【AIって常識】「AI」と「話題のAI」何が違う? 知らずに使っているAIの正体とは!

今回は、「誰でも知らずに利用しているAIと最近話題になっているAIの違い」について説明して参ります。

「AI」が将来的には人から職を奪うというネガティブな話から、「ChatGPT」「GoogleのGemini」「Apple インテリジェンス」「Microsoftのコウパイロット」等のAIを実際に利用してみたけど良さがあまり分からないという意見まで、「AI」については、様々な意見があります。

一方で、オンラインショッピングやその他のオンラインサービスでは、気付かない間に「AI」が既にたくさん使われています。

今回は、「身近で既に利用しているAI」と「話題のAI」にどのような違いがあるのか、今後はどうなるのかという点について一緒に確認していきましょう。

<動画内容>
<1>身近にある「AI」とは

1. 身近にある「AI」としては、「お勧めの商品」や「お勧めの音楽」の選別がある!
2. 身近にある「AI」としては、「顔認証」「迷惑メールの振分」がある!
3. 身近にある「AI」としては、検索結果の一番上の「AIによる概要」がある!

<2>「AI」って何?
1.「AI」とは、人間のように学び、考え、判断する「コンピューター技術」!
2.「AI」には、「特化型AI」と「汎用型AI」がある!
3. 最近話題の「ChatGPT」は「生成AI」に分類される!
4.「生成AI」には主に8つのタイプがある!
5.「従来型のAI」と「生成AI」は何が違うのか?
6.「従来型のAI」と「生成AI」の違い:「従来型のAI」とは
7.「AI(従来型のAI)」の具体例①
8.「AI(従来型のAI)」の具体例②
9.「従来型のAI」と「生成AI」の違い:「生成AI」とは
10.「生成AI」の具体例(テキスト生成)
11.「生成AI」の具体例(画像生成)
12.「生成AI」の具体例(音声生成)
13.「生成AI」の具体例(動画生成)
14. まとめ:「生成AI」を利用する際の重要なポイント

「Googleの検索」は、「従来型のAI」と「生成AI」の複合!
1.「Googleの検索結果」は「従来型AI」と「生成AI」の組み合わせ!

<3>「AI」の現状と今後
1.「現在のAI」の強みは曖昧さが残る結果表示!
2.「現状のAI」の弱みは、柔軟性がない点!
3.「AI」の弱みがなくなると「AI」が判断する時代が来る⁉

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:17分44秒)


みなさんこんにちは、スマホのコンシェルジュです。

今回は、「誰でも知らずに利用しているAIと最近話題になっているAIの違い」について説明して参ります。

「AI」が将来的には人から職を奪うというネガティブな話から、「ChatGPT」「GoogleのGemini」「Apple インテリジェンス」「Microsoftのコウパイロット」等のAIを実際に利用してみたけど良さがあまり分からないという意見まで、「AI」については、様々な意見があります。

一方で、オンラインショッピングやその他のオンラインサービスでは、気付かない間に「AI」が既にたくさん使われています。

今回は、「身近で既に利用しているAI」と「話題のAI」にどのような違いがあるのか、今後はどうなるのかという点について一緒に確認していきましょう。

「AI」と「話題のAI」の違い

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【目次】
<1>身近にある「AI」とは
1.身近にある「AI」としては、「お勧めの商品」や「お勧めの音楽」の選別がある!
2.身近にある「AI」としては、「顔認証」「迷惑メールの振分」がある!
3.身近にある「AI」としては、検索結果の一番上の「AIによる概要」がある!

<2>「AI」って何?
1.「AI」とは、人間のように学び、考え、判断する「コンピューター技術」!
2.「AI」には、「特化型AI」と「汎用型AI」がある!
3.最近話題の「ChatGPT」は「生成AI」に分類される!
4.「生成AI」には主に8つのタイプがある!
5.「従来型のAI」と「生成AI」は何が違うのか?
6.「従来型のAI」と「生成AI」の違い:「従来型のAI」とは
7.「AI(従来型のAI)」の具体例①
8.「AI(従来型のAI)」の具体例②
9.「従来型のAI」と「生成AI」の違い:「生成AI」とは
10.「生成AI」の具体例(テキスト生成)
11.「生成AI」の具体例(画像生成)
12.「生成AI」の具体例(音声生成)
13.「生成AI」の具体例(動画生成)
14.まとめ:「生成AI」を利用する際の重要なポイント

「Googleの検索」は、「従来型のAI」と「生成AI」の複合!
1.「Googleの検索結果」は「従来型AI」と「生成AI」の組み合わせ!

<3>「AI」の現状と今後
1.「現在のAI」の強みは曖昧さが残る結果表示!
2.「現状のAI」の弱みは、柔軟性がない点!
3.「AI」の弱みがなくなると「AI」が判断する時代が来る⁉

<1>身近にある「AI」とは

それでは、まず初めに「身近で既に利用している、もしくは、利用した事があるAI」にはどのようなものがあるのかを一緒に確認していきましょう。

1. 身近にある「AI」としては、「お勧めの商品」や「お勧めの音楽」の選別がある!

まず、一つ目の「AI」は、Amazonなどのオンラインショッピングサイト等で利用されている「お勧め商品」になります。

過去の購入履歴や閲覧履歴から、同じような趣向を持つ人が購入・閲覧した商品が「AI」によって自動的に表示されます。

「Spotify(スポティファイ)」等の音楽サービスも同様で、過去の視聴履歴やよく聞くアーティストから、同じような趣向を持つ人が視聴する傾向が高い音楽を「AI」が自動的に選別して、「お勧めの音楽」として表示されます。

このように普段何気なく利用しているサービスでも、「AI」が使われています。

2. 身近にある「AI」としては、「顔認証」「迷惑メールの振分」がある!

これも「AI」だったのかというものは、スマホの「顔認証」による「画面ロック」の解除になります。

事前に登録されている「顔画像のパターン」と「入力された顔画像のパターン」を比較して、一致するかを判断する為に「AI」が使われています。

「迷惑メールの振分」も同様で、「受信したメールの送信アドレス」や「迷惑メールとして報告があったアドレス」等の情報を元に「受信したメールアドレス」を識別して、必要に応じて「迷惑メール」に振り分けるという操作を「AI」が行っています。

このように普段何気なく利用している顔認証や迷惑メールの振分にも、「AI」が使われています。

3. 身近にある「AI」としては、検索結果の一番上の「AIによる概要」がある!

普段、何かわからないことを調べる為に利用している検索サービスでも、AIが使われていますが、最近では、「AI」の中でも「生成AI」と呼ばれるものも検索結果の一番上に「AIによる概要」として表示されるようになってきています。

後ほど詳しく説明をしますが、「生成AI」は、通常のAIとは異なり、インターネット上の文献等を利用して、「AI」が説明内容を自動的に生成しています。

この「生成AI」はあくまで信ぴょう性の高い情報を元に説明内容を生成していますが、元データ自体が間違っている可能性もあるため、100%正しい情報ではないという点に細心の注意が必要になります。

<2>「AI」って何?

身近なAIについて一緒に確認していきましたが、そもそも「AI」とはどのようなものなのかを、この機会に一緒に確認していきましょう。

1.「AI」とは、人間のように学び、考え、判断する「コンピューター技術」!

ご存じの方も多いかもしれませんが、「AI」は「コンピューター」に「人間の知的活動である認識・推論・判断」を行なわせる技術になります。

今回は、詳細な説明を省きますが、「機械学習」や「ディープランニング(深層学習)」という技術を用いることで、大量のデータから「高度な推論」や「判断」を行わせることが出来ます。

2.「AI」には、「特化型AI」と「汎用型AI」がある!

「AI」は、「特化型AI」と「汎用型AI」の2つのカテゴリーに分けることが出来ます。

「特化型AI」は、「特定の業務」や「特定の分野」に特化した「AI」で、「特定の任務」を高度に実行するために設計された「AI」になります。

「汎用型AI」は、人間と同様の知能を持つ「AI」で、人間のように多くの異なる知識領域に対応できる「AI」になります。

現在、実現している「AI」は「特化型AI」で、「汎用型AI」はまだ実現していない「AI」になります。

3. 最近話題の「ChatGPT」は「生成AI」に分類される!

最近話題になっている「ChatGPT」も「AI」で、今までの「AI」と区別して、「生成AI」と呼ばれています。

「GoogleのGemini」「MicrosoftのCopilot」も同様で「生成AI」になります。

「生成AI」は「従来型のAI」とは区別されていますので、その違いについては後ほど一緒に確認していきましょう。

4.「生成AI」には主に8つのタイプがある!

「生成AI」には、様々な種類があり、主に8つのタイプに分けられます。

「会話型」「要約型」「記事生成型」「画像生成型」「動画生成型」「音楽生成型」「コード生成型」とその他に分けられます。

あくまでタイプで分かれていますが、「ChatGPT」のように複数のタイプを処理する事ができる「生成AI」もあります。

5.「従来型のAI」と「生成AI」は何が違うのか?

それでは、次に「従来型のAI」と「生成AI」は、何が違うのかについて一緒に確認していきましょう。

6.「従来型のAI」と「生成AI」の違い:「従来型のAI」とは

「従来型のAI」は、事前に入力された情報から、適切な答えを探し、該当した箇所を羅列して表示する仕組みになります。

具体的なものとしては、「顔認証等の画像認証」「機械翻訳などの自然言語処理」「お勧め商品等のレコメンドシステム」「需要予測などの予測分析」等が「従来型のAI」に該当します。

7.「AI(従来型のAI)」の具体例①

「従来型のAI」についてもう少し詳しく説明をすると、一つ目の「画像認証」は「スマートフォンでの顔認証による画面ロック解除」や「防犯カメラでの人物特定」などがこちらに該当します。

事前に登録された「顔画像のパターン」と入力された「顔画像のパターン」を比較し、一致するかを判断する仕組みになります。

自動運転における「障害物検知」や「医療画像診断」での病変検出などでも「従来型のAI」が利用されています。

二つ目の「自然言語処理」は、「Google翻訳」や「DEEPL(ディープエル翻訳)」による「多言語間の翻訳」がこちらに該当します。

「お客様対応」や「FAQシステム」も同様で、人間の代わりに質問に回答する部分で「従来型のAI」が利用されています。

三つ目の「レコメンドシステム」は、オンラインショッピングや音楽サービスで「お勧めの商品や音楽の表示」がこちらに該当します。

8.「AI(従来型のAI)」の具体例②

四つ目の「予測分析」は、コンビニやスーパーの「仕入商品数の予測」がこちらに該当します。

過去の実績や天候に応じて、販売予測を行い、その予測に基づいて仕入商品数を調整する事で、食品ロスの削減や売上の最大化を行う仕組みになります。

また、工場にある機械故障の予測にも、「従来型のAI」が利用されています。

故障を事前に予測し、部品交換を定期的に行うことで、生産ラインの停止を防ぐ仕組みになります。

その他、「迷惑メールへの振り分け」「クレジットカードの不正探知」「スマホ等の音声認識」でも「従来型のAI」が利用されています。

このように「従来型のAI」は、幅広い分野で利用されています。

9.「従来型のAI」と「生成AI」の違い:「生成AI」とは

一方で、「生成AI」は、事前に入力された情報を元に、新たな答えを創造して、独自性のある内容として提示する仕組みになります。

「従来型のAI」と異なる点は、この「新たな答えを創造する点」になります。

具体的なものとしては、「テキスト生成」「画像生成」「音声生成」「動画生成」等が挙げられます。

10.「生成AI」の具体例(テキスト生成)

「生成AI」について、もう少し詳しく説明をすると、一つ目の「テキスト生成」では、「記事」「物語」などの種類を決め、口語などのスタイルを決め、「テキストの長さ」「トーン」「含めたいキーワード」を指定する事で、その指示書に合わせて、テキストを生成する事ができます。

ポイントとしては、詳細な指示書(プロンプト)があれば、生成する文章の精度があがりますので、その点は覚えておきましょう。

11.「生成AI」の具体例(画像生成)

二つ目の「画像生成」では、画像の内容、スタイル、雰囲気、背景、画家のスタイルなどを指定する事で、その指示書に合わせて、画像を生成する事ができます。

12.「生成AI」の具体例(音声生成)

三つ目の「音声生成」では、読み上げ速度、声色、効果音等を指定する事で、その指示書に合わせて、音声を生成する事ができます。

13.「生成AI」の具体例(動画生成)

その他、「動画生成」では、「風景」「キャラクターとアクション」「スタイル」「シーン」などを指定する事で、その指示書に合わせて、動画を生成する事ができます。

14. まとめ:「生成AI」を利用する際の重要なポイント

「生成AI」について一緒に確認してきましたが、「生成AI」を利用する際の重要なポイントにまとめてみましたので、一緒に確認していきましょう。

一つ目の重要なポイントは、「どれだけ正確、且つ、的確な指示書」を作成できるかで、「生成AIの成果物の質」が決まります。

二つ目の重要なポイントは、「前の指示書」を引き継いで、更に正確な指示を追加で出すことが出来ます。

いずれにしても、「AI」に合わせて、指示書を作成する必要があるという点では、まだまだ、「AI」が不十分であると感じる点になります。

将来的には、こちらがAIに合わせた指示書を作成するのではなく、AIがこちらの意図をくみ取って、正確な成果物を作成できる時代がくると推察されます。

それが出来るようになると「AI」に対する認識が大きく変わるかもしれません。

「Googleの検索」は、「従来型のAI」と「生成AI」の複合!

それでは、次に、余談にはなりますが、「Googleの検索」には以前から「従来型のAI」と「生成AI」が使われていたという点について一緒に確認していきましょう。

1.「Googleの検索結果」は「従来型AI」と「生成AI」の組み合わせ!

「従来型のAI」の要素としては、検索した用語と表示する検索結果の単語を照合して、関連性の高いページを上位に表示する「キーワードマッチング」が利用されています。

また、表示するウェブサイトのページの質・関連性・人気などを総合的に評価して、検索結果の表示順位を決めている「ランキングアルゴリズム」も利用されています。

「生成AI」の要素としては、「検索した用語」の関連性を理解して、適切な検索結果を表示するような仕組みが利用されています。

また、過去の検索履歴・位置情報・趣味趣向を利用して、最適な検索結果を表示する仕組みも利用されています。

このように「検索した用語」を元に、単純に検索結果を表示しているのではなく、より正確な検索結果を表示する為に、「従来型のAI」と「生成AI」の両方が以前から利用されていたという事実も覚えておきましょう。

<3>「AI」の現状と今後

それでは、最後に「AI」の現状と今後について一緒に確認していきましょう。

1.「現在のAI」の強みは曖昧さが残る結果表示!

現時点での「AI」の強みは、曖昧さを残した結果表示になります。

その主なものは「マッチング」になります。

具体的な例としては、法律の過去の判例を表示したり、スキルにあった職業、好みにあった商品を提示する事が出来ます。

但し、あくまで提示する事が可能ですが、最終的に判断するのは人が行います。

その理由は、表示する情報に曖昧さが残っている為、最終的な判断まで出来ないというが正直なところになります。

二つ目は、確率・統計が当てはまるものに強みがあります。

膨大なデータから、傾向をつかみ、その傾向と現状を重ねて最も可能性がある結果を表示する事が出来ます。

具体的な例としては、天気予報・需要予測等がこちらに該当します。

いずれにしても、最終的な判断を行うのは人になります。

2.「現状のAI」の弱みは、柔軟性がない点!

現時点での「AI」の弱みは、一言でお伝えすると、「柔軟性」がない点になります。

厳密には、5つあり、まず一つ目は「創造性」「独創性」がない点になります。

創造性や独創性は、「遊び」の部分、「ゆとり」や「余裕」から生まれる傾向が高いと言われています。

機械的に処理をすると効率性はあがるものの、無駄やゆとりがないため、自由な発想が生まれづらい傾向があります。

二つ目は、常識の理解不足になります。

常識は地域によって異なったり、矛盾したりする部分があるため、その違いを認識させる必要があります。

三つ目は、倫理観の欠如になります。

何が良い事で、何が悪い事なのかを完全に理解できない為、最終的には確率論の高いものを重視する傾向があります。

四つ目は、物理的な制約がある点になります。

「AI」は情報収集に必要な機器やAI自体を動かす機械の性能に依存する為、条件が揃わないと能力を発揮できない可能性が高くなります。

五つ目は「感情の欠如」になります。

感情は時として論理的ではない為、その感情自体を理解できない場合があります。

3.「AI」の弱みがなくなると「AI」が判断する時代が来る⁉

いずれにしても、「AIの弱み」が克服されると「AI」が自分で判断する事が出来るようになるため、細かな指示も不要になります。

「指示」が不要になると、人自体も不要になる危険性を孕んでいるとも言えます。

将来的に「AI」がどのような位置づけになるのかは、「AI自身」が決める時代が来るかもしれません。

以上で「誰でも知らずに利用しているAIと最近話題になっているAIの違い」についての説明を終了致します。

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ご静聴、ありがとうございました。


「【脅威】身近な「家電製品」が危ない!中国への「個人情報流出」の仕組みと実態」もご参照ください。


「【データ消失の危機】Gmail・Googleフォトの放置はNG?新機能で簡単メンテナンス!」もご参照ください。


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