【Android15】ついに配信開始!プラベートスペースやマルチタスク強化など、注目の新機能や変更点

2024年10月、Androidの最新バージョンとなるAndroid15がリリースされました。

例年通り、Google pixelシリーズへいち早くアップデートが適用され、その後徐々にその他のAndroid機へ展開されていきます。

NTTドコモではすでにAndroid15へのアップデート提供予定機がアナウンスされており、次のようになっています。

ということで今回はこのAndroid15について皆様と共有させていただきます。

<動画内容>
1. 全体感やアップデート手順
2. 秘密のアカウントを作る「プライベートスペース」
3. プライベートスペースの存在自体を隠す
4. プライベートスペースの削除
5. ストレージを有効活用する「アプリのアーカイブ」
6. 盗難防止関連機能の強化
7. 音量操作パネルのデザイン変更
8. マルチタスク強化:画面分割で使用するアプリをペアで保存
9. アプリ単位での画面収録
10. おまけのゲーム:イースターエッグ

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:12分04秒)


いつもご視聴ありがとうございます。

スマホのコンシェルジュです。

2024年10月、Androidの最新バージョンとなるAndroid15がリリースされました。

例年通り、Google pixelシリーズへいち早くアップデートが適用され、その後徐々にその他のAndroid機へ展開されていきます。

NTTドコモではすでにAndroid15へのアップデート提供予定機がアナウンスされており、次のようになっています。

ということで今回はこのAndroid15について皆様と共有させていただきます。

Android15

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300本以上の動画教材を無料開放しておりますので、ぜひお役立てください。

それでは今回もよろしくお願いします。

【目次】
1.全体感やアップデート手順
2.秘密のアカウントを作る「プライベートスペース」
3.プライベートスペースの存在自体を隠す
4.プライベートスペースの削除
5.ストレージを有効活用する「アプリのアーカイブ」
6.盗難防止関連機能の強化
7.音量操作パネルのデザイン変更
8.マルチタスク強化:画面分割で使用するアプリをペアで保存
9.アプリ単位での画面収録
10.おまけのゲーム:イースターエッグ

1. 全体感やアップデート手順

まずざっくりと今回14から15へのアップデートにおける全体感ですが、内容としてはなかなか地味なものになっており、慣れ親しんだ操作感が変わってしまったりという心配はほとんど要りません。

基本的にはアップデート可能となりましたらすぐに実行していただいても大丈夫です。

いつも通りバージョンアップは設定アプリから行うことができました。

正味1時間程度かかりましたが、その間通常通り操作できますのでバージョンアップに際して何か特別な準備等は必要ありません。

アップデートが完了しても、ぱっと見の見た目上はどこにも大きな変化は感じられませんが、ところどころで文字がくっきりきれいになった印象を受けました。

実際に日本語フォントの表現のバリエーションが増えたようで、地道な改良が加えられているようです。

また個人的にはアップデート直後、画面の指への吸い付き、レスポンスが若干向上したような気がしました。

ただアプリの起動速度に変化は感じませんでした。

2. 秘密のアカウントを作る「プライベートスペース」

このAndroid15、1番の目玉機能はプライベートスペースと言う機能です。

これは銀行系のアプリやマッチングアプリなど、あまり人の目に触れてほしくないアプリを秘密の場所に隠しておくことができるという機能です。

ただこう聞くと、ロックされたフォルダのようなものにアプリをただ格納しておくといったイメージを抱くかとおもいますが、実際にはもっと手の込んだものとなっていました。

設定アプリの検索欄でプライベートと入力すると項目がヒットします。

そのままプライベートスペースの作成に進むとまずGoogleアカウントの作成を求められます。

ここで設定するのはプライベートスペースで使う専用のGoogleアカウントとなっており、メインで使ってるGoogleアカウントとアカウント自体を別にすることで、プライベートスペースで利用した写真やメール、アプリのダウンロードや閲覧履歴等など、Googleアカウントに紐付くものの一切がプライベートスペースの外に表示されないようにします。

この時点で想像していたより結構大掛かりな機能だなと感じる方もいらっしゃるかと思います。

通常通りメールアドレスやパスワードを決めてGoogleアカウントを作成します。

あくまでここ用だけのアカウントなのでこの時点でそんなに一生懸命考える必要はないかと思います。また電話番号の登録は求められませんでした。

プライベートスペースを開くためのロックを設定して完了です。

アプリ一覧、ドロワー画面の一番下にプライベートスペースが設置されました。

ロックを解除して展開するとこのような感じです。

こうして初めからカメラアプリなどは入っています。

それぞれのアプリ、通常使用しているアカウントとは切り離されていて、ログアウト状態、まっさらの状態からスタートとなります。

Googleフォトやファイルズを開いても何も入っていません。

つまりメインのスペースのデータは共有されません。

またこっちのカメラアプリを使って写真を撮影すると、やはりこちら側のGoogleフォトやfilesのみに表示され、メインの方にはデータとして反映されません。

ただし共有機能を呼び出すと、個人用かプライベートスペースか、データを渡す先を選択できるようにはなっていました。

プライベートスペース側で撮影した写真などをメインスペース側で使用しているLINEに転送するといったことは特にハードルなく行うことが可能でした。

アプリもメインスペースからそのまま移動してくるといったことができず、プライベートスペースにあるGoogle Playストアからインストールしてくる必要があります。

一部のAndroid15にはアプリを複製することができて、SNSやゲームアプリなどを2つのアカウントで同時に使用することができるといった機能が実装されていましたがそれに近いかもしれません。

既にLINEを2つインストールしてみたりゲームなどを複数アカウントでプレイするといった使い方を見出している方がいらっしゃるようです。

3. プライベートスペースの存在自体を隠す

またこのプライベートスペースの存在自体も隠すことができます。

この機能を使っていること自体がプライバシーに関わるというシチュエーションの方は試してみてください。

非表示にするスイッチを入れるとドロワー画面の下にあったプライベートスペースが表示されなくなりました。

再度表示したい場合は、ドロワー上の検索バーに「プライベートスペース」と入力して検索することで再度表示するためのボタンが出てきます。

ここにスペースを入れないとうまく検索されませんのでしたので皆様もお気をつけください。

もう一度表示する方法がわからなくなるといったことが起こりそうな気がします。

4. プライベートスペースの削除

設定アプリからこのプライベートスペースを丸ごと削除するボタンもあり、プライベートスペース用に制作したGoogleアカウントごと削除されます。

5. ストレージを有効活用する「アプリのアーカイブ」

続いて、ストレージの節約に有効な「アプリのアーカイブ」という機能が実装されました。

アプリの各種設定情報などを端末内に残したまま一旦アプリ本体のみをデバイスから取り除くという機能で、使用に際して再びダウンロードしなおしても以前の使用状況をそのままに復元することができます。

特にゲームアプリなどは平気で数GBクラスのサイズのアプリもありますので、今までそのためにストレージ容量を気にしていた方にとっては有効性を感じやすい機能です。

以前から機能としてはあったように思いますが、Android15では設定アプリにもアーカイブボタンが配置され正式な形で実装となったようです。

アプリを長押して、アプリ情報と進んだ先に「アーカイブ」のボタンが用意されています。

アーカイブすると、ホーム画面にあったアプリはこんなふうに現在クラウド上にありますよというような表示に変わりました。

再度タップするだけですぐにダウンロードされ、再び使えるようになりました。

6. 盗難防止関連機能の強化

もう一つ、目立つ機能としては盗難防止関連機能の強化です。

設定アプリの検索機能で盗難と検索すると出てきました。

デバイスを持ち去られた、とAIジャッジすると画面をロックしたり、デバイスがオフラインになったときに画面をロックといった設定など、防犯上ひとまずオンにしておいて損はなさそうです。

7. 音量操作パネルのデザイン変更

唯一見た目の変化が大きかったのはここの音量操作パネルです。

メーターのデザインがぽってりしたものに変更され、少し見やすさと統一感が増したように思います。

8. マルチタスク強化:画面分割で使用するアプリをペアで保存

変わり種的な部分では、Androidはアプリをこのように上下に分けて二つ同時に使用することができるのですが、

このペアを保存しておくことができるようになりました。

ホーム画面にペアのまま置いておくことができ、タップするとこのペアをマルチタスク状態で開いてくれます。

たとえばYouTubeを起動中、下から上方向にスワイプしてタスク画面を表示、上部のYouTubeアイコンをタップすると「分割画面」というボタンがあります。

タップすると下側に表示するアプリを引き続きタスク画面から選択することになります。

ちょうどすぐ近くにあった時計アプリをタップすると時計アプリが下側に配置され、YouTubeと時計アプリのマルチタスク画面が出来上がりました。

その後もう一度下からスワイプしてタスク画面を起動、再びアイコンをタップするとアプリのペア設定ボタンが出てきました。

これをタップするとこうしてホーム画面にペア設定が配置されました。

スマホの狭い画面ではなかなか利用シーンが想像しづらいですが、今回Androi15ではタブレットなど大型ディスプレイを搭載したデバイス向けの最適化もトピックとして謳われていますので、そうしたデバイスでのマルチタスクを強化する機能かと思います。

ゲームをする時はメッセージアプリを必ず同時に立ち上げる、というように使用するアプリのペアが決まっている方はかなり有用かもしれません。

9. アプリ単位での画面収録

スマホを画面をそのまま動画として録画できる画面収録機能が、

画面全体を録画するか、個別のアプリだけを映すように録画するかを選択可能となりました。

これも私の手元のピクセルでは以前から可能でしたが、以後、ほかのAndroid機でも標準として提供されるようになると思われます。

10. おまけのゲーム:イースターエッグ

Androidには毎回、 実用性皆無の隠しコマンドのようなものが用意されていて、ちょっとしたお楽しみ要素となっています。

こうしたソフトウェアに仕込まれる開発者の遊びやメッセージを「イースターエッグ」と呼んだりします。

起動方法は毎回同様で、設定、システムからロゴを何度か連続でタップします。

するとこんな画面が表示されます。

中心にAndroid15のロゴが出ていますが、これを長押しするとこうして惑星探索のようなゲームが始まりました。

このゲームどうも見た感じAndroid14の時と同様のもののようです。

何かしら変更点はあるのかもしれませんが、そもそもAndroid14の時から難しすぎて全容を把握できていないので、特に変わった点は把握できませんでした。

枠線を探索するゲームということのようですが、特にルール説明などはないので何がゴールなのかすらよくわかりません。ルールを把握された方はぜひコメントで共有いただけると幸いです。

当動画は以上となります。

最後までご視聴いただきありがとうございました。

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それでは、次の動画でもよろしくお願いいたします。


「【Pixel9/9Pro/XL/Fold】Google製Androidが今年も登場!なんと一挙に4機種も!」もご参照ください。


「【Android 14超有能】セキュリティ面がさらに強化!新機能と変更点まとめ」もご参照ください。


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