今回は、家のインターネット回線を選ぶ際に「どのような選択肢があるのか?」また、「どの回線の契約を選べばいいのか?」、「光回線もいろいろなサービス提供者があってよくわからない。」という方に対して、その選択肢と選び方についてまとめさせていただきました。
光回線については、基本的には2種類でNTT東日本とNTT西日本が提供する「フレッツ光」か、NURO光やケーブルテレビ会社などの「独自回線」になります。
光コラボとして各社の名前が付いているため、たくさんあるように見えますし、各社キャンペーンなども含めて、いろいろな値段を出しているためにわかりづらくなっています。
お得度だけを求めるなら、スマホの契約をしている会社が提供する光回線を契約した方がお得になります。回線速度に重点をおく場合はなかなか判断が難しくなります。その理由としては、動画内でも説明しておりますが、契約するプロバイダーや初回接続時に決まる回線基地局によってかわってしまうためです。そのため各社共最大速度やベストエフォートという記載をしています。
こちらで記載した内容を講義動画内で丁寧に説明しております。
<講座内容>
1. インターネット回線の選び方
2. 家でインターネット回線を使う場合
3. 家に光回線を引くだけで割引が受けれるケース
4. プロバイダーとは
詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講義動画時間:13分24秒)
こちらでは、「家のインターネット回線の選び方!「ポケットWi-Fi」「置くだけWi-Fi(ホームルーター)」も含めて、最良の選択肢を探そう!という講座で解説している説明部分を抜粋して簡単にご紹介致します。詳しくは動画をご参照ください。
【目次】
1.インターネット回線の選び方
2.家でインターネット回線を使う場合
3.家に光回線を引くだけで割引が受けれるケース
4.プロバイダーとは
1. インターネット回線の選び方
インタネット回線の選択肢としては、大きく三つの選択肢がございます。
一つ目は、家に「光回線」を引く方法がございます。
後ほど詳しく説明しますが、基本的には「フレッツ光」か、「NURO光」や「ケーブルテレビ」などの独自の「光回線」を契約する必要がございます。
月の費用は、「光電話」などのオプションを除き、戸建てで5,000円前後、マンションで4,000円前後になります。
二つ目は、設定などが必要ない「置くだけWi-Fi(ホームルータ)」を契約し、家に置く方法がございます。
こちらは、単に送られてきた筒のような機器を電源にさして、Wi-Fi接続をするだけになります。(LANケーブルを指して、LANケーブルでパソコンなどに繋ぐこともできます。)
月の費用は、4,000円前後になります。但し、光電話は使えません。
三つめは、「ポケットWi-Fi」を契約して、持ち運んだり、家に置いたりして使う方法があります。
こちらは基本的には持ちあることが前提になります。
月の費用は、4,000円前後になります。但し、こちらも光電話は使えません。
こちらでは、「インターネット回線の選び方」についてご説明致します。
「光回線」を選択した場合、家族で使う場合や動画をみる場合には、「通信量の制限がない」という点がメリットの一つになります。
また、「光電話の使うことが出来きる点」もメリットになります。
更に、「通信速度が速い」という点も光回線の大きな特徴になります。
但し、通信速度のみを重視する場合には、「プロバイダーの選択」や「iPv6」も使える契約になっているかなど細かい部分を調べる必要がありますので、通信速度のみを重視されるかたはその点にご注意ください。
「置くだけWi-Fi(ホームルータ)」を選ぶ場合には、「プロバイダーの設定等が必要ない点」がメリットになります。
そのため、機器を電源にさすだけで直ぐに利用する事ができます。
その際には、インターネット接続したい各端末から、「置くだけWi-Fi(ホームルータ)」の機器に記載のある「SSID」を選択し、「パスワード」を入力するだけで接続することが出来ます。
こちらの操作方法は、普通の「Wi-Fi接続」と同じ接続方法になります。
こちらの注意点は、「3日間10GB制限」が付いている契約もございますので、その点をご確認ください。
動画等を高画質で10本以上見ない限りは、3日間で10GBには到達しないケースが大半になりますので、それほど気にする部分ではないですが、今後動画をたくさん見る可能性がある方は光回線をお勧め致します。
「ポケットWi-Fi」を選ぶ場合には、「外出先でも使うことが出来る点」がメリットになります。
こちらも、「置くだけWi-Fi(ホームルータ)」と同じで「通信制限」があります。
接続方法などは「置くだけWi-Fi(ホームルータ)」と同じで、普通のWi-Fi接続と同じように「SSID」を選択し、「パスワード」を入力するだけで使用することが出来ます。
こちらの注意点としては、毎月の通信量を選択できる契約もございますので、ご自身の使用状況に応じて契約内容を選択してください。
こちらでは、使う人の人数で、インターネット回線を選択する場合についてご説明致します。
一人でインターネット回線を利用する場合には、動画やゲームをどれだけ見るかで変わってきます。
かなりたくさんの動画見たい場合やゲームなどを長時間する場合には、「光回線」が一番の選択肢になります。
一方で家ではあまり使わない方は、「ポケットWi-Fi」も選択肢の一つになります。
もしくは、携帯の通信量を上げて、「テザリング」を利用するという選択肢もございます。
「テザリング」とは、携帯の通信量を他の機器にも分けて、インターネット接続をすることが出来る機能になります。
携帯会社によっては、「テザリング」のオプション費用が毎月数百円かかるところがございます。
また、「プロバイダー設定」が面倒だと思う方やその設定に不安のある方は、「ポケットWi-Fi」か、「置くだけWi-Fi(ホームルータ)」を選択されるのが一番の選択肢になります。
家族2名以上で使う場合で、動画やゲームをよくする方は、通信量が無制限である「光回線」が一番になります。
また、「プロバイダー設定」が面倒な方やその設定方法に不安がある方は、「置くだけWi-Fi(ホームルータ)」も一つの選択肢になります。
但し、「3日間10GB制限」がある場合と「光回線」に比べて通信が安定しない場合がございますので、その点はご注意ください。
こちらでは、「光回線」についてご説明致します。
「光回線」は、いろいろあってよくわからないという方も多いかもしれませんが、「光回線」は基本的には2種類しかありません。
NTT東日本とNTT西日本が提供している「フレット光」の回線か、独自に「光回線」を引いている事業者の二種類になります。
「光コラボ」という名でたくさんの「光回線のサービス」が出ていますが、すべて「NTT東日本」/「NTT西日本」の「フレッツ光回線」を利用しています。
その代表例が、「ドコモ光」「au光」「ソフトバンク光」「So-net光」「BIGLOBE光」などになります。
独自回線で「光回線」を引いているのは、「NURO光」になります。その他、ケーブルテレビ会社も独自回線になります。
回線速度については、「プロバイダー各社に依存する部分」と「NTT東日本・NTT西日本の基地局に依存する部分」が大きいため、回線速度が速いか遅いかは、最初に接続した際に確定します。
各通信回線提供会社は、通信速度の確約ができないため、回線速度を表記する際に「ベストエフォート」や「最大速度」という言葉を使用しているのはそのためになります。
次に、「光コラボ」や「Nuro光」などは、指定の携帯会社に合わせて契約すると、携帯料金を毎月500円程度値引きしてくれる場合が多くございますので、ご自身のスマホの契約会社を調べて、選択するようにしましょう。
2. 家でインターネット回線を使う場合
先程ご説明した部分と重複する部分もございますが、家でインターネット回線を使う場合には、「光回線」「置くだけWi-Fi(ホームルータ)」「ポケットWi-Fi」かのいずれかの選択肢になります。
光回線の場合で、戸建ての場合には月の費用は5,000円前後、マンションの場合には、月の費用は、4,000円前後になります。こちらにプロバイダー費用が約1,000円前後かかります。
ポケットWi-Fiと置くだけWi-Fiの場合、月の費用は4,000円前後になります。こちらはプロバイダー契約は必要ございません。
こちらの選択してとしては、Wi-MAXか、LTE、格安SIM系のいずれかを選択する必要がございます。
こちらでは、家も含めてインターネット回線を使う場合で、「ポケットWi-Fi」を選択した場合についてご説明致します。
3日間10GB制限があるものもございますが、基本的に無制限に使うことができるポケットWi-Fiの例として、
Auの場合には、月の費用が4,292円で、2年縛りになります。
Yモバイルの場合には、月の費用が4,380円で、縛りがありません。
UQ WiMAXの場合は、月の費用が3,880円で、2年縛りになります。
こちらでは、「置くだけWi-Fi(ホームルータ)」の特徴や値段についてご説明致します。
「置くだけWi-Fi(ホームルータ)」の特徴としては、「光回線」より速度は遅く、不安定になります。
また、3日間で10GB制限があるものが大半になります。
「ポケットWi-Fi」と比べると通信速度と安定性は高い傾向になります。
「置くだけWi-Fi(ホームルータ)」をお勧めするユーザーは、光電話を使わない方で動画もそれほど見ない方にお勧め致します。
また、設定不要なので、設定が苦手な方にもお勧めになります。
「置くだけWi-Fi(ホームルータ)」も機器のよって通信速度が異なりますので、機器の最大速度、特に「下り」のスピードが高いものを選択することをお勧め致します。
また、「置くだけWi-Fi(ホームルータ)」の月の費用は、4,000円前後になります。
3. 家に光回線を引くだけで割引が受けれるケース
各大手携帯キャリアは、基本的にその携帯キャリアが提供する光回線を選択すると携帯料金が値引かれるようになっています。
また、「NURO光」も先程ご説明致しましたが、ソフトバンクユーザーに対して値引きがございます。
YモバイルとBIGLOBEモバイルユーザーもそれぞれの携帯料金の値引きを受けることが出来ます。
ドコモは、「ドコモ光セット割」を受けることができます。
但し、1GB以上の契約に限ります。契約時にご確認ください。
auは、「auスマートバリュー」の割引を受けることができます。
こちらも割引を受けられないプランもございますので、契約時にご確認ください。
ソフトバンクは、「おうち割光セット」の割引を受けることが出来ます。
こちらも割引を受けられないプランもございますので、契約時にご確認ください。
4. プロバイダーとは
「プロバイダー」は、インターネットを閲覧する上で必ず契約する必要があるサービス会社になります。
こちらのサービス提供会社は、「ISP(インターネットサービスプロバイダ)」とも呼ばれています。
イメージとしては、こちらの図解にもありますが、「光回線」から先のインターネットに接続するために必要なサービスになります。
「光回線」を接続しただけでは、「光回線」を利用する料金を支払っただけで、インターネットへの接続をすることが出来ませんので、必ず「プロバイダー」と契約する必要があります。
携帯電話も同じで、「ウェブサービス料」として300円前後課金されています。最近は、携帯電話のデータ通信料の中に含んでいる場合も多くございます。
「プロバイダー」は、接続以外の提供サービスとして、無料のメールアドレスを貰える点がメリットでしたが、最近は「Gmail(ジーメール)」などのフリーメールの方がメリットも多く、こちらの恩恵は少なくなってきています。
また、ホームページを作成するためのサービスもございましたが、最近はウェブページやモバイルページを簡単に作れるサービスも増えてきたために、接続サービス以外の価値がすくなくなってきたのも事実としてあります。
この機会に、家にインターネット回線を引くことを考えてみましょう。
また、既に家にインターネット回線を引いている方は、一度インターネット回線を見直してみましょう。
お得に、且つ、スピードが速くなるかもしれません。
「こんなに簡単!Wi-Fi接続と活用術~通信量の削減・端末OS及びアプリアップデートに便利に活用!~」もご参照ください。
「アプリで簡単!スマホで印刷する方法~家でも、コンビニでも、こんなに簡単に印刷できる!~」もご参照ください。
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