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【危険なアプリ】スマホに入っていたら即削除!(2024年 iPhoneとAndroid)

今回は、「スマホに入っていたら即削除すべき危険なアプリ」について説明して参ります。

普段、何気なく利用しているアプリの中にも危険なアプリがたくさんあります。

危険性を十分に理解した上で、そのアプリを利用する事も出来ますので、今回は、危険なアプリにはどのようなアプリがあるのか、入っていた場合にはどのように対処するのが一番良いのかについて一緒に確認していきましょう。

<動画内容>
<1>「危険なアプリ」は意外と身近にある!

1. 取得・入手される「情報」「内容」で危険性が変わる!
2.「中国系」「提供元不明」のアプリは危険性が高い!
3.「QR読み取り」「血圧」などを測定する5つのアプリも提供元不明!
4.「写真加工」のアプリは「肖像権の侵害」の危険性が高い!
5.「TEMU」「SHEIN」「LINE」も危険性があるアプリ!

<2> 危険なアプリの対処方法!
1. 対処方法①:危険なアプリは利用しない!(即アンインストール)
2. 対処方法②:「純正アプリ」を極力利用する!
3. 対処方法③:付与する権限を正しく理解し、正しく許可する!
4. 対処方法④:許可するタイミングを正しく理解し、正しく許可する!
5. 対処方法⑤:「個人情報」が流出する前提で利用する!

<3>「危険なアプリ」はどこが危ないのか!
1.「カメラ」「マイク」へのアクセスが危険な理由!
2.「連絡先」へのアクセスが危険な理由!
3.「ファイル」「フォルダ」「メディア」へのアクセスが危険な理由!
4.「キーボード」のアプリの利用がかなり危険な理由!

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:18分28秒)


みなさんこんにちは、スマホのコンシェルジュです。

今回は、「スマホに入っていたら即削除すべき危険なアプリ」について説明して参ります。

普段、何気なく利用しているアプリの中にも危険なアプリがたくさんあります。

危険性を十分に理解した上で、そのアプリを利用する事も出来ますので、今回は、危険なアプリにはどのようなアプリがあるのか、入っていた場合にはどのように対処するのが一番良いのかについて一緒に確認していきましょう。

スマホのコンシェルジュの「YouTubeチャンネル」では、「スマホの基本操作」から「不具合時の対処方法」「スマホとパソコンの連携」等、スマホやパソコンに関する動画を多数配信しております。

是非そちらもご参照ください。

また、是非「チャンネル登録」もお願い致します。

【目次】
<1>「危険なアプリ」は意外と身近にある!
1.取得・入手される「情報」「内容」で危険性が変わる!
2.「中国系」「提供元不明」のアプリは危険性が高い!
3.「QR読み取り」「血圧」などを測定する5つのアプリも提供元不明!
4.「写真加工」のアプリは「肖像権の侵害」の危険性が高い!
5.「TEMU」「SHEIN」「LINE」も危険性があるアプリ!

<2> 危険なアプリの対処方法!
1.対処方法①:危険なアプリは利用しない!(即アンインストール)
2.対処方法②:「純正アプリ」を極力利用する!
3.対処方法③:付与する権限を正しく理解し、正しく許可する!
4.対処方法④:許可するタイミングを正しく理解し、正しく許可する!
5.対処方法⑤:「個人情報」が流出する前提で利用する!

<3>「危険なアプリ」はどこが危ないのか!
1.「カメラ」「マイク」へのアクセスが危険な理由!
2.「連絡先」へのアクセスが危険な理由!
3.「ファイル」「フォルダ」「メディア」へのアクセスが危険な理由!
4.「キーボード」のアプリの利用がかなり危険な理由!

<1>「危険なアプリ」は意外と身近にある!

それでは、まず初めに危険なアプリにはどのようなアプリがあるのかを一緒に確認していきましょう。

危険度が高い順に解説して参ります。

1. 取得・入手される「情報」「内容」で危険性が変わる!

一番目は、「Simeji」という日本語入力のキーボードアプリになります。

中国大手の検索エンジンであるバイドゥ株式会社が提供しているアプリになります。

「キーボード」のアプリは、「ID」「パスワード」の入力時にも利用しますので、「信用のあるアプリ」か、「純正のキーボード」を利用する事を強くお勧め致します。

2番目は、「電話帳ナビ」という「迷惑電話を識別してくれるアプリ」になります。

迷惑電話を識別するために「端末内にある連絡先」へのアクセスを求めてくるアプリになります。

このアプリの不安要因は、提供元が明確でない点になります。

「連絡先」という自分も含めた「家族」「知人」「友人」の個人情報も提供する必要がありますので、「提供元」が明確で信用のあるアプリを利用する事を強くお勧め致します。

3番目は、「ZOOM」という「テレビ電話」「オンラインミーティング」のアプリになります。

「ZOOM」は、過去に一部の情報を北京のサーバーに送っていたという経緯があり、一部の政府機関や企業でも使用が禁止されています。

「テレビ電話」「オンラインミーティング」のアプリは他にもたくさんありますので、利用する内容次第にはなりますが、出来る限り、他のアプリを利用する事をお勧め致します。

2.「中国系」「提供元不明」のアプリは危険性が高い!

4番目は、「360 Total Security」というセキュリティソフトのアプリになります。

マルウェアの検出率が悪い上に、悪質な広告表示を行うことでも有名なアプリになります。

スマホのセキュリティは比較的高いので、セキュリティソフト自体を入れないか、他のセキュリティソフトを利用する事を強くお勧め致します。

5番目は、「UCブラウザ」というブラウザアプリになります。

利用者の検索履歴や位置情報を暗号化しないで外部に送信していたことが判明したブラウザアプリになります。

「ブラウザアプリ」は他にもたくさんありますので、「UCブラウザ」は利用しない事を強くお勧め致します。

6番目は、クリナーアプリ全般になります。

特にAndroidでは、ランキングの上位に入ることが多い「クリナーアプリ」ですが、ほとんどのアプリが提供元不明のアプリになります。

クリーニングによる効果は元々入っている「Files by Google」と変わらない為、「ファイルとメディア」へのアクセスを求める点と過度の広告表示が行われる点からも、入れる必要のないアプリになります。

3.「QR読み取り」「血圧」などを測定する5つのアプリも提供元不明!

7番目は、「QRコードの読み取りアプリ」や「健康管理のアプリ」になります。

多くのアプリが、不明確な香港の住所を利用しています。

最近のスマホは、端末内のカメラでも、QRコードを読み取ることができますので、あえて入れる必要がないアプリになります。

古い端末で、カメラでは「QRコード」を読み取れない場合には、「Googleアプリ」にある「Googleレンズ」を利用するか、ソフトバンクが提供する「お父さんQR」等の提供元が明確なアプリを利用する事を強くお勧め致します。

4.「写真加工」のアプリは「肖像権の侵害」の危険性が高い!

8番目は、「写真加工」のアプリになります。

特に「FaceApp(フェイスアップ)」「ボワラ エーアイ アーティスト」は、利用者が作成した写真を勝手に使われるリスクがあるアプリになります。

また、「CapCut(キャップカット)」も同様で、TikTokを運営するバイトダンス株式会社が運営しているアプリになります。

「Beauty Plus」は、会社名の記載はあるものの、会社概要などを調べる事が出来ない提供元不明なアプリになります。

こちらのアプリを利用する場合には、その危険性も十分に理解した上で、利用するようにしましょう。

5.「TEMU」「SHEIN」「LINE」も危険性があるアプリ!

9番目・10番目は、「TEMU(テム)」「SHEIN(シーイン)」という中国発のオンラインショッピングサイトのアプリになります。

どちらも、「クレジットカード情報」「住所」「氏名」「電話番号」が流出する可能性があるサービスであるという事を覚えておきましょう。

圧倒的な安さというメリットがありますので、利用しないというのも現実的な選択肢ではない為、個人情報が流出する危険性を十分に理解した上で利用するようにしましょう。

11番目は、ソフトバンクとネイバーが運営するLINEになります。

過去にも個人情報が流出した事件がありましたが、「トーク内容」「氏名」「電話番号」等が流出する危険性があるアプリになります。

利用者が多いので、利用しないというのも現実的ではない為、個人情報が流出する危険性を十分に理解した上で、注意して利用するようにしましょう。

<2> 危険なアプリの対処方法!

それでは、次に、先程説明を致しました「危険なアプリの対処方法」について一緒に確認していきましょう。

対策次第では、引き続き利用する事も出来ます。

1. 対処方法①:危険なアプリは利用しない!(即アンインストール)

危険なアプリの対処方法ですが、まず一つ目は、危険なアプリに該当するアプリを利用しないで、代用可能なアプリを利用する方法になります。

危険なアプリの1番目にあった「Simeji」ですが、「キーボード」はすべての入力の中心になりますので、Androidであれば「Gboard」、iPhoneであれば「純正のキーボード」を利用する事を強くお勧め致します。

危険なアプリの2番目にあった「電話帳ナビ」ですが、「連絡先」という「自分ではない他の方の個人情報の提供」になりますので、アプリを利用するのではなく、手間にはなりますが「掛かってきた電話番号」を検索する事で代用するか、携帯キャリア等が提供する「有料アプリ」を利用する事を強くお勧め致します。

危険なアプリの3番目にあった「ZOOM」ですが、中国系である可能性も高い為、同等の機能がある「Meet」「Teams」「Face Time」「Skype」等で代用する事を強くお勧め致します。

2. 対処方法②:「純正アプリ」を極力利用する!

危険なアプリの対処方法の二つ目は、操作の中心となるアプリは、極力、端末内にある純正のアプリを利用する方法になります。

くり返しになりますが、「キーボード」については入力時に必ず利用するアプリになりますので、Androidであれば「Gboard」、iPhoneであれば純正キーボードを利用する事を強くお勧め致します。

「ブラウザアプリ」については、検索というプライバシー性が高い情報を取り扱うアプリになりますので、知名度・信用力の高い「Chrome」「Safari」「Microsoft Edge」を利用する事を強くお勧め致します。

「クリナーアプリ」については、効果という点で差がない為、Android端末であれば、純正の「Files by Google」を利用する事を強くお勧め致します。

iPhoneについては、基本スペックが高い為、クリナーアプリが不要な構造になっています。

その為、有効、且つ、安全なクリーナーアプリがありません。

「QRコードの読み取り」については、古い端末でない限りは、端末内にある「カメラアプリ」で「QRコード」の読み取りを行う事が出来ます。

「カメラアプリ」で読み取れない場合には、「Googleアプリ」にある「Googleレンズ」を利用する事を強くお勧め致します。

3. 対処方法③:付与する権限を正しく理解し、正しく許可する!

危険なアプリの対処方法の三つ目は、アプリに許可する権限を正しく理解して、正しく許可する方法になります。

「カメラ」「マイク」「電話」は、「盗聴」「盗撮」に利用されるリスクが高い為、プライバシー性がかなり高い機能になります。

「連絡先」「通話履歴」「SMS」は、やり取りをしている相手の情報や履歴が登録されている為、こちらもプライバシー性がかなり高い情報になります。

「ファイルとメディア」「カレンダー」「位置情報」「ボディーセンサー」「身体活動」等は、「ダウンロードしたデータ」「撮影した写真や動画」「登録したデータ」「収集されている情報」の中身次第にはなりますが、場合によってはプライバシー性がかなり高い情報になります。

いずれにしても、「カメラ」「マイク」「電話」「連絡先」「通話履歴」「SMS」へのアクセスは、そのままでもプライバシー性がかなり高い機能や情報になりますので、権限を付与する場合には特に注意すべき権限になります。

4. 対処方法④:許可するタイミングを正しく理解し、正しく許可する!

危険なアプリの対処方法の四つ目は、許可するタイミングを正しく理解して、正しく許可する方法になります。

Android端末であれば、原則「アプリの使用中のみ許可」を選択するようにしましょう。

iPhoneの場合には、「このアプリの使用中」、もしくは「制限付きアクセス」を選択するようにしましょう。

「常に許可」「フルアクセス」を選択するアプリは、「Google」「Apple」のアプリのみにしましょう。

但し、「Google]「Apple」のアプリでも「常に許可」「フルアクセス」が不要なアプリもありますので、適宜判断して許可するようにしましょう。

また、「Google」「Apple」以外のアプリに「フルアクセス」「常に許可」を求められた場合には、「信用力の高いアプリ」かどうかを調べて、問題がなければ「許可」をするようにしましょう。

5. 対処方法⑤:「個人情報」が流出する前提で利用する!

危険なアプリの対処方法の五つ目は、「個人情報」が流出する前提でアプリを利用する方法になります。

海外のオンラインショッピングサイトやアプリは、比較的高い確率で個人情報(特にクレジットカード情報)が流出します。

今人気の「TEMU(テム)」「SHINE(シーイン)」も同様の可能性があります。

但し、「TEMU(テム)」「SHINE(シーイン)」は価格優位性がある為、利用しないというのも難しいかと思いますので、「クレジットカード情報」「氏名」「住所」「電話番号」「メールアドレス」は流出するという前提で利用するようにしましょう。

海外のオンラインショッピングサイトやアプリを利用する際の対処方法の一つ目は、利用するクレジットカードを一つに決めて、そのクレジットカードの明細を月に1回は必ずチェックする方法になります。

クレジットカードを一つに決める際には、不正利用に伴うクレジットカードの再発行手数料が掛からないクレジットカードを選択する事をお勧め致します。

クレジットカードが不正利用される可能性が高いのは、オンラインショッピングサイトの利用後、半年から1年が経過したタイミングになります。

海外のオンラインショッピングサイトやアプリを利用する際の対処方法の二つ目は、支払方法としてクレジットカード以外を選択する方法になります。

代引きの場合には代引き手数料がかかりますので、負担が少ない「コンビニ払い」もお勧めになります。

但し、「代引き」「コンビニ払い」の場合には、運営元に何か問題があった場合、クレジットカードと異なり、返金されないリスクもありますので、その点は覚えておきましょう。

LINEについては、利用者が多い為、利用しないという選択肢はなかなか取りづらいので、「トーク内容」「電話番号」氏名」等が流出する可能性があるという前提で利用するようにしましょう。

「機密性の高い個人情報」は、絶対に入力しないようにする事を強くお勧め致します。

<3>「危険なアプリ」はどこが危ないのか!

それでは、最後に「危険なアプリはどこが危ないのか!」という点について一緒に確認していきましょう。

1.「カメラ」「マイク」へのアクセスが危険な理由!

まずは、「カメラ」「マイク」へのアクセスが危険な理由について一緒に確認していきましょう。

「テレビ電話(オンラインミーティングを含む)」や「QRコードの読み取り」を行うアプリは、「カメラ」や「マイク」を利用して、画像や音声を収集する必要がある為、「カメラ」や「マイク」へのアクセスを求めてきます。

アプリ内で利用する為の「画像」や「音声」になりますが、アプリの構造によっては、そのデータを「運営元のサーバー」に送って、処理してからデータを送り返すアプリもあります。

その為、アプリによっては、収集したデータを端末の外に送信する可能性があるという事を覚えておきましょう。

また、「バックアップ」や「共有」の目的で、端末内にあるデータを運営元のサーバーに送る場合もあります。

いずれにしても、アプリによっては「個人情報も含め、何らかの情報」を「アプリの運営元」に送っている可能性がありますので、その点には十分にご注意ください。

2.「連絡先」へのアクセスが危険な理由!

それでは、次に「連絡先」へのアクセスが危険な理由について一緒に確認していきましょう。

「迷惑電話を識別するアプリ」は、連絡先に登録している方からの電話も同時に識別する必要がある為、端末内にある「連絡先」へのアクセスを求めてきます。

また、「迷惑電話を識別するための情報」を常に最新状態に保つ必要がある為、定期的に運営元のサーバーと通信を行っています。

その為、「アプリの利用状況」や「「連絡先の情報」も「運営元のサーバー」に送っている可能性があります。

「連絡先の情報」が送られているか、否かについては、サービス提供者側の規約・プライバシーポリシー・モラル次第になりますので、簡単には判断する事が出来ません。

また、現時点では「連絡先の情報」を送っていないとしても、アプリのアップデート等でプログラムが更新され、情報が送られる可能性もありますので、特に注意が必要なアプリになります。

3.「ファイル」「フォルダ」「メディア」へのアクセスが危険な理由!

それでは、次に「ファイル」「フォルダ」「メディア」へのアクセスが危険な理由について一緒に確認していきましょう。

「クリナーアプリ」は、不要なファイルを見つけて削除する為、「ファイル」「メディア」へのアクセスを求めてきます。

原則、端末内にあるクリナーアプリで処理が終わる為、アプリの運営元にデータを送受信する可能性は低いですが、運営元によっては、アプリの利用状況も含め、アプリ内にある情報を「運営元のサーバー」に送っている可能性があります。

「運営元」に「データ」を送っているか、送っていないかについては、サービス提供者側の規約・プライバシーポリシー・モラル次第になりますので、一概には判断ができないと言えます。

また、現時点では「データ」を送っていないとしても、アプリのアップデート等でプログラムが更新され、情報が送られる可能性もありますので、特に注意が必要なアプリになります。

4.「キーボード」のアプリの利用がかなり危険な理由!

それでは、次に「キーボード」のアプリが危険な理由について一緒に確認していきましょう。

「キーボードのアプリ」は、「ID」「パスワード」の入力はもちろんですが、「クレジットカード情報」「マイナンバー」「住所」「氏名」の入力時にも利用されるアプリになります。

機密性の高い情報に最も近い場所にあるアプリになりますので、「アプリの提供元」の信用が一番重要になります。

「キーボード」のアプリが、「提供元のサーバー」とどの程度の頻度で、何のデータの送受信を行っているかは不明になります。

また、送受信を行っているデータについては、アプリの規約・プライバシーポリシー次第にもなります。

加えて、「データの取扱」のついては「モラル」の問題も関係してきますので、判断が難しいと言えます。

現時点で「データ」を送っていないとしても、アプリのアップデート等でプログラムが更新され、情報が送られる可能性もありますので、特に注意が必要なアプリになります。

このように「危険なアプリ」は、今は問題なくても、運営元の方針次第で「個人情報の流出」に繋がる危険性がありますので、「信用のできるアプリ」を利用する事を強くお勧め致します。

以上で「スマホに入っていたら即削除すべき危険なアプリ」についての説明を終了致します。

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また、「有料メンバーシップ」にてコンビニで印刷できるテキストの提供も行っております。

ご静聴、ありがとうございました。


「【注意】友だちにも被害が及ぶ!簡単に許可すべきでない「連絡先」へのアクセス(電話帳ナビは危険)」もご参照ください。


「【電話の必須テク】不明な電話番号・不明な不在着信を調べる方法(無料・簡単)」もご参照ください。


指導実績>
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【スマホのバッテリー】2024最新版!電池寿命を伸ばす正しい設定や使い方

今回はスマホのバッテリーに良いことと悪いことというテーマで、バッテリーを適切に使用していく方法を探っていきます。

スマホの本体価格もかなり高騰してきましたので、今の機種を少しでも長くご使用いただくための助けとなれば幸いです。

とはいえあまり神経質になっても仕方がありませんので、無理せず続けられそうなものを試してみていただければと思います。

<動画内容>
1. バッテリーが劣化すると起こること
2. バッテリーの健康状態の確認
3. 劣化の4大要因
4. 充電回数の「サイクル」とは
5. 劣化してくる使用期間の目安
6. 通知
7. アプリ関連
8. 画面を黒くする「ダークモード」の効果は機種による
9. リフレッシュレートとは
10. 手帳型ケース
11. 最も危険な場所
12. 充電中の操作
13. 無理に冷却しない
14. 満タンに充電する
15. 素早く充電するには
16. バッテリーを使い切る

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:18分17秒)


いつもご視聴ありがとうございます。

スマホのコンシェルジュです。

今回はスマホのバッテリーに良いことと悪いことというテーマで、バッテリーを適切に使用していく方法を探っていきます。

スマホの本体価格もかなり高騰してきましたので、今の機種を少しでも長くご使用いただくための助けとなれば幸いです。

とはいえあまり神経質になっても仕方がありませんので、無理せず続けられそうなものを試してみていただければと思います。

スマホのコンシェルジュでは、豊富な指導実績をもとに、スマートフォンの使い方に関する動画を制作・配信しております。

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それでは今回もよろしくお願いします。

【目次】
1.バッテリーが劣化すると起こること
2.バッテリーの健康状態の確認
3.劣化の4大要因
4.充電回数の「サイクル」とは
5.劣化してくる使用期間の目安
6.通知
7.アプリ関連
8.画面を黒くする「ダークモード」の効果は機種による
9.リフレッシュレートとは
10.手帳型ケース
11.最も危険な場所
12.充電中の操作
13.無理に冷却しない
14.満タンに充電する
15.素早く充電するには
16.バッテリーを使い切る

1. バッテリーが劣化すると起こること

一般にバッテリーが劣化する、というのは充電できる電力が新品時と比べて少なくなってゆく状態を言います。

なのでスマホの表示上100%となっていても、新品のスマホが表示している100%と3年ほど使ってバッテリーの劣化したスマホが表示する100%では実質使用できる時間は違ってきますし、数字の減りも相対的に早くなります。

またもうひとつ、バッテリーが古くなってくると、そのデバイスのシステム全体に適切な電力を供給できなくなる場合があり、そうなるとシステムは自らを保護するためシャットダウンするようになります。

なのでスマホの電源が突然落ちるようになってきた、というような場合、バッテリーの劣化が原因の一つとして考えられます。

なお機種により、バッテリーの現在の健康状態を確認できるものがあります。

2. バッテリーの健康状態の確認

たとえばiPhoneでは設定アプリからバッテリー、バッテリーの状態と進むとこちらにいまこのバッテリーが貯められる最大容量が表示されています。

このiPhoneのバッテリー最大容量は新品時と比較して80%まで下がっており、確かにもちが悪くなってきている、というのが体感としてわかります。

こちらはAndroid、AQUOSsenseの例です。

やはりバッテリーという項目が設定アプリにあり、そちらを進むと健康度とありました。

現在は良好、とあり目下交換や機種変更の必要性はなさそうです。

3. 劣化の4大要因

このバッテリー劣化を引き起こす要因としては主にこれらが挙げられます。

まず単純に製造からの時間経過により古くなること。

また経年劣化と重なる部分もありますが、充電、放電の回数が増えれば増えるほどそのたびにバッテリー負荷がかかり、徐々に最大容量が減っていきます。

今日、充電式のバッテリーとして電子機器に搭載されるのは主に「リチウムイオンバッテリー」で、これは熱に非常に弱いという性質があり、適切な温度外で使用すると急激に劣化が早まります。

その他、リチウムイオンバッテリーの特性上の要因、フル充電や完全放電状態に弱い、などが挙げられます。

このうち純粋な経年劣化に関してはなかなか対策のしようがないかと思います。

強いて言えば、型落ちの機種を購入する場合、新品購入だとしてもその時点でバッテリーの製造からかなり時間が経っている可能性もありますので、その観点だけから言えば、なるべく現行機種を購入する方が良い、位の事は言えるのかもしれません。

では充放電回数をなるべく少なくするにはと言う観点から考えてみます。

4. 充電回数の「サイクル」とは

そもそも充電回数の考え方については、Appleのウェブサイトがわかりやすく解説しています。

バッテリーはそのバッテリーが持てる最大容量に相当する量を一度使った時に1サイクルを終えた、と考えます。

例えば朝から夕方までに100%から25%まで、つまり75%使ってからフル充電、翌日に25%消費した時点で使用量合計が100%となりこれで1サイクルと考えます。

5. 劣化してくる使用期間の目安

長らくAppleではこのサイクルを500回繰り返しても、新品時の80%の充電容量を保てるように設計している、としていました。

Androidにおいてここにはっきりと言及している機種はあまり見当たりませんが、ひとまずは概ねこの辺を基準と考えておきましょう。

年数を考えてみると、1日1サイクルだとして500日、現実的には大体1日プラス半日程度で1サイクル、とすると約2年と少しですので、それくらいを過ぎた頃からなんとなくバッテリーの減りが早く感じられるようになってくる、というのは皆様の体感とも概ね合致するのではないでしょうか。

ちなみに最近、Appleは最新のiPhone15シリーズにおいては突如この倍、充電サイクルを1000回繰り返しても80%を維持するとしました。適切な環境下で再テストを行なった結果だとしています。

突如このように言い出したのはEUの「バッテリー交換不能なデバイスに関しては千回のサイクルでも80%を維持するように設計しなさい」という規制に対応するためと思われます。

この充電サイクルをなるべく減らす、つまり、やはりシンプルにバッテリーの使用量自体を減らすことがまず長く使う上で重要となります。

それぞれ簡単にできる設定を確認しておきましょう。

また基本的にやはり音や光を出すような設定は電力を消費しますので、ボタンの操作音や画面を必要以上に明るく設定している方はそれらを少し下げてみることが、第一歩となるかと思います。

6. 通知

その他効果的と考えられるポイントを見ていきます。

まず、不要な通知ガンガンスマホを鳴らしてしまうのはやはり良くありません。必要なモノ以外オフにしましょう。

おそらく多くの方にとって、メッセージ系アプリ以外の通知は必要性の薄いものばかりではないかと思います。

特にsns関連やニュース系アプリの通知は受信しているがろくに目を通していないという方多いのではないでしょうか。

iPhone Androidでの通知オフの一例を掲載しておきますので、適宜一時停止してご参照いただければと思います。

iPhoneはこちらです。設定アプリから通知をオフにしたいアプリを選んでスイッチをオフにします。

Android、こちらはGooglepixelの例です。他の機種では文言等異なる場合がありますが、大まかな流れてとしては通知という項目から、やはりオフにしたいアプリの通知に関するスイッチをオフにします。

7. アプリ関連

続いて、バッテリーにポジティブな影響をあたえる要素です。

まずアプリやOSは極力最新のものをお使いください。

アップデートによって、より効率的に働くように改良されていきます。

不要なアプリはやはりアンインストールしておきましょう。

スマホアプリは「バックグラウンド処理」といって、使っていない間も我々の見えないところでせっせと働いている場合があります。またアップデートも自動で行われます。

よく利用しているアプリであれば歓迎すべき仕様ですが、使ってもいないアプリに電力やデータ通信が発生しているという状況はなんだか損をしているようにも感じるかと思います。

スマホがなんらかのトラブルを抱えていると、バッテリー消費を増大させてしまうことがあります。

再起動だけで改善することも多いので、月に一度程度行ってあげるとスマホを健やかに保てるかと思います。

8. 画面を黒くする「ダークモード」の効果は機種による

画面を黒を基調にした表示に変更するダークモードも実はバッテリーの消費軽減に寄与します。

ただしこれは有機elというタイプのディスプレイパネルを採用した機種のみで有効とされ、液晶では明確な効果はないとされています。

というのも有機ELは液晶ディスプレイと違いバックライトを用いずにパネル自体が発光する仕組みなので、黒が多ければ多いほど単純に光らない面積が増えるので電力を消費しづらいということです。

今は多くのスマホが有機EL搭載となりましたが、人気どころだとiPhoneSE、AQUOS wishが液晶ディスプレイとなっています。

9. リフレッシュレートとは

スマホの画面は1秒間に何十回も更新されていてこの更新回数が多いほどスクロールの時などに画面がするとなめらかに動くように見えます。

この画面の更新の頻度を「リフレッシュレート」と言って、ベーシックなスペックのスマホで60回、中価格帯以上のスマホだと90回や120回など高く設定できるものが出てきます。

ただやはりこれが高いほど電力消費が大きいとされており、Google pixelでもはっきりとそのように言及されています。

確かにリフレッシュレートが高いスマホの画面表示のなめらかさは気持ちの良い使い心地に貢献するところではありますが、試しに設定を下げて60Hzにしても、30分ほど使うと気にならなくなりました。

あまり拘らなくて良いかな、という方はぜひ一度試してみていただければと思います。

リフレッシュレートを下げられるスマホの場合は、やはり設定アプリ内に項目があります。

Googlepixelの例を載せておきます。

基本的には設定可能なデバイスにおいては「ディスプレイ」の設定項目にスイッチが格納されているかと思います。

続いてバッテリーの大敵となる発熱について、なるべくスマホが熱を持たないようにする方法を見てみます。

基本的にはチップなどの電子部品が働くことにより熱が発生しますので、先ほど述べた消費電力を抑えることと対策として重なる部分が多くありますので、主にその他の点をピックアップします。

これはモニターなどを接続して使うアップルのパソコンですが、この箱の中身、実は半分近くが冷却用のファン、扇風機が占めています。

それくらいコンピュータにとっていかに熱を外に逃すか、というのが重要なようです。

スマホは構造上こうした大掛かりな冷却機構を持てないので、基本的に本体の表面から熱を逃すしかありません。

10. 手帳型ケース

こう考えると密閉度の高い手帳型のケースは、形状的にそれの妨げになる可能性がありそうです。

また手帳タイプは得てしてプラスチックよりも熱がこもりやすいとされる「レザー製」が多いのもネガティブに働きそうです。

せめて夏場は簡素なものに変えてあげてもいいかもしれません。

11. 最も危険な場所

このようにやはり気温自体も問題となりえます。

デバイスは適正な温度環境で使用する必要があり、例えばAppleのHPでは35度までの場所で使ってくださいとあります。

つまり夏場の日本はアウトとなります。

こうなるともうどうしようもありませんがなるべく直射日光には当てないようにしてあげましょう。

また特に注意したいのは車の中です。

ダッシュボード付近が最も危険な領域で、80度近くになるそうです。放置してしまわないようお気をつけください。

12. 充電中の操作

またやはり充電中はただでさえスマホが熱くなりますので、この状態で長時間触ったりゲームしたり、はなるべく避けましょう。

さらに熱くなってしまいますし、充電にかかる時間も長くなってしまいます。

とはいえ電源を切る必要まではありません。

13. 無理に冷却しない

熱くなったからといって水に濡らしたり、保冷剤を使うといった極端な方法での冷却は避けましょう。急激な温度低下は中で結露が発生して電子部品がショートしてしまいます。

余談ですがスマホが水に濡れて故障してしまった時、応急処置としてお米の中に突っ込むとお米が水分を吸収して治る確率が高まります。

という話がありましたが、最近Appleがこの言説を明確に否定されました。

お米の小さな粒子が入り込んでさらに状況悪化させる可能性があるとのことです。風通しの良い場所で自然乾燥するというのが最適解のようです。

その他にリチウムイオン電池の特性上、工夫すべきことがいくつかありますので抑えておきましょう。

14. 満タンに充電する

リチウムイオン電池は特性上、フル充電された状態は電極に負担をかけて劣化を早めてしまいます。

そのため多くのスマホでは、利用者の生活パターンを学習して、充電器から外す頃にちょうど100%になるよう充電をコントロールする、「アダプティブ充電」「いたわり充電」といった機能を導入して、なるべく100%の充電量となる時間を少なくするよう工夫されています。

よく就寝中に充電すべきかどうか、という点が話題に上りますが、そうした長時間の充電もこの機能が極力ダメージを防いでくれます。

そうした機能を持つスマホでは、やはり設定アプリ内のバッテリーの項目にそうした機能のスイッチがあるはずです。

iPhoneではここに「バッテリー充電の最適化」というスイッチがありました。

Google pixelでは「アダプティブ充電」という機能名となっています。

15. 素早く充電するには

ちなみに、アダプティブ充電を解説したGoogle公式ページには、素早く充電する方法についても記載がありました。

充電方法により充電のスピードは変化し、パソコンなどに繋いで充電するよりもコンセントを使用してくれという旨のことが書かれています。

充電のスピードはスマホごとに最大どれくらいの速度ができるか決まっていて、かつコンセントから給電するにしてもアダプターが貧弱だと最大のスピードが出ません。

充電速度を上げたい場合はAmazon等で30W充電対応以上のものをお選びください。

また急速に充電する事はバッテリーにとって負荷となるというイメージもありますが、このように書かれていると言う事は、少なくともGoogleは充電時間が長くなることの方が、急速な充電よりもバッテリーにとって好ましくないと判断している可能性があります。

16. バッテリーを使い切る

また逆に使い切った状態、完全放電状態も電極の損傷につながり劣化を招きます。

昔は完全に放電してから充電すべき、という言説がよく聞かれました。

リチウムイオン電池が普及する前のニッケル水素電池の時代においては確かに有効であったようです。

それらの電池は「メモリー効果」といって、原因はよくわかっていないようなのですが、以前充電した残量を記憶、メモリーしてしまい、再びその残量になった際に電圧低下を起こすという現象が確認されていました。そのため、バッテリーを使い切ってから充電する方がメモリー効果の影響が少なく済んだ、ということのようです。

現在のリチウムイオンバッテリーにおいてはそうしたメモリー効果の影響はなく、逆に完全放電は電極を痛めるため避けるべき、とされています。

フル充電が良くない、完全放電も良くない、ということで、各メーカーの主張をまとめるとなるべく80%から20%の間で使ってあげるのがバッテリーに優しいと言えそうです。

またこれに関連して、同じくリチウムイオンバッテリーを搭載したゲーム機を販売している任天堂は、自社製品について「半年に一度は充電しないと充電できなくなるかも」と注意を促しています。

これも完全放電状態が長く続くことによる劣化を指しているかと思われます。

今使っているスマホを半年充電しないということはないかと思いますが、過去のスマホなどを大事にとってある方はたまには充電してあげないと電源が入らなくなってしまうかもしれません。

以上、スマホのバッテリーについて少しでも長く利用するための方法を色々とみてきました。

皆様もご自身で心がけていることなどありましたらコメント欄でご共有いただけますと幸いです。

当動画は以上となります。

最後までご視聴いただきありがとうございました。

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【通知の不具合】Playストアの「通知件数」が消えない!その原因と対処方法

今回は、「Playストアの「通知件数」が消えない!その原因と対処方法」について説明して参ります。

「Playストア」には、プロモーション等の「通知」を「オフ」もしても、定期的に「割引」や「Google Play Point」の通知が送られてきます。

「通知」を削除しても、「通知件数」の「表示」が消えないという経験をされた方も多いかと思います。

今回は、その原因と対処方法について一緒に確認していきましょう。

<動画内容>
<1>「Playストア」の「通知ドット」「通知件数」が消えないとは?
1.「Play ストア」に表示される「通知」「特典」とは!
2.「未読がない」のに「Playストア」の「通知件数」が消えない!
3.「未読」がないのに「通知件数」が消えない根本原因とは!
4.「100円オフ割引」と「Google Play Point」は「重要な通知」?

<2>「強制的に通知及び通知件数を消す方法」~「Playストア」の「ストレージを消去」~
1.「Playストア」の「ストレージを消去」を行っても問題はないのか?
2.「ストレージを消去」と「キャッシュを削除」は何が違う!
3.「Playストア」の「ストレージを消去」する方法
4.「Playストア」の「ストレージを消去」すると「通知件数」が消える!

<3>「Play ストア」に関する「通知設定」を確認する
①「Play」ストアのアプリ内の「通知設定」を確認する
1.「Play ストア」のアプリ内にある「通知設定」を確認する

②「端末設定」にある「Playストア」の「通知設定」を確認する
1.「端末の設定」から「Play ストア」の「通知設定」を確認する

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:15分02秒)


みなさんこんにちは、スマホのコンシェルジュです。

今回は、「Playストアの「通知件数」が消えない!その原因と対処方法」について説明して参ります。

「Playストア」には、プロモーション等の「通知」を「オフ」もしても、定期的に「割引」や「Google Play Point」の通知が送られてきます。

「通知」を削除しても、「通知件数」の「表示」が消えないという経験をされた方も多いかと思います。

今回は、その原因と対処方法について一緒に確認していきましょう。

スマホのコンシェルジュの「YouTubeチャンネル」では、「スマホの基本操作」から「不具合時の対処方法」「スマホとパソコンの連携」等、スマホやパソコンに関する動画を多数配信しております。

是非そちらもご参照ください。

また、是非「チャンネル登録」もお願い致します。

【目次】
<1>「Playストア」の「通知ドット」「通知件数」が消えないとは?
1.「Play ストア」に表示される「通知」「特典」とは!
2.「未読がない」のに「Play ストア」の「通知件数」が消えない!
3.「未読」がないのに「通知件数」が消えない根本原因とは!
4.「100円オフ割引」と「Google Play Point」は「重要な通知」?

<2>「強制的に通知及び通知件数を消す方法」~「Playストア」の「ストレージを消去」~
1.「Play ストア」の「ストレージを消去」を行っても問題はないのか?
2.「ストレージを消去」と「キャッシュを削除」は何が違う!
3.「Play ストア」の「ストレージを消去」する方法
4.「Play ストア」の「ストレージを消去」すると「通知件数」が消える!

<3>「Play ストア」に関する「通知設定」を確認する
①「Play ストア」のアプリ内の「通知設定」を確認する
1.「Play ストア」のアプリ内にある「通知設定」を確認する

②「端末設定」にある「Play ストア」の「通知設定」を確認する
1.「端末の設定」から「Play ストア」の「通知設定」を確認する

<1>「Playストア」の「通知ドット」「通知件数」が消えないとは?

それでは、まず初めに「Play ストア」の「通知ドット」及び「通知件数」が消えないとは、どのような状態なのかを一緒に確認していきましょう。

1.「Play ストア」に表示される「通知」「特典」とは!

実際の状態を見て頂いた方が早いので、一緒に確認していきましょう。

まずは、端末内より①の「Play ストア」のアプリを探してタップします。

「Play ストア」のトップ画面が表示され、画面の右上にある「通知(ベルのマーク)」に「2」という数字が表示されているのを確認する事が出来ます。

「通知」が2件あるという表示になりますので、②の「通知」をタップします。

「通知と特典」の画面が表示され、「割引に関する通知」と「Google Play Pointsを解説した通知」が表示されます。

現時点では特に必要ないので、各通知の右側にある③の「✖」、④の「✖」を順にタップします。

「通知」が非表示なり、「未読はありません」と表示されます。

一つ前の画面に戻りたいので、画面の左上に⑤の「左向きの矢印」をタップします。

2.「未読がない」のに「Playストア」の「通知件数」が消えない!

「Play ストア」のトップ画面に戻り、「通知」を非表示にしたにも関わらず、「通知件数」が「2」と表示されています。

「通知」を消せていなかった可能性もありますので、再度、「通知」を確認したいと思います。

まずは、先程と同じように画面の右上のある⑥の「通知」をタップします。

「通知と特典」の画面が表示され、今回は「未読はありません」と表示されます。

一つ前の画面に戻りたいので、画面の左上にある⑦の「左向きの矢印」をタップします。

再度、「Play ストア」のトップ画面に戻りますが、先程と同様に「通知件数」が「2」のままになっています。

「アカウント」の部分にある「通知と特典」でも確認をしてみたいと思いますので、⑧の「アカウント」をタップします。

「アカウント」の詳細画面が表示され、「通知と特典」の項目に2と表示されているのを確認する事ができます。

何の「通知と特典」が2つあるのかを確認したいので、⑨の「通知と特典」をタップします。

先程と同様に「通知と特典」の画面が表示され、「未読はありません」と表示されます。

このように「未読の通知」がないにも関わらず、「通知件数」が「2」のまま、消えないという状況になります。

3.「未読」がないのに「通知件数」が消えない根本原因とは!

「未読の通知がないにも関わらず、通知件数の表示が消えない要因」について一緒に確認していきましょう。

先程、一緒に確認を致しましたが、「通知と特典」の画面で「2つの通知」を「✖のマーク」をタップする事で「非表示」する操作を行いました。

この操作は、「通知」を非表示にする操作になりますので、「通知件数」は「0」にならず、「2」のままで残っている事になります。

「中身」を確認すると、「通知件数」が消えると考える方も多いかと思いますので、「通知」の中身をタップして内容を確認してみましたが、「通知」及び「通知件数」を消す事が出来ませんでした。

「通知」は非表示にする事はできますが、通知自体を消す事が出来ないという「Play ストアの構造上の問題」になっている事が分かります。

現時点では、「通知件数」が消えない状態のまま放置するか、強制的に「通知件数」を消すかという二つの選択肢しかないのが実情になります。

二つ目の「強制的に通知件数を消す方法」は、「Play ストア」の「ストレージを消去」を行う事で、「通知」及び「通知件数」を消す事が出来ます。

また、「新しい通知」が来るまでは、「通知件数」を「ゼロ」のままにする事が出来ますので。一時的な対処方法として有効な手段になります。

いずれにしても、「Play ストア」の構造上の問題になりますので、「Google側」で適切な対処してもらう以外に、抜本的な対処方法がないといえます。

4.「100円オフ割引」と「Google Play Point」は「重要な通知」?

そもそもの問題点は、「100円オフ割引」の「通知」と「Google Play Pointの特徴」に関する「通知」が、「非表示」する事が出来ない程、「重要な通知」なのかという根本的な問題もあります。

どちらかというと「プロモーション」に該当するように思いますが、「Play ストア」から発信する手段が、「重要な通知」以外ないという構造的な問題が原因のように思います。

出来る限り、早めの改善をしてもらいたいというのが本音になります。

<2>「強制的に通知及び通知件数を消す方法」~「Playストア」の「ストレージを消去」~

それでは、次に、「強制的に通知及び通知件数を消す方法」である「Play ストア」の「ストレージを消去」について一緒に確認していきましょう。

1.「Playストア」の「ストレージを消去」を行っても問題はないのか?

それでは、まず、初めに「Play ストア」の「ストレージを消去」を行っても問題がないのかという点について一緒に確認していきましょう。

「ストレージを消去」は、一言で表現すると「アプリの初期化」になります。

但し、アプリのバージョンは、初期化する前と変わりません。

注意点としては、端末内だけにデータが保存されているアプリでは、「ストレージを消去」を行わない事をお勧め致します。

もし、「ストレージを消去」を行う場合には、「バックアップ」を最新の状態にして、「データの復元」ができるようにしておきましょう。

「ストレージを消去」を行ってはいけないアプリは、「LINE」「+メッセージ」「SMS」等のメッセージアプリになります。

また、ゲーム等のアプリも、端末内にセーブデータを保存している場合には、「ストレージを消去」を行ってはいけないアプリになります。

「Playストア」のアプリについては、「ストレージを消去」を行っても問題ありません。

但し、「Playストア」で「書籍」などを購入して、端末内に「書籍」等をダウンロードしている場合には、再度「ダウンロード」が必要になりますので、ご注意ください。

2.「ストレージを消去」と「キャッシュを削除」は何が違う!

それでは、次に「ストレージを消去」を行う際に、「キャッシュを削除」という選択肢も表示されますので、その違いについて一緒に確認していきましょう。

「ストレージを消去」は、先程もお伝えしましたが、「アプリの初期化」になります。

端末内にしかデータがないものは、「ストレージを消去」を行うと永遠にデータが消えてしまいます。

但し、端末内にのみデータを保存するアプリは、それほど多くはありませんので、先程お伝えしたアプリも含め、端末内にデータを保存するアプリを覚えておきましょう。

「キャッシュの削除」は、一言で表現すると「一時的に保存されたデータ」を消す行為になります。

「キャッシュ」は、表示速度を早めたり、通信量を節約する為に、一度閲覧したページの情報を端末内に保存する機能になります。

アプリの不具合を解消する為の「キャッシュの削除」以外は、あまり「キャッシュの削除」をしない事をお勧め致します。

3.「Playストア」の「ストレージを消去」する方法

それでは、実際に「Play ストア」の「ストレージを消去」を行っていきましょう。

まずは、端末内より、①の「設定」アプリを探してタップします。

「設定」の詳細画面が表示されますので、②の「アプリ」をタップします。

「アプリ」の詳細画面が表示されますので、③の「Google Play ストア」をタップします。

「Google Play ストア」が表示されない場合には、「○○個のアプリをすべて表示」をタップして、「Google Play ストア」のアプリを探してタップします。

「アプリ情報」の詳細画面が表示されますので、④のように画面を上にスライドします。

「ストレージとキャッシュ」という項目が確認できるかと思いますので、⑤の「ストレージとキャッシュ」をタップします。

「ストレージ」の詳細画面が表示されますので、⑥の「ストレージを消去」をタップします。

「アプリのデータを削除しますか?」というメッセージが表示されますので、⑦の「OK」をタップします。

「ストレージを消去」と「キャッシュを削除」がグレーの表示に変わり、「ユーザーデータ」及び「キャッシュ」が0になっていることを確認する事が出来ます。

以上で、「Google Play ストア」の「ストレージを消去」が完了になります。

4.「Playストア」の「ストレージを消去」すると「通知件数」が消える!

それでは、実際に、「Play ストア」の「通知件数」が「ゼロ」になっているかを確認していきたいと思います。

まずは、端末内より①の「Play ストア」のアプリを探してタップします。

「Play ストア」のトップ画面が表示され、画面の右上にある「通知件数」が「0」になっているのを確認する事が出来ます。

こちらはあくまで一時的な処理で、今回送られてきた「通知」ついては削除できましたが、また、新しく通知が送られてきた場合には、再度同じ状態になりますので、同じ対処方法を行う必要があります。

「Google」が早くこの問題に対処してくれることを期待したいと思います。

<3>「Play ストア」に関する「通知設定」を確認する

それでは、次に、「Play ストア」に関する「通知設定」について一緒に確認していきましょう。

①「Play」ストアのアプリ内の「通知設定」を確認する

まずは、「Playストア」のアプリで「通知設定」がどのようになっているかを一緒に確認していきましょう。

1.「Play ストア」のアプリ内にある「通知設定」を確認する

まずは、端末内より①の「Play ストア」のアプリを探してタップします。

「Play ストア」のトップ画面が表示されますので、画面の右上にある②の「アカウント」をタップします。

「アカウント」の詳細画面が表示されますので、③のように画面を上にスライドして、④の「設定」をタップします。

「設定」の詳細画面が表示されますので、全般の項目の右側にある⑤の「下向きの矢印」をタップします。

「隠れている項目」が表示されますので、⑥の「通知」をタップします。

「通知設定」の詳細画面が表示されますので、「アカウント」の項目が「オン」、「アップデート利用可能」が「オン」になっていることを確認し、⑦のように画面を上にスライドします。

その他の項目については、「オフ」のままでも問題ありません。

必要に応じて、「オン」にしましょう。

以上で「Play ストア」のアプリ内の「通知設定」の「確認」が完了になります。

②「端末設定」にある「Playストア」の「通知設定」を確認する

それでは、最後に「端末設定」にある「Play ストア」アプリの「通知設定」がどのようになっているかを一緒に確認していきましょう。

1.「端末の設定」から「Play ストア」の「通知設定」を確認する

まずは、端末内より①の「設定」アプリを探してタップします。

「設定」の詳細画面が表示されますので、②のように画面を上にスライドし、③の「通知」をタップします。

「通知」の詳細画面が表示されますので、④の「アプリの設定」をタップします。

「アプリの通知」に関する詳細画面が表示され、アプリが一覧で表示されますので、⑤のように画面を上にスライドし、⑥の「Google Play ストア」をタップします。

「Google Play ストア」の「通知」に関する詳細画面が表示されます。

まずは、「Google Play ストアのすべての通知」が「オン」になっていることを確認して、⑦のように画面を上にスライドします。

「アラート」の項目にある「アカウント」「お支払い、特価、おすすめ」「アップデート利用可能」が「オン」になっていることを確認して、⑧のように画面を上にスライドします。

クレジットカード等の支払方法の登録をしていない場合には、「お支払い、特価、おすすめ」は「オフ」でも問題ありません。

また、「アップデート完了」についても、「オフ」で問題ありません。

「基本」の項目については、「基本のすべての通知」が「オン」になっていることを確認して、⑨のように画面を上にスライドします。

「メンテナンス」「必須」「セキュリティとエラー」「設定」、及び「通知ドットの許可」が「オン」になっていることを確認します。

「オフ」になっている場合には、適宜「オン」にしましょう。

くり返しになりますが、「Google Play ストア」に「通知」が来る「100円オフ割引」「Google Play ポイント」がどの項目に入っているのかはわからない為、「オフ」にする事が出来ないというのが実情になります。

「利便性」を阻害する要因にもなっていますので、「Google」が早くこの問題に対処してくれることを願いたいと思います。

せめて「不要な通知」を「オフ」にできるか、「非表示」ではなく、「削除」ができると利便性がかなり上がると言えます。

以上で「Play ストアの「通知件数」が消えない!その原因と対処方法」についての説明を終了致します。

宜しければ「チャンネル登録」をお願い致します。

また、「有料メンバーシップ」にてコンビニで印刷できるテキストの提供も行っております。

ご静聴、ありがとうございました。


「【Android通知設定】バッテリーも長持ち、使い勝手向上!無駄な通知は今年中に整理しておこう!」もご参照ください。


「【簡単】電話・LINEの着信音、アプリの通知音やアラーム音の変更方法」もご参照ください。


指導実績>
三越伊勢丹(社員向け)・JTB(大説明会)・東急不動産(グランクレール)・第一生命(お客様向け)・包括支援センター(お客様向け)・ロータリークラブ(お客様向け)・永楽倶楽部(会員様向け)等でセミナー・講義指導を実施。

累計50,000人以上を指導 。

<講義動画作成ポイント>
個別指導・集団講座での指導実績を元に、わかりやすさに重点を置いた動画作成

その他の講義動画は下記の一覧をご参照ください。

スマホの学習動画

<その他>
オンラインサポート(ライブ講座・ZOOM等でのオンライン指導)とオフラインサポート(出張指導・セミナー形式のオフライン指導)も実施中。詳しくはメールにてお問い合わせください。

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【スマホでスケジュール管理】Googleカレンダーの使い方

今回はGoogleが提供するGoogleカレンダーというアプリについてご紹介します。

手帳などで行っていたスケジュール管理も、スマホやパソコンで行うことにより、さらに便利に行うことができるようになります。

<動画内容>
1. 予定の入力方法
2. カレンダーの便利機能
3. スケジュールの編集・削除
4. スケジュールの色分け
5. 六曜カレンダーの追加

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:22分34秒)


いつもご視聴有難うございます。

スマホのコンシェルジュです。

今回はGoogleが提供するGoogleカレンダーというアプリについてご紹介します。

今まで手帳などで行っていたスケジュール管理も、スマホやパソコンで行うことにより、さらに便利に行うことができるようになります。

スマホのコンシェルジュのYouTubeチャンネルでは、スマホやパソコンの使い方を学べる動画をやさしく丁寧に解説しております。

よろしければ「チャンネル登録」をお願い致します。

それでは早速やっていきましょう。

概要欄に目次も配置しておりますので、適宜チェックしたい箇所を選んでご視聴いただくことも可能です。

【目次】
1.予定の入力方法
2.カレンダーの便利機能
3.スケジュールの編集・削除
4.スケジュールの色分け
5.六曜カレンダーの追加

まずはGoogleカレンダーの特徴を簡単に押さえておきましょう。

Googleカレンダーはクラウド上で予定を管理できる、無料のスケジュール管理ツールです。

スマホはもちろん、パソコンやタブレットなど様々なデバイスからもアクセスできます。

また、GmailやメモアプリのGoogle Keepなど、Googleサービスと連携することによってよりスムーズなスケジュール管理が行えます。

Androidの方は初めからインストールされていると思いますが、iPhoneをお使いの方はApp Storeでインストールをお願いします。

1. 予定の入力方法

それではGoogleカレンダーの基本的な使い方として、予定を入力するところから確認していきましょう。

アプリを起動すると、このような画面が立ち上がります。

シンプルな構成となっていて、使うボタンもあまり多くはありません。

画面の表示形式は左上のメニューアイコンから変更することができます。

スケジュール、1日、3日、週、月といった具合に、幅広い表示形式に対応しています。

大まかなスケジュールを確認したいときは「週」や「月」、予定が詰まっているときは「1日」にすると、より簡単にスケジュールの把握ができます。

今回はスケジュール表示をベースに解説していきたいと思います。

ちなみに「月名」をタップすると、簡易的にカレンダーを表示させることができます。

表示形式を1日~週などに設定している場合は、月の流れを1発で確認できる便利な機能なので”必ず”覚えておきましょう。

それでは実際に、予定の入力を行ってみましょう。

右下の+アイコンを押したくなるところですが、まずは先ほどお伝えした「月名」をタップしてカレンダーを表示させて日時を指定してから予定の入力を行ってください。

それでは実際に、予定の入力を行ってみましょう。

右下の+アイコンを押したくなるところですが、まずは先ほどお伝えした「月名」をタップしてカレンダーを表示させて日時を指定してから予定の入力を行ってください。

ここのカレンダーは、左右にスライドさせることで他の月へ移動させることもできます。

来月以降の予定を入力する際は、ここのカレンダーを左向きにスワイプしてカレンダーをめくりましょう。

そうしたら、スケジューリングしたい日にちをタップします。

こうして日付を先に選択しないと、現在の日時でスケジュール設定が開始されます。

下のスケジュール欄で予定の有無を確認後、+アイコンから「予定」を選択して、スケジュールの設定を行っていきます。

メイン画面をスケジュール表示にしておくと、予定を入力する際にタイムスケジュールが視覚的に把握しやすくなります。

スケジュールの設定は、大まかに、

・タイトル

・日時

・場所

・通知の有無

・色の振り分け

・詳細

といった項目を、適宜設定していきます。

また”繰り返しの設定”なども行えるので、それについても後ほど解説していきたいと思います。

最初は簡単に、タイトル・日時だけを入力して、スケジュールを設定してみましょう。

ひとまず、タイトルは「ランチ」と入力して、次に開始時刻・終了時刻を入力します。

日付の選択はあらかじめメイン画面の方で指定しているので、ここでは特に設定する必要はありません。

時刻をタップすると時間用のホイールが表示され、続いて分用のホイールが表示されますので任意ので、任意の数字部分をタップして開始時刻と終了時刻をそれぞれ入力します。

慣れると簡単な操作ですが、ホイールが操作しにくいという方は、こちらから普通にキーボードで数字を打ち込むことも可能です。

ちなみにこの『終日』という設定は、例えば誕生日や記念日などの予定をスケジュールする際に便利です。

日付をまたぐように設定すれば、旅行のスケジュールなどを登録する際にも活躍しそうです。

最後に右上の保存をタップすると、スケジュールが作成されます。

4月の10日、11時30分から12時30分にランチという予定を作成しました。

実際に出来上がったものを確認してみましょう。

それぞれのビューでは、このように表示されています。

一番左のスケジュールビューは、予定のある部分だけピックアップして表示しています。

初めのうちは若干分かりづらく感じるかもしれません。

ここではまず、「予定の入力方法」をしっかりと把握しておきましょう。

2. カレンダーの便利機能

ここからは、通知関連や繰り返しの設定などさらに詳細なスケジュール設定を行っていきます。

まずは繰り返しの設定です。

先ほど「終日」の項目でお話した、誕生日や記念日などをスケジュールする際に活躍する機能です。

今回は”結婚記念日”とタイトルに入力します。

終日についても、オンに設定しておきます。

時刻の下に「繰り返し」の設定項目があるので、そちらを選択してみましょう。

ここから、任意の繰り返し設定を選択してください。今回は結婚記念日ということで”毎年”に設定してみました。

ここで選択した予定は、設定した日時以降の年度や週にも自動的に反映されます。

要は一度スケジュールしてしまえば、以降は入力不要ということです。この設定は習い事などにも有効な設定です。

ちなみに、カスタムでは隔週の予定や数か月に一度の予定、終了日の設定などが細かく行えます。

隔週や隔月など、スケジュールを忘れやすい予定にも、この設定で対応できます。

続いては通知です。

「通知を追加」を選択して、今回はカスタムを選びます。

終日の設定をしなかった場合、30分前に通知をもらう設定が初期設定でオンになっていますが、今回は終日設定をオンにしたので、通知の設定はオフになっています。

例えば、1か月前に通知を送ってもらいたい場合は”4週間前”と入力して、「完了」を選択します。

また、「通知」や「メール」など通知方法に関しても自由に選択できるようになっています。

最後に「説明を追加」の欄です。

この機能は要するに”備考欄”のようなものです。なのでスケジュールにまつわる詳細を入力しておくと便利です。

例えば、習い事であれば連絡事項や持ち物、記念日であればパートナーの欲しがっているものやレストランの候補など、ビジネスにおいてもミーティングの連絡事項など、幅広く活用シーンが想定できます。

また、繰り返しの設定をオンにしている場合、すべてのスケジュールに対して、ここで入力した詳細を反映させることができるので、一括でスケジューリングできるというメリットがあります。

すべて設定できたら、保存をタップして完了です。

今回の結婚記念日はもちろん、来年、再来年の結婚記念日にも詳細を含めたすべての情報が反映された状態でスケジューリングすることができました。

この予定に関しては毎年5月半ばに通知を送ってくれるので、余裕がないときにでも必ずリマインドしてくれます。

また予定を確認するのと同時に、記念日にしたいイベントや渡したいプレゼントのメモも併せて確認できるようになっているので非常に便利です。

3. スケジュールの編集・削除

作成したスケジュールは簡単に編集・変更することができます。時間の変更などのアクシデントに対する対処方法を確認しておきましょう。

今回は、

・大きな日時の変更(場所などの変更も含む)

・小さな日時の変更(日時のみ)

の2パターンを例に、予定の編集や削除について解説します。

それぞれのパターンでアプローチの仕方がすこし変わります。

大幅な日時の変更がある場合、まずスケジュールをタップして詳細画面を開きます。

右上にある3点アイコンからは削除が行うことができ、ペンアイコンからは編集が行えます。

今回は編集を選択して日時の変更を行っていきます。

予定の作成画面を開いたら、開始日時を選択してください。

するとカレンダーが表示されるので、その中から日付を選択します。

カレンダーは左右にスライドすることで、来月、再来月と順にカレンダーをめくることもできますが、日付が遠い場合にはペンアイコンから直接日付を入力した方が早いです。

ちなみに、ここのカレンダーでは祝日や既存の予定などが反映されていない真っ新なカレンダーになっているので、変更する際はあらかじめ予定をブッキングしないよう調整してから行ってください。

日付の変更が終わったら、時刻の変更も忘れず行っておきましょう。

また、場所が変更になった場合には忘れないよう、場所を追加しておくのも有効です。

「場所を追加」という項目を選択して、施設名称を入力します。

施設名の入力後、検索候補から選択すれば写真付きで施設名が登録されるので視覚的にもわかりやすくなります。

変更が終わったら、忘れずに「保存」をタップして編集を完了しましょう。

ここでのポイントは”検索候補から住所を選択してあげる”ということです。こうしないと施設の画像が挿入されません。

続いては、日時のみに少々の変更が生じたパターンです。

まずはカレンダーの表示形式を3日間など、コンパクトなものに設定しておきます。

ここでランチの時間を変更したい場合、ドラッグ操作で簡単に行うことができます。

時刻に関しては15分刻みで移動することができ、上下にドラッグすれば時刻をスクロールすることもできます。

もちろん日付をまたぐことも可能で、ドラッグ操作のまま画面右端にもっていくと、カレンダーをめくることもできるので、多少の日付変更も簡単に行うことができます。

変更後の予定日時までスケジュールをドラッグすることができたら、指を話して編集作業が完了です。

細かい日程調整に関しては、こちらの操作で行うとスケジュールの立て直しが簡単に行えます。

4. スケジュールの色分け

予定を複数入れていくと必ず直面するのが、パッと見で何の予定かわからないという問題です。

そんなときに活躍するのが、「スケジュールの色分け」です。

今回はあくまでもプライベート用として、簡単な色分けを行っていきたいと思います。

色分けの候補は祝日や家族の予定、記念日や習い事など繰り返しの予定にも有効です。

また、重要度の高い予定に目立つ色を割り振るのもオススメできます。

ただし注意しておきたいのが、細かすぎる色の振り分けです。

色の振り分けを行っているとよくあるのが、視覚的に表示される情報は増えたけど、受け取る情報は少なくなったというパターンです。

カレンダーの見た目を整えることにフォーカスしすぎるのは本質ではありません。

あくまでもシンプルに、パッと見で多少の情報がキャッチできる程度に留めておくのがポイントです。

まずは祝日を例にして、色分けの方法を確認していきます。

左上のメニューアイコンから設定を開きます。

設定の中から、「祝日」を選択してください。

祝日の設定を開いたら「色」をタップして、候補の中から任意で色を選択しましょう。

今回は、通常のカレンダーと同様に祝日を赤系の色にしてみました。

自分が一目でわかりやすい色に設定しておくのがオススメです。

続いては、先ほどスケジューリングした「結婚記念日」という予定を色分けしてみます。

上部にある検索アイコンから”結婚記念日”と入力して、スケジュールを選択してください。

ペンアイコンをタップして、編集画面を開きます。

「既定の色」という項目を選択したら、任意の色を選択してください。

選択できたら、「保存」をタップして設定完了です。

通常の予定であればここで終了ですが、繰り返し設定された予定はこの後が大切です。

保存する際に、変更内容を”どこまで適用するのか”選択できるようになっています。

すべての予定に反映させたり、ピンポイントで反映させたりと自由に適用できます。

習い事の曜日が変わったり、説明欄の連絡事項に新たな内容を追加したりと、活用シーンは幅広くあります。

現物の手帳とは違い、こういった部分がデジタルの強みなのでぜひ覚えておいてください。

5. 六曜カレンダーの追加

Googleカレンダーには様々な要素を追加することができます。今回は六曜カレンダーを例に挙げ、追加方法をご紹介します。

それでは早速、Google Chromeを開いて、「禅文化研究所 六曜」と検索します。

検索結果の一番上に表示された、禅文化研究所のサイトを開いてください。

サイトが表示されたら下にスクロールして、六曜カレンダーのリンクを開きます。

ただし、通常のタップではなく”長押し”をしてリンクを開いてください。

メニューが表示されたら、「新しいタブをグループで開く」を選択します。

そうすると、画面下に新しく生成されたタブのアイコンが表示されるので、そちらをタップしてください。

リンクを開くとブラウザ版のGoogleカレンダーが開き、画面中央にポップアップが表示されます。

かなり小さいのでピンチアウトで拡大しましょう。

追加を選択すると、Googleカレンダーへの六曜表示がセット完了です。

最後にGoogleカレンダーのアプリ版で同期の設定を行いましょう。

画面左上のメニューアイコンをタップして、その中から「設定」を選択してください。

全般の項目にある同期の設定で、「もっと見る」をタップしてすべての項目を表示させます。

六曜を選択して同期のスイッチをオンにセットしてください。

スイッチをオンにしたら設定を閉じて、メイン画面に戻ります。

メイン画面では六曜が反映された状態でカレンダーやスケジュールが表示されています。

実際に追加してみるとわかるのですが、六曜表示については”予定”というような形式で追加されるので、場合によってはスケジュールが見にくくなる可能性もあります。

そういったときにはメニューを開いて、六曜の☐ 【チェックボックス】をタップすれば、任意で表示のオン・オフを切り替えることができます。

こちらをオフにしたからといって、再度Webサイトからダウンロードしなければいけないということはありませんので、六曜を表示させたいときにだけオンにするといった使い方もオススメできます。

以上が、スマホでのスケジュール管理の「基本のき」です。

慣れないうちは、紙の手帳に書いた内容を徐々にスマホにも写していく、といったところから始めるのもいいかもしれません。

スマホ1つで簡単に入力、確認できることの利便性を感じていただければと思います。

今回の動画はコチラで以上です。

最後までご視聴いただきありがとうございます。

メンバーシップ」にて動画のテキスト版も配信しておりますので、よろしければご登録ください。

それでは、また次の動画でもよろしくお願いいたします。


「【ビデオ通話】事前スケジュールと招待する方法!使えると便利なビデオ通話アプリ」もご参照ください。


「【リマインダー】通知だけじゃない!美容院・飛行機・ホテルの予約もカレンダーに自動追加!」もご参照ください。


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【Android時計アプリ】アラームの正しい設定方法や鳴らない場合の注意点

今回は基本中の基本、Androidの時計アプリについて、特にアラーム関連を重点的に操作方法や注意点を皆様と共有させていただければと思います。

スマホの登場当初からある機能だけあってかなり便利に作り込まれており、それだけに仕様が少し複雑に感じられるようになってきてしまったところもあるかもしれません。

ぜひこの後も操作マニュアルとしてご活用いただければ幸いです。

<動画内容>
1. Google純正の時計アプリ
2. 画面構成
3. アラームの設定方法
4. 鳴動させてみます(止め方やスヌーズについて)
5. アラームを細かく編集する
6. 詳細設定
7. 鳴る時/鳴らない時のパターン
8. ストップウォッチ
9. タイマー
10. おやすみ時間モード
11. ショートカットの設定

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:21分57秒)


いつもご視聴ありがとうございます。

今回は基本中の基本、Androidの時計アプリについて、特にアラーム関連を重点的に操作方法や注意点を皆様と共有させていただければと思います。

スマホの登場当初からある機能だけあってかなり便利に作り込まれており、それだけに仕様が少し複雑に感じられるようになってきてしまったところもあるかもしれません。

ぜひこの後も操作マニュアルとしてご活用いただければ幸いです。

スマホのコンシェルジュでは、豊富な指導実績をもとに、スマートフォンの使い方に関する動画を制作・配信しております。

300本以上の動画教材を無料開放しておりますので、ぜひお役立てください。

それでは今回もよろしくお願いします。

【目次】
1.Google純正の時計アプリ
2.画面構成
3.アラームの設定方法
4.鳴動させてみます(止め方やスヌーズについて)
5.アラームを細かく編集する
6.詳細設定
7.鳴る時/鳴らない時のパターン
8.ストップウォッチ
9.タイマー
10.おやすみ時間モード
11.ショートカットの設定

1. Google純正の時計アプリ

今回の動画ではGoogle提供の時計アプリを使います。多くのAndroidでは標準でインストールされているかと思いますが、機種により若干見た目等異なる場合がございます。

また別の時計アプリがインストールされている場合は、必要に応じてプレイストアからこの時計アプリをインストールしていただければと思います。

プレイストアで時計と検索すれば出てきます。提供元がこのGoogleLLCとなっているものをお選びください。

2. 画面構成

では早速中身を見ていきましょう。

アプリを開くとこんな画面になっています。

人により初めに開く画面は多少異なる場合もあるかと思いますが、画面下に各機能へ遷移するタブが5つあり、それに応じた画面が表示されます。

右上には3点アイコンが常に表示されています。開いている機能に応じて若干表示される項目が違ったりもしますが、概ね詳細設定等が格納されている場所となっています。

スマホアプリとしては非常にオーソドックスでシンプルな画面構成構成です。

3. アラームの設定方法

それではアラームを設定してみます。

プラスボタンをタップするとアラームの新規作成が始まります。

時間の設定はこの針を合わせるタイプまたはここをタップすることで数字をベタ打ちするタイプ、どちらか好きな方で入力可能です。

針を合わせるタイプはなんだか癖がある入力方法に見えますが、単純に時間と分で任意の数字をタップするだけです。

入れ直したい場合もタップするだけで再度入力可能です。

OKを押すと早速アラームが1つ生成されました。

これでもう、数分後にアラームが鳴る設定自体は完了となります。

4. 鳴動させてみます(止め方やスヌーズについて)

試しにアラームを鳴らしてみます。

数分後の時間にアラームをセットしてみました。

鳴動するとこんな画面が出てきます。

ストップかスヌーズどちらかの方向にこのアイコンをスライドさせることで鳴動を止めます。

スヌーズというのは今は一旦止めて、また数分後に鳴らす機能で、今は10分後に再度鳴動する設定になっています。

私含め朝の苦手な方はこれに甘えてしまいズルズルと起きる時間が遅くなるという、ちょっとありがた迷惑な機能です。

ちなみにこの画面からホーム画面に移動してしまうと通知からしか消せなくなりました。

5. アラームを細かく編集する

アラームはかなり柔軟に鳴らし方など編集可能となっています。

時間部分をタップすると、再度鳴らす時間を調節可能です。

ここはアラームのオンオフのスイッチです。

オフにすると時間表示もグレーとなり、イメージ通り、この状態ではアラームは作動しません。



不定期で発生する予定があるなど、この時間にアラームを鳴らしたいことがある、といった場合に、こんなふうに複数のアラームについてスイッチで有効、無効を切り替えられます。

ご自身の生活にフィットするものがある程度揃えば、都度作成したり削除したりする必要はありません。

ここにはラベルを追加とあり、好きな文字列を入力しておくことができるようになっています。

スマホの世界で「ラベル」というと、一般にカテゴリ分けする際に使う機能というイメージもありますが、時計アプリに関しては同じラベルを貼り付けたものだけをまとめて表示するといった機能は特にないようです。

これ何のアラームだっけというのをわかりやすくするのと、鳴動時のメッセージ表示機能と思って良さそうです。

なんだかカレンダーアプリにいちいち入れるのは仰々しいなぁと感じるようなちょっとした用事はこのアラームアプリ側でラベルと共に入れてしまうのが手軽だとおもいます。

この曜日のボタンは、タップした曜日にアラームが鳴るように設定できます。いわゆる「繰り返し設定」です。

翌日に鳴らしたいだけ、といった場合は特にここを触る必要はありません。

例えばここで月から金までをタップすれば、平日用のアラームを作成できます。

毎日鳴らす場合は全ての曜日をタップする必要がありそうです。

この設定を施すと、アラームを止めても、ここのスイッチをオフにしない限りはまたその曜日に鳴動するようになります。

ここの「アラームの設定」と書かれた項目では、日付を指定でき、ここで設定した日にアラームを鳴らすことになります。

ただ日付指定でアラームを鳴らすとなると、Googleカレンダーやスケジュール系のアプリとかなり重複する役割なので、時計アプリで使うかと言われるとあまり出番がないかもしれません。

ここのデフォルトと書かれている項目ではアラームの音色を設定しています。

設定時音がなりますのでご注意ください。

デフォルト、となっているのはスマホに初めから入っているアラーム音の中でも初期設定の音色が設定されている、ということのようです。

ぱっと見よく意味がわからないので、「アラーム音」など項目の名前もきちんと書いて欲しいところです。

ここの音色は「マナーモード」というものを選ぶと音が鳴らずバイブレーションのみ、または画面表示のみとなり極端に気づきづらくなりますのでご注意ください。

また自分で録音したものや取り込んだデータ、またはサブスク系のアプリからアラームの音を選ぶことができます。

ただし残念ながらYouTube musicの音源を設定するにはYouTubeプレミアムに加入している必要があります。

バイブレーションにチェックを入れると鳴動時にバイブレーションも同時に作動するようになります。

机や床に置いているとかなりうるさくなりますので、朝が苦手な方におすすめです。

6. 詳細設定

このGoogleアシスタントのルーティン、というのはアラームを止めた後にGoogleアシスタントが起動して、その日の天気や予定やニュースなど、任意で設定した情報を教えてくれるようになる、という機能です。

ルーティンを設定と進むと

このような設定画面が表示されます。

アラームを止めた後、Googleアシスタントがこれらを上から実行、話し出すようになります。

タップしてそれぞれのアクションを削除したり、左の二本線を長押ししながら並べ替えたりすることで実行する順番をコントロールしたり編集が可能です。

ただし、アシスタントが話している最中、それを止めるボタンもスマホには出現せず、Googleアシスタントアプリを呼び出して「止めて」とお願いしない限り流れ続けてしまいます。いずれにせよ10分間ほどで勝手に止まりましたが、私の場合はしばらくの間ニュースが流れ続けてしまいました。

普段からGoogleアシスタントを利用する習慣のない方にはあまりおすすめできないように感じました。

削除ボタンをタップすればこのアラームは削除されます。

アラームの解除ではなくこのアラーム設定自体を消してしまう操作ですのでお間違えのないようお気をつけ下さい。

右上の3点アイコンの中に各種設定が格納されています。

アラームの設定は画面中段あたりで、鳴動してから自動で鳴り止むまでの時間、スヌーズにした時に再び鳴動するまでの間隔、アラームのボリューム、アラーム鳴動中にスマホの音量ボタンを押した時の役割などが設定可能です。

音量に関しては、設定アプリ内にある「アラームの音量」やスマホ側面の音量ボタンをタップした際に出てくるパネルから設定できる「アラームの音量」と全く同じ項目で、いずれかで設定したものが全てに連動しますので、無理にここで設定する必要はありません。

音量ボタン項目では、アラーム鳴動中にスマホ本体側面の音量ボタンにどういった役割を持たせるかを設定可能です。

起き抜けすぐは裸眼で画面が見づらいというかたもいらっしゃるかと思いますので、スヌーズや停止の役割を持たせておくのも良いかと思います。

この週の始まりボタンでは日曜日金曜日土曜日月曜日のうち週の始めはどするか選ぶことができ、設定した曜日がアラーム設定画面の曜日のボタンで並びの先頭に表示されるようになるというやけに細かな設定も可能です。

7. 鳴る時/鳴らない時のパターン

続いて、アラームを設定したは良いものの、これでちゃんとなってくれるだろうか、または鳴ってほしくない場所で不意にさどうしてしまったりすることはないだろうか、と若干不安を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

これについて、さまざまなパターンを検証してみました。

まずスマホの電源がオフの時は、アラームが設定されていても流石に電源が入って鳴り出す、ということは起こりませんでした。

では再起動をかけた後に何も操作していない状態、ではどうでしょうか。

バージョンアップ後などこうしたパターンがあるかもしれません。

試してみたところ、再起動をかけた後もアラームの設定はそのまま生きており、特に何もしなくても問題なく鳴動しました。

ただ奇妙なことに私の端末では設定した音ではないもので鳴動しました。

この辺は少し不安定な挙動なのかもしれません。

続いて、機内モードに設定している場合。

この時にも設定通りアラームは鳴動しました。

劇場など絶対に音を鳴らしたくない場面では気をつけた方が良さそうです。

Bluetoothイヤホンと接続している時、基本的にはスマホ本体のスピーカーからは音が鳴らなくなり、YouTubeや音楽などはイヤホンからのみ再生されるようになります。

ではアラームもそうなるのでしょうか?

試してみたところ意外なことに、イヤホンと本体両方からアラームが鳴りました。

イヤホンと接続されてしまっているせいでアラームが鳴らなかった、またはイヤホンをしているせいで聞こえなかった、といったことが起こらないよううまく設計されているようです。

設定アプリ内、通知から時計アプリの通知を完全にオフにした場合、アラーム自体作動しなくなってしまいました。

Androidにはサイレントモードという、ほとんどの通知をオフにできる機能が備わっており、

設定した人物以外からのメッセージや電話、アプリからの通知等を遮断することができます。

ただし通話に関しては同一発信者からの再着信も遮断しない仕組みになっていて、つまり差し迫った要件で何度も電話をかけてきている、という場合は気付くことができる、という気の利いた設計になっています。

サイレントモード中にアラームをどうするか、についてはきちんと個別に項目が設けてあります。

設定アプリを開いて、音とバイブレーションの項目を見ると、 小さくサイレントモードとありました。

次に進むと、サイレントモードと そのまま項目がありますので、こちらをタップします。 ここでアラームとその他の割り込みと言う欄にアラームがサイレントモードを割り込めるかどうかのスイッチが格納されています。

ここがオンになっていればサイレントモード中でもアラームは鳴動できます。

逆に、サイレントモード中は、いかなる音も鳴らしたくないと言う使い方をする方はオフにしておきましょう。

またこのスイッチをオフにしても、アラーム音やバイブレーションが鳴らないだけで画面自体は鳴動時の画面が表示されました。

おそらく初期設定ではサイレントモード中にも鳴動する設定になっているかと思いますが、このモードを多用する方は今一度ご確認ください。

アラームの音色設定でマナーモードを選択し、かつバイブレーションもチェックを入れなかった場合は、時間になっても画面が変わるだけとなり、大変気づきづらくなりますのでご注意ください。

他のアプリを使用している場合、例えばネットフリックスやYouTubeの視聴中でもアラームは割り込んで鳴動しました。

さまざまなパターン見てみましたが、総じてかなりアラームは優先度高く他の機能に邪魔されにくく作られているという印象です。

ならなそうで心配というよりは、意図しないタイミングでなってしまうことに気をつけたほうが良さそうな気がします。

そうした場面においては、一度時計アプリのアラーム一覧画面を確認して、直近で作動するものがないか確認しておくのが有効かと思います。

8. ストップウォッチ

時計アプリについて、他の機能も簡単にみておきましょう。

運動や料理、勉強で時間を測ったり記録をつける習慣のある方ぜひご活用ください。

ストップウォッチはまさにシンプルなストップウォッチ機能で、真ん中の再生ボタンをタップすると時間のカウントが始まり一時停止ボタンをタップすることで停止します。

左の丸い矢印のアイコンをタップするとリセット、カウント中に表示される右側のストップウォッチのアイコンをタップすると、ストップウォッチ自体のカウントは止めずにラップを刻んでいくことができます。

9. タイマー

10分後20分後指定してアラームを鳴らすタイマー機能も備わっています。ただし少し入力に癖があります。

例えば10分後にタイマーを鳴らすようセットする場合、1000と入力します。

入力した数字が常にここから入っていき既存の数字を左側に押し上げていくと言う仕様で、直接この分の部分をタップして数字を入力するといった入力方式には対応していないようです。

慣れると確かに手軽で、タイマーのようにちゃちゃっと入力したいものに関しては便利かもなとも思いますが、これだけ外と違う入力だと戸惑う方もいるだろうなと思ってしまいます。

再生ボタンをタップするとカウントが始まります。

一時停止、やはりこの丸い矢印アイコンではリセットとなります。

またこの+1分などと出ている表示はタップすると単純にカウントのタイムに1分追加されます。

タイマーのカウント中は通知も表示されますので、画面を開きっぱなしにしなければならないということはありません。

バツをタップするとこのタイマー自体を削除となります。

10. おやすみ時間モード

ここにはおやすみ時間モードとあります。

近年、テクノロジーやこうしたデジタルデバイスが人の健康に与える影響を考慮し、心も体も健やかな状態を保てるよう付き合っていきましょう、デジタルウェルビーイングという考え方が広まってきています。

Androidにもまさにデジタルウェルビーイングと括られた機能がいくつか実装されていて、設定アプリ内からどんなアプリにどれだけの時間を費やしているか確認できたり子供用の利用時間の管理などを行うことができるようになっています。

お休み時間モードはこの中に属する機能で、時計アプリまたはここから設定することができます。

おやすみモードが起動するとスマホの画面が刺激の少ないモノクロ表示に切り替わり、かつサイレントモードとなり、ほとんどの通知を受け付けなくなります。

設定の流れを簡単に見てみます。

おやすみ時間を初めてタップすると、まず目覚ましアラームの設定を求められます。

次へ進むと今度はおやすみ時間とする時間の設定を求められましたので時間を入力して完了をタップするだけで設定完了です。

少し設定を触りたい場合は、お休み時間をもう一度タップします。

下のおやすみ時間モードという欄をタップ、カスタマイズと進むと、サイレントモードにまではしたくない、画面をグレーに変は変えたくない、など細かくおやすみ時間モードに関する設定を指定することができます。

ちなみに画面をグレーにすると目の負担を和らげることができると同時に、なぜかスマホを触ろうと言う気持ちが起こりづらくなると言われます。

ちょっと夜遅くまでスマホを触りがちだな、と感じる場合は試してみてください。確かに一定の効果があるように感じます。

11. ショートカットの設定

時計アプリのアイコンは、長押しすると、こんなメニューが出てきて、それぞれタップするとその機能を開くことができます。

これらは「ショートカット」と呼ばれ、そのアプリの特定の機能に素早くアクセスするために用意される機能です。

このショートカットはこんなふうにつまんで、そのまま単独でホーム画面に設置してしまうこともできます。

タイマーやストップウォッチなど、パッと手軽に起動したいものはここから起動するのも手です。

特にストップウォッチはタップするだけでカウントがスタートするようになりますのでかなり重宝するかと思います。

ショートカットは通常のアプリを削除するように簡単に削除可能で、 アプリがアンインストールされてしまうといった影響はありません、なんどでも生成、削除することができます。

以上、時計アプリについてみてまいりました。

単純に時計アプリといっても、歴史が長いだけあってかなり考えて作り込んであるように感じます。

ほかにもこんな使い方が便利といった体験談等ありましたら、ぜひコメント欄でご共有いただけますと嬉しく思います。

当動画は以上となります。

最後までご視聴いただきありがとうございました。

気軽にコメントや「チャンネル登録」をいただけますと幸いです。

また、「メンバーシップ」にて弊社動画のテキスト版も配信しておりますので、よろしければ是非ご登録ください。

それでは、次の動画でもよろしくお願いいたします。


「【Android便利機能】よく利用する操作を超簡素化!マップやメモまで、役立つショートカットの総まとめ!」もご参照ください。


「【簡単】電話・LINEの着信音、アプリの通知音やアラーム音の変更方法」もご参照ください。


指導実績>
三越伊勢丹(社員向け)・JTB(大説明会)・東急不動産(グランクレール)・第一生命(お客様向け)・包括支援センター(お客様向け)・ロータリークラブ(お客様向け)・永楽倶楽部(会員様向け)等でセミナー・講義指導を実施。

累計50,000人以上を指導 。

<講義動画作成ポイント>
個別指導・集団講座での指導実績を元に、わかりやすさに重点を置いた動画作成

その他の講義動画は下記の一覧をご参照ください。

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<その他>
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【注意】友だちにも被害が及ぶ!簡単に許可すべきでない「連絡先」へのアクセス(電話帳ナビは危険)

今回は、「友達も危険!簡単に許可すべきではない連絡先へのアクセス」について説明して参ります。

「連絡先」には、家族はもちろんですが、知人や友人の「名前」「電話番号」「メールアドレス」等のたくさんの個人情報が登録されています。

「信用がないアプリ」「提供元不明のアプリ」に「連絡先へのアクセス」を許可してしまうと、自分以外の方の個人情報を危険にさらす可能性があります。

その点も含め、一緒に確認していきましょう。

<動画内容>
<1>アクセスする「機能」「情報」に応じて「権限」を許可する必要がある!

1. アプリに「許可」する事が出来る「重要な権限」は何?

<2>「連絡先」へのアクセスを求めるアプリ
1. なぜ「連絡先」へのアクセスを求めるのか?(特にSNS系のアプリ)
2.「連絡先」へのアクセスを求めるアプリとは!(Android)
3.「連絡先」へのアクセスを求めるアプリとは!(iPhone)
4.「連絡先」に登録されている個人情報にはどんなものがある!
5.「連絡先」へのアクセスを求める理由は主に3つある!

<3>「連絡先」への「アクセス」が「個人情報の流出」に繋がる仕組み
1.「連絡先」への「アクセス許可」が意味するものとは!
2.「アプリ内にあるデータ」を送信しているのかが重要ポイント!

<4>「迷惑電話を識別するアプリ」の中でも注意すべきアプリは「電話帳ナビアプリ」
1. 大手企業が提供するアプリの方が圧倒的に安全!
2.「電話帳ナビ」はなぜ会社名を隠すのか?住所もある意味不明?
3.「電話帳ナビ」のウェブサイトの利用は安全!
4.「信用力のないアプリ」を利用する場合の一番の危険性とは!

<5>「連絡先」へのアクセスを許可しているアプリの確認方法
①Android端末の場合
1.「連絡先」へのアクセス:「許可」しているアプリは?(Android)

②iPhone(iOS)の場合
1. 「連絡先」へのアクセス:「許可」しているアプリは?(iPhone)

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:20分12秒)

みなさんこんにちは、スマホのコンシェルジュです。

今回は、「友達も危険!簡単に許可すべきではない連絡先へのアクセス」について説明して参ります。

「連絡先」には、家族はもちろんですが、知人や友人の「名前」「電話番号」「メールアドレス」等のたくさんの個人情報が登録されています。

「信用がないアプリ」「提供元不明のアプリ」に「連絡先へのアクセス」を許可してしまうと、自分以外の方の個人情報を危険にさらす可能性があります。

その点も含め、一緒に確認していきましょう。

スマホのコンシェルジュの「YouTubeチャンネル」では、「スマホの基本操作」から「不具合時の対処方法」「スマホとパソコンの連携」等、スマホやパソコンに関する動画を多数配信しております。

是非そちらもご参照ください。

また、是非「チャンネル登録」もお願い致します。

【目次】
<1>アクセスする「機能」「情報」に応じて「権限」を許可する必要がある!
1.アプリに「許可」する事が出来る「重要な権限」は何?

<2>「連絡先」へのアクセスを求めるアプリ
1.なぜ「連絡先」へのアクセスを求めるのか?(特にSNS系のアプリ)
2.「連絡先」へのアクセスを求めるアプリとは!(Android)
3.「連絡先」へのアクセスを求めるアプリとは!(iPhone)
4.「連絡先」に登録されている個人情報にはどんなものがある!
5.「連絡先」へのアクセスを求める理由は主に3つある!

<3>「連絡先」への「アクセス」が「個人情報の流出」に繋がる仕組み
1.「連絡先」への「アクセス許可」が意味するものとは!
2.「アプリ内にあるデータ」を送信しているのかが重要ポイント!

<4>「迷惑電話を識別するアプリ」の中でも注意すべきアプリは「電話帳ナビアプリ」
1.大手企業が提供するアプリの方が圧倒的に安全!
2.「電話帳ナビ」はなぜ会社名を隠すのか?住所もある意味不明?
3.「電話帳ナビ」のウェブサイトの利用は安全!
4.「信用力のないアプリ」を利用する場合の一番の危険性とは!

<5>「連絡先」へのアクセスを許可しているアプリの確認方法
①Android端末の場合
1.「連絡先」へのアクセス:「許可」しているアプリは?(Android)

②iPhone(iOS)の場合
1.「連絡先」へのアクセス:「許可」しているアプリは?(iPhone)

<1>アクセスする「機能」「情報」に応じて「権限」を許可する必要がある!

スマホ内にある「プライバシー性が高い個人情報」にアクセスするには、アクセスする個人情報に応じて、アプリにその「権限」を許可する必要があります。

実際にどのような権限があるのかを一緒に確認していきましょう。

1. アプリに「許可」する事が出来る「重要な権限」は何?

プライバシー性が高い個人情報にアクセスする事が出来る権限は、利用可能な機能や取得可能な情報によって細分化されています。

「カメラ」「マイク」「電話」は、「盗聴」「盗撮」に利用されるリスクが高い為、プライバシー性がかなり高い機能になります。

「連絡先」「通話履歴」「SMS」は、やり取りをしている相手の情報や履歴が登録されている為、こちらもプライバシー性がかなり高い情報になります。

「ファイルとメディア」「カレンダー」「位置情報」「ボディーセンサー」「身体活動」等は、「ダウンロードしたデータ」「撮影した写真や動画」「登録したデータ」「収集されている情報」の中身次第にはなりますが、場合によってはプライバシー性がかなり高い情報になります。

いずれにしても、「カメラ」「マイク」「電話」「連絡先」「通話履歴」「SMS」へのアクセスは、そのままでもプライバシー性がかなり高い機能や情報になりますので、注意すべき権限になります。

<2>「連絡先」へのアクセスを求めるアプリ

それでは、次に、今回の本題である「連絡先」へのアクセスを求めるアプリにはどのようなものがあるかを一緒に確認していきましょう。

1. なぜ「連絡先」へのアクセスを求めるのか?(特にSNS系のアプリ)

まず、初めに、アプリがなぜ「連絡先」へのアクセスを求めるのかを一緒に確認していきましょう。

「連絡先」へのアクセスを求める理由は、利用しているアプリから、直接、連絡先に登録している相手に連絡を取るためになります。

「連絡先」に登録している相手と直接連絡を取る必要がない場合には、「許可」をする必要はありません。

その代表的な例は、LINEになります。

「連絡先」へのアクセスを許可すると「知り合いかも」という部分に、「連絡先」に登録している方のアカウントが表示されます。

LINEの利用を促進する機能にはなりますが、「連絡先」に連絡をあまり取りたくない方も登録している場合には、非常に迷惑な機能になります。

同様の機能は「Facebook」「インスタグラム」「X(旧ツイッター)」にもあります。

SNSサービスの「連絡先」へのアクセスには十分に注意するようにしましょう。

2.「連絡先」へのアクセスを求めるアプリとは!(Android)

それでは、次に、「連絡先」へのアクセスを求めるアプリには、実際にどのようなアプリがあるかを一緒に確認していきましょう。

まずは、Android端末になりますが、端末を動かすAndroid OSも「Google社」が提供している為、かなりアプリが「連絡先」への「アクセス」を求めてきます。

Googleサービスであれば、安全性は高いので、必要に応じて許可をしても問題ないと言えます。

「連絡先」へのアクセスを求めるアプリが多い理由は、効率性・処理の速さを求めるGoogleのポリシーの問題で、利用しているアプリ上で、直接、情報を共有する方が利便性が高いという判断からになります。

先程も少し触れましたが、「LINE」「インスタグラム」「X」「Facebook」等の「SNSのアプリ」も「連絡先」への「アクセス」を求めてきます。

「Googleが提供するアプリ」以外は、「連絡先へのアクセス許可」をすべきかを慎重に判断する必要があります。

3.「連絡先」へのアクセスを求めるアプリとは!(iPhone)

それでは、次に「iPhone」についても一緒に確認していきましょう。

まずは、Apple社が提供する「表計算」「文書」「プレゼン」のアプリが「連絡先へのアクセス」を求めてきます。

また、Android端末と同様に「Googleが提供するアプリ」「SNSのアプリ」が「連絡先へのアクセス」を求めてきます。

加えて、Microsoftのオンラインミーティングのアプリ、Yahooメール・Amazon Alex等も「連絡先」へのアクセスを求めてきます。

くり返しにはなりますが、利用しているアプリ上で、「連絡先」に登録されている相手と直接連絡を取りたい場合には、「連絡先」へのアクセスが必要になります。

但し、iPhoneの場合には、「連絡先の情報」を利用して直接連絡を取るのではなく、普段連絡手段として利用しているアプリを経由して、連絡を取る傾向が強い為、「連絡先へのアクセス許可」を求めるアプリがAndroidに比べると少ないという特徴があります。

4.「連絡先」に登録されている個人情報にはどんなものがある!

それでは、次に「連絡先」に登録されている「個人情報」には、どのようなものがあるのかを一緒に確認していきましょう。

「連絡先」に登録する事ができる情報には、「名前」「電話番号」「住所」「メールアドレス」「ウェブサイト」「誕生日」「関係性」等があります。

一つ一つの情報は、「個人情報」としてはそれほど重要性が高いとは言えませんが、まとめて一つの塊として取り扱われるとかなり重要性が高い個人情報になります。

「連絡先の情報」が流出すると、「友人」「知人」「家族」にも、迷惑がかかりますので、十分に注意するようにしましょう。

5.「連絡先」へのアクセスを求める理由は主に3つある!

「連絡先」へのアクセスを求めるアプリについて確認をしてきましたが、重要なポイントについてまとめてみましたので、一緒に確認していきましょう。

アプリが「連絡先」へのアクセスを求める主な理由は3つあります。

まず、一つ目は、利用しているアプリから、連絡先に登録している相手に対して、直接、連絡を取る場合になります。

「連絡先」に登録している情報を利用する事で、「名前」「電話番号」「メールアドレス」等を入力する手間を省くことが出来ます。

二つ目は、連絡先にある情報を利用して、利用しているサービス上で知り合いの方と繋げたい場合になります。

SNSサービスで顕著にみられる利用方法で、既存の知り合いの方を同じSNS上で繋げる事で、利用頻度を増やしたいという目的で利用されています。

三つ目は、かなり少ないとは思いますが、連絡先にある情報を他のサービスで利用する場合になります。

連絡先には、個人を特定する個人情報がたくさんありますので、悪意ある業者が「営業電話」「詐欺電話」をかける場合に利用します。

また、その情報を闇サイト等で売買する可能性もあります。

「信用力のないアプリ」「提供元が不明なアプリ」に対して、「連絡先」へのアクセスを絶対に許可しないようにしましょう。

<3>「連絡先」への「アクセス」が「個人情報の流出」に繋がる仕組み

それでは、次に、「連絡先」への「アクセス」が「個人情報の流出」に繋がる仕組みについて一緒に確認していきましょう。

1.「連絡先」への「アクセス許可」が意味するものとは!

今回は、「連絡先」へのアクセスが必要なアプリである「迷惑電話を識別するアプリ」を例にして、その仕組みについて一緒に確認していきましょう。

「迷惑電話を識別するアプリ」をインストールすると、「連絡先」へのアクセスを求められます。

「アクセス」を許可すると、「連絡先」に登録されている情報が「迷惑電話を識別するアプリ」に送られます。

「迷惑電話を識別するアプリ」で「迷惑電話のリストにある電話番号」と「連絡先に登録されている電話番号」が統合され、準備が完了になります。

営業の電話がかかってきた場合には、「迷惑電話を識別するアプリ」で「電話番号」を識別し、その結果を「電話番号」と一緒に表示します。

以上が、「迷惑電話を識別するアプリ」の基本的な仕組みになります。

この仕組み自体に、特に問題があるわけではありません。

2.「アプリ内にあるデータ」を送信しているのかが重要ポイント!

個人情報が流出する危険性がある部分は、「迷惑電話を識別するアプリ」が定期的に行う「迷惑電話のリストの更新時になります。

その更新時の危険性について一緒に確認していきましょう。

「迷惑電話を識別するアプリ」の仕組みは先程同じですが、「迷惑電話を識別するための情報」は常に最新状態に保つ必要があります。

その為、定期的に、アプリとサービス提供者側のサーバーが通信を行う事で、必要な情報をダウンロードしています。

また、サービス提供者側によっては、利用状況も含め、アプリ内にある情報をサービス提供側のサーバーにも送っている場合もあり、その中に「連絡先」の情報が入っている可能性もあります。

「連絡先」の情報が送られているか、否かについては、サービス提供者側の規約・プライバシーポリシー・モラル次第になりますので、一概には判断ができないと言えます。

また、現時点では「連絡先の情報」を送っていないとしても、アプリのアップデート等でプログラムが更新され、情報が送られる可能性もありますので、特に注意が必要になります。

<4>「迷惑電話を識別するアプリ」の中でも注意すべきアプリは「電話帳ナビアプリ」

それでは、次に、「迷惑電話を識別するアプリ」の中でも、注意すべきアプリは「電話帳ナビ」というアプリである点について一緒に確認していきましょう。

1. 大手企業が提供するアプリの方が圧倒的に安全!

「迷惑電話を識別するアプリ」を提供する会社は何社かあります。

その中でも安全性が高いのは、各携帯キャリアが提供するアプリになります。

すべて有料の為、お勧めはしませんが、安全性が一番高いと言えます。

「whoscall」というアプリも、日本ではないですが、台湾の上場企業が提供するアプリになります。

但し、こちらも有料の為、お勧めはしませんが、安全性が高いアプリと言えます。

「電話帳ナビ」というアプリについては、アプリストアでは「RiBrison(リブリソン)」という会社が提供しているアプリになります。

こちらの会社の情報については、公式の情報もなく、住所についてもビル名だけの記載で、何階にあるのかという記載もない為、提供元が明確とはいえないアプリになります。

加えて、「電話帳ナビ」というウェブサイトを運営している会社との関連性についても明確な記載もありません。

また、「電話帳ナビ」というウェブサイトについても、現時点ではどの会社が運営しているかも明確には分からないという状態になっています。

明確な情報が入手できないという点では、かなり注意をすべきアプリになります。

2.「電話帳ナビ」はなぜ会社名を隠すのか?住所もある意味不明?

「電話帳ナビ」という「アプリ」「ウェブサイト」は、調べても「会社名」「所在地」「電話番号」が出てこないサービスになります。

「運営元」「電話番号」「所在地」を知られたくない理由としては、こちらのサービス提供が本業ではない為、そのサービスにリソースを避けない可能性はあります。

その為、「電話番号」も隠している可能性があります。

但し、「会社」であれば「会社名」「所在地」を記載すること自体には問題がないと言えますので、場合によっては「個人」が運営しているサービスである可能性もあります。

更に不思議な点は、「電話帳ナビ」というアプリの開発会社が海外にあり、こちらの住所もビル名はあるものの、どのフロアにあるかという正確な情報がないという点になります。

可能性としては、「電話帳ナビ」が「アプリでサービスを提供する権利」のみを海外の会社に売却している可能性があります。

もしくは、「電話帳ナビ」というウェブサイト自体も、海外の会社に売却している可能性もあります。

いずれにしても、謎が多いサービスになりますので、「連絡先」へのアクセスが必要な「アプリ」としては、その利用方法に注意する必要があります。

3.「電話帳ナビ」のウェブサイトの利用は安全!

「電話帳ナビ」を利用する場合には、「アプリ」ではなく、ウェブサイトを利用する事をお勧め致します。

その理由は、「連絡先」へのアクセスを許可する必要がないからになります。

「ウェブサイト」を利用する場合には、調べたい「電話番号」のみを入力する事で利用する事が出来ます。

何か問題が発生した場合に、連絡が取れない「提供元不明なアプリ」は利用しない事を強くお勧め致します。

4. 「信用力のないアプリ」を利用する場合の一番の危険性とは!

それでは、次に「信用力のないアプリ」を利用する場合の一番の危険性について一緒に確認していきましょう。

一番の危険性は、何らかの理由でサービスの提供が終了してしまった場合の「個人情報の取り扱い」になります。

サービスが終了した場合の「個人情報の取り扱い」については、サービス提供者側のモラルに依存しています。

最も良いケースは、個人情報を完全に復元できない状態まで消去してもらえる場合になります。

普通のケースは、単純に個人情報を消去してもらえる場合になります。

デジタルデータは、消し方次第ではデータを復元する事が出来る場合がありますので、その復元されてしまうリスクが残っています。

最悪なケースは、個人情報を消去せずに放置したり、闇サイト等に売却するケースになります。

この場合には、流出した個人情報がデジタルタトゥーとして、オンライン上に永遠に残ってしまう可能性があります。

くり返しになりますが、プライバシー性が高い情報へのアクセスを許可する場合には、信用力の高いアプリのみに許可する事を強くお勧め致します。

<5>「連絡先」へのアクセスを許可しているアプリの確認方法

それでは、最後に、「連絡先」へのアクセスを許可しているアプリを確認する方法について一緒に確認していきましょう。

①Android端末の場合

まずは、Android端末になります。

1.「連絡先」へのアクセス:「許可」しているアプリは?(Android)

端末内より①の「設定」アプリを探してタップします。

「設定」の詳細画面が表示されますので、②のように画面を上にスライドし、③の「プライバシー」をタップします。

「プライバシー」の詳細画面が表示されますので、④の「権限マネージャー」をタップします。

「権限マネージャー」の詳細画面が表示されますので、⑤のように画面を上にスライドし、⑥の「連絡先」をタップします。

「連絡先」の詳細画面が表示されますので、「許可」の部分にあるアプリに、提供元が明確でないアプリがないかを確認します。

問題がなければ、⑦のように画面を上にスライドして、「許可しない」にはどのようなアプリがあるかを確認し、⑧のように更に画面を上にスライドします。

必要に応じて、⑨のように画面を更に上にスライドして、「許可しない」にあるすべてのアプリを確認します。

「連絡先」へのアクセスを許可しても良いアプリは、「Googleが提供するアプリ」になります。

また、「大手企業が提供するアプリ」も原則「許可」しても問題ないアプリになります。

その理由は、何か問題が発生した場合でも、大手企業のサービス・有名なサービスであればニュースになります。

また、影響次第では、総務省も関心を示して、注意等をしてきますので、安全性が高いと言えます。

一方で、大手企業のアプリでも「連絡先」へのアクセスが不要なアプリもたくさんあります。

先程も説明を致しましたが、アプリ上で情報を共有しない場合には、連絡先へのアクセスは不要になります。

②iPhone(iOS)の場合

それでは、次に、iPhoneで、「連絡先」へのアクセスを許可しているアプリについて一緒に確認していきましょう。

1.「連絡先」へのアクセス:「許可」しているアプリは?(iPhone)

まずは、端末内より①の「設定」アプリを探してタップします。

「設定」の詳細画面が表示されますので、②のように画面を上にスライドし、③の「プライバシーとセキュリティ」をタップします。

「プライバシーとセキュリティ」の詳細画面が表示されますので、④の「連絡先」をタップします。

「連絡先」の詳細画面が表示されますので、連絡先に許可しているアプリを確認します。

必要に応じて、⑤のように画面を上にスライドして、一番下まで確認をします。

「連絡先へのアクセスを許可しても良いアプリ」の一つ目は、サービスを利用する上で連絡先に登録されている「電話番号」が必要なアプリになります。

代表的なアプリは、「+メッセージ」になります。

二つ目は「Googleが提供するアプリ」になります。

三つ目は「メッセージ」をやり取りするアプリになります。

代表的なアプリは、Facebookが提供する「メッセンジャー」のアプリになります。

大手企業が提供するアプリであれば、原則「許可」しても問題ないアプリになります。

一方で、大手企業が提供するアプリでも「連絡先」へのアクセスが不要なアプリもたくさんあります。

先程も説明を致しましたが、アプリ上で情報を共有しない場合には、連絡先へのアクセスは不要になります。

以上で「友達も危険!簡単に許可すべきではない連絡先へのアクセス」についての説明を終了致します。

宜しければ「チャンネル登録」をお願い致します。

また、「有料メンバーシップ」にてコンビニで印刷できるテキストの提供も行っております。

ご静聴、ありがとうございました。


「【電話の必須テク】不明な電話番号・不明な不在着信を調べる方法(無料・簡単)」もご参照ください。


「【要注意!】許可してはいけないスマホのアクセス権限」もご参照ください。


指導実績>
三越伊勢丹(社員向け)・JTB(大説明会)・東急不動産(グランクレール)・第一生命(お客様向け)・包括支援センター(お客様向け)・ロータリークラブ(お客様向け)・永楽倶楽部(会員様向け)等でセミナー・講義指導を実施。

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【写真をまとめて取り出す】iCloud写真/Googleフォトの3つの整理方法!(スマホとパソコン)

今回は、「写真や動画の整理 iCloud・Googleフォトにある写真や動画をパソコンやスマホに取り出す方法」について説明して参ります。

使える環境で、写真や動画を整理する為の最適な方法が変わりますので、その点についても一緒に確認していきましょう。

<動画内容>
1.「Googleフォト」「iCloud」はそのまま放置している方が多い!
2.「不要な写真の削除」「アルバム機能」だけだとモヤモヤする!
3.「フォルダ」毎にきっちりと整理して保存するにも一つの選択肢!

<1>クラウド上に保存された「写真や動画」を整理する方法は大きく分けて3つある
1. クラウド上の写真の整理①:「アルバム」と「削除」で整理(スマホ)
2. クラウド上の写真の整理①:「アルバム」と「削除」で整理(パソコン)
3. クラウド上の写真の整理②:「Googleドライブ」で整理(スマホ)
4. クラウド上の写真の整理②:「Googleドライブ」で整理(パソコン)
5. クラウド上の写真の整理③:「外部メモリー」で整理(スマホ)
6. クラウド上の写真の整理③:「外部メモリー」で整理(パソコン)
7. 3つの整理方法のまとめ:「Googleドライブ等での整理」が一番

<2>「Googleフォト」の写真や動画を「Googleドライブ」に直接移動(コピー)する
1. Androidスマホは、スマホで簡単に「Googleドライブ」にコピー可能
2.「Googleフォト」の写真を「Googleドライブ」にコピー(保存)する
3.「Googleドライブ」で「コピーした写真や動画」を確認する

<3>クラウド上にある「写真や動画」を取り出す(ダウンロードする)方法
①「iCloud」にある写真や動画を取り出す方法(スマホの場合)
スマホで「iCloud.com」からのダウンロードと「Googleドライブ」への「アップロード(保存)」
1.「iCloud」の写真を整理する:iCloud.comにアクセスする
2.「iCloud」の写真を整理する:iCloud.comにサインインする
3.「iCloud」の写真を整理する:写真や動画をダウンロードする
4.「iCloud」の写真を整理する:写真や動画を確認する
5.「iCloud」の写真を整理する:「Googleドライブ」に保存する
6.「iCloud」の写真を整理する:「Googleドライブ」で確認する

②「iCloud」にある写真や動画を取り出す方法(パソコンの場合)
1.「iCloud」の写真を整理する:「iCloud.com」にアクセスする
2.「iCloud」の写真を整理する:「iCloud.com」にサインインする
3.「iCloud」の写真を整理する: iCloudの写真をダウンロードする
4.「iCloud」の写真を整理する:写真や動画を確認する

③「Googleフォト」にある写真や動画を取り出す方法(スマホの場合)
1.「Googleフォト」の写真を整理する:写真や動画を取り出す
2.「Googleフォト」の写真を整理する:写真や動画を確認する
3.「Googleフォト」の写真を整理する:不要なファイル(JSON)

④「Googleフォト」にある写真や動画を取り出す方法(パソコンの場合)
1.「Googleフォト」の写真を整理する:「Googleフォト」にアクセスする
2.「Googleフォト」の写真を整理する:「Googleフォト」にログインする
3.「Googleフォト」の写真を整理する:写真や動画をエクスポートする
4.「Googleフォト」の写真を整理する:写真や動画をダウンロードする
5.「Googleフォト」の写真を整理する:写真や動画を確認する

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:41分57秒)


みなさんこんにちは、スマホのコンシェルジュです。

今回は、「写真や動画の整理 iCloud・Googleフォトにある写真や動画をパソコンやスマホに取り出す方法」について説明して参ります。

使える環境で、写真や動画を整理する為の最適な方法が変わりますので、その点についても一緒に確認していきましょう。

スマホのコンシェルジュの「YouTubeチャンネル」では、「スマホの基本操作」から「不具合時の対処方法」「スマホとパソコンの連携」等、スマホやパソコンに関する動画を多数配信しております。

是非そちらもご参照ください。

また、是非「チャンネル登録」もお願い致します。

【目次】
1.「Googleフォト」「iCloud」はそのまま放置している方が多い!
2.「不要な写真の削除」「アルバム機能」だけだとモヤモヤする!
3.「フォルダ」毎にきっちりと整理して保存するにも一つの選択肢!

<1>クラウド上に保存された「写真や動画」を整理する方法は大きく分けて3つある
1.クラウド上の写真の整理①:「アルバム」と「削除」で整理(スマホ)
2.クラウド上の写真の整理①:「アルバム」と「削除」で整理(パソコン)
3.クラウド上の写真の整理②:「Googleドライブ」で整理(スマホ)
4.クラウド上の写真の整理②:「Googleドライブ」で整理(パソコン)
5.クラウド上の写真の整理③:「外部メモリー」で整理(スマホ)
6.クラウド上の写真の整理③:「外部メモリー」で整理(パソコン)
7.3つの整理方法のまとめ:「Googleドライブ等での整理」が一番

<2>「Googleフォト」の写真や動画を「Googleドライブ」に直接移動(コピー)する
1.Androidスマホは、スマホで簡単に「Googleドライブ」にコピー可能
2.「Googleフォト」の写真を「Googleドライブ」にコピー(保存)する
3.「Googleドライブ」で「コピーした写真や動画」を確認する

<3>クラウド上にある「写真や動画」を取り出す(ダウンロードする)方法
①「iCloud」にある写真や動画を取り出す方法(スマホの場合)
1.「iCloud」の写真を整理する:iCloud.comにアクセスする
2.「iCloud」の写真を整理する:iCloud.comにサインインする
3.「iCloud」の写真を整理する:写真や動画をダウンロードする
4.「iCloud」の写真を整理する:写真や動画を確認する
5.「iCloud」の写真を整理する:「Googleドライブ」に保存する
6.「iCloud」の写真を整理する:「Googleドライブ」で確認する

②「iCloud」にある写真や動画を取り出す方法(パソコンの場合)
1.「iCloud」の写真を整理する:「iCloud.com」にアクセスする
2.「iCloud」の写真を整理する:「iCloud.com」にサインインする
3.「iCloud」の写真を整理する: iCloudの写真をダウンロードする
4.「iCloud」の写真を整理する:写真や動画を確認する

③「Googleフォト」にある写真や動画を取り出す方法(スマホの場合)
1.「Googleフォト」の写真を整理する:写真や動画を取り出す
2.「Googleフォト」の写真を整理する:写真や動画を確認する
3.「Googleフォト」の写真を整理する:不要なファイル(JSON)

④「Googleフォト」にある写真や動画を取り出す方法(パソコンの場合)
1.「Googleフォト」の写真を整理する:「Googleフォト」にアクセスする
2.「Googleフォト」の写真を整理する:「Googleフォト」にログインする
3.「Googleフォト」の写真を整理する:写真や動画をエクスポートする
4.「Googleフォト」の写真を整理する:写真や動画をダウンロードする
5.「Googleフォト」の写真を整理する:写真や動画を確認する

1.「Googleフォト」「iCloud」はそのまま放置している方が多い!

スマホをしばらく使っていると、スマホで簡単に写真や動画を撮る事が出来る為、自然と「Googleフォト」「iCloud」上に「バックアップ(保存)」される写真や動画が増えていきます。

また、「バックアップ」という認識が強い為、整理をしていなくても気にする事がなく、写真や動画が際限なく貯まっていきます。

いざ、整理をしようと思っても、保存されている写真や動画が多すぎて、どこから手を付けて良いか分からずにそのまま放置し続けてしまう事も多くあります。

2.「不要な写真の削除」「アルバム機能」だけだとモヤモヤする!

単純に「不要な写真を削除する」だけなので、整理する事は簡単だと思う方も多いかもしれませんが、一度撮った写真や動画は思い入れも強く、なかなか削除出来ず、整理が進まない場合もあります。

加えて、「アルバム」という機能を使って、写真や動画を整理する事も出来ますが、どのアルバムに、どの写真や動画を振り分けたかを、写真や動画の一覧からは確認する事ができない為、整理が進んでいる感覚もなくなり、モヤモヤした気分になります。

3.「フォルダ」毎にきっちりと整理して保存するにも一つの選択肢!

「写真や動画をきっちりと整理した。」という感覚を得やすい整理方法としては、「バックアップ」としての役割を担っている「Googleフォト」や「iCloud」上で写真や動画を整理をするのではなく、「Googleドライブ」や「パソコン」、「外部メモリー」等の別のサービスや機器を利用して、各フォルダに分類して写真や動画を保存していく方法が一番分かり易くシンプルな方法になります。

こちらの方法も含め、「写真や動画を整理する方法にはどのような方法があるのか、どの方法が最適なのか」について一緒に確認していきましょう。

<1>クラウド上に保存された「写真や動画」を整理する方法は大きく分けて3つある

クラウド上に保存された写真や動画を整理する方法は、大きく分けると3つあります。

3つの方法がどのような方法なのか、どのような特徴があるのかを一緒に確認していきましょう。

1. クラウド上の写真の整理①:「アルバム」と「削除」で整理(スマホ)

まず一つ目の方法は、スマホを利用して、クラウド上にある写真や動画を直接整理する方法になります。

「Googleフォト」を利用している場合であれば、「不要な写真や動画」を削除しながら、「アルバム」の機能を利用して、必要な写真や動画をアルバムに振り分ける事で整理をする事が出来ます。

また、「アルバム」に振り分けた写真や動画を、「アーカイブ」に移動する事で、「フォト」に表示させないようにすることも出来ますので、アルバムに振り分けた写真や動画と、まだ振り分けをしていない写真や動画を区別する事も出来ます。

加えて、「Googleフォト」のアカウント内にある「空き容量を増やす」をタップすると、スマホ内にある写真や動画のみを削除する事が出来ますので、スマホのストレージの空き容量を増やす事が出来ます。

「iCloud」を利用している場合であれば、「不要な写真や動画」を削除しながら、「アルバム」の機能を利用して、必要な写真や動画をアルバムに振り分ける事で整理をする事が出来ます。

但し、「アーカイブ」の機能自体は「iCloud」にはない為、アルバムに既に入れた写真や動画と、まだアルバムに入れていない写真や動画を区別する事が出来ない為、整理しづらいという特徴があります。

また、iCloudに保存されている写真や動画を端末から削除する事が原則出来ない為、iCloudと同等以上のストレージ容量が端末に求められます。

こちらで利用した「アルバム」「アーカイブ」という機能は、写真や動画に「タグ(ラベル)」を付けて区別する機能になります。

写真や動画を「フォルダー内(アルバム内)」に移動していく機能ではありませんので、その点は覚えておきましょう。

2. クラウド上の写真の整理①:「アルバム」と「削除」で整理(パソコン)

それでは、次にスマホではなく、パソコンを利用して、クラウド上にある写真や動画を整理する方法について一緒に確認していきましょう。

「Googleフォト」の場合には、スマホと同じになります。

スマホと異なる点は、「写真や動画」を拡大表示し、画面の右上にある「インフォメーション」のマークをクリックすると、写真や動画の詳細情報が表示され、この写真や動画をどのアルバムに振り分けたかを確認する事が出来ます。

「iCloud」の場合も、スマホと同じになります。

「機能面」「操作面」では、パソコンの方が、クラウド上にある写真や動画を整理しやすいと言えます。

3. クラウド上の写真の整理②:「Googleドライブ」で整理(スマホ)

二つ目の方法は、「スマホ」を利用して、クラウド上にある写真や動画をまとめてダウンロードし、「Googleドライブ」に写真や動画を保存していく方法になります。

Androidスマホの場合には、「Googleフォト」のアプリから直接「Googleドライブ」のフォルダに「写真や動画」をコピーする事が出来ますので、非常に便利になります。

スマホに「写真や動画」を一旦ダウンロードしてから「写真や動画」を移動する必要がない為、スマホのストレージ容量を気にせずに「写真や動画」を整理する事が出来ます。

但し、オンラインストレージの容量は、GoogleフォトとGoogleドライブの両方で必要になりますので、ご注意ください。

整理が終わった段階で、Googleフォトにある写真や動画を削除する必要がありますので、その点も覚えておきましょう。

iPhoneで端末内に保存していない写真や動画ある場合には、「Googleフォト」もしくは「iCloud」にある「写真や動画」をまとめてダウンロードし、「Googleドライブ」に写真や動画をアップロードする必要があります。

「Googleフォト」の場合には、ダウンロードする写真や動画を「2GB毎」の大きさに分けてくれます。

例えば、写真や動画が10GBあった場合には、5つにダウンロードファイルに分けて、ダウンロードすることが出来ます。

iCloudの場合には、1回に1,000枚までしか、一括でダウンロードする事が出来ません。

いずれにしても、「Googleドライブ」へのアップロードが完了した段階で、「Googleフォト」や「iCloud」に保存されている「写真や動画」をすべて削除する事が出来ます。

4. クラウド上の写真の整理②:「Googleドライブ」で整理(パソコン)

それでは、次に、スマホでなく、パソコンを利用して、クラウド上にある写真や動画をまとめてダウンロードし、「各フォルダ」に整理してから、その「フォルダ自体」を「Googleドライブ」に保存していく方法になります。

「操作」の一連の流れは、スマホの場合と同じになります。

注意点としては、「Googleフォト」や「iCloud」に保存している「写真や動画」をまとめてダウンロードする必要がある為、クラウド上に保存している写真や動画と同じストレージ容量がパソコンにも求められます。

5. クラウド上の写真の整理③:「外部メモリー」で整理(スマホ)

三つ目の方法は、「スマホ」を利用して、クラウド上にある写真や動画をまとめてダウンロードしてから、「SDカード」等の「外部メモリー」に保存していく方法になります。

クラウドから直接外部メモリーに「写真や動画」を保存する事が出来ませんので、その点にはご注意ください。

「操作」の一連の流れは、先程と同じになります。

注意点としては、「Googleフォト」や「iCloud」に保存している「写真や動画」をまとめてダウンロードする為、スマホにも同等のストレージの空き容量が求められます。

iCloudを利用していて、スマホにも同じ写真や動画がある場合には、ダウンロードする必要はありません。

但し、スマホの空き容量次第では、元画質ではない写真や動画がiPhone内に保存されている可能性がありますので、その場合には「元画質の写真や動画」をダウンロードする必要があります。

加えて、SDカード等の外部メモリーは、故障・紛失のリスクがありますので、クラウド上にある写真や動画を削除すべきかも含め、検討する必要があります。

6. クラウド上の写真の整理③:「外部メモリー」で整理(パソコン)

それでは、次に、スマホでなく、パソコンを利用して、クラウド上にある写真や動画をまとめてダウンロードし、「各フォルダ」に整理してから、その「フォルダ」を「SDカード」等の「外部メモリー」に保存していく方法になります。

「操作」の一連の流れは、スマホの場合と同じになります。

注意点としては、「Googleフォト」や「iCloud」に保存している「写真や動画」をまとめてダウンロードする為、パソコンにも同等のストレージの空き容量が求められます。

パソコン内にも「写真や動画」を残す場合には、「SDカード」等の「外部メモリー」への保存が完了した段階で、「Googleフォト」やiCloud」に保存されている「写真や動画」をすべて削除する事が出来ます。

7. 3つの整理方法のまとめ:「Googleドライブ等での整理」が一番

クラウド上にある写真や動画を整理する3つの方法について一緒に確認をしてきましたが、重要なポイントをまとめてみましたので、一緒に確認していきましょう。

一つ目の方法は、クラウド上にある写真や動画をクラウド上で整理する方法になります。

不要な写真や動画を削除して、アルバムに分けるだけの方法になりますので、初心者の方にお勧めになります。

二つ目の方法は、クラウド上にある写真や動画を、すべてダウンロードして、「外部メモリー」等に保存していく整理方法になります。

クラウド上にある写真や動画をどうするか、外部メモリーの故障・紛失にどう対処するかで、オンラインストレージや端末に求められるストレージ容量が変わってきます。

三つ目の方法は、クラウド上にある写真や動画を「Googleドライブ」に保存していく整理方法になります。

フォルダー毎に写真や動画を保存出来るという点と複数端末からも写真や動画を見る事が出来るという点から使い勝手の良い整理方法になります。

ご自身の環境に合わせて、どの方法を選択するかを検討する必要がありますが、長い目で見ると「Googleドライブ」を利用して、写真や動画を管理していく方が利便性が高いと言えます。

<2>「Googleフォト」の写真や動画を「Googleドライブ」に直接移動(コピー)する

それでは、まず初めに「Googleフォトの写真や動画」を「Googleドライブ」に直接コピーする方法について一緒に確認していきましょう。

Androidスマホだけで利用できる方法になります。

1. Androidスマホは、スマホで簡単に「Googleドライブ」にコピー可能

Androidスマホでは、Googleフォトに保存している「写真や動画」をダウンロードせずに、「共有」の機能を利用する事で、「Googleドライブ」に直接コピーする事が出来ます。

「旅行」「誕生日」「食事会」のフォルダを「Googleドライブ」に作成し、各フォルダに写真や動画をコピーしていく方法になります。

2.「Googleフォト」の写真を「Googleドライブ」にコピー(保存)する

それでは、実際に「Googleフォトにある写真や動画」を「Googleドライブ」にコピーしていきたいと思います。

まずは、端末内より①の「Googleフォト」のアプリを探してタップします。

「Googleフォト」のトップ画面が表示されますので、②のように画面を下方向にスライドし、「Googleドライブ」にコピーしたい写真や動画を探します。

今回は例として、「12月26日」という「フォルダ」を「Googleドライブ」に作成し、12月26日にあるすべての写真や動画をそのフォルダーにコピーしていきたいと思います。

12月26日の横にある③のチェックボックスをタップします。

個別に写真や動画を選択したい場合には、写真や動画を長押しすると「チェック」を入れる事が出来ますので、一つ一つ写真や動画をタップしていきます。

全部で10枚のスクリーンショットがありますので、すべてのスクリーンショットにチェックが入っている事を確認して、④の「共有」をタップします。

「共有」の詳細画面が表示されますので、「アプリで共有」という項目の下に表示されているアプリ一覧から「Googleドライブ」を探します。

「Googleドライブ」が見つからない場合には、⑤のように画面を右側にスライドして、⑥の「その他」をタップします。

アプリの一覧が表示されますので、⑦の「ドライブ」をタップします。

コピーする写真の一覧が表示されますので、⑧のように画面を下方向にスライドします。

「場所」という項目で「マイドライブ」が選択されていますので、⑨の「マイドライブ」をタップします。

「マイドライブ」の詳細画面が表示され、「フォルダ」や「ファイル」が一覧で表示されます。

今回は、新たに「12月26日」というフォルダを作成したいので、画面の右上にある⑩の「フォルダの新規追加」をタップします。

「新しいフォルダ」という画面が表示されますので、「12月26日」と入力し、⑪の「作成」をタップします。

「12月26日」のフォルダが表示され、「このフォルダは空です」というメッセージが表示されますので、画面の右下にある⑫の「選択」をタップします。

「場所」という項目が先程の「マイドライブ」から「12月26日」というフォルダに変わっている事を確認して、画面の右上にある⑬の「保存」をタップします。

「10個のファイルを12月26日にアップロードしています」と表示され、「Googleドライブ」への「コピー(保存)」が完了になります。

3.「Googleドライブ」で「コピーした写真や動画」を確認する

それでは、実際に先程「Googleドライブ」に「作成したフォルダ」と「コピーした写真」が表示されているかを一緒に確認していきましょう。

まずは、端末内より①の「Googleドライブ」のアプリを探してタップします。

「Googleドライブ」のトップ画面が表示され、フォルダとファイルの一覧が表示されます。

「12月26日」という「フォルダ」も表示されていますので、②の「12月26日」のフォルダをタップします。

先程コピーした「10枚のスクリーンショット」が表示されているのを確認する事が出来ます。

「Googleドライブ」にコピーした写真や動画は、「Googleフォト」から写真や動画を削除しても消えませんので、その点は覚えておきましょう。

<3>クラウド上にある「写真や動画」を取り出す(ダウンロードする)方法

それでは、次に、「クラウド上にある写真や動画を、スマホやパソコンに取り出す(ダウンロードする)方法」について一緒に確認していきましょう。

①「iCloud」にある写真や動画を取り出す方法(スマホの場合)

まずは、iCloud上にある写真や動画をスマホに取り出す方法について一緒に確認していきましょう。

iCloudの同期が完全に出来ている方は、端末内にも同じ写真や動画がありますので、iCloudから写真や動画を取り出す必要がありません。

但し、端末の空き容量が少ないと、画質の悪い写真や動画が端末内に保存されている場合がありますので、ご注意ください。

1.「iCloud」の写真を整理する:iCloud.comにアクセスする

それでは、実際に「iCloud」の写真や動画をダウンロードしていきたいと思います。

現時点では、「iCloud」に直接アクセスできるアプリはありませんので、ブラウザアプリを利用して、iCloud.comにアクセスする必要があります。

まずは、端末内より①の「Safari」のアプリを探してタップします。

「Safari」のトップ画面が表示されますので、②の「検索窓」に「iCloud」と入力して、検索します。

「iCloud」という説明文が英語の検索結果が表示されますので、③の「iCloud」をタップします。

「iCloud」という画面が表示されますので、④の「サインイン」をタップします。

2.「iCloud」の写真を整理する:iCloud.comにサインインする

「Apple IDでサインイン」という画面が表示されますので、⑤の「メールまたは電話番号」をタップします。

メールまたは電話番号の入力画面が表示され、同時に「apple.comに保存済みのパスキーを使用してサインインしますか」というメッセージが表示された場合には、⑥の「Apple IDを使用」をタップします。

こちらの画面が表示されない場合には、「Apple ID」「パスワード」を順番に入力します。

「iCloud」の画面が表示されますので、⑦のように画面を下方向にスライドし、⑧の「写真」をタップします。

3.「iCloud」の写真を整理する:写真や動画をダウンロードする

iCloud上に保存されている写真や動画が一覧で表示されますので、画面の右上にある⑨の「選択してください」をタップします。

ダウンロードしたい写真や動画をタップしていくと、タップした写真や動画にチェックが入ります。

チェックを入れた写真や動画に問題がなければ、画面の右下に表示されている⑩の「メニュー一覧」をタップします。

メニューの一覧が表示されますので、⑪の「7件の項目をダウンロードする」をタップします。

「iCloud Photo.zipをダウンロードしますか?」と表示されますので、⑫の「ダウンロード」をタップします。

以上で、端末への「写真や動画のダウンロード」が完了になります。

4.「iCloud」の写真を整理する:写真や動画を確認する

それでは、次に、先程、ダウンロードした「写真や動画」が実際に端末内に保存されているかを一緒に確認していきましょう。

まずは、端末内より①の「ファイル」アプリを探してタップします。

「ファイル」アプリのトップ画面が表示されますので、画面の下にあるメニュー一覧で「ブラウズ」が選択されている事を確認して、②の「このiPhone内」をタップします。

「このiPhone内」というのは、パソコンやAndroid端末でいうと「ダウンロードフォルダ」に該当します。

「このiPhone内」の詳細画面が表示されますので、③のように画面を下方向にスライドし、先程ダウンロードした④の「iCloud Photo.zip」をタップします。

5.「iCloud」の写真を整理する:「Googleドライブ」に保存する

「zip」ファイルが解凍され、「iCloud Photo」というフォルダが出現しますので、④の「iCloud Photo」をタップします。

「iCloud Photos」内に先程ダウンロードしたスクリーンショットの一覧が表示されます。

こちらのスクリーンショットを「Googleドライブ」上に保存したいので、画面の右上にある⑤の「メニュー一覧」をタップします。

「メニュー一覧」が表示されますので、⑥の「選択」をタップします。

先程のスクリーンショットの一覧の左側にチェックボックスが表示されますので、⑦のチェックボックスをタップします。

すべてのスクリーンショットにチェックが入っていることを確認して、画面の左下にある⑧の「共有(アップロードのマーク)」をタップします。

「共有」可能なアプリの一覧が表示されますので、⑨の「ドライブ」をタップします。

「Googleドライブ」のアプリを事前に入手していない場合には、「Googleドライブ」のアプリが表示されませんので、ご注意ください。

アップロードする写真の一覧が表示され、同時にGoogleドライブ内のフォルダが表示されますので、⑩の「マイドライブ」をタップします。

「移動先のフォルダ」が再度表示されますので、⑪の「マイドライブ」をタップします。

「マイドライブ」内のフォルダやファイルが一覧で表示されます。

今回は新たに「フォルダ」を作成して、保存したいので、画面の右上にある⑫の「フォルダの新規追加」をタップします。

「新しいフォルダ」という画面が表示されますので、⑬に新しいフォルダ名、今回は「スクリーンショット」と入力し、⑭の「作成」をタップします。

「スクリーンショット」のフォルダが作成され、「このフォルダは空です」と表示されますので、画面の右下にある⑮の「ここに保存」をタップします。

一つ前の画面に戻り、画面の下にある「フォルダ」の部分が「スクリーンショット」に変わっていることを確認して、⑮の「アップロード」をタップします。

以上で、「Googleドライブ」への保存が完了になります。

6.「iCloud」の写真を整理する:「Googleドライブ」で確認する

それでは、次に、先程、アップロードした「写真(スクリーンショット)」が実際に「Googleドライブ」に保存されているかを一緒に確認していきましょう。

まずは、端末内より①の「Googleドライブ」のアプリを探してタップします。

「Googleドライブ」のトップ画面が表示されますので、画面の右下にあるメニュー一覧で「ファイル」が選択されている事を確認します。

先程作成した「スクリーンショット」のフォルダが表示されていますので、②の「スクリーンショット」をタップします。

「スクリーンショット」のフォルダ内に保存されているスクリーンショットの一覧が表示され、先程「Googleドライブ」にアップロードした「7枚のスクリーンショット」をすべて確認する事が出来ます。

以上で、「Googleドライブ」上への「写真のアップロード」が完了になります。

先程、端末内にダウンロードした「スクリーンショット」や「iCloud」上にある「同じスクリーンショット」は削除する事が出来ます。

②「iCloud」にある写真や動画を取り出す方法(パソコンの場合)

それでは、次にパソコンを利用して、iCloudにある写真や動画を取り出す(ダウンロードする)方法について一緒に確認していきましょう。

1.「iCloud」の写真を整理する:「iCloud.com」にアクセスする

まずは、端末内より①の「Chrome」のアプリを探してクリックします。

「Chrome」のアプリを利用していない方は、「Microsoft Edge」でも問題ありません。

Chromeのトップ画面が表示されますので、検索窓に②のように「iCloud」と入力し、検索します。

検索結果に、説明が英語で表示されている「iCloud」が表示されますので、③の「iCloud」をクリックします。

2.「iCloud」の写真を整理する:「iCloud.com」にサインインする

「iCloud」のトップ画面が表示されますので、④の「サインイン」をクリックします。

「Apple IDでサインイン」という画面が表示されますので、⑤の「メールまたは電話番号」をクリックします。

「Apple ID」が自動入力されない場合には「Apple ID」を入力します。

Apple IDに問題がなければ、二つの選択肢が表示されますので、今回は⑥の「パスワードで続行」をクリックします。

⑦に「パスワード」を入力し、⑧の右向きの矢印をクリックします。

3.「iCloud」の写真を整理する: iCloudの写真をダウンロードする

「サインイン」が完了し、「iCloud」の画面が表示されますので、⑨の「写真」をクリックします。

「iCloud写真」の詳細画面が表示され、保存されている写真が時系列で表示されます。

保存されている写真や動画が1,000枚以下の場合には、⑩の「Control」ボタンを押しながら、指を離さずに⑪の「A」を押すと、iCloud写真にあるすべての写真を選択する事が出来ます。

1,000枚以上の写真や動画がある場合には、「Shift」を押しながら、「上向きの矢印」を押して、1,000未満の写真や動画が選択されるように調整していく必要があります。

「117枚の写真」が選択されていますので、画面の右上にある⑫の「メニュー一覧」をクリックします。

「メニュー一覧」が表示されますので、⑬の「その他のオプション」をクリックします。

「ダウンロードオプション」の画面が表示されますので、「互換性優先」の右側にある⑭の「ダウンロード」をクリックします。

以上で、「ダウンロード」が完了になります。

「ダウンロードオプション」については、「iPhone」側で既に「互換性重視」を選択し、保存されている写真や動画もすべて互換性重視になっている場合には、どの選択肢を選択しても問題ありません。

4.「iCloud」の写真を整理する:写真や動画を確認する

それでは、次に、ダウンロードした「写真や動画」が実際に端末内に保存されているかを一緒に確認していきましょう。

まずは、「エクスプローラー」を起動し、「PC」の項目にある「ダウンロード」をクリックします。

「iCloud Photos.zip」というZIPファイルが確認できるかと思いますので、①の「iCloud Photos.zip」をクリックします。

「iCloud Photos」というフォルダが表示されますので、②の「iCloud Photos」をクリックします。

先程ダウンロードした写真や動画が一覧で表示されます。

「ダウンロードオプション」で「互換性重視」を選択したので、「写真」は「JPEGファイル」、「動画」は「MOVファイル」として表示されます。

こちらにある写真や動画をパソコン内でフォルダを作成して整理していくか、外部メモリーやオンラインストレージ上に「フォルダ」を作成して、整理していくかは、ご自身の判断になります。

③「Googleフォト」にある写真や動画を取り出す方法(スマホの場合)

それでは、次にスマホを利用して、「Googleフォトにある写真や動画」を取り出す方法について一緒に確認していきましょう。

1.「Googleフォト」の写真を整理する:写真や動画を取り出す

まずは、端末内より①の「Googleフォト」のアプリを探してタップします。

「Googleフォト」のトップ画面が表示されますので、画面の右上にある②の「アカウント」をタップします。

「アカウント」の詳細画面が表示されますので、③の「アカウント」をタップします。

「アカウント」の詳細画面が表示されますので、④の「データとプライバシー」をタップします。

「データとプライバシー」の詳細画面が表示されますので、⑤のように画面を下方向にスライドし、「データをダウンロード」という項目の右側にある⑥の「コピーのマーク」をタップします。

「Googleデータのエクスポート」の詳細画面が表示されますので、⑦のように画面を下方向にスライドします。

「新しいエクスポートの作成」として、追加するデータが53件選択されている状態になっていますので、サービスの項目の右側にある⑧の「選択をすべて解除」をタップします。

追加するデータが0件になっていることを確認して、⑨のように画面を下方向にスライドし、「Googleフォト」の右側にある⑩の「チェックボックス」をタップします。

追加されるデータが1件に変わり、「Googleフォト」にチェックが入っている事を確認して、⑪のように画面を下方向にスライドします。

「次のステップ」というボタンが確認できるかと思いますので、⑫の「次のステップ」をタップします。

「エクスポート先」として「ダウンロードリンクをメールで送信」が選択されていることを確認して、⑬のように画面を下方向にスライドします。

「頻度」の項目で、「1回エクスポート」が選択されていることを確認して、⑭のように画面を下方向にスライドします。

同様に、「ファイル形式」が「zipファイル」、「ファイルサイズ」が「2GB」になっていることを確認して、⑮の「エクスポートを作成」をタップします。

ファイルサイズについては、「1GB」「2GB」「4GB」「10GB」を選択する事が出来ます。

エクスポートの準備が始ります。

保存されている動画や写真の量によって、完成するまでの時間が変わります。

「エクスポートの準備」が完了するとメールが送信されますので、①の「Gmail」アプリを探してタップします。

「受信メール」の一覧が表示されますので、②の「Googleデータエクスポート」という件名のメールをタップします。

「Googleデータをダウンロードできるようになりました」というタイトルが表示されますので、③のように画面を下方向にスライドします。

「エクスポートを管理」という項目の下にある④の「ファイルをダウンロード」をタップします。

「本人確認」として「パスワードの入力」を求められますので、⑤に「パスワード」を入力し、⑥の「次へ」をタップします。

「本人確認」に問題がなければ、自動的にダウンロードが開始され、ダウンロードが完了するとその旨のメッセージが表示されます。

以上で、「Googleフォト」にある写真や動画のダウンロードが完了になります。

2.「Googleフォト」の写真を整理する:写真や動画を確認する

それでは、次にダウンロードした「写真や動画」が実際に端末内に保存されているかを一緒に確認していきましょう。

まずは、端末内より①の「Files by Google」のアプリを探してタップします。

「Files by Google」のトップ画面が表示されますので、②の「ダウンロード」をタップします。

「ダウンロード」の詳細画面が表示されますので、③の「ダウンロードしたファイル」をタップします。

「ファイルを解凍しますか?」というメッセージが表示されますので、④の「解凍」をタップします。

以上で、「ダウンロードしたZIPファイルの解凍」が完了になります。

それでは、次に「解凍したZIPファイル」の中身を確認していきたいと思います。

まずは、「Files by Google」のトップ画面で、①のように画面を下方向にスライドし、②の「内部ストレージ」をタップします。

「内部ストレージ」の詳細画面が表示されますので、③の「Download」をタップします。

「ダウンロード」の詳細画面が表示されますので、④の「先程ダウンロードしたファイル」をタップします。

「Takeout」というフォルダが表示されますので、⑤の「Takeout」をタップします。

「Googleフォト」というフォルダが表示されますので、⑥の「Googleフォト」をタップします。

Googleフォト上で「アルバムに分けたフォルダ」と「年度別に分かれたフォルダ」が表示されますので、今回は⑦の「Photos from 2024」をタップします。

「2024年」に撮影した写真が一覧で表示されます。

3.「Googleフォト」の写真を整理する:不要なファイル(JSON)

先程ダウンロードした写真や動画以外のファイルも確認する事が出来ますので、そのファイルが「どのようなものなのか」について一緒に確認していきましょう。

まずは、写真や動画以外のファイルの右側にある①の「メニュー」をタップします。

「メニュー」の一覧が表示されますので、②のように画面を下方向にスライドし、③の「ファイル情報」をタップします。

ファイル名の語尾に「JSON」と表示されていますので、「JSONファイル」である事を確認する事が出来ます。

この「JSONファイル」は、「写真や動画」の撮影日時や場所などが記載されているファイルになります。

削除しても問題ないファイルになります。

但し、撮影した日時や場所などを調べる必要がある場合には取っておいても良いかもしれません。

④「Googleフォト」にある写真や動画を取り出す方法(パソコンの場合)

それでは、次にパソコンを利用して、「Googleフォトにある写真や動画」を取り出す方法について一緒に確認していきましょう。

操作方法はスマホの場合とほとんど同じになります。

1.「Googleフォト」の写真を整理する:「Googleフォト」にアクセスする

まずは、端末内より①の「Chrome」のアプリを探してクリックします。

「Chrome」のアプリを利用していない方は、「Microsoft Edge」でも問題ありません。

「Chrome」のトップ画面が表示されますので、②のように検索窓に「Googleフォト」と入力して、検索します。

検索結果に、「Google Photos」が表示されますので、③の「Google Photos」をクリックします。

2.「Googleフォト」の写真を整理する:「Googleフォト」にログインする

「Googleフォト」のウェブサイトが表示されますので、④の「Googleフォトにアクセス」をクリックします。

「Googleへのログイン画面」が表示されますので、⑤のように「メルアドレスまたは電話番号」を入力し、⑥の「次へ」をクリックします。

パスワードを入力する画面が表示されますので、⑦にパスワードを入力し、⑧の「次へ」をクリックします。

2段階認証を設定している場合には、スマホの画面に表示される⑨の「はい、私です」をタップします。

3.「Googleフォト」の写真を整理する:写真や動画をエクスポートする

「Googleフォト」に保存されている写真や動画が一覧で表示されますので、画面の右上にある⑩の「歯車のマーク」をクリックします。

「設定」の詳細画面が表示されますので、⑪のように画面を下にスクロールします。

「データのエクスポート」という項目が確認できるかと思いますので、その右側にある⑫の「下向きの矢印」をクリックします。

隠れている項目が表示されますので、「データのアーカイブをバックアップする」の右側にある⑬の「バックアップ」をクリックします。

「Googleデータ エクスポート」の画面が表示されますので、「新しいエクスポートの作成」の項目の下にある「追加するデータの選択」が「1件中、1件」になっている事を確認して、⑭のように画面を下にスクロールします。

「サービス」の項目の下にある「Googleフォト」にチェックが入っている事を確認して、⑮の「次へ」をクリックします。

「エクスポート先」という項目が確認できるかと思いますので、「ダウンロードリンクをメールで送信」が選択されている事を確認します。

また、「頻度」という項目で「1回エクスポート」が選択されている事を確認して、⑯のように画面を下にスクロールします。

ファイルの形式とサイズの項目の下にあるファイル形式で「ZIP」が選択されていることを確認します。

また、ファイルサイズは2GBが選択されていることを確認し、⑰の「エクスポートを作成」をクリックします。

エクスポートデータの作成が開始されます。

データ量によっては、「エクスポートデータ」が完成するまでに数時間以上かかる場合があります。

「エクスポートデータ」が完成するとその旨のメールが送られてきます。

4.「Googleフォト」の写真を整理する:写真や動画をダウンロードする

エクスポートデータが完成した旨のメールが送られてきているかを確認したいので、ブラウザアプリで「Gmail」にアクセスします。

Gmailのトップ画面が表示され、一番上に「Googleデータエクスポート」というタイトルのメールが確認出来ましたので、①の「Googleデータエクスポート」」をクリックします。

「Googleデータをダウンロードできるようになりました」というタイトルが表示されていますので、②の「ファイルをダウンロード」をクリックします。

「エクスポートの管理」という画面が表示され、自動的に「保存先を指定する画面」に移動します。

自動的に移動しない場合には、「ダウンロード」をクリックします。

今回は、保存先として「ダウンロード」を指定したいので、「ダウンロード」をクリックし、③の「保存」をクリックします。

ファイル名については、語尾にある「.zip」より前の部分の名前を変更する事が出来ますので、必要がある場合には適宜ご変更ください。

以上で、ダウンロードファイルの保存が完了になります。

5.「Googleフォト」の写真を整理する:写真や動画を確認する

それでは、次に「ダウンロードした写真や動画」を確認していきたいと思います。

まずは、「エクスプローラー」を起動し、「ダウンロード」をクリックします。

「ダウンロード」内に保存されているファイルやデータの一覧が表示されますので、①の「今回ダウンロードしたファイル」をクリックします。

「Takeout」というフォルダが表示されますので、②の「Takeout」をクリックします。

「Googleフォト」のフォルダが表示されますので、③の「Googleフォト」をクリックします。

「アルバム別」「年代別」にフォルダが表示されますので、今回は④の「Photos from 2024」をクリックします。

「アルバム別」には、アルバムの機能で分類した写真、「年代別」には、日付毎にすべての写真が入っています。

その為、アルバム別と年代別で写真が重複しています。

「Photos from 2024」の写真や動画が一覧で表示されます。

こちらに表示されるファイル形式ですが、「PNGファイル」は「写真」になります。

「MP4ファイル」は「動画」になります。

「JSONファイル」は各写真や動画毎に存在し、主に日付・場所等の写真に関する情報が入っています。

JSONファイルは削除しても、写真自体には何の影響もありません。

こちらにある写真や動画をパソコン内でフォルダ毎に整理するか、外部メモリーやオンラインストレージ内にフォルダを作成し、そのフォルダー内に写真や動画を保存していくことで整理していくかは、ご自身の判断になります。

自分にとって、やりやすい方法で写真や動画を整理していきましょう。

以上で「写真や動画の整理 iCloud・Googleフォトにある写真や動画をパソコンやスマホに取り出す方法」についての説明を終了致します。

宜しければ「チャンネル登録」をお願い致します。

また、「有料メンバーシップ」にてコンビニで印刷できるテキストの提供も行っております。

ご静聴、ありがとうございました。


「【iCloudは損】写真や動画のバックアップは「Googleフォト」が一番!」もご参照ください。


「【今更聞けない】Googleドライブって一体何?嬉しいメリット、役割と簡単な使い方」もご参照ください。


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【画面変更/機能強化あり】断捨離に必須!Android定番アプリ「Files」

データの断捨離用アプリとしても超定番のアプリですが、この度、トップページにあったはずの削除などのタブが無くなったり、スキャン機能が登場していたりと見た目の変更や機能拡充があったようです。

Androidにおいては重要度の非常に高いアプリですので、この機会に改めてみなさまと各操作方法等共有させていただければとおもいます。

<動画内容>
1. files by googleとは
2. 画面構成
3. カテゴリ欄の見方
4. ダウンロード欄をチェックしてみます
5. データの削除方法
6. 削除するファイルを提案してくれる
7. USBメモリなどの外部ストレージを操作する
8. コピーと移動の違い
9. グーグルドライブとの併用
10. お気に入りや安全なフォルダ
11. 書類をスキャンしてPDFとして保存
12. 強化された検索機能

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:16分54秒)


いつもご視聴ありがとうございます。

スマホのコンシェルジュです。

こちらはファイルズバイGoogleという、Androidのアプリです。

データの断捨離用アプリとしても超定番のアプリですが、この度、トップページにあったはずの削除などのタブが無くなったり、スキャン機能が登場していたりと見た目の変更や機能拡充があったようです。

Androidにおいては重要度の非常に高いアプリですので、この機会に改めてみなさまと各操作方法等共有させていただければとおもいます。

スマホのコンシェルジュでは、豊富な指導実績をもとに、スマートフォンの使い方に関する動画を制作・配信しております。

300本以上の動画教材を無料開放しておりますので、ぜひお役立てください。

それでは今回もよろしくお願いします。

【目次】
1.files by googleとは
2.画面構成
3.カテゴリ欄の見方
4.ダウンロード欄をチェックしてみます
5.データの削除方法
6.削除するファイルを提案してくれる
7.USBメモリなどの外部ストレージを操作する
8.コピーと移動の違い
9.グーグルドライブとの併用
10.お気に入りや安全なフォルダ
11.書類をスキャンしてPDFとして保存
12.強化された検索機能

1. files by googleとは

ファイルズバイGoogleがどういったものか簡単に確認しておきましょう、すでにご存知のかたは飛ばしていただいて構いません。

Google製のアプリで、呼び方はファイルズで構いません。

ストレージ内のデータを閲覧したり整理したりできる、いわゆる「ファイル管理」という役割のアプリです。

写真や動画はもちろん、ウェブサイトなどからダウンロードしたデータや書類ファイル、アプリなど、

スマホのストレージに、どんなデータが今入っているのかを確認でき、必要に応じて人に送ったり削除したりもこのアプリから行うことができます。

また、USBメモリなど外部ストレージにデータを移したり持ってきたりする場合も、それらのストレージデバイスはこのファイルズから操作しますので、データの整理用のアプリとして重宝される場面が多いかと思います。

ちなみにこうしたファイル管理アプリとなると、よく知らない会社が作ったものはかなり警戒してしまうところですが、このfilesはGoogle純正アプリとなっています。

あえてファイルズ「バイGoogle」という名前にしているのも、「Googleが提供しているからひとまずは安心してください」というメッセージのような気がします。

同じくGoogleのウォレットアプリにアイコンの見た目がやたらと似てしまっているので、ご注意ください。ホーム画面では近くに配置しないほうがいいかもしれません。

2. 画面構成

画面の構成を確認しておきましょう。

アプリを開くと、トップページはこうした画面が開きます。

従来の画面では下部に「削除」、「みる」「共有」と表示されたいわゆるタブがありましたがそれが取っ払われて、画面が広くなったように見えます。

上部にはより検索能力が強化された検索欄、その下にはゴミ箱へのアクセスが配置されている場合があります。

「最近」にはその名の通り最近ストレージに保存されたデータが並びます。

その下にはカテゴリ、コレクション、ストレージデバイス、といった項目が並んでいます。

画面右下には常に書類をスキャンするためのスキャンボタンが表示されるようなりました。

画面左上の3本線には削除やゴミ箱、詳細設定の項目が格納されています。

3. カテゴリ欄の見方

ではそれぞれ簡単に見方や役割を見ていきましょう。

ここのカテゴリ欄には、ダウンロードしたファイル、撮影した画像や動画、取り込んだ音声データなど、データの種類や入手経路ごとにデータが整理されて表示されます。

例えば画像をタップすれば、デバイス内の画像データ、主にカメラで撮影したものやスクリーンショットなどが一覧で表示されますし、ダウンロードの部分にはWebサイトからダウンロードしたPDFなどが表示される、といった具合になっています。

ただ複数の場所に重複して表示されるものもあったり、納得感の薄い区分となっているものも散見されますので、あまりこの区分自体を強く意識したり覚えたりする必要はありません。

4. ダウンロード欄をチェックしてみます

試しにダウンロードを開いてみると、自治体などのウェブサイトからダウンロードした申請書系のPDFやクイックシェア(旧ニアバイシェア)で送られてきたデータなどが表示されました。

一旦このカテゴリに該当するすべてが表示されていますが、ここで入手経路ごとにもう少し分けて表示することもできます。

ちなみにダウンロードしたPDFファイルはGoogleフォトなどにも表示されないので、意外とこのfilesでしか整理する機会がありません。

WebサイトではタップするだけでPDFがダウンロードされてしまうこともあるので、不要なものが溜まりやすく、断捨離の際はまずここから手をつけるのもおすすめです。

5. データの削除方法

トップページ左上の三本線アイコンからゴミ箱にアクセスできます。

ので、ここですべてのアイテムを選択して削除とすることでデバイスから完全に削除となります。この時点で初めてストレージにも空きができることになります。

ストレージ不足解消のためファイルズを操作したと言う場合は最後忘れずにゴミ箱を空にしておきましょう。

またはゴミ箱に入ってから30日経過することで、自動的に削除されます。

誤ってゴミ箱に入れてしまったデータはその前であれば復元することができます。

6. 削除するファイルを提案してくれる

ファイルズは「削除した方がいいのでは?」というファイルを提案してきてくれる機能も搭載されています。

ゴミ箱の上に「削除」とあります。

右側に今は423MB節約と表示されていて、この削除機能を使えばこれだけの空きをストレージに作ることができるようです。

中を見てみると、撮影してからある程度時間が経過した古いスクリーンショットやぼやけて映っている写真、巨大なデータ容量の動画ファイル、最近使用していないアプリなど、効率的にストレージを開けるためのあれこれを提案してきてくれます。

「ファイルを見る」や「アプリの選択」をタップすると、提案の中身を見ることができますので、それぞれ削除できるものを見つけにいきましょう。

ちなみにこの下の可愛らしいキャラクターはタップすると少し動いてくれます。

7. USBメモリなどの外部ストレージを操作する

USBメモリなど外部のストレージへの移動もファイルズから実行可能です。

最近はSDカード非対応のスマホも増えてきましたが、スマホによってはUSBメモリやSSDを充電ポートに接続すると使用できる場合があります。

スマホで常に閲覧できる必要のないデータはこうした外部のストレージにうつしてしまいましょう。

ただし、機器の相性によってフォーマットが必要だったりそもそも認識しない場合もありますので、まずは手元のもので試してみていただければと思います。

今回使用した機種はGoogleピクセル6proで、同じpixelでもpixel3ではUSBメモリを認識しませんでした。

スマホにUSBメモリを接続し、認識できた場合はストレージデバイスに表示されます。

先ほど見た「カテゴリ」欄などから、移動するファイルを一つ選んでみます。今適当に撮影したこの写真にしてみます。

タップして閲覧状態にして、右上三点アイコンのメニューから移動またはコピー、とすると接続しているUSBメモリが移動先として表示されました。

8. コピーと移動の違い

ちなみにこの際のコピーと移動の違いは、複製を行うかどうかです。

コピーした場合は元の場所にもそのファイルが残りますので、外部ストレージのデータをバックアップ的に機能させることができます。

移動の場合は単純にそのファイルが外部ストレージに移動しますので、スマホ本体からは消失します。

ストレージを開けたい場合はこちらを選択することになります。

また一覧画面からファイルを選択し、メニューを開いて移動しようとすると外部ストレージが移動先に表示されないという謎の仕様になっています。

なので一度にたくさんのファイルを移動したい場合はスマホ内部に一度移動用のフォルダを作成してから移動する必要が出てきます。

この辺りの方法はこちらの動画で実施していますので、必要に応じて概要欄からご参照いただければと思います。

9. グーグルドライブとの併用

もう一つ、ストレージに空きを作るためのテクニックです。

みなさまGoogleドライブというアプリ、使用されていますでしょうか。

名前からして車で使うものと勘違いされてしまうことも多いようですが、スマホやパソコンの世界でドライブ、という言葉はハードディスクドライブなど、記憶装置のことを指すことが多く、このGoogleドライブもGoogleのオンラインストレージサービスです。

ネット上にファイルを保存することができ、それにより単純にデバイスのストレージを節約できるのに加えて、複数デバイスで同じデータを共有したり、複数人で同じデータを操作したりといった作業が非常にやりやすくなります。

GoogleフォトやGmailと共有ではありますが、無料で15GB分のストレージ容量が利用者全員に初めから与えられています。

ファイルズでは、Googleドライブにバックアップや、Googleドライブに追加というボタンがメニューに用意されていますので、簡単にドライブにファイルをコピーできます。

例えばファイル右側にある三点アイコンをタップして、Googleドライブにバックアップとタップしてみます。

するとGoogleドライブにアップロードしますとメッセージが出てきました。

Googleドライブ内のどこにアップするか、ファイル名はどうするかなど設定して保存とするとこのファイルがドライブへアップロードされます。

最大15GBと決して多くはありませんが、先ほどのように外付けストレージを用意しなくても、まずはGoogleドライブを駆使して端末ストレージを整理するという選択肢も一応あります。

Googleドライブを開いて確認してみます。

このファイル部分で、ドライブに入っているデータが一覧で表示されます。

きちんとここに先ほどのファイルがアップロードされていました。

ファイルズからの移動ではなくコピーとなりますので、本体ストレージを開けたい場合は、アップロードされていることを確認したらファイルズ側を削除しましょう。

Googleドライブについてさらに詳しくはこちらの動画をご参照ください。概要欄にリンクも貼っておきます。

10. お気に入りや安全なフォルダ

他にもできることや挙動を色々と見てみましょう。

コレクションという欄には、お気に入りと安全なフォルダというものが配置されています。

それぞれの機能はなんとなく想像がつくかと思いますが、

ファイルを選択した際の三点アイコンに、お気に入りや安全なフォルダに移動するためのボタンがあります。

例えばお気に入りはタップするとそのファイルには星アイコンがつき、それ以降お気に入りフォルダにも表示されるようになります。

ちょくちょく閲覧するようなファイルをピックアップしやすくなるかと思います。

[安全なフォルダに移動]はタップすると4桁のピンコードの入力が求められました。

この4桁は画面ロック解除に設定してある4桁、もしくは初期値の場合は0000となるようです。

入力が完了するとそのファイルは安全なフォルダを開かない限り閲覧できなくなり、こうした一覧には表示されなくなります。

11. 書類をスキャンしてPDFとして保存

やはりこのフォルダ自体も同じピンコードでロックされています。

もちろんこのフォルダの中に先ほど移動したファイルが格納されているわけですが、スクリーンショットも制限されていて撮影することができませんでした。

ここに格納したものは他のアプリからもアクセスできなくなりますので、たとえばメッセージアプリで誰かに送ろうとしても共有できるものの一覧に出て来なくなります。

写真を移動した場合、Googleフォトにも表示されなくなりました。

現時点ではお気に入りや安全なフォルダの中にさらにフォルダ作って細かく管理するといったことはできず、数が増えるとちょっと大変かもしれません。

書類をスマホカメラでスキャンしてPDFとして保存する機能がこうしてボタンとして常に表示されるようになりました。タップするとカメラが起動します。

青枠に収まるようにするだけで自動的に認識され、完了をタップするとこの画像がPDFとして保存されます。

上記のカテゴリにおいてはドキュメント、小カテゴリではscannedの欄に表示されるようになりました。

12. 強化された検索機能

ファイルの検索機能がパワーアップして、ファイル名だけでなく、ファイル内部のテキストなども検索できるようになりました。

ファイル名を覚えていなくてもざっくりとした「チケット」「領収書」などのキーワードだけでヒットするようになります。書類を多く持っている方は。より探しやすくなるかもしれません。

と言いつつも、私の場合は簡単そうに思える申請書といったワードでもヒットさせることができないものもありました。

かと思えば例えばpencilと検索したときにこうして画像にpencilというワードが含まれるものまで検索してこれたり、威力にばらつきがありました。

日本語への対応が今ひとつである可能性もあるのかもしれません。

以上、刷新されたfiles by Googleについてみてまいりました。

データの断捨離等にお役立ていただける点があれば嬉しく思います。

他にもこういう使い方をしている等ありましたらコメント欄でご共有ください。

当動画は以上となります。

最後までご視聴いただきありがとうございました。

気軽にコメントや「チャンネル登録」をいただけますと幸いです。

また、「メンバーシップ」にて弊社動画のテキスト版も配信しておりますので、よろしければ是非ご登録ください。

それでは、次の動画でもよろしくお願いいたします。


「【ストレージ不足解消】AndroidでのUSBメモリの使い方、データの移動方法や注意点を解説!SDカード非対応機種でも安心!」もご参照ください。


「【今更聞けない】Googleドライブって一体何?嬉しいメリット、役割と簡単な使い方」もご参照ください。


指導実績>
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【iCloudは損】写真や動画のバックアップは「Googleフォト」が一番!

今回は、「機種に関係なく、スマホの写真や動画のバックアップはGoogleフォトが一番」について説明して参ります。

スマホを使っていると、写真や動画を撮る機会も増え、自然と「Googleフォト」「iCloud」上にバックアップ(保存)されていく写真や動画が増えていきます。

クラウド上へのバックアップは、データを安全に保護するという観点では申し分ないですが、バックアップするデータ量が増えるほど、追加費用が発生する可能性が高くなります。


iCloudの場合には特に注意が必要で、バックアップした写真や動画をiCloud上にだけ保存する事が出来ない為、端末側にも同等、もしくは、それ以上のストレージ容量を求められます。

その点も踏まえ、今回は、スマホの写真や動画のバックアップはどこが一番良いのかについて、利便性やコスト面も含め、一緒に確認していきましょう。

<動画内容>
<1>スマホの写真や動画の「バックアップ先」として利用できる「クラウドサービス」は2種類
1. スマホの写真・動画を保存する「クラウドサービス」は2種類!

<2>クラウドサービスが分かりづらい要因
1. 「クラウド」が分かりづらいのは、「2つの役割」を担っているから!

<3>「端末の空き容量」を増やしたい場合には「Googleフォト」が一番
1.「端末の空き容量」を増やしたいなら「Googleフォト」が一番!
2. 機種に関係なく、「Googleフォト」を利用した方がメリットが多い!
3.「iCloud」は「Googleフォト」と比べると使いづらい!

<4>「iCloudの利用」は機種変更毎に「端末」「iCloud」の「ストレージ容量」が増える
1.「iCloud」を利用すると機種変更毎に「ストレージ容量」が増加する

<5>「Googleフォト」は機種変更毎に「端末のストレージ容量」は変らない
1.「Googleフォト」を利用すると「端末のストレージ容量」は増えない!

<6>「iCloud」と「Googleフォト」では、2年間で17,000円の差が出る
1.「iCloud」と「Googleフォト」で、2年間で17,000円の差が発生!
2. 一番安全なデータの保存先についてのお勧め動画

<7>iPhoneで「Googleフォト」に写真のバックアップを切り替える方法
1. iPhone:「Googleフォト」のインストール及び初期設定
2. iPhone:「Googleフォト」の保存画質の確認と通信設定
3.「iCloud」の同期をオフにする前に注意すべき点
4. iPhone:「iCloud」の同期を「オフ」にする方法
5. iPhone:端末内に写真を残す場合には要注意
6. iPhone:端末内に写真を残す場合にはバックアップもオフにする!

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:24分11秒)


みなさんこんにちは、スマホのコンシェルジュです。

今回は、「機種に関係なく、スマホの写真や動画のバックアップはGoogleフォトが一番」について説明して参ります。

スマホを使っていると、写真や動画を撮る機会も増え、自然と「Googleフォト」「iCloud」上にバックアップ(保存)されていく写真や動画が増えていきます。

クラウド上へのバックアップは、データを安全に保護するという観点では申し分ないですが、バックアップするデータ量が増えるほど、追加費用が発生する可能性が高くなります。

iCloudの場合には特に注意が必要で、バックアップした写真や動画をiCloud上にだけ保存する事が出来ない為、端末側にも同等、もしくは、それ以上のストレージ容量を求められます。

その点も踏まえ、今回は、スマホの写真や動画のバックアップはどこが一番良いのかについて、利便性やコスト面も含め、一緒に確認していきましょう。

スマホのコンシェルジュの「YouTubeチャンネル」では、「スマホの基本操作」から「不具合時の対処方法」「スマホとパソコンの連携」等、スマホやパソコンに関する動画を多数配信しております。

是非そちらもご参照ください。

また、是非「チャンネル登録」もお願い致します。

【目次】
<1>スマホの写真や動画の「バックアップ先」として利用できる「クラウドサービス」は2種類
1.スマホの写真・動画を保存する「クラウドサービス」は2種類!

<2>クラウドサービスが分かりづらい要因
1.「クラウド」が分かりづらいのは、「2つの役割」を担っているから!

<3>「端末の空き容量」を増やしたい場合には「Googleフォト」が一番
1.「端末の空き容量」を増やしたいなら「Googleフォト」が一番!
2.機種に関係なく、「Googleフォト」を利用した方がメリットが多い!
3.「iCloud」は「Googleフォト」と比べると使いづらい!

<4>「iCloudの利用」は機種変更毎に「端末」「iCloud」の「ストレージ容量」が増える
1.「iCloud」を利用すると機種変更毎に「ストレージ容量」が増加する

<5>「Googleフォト」は機種変更毎に「端末のストレージ容量」は変らない
1.「Googleフォト」を利用すると「端末のストレージ容量」は増えない!

<6>「iCloud」と「Googleフォト」では、2年間で17,000円の差が出る
1.「iCloud」と「Googleフォト」で、2年間で17,000円の差が発生!
2.一番安全なデータの保存先についてのお勧め動画

<7>iPhoneで「Googleフォト」に写真のバックアップを切り替える方法
1.iPhone:「Googleフォト」のインストール及び初期設定
2.iPhone:「Googleフォト」の保存画質の確認と通信設定
3.「iCloud」の同期をオフにする前に注意すべき点
4.iPhone:「iCloud」の同期を「オフ」にする方法
5.iPhone:端末内に写真を残す場合には要注意
6.iPhone:端末内に写真を残す場合にはバックアップもオフにする!

<1>スマホの写真や動画の「バックアップ先」として利用できる「クラウドサービス」は2種類

それでは、まず初めに、スマホの写真や動画のバックアップ先として利用できる「クラウドサービス」が2種類ありますので一緒に確認していきましょう。

1. スマホの写真・動画を保存する「クラウドサービス」は2種類!

スマホの写真や動画のバックアップ先は、Android端末では「Googleフォト」、iPhoneは「iCloud」か、「Googleフォト」を選択する事が出来ます。

まずは、Android端末のバックアップまでの一連の流れを一緒に確認していきましょう。

Android端末で撮影した写真は、端末内にある「DCIM」というフォルダに保存されます。

このフォルダに保存された写真は、「Googleフォト」のアプリから確認する事が出来ます。

また、このフォルダに保存された写真は、バックアップの設定・バックアップ時の通信設定次第にはなりますが、原則、クラウド上にある「Googleフォト」にも保存されます。

クラウド上に保存された写真も、端末内にある「Googleフォト」のアプリから確認する事が出来ます。

iPhoneで撮影した写真は、端末内にある「Internal Storage」というフォルダに日付毎に保存されます。

このフォルダに保存された写真は、iPhoneの「写真」というアプリから確認する事が出来ます。

また、このフォルダに保存された写真は、バックアップの設定・バックアップ時の通信設定次第にはなりますが、原則、「iCloud」にも保存されます。

iCloudに保存された写真を確認したい場合には、iCloud.comというウェブサイトにアクセスし、同じApple IDとパスワードでログインする事で、確認する事が出来ます。

写真や動画のバックアップ先については、「iCloud」ではなく、「Googleフォト」に変更する事も出来ます。

<2>クラウドサービスが分かりづらい要因

それでは、次に「クラウドサービス」が分かりづらい要因について一緒に確認していきましょう。

1.「クラウド」が分かりづらいのは、「2つの役割」を担っているから!

スマホの写真や動画のバックアップ先として利用しているクラウドサービスが分かりづらい要因は、「Googleフォト」も、「iCloud」も、「写真の保存先」としてのストレージの役割と「写真のバックアップ先」としてのストレージの役割の2つの役割を担っているからになります。

Androidの場合には、「Googleフォト」という一つのアプリで、端末内にある写真とクラウド上にバックアップされている写真の両方を確認することができます。

注意点としては、端末内に保存されている写真とGoogleフォトのクラウド上にある写真は、同じではない場合が大半になりますので、その点は覚えておきましょう。

一方で、iPhoneの場合には、端末内に保存されている写真は、「写真」というアプリから確認する事が出来ますが、あくまで端末内にある写真のみを確認する事が出来ます。

iCloudに保存されている写真を確認する場合には、iCloud.comというウェブサイトにアクセスして、同じApple IDとパスワードでサインインして、確認する必要があります。

注意点としては、iCloudの特徴でもありますが、端末内にある写真とiCloudに保存されている写真は原則同じになりますので、その点は覚えておきましょう。

iPhoneで「Googleフォト」をバックアップ先として利用した場合には、端末内にある写真も、クラウド上に保存された写真も、バックアップが完了した段階で「Googleフォト」から確認する事が出来ます。

また、「Googleフォト」にバックアップした写真については、端末内から削除する事が出来るため、iPhoneのストレージの空き容量を増やす事が出来ます。

端末内にある写真を削除できるか、出来ないかが、「Googleフォト」と「iCloud」の一番の大きな違いになります。

<3>「端末の空き容量」を増やしたい場合には「Googleフォト」が一番

それでは、次に「端末の空き容量」を増やしたい場合には、「Googleフォト」が一番いい理由について一緒に確認していきましょう。

1.「端末の空き容量」を増やしたいなら「Googleフォト」が一番!

まずは、Android端末になりますが、写真や動画を撮影すると端末内のストレージに写真や動画が保存されます。

端末内に保存された写真や動画は、バックアップの通信設定次第にはなりますが、クラウド上にも保存されます。

端末内に保存された写真や動画が10GBの場合には、バックアップが完了した段階でクラウド上にも10GB分の写真や動画が保存されます。

同時に端末内に保存された写真や動画を削除する事ができるため、端末内に保存された写真や動画を削除すると、合計のストレージ使用量は10GBになります。

iPhoneの場合には、写真や動画を撮影すると端末内のストレージに写真や動画が保存されます。

端末内に保存された写真や動画は、バックアップの通信設定次第にはなりますが、クラウド上にも保存されます。

端末内に保存された写真や動画が10GBの場合には、バックアップが完了した段階でクラウド上にも10GB分の写真や動画が保存されます。

但し、iCloudの場合には、端末内に保存された写真や動画を削除してしまうと、iCloud上にバックアップした写真や動画も消えてしまう為、端末内の写真が削除できないようになっています。

その為、ストレージの使用量は20GBになります。

このように、iCloudを利用すると「Googleフォト」を利用している場合に比べて、2倍のストレージの使用量が必要になります。

iPhoneでも「Googleフォト」を利用する事で、Androidと同様に、ストレージの使用量を10GBにする事が出来ます。

2. 機種に関係なく、「Googleフォト」を利用した方がメリットが多い!

それでは、次に、機種に関係なく「Googleフォト」を利用した方が良いという点について一緒に確認していきましょう。

「Googleフォト」の一番のメリットは、端末のストレージの空き容量を増やす事が出来る点になります。

スマホで撮影された「写真や動画」が端末内からクラウド上にバックアップされると、クラウド上にバックアップされた「写真や動画」が「元データ」に変わり、端末内にある「写真や動画」が「複製データ」に変わます。

その為、端末内にある「写真や動画(複製データ)」を削除することが出来るようになります。

二つ目は、「Googleフォト」は「写真を整理する機能(アルバムやアーカイブという機能)」がiCloudよりも充実しており、写真をどのアルバムに振り分けたかを写真毎に確認する事が出来たり、アルバムへの振り分けが終わった写真をアーカイブに移動し、「フォト」上では非表示する事が出来ます。

三つ目は、端末内にある写真を「バックアップ(保存)」する際の画質も選択する事が出来ます。

「節約画質」を選択すると、写真や動画が自動的に圧縮され、元画質に比べると画質は落ちますが、日常生活で利用する場合には、全く気にならない画質になります。

3.「iCloud」は「Googleフォト」と比べると使いづらい!

それでは、次に「iCloud」が「Googleフォト」より、使い勝手が悪い点について一緒に確認していきましょう。

まずは、一つ目は、端末に保存されている写真や動画を削除するとiCloudに同期(バックアップ)された写真や動画も同時に削除されるようになっています。

その理由は、保存されている写真や動画に「元データ」「複製データ」という区別がない為、削除したという行為が上書き(同期)されてしまいます。

「iCloudの同期」を「オフ」にする等の特殊な方法を取らない限りは、端末内に保存されている写真や動画だけを削除することが出来ませんので、その点は覚えておきましょう。

二つ目は、写真や動画を撮れば撮るほど、必要となるストレージが、端末だけでなく、iCloudでも増えていく仕組みになっています。

三つ目は、機種変更時には、端末内にある写真や動画をすべて移行する必要がある為、新しい機種に求められるストレージ容量も増えていく仕組みになっています。

四つ目は、バックアップした「写真」「動画」の画質を指定できない為、iCloudの空き容量が足りなくなります。

このように「iCloud」は、「Googleフォト」に比べると使い勝手が悪いと言えます。

<4>「iCloudの利用」は機種変更毎に「端末」「iCloud」の「ストレージ容量」が増える

それでは、次に、先程も少し説明を致しましたが、「iCloud」を利用していると、機種変更する度に「端末に求められるストレージ容量」と「iCloudに必要なストレージ容量」が増えていくという点についてもう少し詳しく確認していきましょう。

1.「iCloud」を利用すると機種変更毎に「ストレージ容量」が増加する

あくまで一例になりますが、機種変更時に、アプリで使用しているストレージ容量が20GB、写真や動画で使用しているストレージ容量が40GBあったとします。

そうしますと、合計で60GBのストレージ容量を使用していることになります。

その為、次に購入する機種は、60GBのデータを移行する必要がある為、少なくとも128GBのストレージ容量が必要になります。

新しく機種変更した端末で、アプリで40GB、写真や動画で80GBのストレージ容量を使用していた場合、合計で120GBのストレージ容量を使用している事になります。

次に機種変更をする場合には、120GBのデータを移行する必要があり、少なくとも256GBのストレージ容量の機種が必要になります。

また、iCloudをバックアップ先として利用している為、動画や写真が40GBある場合には、50GBのプランを契約する必要がありますので、年で1,560円の費用がかかります。

写真や動画が80GBある場合には、200GBのプランを契約する必要がありますので、年で4,800円の費用が発生します。

このように、iCloudを利用している限りは、端末内にある写真や動画も消せない為、端末に必要なストレージ容量は使うたびに大きくなり、同時にiCloudのバックアップに求められるストレージ容量も同時に増えていきます。

<5>「Googleフォト」は機種変更毎に「端末のストレージ容量」は変らない

それでは、次に、「Googleフォト」を利用していると、機種変更をしても、「端末に求められるストレージ容量」が変らない点についてもう少し詳しく確認していきましょう。

1.「Googleフォト」を利用すると「端末のストレージ容量」は増えない!

先程と同じ例になりますが、機種変更時に、アプリで使用しているストレージ容量が20GB、写真や動画で使用しているストレージ容量が0GBあったとします。

そうしますと合計で20GBのストレージ容量を使用していることになります。

写真や動画については、端末からは削除していますが、本来40GBある為、200GBのオンラインストレージプランを契約する必要があり、年で3,800円の費用がかかります。

端末のストレージ使用量は20GBしかない為、機種変更時には、新しい端末のストレージ容量は64GBでも問題ありませんが、128GBのものを購入したと仮定します。

新しく購入した端末で、アプリで40GB、写真や動画で0GBを使用していた場合、合計で40GBのストレージ容量を使用している事になります。

写真や動画については、80GBある為、引き続き200GBのプランを使用する必要があり、年で3,800円の費用がかかります。

このように「Googleフォト」を利用する事で、写真や動画のデータが増えても、端末に求めらるストレージ容量が変わらないというのが「Googleフォト」の最大の特徴になります。

<6>「iCloud」と「Googleフォト」では、2年間で17,000円の差が出る

それでは、次に、「iCloud」と「Googleフォト」を2年間を利用した場合に、発生するコストについて一緒に確認していきましょう。

最大で17,000円の差が出てきます。

1.「iCloud」と「Googleフォト」で、2年間で17,000円の差が発生!

iCloudを利用した場合、写真や動画のデータが増えるという前提で、機種変更時には常に一つ上のストレージ容量を購入する必要が出てきます。

あくまで一例にはなりますが、128GBのストレージ容量を増やすには、15,000円の追加費用が発生します。

iCloudは、50GBのプランの次は、200GBのプランしかないので、200GBのプランを契約した場合、年で4,800円の費用が発生します。

一方で、「Googleフォト」を利用した場合、写真や動画は端末内に残さない為、端末のストレージ容量を増やす必要がありません。

「Googleフォト」のオンラインストレージのプランは、200GBが最低のプランになる為、200GBのプランを契約した場合、年で3,800円の費用が発生します。

2年間、それぞれのプランを利用した場合で比較すると、「Googleフォト」を利用した方が17,000円もお得になります。

このように、機種に関係なく、「Googleフォト」を利用した方が断然お得になります。

2. 一番安全なデータの保存先についてのお勧め動画

大事なデータを保存するなら、「SDカード」「USBメモリ」「外付けSSD/HDD」よりも、「Googleフォト」等の「クラウド」が一番安全な理由について詳しく知りたい方はこちらの動画をご参照ください。

動画説明ページ(概要欄)にも、リンク(URL)を掲載しておきます。

<7>iPhoneで「Googleフォト」に写真のバックアップを切り替える方法

それでは、次に、iPhoneで写真や動画の保存先を「Googleフォト」に変更する方法について一緒に確認していきましょう。

1. iPhone:「Googleフォト」のインストール及び初期設定

まずは、「アプリストア」で「Googleフォト」を探して、インストールします。

インストールが完了したら、②のように「Googleフォト」のアプリを探してタップします。

「Googleフォト」の初期設定の画面が表示されますので、③の「表示されているGoogleアカウントとしてバックアップ」をタップします。

「Googleアカウント」が表示されていな場合や別のアカウントでバックアップしたい場合には、その上にある下向きの矢印をタップして、適宜、該当するアカウントを選択してください。

「Googleフォトは通知を送信します。よろしいですか」というメッセージ画面が表示されますので、④の「許可しない」をタップします。

「バックアップを続行するには、写真へのアクセスを許可してください」とメッセージが表示されますので、⑤の「すべての写真へのアクセスを許可」をタップします。

「Googleフォトから写真ライブラリにアクセスしようとしています」というメッセージが表示されますので、⑥の「フルアクセスを許可」をタップします。

以上で、初期設定が完了し、⑦のようにバックアップされた写真や動画が表示されます。

2. iPhone:「Googleフォト」の保存画質の確認と通信設定

それでは、次に「Googleフォトの保存画質の確認とバックアップの通信設定」について一緒に確認していきましょう。

まずは、「Googleフォト」のトップ画面で、画面の右上にある①の「アカウント」をタップします。

「アカウント」の詳細画面が表示されますので、②の「Googleフォトの設定」をタップします。

「設定」の詳細画面が表示されますので、③の「バックアップ」をタップします。

「バックアップ」の詳細画面が表示されますので、まずは、④の「バックアップ」が「オン」になっていることを確認します。

⑤のように画面を下方向に移動し、⑥の「バックアップの画質」をタップすると、バックアップの画質を確認する事が出来ます。

写真や動画の量が多い場合には、元画質ではなく、節約画質を選択するのも一つの選択肢になります。

節約画質でも、日常生活で利用する程度であれば、画質的にも支障がないものになります。

バックアップのタイミングについては、契約している通信量や使用状況によっても変わりますが、モバイルデータ通信の使用を「オフ」にする事をお勧め致します。

但し、Wi-Fiに接続する環境が全くないという方は、「オン」にする事をお勧め致します。

3.「iCloud」の同期をオフにする前に注意すべき点

それでは、次に「iCloudの同期」を「オフ」にする前に、注意すべき点について一緒に確認していきましょう。

iCloud上に保存している写真や動画をどうするかで対処方法が異なります。

iCloud上に保存しているすべての写真や動画をGoogleフォトに移行する場合には、「このiPhoneを同期」を「オフ」にする際に「写真とビデオのダウンロード」を選択する必要があります。その際には、端末内に十分な空き容量があるかを事前にご確認ください。

iCloud上に保存している写真をそのまま残す場合には、「このiPhoneを同期」を「オフ」にする際に「iPhoneから削除」を選択する必要があります。

どちらにするかを決めてから、「iCloud」の同期をオフにする事をお勧め致します。

4. iPhone:「iCloud」の同期を「オフ」にする方法

それでは、次に「iCloudの同期」を「オフ」にしていきたいと思います。

まずは、端末より①の「設定」アプリを探してタップします。

「設定」の詳細画面が表示されますので、②の「Apple ID」をタップします。

「Apple ID」の詳細画面が表示されますので、③の「iCloud」をタップします。

「iCloud」の詳細画面が表示されますので、④の「写真」をタップします。

「iCloud写真」の詳細画面が表示されますので、⑤の「このiPhoneの同期」が「オン」になっている場合には、「オン」のボタンをタップします。

「iCloud写真のコピーをこのiPhoneにダウンロードしますか?」というメッセージが表示されます。

iCloud上に保存した写真はそのまま残したいので、今回は⑥の「iPhoneから削除」をタップします。

「275枚の写真がこのiPhoneから削除されます。この写真はiCloud写真には残ります。」というメッセージが表示されますので、⑦の「iPhoneから削除」をタップします。

以上で、「iCloudの同期」を「オフ」にする操作が完了になります。

5. iPhone:端末内に写真を残す場合には要注意

それでは、次に「Googleフォト」にバックアップ先を変更した場合でも、端末内に写真や動画を残すような形でiPhoneを利用する場合には、注意が必要になります。

先程、iCloudへの写真や動画の同期は「オフ」にしましたので、iCloudに写真や動画がバックアップされないようになっています。

但し、写真アプリ(厳密には写真ライブラリ)がバックアップ対象になっていると、バックアップデータとして「写真や動画」が保存されてしまいます。

その為、端末内にある写真や動画分と同等のストレージ容量をiCloudのバックアップでも使用する事になります。

写真や動画は「Googleフォト」にもバックアップされ、「写真ライブラリ」のバックアップでも、iCloudにバックアップされてしまうと、2重でバックアップを取っていることになります。

iCloudのストレージ容量を節約する意味でも、iCloudの「写真ライブラリ」の「バックアップ」は、「オフ」にする事をお勧め致します。

6. iPhone:端末内に写真を残す場合にはバックアップもオフにする!

それでは、「写真アプリ(厳密には写真ライブラリ)」をバックアップ対象から外す方法について一緒に確認していきましょう。

まずは、先程の「Apple ID」の画面で、①のように画面を下方向にスライドし、②の「自分のiPhone」をタップします。

「デバイス情報」として自分のiPhoneが表示されますので、③の「iCloudバックアップ」をタップします。

「iCloudバックアップ」の詳細画面が表示されますので、④の「自分のiPhone」をタップします。

「バックアップの詳細」として、自分のiPhoneが表示されますので、「写真ライブラリ」が表示され、「オン」になっている場合には、⑤の「オンのボタン」をタップします。

「写真ライブラリのバックアップをオフにして、iCloudからバックアップデータを削除しますか?」というメッセージが表示されますので、⑥の「オフにする」をタップします。

「写真ライブラリ」が「オフ」に変わると、設定が完了になります。

「写真ライブラリ」は、既に「オフ」になっている場合には表示されませんので、その点は覚えておきましょう。

以上で「機種に関係なく写真や動画のバックアップはGoogleフォトが一番」についての説明を終了致します。

宜しければ「チャンネル登録」をお願い致します。

また、「有料メンバーシップ」にてコンビニで印刷できるテキストの提供も行っております。

ご静聴、ありがとうございました。


「【Googleフォト】2023年版最重要アプリの完全ガイド」もご参照ください。


「【クラウドの活用】「大事なデータ」はどこに保存するのが一番安全!安全な理由と選び方」もご参照ください。


指導実績>
三越伊勢丹(社員向け)・JTB(大説明会)・東急不動産(グランクレール)・第一生命(お客様向け)・包括支援センター(お客様向け)・ロータリークラブ(お客様向け)・永楽倶楽部(会員様向け)等でセミナー・講義指導を実施。

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<その他>
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【POSAカード】コンビニでよく見るこれの使い方!詐欺には要注意!

今回は、コンビニや量販店などで販売されているカードについて、そもそも一体なんなのか、どうやって使うのかといった点を共有させていただければと思います。

<動画内容>
1. ギフトカード、プリペイドカードとも呼ばれます
2. プレゼントとして最適
3. 使い方概要
4. 金額の決まっていない不思議なカード
5. レジを通さないと機能しない特殊な仕組み
6. amazonギフトカードを買ってみました
7. 入金手順
8. 使用する際の様子
9. GooglePlayカードの場合
10. サポート詐欺とは
11. シールを貼り替える手口
12. お得に購入できる場合も

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:12分45秒)


いつもご視聴ありがとうございます。

スマホのコンシェルジュです。

みなさま、コンビニや量販店などでこうしたカードが販売されているのを一度は目にしたことがお有りかと思います。

場所によってはかなり売り場も広くとってあり様々な柄のカードが販売されているかと思いますが実際に手にとって購入している人を目撃することも少なくこれは一体何なのだろうとお感じになられている方もいらっしゃるのではないかと思います。

今回はこのカードについて、そもそも一体なんなのか、どうやって使うのかといった点を共有させていただければと思います。

スマホのコンシェルジュでは、豊富な指導実績をもとに、スマートフォンの使い方に関する動画を制作・配信しております。

300本以上の動画教材を無料開放しておりますので、ぜひお役立てください。

それでは今回もよろしくお願いします。

【目次】
1.ギフトカード、プリペイドカードとも呼ばれます
2.プレゼントとして最適
3.使い方概要
4.金額の決まっていない不思議なカード
5.レジを通さないと機能しない特殊な仕組み
6.amazonギフトカードを買ってみました
7.入金手順
8.使用する際の様子
9.GooglePlayカードの場合
10.サポート詐欺とは
11.シールを貼り替える手口
12.お得に購入できる場合も

1. ギフトカード、プリペイドカードとも呼ばれます

早速ですがこうしたカードは正式名称をposaカードと言います。

ただposaカードと呼んでいる人がいるかと言うと実際にはギフトカードやプリペイドカードと呼ばれることがほとんどかと思います。

この時点でなんとなくの使い方は想像できる方多いかと思いますが、この券面に書かれたサービスにおいて、額面の金券として使えるカードです。

2. プレゼントとして最適

特にこの通販大手のAmazonのものはAmazonギフトカード通称アマギフ、とも呼ばれ今日においてプレゼントとして渡したり、または、いただいたりする機会も非常に多いカードです。

プレゼントをもらうなら正直これが1番嬉しいと感じる方も多いのではないでしょうか。

渡す側にとってもとりあえずこれを渡しておけば迷惑になる事は無いだろう、と思えるカードです。

一昔前の図書カードや百貨店の商品券のような役割に近いかもしれません。

また中には自分用に購入される方もいます。

基本的にこうしたウェブサービスを使うには、クレジットカードが必須になってきますが、このposaカードを使えば、それらのサービスを間接的には現金で使うことになりますので、お子様やクレジットカードは使いすぎて困るといった方などにとっては、プリペイドカード的に機能するようになっています。

3. 使い方概要

ざっくりと使い方の概要です。

Amazonに限らず他のカードでも同様で、カードを通常の商品と同じようにお店で購入します。

券面と同じ金額での購入となり、基本的には現金しか使えません。

カードには裏面のシールを剥がすと固有のギフトカード番号が書かれており、それをスマホやpcから当該サービスのWebページやアプリを通じて入力します。

すると券面の金額と同額分が、そのサービスで使えるお金として入金、つまりチャージされる、という流れです。

4. 金額の決まっていない不思議なカード

中には金額に幅が設けられてる謎のカードがあります。

これはバリアブルカードと呼ばれていてこの範囲の中で金額を一円単位で指定して購入できると言うものです。

購入時にいくらで購入します、とレジの方にそのまま任意の金額を伝え、支払います。

はじめての時は若干緊張するかと思いますが、本当にそれだけです。

すでに購入するものが決まっている場合など、端数を残さないよう、それと同額でカードを購入するといった形で使われることが多いかと思います。

5. レジを通さないと機能しない特殊な仕組み

このPOSAカード、お店のレジを通ることによってはじめてこのカードが有効化されます。

POSAというのもお店のレジを表すPOSによってアクティベートされることからPOSAと名付けられているようです。

レジを通さないとただのプラスチックなので、例えばコンビニエンスストアでこのカードがこそっと盗まれたとしても、一円にもなりません。

小売店側としても万引き等による損害のリスクが少ないと言う利点があるようです。

6. amazonギフトカードを買ってみました

今日はアマゾンのカードを購入してみました。この時点で人にプレゼントすることもできます。

今回は自分で使うというという想定で引き続き使い方を見てみます。

7. 入金手順

カードを台紙から剥がすと裏面に銀色のシールが貼ってあり、それを剥がすと秘密のコードが書かれていました。

それが「ギフトカード番号」です。

この番号をAmazonに入力することでAmazonで使えるお金として入金されます。

8. 使用する際の様子

ではアマゾンのウェブページからこれを入力する場所を探してみます。

スマホ版のウェブサイトでもスマホアプリでもパソコンからでもできる事やおおまかな道順は同じです。

今回はシンプルにスマホでアマゾンとGoogle検索してアマゾンのウェブサイトに行きます。

ログインを済ませトップページ右上、人型のアイコンをタップすると色々とメニューが出てきます。

アカウントへ入金するので、やはりアカウントサービスというメニューが怪しいです。

ここで全てを表示をタップしてみます。

すると次の画面では支払い情報や住所変更などのメニューが出てきましたがここに「アマゾンギフトカードを登録」とまさに探していた項目が出てきました。

ギフトカード番号を入力する欄が出てきました。

英数字の羅列で少し大変ですが、入力します。

ちなみに、アマゾンのアプリだとカードをカメラでスキャンして入力できますので、少し楽です。

「アカウントに登録する」をタップすると、これだけで今回購入した1,500円分がアカウントに適用、つまりチャージされました。

先ほどのアカウントサービスからギフトカードの残高を管理、と進むと確かにギフトカード残高として1500円が入金されているのが確認できました。

またここからも登録できるようです。

支払いはどのような感じになるのでしょうか、試しに何か購入画面に進んでみます。なんとなくSDカードが安くなっていたのでこちらから注文画面に進んでみます。

注文確定画面の直前に請求額などを確認できますが、こちらでクレジットカードでなくギフトカード残高が使用されているのがわかります。

基本的に残高が存在する場合、こちらがデフォルトで指定されるようです。

もちろん注文画面にて支払い方法を変更することも可能で、いつものクレジットカードから支払う指定も簡単です。

以上がAmazonギフトカード使用の流れです。

他のカードもイメージは概ね同じで、

9. GooglePlayカードの場合

例えばGoogleプレイのマークの書かれたカードはやはりGoogleプレイ残高をチャージするのに使います。

プレイストアを開いて、右上のプロフィールアイコンをタップ、お支払いと定期購入、と進んでみます。

すると早速「コードを利用」とありました。

ここでギフトカード番号を入力すればチャージ完了です。

当然Amazonのギフトカード番号は入力できず、グーグルプレイのギフトカードの番号である必要がありますので、カード購入時はご注意ください。

グーグルプレイ残高はグーグルプレイ内のアプリの購入やYouTube premiumの会費、チャンネルメンバーシップの支払いなどアプリ内課金等に使用できます。

こうして使用用途は各サービスの残高に準じるような形になりますので、商品券的な汎用性はないと思ってください。

10. サポート詐欺とは

このポサカード、注意点もあります。

台紙の裏面やお店などにもかなり強く注意喚起されていますが、残念ながらこのポサカードの仕組みを利用した詐欺や犯罪が起きています。

警察庁やGoogle、Appleなどにも同様の注意喚起のページがありましたので、ぜひ目を通しておいてください。

例えばMicrosoftなどがこうした電話番号付きの警告を鳴らす事はありませんし少なくともウィルス除去などを何らかの費用の請求にギフトカードを利用するということ自体不自然です。

いずれにせよ、ギフトカードを買ってその番号を人に伝える、という行為自体存在しないと思ってください。

コンビニエンスストアの店員さんが、シニアの方が数万円単位でポサカードを購入するというのを不審に思い声がけして詐欺を未然に防いだ、という事例も多く報告されているようですので、

皆様もご自身だけでなく周りの方にも周知していただければと思います。

11. シールを貼り替える手口

またここのレジでスキャンされるバーコード部分に、盗んだ別のカードのバーコードをシール加工して貼っておくという、斬新な手法も確認されているようです。

何が起こるかというと、カードの購入者がレジを通した時に購入者のバーコードでなく詐欺師の手元にあるカードのバーコードがスキャンされるので、有効化されるのはこのカードということになります。

購入者のコードは有効化されず、当然サイトに入力しても無効ですと表示されてしまいます。

対策はなかなか難しいところだと思いますが、万全を記すならばきちんとコードが有効化されるのを確認するまで、購入時のレシートは取っておいたほうが良いかもしれません。

12. お得に購入できる場合も

最後、ポサカードはキャンペーンでお得に購入できる場合があります。

最近だとファミリーマートのファミペイが、これでposaカードを購入するとポイントをつけるといったことをやっていたりします。

そもそもローソンでは現金払いしかできませんでしたが、ファミリーマートではファミペイがposaカードの支払い手段として使えるようです。

実質金券を額面以上で購入できるようなイメージとなりますので、見かけたら購入しておくのもいいかもしれません。

以上、コンビニ等で見かける謎のカードの買い方や使い方をみてまいりました。

ぜひプレゼント選びに困った時など、思い出していただけると嬉しく思います。

当動画は以上となります。

最後までご視聴いただきありがとうございました。

気軽にコメントや「チャンネル登録」をいただけますと幸いです。

また、「メンバーシップ」にて弊社動画のテキスト版も配信しておりますので、よろしければ是非ご登録ください。

それでは、次の動画でもよろしくお願いいたします。


「【Google Playカードの使い方】意外と多い!Google Playカードの使い道」もご参照ください。


「コンビニでよく見かける謎のカードの正体とは?プレイストアでの利用時の様子も見てみよう!」もご参照ください。


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