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【注目のニュース】Googleでデータ消失!年金基金で復元できた本当の理由と今すぐすべき2つの対策

今回は、「Googleでデータ消失!年金基金のデータが消えた理由と個人でもすべき安全対策」について説明して参ります。

豪州の年金基金のデータが消えた要因は、Google側の人為的なミスで発生したものになります。

但し、データ自体が消えてしまい、復旧までに1週間かかったという事件になります。

また、そのデータ復旧にGoogle以外のバックアップデータが活用され、最終的に1週間で復旧する事が出来たという事例でもあります。

この事件から、「Googleフォト」等に保存している写真やデータが安全なのか、個人でも出来る安全対策はあるのかについて一緒に確認していきましょう。

<動画内容>
<1>データを保存する「オンラインストレージ」とは
1. データを保存する「オンラインストレージ」とは?(バックアップを含む)
2.「オンラインストレージ」の5つの特徴
3.「オンラインストレージ」の4つの危険性

<2>「オーストラリアの年金基金」で発生した「データ消失」の原因とは
1.「年金運用の契約者」がアカウントに1週間アクセス出来ない事件が発生!
2. 原因は「人為的なミス」!「契約サービス」が自動的に削除された!

クラウドサービス(オンラインストレージを含む)に関する2つの危険性!
1. 危険性①:「契約アカウント」に関する危険性(不正アクセス)
2. 危険性②:「保存データ」に関する危険性(データ消失)

「個人アカウント」でもやっておくべき2つの対策
1.「個人アカウント」でも絶対にやっておくべき対策①:不正アクセス対策
2.「個人アカウント」でも絶対にやっておくべき対策②:2か所へのデータ保存

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:13分17秒)


みなさんこんにちは、スマホのコンシェルジュです。

今回は、「Googleでデータ消失!年金基金のデータが消えた理由と個人でもすべき安全対策」について説明して参ります。

豪州の年金基金のデータが消えた要因は、Google側の人為的なミスで発生したものになります。

但し、データ自体が消えてしまい、復旧までに1週間かかったという事件になります。

また、そのデータ復旧にGoogle以外のバックアップデータが活用され、最終的に1週間で復旧する事が出来たという事例でもあります。

この事件から、「Googleフォト」等に保存している写真やデータが安全なのか、個人でも出来る安全対策はあるのかについて一緒に確認していきましょう。

スマホのコンシェルジュの「YouTubeチャンネル」では、「スマホの基本操作」から「不具合時の対処方法」「スマホとパソコンの連携」等、スマホやパソコンに関する動画を多数配信しております。

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【目次】
<1>データを保存する「オンラインストレージ」とは
1.データを保存する「オンラインストレージ」とは?(バックアップを含む)
2.「オンラインストレージ」の5つの特徴
3.「オンラインストレージ」の4つの危険性

<2>「オーストラリアの年金基金」で発生した「データ消失」の原因とは
1.「年金運用の契約者」がアカウントに1週間アクセス出来ない事件が発生!
2.原因は「人為的なミス」!「契約サービス」が自動的に削除された!

クラウドサービス(オンラインストレージを含む)に関する2つの危険性!
1.危険性①:「契約アカウント」に関する危険性(不正アクセス)
2.危険性②:「保存データ」に関する危険性(データ消失)

「個人アカウント」でもやっておくべき2つの対策
1.「個人アカウント」でも絶対にやっておくべき対策①:不正アクセス対策
2.「個人アカウント」でも絶対にやっておくべき対策②:2か所へのデータ保存

<1>データを保存する「オンラインストレージ」とは

それでは、まず初めに今回の事件の元となった「データを保存するオンラインストレージ」とはどのようなものなのかを簡単に確認していきましょう。

1. データを保存する「オンラインストレージ」とは?(バックアップを含む)

「オンラインストレージ」とは、インターネット上に「データ(写真や動画も含む)」を保存・保管するサービスになります。

「クラウドサービス」の一つでもあり、iPhoneであれば「iCloud」、Androidであれば、「Googleドライブ」「Googleフォト」が「オンラインストレージ」に該当します。

パソコンであれば「One Drive」や「Drop Box」も「オンラインストレージ」になり、スマホからも利用する事が出来ます。

2.「オンラインストレージ」の5つの特徴

それでは、次に「オンラインストレージ」の主な特徴についても一緒確認していきましょう。

「オンラインストレージ」の主な特徴は5つあります。

まず、一つ目は、インターネットに接続できる環境であれば、どこからでも接続可能で、どの機器からでも利用する事が出来ます。

二つ目は、特に特別な操作をしなくても、指定したフォルダーから利用している「オンラインストレージ」に自動的に保存する事も、自動的に同期させる事も出来ます。

三つ目は、「オンラインストレージ」から、直接、第三者に対して「データの共有」をする事が出来ます。

「メール」や「メッセージ」に写真や書類等を添付する必要がない為、通信量を抑える事が出来るという特徴があります。

四つ目は、データのバックアップ先としても利用する事が出来ます。

特にスマホで利用する場合が多いですが、端末内の主要なデータを「オンラインストレージ」に「バックアップ」として保存する事が出来ます。

端末の故障時や紛失時はもちろんですが、端末の買い替え時にも、データ移行の1手段として利用する事が出来ます。

五つ目は、「プライベート」であまり利用する機会は少ないかもしれませんが、「特定のデータ」を共同で編集したり、同時に作業する事が出来ます。

3.「オンラインストレージ」の4つの危険性

それでは、次に、「オンラインストレージ」の危険性についても一緒に確認していきましょう。

主な危険性は4つあります。

まず、一つ目は、「保存したデータ」が流出する危険性があります。

いつでも、どこからでも利用できるという事は、利用者以外の第三者にとっても同じで、利用しているアカウントにログインされてしまうと、同じデータを利用されてしまいます。

二つ目は、利用している「オンラインストレージ」に障害が発生した場合、「保存していたデータ」にアクセスする事が出来なくなります。

また、障害が復旧するまで、待つしかないという欠点があります。

三つ目は、「同期」に関連する問題が発生する場合があります。

特にパソコンの「One Drive」等でよく見られますが、「自動同期」を「オン」にしていると、「保存」を意図していない時でも勝手に「上書き保存」されてしまうという問題が発生します。

四つ目は、「保存したデータ」が消えてしまうという危険性が少なからずあります。

確率論的には非常に少ないですが、外生的な要因・人為的な要因で保存したデータが消えてしまう場合があります。

今回の年金基金の事件でも、「人為的な要因」にはなりますが、「保存していたデータ」が丸ごと消えてしまったという事実があります。

<2>「オーストラリアの年金基金」で発生した「データ消失」の原因とは

それでは、次に、「オンラインストレージ」に関連する事件として、「オーストラリアの年金基金」で発生した「データ消失」の詳細についても一緒確認していきましょう。

1.「年金運用の契約者」がアカウントに1週間アクセス出来ない事件が発生!

今回の事件の概要は、オーストラリアにある年金基金で、「契約者」が自分のアカウントにアクセスできないという事件が発生しました。

アクセス出来なかった期間は、2024年5月8日から5月16日までの1週間で、対象者の数は62万人になります。

皆さんもご存じのように年金基金は、基本的には「長期運用」を目的にした資産運用になりますので、1週間アクセスできなかった場合に発生する損失額がどの位になるのかは想像しづらいですが、それでも、数億円の損害賠償請求が発生する可能性がある事件になります。

2. 原因は「人為的なミス」!「契約サービス」が自動的に削除された!

オーストラリアの年金基金は、「Googleクラウド」を利用して、年金基金のサービスを契約者に対して提供していましたが、「Googleのオペレータ側の設定ミス」で、契約したサービスが自動的に削除されてしまい、関連するデータが消失してしまったという事件になります。

最終的には1週間で復旧することが出来ましたが、復旧に際して、利用していた「Googleクラウド以外のバックアップデータ」が利用されたという事実があります。

こちらで重要なポイントは、「人為的なミスにより契約していたサービスが自動的に削除されてしまった」という点と「Googleサービス以外のバックアップデータが復旧に活用された」という点になります。

いずれにしても、「契約しているサービス」以外の「バックアップデータ」も重要である事が浮き彫りになった事件でもあります。

クラウドサービス(オンラインストレージを含む)に関する2つの危険性!

それでは、次に「今回の事件」から想定できる「クラウドサービス(オンラインストレージを含む)」の2つの危険性について一緒に確認していきましょう。

1. 危険性①:「契約アカウント」に関する危険性(不正アクセス)

まず、一つ目の危険性は、クラウドサービスは「一つのアカウント」で、すべてが管理されている点になります。

その為、その「アカウント」が乗っ取られてしまうと、「保存している情報の抜き取り・削除」「サービスの停止」等、様々な危険性に繋がる可能性があります。

この点については、「個人」も同様で、「アカウント」自体を乗っ取られないように「セキュリティ」を強化する事が一番の防衛策になります。

具体的には、「2段階認証」はもちろんですが、「重要なデータ」が入っている「フォルダ」へのアクセス権限やパスワード設定等を行う事も重要になります。

2. 危険性②:「保存データ」に関する危険性(データ消失)

二つ目の危険性は、「保存したデータ(バックアップデータを含む)」が消失するリスクが少なからずあるという事実になります。

「Googleフォト」「Googleドライブ」「iCloud」等は、「バックアップデータ」まで消えてしまうという可能性は限りなく少ないといえますが、利用する「クラウドサービス(オンラインストレージを含む)」によっては、「バックアップデータ」も消えてしまう事もありますので、その点は覚えておきましょう。

加えて、「Google」「Apple」のクラウドサービスでも、偶然性の連鎖による物理障害・自然災害等の外生的な要因・操作ミス等の人為的な要因も含めると、バックアップデータも含め、データ自体が消えてしまう可能性はゼロではないという事も覚えておきましょう。

いずれにしても、「消失したくない重要なデータ」がある場合には、1つの契約サービスに依存しない「バックアップ体制」を用意しておくのも一つの選択肢になります。

「個人アカウント」でもやっておくべき2つの対策

それでは、次に「個人のアカウント」でもやっておくべき2つの対策について一緒に確認していきましょう。

1.「個人アカウント」でも絶対にやっておくべき対策①:不正アクセス対策

まず、一つ目は、スマホで一番重要なアカウントである「Googleアカウント」「Appleのアカウント」で不正アクセスが行われないようにセキュリティを強化する必要があります。

出来る事としては、「2段階認証の設定」、複数の端末を利用している場合には「信頼できる端末の登録」「ログイン通知の設定」の3つになります。

利用している環境によって、利用できるセキュリティ強化の方法が異なりますので、適宜ご対応ください。

Googleアカウントの「2段階認証の設定方法」等について知りたい方は、こちらの動画をご参照ください。

動画説明ページ(概要欄)にも、リンク(URL)を掲載しておきます。

2.「個人アカウント」でも絶対にやっておくべき対策②:2か所へのデータ保存

二つ目は、スマホで撮影した「写真」の「バックアップ」に関する問題点とそれに関連する対策になります。

「Googleフォト」、設定次第では「iCloud写真」も同様ですが、写真や動画のバックアップが行われると端末内から「オリジナル写真」が削除されるようになっています。

この機能自体は、悪い機能ではなく、むしろ有益な機能になります。

その理由としては、端末ストレージの空き容量を増やしてくれます。

端末の空き容量が増えると端末への負荷が減り、端末がスムーズに動くようになります。

また、写真や動画を更に撮る事も出来ます。

唯一の欠点は、「クラウド(オンラインストレージ)」上にしか、「オリジナルデータ」が残っていない為、一つ目に説明したような「不正アクセス」や何らかの理由で「アカウントへアクセス」が出来なくなってしまった場合に「保存していたデータ」を取り戻す事が出来なくなってしまうという危険性があります。

また、確率論的には非常に少ないですが、「保存していたデータ」が消えてしまった場合の対処方法が何もないという点になります。

「最悪の事態」を想定した場合には、少なくも2か所に「オリジナルデータ」を保存している方が安全になります。

「オリジナルデータ」を保存しておく場所としては、「スマホ」でも、「パソコン」でも、「USBメモリー」や「SDカード」等でも問題ありません。

また、「別のクラウドサービス」に、データを保存しても問題ありません。

但し、2番目の保存先として一番安全性が高いのは、インターネットに接続しないで利用可能な「USBメモリ」「外付けSSDやHDD」「SDカード」になります。

くり返しになりますが、あくまで最大リスクを考慮した場合の万全なデータ保護の対策になります。

「クラウドサービス」と「インターネットへの接続不要なメモリー」への「バックアップ」が現時点で考えられる一番安全なデータの保存方法になります。

以上で「Googleでデータ消失!年金基金のデータが消えた理由と個人でもすべき安全対策」についての説明を終了致します。

宜しければ「チャンネル登録」をお願い致します。

また、「有料メンバーシップ」にてコンビニで印刷できるテキストの提供も行っております。

ご静聴、ありがとうございました。


「【注目の記事】iPhoneとAndroidはどちらが安全?「ロシア」「中国」へのアクセスで比較!」もご参照ください。


「【衝撃】企業の情報流出が過去最多!銀行口座開設・ローン・SIMスワップ詐欺に繋がる身分証明書も流出!」もご参照ください。


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【LINE仕様変更】公式アカウントから登録ユーザー情報が見えるようになった件

2024年6月5日から実施される、LINE公式アカウントの機能拡大により、登録ユーザー名が見えるようになりました…。

利用者側にとっては、公式アカウントを友だち追加すると自分のアカウント名を教えたことになるので、今後はプライバシーの注意が必要です。

<動画内容>
1. 今回の仕様変更について
2. 仕様変更の問題点
3. 仕様変更に対する2つの対処法

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:7分54秒)


LINE公式アカウントの機能拡大により登録ユーザー名が見えるようになりました…。

これまでは、相手からトークを受け取った場合にしかユーザー詳細を確認できませんでしたが、2024年6月5日から実施される仕様変更により、いつでもユーザーの詳細を確認できるようになりました。

利用者側にとっては、公式アカウントを友だち追加すると自分のアカウント名を教えたことになるので、今後はプライバシーの注意が必要です。

今回はこの仕様変更について解説していきたいと思います。

しれっと変更されていて、気付いていない方も多くいらっしゃると思いますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

スマホのコンシェルジュのYouTubeチャンネルでは、スマホやパソコンの使い方を学べる動画をやさしく丁寧に解説しております。

よろしければ「チャンネル登録」をお願い致します。

それでは早速やっていきましょう。

概要欄に目次も配置しておりますので、適宜チェックしたい箇所を選んでご視聴いただくことも可能です。

【目次】
1.今回の仕様変更について
2.仕様変更の問題点
3.仕様変更に対する2つの対処法

まずは、「公式アカウント」について簡単におさらいしておきます。

LINE公式アカウントとは、店舗や企業側から情報を発信できる、ビジネス用のLINEアカウントです。

誰でも無料でアカウント開設ができるため、手軽にビジネスに取り入れられるのもメリットの1つです。

特徴としては、メッセージ配信やチャット機能の他、クーポンやショップカードを配信できるなど、集客に効果的な機能が充実しています。

そして今回、このLINE公式アカウントに、新たにチャットを開始する機能が追加されるのに伴って、ユーザー詳細を確認できるようルールが変更されました。

1. 今回の仕様変更について

そして今回、このLINE公式アカウントに、新たにチャットを開始する機能が追加されるのに伴って、ユーザー詳細を確認できるようルールが変更されました。

これまでは、お店など公式アカウントの運営側にとって、お客さんに友だち登録をしてもらっても、アカウント名などの詳細は分かりませんでした。

そのため、公式アカウントの登録を”こっそり”と行うことができたのです。

しかし、LINEのアップデートによって、アカウント名やプロフィール画像が閲覧できるように仕様変更されました。

いわゆる「身バレ」の問題です。

公式アカウントの管理画面にある「連絡先」の一覧に、メッセージのやり取りがないユーザーも追加されました。

もちろん、これから登録した人だけでなく「過去に友だち登録したまま」という人のアカウント名も表示されています。

アカウントの運営側にとっては、得られる情報が増えたことになります。

しかし、利用者にとってはプライバシー上の注意が更に必要になりました。

2. 仕様変更の問題点

そしてこの情報はLINEヤフー for Businessでしか公開されていないので、一般ユーザーである我々の目には触れないところで仕様変更が行われています。

目的があって登録しているものや、有名な企業のものであれば特に気にならないかもしれませんが、LINE公式アカウントは導入のしやすさ、LINE自体の利用ユーザーが多いことから、様々な場所で登録を促されるケースがあります。

目的があって登録しているものや、有名な企業のものであれば特に気にならないかもしれませんが、LINE公式アカウントは導入のしやすさ、LINE自体の利用ユーザーが多いことから、様々な場所で登録を促されるケースがあります。

3. 仕様変更に対する2つの対処法

そこで今回は、2つの対処方法を共有させて頂きます。

・アカウント名を変える
・公式アカウントを友だちから削除

①アカウント名を変える

こちらの対策はあくまでも“本名”を登録している方に限ります。

もう少し具体的に言うと、『漢字のフルネームは避けた方が良い』というイメージです。

現在登録している友人などが、あなた自身を判別できる範囲内で名前を変更することも頭に入れつつ行いましょう。

名前の変更は、LINEのホームから設定アイコンをタップして、設定メニューの中から「プロフィール」を選択します。

ここから自由に変更することができるので、本名を漢字で登録しているという方はこの機会に変更しておきましょう。

②公式アカウントを友だちから削除

飲食店などで見かけるような、クーポンのためだけに登録した公式アカウントや、最近は利用していない公式アカウントがあればこの機会に整理しておきましょう。

トーク一覧から該当の公式アカウントを選択します。

トークルーム内の右上にあるメニューアイコンをタップしたら、ブロックを選択してください。

画面のようになっていれば準備完了です。

ブロックリストを選択すると、先程ブロックした公式アカウントが見つかると思うので、そちらを選択してチェックを入れたら「削除」をタップして完了です。

続いて、ホームから設定を開き、「友だち」という項目を開きます。

ブロックリストを選択すると、先程ブロックした公式アカウントが見つかると思うので、そちらを選択してチェックを入れたら「削除」をタップして完了です。

公式アカウントを削除すれば、管理画面の連絡先一覧からいなくなるので、ユーザー詳細を見られる心配もありません。

如何でしたか?

今回は、LINEヤフー for Businessの仕様変更だったため、一般ユーザーからはかなり見えにくい部分でのアップデートが行われました。

とはいえ、アカウント名やプロフィール画像が表示される性質上、一般向けにも何らかの情報を公開してもいいんじゃないかというのが個人的な見解です。

プライバシーが気になる方はぜひ設定変更も行ってみてください!
今回の動画はこちらで以上です。

最後までご視聴いただきありがとうございます。

メンバーシップ」にて動画のテキスト版も配信しておりますので、よろしければご登録ください。

それでは、また次の動画でもよろしくお願いいたします。


「【知らないと怖い】LINEのやってはいけない設定9選」もご参照ください。


「【要注意】ヤフーとの連携にメリットはない!「LINE×ヤフー」の連携確認と解除方法」もご参照ください。


指導実績>
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累計50,000人以上を指導 。

<講義動画作成ポイント>
個別指導・集団講座での指導実績を元に、わかりやすさに重点を置いた動画作成

その他の講義動画は下記の一覧をご参照ください。

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<その他>
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【パソコン選び】パソコンの購入・買い替え時に押さえておくべき5つのポイント!

今回は、「パソコンの購入時・買替時に押さえておきたい5つのポイント」について説明して参ります。

「パソコン」を購入しよう!買い替えようとする際に、大半の方が戸惑うポイントが5つあります。

特にパソコン性能に関する基本知識はついて、ある程度分かっている方でも戸惑うポイントになります。

この機会にしっかりと押さえてきましょう。

<動画内容>
<1>パソコンには「Windows」と「Mac」はどっちがいい!
1.「Windows」「Mac」とは?
2.「Windows」の利用割合は低下傾向!「Mac」は増加傾向!
3.「Windows」と「Mac」の主な特徴
4.「Windows」「Mac」の価格帯(Windowsの方が幅広い)
5.「Windows」 VS 「Mac」はどっちがいい?(決めるポイント)

<2>「パソコン性能」に関する5つの基本知識(コア数等)
1.「パソコンの性能」は、搭載する「プロセッサー(CPU)」の種類で決まる!
2. 基礎知識①:「動作周波数(クロック数)」は「処理の速さ」を表す!
3. 基礎知識②:「コア数」は「同時並行で処理できる処理数」を表す!
4. 基礎知識③:「スレッド数」は効率的処理で「高められるコア数」!
5. 基礎知識④:「ターボ」は効率的に負荷分散させる機能!
6. 基礎知識⑤:「P-core」「E-core」の二つのコアで、効率的な処理が可能!
7.「プロセッサー(CPU)」の性能に関する5つの重要な要素(まとめ)

<3>各社の「CPU」の種類と性能レベル(簡易版)
1. Intel:「プロセッサー(CPU)」の種類と性能レベル(簡易版)
2. Intel製プロセッサーの表記(見方)
3. AMD:「プロセッサー(CPU)」の種類と性能レベル(簡易版)
4. Apple製プロセッサーの種類と性能レベル(簡易版)
5. どちらを選ぶべき?「Intel」「AMD」「新世代」「旧世代」等
6.「画像や動画編集」「ゲーム」等の利用では、「内蔵GPU」も判断材料になる

<4>必要なメモリー容量とストレージ容量
1. メモリーは可能であれば「16GB」、動画編集するなら「36GB」も有!
2. 内蔵ストレージは「256GB SSD」が必要最低限!

<5>パソコンの購入方法
1. ①「メーカー直販サイト」で購入する(直販サイトが高い場合もある!)
2. ②「家電量販店」「直販サイト以外のオンラインサイト」で購入する

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:23分25秒)


みなさんこんにちは、スマホのコンシェルジュです。

今回は、「パソコンの購入時・買替時に押さえておきたい5つのポイント」について説明して参ります。

「パソコン」を購入しよう!買い替えようとする際に、大半の方が戸惑うポイントが5つあります。

特にパソコン性能に関する基本知識はついて、ある程度分かっている方でも戸惑うポイントになります。

この機会にしっかりと押さえてきましょう。

スマホのコンシェルジュの「YouTubeチャンネル」では、「スマホの基本操作」から「不具合時の対処方法」「スマホとパソコンの連携」等、スマホやパソコンに関する動画を多数配信しております。

是非そちらもご参照ください。

また、是非「チャンネル登録」もお願い致します。

【目次】
<1>パソコンには「Windows」と「Mac」はどっちがいい!
1.「Windows」「Mac」とは?
2.「Windows」の利用割合は低下傾向!「Mac」は増加傾向!
3.「Windows」と「Mac」の主な特徴
4.「Windows」「Mac」の価格帯(Windowsの方が幅広い)
5.「Windows」 VS 「Mac」はどっちがいい?(決めるポイント)

<2>「パソコン性能」に関する5つの基本知識(コア数等)
1.「パソコンの性能」は、搭載する「プロセッサー(CPU)」の種類で決まる!
2.基礎知識①:「動作周波数(クロック数)」は「処理の速さ」を表す!
3.基礎知識②:「コア数」は「同時並行で処理できる処理数」を表す!
4.基礎知識③:「スレッド数」は効率的処理で「高められるコア数」!
5.基礎知識④:「ターボ」は効率的に負荷分散させる機能!
6.基礎知識⑤:「P-core」「E-core」の二つのコアで、効率的な処理が可能!
7.「プロセッサー(CPU)」の性能に関する5つの重要な要素(まとめ)

<3>各社の「CPU」の種類と性能レベル(簡易版)
1.Intel:「プロセッサー(CPU)」の種類と性能レベル(簡易版)
2.Intel製プロセッサーの表記(見方)
3.AMD:「プロセッサー(CPU)」の種類と性能レベル(簡易版)
4.Apple製プロセッサーの種類と性能レベル(簡易版)
5.どちらを選ぶべき?「Intel」「AMD」「新世代」「旧世代」等
6.「画像や動画編集」「ゲーム」等の利用では、「内蔵GPU」も判断材料になる

<4>必要なメモリー容量とストレージ容量
1.メモリーは可能であれば「16GB」、動画編集するなら「36GB」も有!
2.内蔵ストレージは「256GB SSD」が必要最低限!

<5>パソコンの購入方法
1.①「メーカー直販サイト」で購入する(直販サイトが高い場合もある!)
2.②「家電量販店」「直販サイト以外のオンラインサイト」で購入する

<1>パソコンには「Windows」と「Mac」はどっちがいい!

押さえておきたいポイントの一つ目は、「Windows」にすべきか、「Mac」にすべきかという点になります。

主な違いについて簡単に確認していきましょう。

1.「Windows」「Mac」とは?

ご存じの方も多いかと思いますが、「Windows」は、マイクロソフト社が提供するパソコンを動かす為のオペレーティングシステム(OS)で、メーカー各社がこの「Windows」を搭載したパソコンを販売しています。

一方で、「Mac」は、Apple社が提供する「Mac OS」を搭載したパソコンになります。

2.「Windows」の利用割合は低下傾向!「Mac」は増加傾向!

パソコンを動かすOSの利用率で比較すると、2023年12月時点では、Windowsのシェアが72.79%で、Macが16.35%になります。

過去10年で「Windows」の利用割合が徐々に減少し、一方でMacの利用割合が徐々に増加しています。

3.「Windows」と「Mac」の主な特徴

「Windows」の主な特徴は、3つあります。

まず、一つ目は「Windows」を搭載したパソコンを販売するメーカーも多く、値段や形も含め、選択肢が多いという特徴があります。

二つ目は、仕事での利用になりますが、「Windows」を採用している企業が多いという特徴があります。

三つ目は、「Windows」の利用割合が高い為、利用可能なアプリ数が多いという特徴があります。

一方で、「Mac」の主な特徴は4つあります。

まず、一つ目は、Apple社しか「Mac」を販売していない為、種類がほとんどないという特徴があります。

二つ目は、端末性能が比較的高い為、それに応じて値段が高いという特徴があります。

三つ目は、仕事での利用になりますが、最近でこそ、「Mac」を採用する企業も増えてきていますが、全体で見るとまだ採用する企業が少ないという特徴があります。

四つ目は、「Mac」の利用割合が増えているものの、まだ、利用割合でいうと低い為、利用可能なアプリが少ないという特徴があります。

4.「Windows」「Mac」の価格帯(Windowsの方が幅広い)

それでは、次に「Windows」と「Mac」のノート型のPCの価格帯について一緒に確認していきましょう。

Windowsは、「エントリーモデル」としては6万円から12・13万円、「ミドルレンジ」としては13万円から25万円、「ハイスペックモデル」としては25万円以上のものがあります。

一方で、「Mac」は、「ミドルレンジ」として15万円以上する「MacBook Air」、「ハイスペックモデル」として25万円以上する「MacBook Pro」の2種類があります。

値段と性能は比例していきますので、15万円以上の予算をかけたくない場合にはWindows一択になります。

また、Windowsは選択肢や調べる項目が比較的多いので、選ぶの面倒という場合には、Macの方がシンプルで選びやすいという特徴があります。

5.「Windows」 VS 「Mac」はどっちがいい?(決めるポイント)

「Windows」と「Mac」の主な違いについて一緒に確認をしてきましたが、実際に「購入」「買い替え」をする場合、決め手となるポイントについても一緒確認していきましょう。

どちらを選ぶかを決めるポイントは、主に4つあります。

一つ目は、値段(使える予算)になります。

二つ目は、使い方(会社で利用しているものとの互換性、利用しているアプリとの互換性、スマホとの互換性等)になります。

三つ目は、性能になります。(画像処理をする場合にはmac、画像処理も含め、その他の処理も行う場合にはWindowsという傾向があります。)

四つ目は、好みになります。(デザイン的に自分に合うものを選択するというのも一つの選択肢になります。)

<2>「パソコン性能」に関する5つの基本知識(コア数等)

押さえておきたいポイントの二つ目は、「パソコン性能」に関する5つの基本知識になります。

1. 「パソコンの性能」は、搭載する「プロセッサー(CPU)」の種類で決まる!

ご存じの方も多いかもしれませんが、「パソコンの性能」は、搭載する「プロセッサー(CPU)」の種類で性能が決まります。

この「CPU」の性能が高い程、パソコンの処理速度があがり、パソコンがサクサク動くようになります。

「CPU」を提供する会社には、「Intel」「AMD(エーエムディー)」「Apple」の3社があります。

「CPUの性能」を決めるものとしては、「CPUのコア数」「動作周波数」等がありますので、一緒確認していきましょう。

2. 基礎知識①:「動作周波数(クロック数)」は「処理の速さ」を表す!

「CPUの性能」を決める重要な要素である「動作周波数」について一緒に確認していきましょう。

イラストも含め、イメージしやすかったので、「パソコン工房」さんのウェブサイトから抜粋したものを利用して一緒確認していきましょう。

「動作周波数」は、「クロック周波数」とも呼ばれ、「CPU」が処理を行う際に発する信号の速さを表します。

「Hz(ヘルツ)」という単位で表現され、この数値が高い程、処理速度が速くなります。

クロック数が低い(2.4GHzの場合)、料理人の動きがおそく、料理が完成するまでの時間がかかります。

一方で、クロック数が高い(5.0GHzの場合)、料理人の動きが速く、料理が完成するまでの時間が短くなります。

このクロック数の数値が高い程、「CPUの性能」が高くなります。

3. 基礎知識②:「コア数」は「同時並行で処理できる処理数」を表す!

それでは、次に「CPUの性能」を決める重要な要素である「コア数」についても一緒に確認していきましょう。

最近の「CPU」が、「マルチコアプロセッサー」と呼ばれ、「1つのCPU」の中に「複数のコア」が入っています。

「複数のコア」が存在すると、パソコン上では「複数のプロセッサー」として認識され、「複数の処理」を並列で行う事が出来ます。

分かり易い例としては、多くの料理人がいれば、同時並行で複数の料理を作る事が出来るため、待ち時間が少なくなります。

同様に、「CPU」においても、「コア数」が多いと、同時並行して複数の処理が行えるため、処理が速くなります。

4. 基礎知識③:「スレッド数」は効率的処理で「高められるコア数」!

それでは、次に「CPUの性能」を決める重要な要素である「スレッド数」についても一緒に確認していきましょう。

「4コア8スレッド」という表記を見たことがある方も多いかもしれませんが、「コア数」と並んで表記される事の多い「スレッド数」は、「論理コア」とも呼ばれ、パソコンから認識される「コア数」を表しています。

通常であれば、「コア数(物理的なコア数)」 = 「スレッド数」になります。

最近のCPUは、処理効率を高める技術によって、物理的なコア数よりも多い「コア数」をパソコンに認識させることが出来るようになっているため、スレッド数がコア数よりも多くなっています。

分かり易い例としては、料理をする際に料理人が利用できるコンロの数として、イメージしてもらうと分かり易いかもしれません。

料理人一人で、時間のかかる煮込み料理を作りながら、もう一つのコンロで別の料理を作っているというイメージになります。

但し、コンロが増えても、煮込み料理の方に手がかかっている場合には、もう一つのコンロを利用することが出来ないという状況も出てきます。

パソコンでも同様で、「スレッド数」が多いからと言って、実際に「コア数」自体が増えている訳ではない為、処理状況によっては処理速度が上がらない場合がありますので、その点は覚えておきましょう。

5. 基礎知識④:「ターボ」は効率的に負荷分散させる機能!

それでは、次に「CPUの性能」を決める重要な要素である「ターボという機能」についても一緒に確認していきましょう。

一部のCPUでは、処理状況に合わせて、自動的に「最大クロック数」を引き上げて処理の高速化を可能にする機能が搭載されています。

単純に処理速度だけを引き上げると、発熱や消費する電力の面でCPUにも負荷がかかり過ぎてしまう為、その負荷をバランスよく、軽減し、発熱や消費電力をコントロールしてくれる機能でもあります。

分かり易い例としては、料理の注文が一時的に増えてきた場合、コンロの火力をアップして、同時に、料理人の動きも早める事で、素早く料理を作るようなイメージになります。

6. 基礎知識⑤:「P-core」「E-core」の二つのコアで、効率的な処理が可能!

それでは、次に「CPUの性能」を決める重要な要素である「P-core」「E-core」という2種類のコアについても一緒に確認していきましょう。

第12世代のIntel Coreプロセッサーから、「P-core」「E-core」という2種類のコアが搭載されるようになっています。

分かり易い例としては、「P-core」が「料理人」で、「E-core」が「調理補助スタッフ」になります。

「料理人」が集中できるように、その他の作業を「調理補助スタッフ」がカバーしているイメージになります。

「P-core」は従来通りの料理人の為、コンロ二つと作業速度をアップさせる機能を備えていますが、「E-core」は「調理補助スタッフ」の為、複数のコンロなどの概念がないという特徴があります。

具体的には、「P-core」は動画処理や計算処理などの演算を担当し、「E-core」はシンプルな「バックグランドタスク」等を担当します。

このように役割分担をすることで、より効率的な処理が可能になります。

7. 「プロセッサー(CPU)」の性能に関する5つの重要な要素(まとめ)

「CPUの性能」に関係する5つの重要な要素について確認をしてきましたが、簡単にまとめてみましたので、一緒に確認していきましょう。

まず、一つ目は、「動作周波数(クロック周波数)」になります。

処理の速さを表し、2.4GHzより5.2GHzの方が処理が速くなります。

二つ目は、「コア数」になります。

同時処理が可能な数で、4コアより8コアの方が同時処理を行える数が多くなります。

三つ目は、「スレッド数」になります。

実際のコア数よりも、パソコンに認識させる「コア数」を増やす事ができる「論理コア」の数になります。

四つ目は、「ターボ」という技術になります。

一時的に「クロック周波数」を高める事で処理を高速化する技術になります。

五つ目は、「P-core」「E-core」という2つのCPUによる効率化になります。

役割分担をする事で、「P-core」の負担を減らし、より効率的に処理を行う事ができるようになります。

<3>各社の「CPU」の種類と性能レベル(簡易版)

押さえておきたいポイントの三つ目は、各社の「CPU」の種類と性能レベルになります。

1. Intel:「プロセッサー(CPU)」の種類と性能レベル(簡易版)

まずは、Intelのプロセッサーの種類と性能レベルになります。

現行商品として、「Core Ultra」が最上位のブランドで、「Core i」「Core」、「Intel Processor」の順になります。

以前は「Pentium」「Celeron」というブランドもありましたが、現在はなくなっています。

「ブランド名」に続いて、「3/5/7/9」等の1桁の数字が付く場合は、数字が大きい程、性能が高くなります。

2. Intel製プロセッサーの表記(見方)

Intel製のプロセッサーの表記についても簡単に確認していきましょう。

ブランド名の後にブランドレベルが記載され、その後にプロセッサー番号が記載されます。

ブランドレベルは、数字が大きい程、高性能になります。

プロセッサー番号は、あくまで原則にはなりますが、番号が大きい程、性能が優れています。

また、数字の最後についているアルファベットにも意味があり、そのアルファベットで性能や機能が異なります。

3. AMD:「プロセッサー(CPU)」の種類と性能レベル(簡易版)

それでは、次に、「AMD(エーエムディー)」のプロセッサーの種類と性能レベルについても一緒確認していきましょう。

「AMD」は、「Ryzen(ライゼン)」というブランドを提供し、「無印」と「PRO」の2種類があります。

「ブランド名」に続いて、「3/5/7/9」等の1桁の数字が付き、数字が大きい程、性能が高くなります。

また、表記になりますが、プロセッサー番号の最後には、性能や機能を表すアルファベットがあり、それぞれ意味が異なります。

4. Apple製プロセッサーの種類と性能レベル(簡易版)

それでは、次に、「Apple製のプロセッサー」の種類と性能レベルについても一緒確認していきましょう。

「Apple製のプロセッサー」は、比較的単純で、「M1」「M2」「M3」という「ブランド名」が付けられています。

「ブランド名の数字」が大きい程、世代の新しいプロセッサーで、性能も優れています。

また、ブランド名に続いて、「PRO」「MAX」「ULTRA」というサブブランドがあり、「ULTRA」が最上位で、「MAX」「PRO」「無印」の順になります。

「Intel」「AMD」に比べるとモデル数が少ない為、性能の違いも比較的分かり易い特徴があります。

但し、Apple社の自前のプロセッサーの為、公開情報や第三者による検証が少ないという特徴があります。

5. どちらを選ぶべき?「Intel」「AMD」「新世代」「旧世代」等

それでは、次にどちらの会社のCPUを選択すべきか、新世代と旧世代のどちらのCPUを選択すべきか、AI処理機能は必要なのかという点についても一緒に確認していきましょう。

まずは、Intel製とAMD製の二つの選択肢があった場合には、どちらのプロセッサーを選んでも問題ありません。

どちらのプロセッサーを選んでも、アプリは問題なく動作します。

また、性能についても、同じレベルであれば、ほぼ同等のCPU性能になります。

一般的にAMDプロセッサーの方が安い傾向があります。

次に、CPUの世代についてですが、出来る限り新世代のCPUを購入する事をお勧め致します。

理由としては、性能面・機能面はもちろんですが、OSのアップデートへの対応も含め、新しい世代の方が長く利用する事が出来ます。

最後に、AI処理機能についてですが、AI処理機能を搭載していなくてもAI処理が行えないという訳ではない為、AI処理が目的でパソコンを購入しないのであれば、どちらでも問題ないと言えます。

6. 「画像や動画編集」「ゲーム」等の利用では、「内蔵GPU」も判断材料になる

最後に注意点という程ではないですが、「画像加工や動画編集」「ゲーム」等で利用する場合には、「内蔵GPU」も判断材料の一つになる場合がありますので、その点は覚えておきましょう。

現在の「プロセッサー(CPU)」には、「グラフィックス機能」を内蔵している為、「GPU」と呼ばれる「グラフィックス処理用プロセッサー」の搭載がなくても、画像描画が行えるようになっています。

「CPU」の性能レベルによっては、その内蔵GPUの機能が異なりますので、必要に応じて確認するようにしましょう。

但し、高度なグラフィック処理や動画編集をしないのであれば、特に気にしなくても問題ありません。

<4>必要なメモリー容量とストレージ容量

押さえてきたいポイントの4つ目は、「メモリー容量」と「ストレージ容量」になります。

特に「メモリー容量」については、パソコンを快適に使う上でも、重要な要素の一つになります。

1. メモリーは可能であれば「16GB」、動画編集するなら「36GB」も有!

メモリー容量については、出来る限り16GB以上のものを選択するようにしましょう。

高性能のプロセッサーを搭載しても、メモリー容量が少ないと、その性能を最大限利用できなくなりますので、その点には注意はしましょう。

特に動画や写真の編集をする場合には、32GBの方が良い場合もあります。

「Mac」については、「Windows」の半分のメモリーでも対応可能と言われていますので、8GBでも問題はないかもしれませんが、予算に余裕がある場合には「16GB」を選択する事をお勧め致します。

いずれにしても、メモリーを多く搭載するほど、動作が快適になり、より長くパソコンを使用する事が出来るようになりますので、その点は覚えておきましょう。

2. 内蔵ストレージは「256GB SSD」が必要最低限!

ストレージ容量については、256GBでも、512GBでも、どちらを選択しても問題ありません。

また、あまりないとは思いますが、「HDD」ではなく、「SSD」を選択するようにしましょう。

「SSD」の仕様の違いについては、「NVMe」「PCIe」の表記があるものを選択するようにしましょう。

ストレージ容量が不足した場合には、外付けのHDDやSSD、オンラインストレージを利用する事で、不足分を補う事もできますので、256GBでも十分になります。

ストレージ容量に予算を割くよりは、メモリー容量に予算を割いた方がパソコンを快適、且つ、長く利用する事ができますので、その点は覚えておきましょう。

<5>パソコンの購入方法

押さえてきたいポイントの5つ目は、パソコンの購入方法になります。

1. ①「メーカー直販サイト」で購入する(直販サイトが高い場合もある!)

最近は、直販サイトも増えてきていますので、直販サイトで購入するのも一つの選択肢になります。

注意点として、メーカーによっては、販売先との関係上、値引きが出来ない商品もあり、直販サイトの方が高い場合もありますので、その点には十分にご注意ください。

また、オープン価格の為、販売価格の適正水準が分からない事が多く、購入前に「価格コム」等で、現在の実勢価格を調べてから、購入する事をお勧め致します。

加えて、メーカー直販サイトと家電量販店・オンラインサイトでは、販売するパソコンの型番が異なる場合が多く、比較が難しい場合がありますので、その点にもご注意ください。

型番が異なっても、端末性能で比較すると、ほとんど変わらない場合が多いので、その場合には端末性能で比較する事をお勧め致します。

いずれにしても、よくわからない「オンラインサイト」で購入するよりは、直販サイトで購入する方が安全になります。

2. ②「家電量販店」「直販サイト以外のオンラインサイト」で購入する

「家電量販店」や「直販サイト以外のオンラインサイト」で購入するのも、一つの選択肢になります。

注意点としては、先程もお伝えしましたが、パソコンは「オープン価格」になっていますので、適正価格を「価格コム」等で調べる必要があります。

「家電量販店」で購入する場合には、店頭価格と実勢価格にそれほど差がないかを調べた上で購入する事をお勧め致します。

また、店頭価格と実勢価格に無視できない差がある場合には、値引き交渉をする事をお勧め致します。

注意点として、オンラインサイトでの販売価格ではなく、店舗のあるオンラインサイトの販売価格までしか、最大でも値引きがされませんので、その点は覚えておきましょう。

「オンラインサイト」で購入する場合には、ある程度知名度のあるオンラインサイトでない限りは、不良品・商品が届かない。連絡が取れないというリスクがありますので、その点は十分にご注意ください。

その予防策としては、クレジットカードでの購入をお勧め致します。

クレジットカードで購入した場合には、最悪の場合には不正利用の申請をすることで全額返金されます。

但し、カード情報が流出する危険性が別途ありますので、その点は念頭に置ておきましょう。

「振込」「代引き」「コンビニ払い」については、返金を伴う場合には販売元とのやり取りが必ず必要になり、返金されないリスクが少なからずあるという事を覚えてきましょう。

以上で「パソコンの購入時・買替時に押さえておきたい5つのポイント」についての説明を終了致します。

宜しければ「チャンネル登録」をお願い致します。

また、「有料メンバーシップ」にてコンビニで印刷できるテキストの提供も行っております。

ご静聴、ありがとうございました。


「【PCの安全性アップ】大半の人が見落としてる!パソコンをより安全に使うための重要な設定~ブラウザーの詳細設定~」もご参照ください。


「【写真/動画をパソコンへ】スマホのデータをパソコンに移す三つの方法~充電ケーブルが一番優れている理由~」もご参照ください。


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【Googleマップ】現在地アイコンをタップするとどうなる?新機能や仕様変更を解説

今回はGoogleマップの機能について、仕様変更のあったものや比較的新しめのものをいくつか共有させていただだきます。

<動画内容>
1. 最近の仕様変更[位置情報][タイムライン]
2. 車を停めた場所を覚えておく
3. プラスコードとは?
4. Googleレンズのアイコンをタップすると
5. 飲食店のレビューについて
6. ライブビュー
7. インドアライブビューで駅構内も
8. 3Dグラフィックで地図を表示
9. イマーシブビュー経路検索

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:12分43秒)


いつもご視聴ありがとうございます。

スマホのコンシェルジュです。

今回はGoogleマップの機能について、仕様変更のあったものや比較的新しめのものをいくつか共有させていただだきます。

スマホのコンシェルジュでは、豊富な指導実績をもとに、スマートフォンの使い方に関する動画を制作・配信しております。

300本以上の動画教材を無料開放しておりますので、ぜひお役立てください。

それでは今回もよろしくお願いします。

【目次】
1.最近の仕様変更[位置情報][タイムライン]
2.車を停めた場所を覚えておく
3.プラスコードとは?
4.Googleレンズのアイコンをタップすると
5.飲食店のレビューについて
6.ライブビュー
7.インドアライブビューで駅構内も
8.3Dグラフィックで地図を表示
9.イマーシブビュー経路検索

1. 最近の仕様変更[位置情報][タイムライン]

まずはマップを開くといつも中央に現れる青い点。

こちらは現在を表すアイコンですが実はこれ自体がタップできるようにもなっていて、いくつか機能が格納されています。

こんなふうに、意外とたくさんの機能がここに詰め込まれています。

まずここは最近仕様変更があったポイントで、このデバイスの位置情報とタイムラインのスイッチが新たにこちらに配置されました。

位置情報はそのままデバイスの設定内、位置情報のオンオフの画面に遷移します。

タイムラインというのは自分の訪れた場所や移動経路などを記録していける機能です。

何年ぶんも保持することができて、後から日毎にいくらでも遡って見返すことができます。

テキストメモを挿入することもできるので、日記がわりにしている方もいらっしゃいます。

ここからそもそもタイムラインを記録するかどうかが設定できます。

また記録する場合も、無制限に保存していって構わないのか、または直近3ヶ月分のみ保持して、それ以前のものは順次削除していくようにするなど保存期限も設定可能です。

このタイムライン機能、思い出を振り返るのに便利な反面、行動履歴というセンシティブな記録がGoogleに保持されていくことについては情報漏洩のリスクに不安を覚える方もいらっしゃるかと思います。

こうした声を受けてか、このタイムラインの管理方法につい最近仕様変更があり、タイムラインはネットワークを返さず完全にデバイスの中だけに保存されることになりました。

この仕様変更、セキュリティ的には向上したと言えるかも知れませんが、同じアカウントであっても別のデバイスからは確認出来なくなりますので、この機能を楽しんでいた人にとってはちょっとネガティブな部分もある変更かと思います。

詳しくは以前動画で取り上げておりますので、概要欄のリンクからご参照ください。

2. 車を停めた場所を覚えておく

駐車位置を指定ボタンをタップすると、「ここに駐車しました」というピンが打ち込まれました。

これで駐車位置を忘れずに済みます。

駐車位置として指定した場所をあらためてタップすると、こうした画面が出てきて、経路ボタンは現在地から駐車した位置までの経路を表示、詳細情報というボタンはタップすると、駐車位置についてメモを入力しておいたり、残り時間を設定する画面に遷移します。

共有ボタンからは家族など同乗者に各メッセージアプリで駐車位置を共有可能です。

3. プラスコードとは?

1番下にはプラスコードという聞きなれない言葉が書かれています。

これはこの文字列によってこの場所の正確な座標を地図上に示すことができる、というものです。

ここにコードコピーとありますのでボタンを押すと、これでこのコードをメッセージアプリなど好きな場所にペーストできるようになりました。

例えばこれを待ち合わせ相手に送信、

受信した相手は送られてきたコードをGoogleマップに入力すればその場所の正確な位置を把握することできます。

検索欄にそのままペーストしてしまえばOKです。

こうして地図にピンが打たれました。かなり狭い範囲を指定することができます。

また現在地にかぎらずどこでもこのコードは取得できますので、集合場所はここねと言うような使い方もできます。

4. Googleレンズのアイコンをタップすると

続いて、検索欄にGoogleレンズのアイコンが設置されています。

Googleレンズはカメラに映したものを識別するという機能ですが、Google マップでこのアイコンをタップすると、現在地からカメラのレンズ越しの映像と地図情報を組み合わせて、どの方向に何があるのかを表示してくれる、まさにGoogleマップとGoogleレンズを組み合わせたような機能が起動します。

360度、付近にある場所を示してくれます。

ただ距離や何を表示するのかの基準はよくわからず、かなり遠い場所も表示されます。

大きな公園などのランドマークは遠い位置でも表示されやすいようで、渋谷からこのように皇居が表示されました。

このままだと何とも使いどころの難しい機能ですが、画面下にボタンがあり、ここから探す対象を徒歩5分以内にある特定のジャンルに絞り込むことができます。

例えばATMで試すとこのような感じです。現実的に徒歩で行ける範囲にあることがわかるので、いざという時に重宝しそうです。

レストランをタップするとこのように見えます。

それぞれタップするとこうしていつもの詳細画面が開きました。

5. 飲食店のレビューについて

余談ですがここ数年でGoogleマップの飲食店を調べる際の利便性がかなり向上したように思います。

大手グルメサイトにアクセスする機会が劇的に減ってしまったという方多いのではないでしょうか。

キーワードで検索すると、レビューの星の数とともに地図上に一斉にお店が表示され、営業時間やウェブサイト、インスタグラムのアカウントに簡単にアクセスできるほか、

どんな小さなお店にもレビューがたくさん投稿されていて、さらにそのレビューも言及しているポイントを絞って検索することもできます。

価格について、居心地についてなど、気になるポイントについて書いているレビューを見つけ出すことが可能です。

メニューもこのメニューボタンをタップすると投稿された写真の中からメニュー表を写したものがピックアップされ、簡単に確認することができます。

レビューの内容や点数は、他のグルメサイトに比べると少し甘め、高めにつきやすいように思います。

Googleアカウント名で投稿するのであまり悪いことを書きづらいという、構造的な要因も影響するのかもしれません。

四点台後半のお店も珍しくなく、逆に3.5点以下だとかなりレビューが荒れている印象です。

6. ライブビュー

またカメラを利用した機能としてもう一つ、ライブビューという機能があります。

経路検索時にライブビューというボタンが出てくるので、タップで起動してみます。

するとこうしてカメラ越しの映像に組み合わせて、目的地までの経路を示す大きな矢印のアイコンが画面上に表示されるようになりました。

地図を読むのがそもそも苦手という方、一定数いらっしゃるかと思いますが、これなら流石に見当違いの方向に進んでしまうということは無くなりそうです。

7. インドアライブビューで駅構内も

このライブビューですが、都内のJRや都営線の駅では、駅構内でも利用できるようになっています。

これまで難攻不落だった大きな駅では大活躍しそうです。

言語的な壁のある外国人観光客にとっても特に有益かもしれません。

8. 3Dグラフィックで地図を表示

続いて、昨年あたりから、場所を表示したときに、イマーシブビューと言うものが写真一覧の先頭に出てくることが増えてきました。

イマーシブというのは没入感のあるーといった意味の言葉で、タップしてみるとこのように俯瞰視点からリッチな3Dグラフィックの地図を表示できます。

上下左右地図を動かしたり、二本指で拡大縮小、回転させることも可能です。

右下のアイコンをタップすると時間もコントロールすることができ、さらにその時の気温や天気も予報を反映したものが表示されます。雨が降っている場合は、画面に水滴が付く様子なども描写されます。

日の出から日没まで、建物の影などもきちんと再現されていて、夕日が沈んで夜空に変わり、街に街頭が灯るなど、かなり凝ったグラフィックになっているのでぜひ一度見てみてください。

そして最近経路表示でもこのイマーシブビューが対応しました。

経路検索時に車や徒歩、自転車を選択した時、左下にこの画面が出てきた場合に使用できます。

9. イマーシブビュー経路検索

タップすると、イマーシブビュー形式で生成されたグラフィックを使って、経路案内が動画として再生されるような表示が展開されました。

ドローン撮影のような視点から出発地点から到着地点までの経路を眺めることができます。

おそらく曲がり角ごとにチャプターが区切られるようで、チャプタースキップボタンも用意されています。

画面をタップすると一時停止、一時停止中にどこかをタップすると、その地点のストリートビューも表示可能です。

相変わらず現時点でそこまで実用的かというと、面白機能の一つというところかも知れませんが、

道順をあらかじめざっくりとイメージする助けになるかも知れません。

ただ精細なグラフィックもあってか、スマホのパワーを使っている感じがします。カクついてスムーズな操作感を得られないかったり、バッテリーが大きく消費する場合もありますのでその点はご留意ください。

以上、Googleマップの比較的新しい機能について共有させていただきました。

頻繁にアップデートのかかるアプリですので、皆様も何かお気づきの点などありましたらぜひコメント欄にて気軽にご共有いただけますと幸いです。

当動画は以上となります。

最後までご視聴いただきありがとうございました。

気軽にコメントや「チャンネル登録」をいただけますと幸いです。

また、「メンバーシップ」にて弊社動画のテキスト版も配信しておりますので、よろしければ是非ご登録ください。

それでは、次の動画でもよろしくお願いいたします。


「【まだなにもしないで】Googleからのメールの意味や注意点を解説。今対応するとまずいかも」もご参照ください。


「【QRコード】安易な読み取りは危険!QRコードに潜む「クイッシング」のリスク」もご参照ください。


指導実績>
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累計50,000人以上を指導 。

<講義動画作成ポイント>
個別指導・集団講座での指導実績を元に、わかりやすさに重点を置いた動画作成

その他の講義動画は下記の一覧をご参照ください。

スマホの学習動画

<その他>
オンラインサポート(ライブ講座・ZOOM等でのオンライン指導)とオフラインサポート(出張指導・セミナー形式のオフライン指導)も実施中。詳しくはメールにてお問い合わせください。

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【意外と知らない】携帯ショップでよく見るスマホはどこのメーカー?

携帯電話の時代、かつては何も気にすることなく、国内メーカーの携帯電話を手にすることができましたが、スマートフォンになってから国産メーカーの撤退が相次ぎ、現在、主要な国内メーカーとして残っているのはソニーやシャープなど数社だけになりました。

そこで今回は、日本国内でスマートフォンを販売している主なメーカーを国別にまとめました。

<動画内容>
1. 日本のメーカー
2. 番外編
3. アメリカのメーカー
4. 韓国のメーカー
5. 中国のメーカー
6. 台湾のメーカー

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:16分03秒)


みなさんは自分の買ったスマホが、どこの国のメーカーなのか意識したことはありますか?

携帯電話の時代、かつては何も気にすることなく、気に入った商品を購入すれば、国内メーカーの携帯電話を手にすることができました。

しかし、携帯電話がスマートフォンになってから国産メーカーの撤退が相次ぎ、現在、主要な国内メーカーとして残っているのはソニーやシャープなど数社だけになりました。

そこで今回は、日本国内でスマートフォンを販売している主なメーカーを国別にまとめました。
メーカーでスマホを選びたい方はぜひ参考にしてみてください。

スマホのコンシェルジュのYouTubeチャンネルでは、スマホやパソコンの使い方を学べる動画をやさしく丁寧に解説しております。

よろしければ「チャンネル登録」をお願い致します。

それでは早速やっていきましょう。

概要欄に目次も配置しておりますので、適宜チェックしたい箇所を選んでご視聴いただくことも可能です。

【目次】
1.日本のメーカー
2.番外編
3.アメリカのメーカー
4.韓国のメーカー
5.中国のメーカー
6.台湾のメーカー

1. 日本のメーカー

ソニーと言えば日本が誇るグローバル企業で、オーディオ機器やゲーム機、カメラのイメージセンサーやスマートフォンなど事業は多岐にわたります。

駅の改札口を一瞬で通過するためのSuicaや楽天Edy、nanacoカードといった電子マネーサービスでも利用されている、日本ではお馴染みの「FeliCa」という無線通信規格を開発したのもソニーです。

そういったすべての技術を集約した「XPERIA」シリーズは、低価格~高価格まで幅広く展開されています。

docomo、au、Softbank、楽天モバイルなど通信キャリアでの取り扱いも豊富で、低価格と中価格は非常にスタンダードな設計となっています。

ただ、同価格帯の他社メーカーと比べると価格は少々高く、そういった部分も影響してか、徐々にシェアを下げていて、2023年通期のスマホ出荷台数では第5位と、売れ行きは芳しくありません。
主な製造国はタイや中国です。

シャープは、テレビブランドのAQUOSでも知られる大阪府に本社を置くメーカーです。

経営破綻の危機から2016年に鴻海精密工業(フォックスコングループ)の傘下に入り、現在は台湾資本の日本企業です。

スマートフォンでもAQUOSシリーズとして展開していて、低価格~高価格帯と幅広いラインナップが用意されています。

2023年通期のスマホ出荷台数でも第2位に位置する国内主要メーカーの1つです。

またAQUOSシリーズ以外にも、ソフトバンク独占モデルとして、ドイツの老舗カメラメーカー「Leica」の監修のもと発売された「Leitz Phone」や、シニア向けに開発された「シンプルスマホ」もシャープが供給しているスマートフォンです。

auで販売されているシニア向けスマートフォン「BASIO」も、以前は京セラが担当していましたが、現在ではシャープが担当しています。

主な製造国は中国です。

FCNTは、「arrows」や「らくらくスマホ」シリーズを供給する神奈川県に本社を置くメーカーです。
前身は「富士通コネクテッドテクノロジーズ」という会社で、富士通グループにおけるモバイル事業を担っていました。

しかし、2023年5月、経営不振により民事再生法の適用を申請し、同年9月に中国のパソコン大手レノボ・グループの傘下に入りました。

これまで同社が設計・開発したスマホは、国内の工場に生産を委託していましたが、今後はレノボ・グループの中国工場での生産に切り替わるそうです。

京セラは京都に本社を置く電子機器メーカーです。
ファインセラミックや半導体、通信機器や太陽電池など幅広く扱っており、電子部品業界での売り上げは国内トップクラスとなっています。

ゴツゴツとした見た目が特徴的なTORQUEは、堅牢性と耐久性においてオンリーワンのスマートフォンです。

海の中でカメラ撮影できるのはもちろん、高い所から落下しても壊れず、気温や気圧の変化にも耐える耐久性能は、世界中のアウトドア志向ユーザーに高い評価を得ています。

また、設計・開発・製造までを国内で行っている数少ないメーカーでもあります。

docomoの「あんしんスマホ」や「キッズケータイ」、docomoとSoftbankから販売されている法人向けのタフネススマホ「DuraForce(デュラフォース)」なども京セラが担当しています。

2. 番外編

過去に楽天モバイルではオリジナルのスマートフォンが展開されていました。 ※現在は販売されていません。

Rakuten Hand、Rakuten Mini、Rakuten BIGなどがそれにあたります。

どの機種も「ODM」という生産方式が採用されていて、中国の国有企業であるZTE社が担当するなど、基本的には中華製のスマートフォンです。

また、Softbankの「あんしんファミリースマホ」や「すみっコぐらしスマホ」も中国のZTE社が供給する、中華製のスマートフォンです。

ちなみに、ODMとは、発注元企業が商品企画と販売を行い、設計~生産までを外部委託して製品を製造することです。

自社にその分野の知見や製造設備がなくても、理想の商品が作れることからさまざまな業界で採用されています。

3. アメリカのメーカー

iPhoneやiPad、MacBookなどで知られるApple(アップル)は、アメリカ・カリフォルニア州に本社を置く世界最大のテクノロジー企業です。

動画制作時点での時価総額は世界第1位で、スマートフォンにおいては、2023年通期の世界シェアにおいてトップ、日本国内でも約半数のユーザーがiPhoneを使用しているように、圧倒的なシェアを誇っています。

Appleのブランド力、OSと本体が1社で提供される強みを存分に活かした長期的なサポートや、感覚的に使えるようなシンプルな設計など、価格も含めすべてが高いレベルにまとまっています。

主要な携帯キャリアはもちろん、格安SIM事業者やApple Storeなど、どこでも購入できるというのも地味にありがたいポイントです。

Androidスマホのように機種が多種多様でないという点も、メリットと捉えることができます。
主な製造国は、中国やインドです。

アメリカ・カリフォルニア州に本社を置くGoogleは、検索エンジンやWeb広告をはじめ、インターネットに関する多くの分野で事業展開をしている巨大IT企業です。

持株会社であるAlphabetの子会社で、動画制作時点での時価総額は世界第4位です。

Google Pixelシリーズは、Androidの生みの親でもあるGoogle製のスマートフォンということで、最大限のAndroidサービスが受けられます。

また、Pixel 8以降のモデルは発売から最低7年間はOS・セキュリティともに、アップデート保証があるのも安心できるポイントです。

2023年からdocomoでの取り扱いも始まったため、主要な携帯キャリアどこでも購入できるようになりました。

そういった影響もあり、2023年通期のスマホ出荷台数では僅差での3位となっており、今後ますますシェアを拡大していくものと思われます。

主な製造国は中国です。

Motorolaは携帯電話開発のパイオニアとして有名なブランドで、アメリカ・イリノイ州に本社を置く通信機器開発製造会社です。

現在は分社化や買収などを経て、中国のパソコン大手レノボの100%子会社モトローラ・モビリティ(Motorola Mobility)として事業を継続しています。

Motorolaは携帯電話開発のパイオニアとして有名なブランドで、アメリカ・イリノイ州に本社を置く通信機器開発製造会社です。

現在は分社化や買収などを経て、中国のパソコン大手レノボの100%子会社モトローラ・モビリティ(Motorola Mobility)として事業を継続しています。

現在、日本ではそこまで馴染みのあるメーカーではありませんが、2023年に発売された「motorola edge 40」という、中価格帯における最強クラスの性能と価格で一躍有名になりました。
主な製造国は中国です。

4. 韓国のメーカー

Galaxyは韓国の電子機器メーカー「サムスン」が手掛けるGalaxyブランドのスマートフォンです。

2021年における企業ブランド力は世界5位で、14年連続アジア1位と、世界最大の総合家電メーカーです。

docomoやauなどで取り扱われており、世界シェアNo.1常連のスマートフォンメーカーで、A20番台が低価格、A50番台が中価格、Sシリーズ以降は高価格帯のスマホとして展開されています。

特に、高価格帯のSシリーズの完成度は非常に高く、比較対象として挙げられるのがiPhoneなだけあって、Androidスマホの中ではトップランナーという位置付けのブランドです。

主な製造国は韓国やベトナムです。

5. 中国のメーカー

Xiaomi(シャオミ)は、2010年に設立された中国・北京市に本社を置く総合家電メーカーです。

2023年のスマホ世界シェアでは第3位と、創業からわずか10年程度で急速に普及し、「中国のApple」とも称される世界的メーカーです。

2019年から、日本においても格安SIMを中心に広がりはじめ、現在はauやSoftbankなどでも販売されています。

主力ブランドの「xiaomi」シリーズのほかに、低価格な「Redmi」シリーズ、10万円以下で買えるフラッグシップモデルというコンセプトの「POCO」シリーズなど、複数のブランドでスマホを投入しています。

「高性能なのに低価格」がコンセプトのOPPO。

OPPOとは、サムスンやApple、Xiaomiに次ぐ、世界シェア第4位の中国電子機器メーカーです。

OPPOのスマホは安価ながらも急速充電や高性能なカメラなど豊富な機能を搭載した、コストパフォーマンスの高さが魅力です。

2018年から日本のスマートフォン市場に参入し、低価格帯の「A」シリーズ、中価格帯の「Reno」シリーズなどが、日本国内で販売されている主なブランドです。

格安SIMからau、Softbank、UQモバイルやY!モバイルなど幅広く取り扱われています。

レノボは中国・北京に本社を置くパソコンメーカーです。

国内で流通しているスマートフォンにレノボ製はありませんが、FCNTやモトローラを傘下におく企業として今回は取り上げます。

レノボ・グループは、2005年IBMのパソコン事業買収に始まり、2011年のNECのパソコン部門、2014年のmotorola、2017年には富士通のパソコン部門、2023年にFCNTと次々に事業を拡大していき、2013年以降はパソコン世界シェアNo.1に君臨しています。

6. 台湾のメーカー

台湾・台北市に本社を置くASUS(エイスース)は、老舗のパソコンメーカーとして認知されていますが、最近ではスマートフォンのブランドとしても少しずつ認知されてきています。

日本で販売されているモデルは、ハイエンドのZenfoneやゲーム用のRog Phoneなど、高価格帯の製品がほとんどです。

ASUSのスマートフォンは格安SIMで販売されていることがほとんどですが、auではゲーム用のRog Phoneが取り扱われています。

主な製造国は中国です。

日本で販売されているモデルは、ハイエンドのZenfoneやゲーム用のRog Phoneなど、高価格帯の製品がほとんどです。

ASUSのスマートフォンは格安SIMで販売されていることがほとんどですが、auではゲーム用のRog Phoneが取り扱われています。

主な製造国は中国です。

如何でしたか?

スマホもパソコンも海外のメーカーが多く進出しており、パッと見ではなかなかどこの国のメーカーなのか分かりづらくなっているので、今回の動画が皆さまのお役に立てれば幸いです。

今回の動画はコチラで以上です。

最後までご視聴いただきありがとうございます。

メンバーシップ」にて動画のテキスト版も配信しておりますので、よろしければご登録ください。

それでは、また次の動画でもよろしくお願いいたします。


「【2024年】年始のセールで買うべきスマホ4選」もご参照ください。


「【Pixel8a】衝撃価格!2024年最注目のGoogle純正スマホが登場!」もご参照ください。


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【PDFの加工】誰でも簡単!無料!PDFを編集する方法

今回は、「無料で簡単!PDFを編集する方法」について説明して参ります。

「PDF」というファイル形式は、お役所関連の資料や取扱説明書等、オンライン上で入手可能な書類のファイル形式として、幅広い分野で利用されています。

今回は、そのPDFファイルの一部のページだけを切り出して、一つのPDFにしたり、複数あるPDFファイルを一つにまとめたり、ファイルサイズの大きいPDFファイルを更に小さいファイルサイズに変更したり、PDFファイル自体を加工する方法について一緒に確認していきましょう。

<動画内容>
<1>「PDF」とは
1.「PDF」は、万能なファイル形式!(資料・取扱説明書・記入例等で利用)

<2>「PDF」を編集する際によく使われる機能!
1.「PDF」を編集する際に良く使われる機能は「分割」「統合」!
2.「PDF」を編集する際に比較的良く使われる機能は「圧縮」!
3.「PDF」を編集する際に使われる機能「部分編集」と「加工」!

<3>「PDF」を実際に編集する
1.「PDF」を編集できるウェブサイト「iLovePDF」

①「PDF」を統合する
1.「PDF」を統合する(概要)
2.「PDF」を統合する方法(I LOVE PDFのウェブサイトを利用)
3.「PDF」を統合する方法(Files by Googleで統合したPDFを確認する)

②「PDF」を分割する
1.「PDF」を分割する(概要)
2.「PDF」を分割する方法(I LOVE PDFのウェブサイトを利用)

③「PDF」を圧縮する
1.「PDF」を圧縮する(概要)
2.「PDF」を圧縮する方法(I LOVE PDFのウェブサイトを利用)

④「PDF」を加工する
1.「PDF」を加工する(概要)
2.「PDF」を加工する方法(I LOVE PDFのウェブサイトを利用)
3.「PDF」を加工する方法(Files by Googleでファイルを確認する)

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:19分30秒)


みなさんこんにちは、スマホのコンシェルジュです。

今回は、「無料で簡単!PDFを編集する方法」について説明して参ります。

「PDF」というファイル形式は、お役所関連の資料や取扱説明書等、オンライン上で入手可能な書類のファイル形式として、幅広い分野で利用されています。

今回は、そのPDFファイルの一部のページだけを切り出して、一つのPDFにしたり、複数あるPDFファイルを一つにまとめたり、ファイルサイズの大きいPDFファイルを更に小さいファイルサイズに変更したり、PDFファイル自体を加工する方法について一緒に確認していきましょう。

スマホのコンシェルジュの「YouTubeチャンネル」では、「スマホの基本操作」から「不具合時の対処方法」「スマホとパソコンの連携」等、スマホやパソコンに関する動画を多数配信しております。

是非そちらもご参照ください。

また、是非「チャンネル登録」もお願い致します。

【目次】
<1>「PDF」とは
1.「PDF」は、万能なファイル形式!(資料・取扱説明書・記入例等で利用)

<2>「PDF」を編集する際によく使われる機能!
1.「PDF」を編集する際に良く使われる機能は「分割」「統合」!
2.「PDF」を編集する際に比較的良く使われる機能は「圧縮」!
3.「PDF」を編集する際に使われる機能「部分編集」と「加工」!

<3>「PDF」を実際に編集する
1.「PDF」を編集できるウェブサイト「iLovePDF」

①「PDF」を統合する
1.「PDF」を統合する(概要)
2.「PDF」を統合する方法(I LOVE PDFのウェブサイトを利用)
3.「PDF」を統合する方法(Files by Googleで統合したPDFを確認する)

②「PDF」を分割する
1.「PDF」を分割する(概要)
2.「PDF」を分割する方法(I LOVE PDFのウェブサイトを利用)

③「PDF」を圧縮する
1.「PDF」を圧縮する(概要)
2.「PDF」を圧縮する方法(I LOVE PDFのウェブサイトを利用)

④「PDF」を加工する
1.「PDF」を加工する(概要)
2.「PDF」を加工する方法(I LOVE PDFのウェブサイトを利用)
3.「PDF」を加工する方法(Files by Googleでファイルを確認する)

<1>「PDF」とは

それでは、まず、初めに「PDF」とはどのようなものなのかを簡単に確認していきましょう。

1.「PDF」は、万能なファイル形式!(資料・取扱説明書・記入例等で利用

「PDF」とは、どんな端末からも「表示形式」を崩さずに見る事が出来るある意味では万能なファイル形式になります。

その為、お役所などの記入例や取扱説明書等、幅広い場所で利用され、こちらのアイコンを一度は見たことがある方も多いかと思います。

「PDF」の主な特徴は2つあります。

一つ目は、先程もお伝えしましたが、どんな環境でも「同じレイアウト」をキープする事が出来るという特徴があります。

特に印刷する際には便利で、「指定サイズ」にきっちりと収める事が出来るという特徴があります。

また、スマホ等の小さい画面で見ても、表示形式が崩れない為、見やすいという特徴があります。

二つ目は、「ファイルサイズ」を小さくすることが出来るという特徴があります。

Word、Excel等の資料や文書も、「PDF」にする事で、ファイルサイズを更に小さくする事が出来ます。

このように「PDF」は、ある意味では万能のファイル形式で、お役所・会社・サービスのウェブサイトから簡単にダウンロードできるファイル形式として、幅広い分野で利用されています。

<2>「PDF」を編集する際によく使われる機能!

それでは、次に「PDF」を編集する際によく使われる機能について一緒に確認していきましょう。

1.「PDF」を編集する際に良く使われる機能は「分割」「統合」!

先ず一つ目は、「PDFの分割」になります。

PDF内にある必要なページだけを取り出して、そのページだけを保存したい場合に利用します。

二つ目は、「PDFの統合」になります。

複数のPDFを、一つのPDFにまとめたい場合に利用します。

2.「PDF」を編集する際に比較的良く使われる機能は「圧縮」!

三つ目は、「PDFの圧縮」になります。

資料や書類を「PDF形式」で保存した場合でも、意外と「ファイルサイズ」が大きく、メールなどで送りづらい場合に利用します。

圧縮割合によっては、画質にも影響が出てしまう場合がありますので、どのような環境で利用するかを慎重に判断する必要があります。

影響が出ない範囲内で「PDFの圧縮」を行うと、通常は半分くらいまで圧縮することが出来ます。

3.「PDF」を編集する際に使われる機能「部分編集」と「加工」!

四つ目は、「PDFの部分編集」と「PDFの加工」になります。

「PDFの部分編集」は、コメントやマークなどを挿入したり、線やハイライトを付けたい場合に利用します。

「PDFの加工」は、PDFを作成する前の状態に戻す方法で、本格的な修正・追記・抜粋等をする場合に利用します。

但し、著作権などにも抵触する可能性がある為、取り扱いには十分に注意する必要があります。

<3>「PDF」を実際に編集する

それでは、次に、先程説明を致しました「4つの編集方法」について、実際にどのように行うのかを一緒に確認していきましょう。

1.「PDF」を編集できるウェブサイト「iLovePDF」

今回は、「PDFの編集」としては、比較的有名な「I Love PDF」というサービスを利用して、先程の4つの操作を行っていきたいと思います。

「I Love PDF」は、スペインのバルセロナにある会社が提供しているサービスになります。

安全性が高く、提供元が明確なサービスになります。

また、2時間以内に利用した情報も自動的に削除されるという点でも安心できるサービスになります。

ウェブサイトも、アプリもあります。

利用頻度とアプリをインストールする手間を考慮すると、「ウェブサイト」の方が利用しやすい為、「ウェブサイト」を利用して「PDFの編集」を行っていきたいと思います。

①「PDF」を統合する

それでは、まず初めに「二つのPDF」を「一つのPDF」に統合する方法について一緒に確認していきましょう。

1.「PDF」を統合する(概要)

具体的なイメージとしては、41枚あるPDFと11枚あるPDFを統合する事で、52枚のPDFにまとめることが出来ます。

2.「PDF」を統合する方法(I LOVE PDFのウェブサイトを利用)

今回は、「Chrome」をブラウザアプリとして利用しますが、「Googleアプリ」「Safari」「Microsoft Edge」等を利用しても問題ありません。

また、パソコンの方が画面が大きく、操作もしやすいので、パソコンがある方はパソコンを利用する事をお勧め致します。

まずは、端末内より①の「Chrome」アプリを探してタップします。

「Chrome」のトップ画面が表示されますので、②の「検索窓」をタップし、③のように「I Love PDF」と入力し、④の「右向きの矢印」をタップします。

「I Love PDF」のウェブサイトが表示されますので、⑤の「I Love PDF」をタップします。

「I Love PDF」のトップ画面が表示されますので、⑥の「PDF 結合」をタップします。

「PDF 結合」の詳細画面が表示されますので、⑦の「PDFファイルを選択」をタップします。

「PDFファイル」を選択する場所が表示されますので、⑧の「メディア」をタップします。

「メディア」の詳細画面が表示されますので、今回は「ドキュメントのみ」に絞り込みたいので、⑨の「メニュー部分」を左にスライドします。

⑩の「ドキュメント」をタップすると、「PDF等のドキュメント」に絞り込まれますので、今回の例として利用する⑪の「令和4年のPDF」をタップします。

選択したPDFが表示されますので、表示されているPDFの右側にある⑫の「プラスのマーク」をタップします。

再度、「PDFファイル」を選択する場所が表示されますので、⑬の「メディア」をタップします。

「メディア」の詳細画面が表示されますので、必要に応じて先程と同じように「絞り込み」を行ない、今回は⑭の「令和5年のPDF」をタップします。

「令和4年のPDF」に続いて、「令和5年のPDF」が表示されます。

一番上に表示されているものから順に一つのPDFになります。

順番を変更したい場合には、⑮のように下にある「令和5年のPDF」を押しながら上にスライドします。

令和5年のPDFが上に移動し、統合されるPDFの順番を変更する事が出来ます。

問題がなければ、⑯の「PDF 結合」をタップします。

「PDFファイルが結合されました!」と表示されますので、⑰の「結合されたPDFのダウンロード」をタップします。

以上で、「PDFの結合」が完了になります。

ダウンロードしたPDFは、端末内にある「ダウンロード」というフォルダに保存されています。

3.「PDF」を統合する方法(Files by Googleで統合したPDFを確認する)

先程「結合したPDF」は、「ダウンロードフォルダ」に保存されていますので、念の為、一緒に確認していきましょう。

まずは、端末内より①の「Files by Google」を探してタップします。

「Files by Google」のトップ画面が表示されますので、②の「ダウンロード」をタップします。

「ダウンロード」の詳細画面が表示され、先程一つのPDFにしたファイルが表示されます。

PDFのファイル名を変更したい場合には、「PDFファイル」の右側にある③の黒い丸が縦に3つ並んでいる「メニュー」をタップします。

「メニュー」の詳細画面が表示されますので、④の「名前の変更」をタップします。

⑤に変更したい「ファイル名」を入力し、⑥の「✔」をタップします。

表示されている「ファイル名」に問題がなければ、⑦の「OK」をタップします。

以上でPDFのファイル名の変更が完了になります。

今回、統合したPDFファイルは5.62MBになりますので、統合する前の2つのPDFの合計より少し小さくなっています。

②「PDF」を分割する

それでは、次に「一つのPDF」を,必要な部分と不要な部分に分割する方法について一緒に確認していきましょう。

厳密には、必要な部分を抽出する方法になります。

1.「PDF」を分割する(概要)

具体的なイメージとしては、11枚あるPDFから、必要なページ(3ページ目)を抽出して、一つのPDFにします。

2.「PDF」を分割する方法(I LOVE PDFのウェブサイトを利用)

まずは、先程と同様に「I love PDF」のトップ画面を表示します。

「トップ画面」が表示されていない場合には、画面の左上にある「I Love PDF」のロゴをタップすると、Top画面に戻る事が出来ます。

「I love PDF」のトップ画面に表示されている「メニュー一覧」から、①の「PDF 分割」をタップします。

「PDF 分割」のトップ画面が表示されますので、②の「PDFファイルを選択」をタップします。

「PDFファイル」を選択する場所が表示されますので、③の「メディア」をタップします。

「メディア」の詳細画面が表示されますので、必要に応じて絞り込みを行ない、④の「令和5年のPDF」をタップします。

「令和5年のPDF」が表示されますので、その右上にある⑤の「歯車のマーク」をタップします。

分割に関する「メニュー詳細」が表示されますので、今回は3ページ目のみを一つのPDFにしたいので、⑥の「ページを抽出」をタップします。

「すべてのページを抽出」が選択されていますので、⑦の「ページを選択」をタップします。

「抽出するページ」を指定する必要がありますので、⑧に「3(ハイフン)3」と入力します。

「抽出するページ」が「3ハイフン3」になっていることを確認して、⑨の「PDFを分割」をタップします。

「PDFが分割されました」と表示されますので、⑩の「分割されたPDFをダウンロード」をタップします。

先程と同じように「分割したPDF」は端末内にある「ダウンロードフォルダ」に保存されていますので、必要に応じて確認するようにしましょう。

③「PDF」を圧縮する

それでは、次にPDFのファイルサイズが思ったより大きかった場合に、「PDF」を圧縮する方法について一緒に確認していきましょう。

1.「PDF」を圧縮する(概要)

具体的なイメージとしては、13.7MBあるPDFを7.43MBまで圧縮する方法になります。

場合によっては、半分近くまでPDFファイルのファイルサイズを圧縮する事が出来ます。

2.「PDF」を圧縮する方法(I LOVE PDFのウェブサイトを利用)

まずは、先程と同様に「I love PDF」のトップ画面を表示します。

「I love PDF」のトップ画面に表示されている「メニュー一覧」から、①の「PDF 圧縮」をタップします。

「PDF 圧縮」の詳細画面が表示されますので、②の「PDFファイルを選択」をタップします。

「PDFファイル」を選択する場所が表示されますので、③の「メディア」をタップします。

「メディア」の詳細画面が表示されますので、必要に応じて絞り込みを行ない、今回は例として、④の「100円ショップというPDF」をタップします。

「100円ショップのPDF」が表示されますので、その右上にある⑤の「歯車のマーク」をタップします。

「圧縮レベル」の詳細画面が表示され、3つの選択肢が表示されているのを確認する事が出来ます。

「推奨の圧縮」が自動的に選択されますので、特に変更する必要はありませんが、ファイルサイズを出来る限り小さくしたい場合には、「最も高い圧縮率」を選択するのも一つの選択肢になります。

今回は、「推奨の圧縮」が選択されている状態で、⑥の「PDF 圧縮」をタップします。

「PDFファイルが圧縮されました」と表示され、半分近くまで圧縮されているのを確認する事が出来ます。

「圧縮されたPDF」をダウンロードしたいので、⑦の「圧縮されたPDFのダウンロード」をタップします。

以上で「PDFの圧縮」が完了になります。

先程と同じように端末内の「ダウンロードフォルダ」に「圧縮されたPDF」が保存されていますので、必要に応じて確認するようにしましょう。

④「PDF」を加工する

それでは、最後に「PDF」を加工する方法について一緒に確認していきましょう。

今回は、「PDF」の部分編集ではなく、「PDF」を元のファイル形式に戻して、加工する方法について一緒に確認していきたいと思います。

1.「PDF」を加工する(概要)

具体的なイメージとしては、「PDF」を「Word形式」に戻し、スマホ内にある「Googleのドキュメント」で加工する方法になります。

互換性の問題で、「Googleドキュメント」で表示させると、表示形式が一部崩れてしまいます。

一方で、パソコンで同じ操作を行い、「Word」で表示した場合には、表示形式も崩れす、ほぼ完ぺきな状態で表示されます。

「PDFの加工」については、パソコンを利用し、且つ、「Word」を利用する事をお勧め致します。

2.「PDF」を加工する方法(I LOVE PDFのウェブサイトを利用)

まずは、先程と同様に「I love PDF」のトップ画面を表示します。

「I love PDF」のトップ画面に表示されている「メニュー一覧」から、①の「PDFからWord」をタップします。

「PDF WORD 変換」の詳細画面が表示されますので、②の「PDFファイルを選択」をタップします。

「PDFファイル」を選択する場所が表示されますので、③の「メディア」をタップします。

「メディア」の詳細画面が表示されますので、必要に応じて「絞り込み」を行ない、今回は例として、④の「令和5年版というPDF」をタップします。

「令和5年度版のPDF」が表示されますので、⑤の「WORDに変換」をタップします。

「PDFファイルが編集可能なWORD ドキュメントに変換されました」と表示されますので、⑥の「WORDをダウンロード」をタップします。

以上で、「PDF」から「Word」への「変換」が完了になります。

3.「PDF」を加工する方法(Files by Googleでファイルを確認する)

「PDFからWordに変換したファイル」は、「ダウンロードフォルダ」に保存されましたので、端末内より①の「Files by Google」を探してタップします。

「Files by Google」のトップ画面が表示されますので、②の「ダウンロード」をタップします。

「ダウンロード」の詳細画面が表示され、「Word(スマホではドキュメント)」のファイルが表示されていますので、③の「令和5年」をタップします。

「令和5年」のファイルが表示されますが、「表示形式」が崩れていますので、画面の右上にある黒い丸が縦に三つ並んでいる④の「メニュー」をタップします。

「メニューの一覧」が表示されますので、「印刷レイアウト」という項目の右側にある⑤のボタンをタップして、「オン」にします。

「令和5年」のドキュメントが綺麗に表示されているのを確認する事が出来ます。

厳密には左上の数字などが表示されていませんが、こちらを編集する場合には、画面の右下にある⑥の「鉛筆のマーク」をタップします。

文字の挿入や変更等が可能になりますので、変更したい部分に文字などを挿入します。

「挿入や変更」等の加工が完了したら、保存形式を「PDF」に変更し、再度PDFで保存をする事で「PDFの加工」が完了になります。

くり返しになりますが、「PDFの加工」は、画面の大きい「パソコン」と「マイクソフト社」の「Word」を使う事を強くお勧め致します。

以上で「無料で簡単!PDFを編集する方法」についての説明を終了致します。

宜しければ「チャンネル登録」をお願い致します。

また、「有料メンバーシップ」にてコンビニで印刷できるテキストの提供も行っております。

ご静聴、ありがとうございました。


「【紙をPDF化】デジタル化で上手に整理!紙の書類をPDFにする方法」もご参照ください。


「【写真⇒PDF】仕事でも使える!スマホに保存した写真やスクリーンショットを「PDF」にする方法」もご参照ください。


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<講義動画作成ポイント>
個別指導・集団講座での指導実績を元に、わかりやすさに重点を置いた動画作成

その他の講義動画は下記の一覧をご参照ください。

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【まだなにもしないで】Googleからのメールの意味や注意点を解説。今対応するとまずいかも

「ご判断ください」というメールの受信があった方も多いかと思います。

少し急かすようなタイトルもあって、何となく不安になった方もいるのではないでしょうか。

今回はこのメールの意味や対応、注意点について共有させていただきます。

<動画内容>
1. このメールの概要
2. タイムラインとは
3. タイムラインへのアクセス(Googleマップ)
4. 今後はスマホ内だけで管理。デメリットも
5. 期限を過ぎると消去される可能性
6. 注意点
7. 設定する場合
8. タイムラインのバックアップ
9. オンオフ、削除方法

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:10分17秒)


いつもご視聴ありがとうございますスマホのコンシェルジュです。

先日、私のもとに突然このようなメールが届きました。

皆様の中にも同じメールを受信された方いらっしゃるかと思います。

「ご判断ください」というちょっと急かすようなタイトルもあって、何となく不安になった方もいるのではないでしょうか。

今回はこのメールの意味や対応、注意点について共有させていただきます。

スマホのコンシェルジュでは、豊富な指導実績をもとに、スマートフォンの使い方に関する動画を制作・配信しております。

300本以上の動画教材を無料開放しておりますので、ぜひお役立てください。

それでは今回もよろしくお願いします。

【目次】
1.このメールの概要
2.タイムラインとは
3.タイムラインへのアクセス(Googleマップ)
4.今後はスマホ内だけで管理。デメリットも
5.期限を過ぎると消去される可能性
6.注意点
7.設定する場合
8.タイムラインのバックアップ
9.オンオフ、削除方法

1. このメールの概要

このメール、差出人欄にはGoogleロケーションヒステリーとあり、ひとまずGoogleからのメールであることは間違いなさそうです。

この点は安心して良いかと思います。

文面には、過去にさかのぼって訪れた場所を確認できるタイムライン(旧ロケーション履歴)がオンに設定されています。

タイムラインを使うと、各デバイスにおいて、訪問履歴と経路が自動的に地図に保存されます云々、と書かれていますが、

要点をかい摘むと、

まず受信者のタイムラインと言う設定がオンになっていること。

そしてこのタイムラインの仕組みが今後変わること。

2024年11月19日までに何らかの設定をしないとそのタイムラインのデータが消失する可能性があること。

その下にはもろもろの詳細な仕様が書かれていました。

2. タイムラインとは

この「タイムライン」と言うのは元々ロケーション履歴と呼ばれていたもので、位置情報もとにその日の移動や滞在が地図上に記録されていく機能のことです。

完全に正確と言うわけでもありませんが、設定によっては撮った写真や滞在した場所、移動方法など結構事細かに記録されていきます。

3. タイムラインへのアクセス(Googleマップ)

Googleマップの機能として提供されていて、プロフィールアイコンからタイムラインと進むと表示されます。

この機能はオンオフを選択することができるようになっていて、タイムライン機能をオンにしている場合にのみ、記録、参照することができますので、全く記録されていないという方もいらっしゃるかと思います。

例えばこれは2023年6月ごろに私が横浜を訪れた時のものです。

この赤レンガ倉庫を訪れた前後にも、宿泊、食事した場所など様々な情報が記録されています。

記録さえあればいくらでも時間を遡って閲覧することができます。

操作もかなりシンプルで、思い出を簡単に振り返ることができます。

このタイムライン、眺めているだけでも楽しめる反面、常にGoogleから監視されているようで不気味だとか、このデータは安全に守られているのだろうかなど不安に感じていた方もいらっしゃるかと思います。

さて、当該のメールですが、

4. 今後はスマホ内だけで管理。デメリットも

このタイムラインの記録が今後仕組みが変わってスマホ内だけで作成、記録されるようになっていくということが書かれています。

おそらく前述の不安点などを払拭するため、こうしたユーザーに関するセンシティブな情報がデバイスの中だけで作成、管理されるようになることで、どこのサーバにも送信されず、プライバシーがより守られる仕組みを構築していきますよ、という意味合いも兼ねてあるかと思われます。

ただしこうした仕様変更は、複数デバイスでタイムラインを使っていた方にはデメリットもあって今まで同期されていたタイムラインはこれからそのデバイスでしか確認出来なくなります。

またやはりパソコンからも確認出来なくなるようです。

5. 期限を過ぎると消去される可能性

そしてこれに伴い、少し設定をいじらないと今まで記録したタイムラインが消去されてしまう可能性があるとのことで、11月の19日までに対応するよう記載されています。

ということなので、タイムラインの設定自体がオフになっている方は消えてしまう記録もないので、このお知らせや通知も受信しない可能性もあります。

対応しなかった場合、最大90日分約3ヶ月分のくらいデータは頑張って新しいデバイスに引き継げるようにするようですが試みますと書かれているのでおそらく失敗する可能性も多分にあるということなのかもしれません。

以上がこのメールの内容です。

この後設定した場合の画面遷移などお伝えします。

数ステップで完了する簡単な設定でした。

6. 注意点

が、その前に注意点として、この仕様変更、私は皆様にご案内するためさっさとやってしまったのですが、どうもこれを対応してからタイムラインが消えてしまった、記録されなくなってしまった、などの報告がSNS上で相次いでいるようです。

なんだかまだ不安定な様子で、予期せぬ挙動が発生しないとも限りません。

タイムラインを大切にされている方は、私のように先走らずまだ何もしない方がいいかも知れません。

幸い期限は11月とまだまだ先ですので、今後も何度か通知はされるかと思います。

7. 設定する場合

設定する場合、まず1番下に「設定を確認して選択」とありますのでリンクをタップしてみます。

するとこうした画面に遷移しました。Googleマップが開いているようです。

早速タイムラインのデータをどう保存していくか選ぶことになります。

これを11/19日までに設定しない限り、3ヶ月経過したタイムラインは削除されていく、とのことです。

保存の仕方は、自分から削除を実行するまで保存し続ける、または指定した期間経過後に自動的に削除されるようにする、そのどちらかを選ぶことができました。

保有期間は3ヶ月、18ヶ月、36ヶ月から選ぶことができました。

これを決定すると、既に保存されているタイムラインのデータはこのデバイス本体に保存されるよう移行されてくるようです。

私の場合、数年分のデータがあったものの、ダウンロードサイズはそれでも3MB未満ということで、長年使っている方でも特にデータ量を気にするようなものではなさそうです。

これだけで設定は完了です。

特に設定完了のメール等もきませんでした。

念の為今一度Googleマップを開いてタイムラインの設定周りを確認してみます。

右上のこのピンのアイコンからタイムラインのオンオフの設定に進むことができます。

8. タイムラインのバックアップ

こちらの雲のアイコン、バックアップや同期を表すことの多いアイコンですがタップしてみるとやはりこのタイムラインのバックアップについての項目が出てきました。

今後タイムラインはデバイスのみ保存されるようになるので、もしもこの端末を紛失した際などはアクセスできなくなってしまいます。

別のデバイスからタイムラインを参照したい場合はクラウドにバックアップされている必要があります。不測の事態で思い出の詰まったタイムラインをなくしたくないと考える場合はスイッチをオンにしておきます。

ネットワークを通ることになるバックアップも、きちんと暗号化されてプライバシーが守られる、ということが強調されています。

バックアップは一瞬で完了しました。

完了すると、このデバイスのタイムラインがバックアップされたことが表示されました。

なおこのバックアップが、Googleアカウントの15GBを圧迫することはないとのことです。

9. オンオフ、削除方法

また、ここの3点アイコンをタップすると、バックアップの削除や停止も行えます。この操作によりデバイスに保存されたタイムラインが影響を受けたり、タイムラインを記録する設定がオフになったりすることはないとのことです。

3点アイコン内に他のメニューも格納されています。

設定とプライバシーと進むと、タイムラインのオンオフやデータの全削除、期間を指定しての削除ができます。

以上、Googleからの案内の内容や対応方法、注意点等共有させていただきました。

プライバシーがより強固に守られるのは喜ばしいことですが、タイムラインが欠損、消失してしまうのが不安な方は、少し様子を見た方が良さそうに思います。

これからまだ意図しない挙動が発生しないとも限りませんので、皆様も何かお気づきの点ありましたら、気軽にコメント欄にてシェアいただけますと幸いです。

当動画は以上となります。

最後までご視聴いただきありがとうございました。

気軽にコメントや「チャンネル登録」をいただけますと幸いです。

また、「メンバーシップ」にて弊社動画のテキスト版も配信しておりますので、よろしければ是非ご登録ください。

それでは、次の動画でもよろしくお願いいたします。


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【QRコード】安易な読み取りは危険!QRコードに潜む「クイッシング」のリスク

街中やキャッシュレスの支払い時などに頻繁に見かけるQRコードですが、近年これを悪用した迷惑行為や詐欺報告件数が急増しているようです。

当動画ではそれらの手法や対策を共有させていただければと思います。

<動画内容>
1. 学習院大学の事例
2. オートバックスの事例
3. Amazonを装ったメール
4. 愛知県での事例「家賃の支払いのオンライン化」
5. 海外での事例:貼り替えや盗撮など
6. 別のQRコードを読み込んでしまう
7. なぜメールにURLではなくQRコードを載せるのか
8. 対策

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:10分36秒)


いつもご視聴ありがとうございます。

スマホのコンシェルジュです。

街中やキャッシュレスの支払い時などに頻繁に見かけるQRコードですが、近年これを悪用した迷惑行為や詐欺報告件数が急増しているようです。

当動画ではそれらの手法や対策を共有させていただければと思います。

スマホのコンシェルジュでは、豊富な指導実績をもとに、スマートフォンの使い方に関する動画を制作・配信しております。

300本以上の動画教材を無料開放しておりますので、ぜひお役立てください。

それでは今回もよろしくお願いします。

【目次】
1.学習院大学の事例
2.オートバックスの事例
3.Amazonを装ったメール
4.愛知県での事例「家賃の支払いのオンライン化」
5.海外での事例:貼り替えや盗撮など
6.別のQRコードを読み込んでしまう
7.なぜメールにURLではなくQRコードを載せるのか
8.対策

QRコードは日本のデンソーという会社が開発した技術で、QRはクイックレスポンスの略だそうです。

対応する機器で読み取ることで、格納された情報を活用することができます。

バーコードに比べて省スペースの印字でも350倍もの情報を持つことができるそうで、かつ元々汚れやすい製造の現場などで使われることを想定していたこともあり汚れや欠損にも強いという特徴があります。

我々の日常利用においてはウェブサイトへのリンクが格納されていたり、チケットの代わりになったり、近年ではキャッシュレス決済での活用が目立ちます。

1. 学習院大学の事例

これがどう悪用されているのか、事例を見てみましょう。

まず学習院大学での事例です。

大学の発行する案内に記載されていたウェブサイトへのリンク用のQRコードがどこかのタイミングで別のものに差し替えられてしまっており、案内のQRコードを読み込むと意図しない不正なウェブサイトにリンクされてしまうという事案が発生しました。

注意喚起のページではこのQRコードは使用せず、URLを直接入力するよう呼びかけています。

2. オートバックスの事例

カー用品大手のオートバックスでは、会員向けのダイレクトメールに記載されていたQRコードを読み取ると意図しないおかしなサイトに飛ばされてしまう、という事案が発生しました。

また一部ではそのウェブサイトにて、クレジットカード番号など決済情報入力を要求されるというケースも発生しようです。

公式サイトにて、そちらのQRコードは読み取らないよう呼びかけています。

3. Amazonを装ったメール

やはりAmazonを装ったものも報告されています。

こちらは「フィッシング対策協議会」のWebページに記載されている事例ですが、

Amazonプライムの支払いに問題がある、というメールにQRコードが記載されており、そちらにアクセスするとAmazonによる登録内容の確認というていでAmazonへのログインパスワードや個人情報の入力を求められます。

画面遷移なども本物とそっくりで、クレジットカードの3dセキュア画面も作り込まれています。

最後の画面なんかはよく見ると日本語が怪しいのですが、ここまでいってしまうと全ての情報を入力してしまっているので、カード会社へ連絡しましょう。

またそもそもこのAmazon Primeの支払いに問題があるとする詐欺メールがきたという話は大変よく伺います。

プライムに加入していると確かに信じてしまいそうだなという気がします。加入中の方はとくにお気をつけください。

4. 愛知県での事例「家賃の支払いのオンライン化」

共同通信によると、2022年愛知県にて家賃の支払いのオンライン化と言う文言とともにQRコードが記載されたチラシが家のポストに投函されていて、そこから不正なLINEアカウントに誘導されて家賃として入金を指示されるという事案があったようです。

実際に2ヶ月分の家賃を振り込んでしまった方もいらっしゃるようで、後に管理会社とのやりとりの中でオンラインで支払ったはずであるにもかかわらず家賃が未納であるとされ、詐欺だったと判明したとのことです。

5. 海外での事例:貼り替えや盗撮など

その他海外の事例では、

・アメリカでは駐車場の支払い用のQRコードが、別のものに張り替えられており、支払ったはずの料金が別のところに送金されてしまった、と言った事例も報告されています。

また少し毛色が異なりますが同じくアメリカで、空港にて、チケットを持っていないにも関わらず搭乗した男性が逮捕されています。

ゲートを潜るためにはチケットに記載のQRコードが必要ですが、これは赤の他人のチケットをスマホで撮影してQRコードを取得したようです。

今日の一部スマホでは2億画素といったカメラを備えているものもあり、とてつもなく精細な静止画を撮影することができるため、たまたま手元に出して眺めていたチケットを背後から撮影され、利用されてしまうというちょっと信じがたいことが実際に起こっているようです。

事例をまとめると、

まず学習院大学の事例のように、紙媒体電子媒体問わず、刊行物内のQRコードがどこかのタイミングで不正なものに変えられてしまうというもの。

これは発行元自体は信頼性の高いところであったりするので、なかなかここを疑ってかかるというのは実際難しいかもしれません。

6. 別のQRコードを読み込んでしまう

またとてもアナログですが意外と侮れないのが、掲示物に記載されたQRコードの上に、不正なウェブサイトなどにリンクするQRコードをシールでそのまま貼ってしまうというものもあります。

過去にはお店でQR決済の時に読み込んだQRコードが実はそのお店ではなく別のところへ送金されるQRコードだったと言う事例もあるようです。

7. なぜメールにURLではなくQRコードを載せるのか

Amazonの事例のように、メールにQRコードが添付されているケースも見られます。これは最近テレビのニュースでも取り上げられていました。

メールにURLを載せずにQRコードを読ませる、というのは一見回りくどいように思いますが、

おそらくQRコードはただの画像であるためメールのフィルターが有害なメールと認識しづらく、ひとまずはメインの受信フォルダに着弾させることができる点、URLを目視できないので、アクセスさせやすいといった利点がありそうです。

もしかするとQRコードを読み込むと言うステップを1つ挟むことでなんとなく疑いの気持ちが一旦脇にそれてしまうといった心理的なものもあるのかもしれません。

本物そっくりのウェブサイトに誘導してパスワードや個人情報を入力させて盗み取る手法は釣りになぞらえてフィッシングと言われますが、こうしたQR コードを利用したフィッシングはQRコードのQをとって、クイッシングと個別に名前もついており、今後ますます増えていく可能性があります。

また入場券がQRコードになっている施設は数多くあるかと思いますが、それをパッと撮影するだけで十分に使用できる鮮明なものが取得できてしまう可能性がありますので、これにより自分のQRコードが使われてしまうといったことが起こりえます・

8. 対策

また入場券がQRコードになっている施設は数多くあるかと思いますが、それをパッと撮影するだけで十分に使用できる鮮明なものが取得できてしまう可能性がありますので、これにより自分のQRコードが使われてしまうといったことが起こりえます。

まず前提としてQRコードのスキャンは純正のカメラアプリで行いましょう。

一昔前はQRコードスキャン用のアプリが乱立していましたが、今はiPhoneアンドロイドともに純正のカメラアプリでQRコードに反応できるようになりましたので、別のアプリは必要ありません。

むしろ今リリースされているQRコードアプリちょっと怪しげなものも多いので、使用しないのが無難です。

どんな時もそうですが、リンク先において個人情報の入力を求められると言うことに対しては敏感になっておきましょう。

例えばリンク先を開いたときに銀行のウェブサイトであった、と言うような場合は一旦その画面を閉じてGoogleやSafariを使って検索からウェブサイトにアクセスする。

または、今はたいていアプリが用意されていますので、そちらからアクセスするのが確実です。

ログインしてメールの文面通りの案内が本当に来ているのかどうか確認しましょう。

チケットなどQRコードの書かれた紙面や画面はむやみやたらに人目にさらさないほうがよさそうです。

盗む側は撮影するだけですので一瞬で情報を取得されてしまう可能性があります。

以上、QRコードの悪用による詐欺や迷惑行為について共有させていただきました。

日本でも今後増えてくる可能性がありますので、少しだけでも日ごろから意識してみていただければと思います。

QRコードを読み込む際は何か上からシールで貼ってある、という場合は正規のものでない可能性があります。日ごろからここに神経質になるのは難しいかもしれませんが、シールを貼るだけで簡単にクイッシングができてしまう、ということだけ心に留めておいていただければと思います。

以上、QRコードの悪用による詐欺や迷惑行為について共有させていただきました。

日本でも今後増えてくる可能性がありますので、少しだけでも日ごろから意識してみていただければと思います。

当動画は以上となります。

最後までご視聴いただきありがとうございました。

気軽にコメントや「チャンネル登録」をいただけますと幸いです。

また、「メンバーシップ」にて弊社動画のテキスト版も配信しておりますので、よろしければ是非ご登録ください。

それでは、次の動画でもよろしくお願いいたします。


「【意外と知らない】スマホ画面にQRコードが表示されたら?覚えるべきたった一つの方法」もご参照ください。


「QRコードの読み取り方~ブラウザアプリでスマホ画面上の「QRコード」も読み取り可能に!~」もご参照ください。


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【注目の記事】iPhoneとAndroidはどちらが安全?「ロシア」「中国」へのアクセスで比較!

今回は、「iPhoneとAndroidはどちらが安全?1日1回は中国・ロシアに通信している!」について説明して参ります。

最近、1人1台はスマホを持つ時代になってきています。

使い方次第にはなりますが、銀行口座の管理、支払や2段階認証の手段としても、利用している方も多いかと思います。

そのスマホが、「バックグランド」で通信を行い、ある意味では勝手に「中国」「ロシア」等にあるサーバーにアクセスしているという衝撃的な事実があります。

今回は、サイバー関連のニュースを提供する「ドイツのシニアジャーナリスト」によって行われた検証結果を元に、スマホが、どの位の頻度で、どのような国に、通信を行っているかを一緒に確認していきましょう。

<動画内容>
<1>「iPhone」の方が「Androidスマホ」より安全性が高い⁉

1. 安全性を確認する上での前提条件(工場出荷時とTop100のアプリ)
2. バックグランド通信の回数:iPhoneの方が「バックグランド通信数」が多い!
3.「バックグランド」の通信先:iPhoneのApple社の通信が最多!
4. 各アプリへの通信回数:iPhoneの方が各アプリの通信回数が少ない?
5. 非友好国への通信:iPhoneはロシアへのアクセスが1日1回程度ある!
6. 非友好国への通信:Androidは「中国」「ロシア」「ベトナム」への通信がある!
7. 非友好国への通信:「iPhone」の方が安全!
8.「バックグラウンドの通信先」への対処が重要:不要なアプリは極力削除!
9.「不要なアプリ」の削除方法は、こちらの動画をご参照ください。
10.【結論】iPhone VS Android(インストールするアプリの差)

<2>中国で買った「Androidスマホ」は個人情報がダダ漏れだった…!
1. 中国で販売されているスマホは「個人情報」がダダ洩れ!
2.「個人情報」として厳格な取り扱いが必要なものも無断で取得!
3. 中国国内・国外に関係なく、スマホから個人情報が収集される!
4. 中国で販売されているスマホは同意なく「データが収集される」!日本国内は?

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:15分53秒)


みなさんこんにちは、スマホのコンシェルジュです。

今回は、「iPhoneとAndroidはどちらが安全?1日1回は中国・ロシアに通信している!」について説明して参ります。

最近、1人1台はスマホを持つ時代になってきています。

使い方次第にはなりますが、銀行口座の管理、支払や2段階認証の手段としても、利用している方も多いかと思います。

そのスマホが、「バックグランド」で通信を行い、ある意味では勝手に「中国」「ロシア」等にあるサーバーにアクセスしているという衝撃的な事実があります。

今回は、サイバー関連のニュースを提供する「ドイツのシニアジャーナリスト」によって行われた検証結果を元に、スマホが、どの位の頻度で、どのような国に、通信を行っているかを一緒に確認していきましょう。

スマホのコンシェルジュの「YouTubeチャンネル」では、「スマホの基本操作」から「不具合時の対処方法」「スマホとパソコンの連携」等、スマホやパソコンに関する動画を多数配信しております。

是非そちらもご参照ください。

また、是非「チャンネル登録」もお願い致します。

【目次】
<1>「iPhone」の方が「Androidスマホ」より安全性が高い⁉
1.安全性を確認する上での前提条件(工場出荷時とTop100のアプリ)
2.バックグランド通信の回数:iPhoneの方が「バックグランド通信数」が多い!
3.「バックグランド」の通信先:iPhoneのApple社の通信が最多!
4.各アプリへの通信回数:iPhoneの方が各アプリの通信回数が少ない?
5.非友好国への通信:iPhoneはロシアへのアクセスが1日1回程度ある!
6.非友好国への通信:Androidは「中国」「ロシア」「ベトナム」への通信がある!
7.非友好国への通信:「iPhone」の方が安全!
8.「バックグラウンドの通信先」への対処が重要:不要なアプリは極力削除!
9.「不要なアプリ」の削除方法は、こちらの動画をご参照ください。
10.【結論】iPhone VS Android(インストールするアプリの差)

<2>中国で買った「Androidスマホ」は個人情報がダダ漏れだった…!
1.中国で販売されているスマホは「個人情報」がダダ洩れ!
2.「個人情報」として厳格な取り扱いが必要なものも無断で取得!
3.中国国内・国外に関係なく、スマホから個人情報が収集される!
4.中国で販売されているスマホは同意なく「データが収集される」!日本国内は?

<1>「iPhone」の方が「Androidスマホ」より安全性が高い⁉

それでは、まず、初めに「iPhone」と「Androidスマホ」を比較した場合、どちらの方が安全性が高いのかを一緒に確認していきましょう。

1. 安全性を確認する上での前提条件(工場出荷時とTop100のアプリ)

まずは、安全性を確認する際の前提条件としては、iPhone SEとAndroidスマホを工場出荷時の状態にして検証を行っています。

二つ目の前提条件としては、iPhoneは「アプリストア(AndroidはPlayストア)」にある「無料アプリのランキングTop100のアプリ」を各スマホにインストールして検証を行っています。

加えて、インストール後に、1回アプリを起動し、要求される「権限の許可」を行っています。

そのまま各スマホを5日間放置して、「バックグランド」で実際に行われた通信について検証をしています。

こちらの検証は、「Cybernews」のシニアジャーナリストによって、ドイツで行われた検証になります。

2. バックグランド通信の回数:iPhoneの方が「バックグランド通信数」が多い!

5日間、放置したスマホの検証結果を見てみると、「iPhone」では、約16,500回の通信が「バックグランド」で行われていました。

一方で「Android」は、約11,600回の通信が「バックグランド」で行われていました。

単純に、回数だけで比較をすると、iPhoneの方が「バックグランド」で行われる通信回数が多いという検証結果になっています。

3.「バックグランド」の通信先:iPhoneのApple社の通信が最多!

それでは、次に、実際に「バックグランド」で行われた通信の通信先についても一緒に確認していきましょう。

「iPhone」では、バックグランドで行われた通信の60%は「Apple社」に対して通信を行っています。

一方で、Androidスマホの場合には、24%を「Google社」に対して通信を行っています。

単純に「通信」の割合だけで比較すると、「iPhone」の方が「Apple社」に対して通信を行っている割合が高い為、チェックが厳しく、同時に「安全性が高い」と言えるかもしれません。

4. 各アプリへの通信回数:iPhoneの方が各アプリの通信回数が少ない?

それでは、次に通信の詳細にあたる「ドメイン別」の回数について一緒に確認していきましょう。

iPhoneの場合には、細かく分類されたApple社の通信が大半になります。

一方で、Androidスマホは、Tiktok・facebook・インスタグラム等のアプリへの通信が上位を占めています。

iPhoneでは、Tiktokへの通信が1日36回になりますので、Androidの600回と比較しても、各アプリの通信回数が少ないと言えます。

この点から言える事は、iPhoneの方が各アプリに対して不用意な通信を制限し、一方でAndroidは各アプリに対する通信の制限が少ないと推察されます。

5. 非友好国への通信:iPhoneはロシアへのアクセスが1日1回程度ある!

それでは、次に、非友好国(ロシア・中国等)へのアクセスについて、まずはiPhoneから一緒に確認していきましょう。

結論から先にお伝えすると、iPhoneの場合、ロシアへのアクセスが1日1回程度しかない為、少ないと言えます。

iPhoneには、「Temu」や「TikTok」「Wish」「Aliexpress」等の中国製アプリがインストールされています。

それにもかかわらず、中国サーバーへのアクセスがないという検証結果になっています。

一方で、1日1回は、ロシアにあるサーバーに接続していたという検証結果になっています。

厳密には、中国のアリババに属するロシアにあるサーバーに接続していました。

6. 非友好国への通信:Androidは「中国」「ロシア」「ベトナム」への通信がある!

それでは、次にAndroidスマホの非友好国へのアクセスについて一緒に確認していきましょう。

結論から先にお伝えすると、ロシア・中国への通信が1日平均で18回も行われていました。

ロシアの「Yandex」というインターネットサービス会社には3日間で39回もアクセスしていました。

中国には3日間で15回、ベトナムには3日間で3回のアクセスがあります。

アリババのアプリはインストールされているものの、タオバオのアプリはインストールされていないにも関わらず、タオバオへのアクセスがありました。

また、ベトナムのアクセス先は「Lutech」というクラウドやセキュリティを提供する会社になります。

いずれにしても、Androidスマホからは結構な頻度で通信が行われ、ロシア・中国・ベトナムにアクセスしています。

要因としては、アプリTop100に、クリナーアプリやファイル管理アプリ等、広告表示されるアプリが入っていることが要因として考えられます。

7. 非友好国への通信:「iPhone」の方が安全!

こちらの検証結果では、「中国」「ロシア」などの非友好国への通信が少ないという点で、iPhoneの方が安全という結果になりましたが、今回の根本原因は「Playストア」のアプリランキングが大きく影響を与えています。

ご存じの方も多いかと思いますが、プレイストアのランキングには、常に中国製のクリーナーアプリやファイル管理アプリが入っています。

加えて、このアプリには悪質な広告が掲載されている場合が大半で、その為、広告関連の情報を中国・ロシアなどに送っています。

そもそも、「Playストア」の審査基準が甘いのが原因で、このような効果がないアプリを排除していれば、このような結果にならなかった推察されます。

事実、iPhoneのアプリストアのランキングには、中国製のクリーナーアプリは全く入っていません。

いずれにしても、インストールするアプリに注意すれば、Androidスマホも安全になります。

インストールする前に、アプリの提供元をしっかりと調べる事をお勧め致します。

8.「バックグラウンドの通信先」への対処が重要:不要なアプリは極力削除!

それでは、次に安全性について一緒に確認していきましょう。

安全性を考慮すると、極力バックグランドでの通信が少なく、送信先が明確である程、安全になります。

但し、バックグランド通信を行う事で、アプリを最新の状態に維持したり、コンテンツの解析・事前の提供をする方が、スマホの処理速度が速くなったり、安全に利用する事が出来ます。

いずれにしても、「プライバシー保護の観点」「安全性の観点」「通信量の節約」という観点から、「不要なアプリ」を削除する事で、不必要なバックグランド通信を減らす事が、最も効果的な方法になります。

9.「不要なアプリ」の削除方法は、こちらの動画をご参照ください。

不要なアプリの削除方法についてはこちらの動画をご参照ください。

動画の説明ページ(概要欄)にも、動画への「リンク(URL)」を掲載しておきます。

Android端末であれば、「Files by Google」というファイル管理アプリからも利用頻度の少ないアプリを簡単に削除する事が出来ます。

10.【結論】iPhone VS Android(インストールするアプリの差)

それでは、最後にiPhoneとAndroidはどちらが安全かという結論について一緒に確認していきましょう。

「iPhone」は、安全性をあまり気にせずに利用するが出来ると言えます。

理由の一つ目は、「Apple社」にアクセスする割合が高い点になります。

Apple社が安全性を監視している意味合いもある為、その意味では安全性が高いと言えます。

一方で、データを取られている可能性も高い為、「Apple社」の「個人情報の取り扱い」について信頼ができるかが判断の分かれ目になります。

二つ目は、各アプリからのアクセス数が「Android」よりも少ない点になります。

「App Store」のチェックが厳しく、不用意なアクセスを制限している可能性が高いと言えます。

「Android」は使い方次第で、安全性が決まります。特に「アプリの選別」が重要になります。

その理由の一つ目としては、「Google社」にアクセスする割合が低い点になります。

Google系のアプリが、それぞれ知名度があり、アプリ毎にアクセスしている可能性はあるものの、ある意味では安全性を監視している割合が低いとも言えます。

二つ目の理由は、各アプリからのアクセス数が多く、Playストアの審査基準が甘い点になります。

「iPhone」に比べると「各アプリ」からのアクセス数」が多く、ある意味ではアプリ製作者側の自由度が高いとも言えます。

一方で、不必要にアプリから外部にアクセスさせているとも言えます。

加えて、「提供元が不明確なアプリ」も多く、住所も香港の雑居ビルの住所等が利用され、連絡先はGmailアドレスのみを利用しているクリナーアプリ等がたくさんあります。

<2>中国で買った「Androidスマホ」は個人情報がダダ漏れだった…!

それでは、次に「中国で買ったAndroidスマホ」が、実は個人情報がダダ洩れだったという調査結果が発表された論文について一緒に確認していきましょう。

1. 中国で販売されているスマホは「個人情報」がダダ洩れ!

中国で販売されている「Xiaomi」「OnePlus」「Oppo Realme」など、中国で人気の高いスマホメーカーのすべてで、「個人情報」が抜き取られているという研究結果が発表されています。

しかも、「通知」や「同意」もないまま、個人情報が抜く取られています。

加えて、その個人情報は、「デバイスメーカー」だけでなく、「バイドゥ」等のサービスプロバイダーや中国国内のモバイル通信事業者にも送られています。

2.「個人情報」として厳格な取り扱いが必要なものも無断で取得!

本来であれば、個人情報として厳格な取り扱いが必要な「電話番号(特に中国では市民IDとしても利用されています。)」「固有のデバイスID」「ユーザー情報」「位置情報」「社会的なつながり」の情報が無断で取得されており、誰がどんなスマホを利用し、そこで何をしているか、どんな相手と連絡しているかを監視してます。

3. 中国国内・国外に関係なく、スマホから個人情報が収集される!

中国で販売されているスマホの問題点についてまとめてみましたので、一緒に確認していきましょう。

まず一つ目は、「個人情報の収集」を止める方法がない点になります。

スマホ自体にも「情報収集するプログラム」が入っている為、「通知」や「同意」がないのはもちろんですが、「個人情報」の収集自体を停止する事が出来なくなっています。

二つ目は、中国からスマホを持ち出しても、「データ収集」が止まらない点になります。

先程もお伝えしましたが、スマホ自体に「情報収集するプログラム」が入っている為、国外に持ち出しても「中国」にアクセスして情報が送られるようになっています。

三つ目は、各国の「個人情報保護法」「情報収集規定」が適用されない点になります。

中国国外に行くと、その国の「個人情報保護法」や「情報収集規定」があり、本来その法律や規定が適用されますが、中国から持ち出したスマホには適用されません。

四つ目は、「契約をした携帯会社」に関係なく、データ収集される点になります。

こちらも先程お伝えしましたが、スマホ自体に「情報収集するプログラム」が入っている為、携帯回線、Wi-Fi回線に関係なく、中国にアクセスして情報が送られます。

いずれにしても、中華製スマホは、絶えず「個人情報」を収集し、通信しています。

4. 中国で販売されているスマホは同意なく「データが収集される」!日本国内は?

それでは、最後に日本で販売されている中華製スマホが安全なのかについて一緒に確認していきましょう。

現在、ドコモでは「中華製スマホ」の販売は行われていません。

「au」では、「Xiaomi」、ソフトバンクでは「OPPO」の「中華製スマホ」が販売されています。

中華製スマホの「OSのアップデート」等は、「au」「ソフトバンク」を通して、行われています。

また、「au」「ソフトバンク」で販売されている中華製スマホは、日本の「電気通信事業法」「電波法」の二つの法律に準拠している「技適マーク」が印字されています。

その為、スマホの内部に勝手に情報収集をして、データを送信するプログラムは入っていないと言えます。

一番の懸念点は、中華製スマホを利用していると、「中国メーカーの純正アプリ」が入っている場合があり、「連絡先へのアクセス」等、重要な権限に「許可」を求めてくる場合があります。

こちらを「許可」してしまうと、個人情報が中国に送られてしまう危険性があるという事は覚えておきましょう。

中華製スマホを利用する場合には、「個人情報」に該当する権限を付与しないように注意するようにしましょう。

以上で「iPhoneとAndroidはどちらが安全?1日1回は中国・ロシアに通信される!」についての説明を終了致します。

宜しければ「チャンネル登録」をお願い致します。

また、「有料メンバーシップ」にてコンビニで印刷できるテキストの提供も行っております。

ご静聴、ありがとうございました。


「【不要なアプリの消し方】アプリの削除・非表示・無効化の違いについて解説!」もご参照ください。


「【画面変更/機能強化あり】断捨離に必須!Android定番アプリ「Files」」もご参照ください。


指導実績>
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累計50,000人以上を指導 。

<講義動画作成ポイント>
個別指導・集団講座での指導実績を元に、わかりやすさに重点を置いた動画作成

その他の講義動画は下記の一覧をご参照ください。

スマホの学習動画

<その他>
オンラインサポート(ライブ講座・ZOOM等でのオンライン指導)とオフラインサポート(出張指導・セミナー形式のオフライン指導)も実施中。詳しくはメールにてお問い合わせください。

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【Wi-Fiルーターの寿命】ルーターの選び方とおすすめWi-Fiルーター

みなさんは、Wi-Fiルーターをどれくらい長く使用していますか?

今回は、Wi-Fiルーターの寿命を判断するサイン・症状について解説していきます。

ルーターの選び方のポイントやおすすめルーターについても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

<動画内容>
1. Wi-Fiルーターの寿命
2. Wi-Fiルーターの選び方
3. 自分が持っている機器はWi-Fi ○いくつ?
4. おすすめのWi-Fiルーター

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:16分20秒)


突然ですがみなさんは、Wi-Fiルーターをどれくらい長く使用していますか?

スマホは定期的に買い替えていても、ルーターは同じものを長年使い続けているという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

この動画では、Wi-Fiルーターの寿命を判断するサイン・症状について解説していきます。

ルーターを買い替える際の選び方のポイントについても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

スマホのコンシェルジュのYouTubeチャンネルでは、スマホやパソコンの使い方を学べる動画をやさしく丁寧に解説しております。

よろしければ「チャンネル登録」をお願い致します。

それでは早速やっていきましょう。

概要欄に目次も配置しておりますので、適宜チェックしたい箇所を選んでご視聴いただくことも可能です。

【目次】
1.Wi-Fiルーターの寿命
2.Wi-Fiルーターの選び方
3.自分が持っている機器はWi-Fi ○いくつ?
4.おすすめのWi-Fiルーター

1. Wi-Fiルーターの寿命

長らく使っていると故障などのトラブルが発生してそのタイミングで買い替えるという方も多いかと思いますが、実は買い替えのタイミングはそれだけではありません。

WiFiルーターの寿命は大きく分けて、『本体』、『セキュリティ面』、『サポート期間』の3つあるといわれています。

端末の劣化だけではなく、セキュリティ面やサポート期間にも寿命があるため、それぞれ寿命の長さを知っておくことが大切です。

「本体寿命」とはWi-Fiルーター本体の耐久性、つまり性能を基準とせずに何年使えるかというものになります。

Wi-Fiルーターの本体寿命は、おおよそ4~5年と言われています。

しかしこれはあくまで目安で、場合によっては5年以上利用できる場合もあります。

とはいえ、利用開始から4~5年経つと、通信速度の低下や接続状態が不安定になる、などの症状が出やすくなってきます。

一概に、ルーター本体が要因とは断定できないものの、5年以上使用している場合などは、やはりルーターの買い替えを検討する必要がありそうです。

「セキュリティ面の寿命」は、一般的に5年程度といわれています。

Wi-Fiの通信は暗号化されており、セキュリティが守られる仕組みになっています。

当然、暗号化方式が古いWiFiルーターほどセキュリティ強度が弱く、中には簡単に暗号を解析できてしまうものもあります。

そのため、古いセキュリティ規格のルーターを使い続けていると、個人情報などが流出するリスクが高くなるということです。

Wi-Fiルータのセキュリティについては、2023年3月に警視庁より「家庭用ルーターの不正利用に関する注意喚起」でも言及されています。

その対策の1つとして挙げられているのが、「サポートが終了したルーターは買換えを検討する」というものです。

スマホにもある”セキュリティサポート期間”というやつです。

最近でこそスマホのセキュリティサポートについても注目されるようになり、各メーカーのサポート期間も長くなってきましたが、Wi-Fiルーターにもサポート期間は存在します。

ルーターのサポート期間は、セキュリティだけでなく修理なども含めた総合的なサポート期間となります。

そのため、各メーカーともにサポート期間が終了した商品を使用し続けることについては推奨していません。

一般的に、パソコンやスマホ、ルーターなど、どの電子機器についても言えることですが、サポートが終了した状態で使用し続けることは推奨できません。

主要なメーカーの対応状況について確認しておきましょう。

各社対応は違うものの、概ね、最大10年ほどと認識しておいてください。

もちろんこれは、発売したばかりの最新ルーターを購入した場合です。

当然、発売してから1,2年経過した型落ちモデルのルーターなどを購入した場合は、10年経つ前に購入を検討したほうが安全性は担保されます。

以上のことを踏まえると、Wi-Fiルーターの寿命は最大でも10年以内で、6年目を過ぎたあたりからは買い替えを検討し始めるのが良さそうだと言えます。

Wi-Fiルーターは接続機器すべてに関わってくる問題なので、今後は、こういった観点でルーターの買い替えを意識してみてください。

その他に、実は寿命以外でも買い替えを意識するタイミングというものがあります。

それが、契約するネット回線を変えた場合やスマホやパソコンなどを新しく購入した場合、引っ越しをした場合などです。

但しこれらは、あくまでも2次的な動機によるものなので、意識しすぎる必要はありません。

2. Wi-Fiルーターの選び方

それではここから、ルーター選びのポイントとおすすめのルーターをご紹介していきます。

Wi-Fiルーターを選ぶ際に、最も意識してほしいポイントは2つあります。

それは、「ストリーム数」と「通信規格」です。

ルーター選びのポイントは挙げればキリがないのですが、今回は小難しい話を極力削って初心者の方にもわかりやすくお伝えするために、あえてポイントを絞って解説します。

Wi-Fiルーターのスペック情報やパッケージに、最大通信速度のほかに「ストリーム数」と書かれていることがあります。

ストリーム数は簡単に言えば「アンテナの数」で、Wi-Fiルーターがスマホやパソコンなどの子機と通信する「経路の本数」のことを指しています。

画面で言えば、5GHz、2.4GHzそれぞれ「4ストリーム」ということです。

ストリーム数が多い程、分散してデータを送受信することが出来るため、通信速度が速くなります。

さらに、ストリーム数が多いWi-Fiルーターは、複数の機器を同時接続したときにも安定した通信が期待できます。

もう少しわかりやすい例で説明すると、要は”片側1車線の道路より、片側4車線の道路のほうが渋滞が起こりにくく車がスムーズに流れる”ということです。

こう考えると、ストリームの数が多いというのが、なかなかに影響力がありそうだと感じるのではないでしょうか。

次に意識すべきポイントとして、「通信規格」というものがあります。

Wi-Fiの通信規格は数年おきに新しいものが登場しており、現在の最新規格はWi-Fi 7です。

この「通信規格」というのは、スマホでいうところの、4G回線や5G回線をイメージして頂くとわかりやすいかもしれません。

新しい規格ほど最大通信速度が早く、現在最も広く普及しているであろうWi-Fi 5と比べると、おおよそ7倍近くもの速度差があります。

もし、現在使用しているスマホやタブレット端末が最新の規格に対応していても、Wi-Fiルーターが古い場合、その性能を十分に発揮できません。

というのもWi-Fiルーターは、あらかじめ決められた通信規格にしか対応していません。

そのため、インターネット回線をいくら高速のプランに変更しても、Wi-Fiルーターの通信規格が変わらないとあまり恩恵を感じることができません。

そしてここには落とし穴があって、”受診する側のデバイス”も新しい規格に対応している必要があります。

なので、新しい通信規格のルーターを購入するのと同時に、スマホやパソコン、テレビ、ゲーム機など受診する側のデバイスも新たに購入しなければ、体感できるほどの速度差を感じにくいのです。

そしてもちろん、こういった最新の通信規格に対応したデバイスは高価格にもなりやすいので、むやみに最新規格のWi-Fiルーターを購入するのではなく、自分が所持しているデバイスの対応状況をみて、ルーターを購入する必要があります。

3. 自分が持っている機器はWi-Fi ○いくつ?

それでは各デバイスの通信規格の対応状況を確認していきましょう。

iPhoneは11以降の全モデルがWi-Fi 6に対応しています。

その他のApple製品に関しては画面の通りで、高価格帯の製品だけあって、最新のWi-Fi規格に対しても対応が早い印象を受けます。

また、2023年に発売された、iPhone 15 ProやPro MaxはWi-Fi 6Eに対応しています。

なお、15や15 Plusに関しては、Wi-Fi 6Eには対応していません。

Androidスマホは機種(主に値段)によって、対応の有無が分かれます。

高価格帯のスマホは概ねWi-Fi 6に対応していて、中価格帯は機種によって分かれる、低価格帯は基本的に対応していないといった状況です。

中価格帯のスマホでは、例えばシャープのAQUOS senseシリーズやソニーのXPERIA 10シリーズなど、日本製のスマホはWi-Fi 6には対応しておらず、Google Pixel、Galaxy、Motorola、Xiaomiなど海外製品は概ねWi-Fi 6に対応しています。

またGoogle Pixelは、7aからWi-Fi 6Eにも対応しています。

実は最近のテレビもAndroid OSが入っていて、Wi-Fi接続して、YouTubeやAmazon Prime、Netflixなどの動画コンテンツが見られるようになっています。

主要メーカーの対応状況は以下の通りです。

シャープのAQUOSシリーズは2022年モデルからWi-Fi 6に対応しており、ソニーのブラビアは2024年モデルからWi-Fi 6に対応します。

残念ながら、パナソニックのVIERAや東芝のREGZAは最新のモデルにおいても、Wi-Fi 6には対応していません。

ゲーム機はざっと画面のとおりです。

ニンテンドースイッチやPS 4は対応しておらず、最新のPS 5はWi-Fi 6に対応しています。

ニンテンドースイッチの後継機が2025年に発表されるようなので、そちらでの対応が望まれます。

4. おすすめのWi-Fiルーター

さらっと、ルーター選びのポイントを解説しまたが、最後は以上を踏まえたうえで、オススメのルーターをいくつか掲載しておきます。

買い替える際の参考にされてみてください。

まずはバッファローのWSR-6000AX8Pです。

これ買っとけば間違いないシリーズの代表格で、Wi-Fi 6に対応、5GHz、2.4GHzともに4ストリームのプレミアムモデルです。

必要な機能はあらかた揃っていて、よほどガジェット好きで買い替え頻度の高いユーザーでない限りは、快適なWi-Fi環境を構築できます。

続いてはNECのAterm WX5400HPです。

こちらも、これ買っとけば間違いないシリーズの代表格で、Wi-Fi 6に対応、5GHzが4ストリーム、2.4GHzが2ストリームのプレミアムモデルです。

一般的に必要な機能はあらかた揃っています。

続いて、電子機器などにはさほど興味はなく、スマホやパソコンも低価格帯で買い揃えている方へ、良心価格のルーターをご紹介します。

バッファローのWSR-2533DHPLSはWi-Fi 5に対応で、5GHz、2.4GHzともに4ストリームです。

プレミアムモデルと比べると、10,000円近く安くりますし、電子機器の買い替えサイクルがそれほど高くなければ、Wi-Fi 5の通信規格でもストリーム数の多いモデルは、まだまだオススメとして挙げられます。

Wi-Fiルーターは4〜5年で寿命を迎えるため、一定周期で買い替えが必要です。

目立った不具合がなくても、内部のソフトウェアが古いと接続するデバイスの性能を十分に発揮できなかったり、セキュリティも脆弱になってしまいます。

定期的に新しいWi-Fiルーターに買い替えて、快適な通信を楽しみましょう。

今回の動画はコチラで以上です。

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「【外出時の通信回線】誰でも簡単!無料で安全に使える「au Wi-Fi」のメリットと使い方」もご参照ください。


「【Wi-Fi接続】Wi-Fi利用時に絶対にやってはいけない事4選」もご参照ください。


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