【表示の無効化】もう追跡させない!「個人」を追跡する「クッキー」を根本からブロックする方法

今回は、「個人を追跡するクッキーをブロックする方法」について説明して参ります。

「Cookie(クッキー)」自体は本来利用者の利便性を向上させる機能になりますが、使われ方次第では、個人情報を勝手に利用されてしまう危険な機能でもあります。

特にウェブサイトを跨いで「個人」を追跡してくる「サードパーティークッキー」はかなり問題になっている機能になります。

今回は、この「追跡型のクッキー(サードパーティークッキー)」をブロックする方法について一緒に確認していきましょう。

<動画内容>
<1>「Cookie(クッキー)」って何?
1.「Cookie(クッキー)」とは
2.「Cookie(クッキー)」が「無効」の場合に起こる事
3.「Cookie(クッキー)」に保存される主な情報は4つある
4.「Cookie(クッキー)」について覚えておくべき重要な4つのポイント

「Cookie(クッキー)」が「プライバシー」を侵害する機能としても利用されている!
1.「Cookie」の機能を利用し、その機能を別の目的で利用する企業が登場!

「Cookie(クッキー)」には、3つの種類がある!
1.「ファーストパーティークッキー」とは?
2.「セカンドパーティークッキー」とは?
3.「サードパーティクッキー」とは?
4.「サードパーティークッキー」は本当に必要なのか?利用者のメリットがない!
5.「Google」も「サードパーティークッキーの廃止」を予定していたが、、、?
6.「サードパーティークッキー」のブラウザ毎の対応状況

<2>「サードパーティークッキー」が「ブロック」されているか確認する
「iPhone」の場合~「サードパーティークッキー」をブロックする方法~
1.「設定」から「アプリからのトラッキング要求」を許可しない!(iPhone)
2.「Safari」の「サイト越えトラッキングを防ぐ」を「オン」にする(iPhone)
3.「Chrome」の「サイト越えトラッキングを許可」を「オフ」にする(iPhone)
4.「Edge」の「サイト越えトラッキングを防ぐ」を「オン」にする(iPhone)

「Android」の場合~「サードパーティークッキー」をブロックする方法~
1.「Chrome」の「サードパーティCookieをブロックする」の適用を確認する
2.「Chrome」の「セカンドパーティークッキー」のブロックを確認する
3.「Edge」の「サードパーティCookieをブロックする」の適用を確認する
4.「Edge」の「セカンドパーティークッキー」のブロックを確認する

<3>「サードパーティークッキー」をブロックしても、「ポップアップ」が表示された場合の対処方法
1.「サードパーティークッキー」をブロックしても「ポップアップ」が表示された場合
2.「ポップアップ」が表示され、細かい設定が表示された場合
3.「iPhone」は、各アプリを横断するトラキングもブロックできる!

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講義動画時間:23分58秒)


みなさんこんにちは、スマホのコンシェルジュです。

今回は、「個人を追跡するクッキーをブロックする方法」について説明して参ります。

「Cookie(クッキー)」自体は本来利用者の利便性を向上させる機能になりますが、使われ方次第では、個人情報を勝手に利用されてしまう危険な機能でもあります。

特にウェブサイトを跨いで「個人」を追跡してくる「サードパーティークッキー」はかなり問題になっている機能になります。

今回は、この「追跡型のクッキー(サードパーティークッキー)」をブロックする方法について一緒に確認していきましょう。

「個人」を追跡する「クッキー」を根本からブロックする方法

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【目次】
<1>「Cookie(クッキー)」って何?
1.「Cookie(クッキー)」とは
2.「Cookie(クッキー)」が「無効」の場合に起こる事
3.「Cookie(クッキー)」に保存される主な情報は4つある
4.「Cookie(クッキー)」について覚えておくべき重要な4つのポイント

「Cookie(クッキー)」が「プライバシー」を侵害する機能としても利用されている!
1.「Cookie」の機能を利用し、その機能を別の目的で利用する企業が登場!

「Cookie(クッキー)」には、3つの種類がある!
1.「ファーストパーティークッキー」とは?
2.「セカンドパーティークッキー」とは?
3.「サードパーティクッキー」とは?
4.「サードパーティークッキー」は本当に必要なのか?利用者のメリットがない!
5.「Google」も「サードパーティークッキーの廃止」を予定していたが、、、?
6.「サードパーティークッキー」のブラウザ毎の対応状況

<2>「サードパーティークッキー」が「ブロック」されているか確認する
「iPhone」の場合~「サードパーティークッキー」をブロックする方法~
1.「設定」の「アプリからのトラッキング要求」を許可しない!(iPhone)
2.「Safari」の「サイト越えトラッキングを防ぐ」を「オン」にする(iPhone)
3.「Chrome」の「サイト越えトラッキングを許可」を「オフ」にする(iPhone)
4.「Edge」の「サイト越えトラッキングを許可」を「オフ」にする(iPhone)

「Android」の場合~「サードパーティークッキー」をブロックする方法~
1.「Chrome」の「サードパーティCookieをブロックする」の適用を確認する
2.「Chrome」の「セカンドパーティークッキー」のブロックを確認する
3.「Edge」の「サードパーティCookieをブロックする」の適用を確認する
4.「Edge」の「セカンドパーティークッキー」のブロックを確認する

<3>「サードパーティークッキー」をブロックしても、「ポップアップ」が表示された場合の対処方法
1.「サードパーティークッキー」をブロックしても「ポップアップ」が表示された場合
2.「ポップアップ」が表示され、細かい設定が表示された場合
3.「iPhone」は、各アプリを横断するトラキングもブロックできる!

<1>「Cookie(クッキー)」って何?

それでは、まず、初めに、「Cookie(クッキー)」とは、そもそもどのような機能なのかを一緒に確認していきましょう。

1.「Cookie(クッキー)」とは

「Cookie(クッキー)」とは、あるサービスを利用する際に、「ID」「パスワード」等を入力して、ログインをする場合があるかと思いますが、そのログインした状態を保ってくれる機能になります。

「Cookie(クッキー)」が保存される場所は、「Safari」「Chrome」等を利用している場合には、ブラウザアプリ内に保存されます。

「Cookie(クッキー)」の主な利用目的は3つあります。

まず、一つ目は、「ログイン状態」を維持するために利用されます。

二つ目は、ショッピングカート等に商品を追加した場合、追加した商品がそのままカート内に残っている状態を保つ為に利用されます。

三つ目は、訪問回数・閲覧履歴等の情報を保存するために利用されます。

このように「Cookie(クッキー)」は、利用者にとって、使いやすい状態を維持する為に利用されます。

2.「Cookie(クッキー)」が「無効」の場合に起こる事

「Cookie(クッキー)」は、利用者側でも「無効」にする事が出来ます。

但し、「Cookie(クッキー)」を無効にしてしまうと、一度ログインをしても、ログインの状態を維持できない為、別のページに移動すると再度ログインを求めらる事になりますので、非常に不便になります。

別の具体例としては、オンラインショッピングサイトで、気に入った商品をカートに入れても、別のページ移動するとカートに入れた商品が消えてしまい、カート内に商品が入れられないという状態になります。

このように「Cookie(クッキー)」を無効にしてしまうと非常に不便な状況に陥ります。

3.「Cookie(クッキー)」に保存される主な情報は4つある

それでは、次に「Cookie(クッキー)」に保存される主な情報について一緒に確認していきましょう。

「Cookie(クッキー)」に保存される主な情報は4つあります。

まず、一つ目は「ログイン情報」が保存されます。

入力した「ID」と「パスワード」が保存されるのではなく、厳密には「ログイン」を許可したという「セッションID」が保存されます。

二つ目は「履歴情報」が保存されます。

「閲覧商品の情報」や「カートに入れた商品情報」等が保存されます。

三つ目は「訪問回数」が保存されます。

四つ目は「入力した個人情報」が保存されます。

具体的な例としては、フォームなどを入力する際に、一度入力した情報が再度表示される為、入力の手間を省くことが出来ます。

「Cookie(クッキー)」の保存期間は最大で400日になります。

また、どの情報を「Cookie(クッキー)」に保存するかは、サービス提供者側で自由に決める事が出来ます。

4.「Cookie(クッキー)」について覚えておくべき重要な4つのポイント

「Cookie(クッキー)」とは、どのようなものなのかについて一緒に確認してきましたが、覚えておくべきポイントは4つあります。

まず、一つ目は、端末内にある「ブラウザアプリ」に保存されます。

二つ目は、保存される情報は、利用者側ではなく、サービス提供者側が、自由に決める事が出来ます。

三つ目は、保存できる情報は、「テキストデータ」のみで、非常に小さいデータ量になります。

四つ目は、保存できる期間は最大400日になります。

また、最大が400日ですが、こちらの保存期間もサービス提供者側で自由に設定する事が出来ます。

繰り返しになりますが、「Cookie(クッキー)」の本来の目的は、利用者が使いやすい状態を維持するための機能になります。

「Cookie(クッキー)」が「プライバシー」を侵害する機能としても利用されている!

一方で、「Cookie(クッキー)」が「プライバシーを侵害する機能」としても利用されている点について一緒に確認していきましょう。

1.「Cookie」の機能を利用し、その機能を別の目的で利用する企業が登場!

「プライバシー」を侵害する目的で「Cookie」を利用している具体的な例としては、オンラインショッピングサイトで「気に入った商品」を「ショッピングカート」に追加した場合、購入の有無にかかわらず、別のウェブサイトに移動しても、同じ商品、もしくは、その商品と類似する商品が広告として頻繁に表示されるようになる仕組みで利用されています。

また、別の例としては、あるウェブサイトで、タップした広告と同じ広告、もしくは、その広告と類似する広告が頻繁に表示されるようになる仕組みでも利用されています。

このように、利用者の個人情報を、ある意味では、無断で利用し、広告効果を上げるために利用されています。

この仕組み自体が、「プライバシーの侵害」に該当するということで、この仕組み自体を廃止する動きが強くなってきています。

「Cookie(クッキー)」には、3つの種類がある!

「Cookie(クッキー)」には、利用者の利便性を向上させるための「Cookie(クッキー)」と「プライバシーの侵害」に該当する可能性が高い「Cookie(クッキー)」等、3つの「Cookie(クッキー)があります。

3つの「Cookie(クッキー)の違いについて一緒に確認していきましょう。

1.「ファーストパーティークッキー」とは?

一つ目の「ファーストパーティークッキー」は、先程も説明致しましたが、利用者の利便性を向上させるための「Cookie(クッキー)」になります。

重要なポイントは二つあります。

一つ目は、訪問している「ウェブサイトのドメイン」から直接発行される「Cookie(クッキー)」になります。

二つ目は、ウェブサイトのドメインを跨いで、「ユーザーの行動」を追跡する事が出来ない「Cookie(クッキー)」になります。

具体的な例としては、「Yahoo(ヤフー)」で発行された「Cookie(クッキー)」は、「YouTube」に移動しても、「YouTube」上では利用する事が出来ない「Cookie」になります。

繰り返しになりますが、「ファーストパーティークッキー」は、訪問しているウェブサイトを便利に使う為に利用される「Cookie(クッキー)」になります。

2.「セカンドパーティークッキー」とは?

二つ目の「セカンドパーティークッキー」は、「ファーストパーティークッキー」に近い目的で利用される「Cookie(クッキー)」になります。

重要なポイントは二つあります。

一つ目は、先程と同じように訪問しているウェブサイトのドメインから直接発行される「Cookie(クッキー)」になります。

二つ目は、先程とは違い、ウェブサイトのドメインを跨いで、ユーザーを追跡する事ができる「Cookie(クッキー)」になります。

利用目的として、異なるドメインで運用されている関連サービスとうまく連携をさせるために利用する「Cookie(クッキー)」になります。

具体的な例としては、Yahooで発行された「Cookie(クッキー)」を関連企業である「LINE」で利用する場合に利用されます。

あくまでイメージしやすくするための例になりますので、実際に「Yahoo」と「LINE」で「セカンドパーティークッキー」が利用されているかは分かりません。

現実問題としては、サービスの規模が大きい程、「セカンドパーティークッキー」を利用するのではなく、ID自体を連携した方がより利便性が高くなります。

いずれにしても、「異なるドメインを利用している関連サービス」を便利に利用できるようにする為の機能になります。

3.「サードパーティクッキー」とは?

三つ目の「サードパーティークッキー」は、「プライバシーの侵害」に該当する可能性が非常に高い「Cookie(クッキー)」になります。

重要なポイントは二つあります。

一つ目は、先程とは違い、訪問しているウェブサイトとは異なるドメインから発行される「Cookie(クッキー)」になります。

二つ目は、ウェブサイトを跨いで、「ユーザーの行動」を追跡する事が出来る「Cookie(クッキー)」になります。

その為、カートに入れた商品を別のウェブサイトの広告に表示させたり、一度タップした広告を別のウェブサイトでも表示させたりすることが出来るようになります。

こちらの問題点は、利用しているウェブサイトとは異なるドメインの「Cookie(クッキー)」を無断で発行していいのか、また、利用者の情報を他のサイトでも利用していいのかという点で問題になっています。

4.「サードパーティークッキー」は本当に必要なのか?利用者のメリットがない!

今まで説明をしてきましたように「Cookie(クッキー)」には、3つの種類がありますが、「サードパーティークッキー」は本当に必要なのかという点について一緒に確認していきましょう。

「ファーストパーティークッキー」「セカンドパーティークッキー」については、本来のサービスと関連するサービスを垣根なく利用できるという点では、利用者にもメリットがあると言えます。

一方で「サードパーティークッキー」は、利用しているサービス以外の第三者に、ある意味では許可なく「個人情報」を提供している点や広告出稿主のメリットと比べると利用者のメリットがあるとは言い難いという点で、「サードパーティークッキー」を廃止する風潮になってきています。

5.「Google」も「サードパーティークッキーの廃止」を予定していたが、、、?

「Google」でも「サードパーティークッキーの廃止」を予定していましたが、3度も延期されています。

あくまで憶測にはなりますが、「サードパーティークッキー」の代用として利用予定だった「プライバシーサンドボックス」を利用する「ユーザー」が少なかったと推察されます。

その為、「サードパーティークッキー」と同等の効果を出す事が難しいという判断に至ったと推察されます。

今の状況のまま、「サードパーティークッキー」を廃止すると、確実に「広告効果」が下がり、最終的には「広告収入」の低下に繋がると判断した為、延期したと推察されます。

6.「サードパーティークッキー」のブラウザ毎の対応状況

それでは、次に、ブラウザ毎の「サードパーティークッキー」への対応についても一緒に確認していきましょう。

「サードパーティークッキー」を完全にブロックしているのは、「Safari」だけになります。

その他のブラウザアプリでは「全面的に禁止」するまでには至っていないというのが実情になります。

<2>「サードパーティークッキー」が「ブロック」されているか確認する

それでは、実際に、「サードパーティークッキー」が、ご自身の端末で「ブロック」されているかを一緒に確認していきましょう。

「iPhone」の場合~「サードパーティークッキー」をブロックする~

まずは、「iPhone」で「サードパーティークッキーがブロックされているか」を一緒に確認していきましょう。

Android端末を利用している方は、概要欄の目次から、適宜「スキップ」してください。

1.「設定」の「アプリからのトラッキング要求」を許可しない!(iPhone)

「iPhone」は、「Android」よりも、「プライバシー保護」が進んでおり、アプリからアプリへの追跡もブロックする事が出来ます。

それでは、まず初めに「アプリからアプリへの追跡」がブロックされているかを確認していきたいと思います。

まずは、端末内より、①の「設定アプリ」を探してタップします。

「設定の詳細画面」が表示されますので、②のように画面を上にスライドし、③の「プライバシーとセキュリティ」をタップします。

「プライバシーとセキュリティ」の詳細画面が表示されますので、④の「トラッキング」をタップします。

「トラッキング」の詳細画面が表示されますので、「アプリからのトラッキング要求を許可」という項目が「オフ」になっていることを確認します。

「オン」になっている場合には、タップして「オフ」にします。

また、その下にあるアプリ毎の設定でも、すべて「オフ」になっていることを確認します。

特定のアプリだけ「オン」にしたい場合には、該当するアプリのみ「オン」にする事も出来ます。

以上で、「iPhone」の「アプリからアプリへの追跡」がブロックされているかの確認が完了になります。

2.「Safari」の「サイト越えトラッキングを防ぐ」を「オン」にする(iPhone)

それでは、次に「Safari」でも、「サードパーティークッキー」がブロックされているかを確認していきたいと思います。

まずは、端末内より、①の「設定アプリ」を探してタップします。

「設定」の詳細画面が表示されますので、②のように画面を上にスライドし、③の「Safari」をタップします。

「Safari」の詳細画面が表示されますので、④のように画面を上にスライドし、⑤の「サイト越えトラッキングを防ぐ」が「オン」になっていることを確認します。

また、⑥の「IPアドレスを非公開」が「トラッカーに非公開」になっているかも確認します。

以上で、「Safari」で「サードパーティークッキー」がブロックされているかの確認が完了になります。

3.「Chrome」の「サイト越えトラッキングを許可」を「オフ」にする(iPhone)

それでは、次に「Chrome」でも、「サードパーティークッキー」がブロックされているかを確認していきたいと思います。

まずは、端末内より、①の「設定アプリ」を探してタップします。

「設定」の詳細画面が表示されますので、②のように画面を上にスライドし、③の「Chrome」をタップします。

「Chrome」の詳細画面が表示されますので、④の「Webサイト越えトラッキングを許可」が「オフ」になっていることを確認します。

以上で、「Chrome」で「サードパーティークッキー」がブロックされているかの確認が完了になります。

4.「Edge」の「サイト越えトラッキングを許可」を「オフ」にする(iPhone)

それでは、次に「Edge」でも、「サードパーティークッキー」がブロックされているかを確認していきたいと思います。

まずは、端末内より、①の「設定アプリ」を探してタップします。

「設定」の詳細画面が表示されますので、②のように画面を上にスライドし、③の「Edge」をタップします。

「Edge」の詳細画面が表示されますので、④の「Webサイト越えトラッキングを許可」が「オフ」になっていることを確認します。

以上で、「Edge」で「サードパーティークッキー」がブロックされているかの確認が完了になります。

「Android」の場合~「サードパーティークッキー」をブロックする方法~

それでは、次に、「Android端末」で「サードパーティークッキー」がブロックされているかを確認していきたいと思います。

Android端末は、端末の設定ではなく、各アプリ内にある設定から、「サードパーティークッキー」がブロックされているかを確認する必要があります。

1.「Chrome」の「サードパーティCookieをブロックする」の適用を確認する

それでは、まず初めに「Chrome」で、「サードパーティークッキー」がブロックされているかを確認していきたいと思います。

まずは、端末内より、①の「Chrome」のアプリを探してタップします。

「Chrome」のトップ画面が表示されますので、画面の右上にある②の「メニュー」をタップします。

「メニューの一覧」が表示されますので、③の「設定」をタップします。

「設定」の詳細画面が表示されますので、④のように画面を上にスライドし、⑤の「サイトの設定」をタップします。

「サイトの設定」の詳細画面が表示されますので、⑥のように画面を上にスライドし、「コンテンツ」という項目の下にある⑦の「サードパーティーCookie」をタップします。

「サードパーティーCookie」の詳細画面が表示されますので、⑧のように画面を上にスライドし、⑨の「サードパーティーのCookieをブロックする」が選択されていることを確認します。

「サードパーティーCookieをブロックする」について、更に細かい設定を確認したいので、⑩の右向きの矢印をタップします。

2.「Chrome」の「セカンドパーティークッキー」のブロックを確認する

「Cookie(クッキー)」に関する詳細画面が表示されますので、⑪のように画面を上にスライドします。

一番下に「関連サイトにグループ内のアクティビティーの確認を許可する」という項目がありますが、こちらが「セカンドパーティークッキー」の利用になります。

「セカンドパーティークッキー」を利用しているサービスは少ない為、基本的には「オフ」で問題ありません。

旅券とホテル等を同時に予約する場合等で、複数の異なるドメインを跨ぐ場合には、「オン」にする必要があります。

以上で「Chrome」で「サードパーティークッキー」がブロックされているかの確認が完了になります。

3.「Edge」の「サードパーティCookieをブロックする」の適用を確認する

それでは、次に「Edge」でも、「サードパーティークッキー」がブロックされているかを確認していきたいと思います。

まずは、端末内より、①の「Edge」のアプリを探してタップします。

「Edge」のトップ画面が表示されますので、画面の右下にある②の「メニュー」をタップします。

「メニューの一覧」が表示されますので、③の「設定」をタップします。

「設定」の詳細画面が表示されますので、④の「プライバシーとセキュリティ」をタップします。

「プライバシーとセキュリティ」の詳細画面が表示されますので、⑤の「サイトの設定」をタップします。

「サイトの設定」の詳細画面が表示されますので、⑥のように画面を上にスライドし、⑦の「サードパーティーCookie」をタップします。

「サードパーティーCookie」の詳細画面が表示されますので、⑧のように画面を上にスライドします。

⑨の「サードパーティーのCookieをブロックする」が選択されていない場合には、タップして選択します。

「サードパーティーのCookieをブロックする」について更に細かい設定を確認したいので、⑩の右向きの矢印をタップします。

4.「Edge」の「セカンドパーティークッキー」のブロックを確認する

「Cookie(クッキー)」に関する詳細画面が表示されますので、⑪のように画面を上にスライドします。

一番下に「関連サイトにグループ内のアクティビティーの確認を許可する」という項目がありますが、こちらが「セカンドパーティークッキー」の利用になります。

「セカンドパーティークッキー」を利用しているサービスは少ない為、基本的には「オフ」で問題ありません。

旅券とホテル等を同時に予約する場合で、複数の異なるドメインを跨ぐ場合には、「オン」にする必要があります。

以上で「Edge」の「サードパーティークッキー」のブロックが完了になります。

<3>「サードパーティークッキー」をブロックしても、「ポップアップ」が表示された場合の対処方法

それでは、最後に「ブラウザ」で「サードパーティークッキー」をブロックしても、ウェブサイトを閲覧した際に、「クッキーの設定」に関するポップアップが表示される場合あります。

その対処方法と効果についても一緒に確認していきましょう。

1.「サードパーティークッキー」をブロックしても「ポップアップ」が表示された場合

実際に「端末」や「ブラウザ」で「サードパーティークッキー」をブロックしていても、「Cookie(クッキー)」に関する「ポップアップ」が表示される場合があります。

その際に、どのように対処すべきかを悩まれた方も多いかと思います。

結論からお伝えすると、「ポップアップ」が表示され、いずれかのボタンをタップしても、タップしなくても、ブラウザ側で「サードパーティークッキー」をブロックしている場合には何の影響もありません。

「ブラウザ側」で「サードパーティークッキー」をブロックしていない場合には、この表示の影響を受けますので、このウェブサイト自体を利用しないか、広告も含め、極力タップ等の無駄な操作をしない事をお勧め致します。

複数の選択肢が表示されているポップアップも同様で、ブラウザ側でサードパーティークッキー」をブロックしている場合には、どの選択肢をタップしても何の影響もありません。

もし「ブラウザ側」で「サードパーティークッキー」をブロックしていない場合には、タップした選択肢の影響を受けますので、「Cookieの無効化」「同意しない」という選択肢をタップする事をお勧め致します。

いずれにしも、「ブラウザ側」で「サードパーティークッキー」をブロックしておくと、どのような選択肢をタップしても、影響しませんので、その点は覚えておきましょう。

2.「ポップアップ」が表示され、細かい設定が表示された場合

あまりないとは思いますが、「Cookieの詳細」を設定できるウェブサイトもあります。

もし、設定する場合には「ファーストパーティークッキー(厳密に必要なCookie)」以外は「オフ」にして問題ありません。

また、繰り返しになりますが、「ブラウザ」で「サードパーティークッキー」をブロックしている場合には、ブラウザの設定が優先されますので、何を選択しても影響しないという事を覚えておきましょう。

3.「iPhone」は、各アプリを横断するトラキングもブロックできる!

「iPhone」と「Android端末」を比較すると、iPhoneでは「アプリ」から「アプリへの追跡」もブロックする事が出来るようになっています。

一方で、「Android」端末は、「アプリ」から「アプリ」への追跡をブロックする事が出来ません。

この違いが発生する主な要因は、「広告収益」を母体とする「Google社」と「端末販売」を母体とする「Apple社」の立ち位置の違いになります。

「広告」との関連性が低い「iPhone」の方が、広告に関係する「プライバシー」の取り扱いが厳格と言えます。

Android端末でも、「サードパーティークッキーの廃止」も含め、広告に関連する「プライバシー保護」がすこしづつ強化されつつありますので、アプリからアプリの追跡も端末の設定からブロックする事が出来るようになることを期待したいところです。

以上で「個人を追跡するクッキーをブロックする方法」についての説明を終了致します。

宜しければ「チャンネル登録」をお願い致します。

また、「有料メンバーシップ」にてコンビニで印刷できるテキストの提供も行っております。

ご静聴、ありがとうございました。


「【許可 or 許可しない】どこまで「許可」する?その理由と対処方法~Cookieの使用・トラッキング拒否・メディア等」もご参照ください。


「【痕跡を残さない】シークレットモードの仕組みと使用時の注意点~クッキーとセッションを理解する~」もご参照ください。


指導実績>
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