今回ご紹介するのはソニーの最新ミドルレンジモデル Xperia 10 VII。
ユーザー目線での使用感に特化した期待のモデルで、日本メーカーとして残された数少ないスマホの1つなので、ぜひチェックしてください!
詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:9分33秒)
ついにXperiaが帰ってきました。今回ご紹介するのはソニーの最新ミドルレンジモデル Xperia 10 VII。
ここ最近、中価格帯のスマホはGoogle Pixelのaシリーズや中華スマホ、そしてAQUOSに押されっぱなし…。『日本メーカーもう無理なんじゃ?』と思った人もいるかもしれません。
ですが今回の新作Xperia 10Ⅶ、ユーザー目線での使用感に特化した期待のモデルなんです。

撮影時の9/17日時点では、国内ページは公開されているものの、価格や型番、発売日などは不明ですが、今回はXperia 10Ⅶの詳細を共有したいと思います。
日本メーカーとして残された数少ないスマホの1つなので、ぜひチェックしてください!
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それでは早速やっていきましょう。
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まずは前作との比較です。
RAMの増量やリフレッシュレートの向上、Wi-FiやBluetooth、カメラ性能の向上など順当にパワーアップしています。
チップセットは他のミドルレンジと比べると少し見劣りはするものの、10%近くパワーアップしていて、新たにできることを増やすよりも既存の精度をより高くよりスムーズに行えるような使用感です。
最大の変化は、OSとセキュリティのアップデート保証が2年増えた点と、本体の縦横比がXperia特有の縦長フォルムから通常の縦横比になったことです。
全体的にはユーザー目線に寄り添ったとても良い機種ではあるものの、一方でGoogle Pixelのaシリーズや中華スマホと比べてしまうと、ようやく業界水準に達したという見方もできます。
そして問題はこれがどれくらいの値段で発売されるかです。
動画作成時点で国内モデルの価格はまだ発表されていませんが、海外版は449ユーロとなっていて前作の10Ⅵより50ユーロ高くなっています。
部品調達の段階で原価がある程度決まることを考えれば、直近の為替レートだけで判断することは難しく、海外版が平均で12%くらい価格アップしている点と前作が税込みで69,300円だったことを考えると、78,000円くらいが妥当なラインと言えます。
頑張っても75,900円といったところで、Pixelシリーズや中華スマホと比べてコストパフォーマンスに優れているとは言い難いです。
従来の機種からカメラレンズのレイアウトが大きく変わり、横レイアウトにすることですっきりとした印象を実現しています。
Google Pixelに始まり、最新のiPhoneでも取り入れられた横レイアウトは好みが分かれそうなポイントでもあります。
カラー展開は全部で3色で、ベーシックなブラックとホワイトに加えて、個性的なターコイズが用意されています。
ディスプレイサイズも従来の21:9からiPhoneなどと同じ19.5:9に変更され、特徴的だった縦長サイズが廃止されました。
これにより片手操作でも画面上部に届きやすく、また軽量ボディにより“持ちやすい”サイズ感を実現しています。
ただし寸法的には縦が-2mm、横が+4mmなので、縦長のサイズ感が気に入っていたXperiaユーザーにとってはマイナス面になる可能性もあります。
また19.5:9の縦横比を採用することにより、デジタル配信や家庭用TVで一般的な16:9のコンテンツを従来より広く表示できるとともに、ソニーのTV「ブラビア」の映像技術を取り入れることで、美しく鮮やかな映像を表示してくれます。
従来は映画を視聴するのに適したディスプレイサイズとなっていましたが、より身近な動画コンテンツに適応したサイズ感へと新調されました。
本体スピーカーは、音が広がる立体感、音質・音圧の大幅な向上を実現しています。
また筐体の振動を抑える機能を初採用することで、音の濁りを抑えてよりクリアな音質を再現していて、オーディオメーカーでもあるソニーならではの音作りとなっています。
とはいえ、ここらへんは実際に試してみないと何とも言えない部分ではあります。
最大の特徴でもあるOSやセキュリティのアップデート保証は2年分伸びたことにより、今までソニーの弱点だったサポートの短さが解消され、長く安心して使えるスマホになりました。
これにより、型落ちで安くなってから機種変更することも可能なので、そういった意味ではコストパフォーマンスは上がっています。
画面の滑らかさは前作の60Hzから120Hzにアップグレードされていて、動画コンテンツだけでなく、SNSやニュースサイトなどあらゆる視聴体験を向上させてくれます。
しかし、その分バッテリー消費もあがりますので、この機能が不要だと感じたら、本体設定から「画面設定」を開いて、低残像設定のメニューへと進み、適宜設定を変更してください。
長期間の使用を見越してバッテリーも設計されていて、いたわり充電により4年使い続けても劣化しにくいと記載があります。
ただし、前作での公式ページでも同じ表記で「3年使い続けても劣化しにくい」となっているので、どこが変わって1年の伸びたのかは疑問です。
「Xperia 10」シリーズでは初となる専用シャッターボタンの「即撮りボタン」を搭載して、サイドボタンを長押しするだけで素早くカメラ撮影が可能です。
その他にもシャッターボタンは、スクリーンショットのボタンとしても動作することができるようです。
背面には16mmの超広角レンズと24mm/48mmの広角レンズの2種類を備え、特に広角カメラは従来から約1.6倍大型な1/1.56インチのセンサーを採用することで、より多くの光を取り込めるようになり、夜景など暗い場所でも明るくクリアな撮影ができます。
また、48mmはメインカメラを用いた画質劣化のない光学2倍相当ズームとなっています。
搭載するチップセット(SoC)は、Snapdragon 6 Gen 3となっていて、前作に搭載されているものから10%程度の処理性能アップ、加えてメモリも前作の6GBから8GBにアップしています。
ただし明確なパワーアップとまではいかず、残念なポイントになるかもしれませんが、一般ユーザーからすればどうでもよく、普段使い用のメイン機としては十分に使える水準です。
もちろん、固定ニーズのあるイヤホンジャックやSDカードスロットも他社が廃止する傾向にある中、きちんと搭載されています。
Wi-Fi 6への対応やBluetooth 5.4への対応も嬉しいポイントです。
もちろん、対応機器をお持ちの方しか恩恵がないので全員にメリットがあるわけではありませんが、より快適に通信をしたり音楽や動画コンテンツなどの需要を考えると、できるだけ最新の規格に対応しておきたいところです。
かこって検索や消しゴムマジックなどGoogleが提供するAIにもバッチリと対応していて、日常使いから最新の機能まで使い手を選ばないスタンダードな機種に仕上がっています。
如何でしたか?
日本メーカー希望の星であるXperiaの新製品をご紹介しました。
発売時期は9月中旬以降を予定しているので、機種変更などをお考えの方は店頭などでチェックしてみてください!
今回の動画はコチラで以上です。
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それでは、また次の動画でもよろしくお願いいたします。
「【最新Androidスマホ対応】最初にやるべきオススメ設定11選」もご参照ください。
「【Pixel9a発表】大ヒットの予感。これを期にiPhoneやめる人が増えるかも?」もご参照ください。
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