【ギガ節約】どれだけ使ったら1GB?主要アプリのデータ通信量を知っておこう!

今回は、それぞれのアプリが実際にどれくらい通信量に影響しているのかをみてみたいと思います。

月々のデータ通信量の目安としてお役立てください。

<動画内容>
1. データ通信についておさらい
2. データの単位(KB,MB,GB)
3. ストレージ容量もバイトで表現されます
4. 利用した環境について
5. ネットサーフィンによるデータ通信(Google Chrome)
6. ニュースアプリによるデータ通信(スマートニュース)
7. 写真や動画を送付する(LINE)
8. 音声通話(LINE)
9. ビデオ通話(LINE)
10. YouTube
11. 〇〇pなどの画質設定に関して
12. TVer(ティーバー)
13. radiko(ラジコ)
14. 音楽配信アプリ(スポティファイ)
15. 通信が大きかった意外なアプリ

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:19分28秒)


いつもご視聴ありがとうございます、スマホのコンシェルジュです。

今回は、それぞれのアプリが実際にどれくらい通信量に影響しているのかをみてみたいと思います。

月々のデータ通信量の目安としてお役立てください。

各アプリ毎のデータ通信量

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各アプリ毎のデータ通信量:スマホのコンシェルジュとは

【目次】
1.データ通信についておさらい
2.データの単位(KB,MB,GB)
3.ストレージ容量もバイトで表現されます
4.利用した環境について
5.ネットサーフィンによるデータ通信(Google Chrome)
6.ニュースアプリによるデータ通信(スマートニュース)
7.写真や動画を送付する(LINE)
8.音声通話(LINE)
9.ビデオ通話(LINE)
10.YouTube
11.〇〇pなどの画質設定に関して
12.TVer(ティーバー)
13.radiko(ラジコ)
14.音楽配信アプリ(スポティファイ)
15.通信が大きかった意外なアプリ

1. データ通信についておさらい

まずデータ通信について基本的な知識をおさらいしておきましょう。

各アプリ毎のデータ通信量:データ通信についておさらい

スマホは、インターネット検索などでWebページを閲覧したり、キャッシュレス決済を利用したり、YouTubeを視聴したりといった、さまざまな場面でインターネットを通じた通信を行なっています。

各アプリ毎のデータ通信量:データ通信についておさらい

この通信に関して、契約キャリアと契約プランによって、月々にどれくらいまで通信ができるかという点があらかじめ決められています。

プランによっては使った分だけ階段式に料金が増えていくというパターンもあります。

この取り決めをオーバーして利用した場合は通信が停止されるのではなく、極端に通信速度が遅くなる、いわゆる通信制限、速度制限が課されます。

なお、ご存知の通り、wi-fiに接続して行った通信に関しては、通信費を負担している主体が異なることもあり、キャリアにおける月々の使用量としてはカウントされませんので、この限りではありません。

各アプリ毎のデータ通信量:データ通信についておさらい

月々の通信量は小さなプランでは月々1GB、アハモなど、一般に大容量といわれるプランでは月々20GB以上といったデータ通信枠が用意されています。

基本的に月初に0から計算され、月末までの1ヶ月間の累計で計算されますので、毎月月末付近になると通信制限が発動して、まともにネットが出来ず苦しむ方が増えてきます。

各アプリ毎のデータ通信量:データ通信についておさらい

2. データの単位(KB,MB,GB)

データの量、大きさを表す単位はバイトという単位で表されます。

重さの単位と似ていて、約1,000ごとに名前が変わります。

約1,000キロバイトが1MB、約1,000MBでよく耳にする1GBとなります。

さらに約1000GBで1TBとなります。

テレビのハードディスクレコーダーなどで何テラバイトという単位を見かけることがあるかと思います。

各アプリ毎のデータ通信量:データの単位(KB,MB,GB)

3. ストレージ容量もバイトで表現されます

データの大きさをバイトで表しますので、スマホの中に保存できるデータの量、いわゆるストレージ容量もバイトで表されます。

ストレージ256GBといった場合は256GB分の写真や音楽動画の動画をスマホの中に保存できると言う意味です。

勘違いしやすいポイントですが、こちらはあくまでスマホの中に保管できるデータの量を表しています。

キャリアとの月々のインターネットの通信量における取り決めとは無関係ですので、どれだけ高画質な写真をばんばん撮影しても、月々の通信量には影響しません。

各アプリ毎のデータ通信量:ストレージ容量もバイトで表現されます

4. 利用した環境について

では実際にそれぞれのアプリで、何をどう使用したらどれくらいのデータ通信量となるのか、見てみましょう。

利用したスマホはAndroidのGoogle pixel6で、Wi-Fiに接続せずにモバイルデータ通信状態で各種確認を行いました。

今回は設定アプリに表示される通信料に加えて、通信量を計測するアプリを使ってみます。

通信量は個々の使用環境により大きく上下する可能性もありますので、あくまで参考程度にお考えください。

各アプリ毎のデータ通信量:利用した環境について

5. ネットサーフィンによるデータ通信(Google Chrome)

まずは適当にインターネットを閲覧した時の通信量を見てみます。

各アプリ毎のデータ通信量:ネットサーフィンによるデータ通信(Google Chrome)

Google Chromeを使って、弊社が運営しているスマホのいろは、というサイトを10分間ほど彷徨ってみました。

サイトの内容としては、スマホの利用方法について、テキストと画像で説明しているサイトです。

各アプリ毎のデータ通信量:ネットサーフィンによるデータ通信(Google Chrome)

10分間ほどサイト内を適当に閲覧したところ、Google Chromeのデータ通信量は14.1MBとなりました。

10分で約14MBですので、一時間で考えると6倍、約84MBとなります。

かなりざっくりとした計算となりますが、このペースで閲覧すると、10時間程度のネットサーフィンで1GBに到達しそうです。

一月で考えると、1日20分の使用で10時間となりますので、意外と大きいような気もしなくもないですが、ブラウザアプリの出番も少なくなってきた今は、よほど小さなデータ契約でない限り、それほど気にしなくてもよさそうです。

長文の記事を読むなどを行いましたので、もっと早いペースでページを移動するような閲覧の仕方であればもう少し増えていく可能性があります。

各アプリ毎のデータ通信量:ネットサーフィンによるデータ通信(Google Chrome)

6. ニュースアプリによるデータ通信(スマートニュース)

続いて、ニュースアプリの代表格である、スマートニュースを10分間程度閲覧してみました。

スマートニュースは、日々のニュースをジャンルごとに閲覧することができるアプリで、画面構成もわかりやすく、動作も非常にサクサクと軽快にうごきます。

各アプリ毎のデータ通信量:ニュースアプリによるデータ通信(スマートニュース)

こちらも10分程度利用してみたところ、通信量は約25MB(24.7MB)となりました。

Google Chromeでのネットサーフィンよりも若干多くの通信が発生しているようです。

単純に1時間計算で150MBとなり、1GB分使用するのに約6〜7時間かかる計算です。

あくまで推測となりますが、アプリの起動時にニュースの読み込みのために比較的大きな読み込みが発生しているとみられますので、これ以降の増加ペースは緩やかになっていくかもしれません。

ただしニュースの更新頻度も高いので、頻繁に開いたり閉じたりしているとやはりこれに近い数字が維持される可能性があります。

とは言えやはりGoogle Chromeと同様、このアプリだけでデータ通信枠を使い尽くすというのは考えづらいかと思います。

各アプリ毎のデータ通信量:ニュースアプリによるデータ通信(スマートニュース)

7. 写真や動画を送付する(LINE)

次にLINEで写真や動画を送付した時の通信の量を見てみましょう。

各アプリ毎のデータ通信量:写真や動画を送付する(LINE)

まずは写真を送付してみます。

一枚だけだと増加量がわかりづらかったので、一度に10枚の写真を送付してみます。

こちらの写真自体のデータサイズはどれも4〜5MB程度です。

単純計算で考えると、40MB程度のデータ通信が発生する計算になります。

各アプリ毎のデータ通信量:写真や動画を送付する(LINE)

送信した結果、この写真送付でかかった通信量は10枚で4.6MBとなりました。

本来の写真のデータサイズが4MB程度でしたので、10枚送付で40MB程度増加するかと思いきや、意外と小さな増加に抑えられています。

各アプリ毎のデータ通信量:写真や動画を送付する(LINE)

ちなみにLINE上で写真をタップして、こちらに表示されるマルアイと書かれたアイコンをタップしてみると、写真についての詳細データが閲覧できます。

こちらをみてみると317KBと書かれています。

これはMBに直すと約0.3MBということになります。

元の写真が4MBでしたので1/10くらいのデータサイズに削られて送付されているようです。

他の9枚の写真も300KBから450KB程度のサイズでしたので、これらが10枚の合計で大体今回増加した分の4.6MBと合致するようです。

各アプリ毎のデータ通信量:写真や動画を送付する(LINE)

10枚で5MBだとすると、1GB消費するまでに2,000枚送付することができる計算になります。

各アプリ毎のデータ通信量:写真や動画を送付する(LINE)

写真を送付する際、オリジナルというボタンがございます。

こちらをタップして送付すると、データを圧縮せずにそのままの画質を保ったまま送付できます。

先ほどのマルアイボタンをタップしてサイズを確認してみると、実サイズそのままで送付されていることがわかります。

通信量もその通り増加していました。

各アプリ毎のデータ通信量:写真や動画を送付する(LINE)

オリジナルサイズで送付すると一気に普通に10枚送付するのと同じくらいの容量になりますのでご注意ください。

送付先で引き伸ばして印刷する、といった処理をしないのであれば、通常サイズでの送付でなんの問題もありません。

各アプリ毎のデータ通信量:写真や動画を送付する(LINE)

続いて約10秒の動画を送信してみます。

動画の元のサイズは46MBです。

各アプリ毎のデータ通信量:写真や動画を送付する(LINE)

送付すると、増加分は3.3MBとなりました。

やはりこちらも、元の動画にくらべて1/10程度に削減されて送付されているようです。

とはいえ、画質の違いはあまりわかりません。

単純計算ですが、30秒の動画で10MB程度になり、これを100回繰り返すと1GBとなります。

各アプリ毎のデータ通信量:写真や動画を送付する(LINE)

8. 音声通話(LINE)

続いて、音声だけでの無料通話を行ってみたところ、10分間で7MBとなりました。

一時間で42MB程度、これだけで1GBに到達するには、丸一日程度繋ぎっぱなしにする必要があります。

各アプリ毎のデータ通信量:音声通話(LINE)

9. ビデオ通話(LINE)

続いてテレビ電話を行ってみました。

結果、10分間で音声通話を大きく上回る、110MBという数値が出てきました。

一時間半程度で1GBの通信を行う計算となります。

やはり映像をつかうかどうかが通信量を決める大きな要因となりそうです。

ビデオ通話の際は、できるだけWi-Fi環境下にて実施するのが安心かと思います。

各アプリ毎のデータ通信量:ビデオ通話(LINE)

10. YouTube

続いて、通信量の大きそうなYouTubeでの動画視聴について調べてみます。

各アプリ毎のデータ通信量:YouTube

11. 〇〇pなどの画質設定に関して

まず大きなポイントとして、YouTubeは画質を設定することができ、この画質によって通信量が変化します。

この〇〇pというのは動画のきめ細かさを表していて、数字が大きいほど精細な画質となり、その分データ通信量も大きくなります。

スマホの小さい画面ではそれほどど大きな見た目の変化はなさそうに思いますが、設定してみると意外と違って見えます。

特に、全画面表示をした時の差は明らかで、240pではかなりぼんやりした絵になってしまいます。

個人的な主観にもなりますが、720pまで上げると、綺麗と感じる画質となり、それ以上に上げてもスマホではそこまで違いが分かりません。

特に設定せず自動としていると、YouTubeは、ストレスなく視聴できる程度の画質に自動で設定してくれます。

ただし、私の通信環境のせいもあってか、モバイルデータ通信時は240pに自動設定されてしまいました。

今回は特に画質が気にならない程度となる480pに設定して視聴してみます。

各アプリ毎のデータ通信量:〇〇pなどの画質設定に関して

480pで30分視聴したところ、約150MBの増加となりました。

ただし動画による幅も大きく、ある動画ではこの2/3程度になったり、動画によりかなりばらつきもありました。

ひとまず30分150MBとすると、一時間で300MB、1GB消費するには約3.5時間の視聴で到達することになります。

もちろんこれよりも高い720pなどで再生するとその分増加し、それ以下で再生するとデータ量を抑えることができます。

たとえば音声だけ聞ければいいコンテンツなどは、画質を抑えて再生するのも節約には有効です。

なお、弊社の動画はほとんどスライド形式で、実写部分が少ないためか、一時間60MB程度と大きく通信量が抑えられる傾向がありました。

各アプリ毎のデータ通信量:〇〇pなどの画質設定に関して

12. TVer(ティーバー)

続いてテレビ番組を無料で配信しているアプリ、ティーバーでも試してみました。

画質設定は特に触らずに、そのまま一時間番組を再生してみると、なんと740MBでした。

ただし、番組によっては1GBを超える場合もありました。

YouTubeよりも明らかに大きな通信が発生しています。

各アプリ毎のデータ通信量:TVer(ティーバー)

ティーバーは画質を選択することができるようになっています。

何も触れないと「自動」と設定されます。※低/中/高のどれが適用されているのかは不明。

通信量が気になる場合はこちらから画質を落としてみましょう。

各アプリ毎のデータ通信量:TVer(ティーバー)

画質を一番下の低画質に下げて視聴してみました。

画面のぼやけは多少分かりましたが、全画面モードにしても視聴し難くなる、というほどのものではありませんでした。

これで確認してみると、1時間番組で通信量は270MBまで抑えることができました。

これは先ほどの1/3程度の数値です。番組によってはこの画質で十分な視聴体験が得られるかと思います。

各アプリ毎のデータ通信量:TVer(ティーバー)

13. radiko(ラジコ)

続いて、ラジコを測定してみました。

鳴らしっぱなしで一時間測定してみたところ、27MBとなりました。

単純計算で4時間つけっぱなしで100MB、40時間で1GBとなります。

四六時中つけっぱなしにするというわけにはいきませんが、全体的にラジコの通信量が大きく嵩んでしまうことは起こりづらいかもしれません。

各アプリ毎のデータ通信量:radiko(ラジコ)

14. 音楽配信アプリ(スポティファイ)

音楽アプリでも試してみました。

今回利用したアプリはスポティファイです。

20分間再生したところ、28MBとなりました。

同じ音声の再生でもラジコよりも大きな通信が発生しています。

やはり音楽再生となるとそれなりの品質を保持しなければならないようです。

各アプリ毎のデータ通信量:音楽配信アプリ(スポティファイ)

15. 通信が大きかった意外なアプリ

最後、今紹介した以外のもので、意外と多くの通信量を記録したのが、グーグルフォトです。

昔の写真を閲覧していると、ぐんぐんデータ通信が増えていき、五分間程度で100MBまで膨らんでしまいました。

そのデバイス上に保存されていない写真を閲覧する場合はやはり読み込みが多分に発生するようで、予想外に大きな通信となりました。

グーグルフォトを利用する上で、バックアップした写真は本体から削除してストレージを節約できる、というのは大きなメリットですが、通信の観点からするとやはり本体にない写真を閲覧するのにはインターネット通信を用いて閲覧することになるので、Wi-Fiのない場所で写真を見る機会の多い方は、ひとまずスマホにも写真を残しておくのもいいかもしれません。

ただしこちらも冒頭のスマートニュースと似ていて、一度読み込んだ後はしばらくの間通信量が緩やかになる傾向がありそうです。

各アプリ毎のデータ通信量:通信が大きかった意外なアプリ

当動画は以上となります。

最後までご視聴いただきありがとうございました。

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それでは、次の動画でもよろしくお願いいたします。


「通信の消費量を知ろう!~動画・音楽はいくら消費?検索は?メールは?通信量を正しく理解して、状況に応じて節約しよう!~」もご参照ください。


「【Googleマップ】地図情報ダウンロードで動作がサクサクに。ギガやバッテリーの節約にも有効!」もご参照ください。


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