今回は、「Wi-Fiルーターの選び方 後悔しないためにチェックすべき6項目」について説明して参ります。
Wi-Fiルータを購入しようと思ったときに、どのWi-Fiルーターを購入すべきか迷った方も多いかもしれません。
また、必要以上にハイスペックのものを買ってしまったり、通信規格の古いものを購入してしまい、速度があまり改善しなかったという方も多いかもしれません。
3つのステップを確認する事で、自分が必要としているWi-Fiの機能を見極める事が出来、その条件に合った6項目をチェックする事で、最適なWi-Fiルーターを選ぶことが出来ます。
<動画内容>
Step1:利用環境(間取り・範囲)を考慮する!
1. Wi-Fiの有効範囲には限界がある(障害物も考慮する)
2. 1階・2階がある場合には、アンテナも効果的!
Step2:利用人数と接続可能台数を考慮する!
1. Wi-Fiに接続する端末台数・利用状況を想定して、Wi-Fiを選ぶ
Step3:通信速度を考慮する!
1. 通信規格で選ぶ!「Wi-Fi6」がお勧め!
2. 速度重視なら、ストリーム数(アンテナ数)が多いものを選ぶ!
3.「Wi-Fiルーター」上にあるアンテナは、電波の角度を変えるもの!
4. ストリーム数より、チャンネル幅で速度が異なる!(自動調整)
5. 注意点:接続する側の機器で、速度が変わる(遅い方なる)
6. 三つの技術:①ビームフォーミング
7. 三つの技術:②MU-MIMO
8. 三つの技術:③メッシュWi-Fi ※広い家もしくは遮蔽物が多い場合
実際に販売されている「Wi-Fiルーター」を選ぶ
1. Wi-Fiルーターのメーカー所在地(国)を考慮する!
2. Wi-Fiルーターを選ぶ(6つの重要項目)
3. ①家族3人/4人構成のWi-Fiルーター:NEC
4. ①家族3人/4人構成のWi-Fiルーター:BUFFALO
5. ①家族3人/4人構成のWi-Fiルーター:ELLECOM
6. ②家族1人/2人構成のWi-Fiルーター:BUFFALO
7. ②家族1人/2人構成のWi-Fiルーター:BUFFALO・NEC
8. ②家族1人/2人構成のWi-Fiルーター:NEC
9. ②家族1人/2人構成のWi-Fiルーター:ELLECOM
10. Wi-Fiルーターを選ぶ(事前に把握しておくべき重要な点)
詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:26分51秒)
みなさんこんにちは、スマホのコンシェルジュです。
今回は、「Wi-Fiルーターの選び方 後悔しないためにチェックすべき6項目」について説明して参ります。
Wi-Fiルータを購入しようと思ったときに、どのWi-Fiルーターを購入すべきか迷った方も多いかもしれません。
また、必要以上にハイスペックのものを買ってしまったり、通信規格の古いものを購入してしまい、速度があまり改善しなかったという方も多いかもしれません。
3つのステップを確認する事で、自分が必要としているWi-Fiの機能を見極める事が出来、その条件に合った6項目をチェックする事で、最適なWi-Fiルーターを選ぶことが出来ます。
スマホのコンシェルジュの「YouTubeチャンネル」では、「スマホの基本操作」から「不具合時の対処方法」「スマホとパソコンの連携」等、スマホやパソコンに関する動画を多数配信しております。
是非そちらもご参照ください。
また、是非「チャンネル登録」もお願い致します。
【目次】
Step1:利用環境(間取り・範囲)を考慮する!
1.Wi-Fiの有効範囲には限界がある(障害物も考慮する)
2.1階・2階がある場合には、アンテナも効果的!
Step2:利用人数と接続可能台数を考慮する!
1.Wi-Fiに接続する端末台数・利用状況を想定して、Wi-Fiを選ぶ
Step3:通信速度を考慮する!
1.通信規格で選ぶ!「Wi-Fi6」がお勧め!
2.速度重視なら、ストリーム数(アンテナ数)が多いものを選ぶ!
3.「Wi-Fiルーター」上にあるアンテナは、電波の角度を変えるもの!
4.ストリーム数より、チャンネル幅で速度が異なる!(自動調整)
5.注意点:接続する側の機器で、速度が変わる(遅い方なる)
6.三つの技術:①ビームフォーミング
7.三つの技術:②MU-MIMO
8.三つの技術:③メッシュWi-Fi ※広い家もしくは遮蔽物が多い場合
実際に販売されている「Wi-Fiルーター」を選ぶ
1.Wi-Fiルーターのメーカー所在地(国)を考慮する!
2.Wi-Fiルーターを選ぶ(6つの重要項目)
3.①家族3人/4人構成のWi-Fiルーター:NEC
4.①家族3人/4人構成のWi-Fiルーター:BUFFALO
5.①家族3人/4人構成のWi-Fiルーター:ELLECOM
6.②家族1人/2人構成のWi-Fiルーター:BUFFALO
7.②家族1人/2人構成のWi-Fiルーター:BUFFALO・NEC
8.②家族1人/2人構成のWi-Fiルーター:NEC
9.②家族1人/2人構成のWi-Fiルーター:ELLECOM
10.Wi-Fiルーターを選ぶ(事前に把握しておくべき重要な点)
Step1:利用環境(間取り・範囲)を考慮する!
それでは、まず初めに、利用環境(間取り・範囲)を考慮しつつ、Wi-Fiルーターの外部についてる可動式のアンテナが必要なのかを一緒に確認していきましょう。
また、同時にWi-Fi自体の特性についても理解を深めていきましょう。
1. Wi-Fiの有効範囲には限界がある(障害物も考慮する)
既にご存じの方も多いかと思いますが、障害物がない場合のWi-Fiの有効範囲は50m~100mになります。
Wi-Fiの電波を遮るものとしては、水槽・木材・金属・コンクリートがあります。
一方で、透明な窓ガラスのある窓際にWi-Fiルーターを置いてしまうと、Wi-Fiの電波が外に逃げてしまい、電波が弱くなってしまいますので、Wi-Fiルーターの設置場所には注意が必要になります。
また、電子レンジは、2.4GHzの電波を利用している為、2.4GHzを利用している場合には、電波干渉を受けますので、Wi-Fiルーターの設置場所に注意するのはもちろんですが、Wi-Fiを利用する場合には5GHzに接続するようにしましょう。
2. 1階・2階がある場合には、アンテナも効果的!
Wi-Fiルーターには、機器によってはアンテナがあるものとないものがあります。
アンテナがないからといって、Wi-Fi電波に繋がりづらいという訳ではなく、アンテナがある方が電波の方向を調整する事ができるため、特定の場所に電波が届きやすいように調整する事が出来ます。
Wi-Fiの電波は、アンテナに対して、波紋のような形で広がって行きます。
その為、上下階がある場合には、アンテナを斜めに傾ける事で、上や下の階に電波が届きやすいように調整することが出来ます。
Step2:利用人数と接続可能台数を考慮する!
それでは、次に利用人数と接続可能台数について一緒に確認していきましょう。
結論からお伝えすると、最近は30台前後までは接続可能なWi-Fiルーターが多い為、特に悩む必要はないかもしれません。
1. Wi-Fiに接続する端末台数・利用状況を想定して、Wi-Fiを選ぶ
接続可能台数とは、設置したWi-Fiルーターに接続可能な端末の合計台数になります。
最近は、スマホやパソコンはもちろんですが、テレビやプリンター、AIスピーカーや防犯カメラなどWi-Fiに接続が必要な機器も増えてきています。
接続可能台数が少なすぎると、Wi-Fiルーターに接続する事が出来なくなりますので、接続可能台数については、少し余裕を持つようにしましょう。
先程もお伝えしましたが、最近のWi-Fiルーターは、接続可能台数が30台前後あるものが多い為、Wi-Fiルーター選びの判断材料にはならないかもしれません。
Step3:通信速度を考慮する!
それでは、次にWi-Fiルーター選びで最も重要な通信速度について一緒に確認していきましょう。
特に4K画質で動画を見たい、オンラインゲームをしたい、遅いとイライラするという方にとっては、Wi-Fiルーターの通信速度が非常に重要になります。
1. 通信規格で選ぶ!「Wi-Fi6」がお勧め!
Wi-Fiの通信規格も日進月歩で進化し続け、性能も著しく上昇してきています。
そのため、出来る限り最新のものを利用することをお勧め致しますが、値段も比例してかなり高くなっていきます。
注意点としては、Wi-Fiルーターのみを高性能にしても、その元となる回線速度やWi-Fiに接続する端末自体も最新の規格に対応していないとWi-Fiの性能を最大限に活かせませんので、その点には注意が必要になります。
オンラインゲームをガッツリしたい方や大画面で4K画質の映画を見たい方は、第6世代(Wi-Fi6)に対応しているWi-Fiルーターを購入することをお勧め致します。
最低限インターネットに接続でき、画質にこだわらない場合には、第5世代のWi-Fiルーターを利用するのもありですが、セキュリティ面も考慮するとWi-Fi6に対応したエントリーモデルを購入することをお勧め致します。
2. 速度重視なら、ストリーム数(アンテナ数)が多いものを選ぶ!
通信速度を重視する場合に重要になってくるのが、ストリーム数になります。
ストリーム数は電波の流れを意味し、アンテナ1本につき、1ストリームになりますので、アンテナ数に置き換えて考えても良いかと思います。
ストリーム数(アンテナ数)が多い程、分散してデータを送受信することが出来るため、通信速度が速くなります。
速度を重視するなら、ストリーム数が多いWi-Fiルーターを購入する事をお勧め致します。
ストリーム数が多い程、値段は高くなります。
3. 「Wi-Fiルーター」上にあるアンテナは、電波の角度を変えるもの!
注意点としては、Wi-Fiルーターに取り付けられているアンテナ数と先程説明したストリーム数(アンテナ数)は別のものになります。
Wi-Fiルーターに取り付けられているアンテナの役割は、電波の角度を変えるためのものになります。
先程説明をした「ストリーム数(アンテナ数)」は、内蔵されているアンテナ数になりますので、混同しないように注意するようにしましょう。
4. ストリーム数より、チャンネル幅で速度が異なる!(自動調整)
先程、ストリーム数が多い程、速度が速くなるとお伝えしましたが、厳密にはチャンネル幅も重要になります。
チャンネル幅については、Wi-Fiルーター側で自動で最適なものが選択されるようになっていますので、特に気にする必要はありませんが、チャンネル幅で速度がかなり変わるという事を覚えておきましょう。
ストリーム数は、最新のWi-Fi規格(Wi-Fi6)のルーターでは、4本が一般的になり、最大速度は4.8Gbpsになります。
最近は、光回線側でも最大で10Gbpsまで速度が出せるものもありますので、速度重視の方はストリーム数が8本あるWi-Fiルーターを購入するというのも一つの選択肢になります。
但し、一般的な光回線では1Gbpsが最大速度になり、実際にはそれよりもかなり遅い場合が大半になりますので、オーバースペックにならないようにWi-Fiルーター選びには注意が必要になります。
5. 注意点:接続する側の機器で、速度が変わる(遅い方なる)
それでは、次に、接続する端末によって通信速度の制約を受ける点について一緒に確認していきましょう。
高性能のWi-Fiルーターを購入しても、接続する機器のストリーム数(アンテナ数)が少ないと、少ない方に通信速度が制限されますので、注意が必要になります。
例えば、Wi-Fiルーターのストリーム数が4本あっても、スマホのストリーム数が2本の場合には、2本しか利用できない為、Wi-Fiルーターの本来の性能をフルに発揮できない事になります。
この点は覚えておきましょう。
6. 三つの技術:①ビームフォーミング
それでは次に、Wi-Fi規格に応じて利用可能な三つの技術についても一緒に確認していきましょう。
まずは、ビームフォーミングという機能になります。
端末がある場所を特定して、その場所に電波を集中させるという機能になります。
電波の特性を活用した機能で、重要なポイントとしては、こちらの機能を利用するにはWi-Fiルーターと端末側の双方に「ビームフォーミング機能」が搭載されていることが条件になります。
出荷時に自動的に「オン」に設定されていますので、特に何か操作が必要なものではありません。
対応端末は、Wi-Fi5に対応している機種であれば対応機種になります。
3年前に発売された端末であれば、Wi-Fi5には対応している可能性は高いと推察されます。
また、iPhoneについては、iPhone6以降のすべての端末で対応済みになっています。
7. 三つの技術:②MU-MIMO
二つ目は、MU-MIMO(マルチユーザーマイモ)という技術になります。
通信速度という観点からは最も重要な技術の一つになります。
従来は、一つのWi-Fi電波に対して、複数の端末が接続している場合には、並列して同時にデータ通信を行なうことが出来ず、順番待ちのようなイメージで、一番目の通信が終わると二番目の通信を行うという処理を行っていました。
MU-MIMO(マルチユーザーマイモ)の登場で、並列してデータ通信を行なう事ができるようになり、通信を待っている状態である画面中央でくるくる回っているマークを見る機会を減らすことが出来ます。
MU-MIMO(マルチユーザーマイモ)の重要なポイントは三つになります。
一つ目は、ルーターと端末の双方でMU-MIMO(マルチユーザーマイモ)に対応している必要があります。
二つ目は、接続している端末のすべてがMU-MIMO(マルチユーザーマイモ)に対応している方がより真価を発揮します。
一台でもMU-MIMO(マルチユーザーマイモ)に対応していない端末があるとその端末のために、通信速度が遅くなる可能性があります。
三つ目は、MU-MIMO(マルチユーザーマイモ)対応しているルーターは値段が高くなります。
MU-MIMO(マルチユーザーマイモ)については、対応しているスマホやパソコンは増えてきています。
対応機種を調べる場合には、無線通信方式や無線LANの部分にMU-MIMO対応(マルチユーザーマイモ)や「IEEE802.11ac」「IEEE802.11ax」と記載があると対応機種になります。
8. 三つの技術:③メッシュWi-Fi ※広い家もしくは遮蔽物が多い場合
三つ目は、メッシュWi-Fiという技術になります。
メッシュWi-Fiは、Wi-Fi電波が届かない死角をなくし、家中どこでも途切れずにWi-Fi接続が出来るように構築されたシステムになります。
従来のWi-Fiルーターは一台のルータを中心において、電波を送るようにしていますが、メッシュシステムでは中継器のように電波を単に中継するのではなく、メインのルーターと同じ機能を持った分身を設置することで、電波を効率的に管理することが出来るようになります。
Wi-Fiに接続される端末が多い場合には有効ですが、それほど接続する端末がない場合には特に気にしなくてもよい機能になります。
また、メーカーを統一するなど、費用も結構かかるため、現時点では余程大きな家や大人数で利用していない限りは考慮しなくても良い技術になります。
実際に販売されている「Wi-Fiルーター」を選ぶ
それでは、最後にWi-Fiルーターを実際に選んでいきましょう。
Wi-Fiの寿命は、2年~6年と言われています。
その理由は、2年~6年おきに新しい通信規格が登場するためになります。
また、買い替えの兆候としては、通信速度が遅くなったと感じた場合、Wi-Fiルーターが頻繁に落ちる場合、Wi-Fiが古くなり、セキュリティのアップデートが行われなくなってきた場合になります。
1. Wi-Fiルーターのメーカー所在地(国)を考慮する!
まずは、Wi-Fiルーターを販売している主要なメーカーから一緒に確認していきましょう。
NEC、バッファロー、エレコム、i-O Dataは日本のメーカーになります。
NETGEARは米国、TP-Linkは中国になります。
ASUSとシノロジーは台湾のメーカーになります。
Wi-Fiルーター自体は、通信の根幹になりますので、できる限り信用のあるメーカーから購入する事をお勧め致します。
部品まで細分化していくと「Wi-Fiルーター」のメーカー(本社)を見ても意味がないという方もいらっしゃいますが、動作確認・安全性のチェックなどは、各メーカーでもしっかりと行っている為、その基準も含め、どの国のメーカーなら信頼できるかを判断するのは非常に重要なポイントになります。
バッファロー・エレコム・アイ・オー・データについては、ファブレスメーカーで工場を持たず、外部に製造を委託しています。
その点も念頭に置いておきましょう。
2. Wi-Fiルーターを選ぶ(6つの重要項目)
それでは、家族構成を元に、Wi-Fiルーターに求めるべき性能について一緒に確認していきましょう。
前提として、テレビで4K画質の動画を視聴するという点と別の端末からも動画視聴・ゲーム等をする可能性があるという点を考慮していきます。
家族構成に関係なく、通信規格は、Wi-Fi6に対応している必要があります。
ストリーム数については、家族構成で、必要とする本数が変わりますが、Wi-Fi6に対応しているWi-Fiルーターの大半はストリーム数が2本以上になっています。
接続可能台数については、家族構成で接続台数が変わりますが、接続可能台数が多いほど選択肢が広がります。
マルチユーザーマイモ・ビームフォーミング・IPv6への対応はもちろんですが、Wi-Fi6に対応している場合には、対応している場合が大半になります。
稀に例外もありますので、念のため、確認するようにしましょう。
今回こちらで取り上げた6項目(Wi-Fi6への対応、ストリーム数、接続可能台数、マルチユーザーマイモ・ビームフォーミング・IPv6への対応)は、「Wi-Fiルーター」を選ぶ際に最も重要なポイントになりますので、必ずチェックするようにしましょう。
Wi-Fi6に対応している事が確認出来ると、後は、ストリーム数と接続台数を確認するだけで、ある程度はWi-Fiルーターの選別をする事が出来ます。
3. ①家族3人/4人構成のWi-Fiルーター:NEC
それでは、実際に、家族構成が3人~4人の場合の「Wi-Fiルーター」を一緒に確認していきましょう。
まずは、NECについて見ていきたいと思います。
NECの主軸は、エーターム WX5400HPになり、ストリーム数が4本あり、5GHzの最大速度は4,804Mbpsになります。
端末の接続可能台数も36台あり、15,000円~18,000円台後半で販売されている一番人気のある「Wi-Fiルーター」になります。
その後に販売されたエーターム WX7800T8は、Wi-Fi6E+にも対応しており、2.4GHz・5GHz・6GHzも含めると合計で8本のストリーム数があります。
5GHzの最大速度が、2,402Mbpsに抑えられてはいますが、2万円前後で販売されている人気の「Wi-Fiルーター」になります。
但し、6GHzについては、対応している機器もまだ少ない為、対応機種がない場合には、特性を生かせない場合がありますので、ご注意ください。
また、NECについては、ファブレスメーカーでもなく、製造工場をもった純国産のメーカーになりますので、信頼度は一番高いと言えます。
4. ①家族3人/4人構成のWi-Fiルーター:BUFFALO
続いて、「バッファロー」ついて見ていきたいと思います。
AirStation WSR-6000AX8シリーズを見ていくと、5GHz帯のストリーム数は4本あり、最大速度は4,803Mbpsになります。
また、最大の特徴でもある2.4GHz帯の最大速度が1,147Mbpsもあり、加えてストリーム数が4本あります。
接続可能台数は、36台あり、約14,000円~18,000円で販売されています。
AirStation WSR-5400AX6シリーズを見ていくと、同じように5GHz帯のストリーム数は4本あり、最大速度は4,803Mbpsになります。
2.4GHz帯については、ストリーム数が2本で、最大速度は573Mbpsになります。
接続可能台数は、30台あり、約13,000円~17,000円で販売されています。
AirStation WSR-5400AX6シリーズの特徴は、AX6の後にSが付いている場合には、ネット脅威ブロッカーが付いており、1年間は無料で利用することができます。
一方で、AX6Bは、ネット脅威ブロッカーが付いていません。
ネット脅威ブロッカーを利用すると速度が遅くなるという報告も上がています。
また、効果についても、それほど有用とは思えませんので、ネット脅威ブロッカーの有無に関係なく、値段が安い方を購入することをお勧め致します。
5. ①家族3人/4人構成のWi-Fiルーター:ELLECOM
続いて、「エレコム」について見ていきたいと思います。
WRC-XE5400GSは、6GHz帯にも対応し、ストリーム数が2本あり、最大速度は2,402Mbpsになります。
5GHz帯のストリーム数も2本あり、最大速度は2,402Mbpsになります。
2.4GHz帯のストリーム数も2本あり、最大速度が574Mbpsになります。
接続可能台数は、40台あり、約2万円~23,000円で販売されています。
WRC-X6000XS-Gは、5GHz帯のストリーム数が4本あり、最大速度は4,804Mbpsになります。
2.4GHz帯についても、ストリーム数が4本で、最大速度は1,147Mbpsになります。
接続可能台数は、42台あり、約29,000円~32,000円で販売されています。
6. ②家族1人/2人構成のWi-Fiルーター:BUFFALO
それでは、次に家族構成が1人~2人の場合の「Wi-Fiルーター」を一緒に確認していきましょう。
まずは、バッファローになりますが、AirStation WSR3200AX4シリーズを見ていくと、5GHz帯のストリーム数は4本あり、最大速度は2,401Mbpsになります。
2.4GHz帯については、ストリーム数が4本あり、最大速度は800Mbpsになります。
接続可能台数は、21台あり、約9000円~13,000円で販売されています。
値段については、少しバラツキがあります。
7. ②家族1人/2人構成のWi-Fiルーター:BUFFALO・NEC
続いて、AirStation WSR1800AX4シリーズですが、エントリーモデルになり、5GHz帯のストリーム数は2本で、最大速度は1,201Mbpsしか出ません。
2.4GHz帯については、ストリーム数が2本あり、最大速度は573Mbpsになります。
接続可能台数は21台あり、約6,000円~8,000円で販売されています。
Wi-Fiは最低限あればいいという方には、値段も含め、お勧めになります。
NECのエーターム WX3600HPは、5GHz帯のストリーム数が4本あり、最大速度は2402Mbpsになります。
また、2.4GHz帯についても、ストリーム数が4本あり、最大速度は1147Mbpsになります。
接続可能台数は36台あり、約13,000円~16,000円で販売されています。
値段も高いため、先程ご紹介したNECのエーターム WX5400HP、WX7800T8の方を購入した方がいいかもしれません。
8. ②家族1人/2人構成のWi-Fiルーター:NEC
NECのエーターム WX1500HPは、5GHz帯のストリーム数が2本あり、最大速度は1201Mbpsになります。
また、2.4GHz帯についても、ストリーム数が2本あり、最大速度は300Mbpsになります。
接続可能台数は18台あり、約7,000円~8,500円で販売されています。
WX3000HP2は、5GHz帯のストリーム数が2本あり、最大速度は2402Mbpsになります。
また、2.4GHz帯についても、ストリーム数が2本あり、最大速度は574Mbpsになります。
接続可能台数は36台あり、約12,500円~14,000円で販売されています。
9. ②家族1人/2人構成のWi-Fiルーター:ELLECOM
それでは、次にエレコムになりますが、WRC-X3000GS2は、5GHz帯のストリーム数が2本で、最大速度は2,402Mbpsになります。
2.4GHz帯については、ストリーム数が2本で、最大速度は574Mbpsになります。
接続可能台数は36台あり、約9,000円~10,000円で販売されています。
WRC-X3200GST3は、5GHz帯のストリーム数が4本で、最大速度は2,402Mbpsになります。
2.4GHz帯については、ストリーム数が4本で、最大速度は800Mbpsになります。
接続可能台数は36台あり、約11,000円~14,000円で販売されています。
WRC-X1800GSTは、5GHz帯のストリーム数が2本で、最大速度は1,201Mbpsになります。
2.4GHz帯については、ストリーム数が2本で、最大速度は574Mbpsになります。
接続可能台数は26台あり、約3,600円~9,000円で販売されています。
とりあえず、Wi-Fiは最低限あればいいという方には、WRC-X1800GSTを4,000円前後で購入できるのであれば、エントリーモデルとしての最低限の機能はありますので、お勧めになります。
10. Wi-Fiルーターを選ぶ(事前に把握しておくべき重要な点)
それでは最後にWi-Fiルーターの選び方について、まとめてみましたので一緒に確認していきましょう。
Wi-Fiルーターを選ぶ前に事前に調べておくべき点が二つあります。
一つ目は、利用している回線の最大速度を調べてみましょう。
元の光回線の速度があまり出ていないのに、Wi-Fiルーターの性能を上げても回線速度自体はあまり改善されません。
二つ目は、接続する端末の性能も調べてみましょう。
接続する端末に古い端末等、性能があまりよくないものがある場合には、Wi-Fiルーターの性能がアップしても、端末性能が低い方に合わせられてしまうので、本来の性能を発揮できない可能性があります。
事前準備によってWi-Fi接続する端末等がある程度分かった段階で、最低限押さえてきたいスペックは4つになります。
一つ目は、接続台数については20台以上。
二つ目は、Wi-Fi6に対応
三つ目は、Wi-Fiルーターの上部についているアンテナの有無については、上下階がある場合、接続台数が多い場合、より通信速度が速い方がいいという場合のみ、考慮するようにしましょう。
四つ目は、ビームフォーミング、MU-MIMO(マルチユーザーマイモ)、「IPv6」に対応している点
一人で限定的に利用する場合で通信速度もあまり出ていない場合には、価格も安い「Wi-Fi6」のエントリーモデルでも問題はありません。
デメリットも理解した上で、身の丈(環境)にあったWi-Fiルーターを選ぶことが一番重要になります。
以上で「Wi-Fiルーターの選び方 後悔しないためにチェックすべき6項目」についての説明を終了致します。
宜しければ「チャンネル登録」をお願い致します。
また、「有料メンバーシップ」にてコンビニで印刷できるテキストの提供も行っております。
ご静聴、ありがとうございました。
「【Wi Fiの基本】Wi-Fi機器だけじゃない!Wi-Fiを快適に使うための重要な知識~回線から通信機器の選択まで~」もご参照ください。
「【Wi-Fiの根幹】誰も教えてくれない「Wi Fi」が遅くなる本当の理由~「IPv6への切替」で回線速度が改善~」もご参照ください。
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