【スマホの基本操作】パターンで学ぶ、「長押し」でできること。SMSや着信履歴の削除にも!

今回は「重要な基本操作、長押しでできること」というテーマで解説していきたいと思います。

<動画内容>
1. 長押しのおさらい
2. 長押しで起こることのパターン
3. 強く押しすぎないように注意
4. Androidの着信履歴削除
5. iPhoneのメッセージ削除
6. LINEのトーク画面でメッセージを長押しすると?
7. Androidの通知設定
8. グーグルフォトでの複数選択
9. Gmailでの複数選択
10. Androidのメッセージ削除
11. ホーム画面でアプリを移動する
12. カレンダーアプリで予定の時間を動かす
13. 文章入力中にカーソルを移動する
14. その他:カメラアプリ

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:17分43秒)


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今回は「重要な基本操作、長押しでできること」というテーマで解説していきたいと思います。

長押し操作で出来る事

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【目次
1.長押しのおさらい
2.長押しで起こることのパターン
3.強く押しすぎないように注意
4.Androidの着信履歴削除
5.iPhoneのメッセージ削除
6.LINEのトーク画面でメッセージを長押しすると?
7.Androidの通知設定
8.グーグルフォトでの複数選択
9.Gmailでの複数選択
10.Androidのメッセージ削除
11.ホーム画面でアプリを移動する
12.カレンダーアプリで予定の時間を動かす
13.文章入力中にカーソルを移動する
14.その他:カメラアプリ

1. 長押しのおさらい

スマホの基本操作の一つに、「長押し」という操作がございます。

タップと似ていますが、タップが指で画面をポンと触ってすぐに離すのと異なり、長押しは2秒間ほど画面に触れて離す、もしくは画面に指を触れたままにします。

長押し操作で出来る事:長押しとは

スマホはこのタップと長押しを区別して認識しますので、同じアプリの同じ場面でも、タップと長押しでできることが違ったり、何も反応しなかったりします。

後ほどまたご説明致しますが、たとえばAndroidの一部機種では着信履歴を表示する画面において、履歴をタップした時と長押しした時で表示されるメニューの内容が異なります。

長押し操作で出来る事:長押しとタップの違い

2. 長押しで起こることのパターン

使い所によって、長押しにどういう機能が割り振られているかは、ある程度のパターンがありますので、今回はそういったパターンに沿って紹介していきます。

今のように、タップと異なる機能やメニューを表示したり、複数のものを一度に選択する、また何か画面上のアイテムを掴んで移動する、といった使い方が多いです。

なるべく、操作時の感覚的な部分も交えて説明していきますので、スマホを抵抗なく操作する上での、操作の勘のようなものを養う助けとなれば幸いです。

使い所によって、長押しにどういう機能が割り振られているかは、ある程度のパターンがあります。

今のように、タップと異なる機能やメニューを表示したり、複数のものを一度に選択する、また何か画面上のアイテムを掴んで移動する、といった使い方が多いです。

なので、今回はそういったパターン別に、さまざまなアプリでの長押しの役割をみていきたいと思います。

なるべく、操作時の感覚的な部分も交えて説明していきますので、個々のアプリで長押しをしたときの効果を覚える、というよりは、これをこうするには長押しかな?と思えるようになる、といった操作の勘のようなものを養う助けとなれば幸いです。

長押し操作で出来る事:長押しの機能

3. 強く押しすぎないように注意

ちなみに、スマホに慣れないうちは、みなさん画面をぎゅっと強くタップしてしまいがちです。

すると、画面に指が触れている時間が長くなり、長押しと認識されてしまうことが多々あります。

これにより同じ操作をしているつもりでも、なぜか違う画面が出てしまう、思った様子にならない、ということが起こります。

心当たりのある方は、画面に気持ち弱めに触るようにしてみましょう。

スマホの画面は人間の体に流れる静電気を感知して、タッチを認識しているものが多いので、それでもタップは認識されます。

それでは操作の種類ごとに、活用例をみていきましょう。

こういうときは長押しすればよかったのか、といった発見があればとおもいます。

長押し操作で出来る事:長押しをする際の注意点

まずは一つ目、長押しは、画面に表示されていない機能やメニューを呼び出す、といったときに使われることがあります。

ちなみにパソコンをお使いの方は、マウスを右クリックした時と感覚的には似ているかと思います。

長押し操作で出来る事:長押しで他の機能やメニューを表示する

4. Androidの着信履歴削除

たとえば、教室でもとてもよくご質問いただくのですが、「着信履歴を削除して整理したい」と思った時。

冒頭でも簡単にお見せしましたが、今回はAndroidの着信履歴画面を見てみます。

たとえばここの非通知の着信を履歴から削除したい、と思ったとき、どうやって削除ボタンを探すでしょうか。

長押し操作で出来る事:長押しで他の機能やメニューを表示する(着信履歴の削除)

とりあえずはこちらの履歴を普通にタップしてみます。

すると連絡先に追加、などのメニューが開きました。この中には削除は見当たりません。

長押し操作で出来る事:長押しで他の機能やメニューを表示する(着信履歴の削除)

画面を見渡すと、右上に三つの点のアイコンがございます。

このアイコン、非常に登場頻度の多いアイコンで、おそらく「箇条書き」のリストの点々を模しているのだと思いますが、他にもここにメニューが格納してあるよ、という意味で利用されます。

こちらをタップしてみましょう。

するとこうしたメニューが開きました。やはりここにも削除が見当たりません。

長押し操作で出来る事:長押しで他の機能やメニューを表示する(着信履歴の削除)

こういう時は試しに長押ししてみます。

すると、ついに削除が現れました。

長押し操作で出来る事:長押しで他の機能やメニューを表示する(着信履歴の削除)

5. iPhoneのメッセージ削除

iPhoneのSMS用のメッセージアプリでは、メッセージをタップしても何も起こりませんが、長押しすると、このようなメニューが表示され、こちらからこのメッセージの削除を行うことができます。

このようにして、長押しをすることで削除や共有といった隠れていたメニューが出現することがあります。

長押し操作で出来る事:長押しで他の機能やメニューを表示する(メッセージの削除)

6. LINEのトーク画面でメッセージを長押しすると?

顕著なのがLINEで、トーク画面で、メッセージを長押ししてみると、こんなにもたくさんのメニューが出てきます。

なにかまずいメッセージを送信してしまった場合に、メッセージを取り消すために使う「送信取り消し」はここにありますのでこれは覚えておきましょう。

長押し操作で出来る事:長押しで他の機能やメニューを表示する(トークの削除)

7. Androidの通知設定

また、Androidでは、通知の受信に関する設定を、長押しで簡単に変えることができます。

このようにスマホに表示されるお知らせのことを「通知」と呼びますが、必要なものと不要なものをきちんと分けていないと、ひっきりなしに通知が発生し、スマホが鳴りっぱなしになってしまうので、非常にわずらわしい思いをしている方も多いかと思います。

長押し操作で出来る事:長押しで他の機能やメニューを表示する(通知設定)

ホーム画面を上から下にスワイプすると、受信している通知を一覧で表示する、通知パネルという画面が開きます。

通知パネルに表示してある通知どれか一つを長押ししてみると、この種類の通知を受け取るかどうかのスイッチが表示されます。

ここでさらに「全てのカテゴリー」とタップして進むとこのアプリからの通知自体を受け取るかどうかのスイッチに遷移します。

不要なアプリからの通知は、通知を受信したときにこのようにオフにしてあげれば、徐々に不要な通知を減らしていくことができます。

長押し操作で出来る事:長押しで他の機能やメニューを表示する(通知設定)

続いて、「複数選択状態にする」という場面についてみてみましょう。

長押し操作で出来る事:長押しで他の機能やメニューを表示する(複数選択する場合)

この操作はGoogle系のアプリに多いですが、複数のアイテムにまとめて操作をかけたい、というときに長押しが利用されます。

たとえばグーグルフォトをみてみましょう。

長押し操作で出来る事:長押しで他の機能やメニューを表示する(複数選択する場合:グーグルフォト)

グーグルフォトで写真を削除しようと思うと、その写真を開いてゴミ箱アイコンをタップして、という方法がございます。

ただこれだと、一枚一枚この手順で削除していかなければなりません。

長押し操作で出来る事:長押しで他の機能やメニューを表示する(複数選択する場合:グーグルフォト)

8. グーグルフォトでの複数選択

こんな時は試しにこの画面で写真を一枚長押ししてみましょう。

すると、このように、長押しした写真にチェックマークがつき、画面上に幾つかのメニューアイコンが出てきました。

長押し操作で出来る事:長押しで他の機能やメニューを表示する(複数選択する場合:グーグルフォト)

この状態になったら、他の写真をタップしていくと、どんどんチェックマークがついていきます。最初の一回は長押しですが、2枚目以降はタップで大丈夫です。

これで、複数枚の写真を、選択している、という状態にすることができます。

あとは、上のアイコンで削除や共有が選べますので、一度に複数の写真に対して削除や誰かへの送信を行うことができる、という仕組みになっています。

長押し操作で出来る事:長押しで他の機能やメニューを表示する(複数選択する場合:グーグルフォト)

9. Gmailでの複数選択

Gmailでも類似の操作が見られます。

普通にタップすると、メールが開きますが、メールを長押しすると、チェックマークが現れました。

他のメールも長押しするとどんどんチェックマークを増やしていくことができますので、グーグルフォトと同様、この状態で上部のアイコンをタップすると、チェックをつけたものをまとめて操作することができます。

※アイコン部分のタップでも同様の操作が可能です。

長押し操作で出来る事:長押しで他の機能やメニューを表示する(複数選択する場合:Gmail)

10. Androidのメッセージ削除

ちなみにAndroidのメッセージアプリも、メッセージ部分を長押しすることで、メッセージの色が変わり、上に削除や共有アイコンが表示されるようになります。

長押し操作で出来る事:長押しで他の機能やメニューを表示する(メッセージの削除)

続いて、こちらも非常に多用する、長押しによって何かを掴んで移動する、という操作について見ていきましょう。

長押し操作で出来る事:長押しで他の機能やメニューを表示する(移動する)

11. ホーム画面でアプリを移動する

例えばiPhone、Android共に、ホーム画面のアプリのアイコンは、タップするとアプリが起動してしまいますが、そのまま指を離さずにいると指にくっつけたまま任意の場所に移動したり、削除を選択したりすることができるようになります。

長押し操作で出来る事:長押しで他の機能やメニューを表示する(移動する)
長押し操作で出来る事:長押しで他の機能やメニューを表示する(移動する)

12. カレンダーアプリで予定の時間を動かす

また、カレンダー系のアプリで多いのは、一度入力した予定の時間が変わってしまった場合、長押しでその予定を掴んで移動させる、という操作が可能な場合がございます。

画面はGoogleカレンダーの画面です。

美容院の予定が一時間ずれた場合、この予定を長押しして、そのまま新たな時間にずらすことができます。わざわざタップして時間を編集し直して、という手間がかかりません。

長押し操作で出来る事:長押しで他の機能やメニューを表示する(移動する場合:グーグルカレンダー)
長押し操作で出来る事:長押しで他の機能やメニューを表示する(移動する場合:グーグルカレンダー)

13. 文章入力中にカーソルを移動する

また、文章の入力中の長押しについても見ておきましょう。

文章の入力中は、絶えずこのように点滅する縦棒が表示されています。これを「カーソル」と言い、入力した文章はこのカーソルの位置に入力されていきます。

文章の途中を修正したいといった場合は、このカーソルを目的の場所まで動かす必要があります。

長押し操作で出来る事:長押しで他の機能やメニューを表示する(文章入力中の長押し)

iPhoneでの文章作成中は、文章のタップしたところにカーソルが移動してきます。

また、文章上を長押しすると、拡大図を見ながらカーソルを目的の場所に滑らせていくことができます。

長押し操作で出来る事:長押しで他の機能やメニューを表示する(文章入力中の長押し)

Androidでもほとんど一緒で、文章のタップしたところにカーソルが移動してきます。

カーソル下にある涙のようなアイコンを長押しすると、カーソルを目的の場所に移動していくことができます。

長押し操作で出来る事:長押しで他の機能やメニューを表示する(文章入力中の長押し)

ちなみにiPhoneでは、写真やテキストなどを掴んで、メールに持っていくとそのまま添付できる、という操作ができるようになりました。

ドラッグ&ドロップと言い、パソコンでは似たような操作をすることがよくありましたが、それのスマホ版というイメージです。

ただ、片手で写真を長押ししたままもう片方の手でホーム画面に戻り、メールアプリを開いてから指を離す、といったちょっと器用な操作が必要です。

慣れてきたら挑戦してみてください。

長押し操作で出来る事:長押しで他の機能やメニューを表示する(ドラッグアンドドロップ)
長押し操作で出来る事:長押しで他の機能やメニューを表示する(ドラッグアンドドロップ)
長押し操作で出来る事:長押しで他の機能やメニューを表示する(ドラッグアンドドロップ)
長押し操作で出来る事:長押しで他の機能やメニューを表示する(ドラッグアンドドロップ)
長押し操作で出来る事:長押しで他の機能やメニューを表示する(ドラッグアンドドロップ)

14. その他:カメラアプリ

その他、これまでみてきたパターンとは少し異なりますが、カメラアプリでは、シャッターボタンを長押しすると、機種により異なる反応が起こります。

長押ししている間にひたすら連写を続けるという機種と、押している間だけ、動画撮影に切り替わる、という機種がございます。

長押し操作で出来る事:長押しで他の機能やメニューを表示する(カメラ)

最後に、Androidでは、長押しと判定される時間を調節することが可能になっています。

意図せず長押しになってしまうことが多い方は設定を変えてみてください。

設定アプリを開いて下の方にある、「ユーザー補助」をタップします。

ユーザー補助とは、操作のしづららさを解消するためのメニューが色々と格納されています。

フォントサイズ、文字の大きさもここに変更する項目がありますので、文字が小さくて見づらいという方はこちらを探してみてください。

次の画面で中断あたりに「長押しする時間」とあります。

こちらで「短め」「中」「長め」とありますのでこちらで調節可能です。

タップが長押しと認識されてしまって困っている方は、こちらは長め、とすることで簡単には長押しと判定されなくなります。

長押し操作で出来る事:長押し時間を変更する方法

「削除」や「共有」といった操作が見当たらない時や、何かを並べ替えたい、動かしたいときは長押しを試してみましょう。タップだけではできない操作が隠されているかもしれません。

慣れてくると、自然と長押しすべきところがわかるようになってきます。
まずはこういうパターンがあるといことを把握して、操作の勘を養っていただければと思います。

また、今回紹介した以外にも、長押しで思わぬ機能が発動することがありますので、ぜひ他にも色々と試してみていただければと思います。
思わぬ発見があるかもしれません。

長押し操作で出来る事:長押しに関するまとめ

当動画は以上となります。最後までご視聴いただきありがとうございました。

よろしければ「チャンネル登録」いただけると幸いです。

それでは、次の動画でもよろしくお願いいたします。


「意外と多い通話中の誤操作!分かっていれば対処可能。通話中の操作方法も含め再確認しよう。」もご参照ください。


「スマホの設定を調整していないからイラっとする!~設定変更するだけでスマホが自分仕様に~」もご参照ください。


<指導実績>
三越伊勢丹(社員向け)・JTB(大説明会)・東急不動産(グランクレール)・第一生命(お客様向け)・包括支援センター(お客様向け)・ロータリークラブ(お客様向け)・永楽倶楽部(会員様向け)等でセミナー・講義指導を実施。

累計30,000人以上を指導 。

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