なぜかLINEやメッセージなどの着信音、通知音が鳴らなくなってしまった、また逆に、スマホからしょっちゅう音が鳴って困る、といった、スマホの「音」に関するトラブルのご相談を頻繁にいただきます。
今回は、 LINEやメッセージなどの着信音や通知音が鳴らなくなってしまった、スマホからしょっちゅう音が鳴って困るといった マホの「音」に関するトラブル について、その仕組みや対処法について説明していきたいと思います。
「なぜかある日急にそうなってしまう」という方も多いようですので、皆様もぜひ設定方法を見ておいていただければと思います。
<動画内容>
1. スマホの音は大きく分けて5種類
2. 音量ボタンやサイレントモード
3. アプリからのお知らせ(通知音)
4. アプリ側の通知設定
5. まとめ
6. iPhoneのバイブレーション設定
詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:17分19秒)
皆様こんにちは、スマホのコンシェルジュです。
弊社のスマホ教室やyoutube動画のコメント欄にて、なぜかLINEやメッセージなどの着信音、通知音が鳴らなくなってしまった、また逆に、スマホからしょっちゅう音が鳴って困る、といった、スマホの「音」に関するトラブルのご相談を頻繁にいただきます。
そこで今回は、そのような状況について、スマホの音に関する設定をおさらいしながら、仕組みや対処法を探っていきたいと思います。
なぜかある日急にそうなってしまう、という方も多いようですので、皆様もぜひ設定方法を見ておいていただければと思います。
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では、アプリが見つからない場合について、まずは簡単なところから見ていきましょう。
【目次】
1.スマホの音は大きく分けて5種類
2.音量ボタンやサイレントモード
3.アプリからのお知らせ(通知音)
4.アプリ側の通知設定
5.まとめ
6.iPhoneのバイブレーション設定
1. スマホの音は大きく分けて5種類
そもそもスマホの音に関する設定は、今ひとつ釈然としないと感じている方、多いように思います。
マナーモードじゃないのに音がならなかったり、特定のアプリだけ音がならない、逆に不要なアプリのお知らせばかり鳴ってしまう、というようなトラブルに関しては、自分の設定が問題なのか、はたまたスマホの故障なのか、1人では判別がしづらいですね。
しかもガラケーからスマホになってから、音を司る設定箇所が少し複雑になったように思います。
例えばマナーモードにしているつもりはないのに音が鳴らない、特定のアプリだけ音が鳴らない、といったことが増えているように思います。
当動画では、こうした疑問が晴れるよう、スマホの「音」設定に関して、順番に優しく見ていきたいと思います。
・スマホから流れる音の種類
まず、スマホから流れる音、というのは大まかに5種類に分かれていて、それぞれ音量やオンオフを調節できます。
電話などがきた時の「着信音」、アプリからのお知らせ、つまり通知を受け取った時の「通知音」、youtubeなどを再生する際の「メディア音量」、
アラームなどの音量、あとはこれも音の一種ですが、電話の際、受話器から聞こえる音「受話音量」です。
ではこれらの音の調節方法をみてみましょう。
2. 音量ボタンやサイレントモード
まずは基本となる部分です。
iPhone Android共に、スマホ本体横についているボタンで、どのくらいの音を出すのか、または出さないのか、という調節を行えるように作られています。
また、この音量ボタンはとても賢くできていて、単に着信音の音量を調節する、という役割ではなく、押す場面によって何の音量を調節するかが変わってきます。
iPhoneでは、まず音量ボタンの上に「着信/サイレントスイッチ」と呼ばれるスイッチが付いています。ツマミを動かすことで切り替えることができます。
スイッチの隙間からオレンジ色が見えている状態は「消音モード」といって、着信音がならなくなります。(バイブレーションがなるかどうかは設定できる)
そうでない状態は「着信モード」といって、設定した音量の通りに着信音がなります。
ここが消音モードになっていると、後でみていく設定アプリでの音設定から音が鳴る設定にしてあろうとも、音が鳴りません。
そのスイッチの下には、音量を上げ下げできるボタンがあります。
上側のボタンをカチカチと押すと、音量が上がっていき、下を押すと下がっていきます。
たとえばホーム画面で音量ボタンを押してみます。すると、着信/通知音量、と出てきましたのでこの音量ボタンは着信音や通知音を調節しているということですね。
ここで最大にしたとしても、やはり先ほどのサイレントスイッチがオレンジになっている状態、消音状態であれば、着信音は鳴りません。
これが、たとえばYouTubeを視聴している時に音量ボタンを押すと、メディアの音量、つまりYouTubeの音量を操作してくれます。
スポティファイといった音楽アプリで音楽を再生しているときも同様、着信音ではなく音楽の再生音量を調節する役割へと柔軟に変化します。
Androidを見てみましょう。
Androidでは、iPhoneのようなサイレントスイッチはありませんが、やはり音量ボタンが二つついています。もしくは、細長いボタンが一つついていて、上側と下側を押せるようになっているというパターンもあります。
機種により表示が異なりますが、ボタンの上か下を押すと、このような表示が出ます。
iPhoneと同様、基本的には音量ボタンを押す場面によって都度適した音量を操作してくれるようになっています、ホーム画面で操作した場合は機種により、着信音量を操作する場合とメディアの音量の操作となる場合があるようです。
Androidの場合はこちらをタップするとそれぞれの音量が表示され、ここから左右につまみを動かすことで、個別に音量を調節可能です。
ちなみにこのよくわからないボタンですが、グーグルフォトでも写真編集する際のボタンとして登場しています。
おそらく、調節つまみを模したアイコンと思われます。なんだかアイコンにされると少しわかりづらい気もしますね。
また、このベルのマークをタップすると、マークが次のように変化します。
それぞれ、着信音とバイブレーションをどうするか、ということを表していて、ベルのマークは音と設定によりバイブレーション付き、バイブレーションのマークは着信音がならずにバイブレーションのみ、ベルに斜線のマークは音もバイブレーションもならないという意味です。
3. アプリからのお知らせ(通知音)
それでは続いて、個別のアプリの音の設定について見てみましょう。
まずアプリからのお知らせを受信した際の音についてです。
インストールしたスマホアプリは、何か持ち主に知らせたいことがある時などにお知らせを発します。
なので、冒頭でお話しした、LINEの音が鳴らなくなって困った!といったご相談は、正確にいうと、つまりこの通知の音が鳴らなくなった、という相談内容となります。
なので、通知設定に原因が隠れているかもしれません。
ではiPhoneから見てみたいと思います。
設定アプリを開くと、通知とありますので見てみましょう。
すると、インストール済みのアプリに関して、通知の受け取り方などを設定できるようになっています。
例えばメッセージアプリの欄を開いてみます。
次の画面はこのような構造になっています。
通知の出方を選ぶことができたり、音が鳴る場合の音色を選択できます。
この一番上の通知を許可のスイッチを切ると、一切の通知が来なくなりますので、下の設定項目も一旦消え去ります。
スイッチを再びオンに戻せば元通りになります。
ちなみにここの通知を受け取らない設定にした場合、アプリがお知らせを寄越さなくなるだけですので、それ以外の点については通常通りアプリは動作しています。
例えば今のようにメッセージアプリの通知をオフにしたとしても、メッセージアプリを開けば通常通りメッセージの送受信は問題なく行われている、という状態になります。
アプリによっては通知が必要ない、というものもあるかと思いますので、スマホが鳴りすぎて困っている、という方はぜひこちらの設定を見直してみてください。
また。少し見落としがちですが、ここのサウンド、という箇所で音色を選ぶことができます。
ここで「なし」を選択すると、音が出る設定にしていても音が鳴らなくなります。
音が鳴らなくて困っている方はここを確認してみてください。
Androidでの通知設定を確認してみましょう。
まずはやはり設定アプリを開きます。
「アプリと通知」と言うところをタップするとこのような画面が開きます。
すべてのアプリ一覧を開くために「アプリを全て表示」というところをタップしてみます。
アプリ一覧が現れますのでここでは試しにメッセージアプリを見てみます。 この画面で通知をタップするとメッセージアプリに関する通知がどのような状況になっているのか確認することができます。
Iphoneの時と同様、1番上にあるスイッチが大元のスイッチとなっていますので、ここのスイッチを切るとメッセージに関する通知が届かなくなりますメッセージが受信できなくなるわけではありませんのでご安心下さい。
メッセージやLINEの通知が来なくて困っている、という方はまずはここを確認してみて下さい。
ちなみに、初めてインストールしたアプリを起動する時によくこうした表示がでてくるのをみたことがある方も多いと思います。
これはこのアプリからの通知を受け取りますか?という選択肢です。
今ご覧いただいた設定は、ここで許可をタップするとオンになって、許可しないをタップするとオフになる、という作りになっています。
さて、スマホの本体設定からの通知の許可についてはこれで設定が完了しました。
基本的にはアプリからの通知はこれで受け取れるようになるのですが、アプリ自体に、通知をするしないを選ぶ項目が備わっている場合があります。この辺がややこしく感じる要因ですね。
LINEを例に、そちらを確認してみたいと思います。
LINEを開いて、 下に5つボタンがありますので1番左ホームをタップしましょうここはLINEのお友達リストが表示される電話帳のような役割や、様々な設定が行える画面になっています。
右上に歯車があります。
歯車マークはほぼ間違いなく設定メニューを表しますので、タップしてみましょうすると次の画面の中段あたりにやはり通知とあります。
結局こちらでは先ほど本体設定アプリから見た画面にワープするようになっていますね。
これでLINEは問題なく通知音、着信音がなるようになりました。
4. アプリ側の通知設定
1番上のスイッチはLINEが通知を発するかどうか、という全体を司るスイッチですのでオンにしておきましょう。
先程の設定アプリ内で通知をオンにしていても、ここがオフになっているとやはり通知が来ません。
また、その下の「通知設定」 項目をタップすると今度は先ほど見た設定アプリ内の通知設定画面にワープするように作られています。
LINEで通知を受け取るには、LINEアプリ内の通知設定をオンにして、なおかつ設定アプリ内でも通知がオンになっている必要があります。
このように同じような項目が重複している場合があり、どちらかでもオフになっていると通知が起こらないことがある、というのが1つわかりづらさの要因になっているかと思います。
いずれどちらかで一元管理できるようになるかと思いますが、現状LINEだけでなく多くのアプリにおいてこのような仕様になっています。
5. まとめ
もう一度、音の設定の全体像を把握しておきましょう。
まずスマホの音には5種類の音があります。
場面によって、本体横のボタンで音量の調節が可能です。
このうち着信音と通知音に関しては、思うように鳴ってくれない、鳴りすぎて困る、といったトラブルを抱えやすいポイントです。
iPhoneの場合はサイレントスイッチをオレンジ色にしている場合、Androidはサイレントモードになっている場合、他がどんな設定になっていても着信音や通知音は鳴りません。
また、LINEなどの通知音は、そのアプリ内での通知設定と、設定アプリ内の通知設定のどちらもオンになっていないと通知自体が発せられません。
以上が、重要となる設定です。
音が鳴らなくて困っている、という場合はこれらの設定を確認してみてください。
6. iPhoneのバイブレーション設定
ちなみに、少し補足として、iPhoneでバイブレーションをオンにしたい場合の設定ですが、設定アプリ内の「サウンドと触覚」という項目を開けてみると、バイブレーションに関する項目がございます。
着信スイッチ選択時とサイレントスイッチ選択時という、項目になっています。
少しわかりづらいですが、これはそれぞれ本体脇のスイッチの状態を表していて、その状態の時にバイブレーションを鳴らすかどうかを選べます。
どちらもオンにしておくと、本体脇のスイッチの状態に関わらず、着信や通知が来た時にバイブレーションが作動します。
当動画は以上となります。
最後までご視聴いただきありがとうございました。
もっと知りたい、という箇所があればコメントいただければ、今後の制作の参考とさせていただきます。
それでは、次の動画でもよろしくお願いいたします。
「今更聞けない!スマホの通知を整理する方法~通知の見方・表示箇所・通知のオン/オフについて丁寧に解説~」もご参照ください。
「Androidスマホの設定画面について学ぼう①~ネットワーク・文字サイズ・着信音の設定を丁寧に解説~」もご参照ください。
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