今回は、入門編の続きとして、文字入力の基本的な方法についてご説明致します。
スマホを使う上で、一番重要な部分になります。
「音声入力」を使うこともできますが、全く「文字入力」をしないでスマホを使うことはできませんので、最低限文字入力の方法は理解するようにしましょう。
慣れてきたら、更に速く文字を入力するための方法もございますので、そちらもご参照ください。
「音速の文字入力:Gboardの方が便利?~文字入力が苦手な方はより速く、普通の方は更に速く入力可能に~」という講座でご案内しております。
文字入力の上達はあくまで訓練になります。
毎日使っていく中で、少しずつ上達してきますので、今回の基本を抑えたうえで、日々「検索」等をしながら、出来る限り文字入力をするようにしましょう。
<講座内容>
1. 文字入力の方法
2. 変換について
詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講義動画時間:11分12秒)
1. 文字入力の方法
それでは、はじめに「文字入力の重要性」についてご説明していきます。
「インターネット検索」「LINE」「メール」「ネットショッピング」「地図」などを利用する際にも必ず「文字入力」が必要になります。
現在、便利になってきましたので、「音声入力」という方法もありますが、雑音が入ってしまいうまく認識されない、一部修正する必要があるなどに、「文字入力」が必要な場合がでてきます。
「文字入力」は大きく分けて三つの方法がございます。
詳細については、後のパートでご説明いたします。
その中でも最も一般的なものは「フリック入力」になります。
自分に合う「入力方法」を見つけましょう。
次に「入力画面」についてご説明致します。
端末によって、「キーボード」が異なります。
今回は、「BASIO」と「シンプルスマホ」の「入力キーボード」から説明して参ります。
「キーボード」には、基本的に切り替えをすることで、いろいろな文字や記号に対応していく形になっています。
画面左の黒い部分にある「記号」「顔文字」を押してみましょう。
「中心部分(グレーの部分)」の内容が変わります。
画面左の「A1」と表示されているボタンは、このボタンを押した回数で、灰色の中心部分の文字が、「ひらがな」「英語」「数字」に変わります。
右側の黒いボタンは、一番上が「一文字を削除」したいときに押すボタンになります。
入力した文字に「スペース(空白)」を開けたいときには、上から三番目のボタンを押すと「スペース(空白)」を入れることができます。
一番下の「🔍(虫眼鏡)」のボタンは、「文字を確定」したり、「入力した文字を検索」したい場合には押すボタンになります。
次に、NTTドコモより販売されている「らくらくスマホ」の「入力画面」についてご説明致します。
基本的に黒い部分は、「切り替え」に使用するボタンになります。
「文字」を押すと、「ひらがな」「カタカナ」「英語」「数字」に切り替えることができます。
「→」の右と左は、それぞれ「空白(スペース)」を開けたいときに押します。
「入力文字を削除」したい場合には、「削除」を押すことで「文字の削除」ができます。
文字に「濁点」を打ちたい場合には、文字を打った後に「機能」の部分が、「濁点」「半濁点」「小文字」に切り替えられるボタンに変わります。
「検索」のボタンは、文字を入力した際に「決定」に変わり、「決定」を押すと「検索」ボタンに変わります。
このように「文字入力」を行った作業に応じて、「表示される文字」が変わってきますので注意しましょう。
次に入力の種類について、ご説明致します。
一つ目は、「ドグル入力」になります。
ガラケーと同じようにその文字が出るまで、タップする入力方法になります。
一回文字を入力するのに「最大5回」、小文字までを入れるには「最大で10回」タップする必要があります。
二つ目は「フリック入力」になります。
文字をタップして、前後左右に移動させて文字を入れる方法になります。
慣れると「ドグル入力」より格段に速く入力することができます。
三つめは、「らくらく2タッチ入力」で、2回のタップで文字が入力できるようになります。
人気の入力方法は、フリック入力になります。
それでは、練習をしてみましょう。
「ドグル入力」で、「い」を入力しましょう。
「あ」のキーボードを「2回タップ」することで入力が可能です。
次に同じ「い」を「フリック入力」で入力してみましょう。
「あ」のキーボードを押すと上下左右に文字が表示されます。
「い」の場合には左側にスライドし、指を話すと「い」の入力が出来ます。
「らくらくスマホ」の場合には、基本設定が「らくらく2タッチ入力」になっています。
「あ」をタップすると、上部にあ行の一覧が標示されます。
その中から「い」をタップすることで「い」の入力が出来ます。
次に「小文字」「濁点」「判断点」「句読点」の入力方法をご説明致します。
「小文字」は、一文字を入力した後に「小」を一回タップすることで、「小文字」にすることができます。
「濁点」は、一文字入力した後に「小」のボタンを二回タップするか、左にスライドさせることで、「濁点」をつけることができます。
「半濁点」は、一文字入力した後に「小」のボタンを三回タップするか、右にスライドさせることで、「半濁点」をつけることができます。
「句読点」は、「句点」がタップ1回、「読点」がタップ2回、もしくは左にスライドすることで入力することができます。
「らくらくスマホ」の場合には、文字を入力すると左下の部分に「濁点」「半濁点」「小文字」の候補がでてきますので、そちらをタップすると入力が可能になります。
「らくらくスマホ」で、「句読点」を入力したい場合には、「わ」のボタンをタップすると「句読点」の候補が出てきますので、該当するものをタップすると入力することができます。
2. 変換について
「変換の種類」は、大きく分けて三つあります。
一つ目は、「通常変換」になります。
全ての文字を入力して変換する方法になります。
二つ目は、「予測変換」になります。
文字を入力している途中で、候補の文字がいくつか表示される機能になります。
すべての文字を入力せずに、入力したい文字の候補が出てくるので、非常に便利、且つ、素早く入力することができます。
三つめは、「つながり予測」になります。
文章を入力中に、その後に続く文書の候補が表示されます。
こちらも、すべての文章を入力しなくて済むので、非常に便利な機能になります。
ここでは、先程説明を致しました「予測変換」と「つながり変換」について、例を挙げながらご説明致します。
「予測変換」の例としては、「買いました」と入力したいときに、「かいま」まで入力した際に、「買いました」という「候補」が下に表示されます。
その文字を「選択」するだけで入力が完了します。
「つながり変換」の例としては、「ありがとう」と入力すると、その後に続く、「ございます」という「候補」が表示されます。そちらを「選択」することで、一文字を入力せずに文章を完成させることができます。
最後に、練習として、「ろうにゃくなんにょ」を漢字変換してみましょう。
「音速の文字入力:Gboardの方が便利?~文字入力が苦手な方はより速く、普通の方は更に速く入力可能に~」もご参照ください。
「0から始めるスマホ入門(らくらくスマホ編) ~メールの基本:メールの種類・メールアプリの使い方~」もご参照ください。
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