【スマホで防災】最低限やっておきたい”もしもの備え”

近年、毎年のように全国各地で台風や豪雨といった災害による被害が発生しています。

自分が住んでいる場所でいつ災害が起きるか分からない以上、事前の備えが肝心となります。

そこで、今回はスマホでできる災害対策をご紹介します。

緊急時にも役立つよう、面倒な操作などがないものだけをチョイスしてご紹介していきたいと思いますので、最後までお付き合いください。

<動画内容>
1. 防災の基本「ハザードマップ」
2. おすすめ防災アプリ
3. 災害時の安否確認
4. 通信インフラの確保
5. 防災グッズとしての活用

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:14分33秒)


いつもご視聴有難うございます、スマホのコンシェルジュです。

近年、毎年のように全国各地で台風や豪雨といった災害による被害が発生しています。

自分が住んでいる場所でいつ災害が起きるか分からない以上、事前の備えが肝心となります。

そこで、今回はスマホでできる災害対策をご紹介します。

緊急時にも役立つよう、面倒な操作などがないものだけをチョイスしてご紹介していきたいと思いますので、最後までお付き合いください。

スマホで防災

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それでは早速やっていきましょう。

概要欄に目次も配置しておりますので、適宜チェックしたい箇所を選んでご視聴いただくことも可能です。

【目次】
1.防災の基本「ハザードマップ」
2.おすすめ防災アプリ
3.災害時の安否確認
4.通信インフラの確保
5.防災グッズとしての活用

1. 防災の基本「ハザードマップ」

そもそもハザードマップとは、『自然災害による被害の軽減や防災対策に使用する目的で、被災想定区域や避難場所・避難経路などを表示した地図』です。

2011年の東日本大震災を機にクローズアップされたことは、ご存じの方も多いでしょう。

地域の成り立ちや地形・地盤の特徴、過去の災害履歴などを基に作成された、その地域ならではの災害予測が記されています。

避難場所や避難経路など、いざというときに役立つ、防災情報も記載されているため、ハザードマップこそ“防災の基本”と考えても構わないでしょう。

「ハザードマップはどこで見られるの?」と思われた方は、国土地理院が運営する「ハザードマップポータルサイト」を確認してみてください。

同サイトは「重ねるハザードマップ」「わが町ハザードマップ」の二本立てになっています。

使い方は簡単です。パソコンをお持ちの方はパソコンで操作する方がより簡単です。

ハザードマップのポータルサイトを開いたら、重ねるハザードマップの検索窓に市までで結構ですので、住所を入力して検索しましょう。

地図が表示されたら、画面左上にある「情報」という項目をタップします。

ウィンドウが表示されたら、自分の知りたい災害についてのハザードマップを選択して確認しましょう。

分かりやすいように、危険度合いで地図が色分けされます。

しかし、防災意識は災害が起きた時に一時的に高まり、しばらく時が経つと、どうしても意識が薄まってしまいます。

そこで、これからご紹介していくのは、防災意識がそこまで高くなくても、最低限ここはチェックしておこうという簡単なものをまとめてご紹介していきます。

防災は何でもそうですが、「平時に試してみる」ということが大事です。

2. おすすめ防災アプリ

防災対策では、災害情報をいち早くキャッチし、かつ総合的な目線で状況を判断することが重要です。

そこで、もっとも身近な情報ツール、スマホの有効活用を考えましょう。

ここでは災害被害を防ぐために入れておきたい防災アプリを紹介していきます。

Twitterは非常に有益ですが、初心者でも使いやすいかと言われると、少し難しいかもしれません。

Yahoo!防災は、自治体が発する注意報や警報を速やかに把握、同時に、地震発生後の津波予測、ゲリラ豪雨が迫る注意喚起などを、事前準備の観点から幅広く伝えてくれるアプリでもあります。

メリットを挙げると、例えば地震は「震度3以上」「震度4以上」「震度5弱以上」を、“揺れる前”と“揺れた後”で個別に設定できます。

また土砂災害や火山情報など、お住まいの地域によっては必ずしも必要でない情報の取捨選択も行えます。

更に、避難場所の登録や災害マップの確認ができるなど、緊急時にあれやこれやと操作する必要のないオールインワンな点が魅力です。

ざっくりと、使い方や設定をご紹介します。

アプリを開いて、最初の画面で災害情報をすぐに確認することができます。

難しい操作はありません。

もちろん、通知でお知らせもしてくれるので、そこで気づけばわざわざアプリを開く必要すらありません。

このアプリには、避難場所の登録機能があります。

メインタブより、防災手帳を選択し、そこから避難場所リストを選択します。

「避難場所を探す」をタップして、お住まいの地域を選択しましょう。

そうすると、お住まいの地域の地図が表示されるので、地図を拡大・縮小しながら避難場所を選びます。

選んだ避難場所を、リストに登録しておきます。

こうすることで、次回以降は避難場所リストを選択すると、先ほど登録した避難場所が表示され、そこからさらに選択することで、避難場所の地図や住所・電話番号など、詳細をかくにんすることができるようになります。

災害時、慌てている状況下ではこういった些細なことでも、手数が少ないだけで随分と楽になります。

通知の設定が細かく行えるのも大きな魅力です。

メインタブより、設定を選択して、画面を下にスクロールしていきます。

災害の種類を表示したら、お住まいの地域では発生しない災害の通知をオフにしておきましょう。

今回は火山を選択します。

ここでプッシュ通知をオフにしておくと、火山情報で通知がとんでくることはなくなるので、お好みで設定をしておくと便利です。

地震についてはより細かく設定することが可能です。

例えば、通知の条件は初期設定では震度3以上になっていますが、4以上で通知させるといったことも可能となっています。

なお、Yahoo!防災や特務機関NERV防災では、地震が到達する前に通知を送ってくれる仕様になっているので、震源地から距離がある場合は身構えることもできます。

今回はYahoo!防災をピックアップしましたが、先ほどご紹介した以外にも、ご自身が良いと思ったアプリを是非スマホに入れてみてください。

3. 災害時の安否確認

大規模災害が発生すると、通信インフラの損傷や通信規制によって電話回線がつながりにくくなり、家族などとの通話が困難になります。

一方で、電話と比較して災害発生時にも利用できることが多いのが、インターネットです。

インターネットを介した連絡ツールのLINEには、災害時に役立つ機能がいくつかあるので、覚えておきましょう。

まずは位置情報の共有です。

トーク画面内の左下にあるプラスのマークをタップします。

隠れていたメニューが表示されるので、その中から「位置情報」を選択します。

LINEに位置情報の許可をしていれば、現在地が表示されるので、そのまま画面右上の送信をタップすることで、指定したトークルームに位置情報を共有することができます。

続いて、家族のグループラインの作成方法を確認していきましょう。

トーク画面上部の吹き出しマークをタップします。

メニューの中から「グループ」を選択してください。

グループの作成画面が開くので、任意の相手を選択して、画面右上の「次へ」を選択します。

グループ名を決めたら、作成をタップしてグループラインの完成です。

一斉にメッセージを送信できるなど、防災の観点だけでなく、作っておいて損はないかと思います。

グループラインを作成したなら、「ノート」という機能で緊急時の連絡先や避難場所などをライン上にメモしておくと、被災時の意思統一が図れます。

トーク画面内の三本線をタップします。

メニューの中から、「ノート」を選択してください。

この画面に入力した内容が反映されます。新規で作成するには+アイコンをタップしましょう。

続いて投稿を選択してください。

投稿内容はなんでも構いませんが、お勤め先や学校の電話番号、連絡が取れない時の集合場所など、被災時にどうすればいいかがわかるように、ルールを決めておくと良いかもしれません。

入力が完了したら、「投稿」をタップして完了です。

ノートにまとめた内容は、先ほどのトーク内メニューからいつでも確認することができ、通常のメッセージのように埋もれていくこともないので便利です。

4. 通信インフラの確保

「災害発生時にはネットが使えなくなるのではないか。」という質問を受けることがあります。

結論から言うと、災害発生時には電話はつながりにくくなりますが、インターネットは使い続けられることが多いです。

それでも、通信会社の基地局が被災した場合などは、インターネットが利用できなくなることがあります。

そうした状況に備えて、日本では00000JAPANというサービスが開始されています。

00000JAPANとは、大規模災害発生時に、契約中の通信キャリアとは関係なく、誰でも無料で利用できる災害用統一ネットワークです。

00000JAPANは3大キャリアが災害時に開放するWi-Fiサービスで、最短でも災害発生後1時間ほどで開放されます。

使い方を知っておけば、いざという際にネットが利用できるのでチェックしてみてください。

これまでの事例では、最短でも災害発生直後から1週間ほどは開放されていました。

都道府県単位が指針となるので、“災害時には指定エリアならどこでも使える”と思っても大丈夫でしょう。

5. 防災グッズとしての活用

家族との連絡や安否確認、避難場所や避難経路の確認、災害情報の収集や救助要請など、小型の電子機器が一手に役割を担えるという点で、スマホが災害発生時に役立つ防災グッズ(防災ツール)として注目されるようになっています。

その中でも基本機能として備わっている、懐中電灯などを把握しておきましょう。

元々はカメラ撮影時のフラッシュとして機能しますが、懐中電灯としても使用することができます。

アンドロイド12での動作を確認しておきましょう。

ホーム画面を下にスライドすると表示される、クイック設定パネルという場所に、「ライト」が配置されています。

もし見当たらない場合には、更に下へスライドすると、クイック設定パネル内の機能一覧が表示されるので、そちらから探してください。

基本的には本体背面が点灯します。

災害時に情報を得る手段として、スマホでラジオを聴くことの有用性が注目されています。

ラジコは全国の民放ラジオ局、NHKラジオ、放送大学の番組を配信。

ラジオやテレビのない外出先で災害が発生したときも、すぐに必要な情報にアクセスすることができます。

また、音声配信アプリであるラジコは、動画アプリに比べるとバッテリー消費が格段に少ないという大きなメリットがあり、災害時の利用に適しています。

実際の使い方は、概要欄のリンクよりご確認ください。

今回の動画はコチラで以上です。最後までご視聴いただきありがとうございます。

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それでは、また次の動画でもよろしくお願いいたします。


「何がどれくらい変わる?バッテリーセーバーや低電力モード、節電効果を検証してみた!」もご参照ください。


「【モバイルバッテリー】スマホとの正しい接続方法や充電方法、自分に合った容量や重さの目安を知ろう!」もご参照ください。


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