【Wi-Fiルーターの寿命】ルーターの選び方とおすすめWi-Fiルーター

みなさんは、Wi-Fiルーターをどれくらい長く使用していますか?

今回は、Wi-Fiルーターの寿命を判断するサイン・症状について解説していきます。

ルーターの選び方のポイントやおすすめルーターについても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

<動画内容>
1. Wi-Fiルーターの寿命
2. Wi-Fiルーターの選び方
3. 自分が持っている機器はWi-Fi ○いくつ?
4. おすすめのWi-Fiルーター

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:16分20秒)

https://youtu.be/r6Csz9aufmY

突然ですがみなさんは、Wi-Fiルーターをどれくらい長く使用していますか?

スマホは定期的に買い替えていても、ルーターは同じものを長年使い続けているという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

Wi-Fiルーターの寿命

この動画では、Wi-Fiルーターの寿命を判断するサイン・症状について解説していきます。

ルーターを買い替える際の選び方のポイントについても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

スマホのコンシェルジュのYouTubeチャンネルでは、スマホやパソコンの使い方を学べる動画をやさしく丁寧に解説しております。

よろしければ「チャンネル登録」をお願い致します。

それでは早速やっていきましょう。

概要欄に目次も配置しておりますので、適宜チェックしたい箇所を選んでご視聴いただくことも可能です。

【目次】
1.Wi-Fiルーターの寿命
2.Wi-Fiルーターの選び方
3.自分が持っている機器はWi-Fi ○いくつ?
4.おすすめのWi-Fiルーター

1. Wi-Fiルーターの寿命

長らく使っていると故障などのトラブルが発生してそのタイミングで買い替えるという方も多いかと思いますが、実は買い替えのタイミングはそれだけではありません。

WiFiルーターの寿命は大きく分けて、『本体』、『セキュリティ面』、『サポート期間』の3つあるといわれています。

端末の劣化だけではなく、セキュリティ面やサポート期間にも寿命があるため、それぞれ寿命の長さを知っておくことが大切です。

「本体寿命」とはWi-Fiルーター本体の耐久性、つまり性能を基準とせずに何年使えるかというものになります。

Wi-Fiルーターの本体寿命は、おおよそ4~5年と言われています。

しかしこれはあくまで目安で、場合によっては5年以上利用できる場合もあります。

とはいえ、利用開始から4~5年経つと、通信速度の低下や接続状態が不安定になる、などの症状が出やすくなってきます。

一概に、ルーター本体が要因とは断定できないものの、5年以上使用している場合などは、やはりルーターの買い替えを検討する必要がありそうです。

「セキュリティ面の寿命」は、一般的に5年程度といわれています。

Wi-Fiの通信は暗号化されており、セキュリティが守られる仕組みになっています。

当然、暗号化方式が古いWiFiルーターほどセキュリティ強度が弱く、中には簡単に暗号を解析できてしまうものもあります。

そのため、古いセキュリティ規格のルーターを使い続けていると、個人情報などが流出するリスクが高くなるということです。

Wi-Fiルータのセキュリティについては、2023年3月に警視庁より「家庭用ルーターの不正利用に関する注意喚起」でも言及されています。

その対策の1つとして挙げられているのが、「サポートが終了したルーターは買換えを検討する」というものです。

スマホにもある”セキュリティサポート期間”というやつです。

最近でこそスマホのセキュリティサポートについても注目されるようになり、各メーカーのサポート期間も長くなってきましたが、Wi-Fiルーターにもサポート期間は存在します。

ルーターのサポート期間は、セキュリティだけでなく修理なども含めた総合的なサポート期間となります。

そのため、各メーカーともにサポート期間が終了した商品を使用し続けることについては推奨していません。

一般的に、パソコンやスマホ、ルーターなど、どの電子機器についても言えることですが、サポートが終了した状態で使用し続けることは推奨できません。

主要なメーカーの対応状況について確認しておきましょう。

各社対応は違うものの、概ね、最大10年ほどと認識しておいてください。

もちろんこれは、発売したばかりの最新ルーターを購入した場合です。

当然、発売してから1,2年経過した型落ちモデルのルーターなどを購入した場合は、10年経つ前に購入を検討したほうが安全性は担保されます。

以上のことを踏まえると、Wi-Fiルーターの寿命は最大でも10年以内で、6年目を過ぎたあたりからは買い替えを検討し始めるのが良さそうだと言えます。

Wi-Fiルーターは接続機器すべてに関わってくる問題なので、今後は、こういった観点でルーターの買い替えを意識してみてください。

その他に、実は寿命以外でも買い替えを意識するタイミングというものがあります。

それが、契約するネット回線を変えた場合やスマホやパソコンなどを新しく購入した場合、引っ越しをした場合などです。

但しこれらは、あくまでも2次的な動機によるものなので、意識しすぎる必要はありません。

2. Wi-Fiルーターの選び方

それではここから、ルーター選びのポイントとおすすめのルーターをご紹介していきます。

Wi-Fiルーターを選ぶ際に、最も意識してほしいポイントは2つあります。

それは、「ストリーム数」と「通信規格」です。

ルーター選びのポイントは挙げればキリがないのですが、今回は小難しい話を極力削って初心者の方にもわかりやすくお伝えするために、あえてポイントを絞って解説します。

Wi-Fiルーターのスペック情報やパッケージに、最大通信速度のほかに「ストリーム数」と書かれていることがあります。

ストリーム数は簡単に言えば「アンテナの数」で、Wi-Fiルーターがスマホやパソコンなどの子機と通信する「経路の本数」のことを指しています。

画面で言えば、5GHz、2.4GHzそれぞれ「4ストリーム」ということです。

ストリーム数が多い程、分散してデータを送受信することが出来るため、通信速度が速くなります。

さらに、ストリーム数が多いWi-Fiルーターは、複数の機器を同時接続したときにも安定した通信が期待できます。

もう少しわかりやすい例で説明すると、要は”片側1車線の道路より、片側4車線の道路のほうが渋滞が起こりにくく車がスムーズに流れる”ということです。

こう考えると、ストリームの数が多いというのが、なかなかに影響力がありそうだと感じるのではないでしょうか。

次に意識すべきポイントとして、「通信規格」というものがあります。

Wi-Fiの通信規格は数年おきに新しいものが登場しており、現在の最新規格はWi-Fi 7です。

この「通信規格」というのは、スマホでいうところの、4G回線や5G回線をイメージして頂くとわかりやすいかもしれません。

新しい規格ほど最大通信速度が早く、現在最も広く普及しているであろうWi-Fi 5と比べると、おおよそ7倍近くもの速度差があります。

もし、現在使用しているスマホやタブレット端末が最新の規格に対応していても、Wi-Fiルーターが古い場合、その性能を十分に発揮できません。

というのもWi-Fiルーターは、あらかじめ決められた通信規格にしか対応していません。

そのため、インターネット回線をいくら高速のプランに変更しても、Wi-Fiルーターの通信規格が変わらないとあまり恩恵を感じることができません。

そしてここには落とし穴があって、”受診する側のデバイス”も新しい規格に対応している必要があります。

なので、新しい通信規格のルーターを購入するのと同時に、スマホやパソコン、テレビ、ゲーム機など受診する側のデバイスも新たに購入しなければ、体感できるほどの速度差を感じにくいのです。

そしてもちろん、こういった最新の通信規格に対応したデバイスは高価格にもなりやすいので、むやみに最新規格のWi-Fiルーターを購入するのではなく、自分が所持しているデバイスの対応状況をみて、ルーターを購入する必要があります。

3. 自分が持っている機器はWi-Fi ○いくつ?

それでは各デバイスの通信規格の対応状況を確認していきましょう。

iPhoneは11以降の全モデルがWi-Fi 6に対応しています。

その他のApple製品に関しては画面の通りで、高価格帯の製品だけあって、最新のWi-Fi規格に対しても対応が早い印象を受けます。

また、2023年に発売された、iPhone 15 ProやPro MaxはWi-Fi 6Eに対応しています。

なお、15や15 Plusに関しては、Wi-Fi 6Eには対応していません。

Androidスマホは機種(主に値段)によって、対応の有無が分かれます。

高価格帯のスマホは概ねWi-Fi 6に対応していて、中価格帯は機種によって分かれる、低価格帯は基本的に対応していないといった状況です。

中価格帯のスマホでは、例えばシャープのAQUOS senseシリーズやソニーのXPERIA 10シリーズなど、日本製のスマホはWi-Fi 6には対応しておらず、Google Pixel、Galaxy、Motorola、Xiaomiなど海外製品は概ねWi-Fi 6に対応しています。

またGoogle Pixelは、7aからWi-Fi 6Eにも対応しています。

実は最近のテレビもAndroid OSが入っていて、Wi-Fi接続して、YouTubeやAmazon Prime、Netflixなどの動画コンテンツが見られるようになっています。

主要メーカーの対応状況は以下の通りです。

シャープのAQUOSシリーズは2022年モデルからWi-Fi 6に対応しており、ソニーのブラビアは2024年モデルからWi-Fi 6に対応します。

残念ながら、パナソニックのVIERAや東芝のREGZAは最新のモデルにおいても、Wi-Fi 6には対応していません。

ゲーム機はざっと画面のとおりです。

ニンテンドースイッチやPS 4は対応しておらず、最新のPS 5はWi-Fi 6に対応しています。

ニンテンドースイッチの後継機が2025年に発表されるようなので、そちらでの対応が望まれます。

4. おすすめのWi-Fiルーター

さらっと、ルーター選びのポイントを解説しまたが、最後は以上を踏まえたうえで、オススメのルーターをいくつか掲載しておきます。

買い替える際の参考にされてみてください。

まずはバッファローのWSR-6000AX8Pです。

これ買っとけば間違いないシリーズの代表格で、Wi-Fi 6に対応、5GHz、2.4GHzともに4ストリームのプレミアムモデルです。

必要な機能はあらかた揃っていて、よほどガジェット好きで買い替え頻度の高いユーザーでない限りは、快適なWi-Fi環境を構築できます。

続いてはNECのAterm WX5400HPです。

こちらも、これ買っとけば間違いないシリーズの代表格で、Wi-Fi 6に対応、5GHzが4ストリーム、2.4GHzが2ストリームのプレミアムモデルです。

一般的に必要な機能はあらかた揃っています。

続いて、電子機器などにはさほど興味はなく、スマホやパソコンも低価格帯で買い揃えている方へ、良心価格のルーターをご紹介します。

バッファローのWSR-2533DHPLSはWi-Fi 5に対応で、5GHz、2.4GHzともに4ストリームです。

プレミアムモデルと比べると、10,000円近く安くりますし、電子機器の買い替えサイクルがそれほど高くなければ、Wi-Fi 5の通信規格でもストリーム数の多いモデルは、まだまだオススメとして挙げられます。

Wi-Fiルーターは4〜5年で寿命を迎えるため、一定周期で買い替えが必要です。

目立った不具合がなくても、内部のソフトウェアが古いと接続するデバイスの性能を十分に発揮できなかったり、セキュリティも脆弱になってしまいます。

定期的に新しいWi-Fiルーターに買い替えて、快適な通信を楽しみましょう。

今回の動画はコチラで以上です。

最後までご視聴いただきありがとうございます。

メンバーシップ」にて動画のテキスト版も配信しておりますので、よろしければご登録ください。

それでは、また次の動画でもよろしくお願いいたします。


「【外出時の通信回線】誰でも簡単!無料で安全に使える「au Wi-Fi」のメリットと使い方」もご参照ください。


「【Wi-Fi接続】Wi-Fi利用時に絶対にやってはいけない事4選」もご参照ください。


指導実績>
三越伊勢丹(社員向け)・JTB(大説明会)・東急不動産(グランクレール)・第一生命(お客様向け)・包括支援センター(お客様向け)・ロータリークラブ(お客様向け)・永楽倶楽部(会員様向け)等でセミナー・講義指導を実施。

累計50,000人以上を指導 。

<講義動画作成ポイント>
個別指導・集団講座での指導実績を元に、わかりやすさに重点を置いた動画作成

その他の講義動画は下記の一覧をご参照ください。

動画でLEARNING

<その他>
オンラインサポート(ライブ講座・ZOOM等でのオンライン指導)とオフラインサポート(出張指導・セミナー形式のオフライン指導)も実施中。詳しくはメールにてお問い合わせください。

【全店共通】
03-5324-2664

(受付時間:平日10時~18時)

お気軽に お問い合わせください!