」のチェック:①「すべてのファイルへのアクセス」
4.①「特別なアプリアクセス」のチェック:②「デバイス管理アプリ」
5.①「特別なアプリアクセス」のチェック:③システム設定の変更
6.①「特別なアプリアクセス」のチェック:④不明なアプリのインストール
7.①「特別なアプリアクセス」のチェック:⑤Wi-Fiの管理
8.①「特別なアプリアクセス」のチェック:⑥画面をオンにする
9.①「特別なアプリアクセス」のチェック:⑦NFC経由での起動

②「カメラ」「マイク」「位置情報」「連絡先」等のアクセス許可をチェック
1.②「カメラ」「マイク」「位置情報」「連絡先」等の権限チェック
2.②「カメラ」「マイク」「位置情報」「連絡先」等の権限チェック:「カメラ」
3.②「カメラ」「マイク」「位置情報」「連絡先」等の権限チェック:「マイク」等
4.②「カメラ」「マイク」「位置情報」「連絡先」等の権限チェック:「連絡先」

③「システムの状態」をチェック
1.④「Googleプレイストア」でアプリをチェック

④「Googleプレイストア」でアプリをチェック
1.④「Googleプレイストア」でのアプリのチェックと更新

<3>「iPhone」で4つの項目をチェックする!
①「位置情報サービス」「トラッキング」をチェック
1.①「位置情報サービス」「トラッキング」をチェック:「位置情報サービス」
2.①「位置情報サービス」「トラッキング」をチェック:「トラッキング」

②「連絡先」「マイク」「カメラ」「ローカルネットワーク」をチェック
1.②「連絡先」「マイク」「カメラ」「ローカルネットワーク」をチェック:「連絡先」
2.②「連絡先」「マイク」「カメラ」「ローカルネットワーク」をチェック:「マイク」
3.②「連絡先」「マイク」「カメラ」「ローカルネットワーク」をチェック:「カメラ」
4.②「連絡先」「マイク」「カメラ」「ローカルネットワーク」をチェック:「ローカル」

③「ソフトウェアアップデート」をチェック
1.③「ソフトウェアアップデート」をチェック

④「App Store」でアプリをチェック
1.④「App Store」でアプリをチェック

1. スマホから「個人情報」が流出する主な原因

それでは、まず初めに、スマホから個人情報が流出する主な原因について一緒に確認していきましょう。

主な原因は3つあります。

まず、一つ目は、冒頭でも説明を致しましたが、提供元が不明なアプリをPlayストア以外の場所でインストールした事が原因になります。

具体的には、表示されている広告をタップし、誘導された「偽のPlayストア」で、マルウェアが仕込まれたアプリをインストールしたことで、個人情報が流出しました。

二つ目は、アプリに対して不用意に重要な権限を許可してしまった事が原因になります。

その結果、個人情報が流出しました。

三つ目は、脆弱性のあるアプリやOSを更新せずにそのまま利用していたことが原因になります。

その結果、脆弱性がある部分を攻撃され、個人情報が流出しました。

いずれにしても、スマホから個人情報が流出した3つの原因については、「スマホの設定確認及び変更」「スマホのアップデート」をする事で、防ぐことが出来ます。

2. スマホから「個人情報」が流出した最近のニュース

最近のニュースでも、「スマホから個人情報が流出したという事例」がありますので、一緒に確認していきましょう。

一つ目は、日本ではないですが、世界113ヵ国のAndroidスマホで発生したという事例になります。

原因としては、「提供元が不明なアプリ」を「偽のPlayストア」からインストールしてしまった事が原因になります。

その結果、スマホが「マルウェア」に感染し、重要なワンタイムパスワード等が流出してしまったという事例になります。

二つ目は、こちらも日本ではないですが、「アプリの脆弱性」が原因で、3,300万人の電話番号が流出してしまったという事例になります。

一つ目については、「アプリをPlayストアからしか入手できない設定」にする事で回避する事が出来ます。

二つ目については、流出自体は避けられませんが、「アプリの更新」を素早く行う事で、2次被害・3次被害を避ける事が出来ます。

<1>スマホで今すぐチェックすべき4項目(AndroidとiPhone)

それでは、次に、スマホからの情報流出を防ぐ為に、今すぐチェックすべき4項目について、端末OS別に一緒に確認していきましょう。

1.「Android端末」で今すぐチェックすべき4つの項目

まずは、Android端末ですが、一つ目は「特別なアプリアクセス」をチェックする事で、強力なアクセス権限をアプリに誤って付与していないかを確認する事が出来ます。

二つ目は、ご存じの方も多いかもしれませんが、「カメラ」「マイク」「位置情報」へのアクセス許可をチェックする事で、各アプリに対して正しくアクセス許可が出来ているか、不明なアプリに対してアクセス許可をしていないかを確認する事が出来ます。

三つ目は、「システムの状態」をチェックする事で、「システムが最新の状態」に保たれているかを確認する事が出来ます。

四つ目は、「Googleプレイストア」でアプリをチェックする事で、アプリが最新の状態に保たれているかを確認することが出来ます。

ある程度は自動で行われますが、車にも定期検査が必要なように、スマホでも、数か月1回はこちらの4項目をチェックする事をお勧め致します。

2.「iPhone」で今すぐチェックすべき4つの項目

それでは、次にiPhoneですが、一つ目は「位置情報サービス」「トラッキング」をチェックする事で、必要以上に「位置情報」をアプリに提供していないか、アプリを跨いだ追跡を許可していないかを確認する事が出来ます。

二つ目は、「連絡先」「マイク」「カメラ」「ローカルネットワーク」をチェックする事で、各アプリに対して不用意に「カメラ」「マイク」「連絡先」「ローカルネットワーク」の使用を許可していないかを確認する事が出来ます。

三つ目は、「ソフトウェアアップデート」をチェックする事で、「システムが最新の状態」に保たれているかを確認する事が出来ます。

四つ目は、「App Store」でアプリをチェックする事で、アプリが最新の状態に保たれているかを確認することが出来ます。

ある程度は自動で行わますが、どんようなものにも定期的な検査が必要なように、スマホでも、数か月1回はこちらの4項目をチェックする事をお勧め致します。

<2>「Android端末」で4つの項目をチェックする!

まずは、「Android端末」から、4つの項目を実際にチェックしていきたいと思います。

iPhoneの方は、必要に応じて、目次から次のパートにスキップしてください。

①「特別なアプリアクセス」をチェック

まずは、一つ目の「特別なアプリアクセス」をチェックしていきましょう。

1. ①「特別なアプリアクセス」のチェック

端末内より、①の「設定」アプリを探して、タップします。

「設定」の詳細画面が表示されますので、②の「アプリ」をタップします。

「アプリ」の詳細画面が表示されますので、③のように画面を上にスライドし、④の「特別なアプリアクセス」をタップします。

2. ①「特別なアプリアクセス」のチェック:チェックすべき7つの項目

「特別なアプリアクセス」の詳細画面が表示されますので、こちらの7つの項目について一緒に確認していきましょう。

こちらの7つの項目は「許可」すべきかを十分に考慮すべき項目になります。

順番に確認していきましょう。

3. ①「特別なアプリアクセス」のチェック:①「すべてのファイルへのアクセス」

まず、一つ目は「すべてのファイルへのアクセス」になります。

許可している場合には、端末内に保存しているすべてのファイルにアクセスする事が出来るアプリになります。

許可しても良い具体的なアプリは、ファイルを管理する「Files by Google」、楽天ドライブ等のオンラインストレージアプリがあります。

その他、Google関連のアプリで、データを復元するアプリ、車の運転時に利用する「Android Auto」があります。

また、トップ画面等を変更する「Launcher」アプリをインストールしている場合には、必要に応じて許可する必要があります。

その他、怪しいアプリがないかも同時にご確認ください。

4. ①「特別なアプリアクセス」のチェック:②「デバイス管理アプリ」

二つ目は「デバイス管理アプリ」になります。

「デバイス管理アプリ」は、強力な権限になりますので、初心者の方は「デバイスを探す」のみ「オン」にする事をお勧め致します。

また、「修理モード」については、修理に出す場合に使用しますので、その際には必要に応じて「オン」にしましょう。

但し、バックアップ等が必要になりますので、「オン」にする場合には十分にご注意ください。

その他、怪しいアプリがないかも同時にご確認ください。

5. ①「特別なアプリアクセス」のチェック:③システム設定の変更

三つ目は、「システム設定の変更」になります。

「システム設定の変更」も、強力な権限になります。

「許可」をすると、アプリ側で「システム設定」に関係なく、自由に設定を変更する事が出来るようになりますので、信頼できるアプリのみに許可をする事をお勧め致します。

「許可」をしても良いアプリは、「Google系」のアプリになります。

その他、元々端末内に入っているアプリ(携帯キャリアのアプリは除く)は、許可しても問題ないアプリになります。

その他、怪しいアプリがないかも同時にご確認ください。

6. ①「特別なアプリアクセス」のチェック:④不明なアプリのインストール

四つ目は、不明なアプリのインストールになります。

こちらは、非常に危険な権限になります。

また、先程もご説明を致しましたように、ウィルス感染の主な原因の一つでもありますので、すべてのアプリで「許可しない」にする事をお勧め致します。

その他、怪しいアプリがないかも同時にご確認ください。

7. ①「特別なアプリアクセス」のチェック:⑤Wi-Fiの管理

五つ目は、Wi-Fiの管理になります。

こちらは、「Wi-Fi」に自動接続させる場合などに必要な権限になります。

特に「d Wi-Fi」「au Wi-Fi」等、Wi-Fiを検知して、自動接続させる場合には「許可」が必要な権限になります。 

その他、怪しいアプリがないかも同時にご確認ください。

8. ①「特別なアプリアクセス」のチェック:⑥画面をオンにする

六つ目は、「画面をオンにする」になります。

「画面をオンにする」も、ある意味では強力な権限で、許可をすると「アプリ側で自動的に画面をオン」にする事が出来る為、セキュリティ上も、バッテリー消費の観点からもマイナスが多い権限になります。

許可しても良いアプリは「Google Play開発者サービス」になります。

その他、怪しいアプリがないかも同時にご確認ください。

9. ①「特別なアプリアクセス」のチェック:⑦NFC経由での起動

七つ目は、「NFC経由での起動」になります。

「NFC経由での起動」をさせるようなアプリは基本的にはないので、「アプリはありません」と表示されます。

また、安全面からも、基本的には許可させない方が安全になります。

その他、怪しいアプリがないかも同時にご確認ください。

②「カメラ」「マイク」「位置情報」「連絡先」等のアクセス許可をチェック

それでは、次に今すぐチェックすべき4つの項目の二つ目にあった「カメラ」「マイク」「位置情報」のアクセス許可をチェックしていきましょう。

1. ②「カメラ」「マイク」「位置情報」「連絡先」等の権限チェック

端末内より①の「設定アプリ」を探してタップします。

「設定」の詳細画面が表示されますので、②のように画面を上にスライドし、③の「セキュリティとプライバシー」をタップします。

「セキュリティとプライバシー」の詳細画面が表示されますので、④のように画面を上にスライドし、⑤のプライバシー」をタップします。

2. ②「カメラ」「マイク」「位置情報」「連絡先」等の権限チェック:「カメラ」

「プライバシー」の詳細画面が表示されますので、⑥の「権限マネージャー」をタップします。

「権限マネージャー」の詳細画面が表示されますので、⑦の「カメラ」をタップします。

「カメラ」の詳細画面が表示され、⑧のように「カメラ」を「常に許可」しているアプリがないことを確認する事が出来ます。

その他、怪しいアプリがないかも同時にご確認ください。

問題がないようであれば、一つ前の画面に戻りたいので、画面の左上にある⑨の「左向きの矢印」をタップし、⑩のように画面を上にスライドします。

3. ②「カメラ」「マイク」「位置情報」「連絡先」等の権限チェック:「マイク」等

先程と同様に、⑪の「ファイル」、⑫の「マイク」、⑬の「位置情報」と順にタップして、「常に許可」されているアプリがないかを確認します。

位置情報は、天気等に関連するアプリやGoogleアプリが表示される場合がありますが、必要に応じて「使用中のみ許可」に変更しても問題ありません。

念の為、その他、怪しいアプリがないかも同時にご確認ください。

4. ②「カメラ」「マイク」「位置情報」「連絡先」等の権限チェック:「連絡先」

「連絡先」」についても、同様で⑭の「連絡先」をタップします。

「連絡先」の詳細画面が表示され、「許可」しているアプリが一覧で表示されます。

必要に応じて、⑮のように画面を上にスライドして、許可しているアプリを確認していきます。

「連絡先」に登録している「電話番号」「メールアドレス」等を利用して、連絡を引き続き取る場合には、許可をする事をお勧め致します。

一方で、「連絡先」に登録している情報を使用しない場合には、「許可しない」しても影響はありませんので、適宜、ご判断ください。

念の為、その他、怪しいアプリがないかも同時にご確認ください。

③「システムの状態」をチェック

それでは、次に今すぐチェックすべき4つの項目の三つ目にあった「システムの状態」をチェックしていきましょう。

1. ③「システム」の状態をチェック

端末内より①の「設定アプリ」を探してタップします。

「設定」の詳細画面が表示されますので、②のように画面を上にスライドし、③の「システム」をタップします。

「システム」の詳細画面が表示されますので、④のように画面を上にスライドします。

「ソフトウェアのアップデート」という項目が確認できるかと思いますので、⑤の「ソフトウェアのアップデート」をタップします。

こちらの端末では、「最新の状態です」と表示され、更新した日時も表示されます。

また、「アップデート情報なし」等、現時点で更新できる情報がなければ、そのままで問題ありません。

次の項目で解説します「アプリの更新」について確認する場合、⑥の「アプリのアップデート」をタップすると直接「プレイストア」に移動する事が出来ます。

④「Googleプレイストア」でアプリをチェック

それでは、次に、今すぐチェックすべき4つの項目の最後にあった「Googleプレイストア」でアプリをチェックしていきましょう。

1. ④「Googleプレイストア」でのアプリのチェックと更新

端末内より①の「Playストア」のアプリを探してタップします。

「Playストア」のトップ画面が表示されますので、画面の右上にある②の「アカウント」をタップします。

「アカウント」の詳細画面が表示されますので、まずは③の「アプリとデバイスの管理」をタップします。

「アプリとデバイスの管理」の詳細画面が表示され、「アップデート利用可能」という項目下に④の「すべて更新」というボタンが表示されている場合にはタップしてアプリの更新を行います。

次に、一つ前の画面で、⑤の「Playプロテクト」をタップし、有害なアプリがあるかを念のためチェックします。

こちらの端末では、「有害なアプリは見つかりませんでした」と表示され、スキャンをした日時も3時間前になっています。

必要に応じて、「スキャン」をタップしましょう。

<3>「iPhone」で4つの項目をチェックする!

それでは、次に「iPhone」で、4つの項目を実際にチェックしていきたいと思います。

Androidの方は、必要に応じて、目次からスキップしてください。

①「位置情報サービス」「トラッキング」をチェック

まずは、一つ目の「位置情報サービス」と「トラッキング」をチェックしていきましょう。

1. ①「位置情報サービス」「トラッキング」をチェック:「位置情報サービス」

端末内より、①の「設定」アプリを探してタップします。

「設定」の詳細画面が表示されますので、②のように画面を上にスライドし、③の「プライバシーとセキュリティ」をタップします。

「プライバシーとセキュリティ」の詳細画面が表示されますので、④の「位置情報サービス」をタップします。

「位置情報サービス」の詳細画面が表示されますので、「位置情報サービス」が「オン」になっていることを確認します。

「位置情報」が必要なアプリは、「地図アプリ」等、現在地が必要なアプリのみになります。

それ以外は、地域に合わせた広告やニュースを提供するために利用されます。

地図以外は、「しない」を選択しても、アプリが利用できなくなることはありません。

現在地の情報があった方が便利と思う場合には、「このアプリの使用中」を選択するようにしましょう。

また、怪しいアプリがないかも同時にご確認ください。

2. ①「位置情報サービス」「トラッキング」をチェック:「トラッキング」

それでは、次に「トラッキング」をチェックしていきましょう。

「位置情報サービス」の下に「トラッキング」がありますので、④の「トラッキング」をタップします。

「トラッキング」の詳細画面が表示されますので、「アプリからのトラッキング要求を許可」が「オフ」になっていることを確認します。

また、表示されている「アプリ」もすべて「オフ」になっていることを確認します。

念の為、怪しいアプリがないかも同時にご確認ください。

②「連絡先」「マイク」「カメラ」「ローカルネットワーク」をチェック

それでは、次に今すぐチェックすべき4つの項目の二つ目にあった「カメラ」「マイク」「連絡先」「ローカルネットワーク」をチェックしていきましょう。

1. ②「連絡先」「マイク」「カメラ」「ローカルネットワーク」をチェック:「連絡先」

端末内より、①の「設定」アプリを探してタップします。

「設定」の詳細画面が表示されますので、②のように画面を上にスライドし、③の「プライバシーとセキュリティ」をタップします。

「プライバシーとセキュリティ」の詳細画面が表示されますので、④の「連絡先」をタップします。

「連絡先」の詳細画面が表示され、連絡先へのアクセスを求めるアプリが一覧で表示されます。

すべて「オン」にするのではなく、連絡先に登録されている携帯電話番号やメールアドレスを利用して、連絡を取る必要があるアプリのみ「オン」にします。

具体的には、+メッセージ等のメッセージアプリは、携帯電話番号を利用して、連絡を取るアプリでもありますので、「オン」にする必要があります。

また、「Apple」や「Google」に関連するサービスも、連絡先にある情報を元に連絡する可能性が高い為、「オン」にするのも一つの選択肢になります。

LINEについては、「オフ」にする事をお勧め致します。

また、アプリの提供元が明確でないアプリも、「連絡先」の情報が悪用される恐れもありますので、「オフ」にする事を強くお勧め致します。

念の為、怪しいアプリがないかも同時にご確認ください。

2. ②「連絡先」「マイク」「カメラ」「ローカルネットワーク」をチェック:「マイク」

「マイク」についても確認をしたいので、⑤の「マイク」をタップします。

「マイク」の詳細画面が表示され、マイクの使用を求めるアプリが一覧で表示されます。

すべてのアプリを「オン」にするのではなく、「オンライン通話」「音声検索」「音声録音」等、実際にマイクを使用するアプリのみ「オン」にする事をお勧め致します。

「マイク」は盗聴にも使われますので、特に注意が必要になります。

また、怪しいアプリがないかも同時にご確認ください。

3. ②「連絡先」「マイク」「カメラ」「ローカルネットワーク」をチェック:「カメラ」

「カメラ」についても確認をしたいので、⑥の「カメラ」をタップします。

「カメラ」の詳細画面が表示され、カメラの使用を求めるアプリが一覧で表示されます。

すべてのアプリを「オン」にするのではなく、「QRコードの読取」「テレビ電話」「画像加工」「動画撮影」等、実際にカメラを使用するアプリのみ「オン」にする事をお勧め致します。

「カメラ」は盗撮にも使われますので、特に注意が必要になります。

また、怪しいアプリがないかも同時にご確認ください。

4. ②「連絡先」「マイク」「カメラ」「ローカルネットワーク」をチェック:「ローカル」

最後に「ローカルネットワーク」についても確認していきたいと思いますが、その前に、そもそも「ローカルネットワーク」とはどのようなものなのかを一緒に確認していきましょう。

「ローカルネットワーク」は、スマホやパソコン、プリンター等をWi-Fi経由で接続していた場合、Wi-Fi機器を中心に接続されている端末同士がある意味で繋がっている状態を「ローカルネットワーク」と言います。

具体的な例としては、iPhoneの「ローカルネットワーク」で「Canonのプリンターアプリ」を「オン」にすると、ローカルネットワーク上にあるCanonのプリンターを検出して、接続する事が出来るようになります。

「他のアプリ」も同様で、「ローカルネットワーク」上にある他の機器やアプリ同士で接続をしたい場合には「アプリのローカルネットワーク」を「オン」にする必要があります。

それでは、実際に「ローカルネットワーク」をチェックしていきましょう

先程と同じように「プライバシーとセキュリティ」の画面まで進み、④の「ローカルネットワーク」をタップします。

「ローカルネットワーク」の詳細画面が表示され、「ローカルネットワーク」へのアクセスを求めるアプリは一覧で表示されます。

同じネットワーク上に接続されている「プリンター」「Wi-Fi機器」「テレビ」等にアプリでアクセスする場合には「オン」にする必要があります。

一方で、メッセージアプリやSNS、オンライン通話やテレビ電話のアプリを「オン」にすると「同一ネットワーク上にいる第三者」が表示されるようになる場合がありますので、ご注意ください。

また、怪しいアプリがないかも同時にご確認ください。

③「ソフトウェアアップデート」をチェック

それでは、次に今すぐチェックすべき4つの項目の三つ目にあった「ソフトウェアアップデート」をチェックしていきましょう。

1. ③「ソフトウェアアップデート」をチェック

端末内より①の「設定」アプリを探してタップします。

「設定」の詳細画面が表示されますので、②のように画面を上にスライドし、③の「一般」をタップします。

「一般」の詳細画面が表示されますので、④の「ソフトウェアアップデート」をタップします。

端末OSの状態が表示されますので、最新の状態であれば問題ありません。

④「App Store」でアプリをチェック

それでは、最後に今すぐチェックすべき4つの項目の最後にあった「App Store」でアプリをチェックしていきましょう。

1. ④「App Store」でアプリをチェック

端末内より①の「App Store」のアプリを探してタップします。

「App Store」のトップ画面が表示されますので、画面の右上にある②の「アカウント」をタップします。

「アカウント」の詳細画面が表示されますので、③のように画面を上にスライドし、④の「すべてをアップデート」をタップします。

以上で、「アプリ」を最新の状態に更新する事が出来ます。

以上で「スマホからの情報流出を防ぐ!今すぐチェックすべき4項目」についての説明を終了致します。

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ご静聴、ありがとうございました。


「【痕跡を残さない】シークレットモードの仕組みと使用時の注意点~クッキーとセッションを理解する~」もご参照ください。


「ChromeやGoogleアプリを安全に使うためにやっておきたいこと6選」もご参照ください。


指導実績>
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【慣れ親しんだWindowsを取り戻せ】初心者向け!Windows 11のおすすめ初期設定

Windowsはアップデートのたびに機能やメニューが更新されますが、慣れ親しんだ操作方法や画面まで一新されるのは、ハッキリ言うと迷惑です。

そこで今回は、Windows 11にアップグレードしたら必ず抑えておきたい仕様変更や設定について共有させて頂きます。

<動画内容>
1. 右クリックのメニュー
2. スタートメニューのカスタマイズ
3. スタートアイコンを左寄せにする
4. スタートメニューに[設定]を配置
5. ピン留め済みのアプリを整理
6. おすすめ欄に最近開いたファイルを表示させない
7. ウィジェットの削除
8. タスクバーアイコンの整理
9. エクスプローラーのデザイン
10. ファイル拡張子の表示
11. エクスプローラーのタブ機能
12. 不要な通知の停止
13. 固定キー機能のオフ
14. Windows 11で縮小・廃止される機能

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講義動画時間:17分05秒)


え、なにこれ?右クリックの仕様が今までとぜんぜん違う…。

Windowsはアップデートのたびに機能やメニューが更新されますが、慣れ親しんだ操作方法や画面まで一新されるのは、ハッキリ言うと迷惑です。

そこで今回は、Windows 11にアップグレードしたら必ず抑えておきたい仕様変更や設定について共有させて頂きます。

アップグレードがまだの方も、いずれはこの仕様変更に対処しなければいけないので、ぜひ最後までチェックしてみてください!

スマホのコンシェルジュのYouTubeチャンネルでは、スマホやパソコンの使い方を学べる動画をやさしく丁寧に解説しております。

よろしければ「チャンネル登録」をお願い致します。

それでは早速やっていきましょう。

概要欄に目次も配置しておりますので、適宜チェックしたい箇所を選んでご視聴いただくことも可能です。

【目次】
1.右クリックのメニュー
2.スタートメニューのカスタマイズ
3.スタートアイコンを左寄せにする
4.スタートメニューに[設定]を配置
5.ピン留め済みのアプリを整理
6.おすすめ欄に最近開いたファイルを表示させない
7.ウィジェットの削除
8.タスクバーアイコンの整理
9.エクスプローラーのデザイン
10.ファイル拡張子の表示
11.エクスプローラーのタブ機能
12.不要な通知の停止
13.固定キー機能のオフ
14.Windows 11で縮小・廃止される機能

1. 右クリックのメニュー

Windows 11で大きく変わった操作の1つが右クリックのメニューです。

簡略化されてシンプルになりましたが、コピー・名前の変更・切取り・削除の項目などが見当たらなくて、違和感を感じた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

Windows10以前の右クリックで利用したい場合は、「その他のオプションを表示」をクリックすると、使い慣れたWindows 10以前の右クリックメニューを利用する事ができます。

さらに、「shift+右クリック」でWindows 10以前の右クリックメニューを一発で表示させることができます。

また、こういった機会にショートカットキーを覚えてしまうというのも一つの手です。

例えば、
・コピー → ctrl+C
・切り取り → ctrl+X
・貼り付け → ctrl+V

・名前の変更 → F2

定番のショートカットからファンクションキーでファイルやフォルダの名前変更が行えます。
とりわけ、名前の変更などはこの機会に覚えておく価値のありそうなショートカットだと思います。

2. スタートメニューのカスタマイズ

Windows 11にしたものの、スタートメニューに大きく不満があるという人も多いのではないでしょうか。

それもそのはず、Windows 95からWindows 10まで、スタートアイコンは左下に配置されていたため、違和感がある人も多かったようです。

3. スタートアイコンを左寄せにする

スタートアイコンは公式の設定で以前のスタイルに戻すことができますが、一方で、スタートアイコンが中央にあることで、マウスポインターの移動距離が少なくなって便利になるというメリットもあるので、”新しいスタイルに慣れる”というのもオススメできます。

タスクバーの何もない部分にマウスカーソルを合わせて右クリックをしたら、タスクバーの設定が表示されるので、そちらをクリックしてください。

メニューの中から「タスクバーの動作」をクリックします。

「タスクバーの配置」を「中央揃え」から「左揃え」に変更しましょう。

こうすることで、タスクバーのアイコンが左詰めで表示されます。

4. スタートメニューに[設定]を配置

Windows 10のスタートメニューでは、電源メニューのすぐ側に設定などが配置されていましたが、Windows 11では初期設定では排除されています。

しかし、こちらも設定から簡単に配置することが可能です。

Windows 10のスタートメニューでは、電源メニューのすぐ側に設定などが配置されていましたが、Windows 11では初期設定では排除されています。

しかし、こちらも設定から簡単に配置することが可能です。

スタートメニューを表示させたら、何もないところで右クリックして、「スタート設定」をクリックしてください。

スタートメニューを表示させたら、何もないところで右クリックして、「スタート設定」をクリックしてください。

スタートメニューを表示させたら、何もないところで右クリックして、「スタート設定」をクリックしてください。

メニューの中から、「フォルダー」を選択すると、各項目のオンオフを切り替えることができます。

好みや利用頻度にもよりますが、設定やエクスプローラーはタスクバーではなく、スタートメニューに配置しておくのも一つの手です。

メニューの中から、「フォルダー」を選択すると、各項目のオンオフを切り替えることができます。

好みや利用頻度にもよりますが、設定やエクスプローラーはタスクバーではなく、スタートメニューに配置しておくのも一つの手です。

5. ピン留め済みのアプリを整理

Windows 11のスタートメニューでは、Windows 10のようなタイルがなくなり、[ピン留め済み]というエリアによく使うアプリを登録できます。

初期設定がばっちりフィットするというケースもほとんどないと思いますので、自分好みにカスタマイズしていきましょう。

タスクバーには先発メンバー、ピン留め済みにはベンチメンバーと、独自のルールを作って振り分けてあげれば、より使い勝手が向上します。

なお、タスクバーだけで事足りるという場合は、あえてカスタマイズする必要はありません。

タスクバーには先発メンバー、ピン留め済みにはベンチメンバーと、独自のルールを作って振り分けてあげれば、より使い勝手が向上します。

なお、タスクバーだけで事足りるという場合は、あえてカスタマイズする必要はありません。

①ピン留めされたアプリを削除する
ピン留めされたアプリを削除するには、ピン留めされているアプリのアイコンを右クリックして[スタートからピン留めを外す]を選択します。

①ピン留めされたアプリを削除する
ピン留めされたアプリを削除するには、ピン留めされているアプリのアイコンを右クリックして[スタートからピン留めを外す]を選択します。

登録したいアプリを右クリックして、[スタートにピン留めする]を選択すれば、スタートメニューに反映されます。

登録したいアプリを右クリックして、[スタートにピン留めする]を選択すれば、スタートメニューに反映されます。

スタートメニューもスッキリと整理しておくことで使いやすくなるので、不要なものは排除しておきましょう。

6. おすすめ欄に最近開いたファイルを表示させない

プレゼンの際やパソコンを共有している場合など、セキュリティの観点から「おすすめ」欄に開いたファイルの履歴が表示されてしまうのが困ることも考えられます。

そのような時は、「おすすめ」欄にファイル名を表示しないように設定しましょう。

プレゼンの際やパソコンを共有している場合など、セキュリティの観点から「おすすめ」欄に開いたファイルの履歴が表示されてしまうのが困ることも考えられます。

そのような時は、「おすすめ」欄にファイル名を表示しないように設定しましょう。

スタートメニューを表示させたら、何もないところで右クリックして、「スタート設定」をクリックしてください。

ここで、「最近開いた項目をスタート、ジャンプリスト、ファイルエクスプローラーに表示する」のスイッチを「オフ」にすれば設定完了です。

このスイッチを「オフ」にすると、「おすすめ」欄からファイルの表示が消えますが、エクスプローラーのクイックアクセスからも、最近開いたファイルの一覧が消えてしまう点には注意してください。

このスイッチを「オフ」にすると、「おすすめ」欄からファイルの表示が消えますが、エクスプローラーのクイックアクセスからも、最近開いたファイルの一覧が消えてしまう点には注意してください。

7. ウィジェットの削除

[ウィジェット]はさまざまな情報やニュースをすぐに参照できますが、マウスポインターを合わせるだけで表示されるため、Windows 11の邪魔くさランキングNo.1です。

タスクバーの何もない部分にマウスカーソルを合わせて右クリックをしたら、タスクバーの設定が表示されるので、そちらをクリックしてください。

タスクバー項目の「ウィジェット」をオフにすれば、きれいサッパリと非表示に設定することができます。

ついでに使っていない機能があれば、片っ端からオフにしてしまっても問題ありません。

8. タスクバーアイコンの整理

今度はタスクバーの中身を整理していきます。

通常、ここから色々なソフトを起動していくので、自分がよく使う1軍選手を選抜していきます。

スマホでいうところの「ドック」で、ここを初期設定にしたまま使用していくのはあまりに勿体なさすぎます。

まずは不要なものを撤去します。

該当のアイコンを右クリックして、「タスクバーからピン留めを外す」をクリックします。

これで不要なものが一切なくなりました。

続いて、自分がよく使うソフトをタスクバーにピン留めしていきます。
スタートメニューを開いて、「すべてのアプリ」をクリックしてください。

続いて、自分がよく使うソフトをタスクバーにピン留めしていきます。
スタートメニューを開いて、「すべてのアプリ」をクリックしてください。

その中からピン留めしたいアプリを右クリックして、「詳細」にマウスカーソルを合わせて、「タスクバーにピン留めする」をクリックします。

タスクバーにあるアイコンはドラッグで自由に順番を入れ替えることもできます。

セットで使うようなアプリは横並びにするなど、工夫してみると使いやすさがグッと上がります。

9. エクスプローラーのデザイン

Windows 11からエクスプローラーの行間が、Windows 10よりも広いデザインに変わりましたが、これは公式の設定で昔のスタイルに指定することが可能です。

設定はとても簡単で、Windowsキーを右クリックしてエクスプローラーを開きます。

画面上部の表示タブから、「表示」→「コンパクトビュー」と順に選択するだけです。

そうすると、Windows 10のような行間の詰まった表示に変更できます。

10. ファイル拡張子の表示

「Windows 11」の初期設定では、ファイルの拡張子が表示されないようになっています。

ファイルの拡張子とは、例えば、Word文書はdocx、PDFファイルはpdf、画像ファイルはpngやjpgなど、動画ファイルはmp4などがそれにあたります。

ファイル名と拡張子の間は「 .(ドット)」で区切られており、そのファイルが何のファイルであるのかを判別することができます。

設定は簡単で、エクスプローラーを開いて、画面上部の表示タブから、「表示」→「ファイル名拡張子」と順に選択するだけです。

これで、すべてのファイルの拡張子が表示されるようになったはずです。

すごく細かいですが、こういう些細な仕様が日常使いの小さなストレスを軽減してくれます。

11. エクスプローラーのタブ機能

Windows 11のエクスプローラーに”待望の”タブ機能が搭載されました。

ブラウザのようにタブでフォルダが切り替えられるようになり、デスクトップがエクスプローラーのウィンドウだらけになるのを防げるようになりました。

タブ機能を有効にするには、まずWindows 11の「バージョン22H2」以上にアップデートする必要があります。

さらに、2022年10月に提供開始となった「累積更新プログラム(KB5019509)」を適用する必要もあります。

タブ機能が利用できない場合は、[設定]から[Windows Update]画面を開き、[更新プログラムのチェック]ボタンをクリック、表示された累積更新プログラムを適用しましょう。

タブ機能が有効になると、エクスプローラーのメニューバーの上にタブが表示されるようになります。

エクスプローラーを起動した際は、タブを1枚開いた状態となり、タブを追加したい場合は、[+]アイコンをクリックすればOKです。

開いたタブを閉じるには、タブの右側になる[×]アイコンをクリック。

Webブラウザのように、タブをドラッグ&ドロップして新しいウィンドウで開いたり、別のウィンドウに移動したりすることも可能です。

Windows 11の個人的なイチオシ機能でもあります。

12. 不要な通知の停止

パソコンを操作していると、やたらと表示される無意味な通知。

大半がマイクロソフト推奨の設定や機能の提案で、こんな無用な通知は「設定」画面から根こそぎオフにしてしまいましょう。

スタートアイコンを右クリックして、「設定」を開いてください。

設定メニューから、「システム」→「通知」へと順にクリックしていきます。

ここでは通知に関する諸々の変更ができ、

・通知の一括オフは最上段
・「アプリやその他の送信者からの通知」ではアプリや機能ごとの通知のオンオフ
・「追加の設定」では、Windowsのおススメ機能やヒントなど

を受信しないよう設定できます。

一括でオフにすると不都合もあるので、不要なものを選んで適宜設定してください。

13. 固定キー機能のオフ

通知に関連して、「Shift」キーを何回か押すと現れる「固定キー機能」の設定画面もオフにしておきましょう。

個人的な邪魔くさランキングNo.1です。

まずは設定を開いて、メニューの中から「アクセシビリティ」をクリックします。

アクセシビリティの「キーボード」を選択して、「固定キー機能」へと進みます。

ここで、「固定キー機能用のキーボードショートカット」をオフにすると、あの邪魔くさいウィンドウに悩まされることはもうありません。

14. Windows 11で縮小・廃止される機能

Internet Explorerがサポート終了に伴って非搭載になったり、CortanaがWindows 10のようにシステムに組み込まれるのではなく、アプリとして搭載されたり、Windows 11に新機能が追加されたのと同時に、廃止されたり縮小したりする機能もいくつかあります。

さらに、Skype・OneNote for Windows 10・ペイント3D・3Dビューアは、Windows 10からアップグレードした場合はそのまま残りますが、クリーンインストールする場合はプリインストールされず、Microsoft Storeから別途インストールする必要があります。

Windows11が2021年10月にリリースされてから2年以上が経過しましたが、まだまだ普及率は高くありません。

しかし、Windows 10のサポート期間は残り1年ほどと、猶予はあまり長くありません。

アップグレード後に慌てて情報収集するよりも、今から備えておきましょう。

今回の動画はこちらで以上です。

最後までご視聴いただきありがとうございます。

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それでは、また次の動画でもよろしくお願いいたします。


「【無料】Windowsを超快適にする最強フリーソフト」もご参照ください。


「【正しいパスワードの決め方】今までの常識は通用しない?安全なパスワードの条件とは」もご参照ください。


指導実績>
三越伊勢丹(社員向け)・JTB(大説明会)・東急不動産(グランクレール)・第一生命(お客様向け)・包括支援センター(お客様向け)・ロータリークラブ(お客様向け)・永楽倶楽部(会員様向け)等でセミナー・講義指導を実施。

累計50,000人以上を指導 。

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個別指導・集団講座での指導実績を元に、わかりやすさに重点を置いた動画作成

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