必ず役立つ、誰でも一度は感じたスマホの素朴な疑問を解説〜すべて回答できれば「スマホ知識人」~

今回は、「意外と答えられないスマホの素朴な疑問 5選 貴方はいくつ答えられる」についてご説明致します。

普段何気なく疑問に思っていたことが少しでも分かるようになると更にスマホへの理解が深まっていきます。

スマホについてかなり知っているという方も是非お試しください。

<動画内容>
1. Wi-Fiがなぜ無料で提供されるのか!
2. Wi-Fiが家になくても、快適にスマホを使う方法
3. Wi-Fiとブルートゥースを「オン」にすると位置情報の精度が向上するのはなぜ!
4. タッチ(NFC)の有効範囲はどのくらい!
5. カメラでQRコードの読み取りができないものもあるのはなぜ!
6. パソコンの方がスマホより使える機能が多いのはなぜ!

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:22分53秒)


みなさんこんにちは、スマホのコンシェルジュです。

今回は、「意外と答えられないスマホの素朴な疑問 5選 貴方はいくつ答えられる」についてご説明致します。

普段何気なく疑問に思っていたことが少しでも分かるようになると更にスマホへの理解が深まっていきます。

スマホについてかなり知っているという方も是非お試しください。

スマホのコンシェルジュでは、「スマホの基本操作」から「不具合時の対処方法」「毎日の生活を便利するアプリ」について、多数の動画でご紹介していますので、是非そちらもご参照ください。

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スマホの素朴な疑問5選

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【目次】
1.Wi-Fiがなぜ無料で提供されるのか!
2.Wi-Fiが家になくても、快適にスマホを使う方法
3.Wi-Fiとブルートゥースを「オン」にすると位置情報の精度が向上するのはなぜ!
4.タッチ(NFC)の有効範囲はどのくらい!
5.カメラでQRコードの読み取りができないものもあるのはなぜ!
6.パソコンの方がスマホより使える機能が多いのはなぜ!

1. Wi-Fiがなぜ無料で提供されるのか!

それでは、素朴な疑問として、まず初めに「Wi-Fiがなぜ無料で提供されるのか」について一緒に見ていきましょう。

カフェやホテル・空港等の施設で無料で提供されることが多いWi-Fiですが、なぜ無料で提供することが出来るのか、その理由ついて一緒に見ていきましょう。

無料で提供することが出来る理由と背景として挙げられるのが、一つ目は光回線を利用しているからという理由が挙げられます。

皆さんが使っているスマホは、通信の上限設定などはありますが、基本的には使用した通信量に応じて、支払う従量課金制が採用されています。

そのため、複数人で好きなだけ使うことができない仕組みになっています。

一方で、Wi-Fiは、光回線を利用している為、月額固定の定額課金制になっています。

そのため、何人でどれだけ利用しても、月々に支払う金額が変わらないため、無料でWi-Fiを提供することが出来ます。

詳細まで見ていくと同時に接続する人数によっては、Wi-Fi機器の値段も高くなりますので、その負担額をどうするかという問題もあります。

二つ目は、携帯各社が携帯回線の混雑を解消するために無料Wi-Fiを設置してきたことや電波の届きづらい地域においても、モバイル回線の中継用アンテナを内蔵したWi-Fi機器を無料でお店や施設に設置することで、お店側にとってはその顧客に対しても無料でWi-Fiを提供できるメリットと携帯各社にとっては無料Wi-Fiが使われることで同時に携帯回線の混雑も解消できるというメリットがあり、こちらが旨くかみ合わさって、Wi-Fiが無料で提供されてきました。

このように見ていくと無料Wi-Fiは使う側にとってメリットしかないように見えますが、デメリットもありますので、その点にについても一緒に見ていきましょう。

無料Wi-Fiの欠点の一つ目は、Wi-Fi機器に接続できる端末台数に制限があるという点になります。

無料Wi-Fiで使用しているWi-Fi機器の端末接続台数が、必ずしもそこで利用される接続台数を上回っているとは断言できないため、場合によっては著しく通信速度が落ちる可能性があります。

二つ目は、Wi-Fi機器のセキュリティの問題になります。

Wi-Fi機器はそのWi-Fiを利用している方がどんなものを閲覧しているか等、通信内容を暗号化する仕組みを持っていますが、その技術も日々進歩しているため、Wi-Fi機器自体が陳腐化していきます。

そのため、安全性を考慮するとより安全なWi-Fi機器に取り換える必要がありますが、無料Wi-Fiの場合、費用対効果が見合わないと交換されない可能性もあるため、安全性に課題が残ります。

三つ目は、二つ目に説明した要因から携帯各社も自社が提供する無料Wi-Fiを提供しなくなりつつあります。

携帯各社は、携帯の電話の普及と共に、アンテナの拡充をしてきましたが、その普及過程でアンテナの増強が追い付かず、回線が混雑してしまい、繋がらないという問題が発生する可能性があったため、その問題を回避する手段の一つとして無料Wi-Fiを提供してきましたが、その役割を終えつつあります。

また、十分なアンテナの普及により携帯の回線速度も上昇し、一方で無料Wi-Fiで提供してきた機器も陳腐化してきたことから、無料Wi-Fiの提供を停止してきています。

以上のような危険性や提供機会の減少が無料Wi-Fiの欠点になります。

Wi-Fi関連について、更に詳しく知りたい方は、こちらの動画をご参照ください。

2. Wi-Fiが家になくても、快適にスマホを使う方法

それでは、次にWi-Fi環境が家になくても、快適にスマホを使う方法について一緒に見ていきましょう。

スマホを快適に使うには、少なくとも年に1回、出来れば月に1回はWi-Fiに接続する必要があります。

家にWi-Fiがない場合はどうすればよいのか悩みそうですが、その場合には月に1回、必ず無料Wi-Fiが利用できるカフェやお店に行くことで解決することができます。

Wi-Fi接続時に行うことは三つになります。

一つ目は、端末OSの更新がないかをチェックして、更新がある場合には必ず更新しましょう。

年に1回は必ず大きな更新があり、その場合には30分程度の時間が必要になります。

また、数か月に1回は小さな更新があり、所要時間は10分程度になります。

但し、Wi-Fiの回線速度にもよりますので、所要時間はあくまで目安になります。

二つ目は、アプリの更新があるかないかをチェックして、更新がある場合には必ず更新するようにしましょう。

アプリの更新頻度についてはアプリ数によってもまちまちですが、月に1回程度のチェックであれば、必ずいくつか更新するアプリがあるかと思われます。

所要時間は、各アプリ数分程度になります。

三つ目は、写真やデータのバックアップになります。

モバイル回線でもバックアップするようにしている場合にはこちらは行わなくても問題ありません。

写真やLINEも含めてその量にもよりますが、所要時間は2分~10分程度になります。

このように月に1回は無料Wi-Fiを使って、メインテンスをすることで快適にスマホを使うことができるようになります。

家にWi-Fi環境がある方は、基本的には自動的にこれらの処理を行ってくれますが、たまにはチェックをしてみるのも良いかと思います。

バックアップ・アップデートについて、更に詳しく知りたい方は、こちらの動画をご参照ください。

3. Wi-Fiとブルートゥースを「オン」にすると位置情報の精度が向上するのはなぜ!

それでは、二つ目の素朴な疑問として、Wi-Fiとブルートゥースを「オン」にするとなぜ位置情報の精度が向上するのかについて一緒に見ていきましょう。

皆さんが、地図上で現在地を表示させるために使っているGPSは、基本的には4つの衛星から信号を受信する事で正確な位置情報を表示しています。

建物等によって、三つのGPS衛星からしか信号を受けれない場合には、正確な位置情報が表示できないために、携帯が繋がっている携帯電話基地局にある位置情報を取得し、足りない位置情報を補足することで、出来る限り正確な位置情報を表示しています。

同じように建物等の障害物で携帯電話の電波がうまく受信できない場合には、Wi-Fiのアクセスポイントにある位置情報やブルートゥース接続時にも取得できる場合がある位置情報を利用する事で足りない情報を補足して、出来る限り正確な位置情報を表示しています。

このようにGPSを利用した位置情報取得の仕組みを理解すると、なぜWi-Fiとブルートゥースを「オン」にすると位置情報が正確になるのかが理解できるかと思います。

Wi-Fiやブルートゥースについて更に詳しく知りたい方は、こちらの動画をご参照ください。

4. タッチ(NFC)の有効範囲はどのくらい!

それでは、三つ目の素朴な疑問として、よく駅の改札やコンビニやスーパー等でスマホをかざすだけで改札を通過したり、支払いをしているのを見かけた方も多いかと思います。

その際にどのくらいスマホを近づけたら良いのかと気になった方も少なからずいると思います。

今回は、その際の有効範囲とその機能であるNFCについて一緒に見ていきたいと思います。

NFCとは、国際標準規格で、英語のNear Field Communicationの頭文字をとった略語で、日本語では近距離無線通信の事を指します。

近い距離で通信できる電波で、スマホに限らず、鉄道を利用する際に使うカード式のSuicaやPasomoもこちらの技術が使われています。

スマホの場合には、古い機種でない限りは基本的にはこちらの機能が搭載されています。

このマークが、スマホの背面についているものが対応機種ですが、最近はほとんどのスマホについているため、このマークがない機種もたくさん出てきています。

見分け方の一つとしては、端末内にある設定から、接続済みのデバイスをタップすると詳細画面が表示されますので、その中に「NFC」という文字が表示されていれば対応機種になります。

Google Pay, Apple Payが使用できるものも対応機種になります。

それでは次に、NFCとよく混同しやすいのが、FeliCaとおサイフケータイになりますので、こちらについて一緒に見ていきましょう。

FeliCaは、ソニーが開発したNFCの通信方式を利用した技術になります。

おサイフケータイは、このFeliCaの技術を利用したサービスになります。

こちらで覚えておきたいポイントは、FeliCaに対応している機種は、駅の改札を通過したり、コンビニでの支払いをすることが出来ます。

また、FeliCaに対応しているとおサイフケータイというサービスも利用できます。

逆に言うと、おサイフケータイが利用できる端末はすべて利用できることになります。

混乱しやすいのはこの点になりますので、この点をしっかりと覚えておきましょう。

おサイフケータイとGoogle Pay・Apple Payは同列のサービスになりますが、クレジットカードを支払いとして利用したい場合には、Google Pay Apple Payしか利用することができません。

それでは次に、NFCの有効範囲について一緒に見ていきましょう。

通信の種類としては、携帯電話通信からNFCまで幅広い通信方法があります。

近距離無線通信と言われているものは、NFC・赤外線通信・ブルートゥース・Wi-Fiの四つになります。

一番至近距離なのは、NFCで10cm未満になります。

この機会にそれぞれの通信の大まかな距離を覚えてくのも良いかもしれません。

それでは次に、NFCの通信速度について見てみましょう。

NFCは10cm以内という至近距離にも関わらず、通信速度が424kbpsの通信速度しかなく、近距離通信の中で一番遅い速度になります。

一方で、赤外線通信は30cm~1mの有効範囲があり、16mbpsの通信速度があります。

ブルートゥースは有効範囲が10m前後で24mbpsの通信速度があります。

おそらく、電波帯域の割当と利用使途が考慮された結果とは思いますが、近距離通信は通信可能距離が長くなると通信速度が速くなるという面白い構造になっています。

NFCについて、いろいろな角度一緒に見てきましたが、ポイントについて簡単にまとめておきたいと思います。

NFCは、近距離通信で、かざして支払ったり、改札の通過が可能になる通信方式になります。

NFCの有効範囲は、10cm以内になります。

また、通信速度が遅いというのが特徴です。

その一方で、至近距離しか有効ではないので、安全性が高いというのも一つに大きな特徴になります。

NEC関連でお勧めの動画はこちらになります。

こちらはFeliCa対応・非対応に限らず、NFC対応機種であれば、どの端末でも対応できますので、是非普段使っているカード式の電子マネーの残高をスマホで確認してみましょう。
NFCについて体感する事ができます。

5. カメラでQRコードの読み取りができないものもあるのはなぜ!

それでは、四つ目の素朴な疑問として、カメラでQRコードの読み取りが出来ないものがあるのはなぜなのかその理由について一緒見ていきましょう。

カメラアプリで、QRコードを読み取れないのは、カメラアプリの問題になります。

カメラ自体の機器の問題ではなく、対応アプリにQRコードを読み取れるプログラムを入れているか、入れていないかになります。

Android端末は、数年前からカメラアプリでもQRコードが読み取れるように作られています。

カメラでQRコードが読み取れない場合には、QRコード読み取りアプリをインストールして対処するようにしましょう。

iPhoneはiOS11以降からカメラアプリでもQRコードの読み取りが出来るようになりましたので、端末OSの更新が出来る方はすべて使えるようになっています。

また、QRコードのみを専用で読み取るアプリもインストールされています。

QRコードに関して更に詳しく知りたい方は、こちらの動画をご参照ください。

6. パソコンの方がスマホより使える機能が多いのはなぜ!

それでは、五つ目の素朴な疑問として、パソコンの方がスマホより使える機能が多いのはなぜかその理由について一緒に見ていきましょう。

パソコンとスマホの相違点を見ていくと答えが見えてきます。

パソコンとスマホを比較すると四つの大きな違いが見えてきます。

一つ目はパソコンの方が、スマホより機能面で自由度が高いと言えます。

二つ目は、パソコンがユーザー主導型に対して、スマホはアプリ主導型の構造になっています。

三つ目は、パソコンが端末内で処理をするソフト(プログラム)が多いのに対して、スマホは通信でつながった側で処理するように作られたアプリが多いのが特徴になります。

四つ目は、パソコンは外付けするための物理的な挿入口が多いのに対して、スマホは充電も含めた差込口が一つしないものが多いです。

それぞれの詳細について後ほど詳しく説明しますが、これらの特徴からパソコンは、安全性が低く、端末性能の違いが顕著に表れやすく、スマホは逆に安全性が高く、端末性能が低くても使えるサービスが多いと言えます。

こちらでは、先程ご説明した自由度の違いについて一緒に見ていきたいと思います。

パソコンの方が、サービスを更に便利に使うための追加機能・拡張機能がたくさんあります。

また、その追加機能や拡張機能についても、サービス提供会社以外にも門戸を広げているサービスも多くあり、選択肢が多いのが特徴になります。

GmailというGoogleのメールサービスだけを見ても、パソコン版ではGmailに、他社のメールアドレスを追加することで、一緒に受送信することが出来ます。

また、Chromeというブラウザアプリについても、LINEやインスタグラムを見る事が出来るようにする拡張機能があります。

それ以外には、端末内にある他のサービスのデータについてもスマホと違い、比較的自由に利用・活用する事ができるため、個人の方が開発した便利なソフトなども利用する事ができます。

スマホには、こちらで説明した拡張機能がほとんどなく、また、端末のアプリ内にある情報も少なく、結果としてスマホは安全な作りになっています。

パソコンがユーザー主導型であるという点は、使いたいサービスや機能を自由に入手(インストール)することが出来ることにあります。

有名なソフトのダウンロード先は、窓の杜やベクターが挙げられますが、それ以外にも個人の開発者ページ等も含め、自由にソフトをダウンロードすることが出来ます。

一方でスマホは、何かをインストールする場合には、原則アプリストアを経由して入手(インストール)する必要があります。

インストール元が限定されているという点でスマホは安全になります。

パソコンが端末内で処理されるソフトが多い理由は、過去の歴史に依存することが一番大きいかと思います。

通信環境が、電話回線・ISDN・ADSL・光回線と進化してくる中で、パソコンの性能も一緒に進化してきたため、通信による遅延を極力さけるためにパソコンの内部で処理できるものは内部で処理してきたという背景があります。

最近はパソコンでも、マイクロソフト社も含め、クラウド型のソフト提供をする企業も増えてきていますが、逆に通信環境が業務を妨げるたり、情報漏洩のリスクが増えるなど新たな課題も出てきています。

一方でスマホは、比較的高速な通信環境を前提に作られてきたため、アプリをインストールしてもアプリ側で処理をするのではなく、通信した先で処理をするアプリが多いのが特徴になります。

もちろん、一部のゲームアプリや動画編集ソフト等、端末側で処理するアプリもありますが、相対的には少ないというのが特徴があります。

その理由としては、比較的端末性能が低くても、全員が使えるようにするという意図もあると思われます。

最後にパソコンは、左右に差込口がたくさんあり、マウス・マイク・スピーカー・ヘッドフォン等はもちろんですが、外部メモリーや映像出力端子やHDMIも含め、いろいろな外部機器と接続することができ、使用使途が広がるように作られています。

但し、外部との接点が増えると逆に安全性も低下するということを覚えてきましょう。

一方でスマホは、充電する際に差し込むための差込口しかない端末が多くあります。

また、外部機器と接続する場合にはアプリを経由するなど、簡単には外部と接続できないようになっている点もスマホの特徴になります。

そのため、スマホはパソコンに比べて安全性が高いと言われる一つの要因にもなっています。

以上がパソコンの方がスマホより使える機能が多い理由になります。

以上で「意外と答えられないスマホの素朴な疑問 5選 貴方はいくつ答えられる」についての説明を終了致します。

宜しければ「チャンネル登録」をお願い致します。

ご静聴、ありがとうございました。


「こんな風にスマホは使われている!スマホのある日常~絶対に試してみたいスマホの使い方10選~」もご参照ください。


「【理解度チェック】あなたはいくつ分かる?絶対に確認しておきたいスマホの基本15選!」もご参照ください。


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