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【LINE以外でもOK!】長い動画やキレイな画質で動画を送る方法

GWや夏休みなど長期休みのお出かけで、普段より写真を沢山撮ったり、長めの動画を撮影したりする方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

写真であればいくらでも共有方法はありますが、尺の長い動画を送るときみなさんは何のアプリで共有しますか?

<動画内容>
1. Googleフォトを使って長い動画を送る
2. 送られてきた動画を保存する方法
3. 画質を落とさずに動画を送る方法
4. 画質を落とさずに保存する方法
5. まとめ

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講義動画時間:14分21秒)


いつもご視聴有難うございます、スマホのコンシェルジュです。

GWや夏休みなど長期休みのお出かけで、普段より写真を沢山撮ったり、長めの動画を撮影したりする方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

写真であればいくらでも共有方法はありますが、尺の長い動画を送るときみなさんは何のアプリで共有しますか?

尺の長い動画はデータ通信量もさることながら、実はアプリによって送信できる動画の尺の長さやデータ容量が決められている場合がほとんどです。

動画を共有する際、LINEを利用するという方も多くいらっしゃると思いますが、LINEは5分以上の尺の動画を送信することができません。

正確に言うと、そうした長い動画を送ろうとすると、5分1秒以降の再生部分が自動的にカットされ、中身が途切れた動画が送信されることになってしまいます。

そこで今回は、LINEで5分以上の動画を送信する便利ワザをご紹介します。

またあわせて、動画の画質を落とさずにオリジナルサイズで送信する裏ワザもご紹介します。

5分以上の動画を送る事を可能にするアプリは複数存在しますが、今回はその中でもより簡単に、より多くの人が実践できる方法をご紹介します!

スマホのコンシェルジュのYouTubeチャンネルでは、スマホやパソコンの使い方を学べる動画をやさしく丁寧に解説しております。

よろしければ「チャンネル登録」をお願い致します。

それでは早速やっていきましょう。

概要欄に目次も配置しておりますので、適宜チェックしたい箇所を選んでご視聴いただくことも可能です。

【目次】
1.Googleフォトを使って長い動画を送る
2.送られてきた動画を保存する方法
3.画質を落とさずに動画を送る方法
4.画質を落とさずに保存する方法
5.まとめ

直接会った時にやり取りをするなら、通信量もなくオリジナル画質で動画を送受信できるニアバイシェアやAir Dropが便利です。

ニアバイシェアの使い方に関しては、動画概要欄より下記の動画をご参照ください。

1. Googleフォトを使って長い動画を送る

Androidスマホなら最初からインストールされている「Googleフォト」を使って5分以上の動画を送ることができます。

iPhoneの方もGoogleフォトをインストールしていれば、同様にして利用が可能です。

この方法は、「共有リンクの作成」と言って、動画データを相手に直接送信するわけではなく、”動画データの保管場所を相手に伝える”といったイメージです。

具体的には、相手に送るのは動画の保管場所であるURLのみなので、キャリアメールであろうが、LINEであろうが、+メッセージであろうが、どのサービスにも対応できます。

この汎用性こそが最大のメリットと言えます。

また、5分以上の動画データは容量的な面で送信できないケースがほとんですが、URLのみであれば、そういった制限に引っかかることなく、かつ送信時の通信量を抑えることもできます。

それでは早速、Googleフォトを使って共有リンクの作成を行っていきます。

Googleフォトを開いたら、送信したい動画を選択します。

動画の再生を止めて、メニューを表示したら「共有」を選択してください。

共有メニューの中から、「リンクを作成」を選択します。

リンクの作成が完了したら、画面下の共有方法から任意のアプリを選択します。

今回はLINEを選択しました。他のアプリで行いたい方は、三点アイコンをタップしましょう。

共有可能なアプリ一覧が表示されるので、その中から任意のアプリを選択すれば指定したアプリで共有可能です。

LINEの送信先一覧から、任意の相手を選択してください。

選択したら、画面右上の「転送」をタップして、リンクの共有が完了です。

特に難しい操作はなく、汎用性の高い方法なので是非覚えておきましょう。

それでは、リンクを共有された側はどうすればいいのでしょうか?ここが肝心です。

もちろん、動画を見るだけも可能ですし、そこから動画を保存することも簡単に行えます。

2. 送られてきた動画を保存する方法

それではLINEを開いて、共有されたリンクをタップしてみましょう。

Googleフォトが立ち上がり、共有された動画の一覧を確認することができました。

動画を見るだけなら、動画サムネイルをタップすれば全画面で動画を見ることができます。

画面上部の「参加」というボタンについてですが、ここで参加しておくと、Googleフォトアプリから直接共有アルバムを確認することができるようになります。

参加しない場合、以降もLINEを開いて、その都度、該当のリンクをタップしなければいけないので、動画は保存しないけど、今後も閲覧したいといった場合やこれからも動画を沢山共有していきたいといった場合には参加しておきましょう。

動画の保存だけであれば、参加しなくともまったく問題ありません。

動画の保存方法にはいくつかあって、端末に直接保存する方法とGoogleフォトにのみ保存する方法の2つがあります。

まずはGoogleフォトにのみ保存する方法です。

共有された動画を一括で保存するには、動画一覧画面の「写真を保存」をタップしましょう。

個別に保存したい場合には、任意の動画を選択して、画面右上の保存をタップすれば該当動画を保存することができます。

Googleフォトに保存すれば、端末のストレージが消費されることはありません。

続いて、端末本体に保存する方法です。

任意の動画を選択して、全画面表示にしたら、画面を上に向かってスワイプします。

動画詳細を開いたら、上部のメニューから「ダウンロード」を選択します。

端末に保存したものは本体ストレージを消費しますが、動画を閲覧する際の通信量を消費しないというメリットがあります。

動画の保存が無事終わったと思いますが、よくご質問を頂くのが、保存した動画がどこにあるのか分からないというものです。

Googleフォトでは写真や動画が日付順に並んでいますが、保存した動画は保存した日時ではなく、共有元の撮影者が撮影した日時をベースに保存されます。

なので、Googleフォト内を少しスクロールして遡る必要が出てくるケースもあります。

それでも見つからない場合には、ダウンロードフォルダがバックアップ対象になっていないケースも考えられます。

ダウンロードした画像は、Googleフォト内の画面下メニューから「ライブラリ」を選択します。

「デバイス内の写真」という項目の中に「Download」というフォルダがあるので、そちらを開いてください。

その中に、保存した動画を発見できるかと思います。

端末本体に保存されているあらゆるファイルについては、Files by Googleからも確認することができます。

3. 画質を落とさずに動画を送る方法

LINEで動画を共有する際に注意したいのが、画質の劣化です。

LINEのトークで動画を送ると無条件で圧縮され、画質が落ちた状態で送られてしまいます。

最近のスマホは4K撮影に対応している機種も多く、動画をシェアした時の劣化度合いが気になるケースも少なくありません。

写真は「高画質モード」で送信できる機能が実装されていますが、動画は写真に比べて容量が大きいこともあり、通常の方法ではオリジナルサイズを保ったまま共有できません。

LINEの「ファイル」送信機能を利用すれば、動画の画質を落とさずに送信できます。

現状、LINEアプリから動画をそのままの画質で送れる唯一の手段とも言えるでしょう。

但し、やはり制限があって、動画のデータサイズが1GB以下という条件があります。

1GB以下に収まれば、先ほどと同様に、5分の尺を超えた動画でも送信することが可能です。

まずは送信したい相手とのトークルームを開きます。

続いて画面左下の+アイコンをタップしてください。

メニューを表示したら、その中から「ファイル」という項目を選択します。

端末本体内のファイル一覧が表示されるので、画面上部の「動画」を選択して、動画ファイルのみを表示させましょう。

動画ファイルの中から、任意の動画を選択します。

ここではファイル名の部分をタップしてください。

ポップアップが表示されたら、「はい」を選択して、動画の送信完了です。

受信側は動画を閲覧する際に、一度ダウンロードしなければいけないので、サイズの大きいファイルを送る際は「通信量かかるから家で見てね」など、一言添えてあげると親切です。

撮影した動画データと実際に送信された動画データを比較してみると、たしかにオリジナル画質のまま動画を送信できたことがわかります。

物理的に距離が近い方とは、ニアバイシェアやAirDropでオリジナルのデータを送受信することは容易ですが、離れている方と動画のオリジナルデータを交換するのは意外と難しいです。

LINEのファイル機能を使用する際は以下の点に注意しましょう。

・容量が1GB以上の動画は送信できない

・動画の保管期間が1週間と短い

・ファイルの保存方法が少し面倒

といったようなことが挙げられます。

4. 画質を落とさずに保存する方法

それでは、ファイルの保存方法を確認していきましょう。

まずはトークルームを開いて、該当のファイルを長押しします。

トークメニューが表示されたら、Keepを選択します。

一旦トークルームを退出して、LINEのメインメニューからホームを選択します。ホーム画面上部にあるKeepアイコンをタップしてください。

LINE KeepというLINE専用のデータ保管箱が開くので、その中から先ほど移動したファイル名の右上にある三点アイコンをタップします。

この三点アイコンかなり見にくいので、分かりづらくなっています。

ポップアップメニューから「端末に保存」という項目を選択しましょう。

こちらで、端末本体にオリジナル画質のまま動画を保存することができます。

ダウンロード方法が少し特殊で、受信側にも知識が必要な点がかなりネックです。

5. まとめ

それでは今回の内容をおさらいしていきます。

5分以上の動画を送信するには、Googleフォトの「リンクの共有」または、LINEの「ファイル送信機能」を使用します。

どちらの方法に関しても言えることですが、送信する側だけでなく、受信側も保存する際に多少知識が必要な点は少々ネックな部分ではあります。

まずはLINEの仕様を再度確認していきます。

・動画の画質はSD画質に圧縮される

・動画は5分以上のものは送れない

・一度に送信可能なデータ容量は1GBが限度
・ファイル機能で送信したデータの有効期間は1週間

Googleフォトの場合は、Googleフォトアプリがインストールされていることが必要ですが、共有するのはURLのみなので、複数の動画や写真を共有するのにも便利で、送・受信時の通信量もごくわずかです。

ただし、Googleフォトにアップロードされている時点で、そもそも大半の方が圧縮された状態の動画や写真を共有することになります。

次に、LINEのファイル送信機能を使用すれば、同様にして5分以上の動画を送信することができます。

こちらの大きな特徴としては、動画をオリジナルサイズのまま送信できるということです。

ただし、送信可能な容量が1GBと決まっているので、4K動画などの大容量なデータをやり取りしようとすると、動画の尺が短いものしか送信できません。

また、受信側は動画を閲覧するだけでも一旦ダウンロードすることになるので、送受信ともに大きめな通信量を消費することになります。

他にもアプリを入れれば、「Send Anywhere」や「みてね」など、写真や動画を共有できるサービスは沢山あるので、頻繁に動画や写真を共有するような場合は、今回ご紹介した方法以外にも検討してみると、自分のニーズに合ったサービスを見つけられると思います。

今回の動画はコチラで以上です。

最後までご視聴いただきありがとうございます。

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それでは、また次の動画でもよろしくお願いいたします。


「【AirDrop/ニアバイシェア】超便利な反面、意外なリスクも?使い方から迷惑行為対策、氏名の露出、位置情報の残留についても解説」もご参照ください。


「【簡単・無料】古い写真がスマホ1つで蘇る!」もご参照ください。


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【pixel7a】Google製最新スマホをチェック!6aや7との比較や不安な点は?

Google pixelシリーズの最新作、Googleピクセル7aが発表されました。

価格はGoogleのオンラインストアにて62,700円です。

その他、各キャリアでも取り扱いがございます。

今回は、このpixel7aについて、どんなスマホなのかをチェックしてみたいと思います。

<動画内容>
1. Google pixelシリーズについて
2. デザイン・外観
3. ディスプレイ
4. 指紋認証が心配
5. カメラ性能アップ
6. 消しゴムマジックは強力
7. SoC性能
8. バッテリー容量
9. ストレージ容量
10. まとめ、[6a][7a][7]との比較

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講義動画時間:12分00秒)


いつもご視聴ありがとうございます。

スマホのコンシェルジュです。

Google pixelシリーズの最新作、Googleピクセル7aが発表されました。

価格はGoogleのオンラインストアにて62,700円です。

その他、各キャリアでも取り扱いがございます。

今回は、このpixel7aについて、どんなスマホなのかをチェックしてみたいと思います。

私たちスマホのコンシェルジュでは、豊富な指導実績をもとにスマートフォンの操作方法等に関する動画を制作、配信しております。

より多くの方に親しんでいただけるよう、優しい解説を心がけております。

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概要欄に当動画の目次も配置しておりますので、適宜チェックしたい箇所を選んでご視聴いただくことも可能です。

【目次】
1.Google pixelシリーズについて
2.デザイン・外観
3.ディスプレイ
4.指紋認証が心配
5.カメラ性能アップ
6.消しゴムマジックは強力
7.SoC性能
8.バッテリー容量
9.ストレージ容量
10.まとめ、[6a][7a][7]との比較

1. Google pixelシリーズについて

GoogleピクセルはAndroidの開発元でもあるGoogle自身が設計開発しているAndroid端末です。

ここ最近のシリーズの流れとしては、2021年にそれまでのシリーズと比較して大幅なデザイン変更や性能向上が図られたGoogleピクセル6と6proが発売、その半年後に若干性能を落として価格を下げた廉価版的な立ち位置の6aが発売されました。

2022年10月にはpixel7、7proが発売され、今回はその廉価版となる7aが発売となりました。

いずれの製品も、

・自社開発チップや高性能なカメラ等により申し分ない性能を備え、

・また価格的にも同程度の他社製品と比較してかなり抑えめ、

・かつGoogle製であるためいち早くAndroidのアップデートが適用され、サポート期間も倍近く長いという

なかなか欠点の見つけづらい製品となっています。

2. デザイン・外観

7aのデザインは今までの pixelシリーズを踏襲した、大きなカメラバーを配したデザインとなっています。

カラー展開は4色で、常連のホワイトとブラックに加えて目新しいオレンジと水色が追加されています。

画面サイズは6.1インチで、寸法自体は前作の6aと全く同じとなっています。

他のミドルレンジスマホと同程度の画面サイズといえます。

3. ディスプレイ

ディスプレイは有機ELで、発色も良好です。ただし明るさはそこまで出ないので太陽の下では暗いと感じます。この辺はハイスペックモデルと差ができやすいポイントです。

大きなポイントとして、前作の6aに比べて、画面表示のスムーズ感を表すリフレッシュレートが上がっており、画面のスクロールなどの動きが滑らかに感じられます。

高機能機ではもはや当たり前の仕様となっていますが、このaシリーズでは搭載しないのでは?とも予想されていたポイントですので、若干のサプライズ感があるかもしれません。

画面の傷つきにくさ、丈夫さはどんなガラスを使用しているかという点に現れます。

7aはゴリラガラス3というものが使用されており、 pixel6aと同じものとなっています。

7や7プロに搭載されたものよりは、何世代分か耐久性の低いものとなっており、この辺はコストダウンが図られています。

4. 指紋認証が心配

少し注意したいのは、ピクセル6の時から、画面内指紋認証の評判があまり良くありません。

継続的なアップデートにより、ある程度改善されてきているようで、6aでは気にならないと言う方もいらっしゃる一方、いまだに使い物にならない、と不満を漏らしている方も散見されます。

今作は6aにはなかった顔認証も可能ですのであまり心配いらないかもしれませんが、指紋認証の反応がいまひとつである場合、画面フィルムを貼らずに使用することも考えられます。

その場合は、先ほどの画面ガラスの耐久性能というのは一つ気にするべきポイントになってくるかもしれません。

5. カメラ性能アップ

続いてはカメラ性能に関してです。

正直どのスマホもカメラカメラでうんざり、という方もいらっしゃるかと思いますが、当機種もやはり大きなトピックとしてカメラ性能の高さを謳っています。

6aと比べて暗いところでもより明るく撮れるようです。

とはいえこれ以上カタログ上のカメラ性能が向上したところで、今後よっぽどの技術革新がない限り、実際に人間の目にどれだけ綺麗に見えるのかという点におけるインパクトは少ないように思います。

6. 消しゴムマジックは強力

ただテレビCMなどでご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、「消しゴムマジック」という機能がpixelのGoogleフォトでは標準で提供されています。

写真に写りこんだもの自動で、または簡単になぞるだけで消すことができるという機能で、消したことがわからないように背景と馴染ませるには高度な処理が必要です。

さすがにCMでの綺麗さは大げさですが、ぱっと見ではわからない程度には消すことができます。

こうした新しい機能がいち早く、無料で提供されるのはピクセルシリーズの強みと言えます。

7. SoC性能

頭脳となるチップに関しては継続してGoogle謹製となるtensorというチップの第二世代が搭載されます。これは上位モデルの7や7proと同じもので、pixelシリーズはチップ性能には差をつけないという手法をとっています。

第一世代からの進歩こそ小幅なようですが、すでにレスポンスに関しては非常に優秀でしたので、今作も操作の快適さについては特に問題はなさそうです。

発熱に関してもこのシリーズにおいてはあまりネガティブな評判は聞かれません。

ただ廉価なスマホはその分発熱対策が甘いということも考えられますので、慎重を期すならば、発熱しやすい夏場にどうなのか、という評判を聞いてからの購入という手もあります。

8. バッテリー容量

バッテリーの容量は6aとほぼ変わらずです。

最近は大容量バッテリーというと大体5000といった数字を見かけることが多いので、他機種と比べると容量自体は若干小さい仕様です。

Googleは24時間のバッテリーライフを謳っていますが、6や6aの使用感としては持ちが悪いとは感じないまでも流石にそこまでではない印象です。

aシリーズとしては待望のワイアレス充電に対応したので、充電マットなどに置くだけで充電可能です。ただしもともとあまりスピードの出ないワイヤレス充電の中でもかなり遅い部類に入るようです。

9. ストレージ容量

内蔵ストレージは128GBのみです。256GBは出ませんでした。

4K動画を撮影するとあっという間にいっぱいになってしまうので、そういう方はUSBメモリやパソコンなど、ストレージを確保する手段を考えておきましょう。

10. まとめ、[6a][7a][7]との比較

その他の仕様はこのようになっています。

イヤホンジャック、SDカードはやはり当然のように省略されました。おそらく今後も対応させる気は無いのだと思われます。

イーシム対応でesimプランに加入することが可能です。

5年間という長期間のOSサポートが約束されています。

この価格帯で、これだけ長いアップデートを保証するのは他のAndroidメーカーにはなかなか真似しづらい点といわれていて、大きなアドバンテージとなります。

当面の間買い替えが不要と考えると、より端末価格が安く思えてきます。

以上、今回発表となったGoogleピクセル7aについて見てきました。

最後にまとめとして、pixelシリーズの6a、7a、7の3機種を比較してみました。機種変更する場合どれを選ぶべきか、少しでも参考になれば幸いです。

3機種ともベースとなる性能や仕様はかなり似ていて、長期間のAndroidサポートや消しゴムマジック、自社開発のテンサープロセッサといった特徴はすべて備えています。

その他のポイントに関しては、それぞれの項目において、より上位の機能を搭載したものを記載しています。

7aと7はテンサーチップの第2世代となりますので、6aよりも若干処理速度は向上していますが、体感できるような差ではなさそうです。

カメラは6aにだけできないことがあるのと、センサーなどのハードウェア自体にもそれぞれ多少の差があり、主に暗いところでの性能に差がでそうです。

バッテリー周りで言うと、6aはワイヤレス充電に非対応、また7だけが背面から別のイヤホンなどにバッテリーを分け与えることができるバッテリーシェアという機能に対応しています。重要度は低めです。

6aと7aで使い心地上かなり大きな差になるのでは無いかと思われる点は認証に顔認証が使える点です。繰り返しとなりますが、ロック解除時に指紋認証がもたつくことのストレスはなかなかのものがありますので、顔認証によりその弱点を克服できているとするとこの点は大きなアドバンテージとなります。

価格は定価ベースで、カッコの中は左隣のものとの価格差を示しています。

相変わらず6aのコストパフォーマンスが高いのですが、それにしても今回の7aとの差が1万円未満となると、どうせなら顔認証のできる7aを選びたくなる金額差かもしれません。

さらに2万円を追加で7が購入できますが、多くの方が価格差分の差を感じられない可能性が高いです。手に取った時の質感や画面サイズなど感覚的な部分によっぽどピン来ない限りは7aを選ぶのが良いかと思います。

当動画は以上となります。最後までご視聴いただきありがとうございました。

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また、「メンバーシップ」にて弊社動画のテキスト版も配信しておりますので、よろしければ是非ご登録ください。

それでは、次の動画でもよろしくお願いいたします。


「【スマホのデータ移行】どの方法が一番いい?Androidスマホのデータを移行する方法(完全版)」もご参照ください。


「【ストレージ不足解消】AndroidでのUSBメモリの使い方、データの移動方法や注意点を解説!SDカード非対応機種でも安心!」もご参照ください。


「【SIMカード】今更聞けない!SIMの機能や挿替時の注意点、機種変更とMNP、eSIMまで解説!」もご参照ください。


指導実績>
三越伊勢丹(社員向け)・JTB(大説明会)・東急不動産(グランクレール)・第一生命(お客様向け)・包括支援センター(お客様向け)・ロータリークラブ(お客様向け)・永楽倶楽部(会員様向け)等でセミナー・講義指導を実施。

累計50,000人以上を指導 。

<講義動画作成ポイント>
個別指導・集団講座での指導実績を元に、わかりやすさに重点を置いた動画作成

その他の講義動画は下記の一覧をご参照ください。

スマホの学習動画

<その他>
オンラインサポート(ライブ講座・ZOOM等でのオンライン指導)とオフラインサポート(出張指導・セミナー形式のオフライン指導)も実施中。詳しくはメールにてお問い合わせください。

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【どちらを使う】Googleアプリの安全性はChromeで決まる!2つのアプリの関係!

今回は、「Googleアプリの安全性はChromeで決まる!2つのアプリの関係性」について説明して参ります。

「GoogleアプリとChromeが二つあるのはなんで?」

「二つのアプリの違いは何?」

「二つのアプリに何か関係性があるの?」と思ったことがある方も多いかと思います。

「Googleアプリ」と「Chrome」の違いとそれぞれの役割がわかるとどちらのアプリがより重要なのかが分かるようになります。

今までは、特に気にせずに使っていたという方は、この機会に「Chrome」の重要性についても一度見直してみましょう。

<動画内容>
1.「Googleアカウント」「Googleアプリ」「Chrome」の相関関係
2.「Googleアカウント」「Googleアプリ」「Chrome」の役割分担

<1>Googleアカウントはすべてを統括!
1.「Googleアカウント」はすべてのGoogleサービスとスマホを統括!
2.「Googleアカウント」を乗っ取られるとスマホが使えなくなる(要注意)!

<2>「Googleアプリ」は「検索担当」「検索」を行なう為に「Google専用アプリ」
1.「Googleアプリ」はGoogleの検索をしたい場合に利用するアプリ
2.「Googleアプリ」は「検索部分」を担当(Google専用アプリ)
3. Google関連サービスを「Googleアプリ」の中で表示している
4. 履歴には「検索履歴」と「閲覧履歴」の2種類がある
5.「検索履歴」は「Googleアプリ」からも一つ一つ削除する事ができる
6.「Googleアプリ」では「検索履歴」をまとめて削除する事もできる
7.「Googleアプリ」から「閲覧履歴」を削除することは出来ない

<3>「Chrome」は主に「閲覧部分」を担当
1.「Chrome」はインターネットを閲覧する為のブラウザアプリ
2.「Chrome」のトップ画面は、「Googleアプリ」と相違がない
3.「Chrome」は主に「閲覧部分」を担当。「検索部分」は共有。
4.「Chrome」でも「検索履歴」を個別に削除する事ができる
5.「Chrome」で「検索履歴」をまとめて削除する方法
6.「Chrome」では「閲覧履歴」をまとめて削除することが可能

<4>「Chromeの設定」は「Googleアプリ」にも影響する
1.「Chromeの設定」が「Googleアプリ」にも反映する!
2.「Chrome」の「安全性」を通常より高めに設定する(お勧め動画)

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講義動画時間:29分09秒)


みなさんこんにちは、スマホのコンシェルジュです。

今回は、「Googleアプリの安全性はChromeで決まる!2つのアプリの関係性」について説明して参ります。

「GoogleアプリとChromeが二つあるのはなんで?」

「二つのアプリの違いは何?」

「二つのアプリに何か関係性があるの?」と思ったことがある方も多いかと思います。

「Googleアプリ」と「Chrome」の違いとそれぞれの役割がわかるとどちらのアプリがより重要なのかが分かるようになります。

今までは、特に気にせずに使っていたという方は、この機会に「Chrome」の重要性についても一度見直してみましょう。

スマホのコンシェルジュの「YouTubeチャンネル」では、「スマホの基本操作」から「不具合時の対処方法」「スマホとパソコンの連携」等、スマホやパソコンに関する動画を多数配信しております。

是非そちらもご参照ください。

また、是非「チャンネル登録」もお願い致します。

【目次】
1.「Googleアカウント」「Googleアプリ」「Chrome」の相関関係
2.「Googleアカウント」「Googleアプリ」「Chrome」の役割分担

<1>Googleアカウントはすべてを統括!
1.「Googleアカウント」はすべてのGoogleサービスとスマホを統括!
2.「Googleアカウント」を乗っ取られるとスマホが使えなくなる(要注意)!

<2>「Googleアプリ」は「検索担当」「検索」を行なう為に「Google専用アプリ」
1.「Googleアプリ」はGoogleの検索をしたい場合に利用するアプリ
2.「Googleアプリ」は「検索部分」を担当(Google専用アプリ)
3.Google関連サービスを「Googleアプリ」の中で表示している
4.履歴には「検索履歴」と「閲覧履歴」の2種類がある
5.「検索履歴」は「Googleアプリ」からも一つ一つ削除する事ができる
6.「Googleアプリ」では「検索履歴」をまとめて削除する事もできる
7.「Googleアプリ」から「閲覧履歴」を削除することは出来ない

<3>「Chrome」は主に「閲覧部分」を担当
1.「Chrome」はインターネットを閲覧する為のブラウザアプリ
2.「Chrome」のトップ画面は、「Googleアプリ」と相違がない
3.「Chrome」は主に「閲覧部分」を担当。「検索部分」は共有。
4.「Chrome」でも「検索履歴」を個別に削除する事ができる
5.「Chrome」で「検索履歴」をまとめて削除する方法
6.「Chrome」では「閲覧履歴」をまとめて削除することが可能

<4>「Chromeの設定」は「Googleアプリ」にも影響する
1.「Chromeの設定」が「Googleアプリ」にも反映する!
2.「Chrome」の「安全性」を通常より高めに設定する(お勧め動画)

1.「Googleアカウント」「Googleアプリ」「Chrome」の相関関係

それでは、まず初めに「Googleアプリ」「Chrome」と「Googleアカウント」の相関関係について一緒に確認していきましょう。

「Googleアプリ」は、Googleサービス専用のアプリになり、分からない事を調べたり、特定の情報が掲載されているウェブサイトにアクセスする際に利用するアプリになります。

そのため、Android端末では、トップ画面に「検索BOX」だけが置いてあり、タップするとすぐに検索する事が出来るようになっています。

一方で、「Chrome」は、「Googleアプリ」と「検索」という部分については同じになりますが、本来の役割は、インターネットを閲覧する為に必要不可欠な「ブラウザアプリ」になります。

その為、メールやメッセージ内にURLが記載されている場合には、そのURLをクリックすると「Googleアプリ」ではなく、「Chrome」が起動するようになっています。

「Googleアプリ」でも、検索した検索結果一覧からウェブサイトに移動する際には、「Chrome」を利用しています。

分かり易くお伝えすると、「Googleアプリ」内に「Chrome」が内蔵されているような形になっています。

「検索」は「Googleアプリ」、「閲覧」は「Chrome」という役割分担であると思った方が分かり易いかもしれません。

そのため、「検索履歴」は「Googleアプリ(厳密にはGoogleの検索エンジン」から「Googleアカウント」に送られ、「閲覧履歴」は「Chrome」から「Googleアカウント」に送られます。

「検索履歴」をまとめて削除したい場合には、「Googleアプリ」から検索履歴を削除する事が出来ます。

また、「Googleアプリ」で削除した検索履歴は、「Googleアカウント」「Chrome」からも同時に削除されます。

後ほど詳しく説明を致しますが、「Chrome」から検索履歴をまとめて削除するのはなかなか難しいので、ご注意ください。

「閲覧履歴」をまとめて削除したい場合には、「Chrome」から閲覧履歴を削除します。

「Chrome」で削除した閲覧履歴は、「Googleアカウント」「Googleアプリ」からも同時に削除されます。

「Googleアプリ」については、先程も説明しましたが「Chrome」の機能を利用している為、閲覧履歴は、「Chrome」を使っていなくても、「Chrome」に保存されます。

こちらも後ほど詳しく説明を致しますが、「Googleアプリ」から「閲覧履歴」を削除する事はできないということを覚えておきましょう。

いずれにしても、「Googleアカウント」にはすべての履歴が保存されますので、「Googleアカウント」の「アクティビティ」からすべての履歴を削除する事はできます。

但し、「Googleアカウント」には「Googleのすべてのサービスの履歴が保存されているため、どこに何があるのかが分かりづらくなっています。

その為、「検索履歴の削除」は「Googleアプリ」、「閲覧履歴の削除」は「Chrome」から行う、と覚えておくと、履歴の削除を簡単に行う事ができるようになります。

2.「Googleアカウント」「Googleアプリ」「Chrome」の役割分担

先程、「Googleアプリ」「Chrome」と「Googleアカウント」の相関関係について説明を致しましたので、それぞれの役割についても一緒に確認していきましょう。

「Googleアカウント」は、すべてのGoogleサービスの情報が集約される場所になります。

その為、すべての履歴を削除する事が出来るようになっています。

検索・閲覧履歴も含め、どのような履歴が保存されているのかを確認したり、削除する場合には、「Googleアカウント」にアクセスするようにしましょう。

また、保存されている「パスワード」「プライバシーとセキュリティ」についても確認・変更・削除をすることが出来るようになっています。

「Googleアプリ」は、検索(調べもの)をする為のアプリになり、カメラを利用した画像検索(Googleレンズを利用)や履歴に基づいてお勧めのニュースや記事も表示されるようになっています。

検索をした際に表示される検索結果は、Googleの検索エンジン(検索結果一覧を表示するためのプログラム)が利用されています。

先程説明をしましたが、検索した際の検索語句の履歴を削除する場合には、「Googleアプリ」から行う事が出来ます。

「Googleアプリ」で削除した検索履歴は、「Googleアカウント」からも削除され、「Chrome」の検索履歴からも削除されます。

「Chrome」は、インターネットを閲覧する為のアプリになり、ブラウザアプリとも呼ばれています。

その為、「Googleアプリ」とは異なり、Google以外の検索エンジン(検索結果一覧を表示するためのプログラム)も選択する事が出来ます。

また、ウェブサイト利用時に保存したパスワードを管理したり、ウェブサイトからダウンロードしたファイル等も管理する事が出来ます。

加えて、ウェブサイトを安全に利用するための「プライバシーとセキュリティ」の設定や「クッキー」等の「サイトの設定」も行なうことが出来るようになっています。

「Chrome」上で変更した設定は、「Googleアプリ」にも適用されます。

こちらでのポイントは、「Googleアプリ」と「Chrome」は相互に影響し合っているという事を覚えておきましょう。

<1>Googleアカウントはすべてを統括!

それでは、次にGoogleサービスを統括する「Googleアカウント」の役割についても簡単に確認していきましょう。

Androidスマホの場合には、「Googleアカウント」が乗っ取られてしまうと「スマホ自体」も使えなくなりますので、特に注意が必要な大事なアカウントになります。

1.「Googleアカウント」はすべてのGoogleサービスとスマホを統括!

「Googleアカウント」は、「Googleフォト」「Gmail」「YouTube」「Googleマップ」「Googleアプリ」「Chrome」等のすべてのGoogleサービスを一つの「Googleアカウント」で管理しています。

加えて、Androidスマホを利用している場合には、端末を動かす「Android OS」も、同じ「Googleアカウント」で管理しています。

「一つのGoogleアカウント」でいろいろなサービスを利用できるため、ログイン・サインインをその都度する必要もなく、かなり便利に利用する事が出来ます。

一方で、「一つのGoogleアカウント」ですべてのサービスを管理している為、Googleアカウントが何らかの理由で利用できなくなってしまうと何もできなくなる危険性があるという事を覚えておきましょう。

2.「Googleアカウント」を乗っ取られるとスマホが使えなくなる(要注意)!

特に「Googleアカウント」が第三者に乗っ取られてしまうと、Googleサービスはもちろんですが、スマホも利用できなくなります。

新たに「Googleアカウント」を作る事で、Googleサービスを利用する事は出来ますが、保存していた写真やメールなど、すべてのデータが利用できなくなります。

また、「検索・閲覧履歴」「位置情報」「連絡先情報」も含めるとかなりの個人情報が保存されていますので、Googleアカウントを乗っ取られないように十分に注意する必要があります。

「Googleアカウントの乗っ取り防止」については別の動画で詳しく説明しておりますので、ご興味のある方は是非ご参照ください。

動画の詳細ページにもリンクを掲載しておきます。

<2>「Googleアプリ」は「検索担当」「検索」を行なう為に「Google専用アプリ」

それでは、次に「Googleアプリ」の役割について一緒に確認していきましょう。

「Googleアプリ」は、一言でお伝えすると、「検索」を行うための「Google専用アプリ」になります。

1.「Googleアプリ」はGoogleの検索をしたい場合に利用するアプリ

「Googleアプリ」のトップ画面は、非常にシンプルな作りになっています。

画面上部にある「検索窓」をタップして、調べたい語句を入力すると、検索をすることが出来ます。

「検索窓」の右側にある「カメラのマーク」は、「Googleレンズ」という画像検索ができる「Googleのサービス」になります。

「Googleレンズ」で撮影した植物や商品は、そのまま検索する事が出来、植物の名前や売っているお店・値段などを調べる事が出来ます。

また、英語のメニュー「Googleレンズ」で写すと、日本語に翻訳する事も出来ます。

「Googleレンズ」の使い方については別の動画でも紹介しておりますので、ご興味のある方は是非ご参照ください。

動画の詳細ページにもリンクを掲載しておきます。

「検索窓」以外には、現在の気温や天気が表示されます。

その下には、ニュースや記事が表示され、こちらのニュースや記事は、過去の検索履歴を判断材料にして選別されています。

2.「Googleアプリ」は「検索部分」を担当(Google専用アプリ)

それでは、次に「Googleアプリ」の「検索」の一連の流れを一緒に確認していきましょう。

「検索」の流れを確認すると「Chrome」との関係性が見えてきます。

今回は、例として「gmail」を検索してみたいと思います。

まずは、「Googleアプリ」のトップ画面で、①の「検索窓」をタップし、②に「gmail」と入力して検索します。

「gmail」の検索結果が一覧で表示されますので、③の「Gmail Googleのメール」をタップします。

今回は、「Chrome」の設定で、「PC版サイト」を優先的に表示するように設定していたため、④のように「PC版サイト」が表示されています。

こちらでのポイントは、「Googleアプリ」を利用していても、「Chrome」の機能を利用している為、「Chrome」で設定した内容がそのまま反映されます。

「Googleアプリ」内でも「Chrome」が利用されているという点を確認したいので、画面の右上にある黒い丸が縦に三つ並んでいる⑤の「メニュー」をタップします。

3. Google関連サービスを「Googleアプリ」の中で表示している

「メニュー一覧」が表示され、「PC版サイト」にチェックが入っているのを確認する事が出来ます。

また、メニューの一番下に「Chromeで実行中」と表示されているのも確認する事が出来ます。

このように「Googleアプリ」は、検索語句を入力して、検索結果一覧が表示されるところまでは、「Googleアプリ(厳密にはGoogleの検索エンジン)」を利用していますが、それ以降の部分については「Chrome」を利用しています。

また、「Googleアプリ」のトップ画面にあった「Googleレンズ」のカメラやおすすめの記事やニュースも同じで、Googleの別のサービスの機能を「Googleアプリ」上で利用しています。

そのため、各アプリで設定したものが「Googleアプリ」にも反映します。

特に「Chrome」の設定の影響が最も大きく、「Chrome」で設定した「プライバシーとセキュリティ」や「サイトの設定」が、そのまま「Googleアプリ」にも適用されます。

そのため、フィッシングサイト対策やウィルス感染の予防についても、「Chrome」の「設定」が非常に重要になり、「Googleアプリ」の安全性も「Chrome」の設定に依存しています。

4. 履歴には「検索履歴」と「閲覧履歴」の2種類がある

それでは、次に、先程も少し説明をしましたが、「履歴」には「検索履歴」と「閲覧履歴」の2種類がありますので、その点について一緒に確認していきましょう。

「検索履歴」は、何かを調べるために「検索窓」に入力した検索語句の履歴になります。

「検索窓」に「ヤフー」と入力すると、「ヤフー」という検索語句が検索履歴として保存されます。

また、一度入力した語句は、「検索窓」をタップすると入力候補として、新しいものから順に表示されます。

「閲覧履歴」は、閲覧したウェブサイトの履歴になります。

検索結果が表示された後に、その検索結果一覧からウェブサイトに移動しますが、その移動したウェブサイトのURL(インターネット上の住所)が閲覧履歴として保存されます。

「ヤフー」と検索し、検索結果一覧から「ヤフー」のウェブサイトに移動するとそのURL(インターネット上の住所:ヤフーの場合には「Yahoo.co.jp」)が閲覧履歴として保存されます。

このように保存される履歴には、「検索履歴」と「閲覧履歴」の2種類があることを覚えておきましょう。

5.「検索履歴」は「Googleアプリ」からも一つ一つ削除する事ができる

それでは、次に検索部分を担当している「Googleアプリ」の検索履歴の削除方法について一緒に確認していきましょう。

検索履歴を削除する方法には、ひとつひとつ履歴を削除する方法とまとめて履歴を削除する方法があります。

ひとつひとつ履歴を削除する方法から一緒に確認していきましょう。

まずは、「Googleアプリ」のトップ画面で、①の「検索窓」をタップします。

「検索履歴」が一覧で表示されますので、今回は検索履歴に残っている「アマゾン」を削除していきたいと思います。

また、「アマゾン」の左側に表示されている時計のマークが履歴のマークになります。

②の「アマゾン」を長押しします。

別の画面が表示され、「この検索を履歴から削除しますか?」というメッセージが表示されますので、③「削除」をタップします。

以上で、「アマゾン」の検索履歴が削除され、履歴の一覧からも消えている事を確認する事が出来ます。

6.「Googleアプリ」では「検索履歴」をまとめて削除する事もできる

それでは、次にまとめて検索履歴を削除する方法について一緒に確認していきましょう。

まずは、「Googleアプリ」のトップ画面で、画面の右上にある①の「アカウント」をタップします。

「アカウント」の詳細画面が表示されますので、②の「検索履歴」をタップします。

「検索履歴」の詳細画面が表示されますので、③のように画面を下方向に移動します。

日付毎に検索履歴が表示されますので、④の「削除」をタップします。

別の画面が表示され、いくつかの選択肢が表示されますので、今回は⑤の「すべてを削除」をタップします。

「次のアクティビティが削除されます」というメッセージが表示されますので、画面の右下にある⑥の「削除」をタップします。

「削除が完了しました」と表示されますので、⑦の「OK」をタップします。

以上で、すべての検索履歴の削除が完了になります。

「検索履歴」は「Googleアプリ」のトップページに表示されるニュースや記事などにも影響しますので、どの程度削除するかはご自身でご判断ください。

特に表示されるコンテンツが変わっても気にならないという場合には、「すべてを削除」を選択するようにしましょう。

7.「Googleアプリ」から「閲覧履歴」を削除することは出来ない

それでは、次に「Googleアプリ」からは「閲覧履歴」を削除することが出来ないという点について一緒に確認していきましょう。

「Googleアプリ」は、主に検索部分を担当している為、「検索履歴」を簡単に削除できるようになっています。

一方で、後ほど説明を致しますが、「Chrome」は主に「閲覧部分」を担当している為に、「検索履歴」の削除がしづらくなっています。

反対に、「Googleアプリ」からは「閲覧履歴」の削除を行う事が出来ないようになっています。

一方で、「Chrome」は、主に「閲覧部分」を担当している為、「閲覧履歴」を簡単に削除する事が出来ます。

こちらでのポイントは、「検索履歴の削除」は「Googleアプリ」から行い、「閲覧履歴の削除」は「Chrome」から行うと簡単に履歴の削除が出来るということを覚えておきましょう。

<3>「Chrome」は主に「閲覧部分」を担当

それでは、次に「Chrome」の役割についても一緒に確認していきましょう。

「Chrome」は、ウェブサイトを閲覧する為に必要不可欠なブラウザアプリの一つになります。

1.「Chrome」はインターネットを閲覧する為のブラウザアプリ

それでは、次に、先程から何度が出てきている「ブラウザアプリ」について一緒に確認していきましょう。

「ブラウザアプリ」は、iPhone・Android・パソコン等の端末からウェブサイトを閲覧するために必要不可欠なアプリになります。

この「ブラウザアプリ」を利用して検索すると、インターネット上にあるいろいろなウェブサイトを閲覧する事が出来るようになっています。

「代表的なブラウザアプリ」の一つ目は、「Chrome」になります。

Android端末はもちろんですが、最近ではiPhoneでも利用するユーザーが増えてきているブラウザアプリになります。

また、パソコンでの利用が多いのも特徴の一つになります。

二つ目は、「Safari」になります。

iPhoneや「Macというパソコン」で利用される機会が多い、「ブラウザアプリ」になります。

三つ目は、「Microsoft Edge」になります。

Windowsパソコンを利用している方であれば、見たことや使ったことがある方も多い、「ブラウザアプリ」になります。

四つ目は、Firefoxになります。

Windowsパソコンを利用している方で、Microsoft EdgeやChromeでも物足りないという方が利用している「ブラウザアプリ」になります。

こちらでのポイントは、インターネット上のウェブサイトを閲覧するには、「ブラウザアプリ」が必要不可欠で、「Chrome」もその一つであるという事を覚えておきましょう。

2.「Chrome」のトップ画面は、「Googleアプリ」と相違がない

それでは、次に「Chrome」のトップ画面についても一緒に確認していきましょう。

「Chrome」のトップ画面は、「Googleアプリ」のトップ画面と同じように、非常にシンプルな画面になっています。

カメラで写したものを検索する事ができる「Googleレンズ」のボタンも配置されています。

加えて、おすすめの記事やニュースも表示されるようになっているため、Googleアプリとほとんど変わらない画面構成になっています。

二つのアプリが出来上がった背景がわかると二つのアプリの違いもより分かり易くなるかもしれません。

「Chrome」は、インターネット上にあるウェブサイトを閲覧する為にGoogle社が最初に提供したブラウザアプリになります。

その後に、Googleの検索エンジンのみを利用した検索部分のみを提供する「Googleアプリ」が登場し、閲覧部分については「Chrome」に誘導することでウェブサイトを表示していたという背景があります。

現在は、「Googleアプリ」も「Chrome」も、一つのアプリだけでサービスが完結しているように表面上は見せているため、両者の違いが分からなくなっています。

3.「Chrome」は主に「閲覧部分」を担当。「検索部分」は共有。

「Chrome」が「ブラウザアプリ」という点は理解が出来たかと思いますので、「Chrome」の役割を理解するために、検索の一連の流れを一緒に確認していきましょう。

まずは、「Chrome」のトップ画面で、①の「検索窓」をタップします。

今回は、例として「ヤフー」を検索してみたいと思いますので、②に「ヤフー」と入力し、検索をします。

「Chrome」で「PC版サイト」が表示されるように設定していましたので、③のように「PC版」の検索結果画面が表示されます。

PC版の検索結果画面をモバイル版に変更したいので、画面の右上にある黒い丸が縦に三つ並んでいる④の「メニュー」をタップします。

メニューが一覧で表示されますので、⑤のようにメニュー部分を下方向にスライドします。

4.「Chrome」でも「検索履歴」を個別に削除する事ができる

「PC版サイト」にチェックが入っているのを確認する事が出来ますので、⑤の「PC版サイト」をタップします。

⑥のように「PC版サイト」の表示画面が、モバイル版サイトに変わっているのを確認する事が出来ます。

⑦のように画面を下方向にスライドし、⑧の「Yahoo Japan」をタップします。

⑨のようにモバイル版の「ヤフー」ページが表示されます。

モバイル版とPC版の見分け方は、画面上部にあるURL部分の一番左側に「m」が付いているか、付いていないかで見分ける事が出来ます。

ヤフーのモバイル版サイトは、「m.yahoo.co.jp」になっています。

こちらでのポイントは、検索部分については「Googleアプリ」と共有していますので、検索履歴は「Googleアプリ」に保存されます。

厳密には、Googleアカウントに「Google」の履歴として保存されます。

それ以降の閲覧履歴は、「Chrome」に保存されます。

5.「Chrome」で「検索履歴」をまとめて削除する方法

それでは、次に「Chrome」の検索履歴をひとつずつ削除する方法について一緒に確認していきましょう。

まずは、「Chrome」のトップ画面で、①の「検索窓」をタップします。

「検索履歴」が一覧で表示されますので、今回は検索履歴に残っている「ヤフー」を削除していきたいと思います。

また、「ヤフー」の左側に表示されている時計のマークが履歴のマークになります。

②の「ヤフー」を長押しします。

別の画面が表示され、「履歴から候補を削除しますか?」というメッセージが表示されますので、③「OK」をタップします。

以上で、「ヤフー」の検索履歴が削除され、履歴の一覧からも消えているのを確認する事が出来ます。

6.「Chrome」では「閲覧履歴」をまとめて削除することが可能

それでは、次に「Chrome」で検索履歴をまとめて削除する方法について一緒に確認していきましょう。

「Chrome」では、「検索結果一覧」が表示されている画面でしか、「検索履歴」をまとめて削除することができませんので、ご注意ください。

まずは、「Chrome」のトップ画面で、①の検索窓をタップします。

②に「ヤフー」と入力し、検索します。

「ヤフー」の検索結果一覧が表示されますので、画面の左上にある③の横線が縦に三つ並んでいる「メニュー」をタップします。

「メニュの一覧」が表示されますので、④の「検索履歴」をタップします。

「検索履歴」の詳細画面が表示されますので、⑤のように画面を下方向に移動します。

日付毎に検索履歴が表示されますので、その上にある⑥の「削除」をタップします。

いくつかの選択肢が表示されますので、今回は⑦の「すべてを削除」をタップします。

「次のアクティビティが削除されます。」というメッセージが表示されますので、画面の右下にある⑧の「削除」をタップします。

「削除が完了しました」というメッセージが表示されますので、画面の右下にある⑨の「OK」をタップします。

以上で、検索履歴の削除が完了になります。

こちらでの重要なポイントは、「Chrome」の場合、検索履歴をまとめて削除する事が出来るのは、「検索結果一覧」が表示されている画面からのみになります。

一方で「Googleアプリ」であれば、トップ画面から「検索履歴」を簡単に削除する事が出来ます。

どちらの方が分かり易いかは、使っている本人次第になりますので、分かりやすい方から検索履歴を削除するようにしましょう。

それでは、次に「Chrome」で「閲覧履歴」とまとめて削除する方法について一緒に確認していきましょう。

まずは、「Chrome」のトップ画面で、画面の右上にある黒い丸が縦に三つ並んでいる①の「メニュー」をタップします。

「メニュー」が一覧で表示されますので、②の「履歴」をタップします。

「履歴」の詳細画面が表示されますので、③の「閲覧履歴データを削除する」をタップします。

期間を指定する事が出来ますので、期間を変更したい場合には、④の「全期間」をタップします。

いくつかの選択肢が表示されますので、今回は⑤の「全期間」をタップします。

「全期間」が選択されていることを確認して、「閲覧履歴」「Cookieとサイトデータ」「キャッシュされた画像とファイル」にもそれぞれチェックが入っていることを確認します。

⑥のように画面を下方向にスライドして、「保存したパスワード」「自動入力フォームのデータ」「サイトの設定」についてはチェックが入っていない事を確認して、⑦の「データを削除」をタップします。

チェックを入れなかった部分については、次回以降に同じウェブサイトにアクセスした場合に、再度IDとパスワードを一から入力する手間を省くためになります。

以上で、閲覧履歴の削除が完了になります。

<4>「Chromeの設定」は「Googleアプリ」にも影響する

それでは、最後に「Chrome」内にある「プライバシーとセキュリティ」や「サイトの設定」が「Googleアプリ」にも影響する点について一緒に確認していきましょう。

「Googleアプリの安全性」は、「Chrome」の設定で変わりますので、「Googleアプリ」しか利用していない方も「Chrome」の設定を確認して、安全性のチェックをすることをお勧め致します。

1.「Chromeの設定」が「Googleアプリ」にも反映する!

繰り返しになりますが、「Googleアプリ」は、「Chrome」のブラウザ機能を利用しています。

その為、ウェブサイトを閲覧する部分(Chromeの担当部分)は、「Chrome」の設定に依存しています。

フィッシングサイトやコンピューターウィルス感染予防の「プライバシーとセキュリティ」の設定や「クッキー」等の「サイトの設定」も、「Chrome」の設定がそのまま「Googleアプリ」に適用されます。

そのため、「Googleアプリ」の安全性は「Chrome」の設定次第になります。

「Googleアプリ」しか利用しないという方も、是非この機会に「Chrome」の設定を見直す事をお勧め致します。

2.「Chrome」の「安全性」を通常より高めに設定する(お勧め動画)

「Chrome」の「安全性」を通常より高めに設定したい場合には、こちらの動画をご参照ください。

最初にすべき設定として、「プライバシーとセキュリティ(主にセーフ ブラウジング機能)」や「サイトの設定(サードバーティのCookieのブロック)」について説明しております。

動画の詳細ページもリンクを掲載しておきます。

以上で「Googleアプリの安全性はChromeで決まる!2つのアプリの関係性」についての説明を終了致します。

宜しければ「チャンネル登録」をお願い致します。

また、「有料メンバーシップ」にてコンビニで印刷できるテキストの提供も行っております。

ご静聴、ありがとうございました。


「【スマホなら特に重要】フィッシングサイト・ウィルス対策!Chromeの最初にすべき正しい設定4選」もご参照ください。


「【今すぐ確認】マイナンバーカードよりも重要!今すぐ実施したい「Googleアカウントの乗っ取り・不正ログインを防ぐ方法」もご参照ください。


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その他の講義動画は下記の一覧をご参照ください。

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【Googleフォト】保存容量の節約画質でバックアップすると画質はどれくらい低下する?印刷や大画面での表示に耐えうるのか検証!

お馴染みの写真管理アプリGoogleフォトですが、このアプリの大きな特徴の一つが、「オンライン上に写真を保存する。」という点です。

今回は「やや低画質」というのが実際のところ一体どれくらい画質に影響しているのかみてみたいと思います。

<動画内容>
1. Googleフォトのバックアップ画質の設定
2. 高画質ではなく「やや低画質」
3. 使用した写真や機材、データサイズなど
4. スマホ画面で比べてみる
5. L判にプリントして比べてみる
6. 大きな画面で比べてみる
7. 細部まで拡大して比べてみる
8. ようやくノイズが視認できた

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:11分16秒)

【目次】
1.Googleフォトのバックアップ画質の設定
2.高画質ではなく「やや低画質」
3.使用した写真や機材、データサイズなど
4.スマホ画面で比べてみる
5.L判にプリントして比べてみる
6.大きな画面で比べてみる
7.細部まで拡大して比べてみる
8.ようやくノイズが視認できた

いつもご視聴ありがとうございます。

スマホのコンシェルジュです。

お馴染みの写真管理アプリGoogleフォトですが、このアプリの大きな特徴の一つが「オンライン上に写真を保存する。」という点です。

こうした仕組みは、オンラインにアップロードした写真がバックアップとして機能する点や、バックアップ後はスマホ本体から写真の原本を削除することで、本体ストレージを節約できるという点で非常に有用です。

1. Googleフォトのバックアップ画質の設定

Googleフォトはバックアップする際の画質を選択することができるようになっています。

Googleフォトにバックアップを取れるのは、その他のGメール、Googleドライブと合わせて15GBまでという容量制限があるので、元の画質そのままでアップロードするのか、または少しでも多くの写真を保管するために多少画質を落としてアップロードするのかを選択できます。

2. 高画質ではなく「やや低質」

この画質の選択ですが、少し前まで「高画質」となっていたはずが、保存容量の節約画質と表記され、さらにしれっと「やや低画質」という表記が加わっています。

やや低画質でのバックアップとなると、バックアップが完了したからといってスマホ本体にある写真の原本を削除していいものかどうか不安に感じます。

そこで今回はこのやや低画質、というのが実際のところ一体どれくらい画質に影響しているのかみてみたいと思います。

私たちスマホのコンシェルジュでは、豊富な指導実績をもとにスマートフォンの操作方法等に関する動画を制作、配信しております。

より多くの方に親しんでいただけるよう、優しい解説を心がけております。

よろしければ「高評価」「チャンネル登録」をいただけますと幸いです。

概要欄に当動画の目次も配置しておりますので、適宜チェックしたい箇所を選んでご視聴いただくことも可能です。

3. 使用した写真や機材、データサイズなど

今回、テスト用にこちらの写真を使ってみます。

遠くに東京都庁が映っています。街の描写が細かいので、解像度が落ちているところがわかりやすいかもしれません。

撮影に使用したデバイスはGooglepixel6Proの標準レンズで、本体に保存された写真の原本のデータサイズは3.4MBとなっていました。

機種や写真によってデータサイズはまちまちで、この機種ではだいたいどの写真も3から5MBくらいまでに収まっています。

これをGoogleフォトにバックアップすると2.3MBというサイズで保存されました。

約三分の二のサイズに圧縮されて保存されたことになります。

それでは原本とGoogleフォトにやや低画質でバックアップした写真を比べてみたいと思います。

4. スマホ画面で比べてみる

まずはスマホ画面で見てみます。

スマホを横画面にして全画面表示で見比べてみました。

左が原本、右がGoogleフォトバックアップの写真です。

動画越しではなおのことわかりづらいかと思いますが、正直肉眼で直接見比べても全く違いがわかりませんでした。

この辺は予想通りではありますが、スマホの画面サイズ程度では劣化している様子はを見てとることはできませんでした。

5. L判にプリントして比べてみる

では実際に写真として印刷した場合はどうなるでしょうか。

コンビニで、一般的なエルバンの写真としてプリントしてみました。

印刷手順としては、原本は、ファイルズバイGoogleを開いて、共有ボタンからセブンイレブンの簡単ネットプリントアプリを起動して印刷をかけました。

Googleフォトは、Googleフォトアプリのプリント注文から印刷、どちらもセブンイレブンのマルチコピー機での印刷です。

Googleフォトは、Googleフォトアプリのプリントを注文というボタンから印刷の注文を出しました。

これでどちらもセブンイレブンのマルチコピー機で印刷可能となります。

これは少し微妙な結果となりました、

こちらがプリントした写真で、左が原本、右がGoogleフォトを印刷した写真です。

動画越しにもお分かりでしょうか、解像度に差はないように見えますが、なぜか色味が全く違っています。

左の原本は青っぽく、右のGoogleフォト側の方が赤みがかってみえます。

シャッフルしても明らかに区別がつくくらいの差がありました。

印象としては若干Googleフォトの方がリアルに近い色味となっているように思います。

念の為印刷手順で違いが出てしまっている可能性も鑑みて、Googleフォトの写真も簡単ネットプリントアプリから印刷してみました。

すると今度は2枚の写真の中間くらいの色味となりました。

メインの検証ポイントである解像感はいずれの写真でも、私の目ではじっと目を凝らしてみても違いはわからず、グーグルフォトにバックアップすることによる劣化、というのは感じませんでした。

が、予期していなかった色味の違いが発生してしまう結果となりました。

どうもどのコンビニチェーンで印刷するか、また同じコンビニチェーンでも、店舗による違いやその時のプリンターのトナーの残り具合など様々な要素が影響するようです。

今回は比較したからこそわかった程度の差ではありますが、こだわりの強い方は、コンビニで写真を複数枚印刷する場合、店舗や印刷方法は揃えて印刷した方がいいかもしれません。

6. 大きな画面で比べてみる

続いて、両方の写真をiPadに転送して、比較的大きな画面で見比べてみます。

iPadは12.9インチで、スマホの約4倍ほどの画面サイズとなります。

左が原本の写真、右がGoogleフォトです。

正直なところこの辺で、少しは差が出て欲しかったのですが、このサイズでみてみても、違いは全く感じられませんでした。

iPadの大画面で表示してみても、Googleフォト側の写真も原本と同じクオリティで表示されているように感じました。

7. 細部まで拡大して比べてみる

どうしても違いを見つけたいので、パソコンで、フォトショップという写真編集で一番メジャーなソフトを使って、拡大して見比べてみます。

これがそれぞれをフォトショップで表示した画面で、まず通常倍率で表示されています。

パソコンの画面でも、この等倍状態だと二つの写真の違いはわかりません。

ここから少し東京都庁の建物の方へ寄っていきたいと思います。

新宿のビル群にかなり寄ってみました。しかしこの段階でもまだこれといって私には違いがわかりません。

8. ようやくノイズが視認できた

さらに寄ってみました。

するとついに、Googleフォトの側に、建物の周りや空にグネグネしたノイズが現れ始め、ようやくデータを圧縮した影響を目視することができるようになりました。

さらに寄ってみると、さすがに建物の周りのノイズははっきりと確認できるようになります。

建物自体も少しノイズが乗っているのがわかり、若干明るさなどが違って見えるものの、窓などの描写は全く潰れることなく、省略されずにもとの形をとどめています。

一方の原本の方はそうしたノイズは見られません。

とはいえ、ここまで寄ると原本の方もノイズ以前に相応に粗い画質となっていますので、そもそも写真として使えるものではありません。

今回、ようやくノイズが視認できたのは元の写真で言うとここまで寄った時、なので、理屈上はこの部分だけを引き延ばして一枚の写真にする、という場合でない限りは影響されないということになります。

以上、今回はGoogleフォトのバックアップ時の画質、やや低画質というのがどれだけ実際の見た目上の画質低下を引き起こしているのか検証してみました。

結果、私のような素人の目には写真の原本とサイズダウンされたバックアップ写真の違いはほとんどわかりませんでした。

やや低画質、という言葉の割にはかなり上手くサイズダウンが図られているようで、ポスターなどよっぽど巨大なサイズに引き伸ばすことを想定しない限り、無理に原本をスマホに残しておく必要性というのはないのかもしれません。

また、バックアップ設定を「元の画質」にしておく必要性も低そうです。

今回はスマホカメラで撮影した写真を用いましたが、一眼レフカメラなど、より高精細な写真データなどは、Googleフォトにアップロードした場合、もっと早い段階で違いがわかる程度の劣化が生じる可能性があります。

当動画は以上となります。

最後までご視聴いただきありがとうございました。

よろしければ「チャンネル登録」をいただけると幸いです。

また、「メンバーシップ」にて弊社動画のテキスト版も配信しておりますので、よろしければ是非ご登録ください。

それでは、次の動画でもよろしくお願いいたします。


「【Googleフォト】基礎から応用まで丁寧に解説!「ロックされたフォルダ」機能やパソコンとの連携等」もご参照ください。


「【ダメな設定】今すぐ確認したい!Googleフォトのやってはいけない設定6選」もご参照ください。


指導実績>
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その他の講義動画は下記の一覧をご参照ください。

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【Androidスマホは真っ先に確認!】Playストアの必須設定

今回は端末を買ったり機種変更した際に、真っ先に確認しておきたいGoogle Play ストアの設定をご紹介します。

<動画内容>
1. アプリのダウンロード設定
2. アプリの自動更新
3. 使わないアプリの削除方法
4. アプリのインストール履歴を確認する方法
5. アプリを最新状態にする(アップデート)
6. 有害なアプリの検出方法

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講義動画時間:11分00秒)


いつもご視聴有難うございます、スマホのコンシェルジュです。

今回は、端末を買ったり機種変更した際に、真っ先に確認しておきたいGoogle Play ストアの設定をご紹介します。

スマホのコンシェルジュのYouTubeチャンネルでは、スマホやパソコンの使い方を学べる動画をやさしく丁寧に解説しております。

よろしければ「チャンネル登録」をお願い致します。

それでは早速やっていきましょう。

概要欄に目次も配置しておりますので、適宜チェックしたい箇所を選んでご視聴いただくことも可能です。

【目次】
1.アプリのダウンロード設定
2.アプリの自動更新
3.使わないアプリの削除方法
4.アプリのインストール履歴を確認する方法
5.アプリを最新状態にする(アップデート)
6.有害なアプリの検出方法

1. アプリのダウンロード設定

アプリは外出先のお店でインストールすることもあります。

「○○アプリありますか?今なら500円OFFのクーポン付いてます。」みたいなやり取りをしたことのある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

Playストアにはアプリのダウンロード設定というのがあり、ここがWi-Fi接続時のみになっていると自宅などのWi-Fi環境下でしかアプリをインストールすることができません。

Wi-Fi接続時のみで有用なシチュエーションはかなり少ないので、それ以外のどちらかに設定することをオススメします。

ダウンロード設定を変更するには、Playストアから設定を行います。

トップ画面右上のプロフィールアイコンをタップしてください。

メニューを表示したら下へスクロールして「設定」を選択します。

設定メニューの中から「ネットワーク設定」を選択しましょう。

さらにその中から、「アプリのダウンロード設定」を選択すると、ポップアップが表示されるので、

・ネットワークの指定なし

または、

・毎回確認する

のどちらかを選択しましょう。

「ネットワークの指定なし」を選択すれば、どこでもアプリのインストールをスムーズに行うことができます。

「毎回確認する」を選択すると、モバイル回線を利用中はダウンロードするかどうかの確認が表示され、Wi-Fi接続時は確認なしでスムーズにインストールが行えます。

使い過ぎが心配な場合は「毎回確認する」を選択すると便利です。

2. アプリの自動更新

基本的に、アプリの更新はGoogle Play ストアによって自動的に行われますが、利用中のアプリだけ更新したいといった場合どういった設定を行えばいいのでしょうか?

先程開いたPlayストアのネットワーク設定から、今度は「アプリの自動更新」を開きます。

ポップアップが表示されるので、3つの中から任意のものを選びましょう。

初期設定では「Wi-Fi接続時のみ」となっています。

ちなみに、この「Wi-Fi接続時のみ」というモヤッとした表現ですが、これは以下の条件を満たしている場合にアプリが自動更新されます。

・Wi-Fi接続中

・スマホを充電中

・操作を行っていない時(アイドル中)

これらすべてを満たす必要があります。

それを踏まえた上で、任意のものを設定しましょう。

なお、どれを選択しても手動でも更新することが可能です。

大抵の方が「Wi-Fi接続時のみ」で事足りるとは思いますが、必要なものだけ個別に更新したい場合などは「アプリを自動更新しない」というのも一つの手です。

もちろん更新すると、アプリサイズが少しずつ大きくなるので、使いもしないアプリを更新するのはストレージ容量的には無駄です。

3. 使わないアプリの削除方法

スマホを購入したり、機種変更したばかりの段階では、使い道のわからないアプリが沢山インストールされています。

OSはGoogle、本体は各メーカー、販売は契約キャリアといったように、3社を介して販売されたAndroidスマホでは、よりそれが顕著で、悩みのタネの1つでもあります。

そこで、アプリの玄関口であるPlayストアで、使わないアプリをキレイサッパリ整理しておきましょう。

Playストアのトップ画面より、プロフィールアイコンをタップしてメニューを表示します。

メニューの中から、「アプリとデバイスの管理」を選択します。

画面上部の、「概要、管理」という項目から、「管理」を選択してください。

ここには、スマホ本体にインストールされているアプリの一覧が表示されているので、その中から要らないアプリを選択していきましょう。

アプリの右横にあるチェックボックスをタップして選択したら、画面右上にあるゴミ箱アイコンをタップします。

ポップアップが表示されるので、アンインストールを選択すれば削除完了です。

ものによっては完全に削除できないよう設定されているアプリもあるので、すべて削除できるというわけではありません。

おサイフケータイアプリやAndroidシステムのWebViewなどがそれに該当します。

なんとなく使ってなさそうな雰囲気を醸し出すので消したくなりますが、アプリ名の頭にAndroidやGoogleと付くようなアプリはとりあえず残しておくというのが、迷った時の目印です。

おサイフケータイアプリは何個も入っているので、悪目立ちしますが残しておきましょう。

その他にも携帯キャリアで購入したスマホには、契約キャリアの削除できないアプリが沢山インストールされています。

そうしたアプリの対処については下記の動画で解説しているので、興味のある方は動画の概要欄よりご参照ください。

4. アプリのインストール履歴を確認する方法

インストールしたアプリの履歴を確認することができるのはご存知ですか?

以前使っていたアプリをまた試したい、初期化したので再インストールしたいけれど名前を忘れてしまった……。

こうした、過去に使っていたアプリの再検索には、「未インストール」が便利です。

先程のアプリ削除でやった時と同様に、インストール済みのアプリ一覧を表示させます。

次に、画面上部の「インストール済み」というタブを選択してください。

ポップアップから「未インストール」を選択しましょう。

そうすると、ログイン中のGoogleアカウントに紐付いた、過去にインストールしたアプリの一覧が表示されます。

アプリの右横にあるチェックボックスにチェックを入れ、画面上部のダウンロードアイコンをタップすればインストールすることができます。

インストールはせずに一覧から削除したい場合は、ゴミ箱アイコンをタップするとインストール履歴を削除することができます。

5. アプリを最新状態にする(アップデート)

スマホアプリは、アプリストアからインストールした後もより良いアプリにするための開発が続けられています。

そして新しいものが出来上がると、インストールしてあるアプリはその新しいものに換えてもらうことができます。

これを「アップデート」や「更新」と呼びます。

アップデートの頻度はアプリによりさまざまですが、多いものだと一月に何度もアップデートが提供されているものもあります。

このアップデートによって、新機能が追加されたり、それに伴う画面の各種配置が変わったりといった、

・利便性の向上や安全性の向上、また、うまく動かないといった不具合の修正なども行われます。

なので基本的には、アップデート版が配信されているのであれば、すぐにアップデートしてしまったほうがいい、ということになります。

長らくアップデートせずに放置し続けていると、思わぬ不具合の原因となることがあります。

アプリの更新を行うには、「アプリとデバイスの管理」より、概要欄にあるアップデート情報を参照します。

ここで「すべての更新」を選択しても構いませんが、今回は「詳細」という項目を選択します。

詳細を選択すると、更新アプリの一覧が表示されます。

ここで、「すべて更新」または、「個別に更新」を行いましょう。

使用しないアプリの更新を行いたくない場合には、個別に更新することをオススメします。

また、アプリの右横にある下向きの矢印をタップすると、何について更新したのか詳細を確認することができます。

操作や使い勝手に影響を及ぼすような更新があった場合は、一度チェックしてみてもいいかもしれません。

6. 有害なアプリの検出方法

Playストアにはセキュリティソフトと同じように不正アプリをチェックして通知してくれる機能があり、その機能をGoogle Playプロテクトと言います。

PlayプロテクトはPlayストア内を巡回警備して、公開されるアプリの審査と、端末をスキャンして有害なアプリの動作を制限してユーザーに警告するという役割を担ってくれます。

アプリをインストールする際にもチェックしてくれて、「Playプロテクトにより検証済み」と表示されているのを見たことはないでしょうか?

これは、有害でないかスキャン済みであることを表しています。

Playプロテクトを任意のタイミングでスキャンするには、プロフィールアイコンをタップしてメニューの中から「Playプロテクト」を選択します。

スキャンをタップすれば、端末内に有害なアプリがないかをチェックしてくれます。

初期状態ではオンになっているので、とくに操作する必要はありませんが、もし無効になっている場合、画面右上の設定アイコンをタップして、この機能をオンにしましょう。

今回の動画はコチラで以上です。

最後までご視聴いただきありがとうございます。

メンバーシップ」にて動画のテキスト版も配信しておりますので、よろしければご登録ください。

それでは、また次の動画でもよろしくお願いいたします。


「【Playストアの変更点】新しくなったプレイストアを使いこなそう!~変更点が分かると理解も早い~」もご参照ください。


「コンビニでよく見かける謎のカードの正体とは?プレイストアでの利用時の様子も見てみよう!」もご参照ください。


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【SDカード】対応スマホがなくなる?!非搭載になった理由やストレージを増やす方法を知っておこう!

今日、特にハイスペックなモデルのスマホにおいて、SDカードの挿入口を廃止するモデルが出てきています。

今回はその理由や背景、対処法などをみていきたいと思います。

<動画内容>
1. SDカードスロット対応表
2. 搭載スペースやデザインの問題
3. 内蔵ストレージの大容量化
4. オンラインストレージの普及
5. 防水機能やその他の要因
6. 対処法:オンラインストレージを増強する
7. 対処法:不要なデータを整理する(filesbyGoogle)
8. 対処法:パソコンにデータを移動する
9. 対処法:外付けストレージを利用する

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講義動画時間:11分30秒)


いつもご視聴ありがとうございます。

スマホのコンシェルジュです。

今日、特にハイスペックなモデルのスマホにおいて、SDカードの挿入口を廃止するモデルが出てきています。

今回はその理由や背景、対処法などをみていきたいと思います。

私たちスマホのコンシェルジュでは、豊富な指導実績をもとにスマートフォンの操作方法等に関する動画を制作、配信しております。

より多くの方に親しんでいただけるよう、優しい解説を心がけております。

よろしければ「高評価」「チャンネル登録」をいただけますと幸いです。

概要欄に当動画の目次も配置しておりますので、適宜チェックしたい箇所を選んでご視聴いただくことも可能です。

【目次】
1.SDカードスロット対応表
2.搭載スペースやデザインの問題
3.内蔵ストレージの大容量化
4.オンラインストレージの普及
5.防水機能やその他の要因
6.対処法:オンラインストレージを増強する
7.対処法:不要なデータを整理する(filesbyGoogle)
8.対処法:パソコンにデータを移動する
9.対処法:外付けストレージを利用する

1. SDカードスロット対応表

2023年4月現在、大手のAndroidの現行モデルを見渡してみると、SDカードスロットのあるなしはこのような感じになっています。

ちなみにiPhoneは登場以来一度もSDカードスロットを搭載したことがありません。

同じくGoogleピクセルもそれに倣っているのか一貫して非搭載です。

ざっくりですがなんとなく海外メーカーではSDカードスロットを搭載しない傾向、国内メーカーではまだSDカードスロットを重要視している傾向がありそうです。

また一般に高機能、ハイスペックモデルになる程SDカードスロットが省略される傾向があると言われますが、ギャラクシーではその傾向がはっきりとみて取れます。

2. 搭載スペースやデザインの問題

SDカードスロットが搭載されなくなってきたことについては、様々な理由が指摘されています。

まず一つに、端末の薄型化や高機能化によって、SDカードスロットを搭載するスペース的な余裕がなくなってしまったことが要因として挙げられます。

特に負荷の高いゲームや動画撮影などへの使用が想定されるハイスペックなモデルにおいては、SDカードスロットを省略することで、その分のスペースを熱を逃すための構造やより大きなバッテリー、大型なカメラパーツの搭載に割きたい、という都合があるかと思われます。

SDカードそれ自体や、SIMカードも、時代とともにどんどん小さくなってきてはいて、SIMカードにいたってはついに「イーシム」として、物理的なカードが不要、という仕組みも登場しています。

特に米国版のiPhoneの最新機種においては、イーシム専用となり、ついにSIMカードを入れるシムトレーがなくなりました。

もともとiPhoneはSDカードスロットもないので、側面に何の穴も空いていない状態となりました。

一方スペックの低いモデルでは、チップからの発生する熱も比較的穏やかで熱を逃すための仕組みも簡素なもので済み、カメラ性能的にも小さな部品で賄えるためまだSDスロットを配置する余裕があるようです。

3. 内蔵ストレージの大容量化

また、スマホ本体に元から搭載されるストレージの量も増えてきて、SDカードのような外部ストレージに頼らざるを得ない機会が減ってきた、という点も挙げられます。

出始めの頃のスマホのストレージは非常に小さく、初代のエクスペリアを確認してみるとなんと内蔵ストレージ1GBとありました。

ここからさらにOSなどであらかじめ使用されている分が引かれるので、実質ユーザーが使用できるストレージは非常に小さなものでした。

こうなるとやはりSDカードはもはや使用するのが前提であったと言えるかもしれません。

2023年現在では低価格モデルでも64GB、ハイスペックなモデルでは512GBや1TBというものまで登場しており、一昔前の1000倍となっています。

こう考えると、写真データなどが膨らんできてはいるものの、昔に比べて外部ストレージの登場機会は減ってきたと言えるかもしれません。

ただし、特にiPhoneにおいて顕著ですが、内蔵ストレージは大きなモデルほど驚くほど高価となります。

4. オンラインストレージの普及

また、スマホ本体にデータを保存するという必要性自体が従来に比べて減ってきたという状況があります。

例えばGoogleフォトはインターネット上のストレージを15GBまで無料で使うことができ、Google1の有料プランに加入すればさらに多くのストレージの割り当てを確保することが可能です。

アップルのiCloudも同様です、こうしたサービスを一般にクラウドストレージやオンラインストレージといいます。

ネットにつながってさえいれば利用できるので、Wi-Fi環境があれば、使い勝手としては本体にデータが置いてあるのとほとんど変わりません。

クラウドストレージにデータを保存できれば、その分本体はそこまで大きなストレージを搭載する必要がなくなります。

自分のクラウドストレージには、本人確認ができればどの端末からでもアクセスできるため、機種変更などの影響を受けず、紛失リスクや寿命といった故障リスクとも無縁でいられる点やセキュリティも堅牢である点などストレージ確保以外にも大きな恩恵があります。

5. 防水機能やその他の要因

また、防水機能が当たり前になった昨今では、SDカードスロットのように密閉できない箇所を極力作らないことで防水精度を高めるという狙いもあります。

また、SIMカードとくらべて出し入れする頻度も高いことから防水性能の低下や故障率の増加も懸念されます。

そのほかにも、エンタメ系コンテンツはストリーミング再生が基本となりスマホ本体に巨大なデータを保存する機会が限られるようになったこと、内蔵ストレージと外付けストレージでは読み書きのスピードに差が生じてしまうことなどが指摘されています。

散々デメリットばかり述べてしまいましたが、本体ストレージが後からではどうにも拡充することができない反面、SDカードによって簡単にストレージに余裕を持たせることができるという点は利用者にとって小さからぬ恩恵がありました。

しかしながら今後ともこのSD廃止のトレンドは続くとみられ、再び標準装備として復権する可能性は高くはなさそうです。

SDカードを代替する手段について見ておきましょう。

6. 対処法:オンラインストレージを増強する

前述の通り、オンラインストレージはやはりストレージ増強の一番の選択肢となります。

無料提供以上の容量を使用するには、月額費用を支払って使用します。

大手の料金はこのようになっていて、容量別に料金が決まっているところが多いようです。

月々だとそこまで高くはないように思えますが、使用する限りこれを支払い続けることになるので、プライベートで使用するにはちょっと躊躇う金額です。

7. 対処法:不要なデータを整理する(filesbyGoogle)

SDカードを使わない場合は、不要なデータで貴重な内蔵ストレージが圧迫されるのを防ぐ必要があります。

AndroidにはファイルバイGoogleという優秀なファイル管理アプリが用意されています。

スマホによっては初めからインストールされており、そうでない場合もプレイストアからインストール可能です。

このアプリの機能としては、スマホ内に入っている写真、動画、アプリや書類といった様々なデータを、このアプリからすべて閲覧したり整理したりすることができるアプリです。

データの削除機能が強力で、使用頻度が低く不要と思われるデータ、容量圧迫の原因となっているデータなどを自ら見つけ出して削除を提案してきてくれます。

詳しい使い方に関してはこちらの動画をご参照ください。

8. 対処法:パソコンにデータを移動する

次に、パソコンへデータを移動するというのも選択肢となります。

スマホのケーブル差し込み口は、充電だけでなくデータの転送などもできるようになっています。

パソコンと接続することでパソコンにデータを移動することも可能ですので、大きなデータはパソコンに逃しておくのが有効です。

こちらも動画を制作してありますので、よろしければご参照いただければと思います。

9. 対処法:外付けストレージを利用する

同じくスマホの差し込み口にUSBメモリなどの外付けストレージを指して利用することも可能です。

スマホにUSBメモリを差し込み、先ほどのファイルズバイGoogleで見てみると、外付けストレージとして認識されました。

このアプリで本体からUSBへのデータ移動なども可能です。

こちらにSDカードリーダーなどを差し込めばお持ちのSDカードも使用することができます。

以上、SDカードとスマホの対応状況や代替手段についてみてまいりました。やはりAndroidを利用するにあたりSDカードを重要視している方も多く、機種変更してみたらSDカードが使えなくてこまった、というお声もよく伺いますので、ぜひご自身にあったスマホ選びの参考となれば幸いです。

当動画は以上となります。

最後までご視聴いただきありがとうございました。

よろしければ「チャンネル登録」をいただけると幸いです。

また、「メンバーシップ」にて弊社動画のテキスト版も配信しておりますので、よろしければ是非ご登録ください。

それでは、次の動画でもよろしくお願いいたします。


「【ストレージ不足解消】AndroidでのUSBメモリの使い方、データの移動方法や注意点を解説!SDカード非対応機種でも安心!」もご参照ください。


「【写真/動画をパソコンへ】スマホのデータをパソコンに移す三つの方法~充電ケーブルが一番優れている理由~」もご参照ください。


「【不要データ削除】ファイルズアプリで、不要なファイルを自動で割り出し!ストレージ節約、動作速度向上、バッテリー持ち改善!」もご参照ください。


<指導実績>
三越伊勢丹(社員向け)・JTB(大説明会)・東急不動産(グランクレール)・第一生命(お客様向け)・包括支援センター(お客様向け)・ロータリークラブ(お客様向け)・永楽倶楽部(会員様向け)等でセミナー・講義指導を実施。

累計50,000人以上を指導 。

<講義動画作成ポイント>
個別指導・集団講座での指導実績を元に、わかりやすさに重点を置いた動画作成

その他の講義動画は下記の一覧をご参照ください。

スマホの学習動画

<その他>
オンラインサポート(ライブ講座・ZOOM等でのオンライン指導)とオフラインサポート(出張指導・セミナー形式のオフライン指導)も実施中。詳しくはメールにてお問い合わせください。

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【スマホなら特に重要】フィッシングサイト・ウィルス対策!Chromeの最初にすべき正しい設定4選

今回は、「Chromeを安全・快適に使う!最初にすべき重要な設定 4選」について説明して参ります。

ウィルス感染やフィッシングサイトによる個人情報の流出は、Chrome経由で発生する場合が大半になります。

その理由としては、Chrome自体がブラウザというウェブサイトを閲覧する為のアプリになっている為、フィッシングサイトやウィルス感染の恐れのあるウェブサイトにアクセスする可能性が少なからずあります。

もちろん、Chrome自体も、フィッシングサイトやウィルス感染する可能性のあるウェブサイトへのアクセスを事前に警告する機能が備わっています。

その機能を最大限活かす設定に変更するのは勿論ですが、その他、安全性の向上に繋がる設定についても一緒に確認・変更していきましょう。

<動画内容>
<1>「Chrome」の「プライバシーとセキュリティ」を確認・変更する
1.「セーフ ブラウジング」とは、危険なサイトやファイルを警告するサービス
2.「セーフ ブラウジング」の「保護強化機能」を選択する
3.「保護強化機能」と「標準保護機能」の違い
4.「プライバシーとセキュリティ」のその他の重要な設定を確認する

<2>「Chrome」の「安全確認」をする
1.「Chrome」の「安全確認」をする

<3>「Chrome」の「サイトの設定」を確認・変更する
1.「Chrome」の「Cookieの設定」を確認・変更する
2.「Chrome」の「ポップアップとリダイレクトの設定」を確認・変更する
3.「Chrome」の「広告の設定」を確認・変更する
4.「Chrome」の「自動ダウンロードの設定」を確認・変更する
5.「Chrome」の「PC版サイトの設定」を確認・変更する
6.「Google.com」を「常にPC版サイトを表示」に変更すると!
7.「Gmail」等のパソコン画面からのみ設定変更が可能な場合に利用
8. Gmailの一括削除のお勧め動画

<4>「Chrome」の「アプリ情報」を確認・変更する
1.「Chrome」の「アプリ情報」を確認・変更する

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:27分51秒)


みなさんこんにちは、スマホのコンシェルジュです。

今回は、「Chromeを安全・快適に使う!最初にすべき重要な設定 4選」について説明して参ります。

ウィルス感染やフィッシングサイトによる個人情報の流出は、Chrome経由で発生する場合が大半になります。

その理由としては、Chrome自体がブラウザというウェブサイトを閲覧する為のアプリになっている為、フィッシングサイトやウィルス感染の恐れのあるウェブサイトにアクセスする可能性が少なからずあります。

もちろん、Chrome自体も、フィッシングサイトやウィルス感染する可能性のあるウェブサイトへのアクセスを事前に警告する機能が備わっています。

その機能を最大限活かす設定に変更するのは勿論ですが、その他、安全性の向上に繋がる設定についても一緒に確認・変更していきましょう。

スマホのコンシェルジュの「YouTubeチャンネル」では、「スマホの基本操作」から「不具合時の対処方法」「スマホとパソコンの連携」等、スマホやパソコンに関する動画を多数配信しております。

是非そちらもご参照ください。

また、是非「チャンネル登録」もお願い致します。

【目次】
<1>「Chrome」の「プライバシーとセキュリティ」を確認・変更する
1.「セーフ ブラウジング」とは、危険なサイトやファイルを警告するサービス
2.「セーフ ブラウジング」の「保護強化機能」を選択する
3.「保護強化機能」と「標準保護機能」の違い
4.「プライバシーとセキュリティ」のその他の重要な設定を確認する

<2>「Chrome」の「安全確認」をする
1.「Chrome」の「安全確認」をする

<3>「Chrome」の「サイトの設定」を確認・変更する
1.「Chrome」の「Cookieの設定」を確認・変更する
2.「Chrome」の「ポップアップとリダイレクトの設定」を確認・変更する
3.「Chrome」の「広告の設定」を確認・変更する
4.「Chrome」の「自動ダウンロードの設定」を確認・変更する
5.「Chrome」の「PC版サイトの設定」を確認・変更する
6.「Google.com」を「常にPC版サイトを表示」に変更すると!
7.「Gmail」等のパソコン画面からのみ設定変更が可能な場合に利用
8.Gmailの一括削除のお勧め動画

<4>「Chrome」の「アプリ情報」を確認・変更する
1.「Chrome」の「アプリ情報」を確認・変更する

<1>「Chrome」の「プライバシーとセキュリティ」を確認・変更する

それでは、まず初めに「Chrome」の安全性を高める上で、最も重要な「プライバシーとセキュリティの設定」について一緒に確認・変更していきましょう。

1. 「セーフ ブラウジング」とは、危険なサイトやファイルを警告するサービス

実際に確認・変更する前に、「Chrome」の「プライバシーとセキュリティの設定」の中でも、最も重要な設定項目である「セーフブラウジング」について、どのような機能なのかを一緒に確認していきましょう。

「セーフ ブラウジング」とは、インターネット上にある「フィッシングサイト」の閲覧を警告したり、「マルウェア」を含むファイルをダウンロードさせられたりする際に警告をすることで、ウィルス感染や個人情報の流出を防ぐことを目的にした機能になります。

ご存じの方も多いかと思いますが、「フィッシングサイト」とは、実在する宅配業者・金融機関・ショップピングサイト等を装い、本物と見分けがつかないウェブサイトを作る事で、当人にID・パスワード・クレジットカード情報を自ら入力させる事で、その情報を盗む事を目的にしたウェブサイトになります。

ウェブサイトの上部にあるURLを確認しない限りは、見分けがつかない為、余程注意しないと区別がつかないようになっています。

但し、その偽サイトに誘導するための経路は限定されている為、むやみにメッセージやメールのリンクをタップせず、アプリや検索結果からそのウェブサイトにアクセスする事で十分に予防する事が出来ます。

「マルウェア」とは、コンピューターウィルス・ワーム・トロイの木馬・スパイウェア等、ユーザーのデバイスに不利益をもたらす悪意あるプログラムやソフトウェアを総称する言葉になります。

「セーフ ブラウジング」は、あくまでも危険性がある旨の警告を出す機能になり、警告を無視すると効果がなくなりますので、ご注意ください。

警告が出た場合には、一旦立ち止まって、別の方法で当該サイトにアクセスするか、そのサイトにアクセスしない事をお勧め致します。

2. 「セーフ ブラウジング」の「保護強化機能」を選択する

「セーフ ブラウジング」の機能については理解が出来たかと思いますので、実際に「セーフ ブラウジング」機能の設定を確認・変更していきましょう。

今回は、最も安全性の高い「保護強化機能」に変更していきたいと思います。

まずは、端末内より①の「Chrome」アプリを探してタップします。

「Chrome」のトップ画面が表示されますので、②の黒い丸が縦に三つ並んでいる「メニュー」をタップします。

「メニュ」が一覧で表示されますので、③の「設定」をタップします。

「設定」の詳細画面が表示されますので、④のように画面を下方向に移動します。

「基本設定」という項目の下にある⑤の「プライバシーとセキュリティ」をタップします。

「プライバシーとセキュリティ」の詳細画面が表示され、「標準保護機能がオン」と表示されていますので、⑥の「セーフ ブラウジング」をタップします。

「セーフ ブラウジング」の詳細画面が表示され、いくつかの選択肢が表示されますので、⑦の「保護強化機能」をタップします。

「保護強化機能」が選択されていることを確認して、画面の左上にある⑧の「左向きの矢印」をタップします。

3. 「保護強化機能」と「標準保護機能」の違い

今回選択した「保護強化機能」と元々選択されていた「標準保護機能」の違いについて一緒に確認していきましょう。

「保護強化機能」の特徴の一つ目は、危険性のある「サイト」「ダウンロード」「拡張機能」について、自動的に警告をしてくれます。

二つ目は、パスワードの漏洩についても、自動的に警告をしてくれます。

三つ目は、より的確な警告を出すために、アクティビティに関する追加情報を「Google」に送信するようになっています。

四つ目は、ダウンロードの安全性を確認し、ファイルに危険性がある場合には警告をしてくれます。

五つ目は、ファイルの安全性をチェックする為、ファイル自体を「Google」に送信してスキャンする事も出来るようになっています。

一方で、「標準保護機能」は、「保護強化機能」に比べると、一つ目以外の機能は、自分で選択するか、利用できないようになっています。

特に初心者の方は、「保護強化機能」を選択する事をお勧め致します。

ウィルスに関する知識や経験が、ある程度ある方は、「標準保護機能」のままでも問題はありません。

4. 「プライバシーとセキュリティ」のその他の重要な設定を確認する

先程の続きになりますが、「セーフブラウジング」で「保護強化機能」が「オン」になっていることを確認して、その下にある「常に安全な接続を使用する」が「オン」、お支払い方法へのアクセス」が「オフ」になっていることを確認します。

更に下に移動したいので、①のように画面を下にスライドします。

「ページをプリロードする」については、事前にウェブサイトを先読み込みして、表示速度を上げる機能になりますが、端末性能にも依存する為、「標準プリロード」を選択することをお勧めします。

また、「セキュアDNSを使用する」については、DNSの契約の有無にかかわらず、「自動設定」になっていることを確認します。

「Do not Track」については、こちらを「オン」にしておくと、どのサイトを閲覧していたか等の情報を追跡しないようにウェブサイトに対して、要求する事が出来る機能になります。

但し、あくまで要求をするだけになりますので、強制力がないというのが欠点になります。

効果は別として、「オン」にする事をお勧め致します。

「プライバシーサンドボックス」については、プライバシー保護の観点から新しく始まった機能で、表示される広告がユーザーの趣味趣向に合わせて変わる機能になります。

「クッキー」に変わる機能になると言われていますが、まだ、発展段階の為、現時点では「オフ」のままでも問題ありません。

それでは、「Do Not Track」を「オン」にしていきたいと思いますので、②の「Do Not Track」をタップします。

「Do Not Track」の詳細画面が表示され、「オフ」になっていますので、③をタップします。

「Do Not Track」が「オン」に変わっていることを確認して、画面の左上にある④の「左向きの矢印」をタップします。

「プライバシーとセキュリティ」の画面が表示され、「Do Not Track」が「オン」になっているのを確認する事が出来ます。

その下にある「プライバシーサンドボックス」の試用版機能が、「オフ」になっていますので、⑤の「プライバシーサンドボックス」をタップします。

「プライバシーサンドボックス」の詳細画面が表示され、試用版に関する説明が表示されます。

今回は、「オン」に変更したいので、⑥をタップします。

「プライバシーサンドボックス」の試用版が「オン」になっていることを確認して、画面の左上にある⑦の左向きの矢印をタップします。

「プライバシーとセキュリティ」の画面が表示され、「プライバシーサンドボックス」が「オン」になっているのを確認する事が出来ます。

それでは、その下にある「スマートフォンをセキュリティキーとして使用する」という機能についても確認したいので、⑧の「スマートフォンをセキュリティキーとして使用する」をタップします。

「スマートフォンをセキュリティキーとして使用する」に関する説明画面が表示されます。

リンクしたデバイスがあるか、ないかは分からないという方は、⑨の「リンクしたすべてのデバイスを削除」をタップすると、「削除しました」と表示され、一旦リンクされた可能性のあるすべてのデバイスを削除することが出来ます。

他の端末をリンクしたい場合には、他の端末で「同じGoogleアカウント」でログインをするとQRコードが表示されますので、そのQRコードをスマホで読み込むと他の端末をリンクさせることが出来ます。

<2>「Chrome」の「安全確認」をする

それでは、次に「Chrome」の安全性を高める上で、重要な「Chromeの安全確認をする方法」について一緒に確認していきましょう。

1. 「Chrome」の「安全確認」をする

まずは、端末内より①の「Chrome」アプリを探してタップします。

「Chrome」のトップ画面が表示されますので、②の黒い丸が縦に三つ並んでいる「メニュー」をタップします。

「メニュ」が一覧で表示されますので、③の「設定」をタップします。

「設定」の詳細画面が表示されますので、④のように画面を下方向に移動します。

⑤の「安全確認」という項目が確認できるかと思いますので、「安全確認」をタップします。

「安全確認」の詳細画面が表示されますので、⑥の「今すぐ確認」をタップします。

「更新」「パスワード」「セーフ ブラウジング」について問題がないかを確認するためのチェックが開始され、3項目に関する結果が表示されます。

今回は、特に問題を確認する事が出来ませんでしたが、問題があった場合には、適宜対処するようにしましょう。

<3>「Chrome」の「サイトの設定」を確認・変更する

それでは、次に「Chrome」の安全性を高める上で重要な「Chrome」の「サイトの設定」について一緒に確認・変更していきましょう。

1. 「Chrome」の「Cookieの設定」を確認・変更する

先程の「安全確認」を行なった設定画面で、①のように画面を下方向に移動し、②の「サイトの設定」をタップします。

「サイトの設定」の詳細画面が表示されますので、すべてのサイトの下にある③の「Cookie」をタップします。

「Cookie」の詳細画面が表示されますので、④の「サードパーティーのCookieをブロックする」をタップします。

こちらの「サードパーティーのCookie」は、主に広告表示で利用され、他のサイトで見た商品やカートに入れた商品を他のサイトでも表示させたり、類似する商品を表示させたりする際に利用されています。

利用者の行動履歴を元に広告を表示する仕組みは、個人情報を無断で利用している上に、過度に購買意欲を煽る形になるため、今後は禁止される広告になります。

「サードパーティーのCookieをブロック」する事で、過去に購入した商品、チェックした商品等が他のサイト上の広告に表示されるという事が原則なくなります。

2. 「Chrome」の「ポップアップとリダイレクトの設定」を確認・変更する

「サードパーティーのCookieをブロックする」にチェックが入っている事を確認して、画面の左上にある⑤の左向きの矢印をタップします。

「サイトの設定」の詳細画面に戻りますので、Cookieの項目の下に「サードパーティー以外は許可」と表示されていることを確認します。

「サードパーティー以外は許可」となっている点は、「Cookie」自体は、オンライン上では非常に重要な機能になり、同一サービス内ではログインを維持したり、

カートに入れた商品情報を維持してくれる機能になります。

更に下の項目を確認したいので、⑥のように画面を下方向に移動します。

「ポップアップとリダイレクト」という項目が確認できるかと思いますので、「許可」になっている場合には、⑦の「ポップアップとリダイレクト」をタップします。

「ポップアップとリダイレクト」の詳細画面が表示されますので、⑧をタップします。

「ポップアップとリダイレクト」の「ポップアップ」は、現在表示されている画面の上に別の画面が表示される機能で、主に広告やサイトのお知らせを表示する際に利用されます。

こちらの問題点は、ポップアップを閉じる操作が必要になるため、あまり好まれない機能の一つになります。

「リダイレクト」は、今いるサイトから、別のサイト等に強制的に移動させる機能になります。

良心的でないサイトで利用されるとウィルス等に感染させるためのサイトに移動させられる場合もあります。

こちらは極力「オフ」にする事をお勧め致します。

「ポップアップとリダイレクト」を「オフ」にしても、一般的なサイトであれば、特に困ることはありません。

3. 「Chrome」の「広告の設定」を確認・変更する

「ポップアップとリダイレクト」が「オフ」になっている事を確認して、画面の左上にある⑨の「左向きの矢印」をタップします。

一つ前の「サイトの設定」という画面が表示されますので、「ポップアップとリダイレクト」の項目の下に「ブロック」と表示されていることを確認します。

その下にある「広告」の項目が「許可」になっている場合には、⑩の「広告」をタップします。

「広告」の詳細画面が表示されますので、⑪をタップすると、広告を「オフ」にする事が出来ます。

こちらの「広告」は、煩わしい(わずらわしい)広告や誤解を招く広告を表示させるサイト上での広告をブロックする機能になります。

広告自体がすべて「オフ」になるわけではありません。

一つ前の画面に戻りたいので、画面の左上にある⑫の左向きの矢印をタップします。

4. 「Chrome」の「自動ダウンロードの設定」を確認・変更する

一つ前の「サイトの設定」という画面に戻りますので、「広告」の項目の下に「一部サイトでブロックされています」という表示されていることを確認します。

「自動ダウンロード」の項目の下が「最初に確認する」になっている場合には、⑬の「自動ダウンロード」をタップします。

「自動ダウンロード」の詳細画面が表示されますので、⑭をタップします。

「自動ダウンロード」は、サイト上でダウンロードが自動で始まるようになっている場合に、ポップアップ等の確認画面が表示され、「ダウンロード」をタップすると自動でダウンロードが始まるようになっています。

こちらを「オフ」にするとダウンロードが自動で始まるプログラムをブロックする事が出来、ポップアップ等の確認画面も表示されません。

サイト内にある「ダウンロード」のボタンをタップしない限りは、「ダウンロード」も開始されないようになります。

間違って、「ダウンロード」をタップしてしまう可能性もありますので、「自動ダウンロード」は「オフ」にする事をお勧め致します。

「自動ダウンロード」が「オフ」になっていることを確認して、画面の左上にある⑮の「左向きの矢印」をタップします。

一つ前の「サイトの設定」の画面に戻り、「自動ダウンロード」が「ブロック」になっていることを確認することが出来ます。

更に下の項目を確認したいので、⑯のように画面を下方向に移動します。

5. 「Chrome」の「PC版サイトの設定」を確認・変更する

「PC版サイト」という項目が確認できるかと思いますので、①の「PC版サイト」をタップします。

「PC版サイト」の詳細画面が表示され、PC版サイトが「オン」になっているのを確認する事が出来ます。

こちらが「オフ」になっていると、常にモバイル版サイトが表示されます。

今回は、パソコンでアクセスした場合と同様に、PC版サイトを表示したいので、「PC版サイト」を「オン」にする必要があります。

但し、「PC版サイト」を「オン」にしても、「google.com」が「常にモバイル版サイトを表示する」の項目の下にあるため、GoogleサービスについてはPC版サイトが表示されないようになっています。

Googleサービスは、「Gmail」のように「PC版サイト」からしか設定を変更することができない機能があります。

スマホから設定変更をする場合には、スマホでもPC版サイトを表示する必要があります。

それでは、実際にスマホでGoogleサービスのPC版サイトを表示できるように設定を変更していきたいと思います。

「PC版サイト」の詳細画面で、「常にモバイル版サイトを表示する」の下にある②の「google.com」をタップします。

「サイトの設定」という別の画面が表示されますので、③の「PC版サイト」をタップします。

「常にモバイル版サイトを表示する」の項目の下にあった「Google.com」が、「常にPC版サイトを表示する」の項目の下に移動しているのを確認する事が出来ます。

こちらの画面のように「Google.com」が表示されていない場合には、「Google.com」を新たに追加して、「常にPC版サイトを表示する」に指定する必要がありますので、①の「サイトの例外を追加」をタップします。

「サイトの追加」という別の画面が表示されますので、②に「Google.com」と入力します。

「Google.com」と正しく入力されていることを確認し、「このドメインのすべてのサイトを含める」にチェックが入っていることも確認して、③の「追加」をタップします。

「サイトの設定」の画面が表示されますので、④の「PC版サイト」をタップします。

「PC版サイト」の画面が表示され、「常にPC版サイトを表示する」の項目の下に「Google.com」が表示されていることを確認します。

注意点になりますが、PC版サイトは非常に見づらいので、Gmail等の設定変更が完了したら、再度元の設定に戻す事をお勧め致します。

6. 「Google.com」を「常にPC版サイトを表示」に変更すると!

それでは、次に「Google.com」を「常にPC版サイトを表示する」に変更した場合、どのように表示されるかを一緒に確認していきましょう。

Gmailを例にして、実際に確認していきたいと思います。

まずは、端末内より①の「Chrome」を探して、タップします。

「Chrome」のトップ画面が表示されますので、②の「検索窓」をタップし、③に「Gmail」と入力し、④の右向きの矢印をタップします。

パソコン版の検索結果が表示されますが、パソコン版のため、スマホでみると文字が小さすぎてほとんど確認できない状態になります。

⑤のように2本指で画面を拡大表示して、見やすいサイズまで拡大します。

7. 「Gmail」等のパソコン画面からのみ設定変更が可能な場合に利用

検索結果一覧に⑥の「Gmailにログインする パソコン」という検索結果が表示されていますので、「Gmailにログインする パソコン」をタップします。

「Gmailにログインする」の詳細画面が表示されますので、⑦のように2本指で画面を拡大表示します。

⑧の「Gmailにログインする」というボタンを確認する事ができますので、「Gmailにログインする」をタップします。

「Gmail」のトップ画面が表示され、受信メールを一覧で確認する事が出来ます。

こちらの画面は、Gmailアプリの画面とも、モバイル版のGmailサイトの画面とも異なり、パソコン版のGmailサイトの画面になります。

今回は説明を省かせていただきますが、パソコン版ではGmailの表示名を変更したり、不要なメールの一括削除をしたり、別のメールサービスを送受信できるように設定を変更する事が出来ます。

8. Gmailの一括削除のお勧め動画

「Gmailの一括削除」について詳しく知りたい方は、こちらの動画をご参照ください。

先程ご説明致しましたように「Chrome」の「サイトの設定」で「Google.com」を「常にPC版サイトを表示する」に変更した上で、こちらのパソコン版の手順を参照頂くと簡単にメールの一括削除をすることが出来ます。

<4>「Chrome」の「アプリ情報」を確認・変更する

それでは、最後に「Chrome」の安全性を高める上で、「アプリ情報」も重要になりますので、一緒に確認していきましょう。

Chrome自体に、どのような権限が与えられているかを確認し、必要に応じて変更していきましょう。

1. 「Chrome」の「アプリ情報」を確認・変更する

まずは、端末内より①の「設定アプリ」を探して、タップします。

「設定」の詳細画面が表示されますので、②の「アプリ」をタップします。

「アプリ」の詳細画面が表示されますので、③の「67個のアプリをすべて表示」をタップします。

「すべてのアプリ」が一覧で表示されますので、④のように画面を下方向に移動します。

「c」の部分に「Chrome」アプリが表示されますので、⑤の「Chrome」をタップします。

「Chrome」アプリの詳細画面が表示されますので、まずは、⑥の「権限」をタップします。

「アプリの権限」に関する詳細画面が表示され、「位置情報」が許可されていることを確認する事が出来ます。

⑦のように画面を下方向に移動すると、「カメラ」「ファイルとメディア」「マイク」「付近のデバイス」「連絡先」が許可されていない事を確認する事が出来ます。

どの権限を許可すべきか、許可すべきでないかは後ほどまとめてご説明致しますので、何が許可されていて、何が許可されていないかを覚えておきましょう。

一つ前の画面に戻りたいので、画面の左上にある⑧の「左向きの矢印」をタップします。

先程の「アプリ情報」の画面が表示されますので、⑨のように画面を下方向に移動します。

不明なアプリのインストールが「無効」になっていることを確認します。

不明なアプリを「有効」にすると、プレイストア以外からのアプリのインストールも可能になりますが、ウィルス感染のリスクも考慮すると、「無効(許可しない)」にしておくことが非常に重要になります。

最後に先程確認した権限がそれぞれどのような役割をしているかを一緒に確認していきましょう。

まずは、「位置情報」になりますが、「許可しない」を選択する事をお勧め致します。

もし、ブラウザ上で「位置情報」を必要とするサービスを利用している場合には、「許可」、もしくは、「アプリの使用中のみ許可」する必要がありますので、ご注意ください。

但し、スマホの場合には、アプリでサービスを利用する場合が大半になりますので、「Chrome」で「位置情報」を許可する必要はあまりないかもしれません。

「カメラ」についても、同様で「許可しない」を選択する事をお勧め致します。

もし、ブラウザ上でカメラ機能を必要とするサービスを利用している場合には「許可」、もしくは、「アプリの使用中のみ許可」する必要がありますので、ご注意ください。

また、ウェブサイト上にあるQRコードをスマホで読み取る機会が多いという方は、「アプリの使用中のみ許可」するようにしましょう。

「マイク」についても、同様で「許可しない」を選択する事をお勧め致します。

但し、マイクの場合には、Chrome上のマイクを利用して音声検索をする場合には、「アプリの使用中のみ許可」する必要がありますので、ご注意ください。

「ファイルとメディア」についても、同様で「許可しない」を選択する事をお勧め致します。

あまりないとは思いますが、Chrome経由で、動画・写真・ファイルをアップロードする場合には「許可」する必要がありますので、ご注意ください。

「付近のデバイス」についても、同様で「許可しない」を選択する事をお勧め致します。

但し、Chrome経由で付近のデバイスに接続するようなサービスを利用している場合には「許可」する必要がありますので、ご注意ください。

「連絡先」についても、同様で「許可しない」を選択する事をお勧め致します。

連絡先を必要するとするサービスをChrome上で利用している場合には「許可」する必要がありますので、ご注意ください。

繰り返しになりますが、スマホの場合にはアプリを直接利用する場合が大半になりますので、特に「Chrome経由」で「許可すべき権限」は少ないと言えます。

どの権限を付与しているかを把握するのは面倒という方は、一旦、すべての権限を「許可しない」にし、必要に応じて権限を「許可」するのが良いかもしれません。

但し、その際に一番重要なポイントは、Chromeの権限は、スマホの設定内にある「アプリの設定」から行うということを覚えておきましょう。

以上で「Chromeを安全に使う!最初にすべき重要な設定 4選」についての説明を終了致します。

宜しければ「チャンネル登録」をお願い致します。

また、「有料メンバーシップ」にてコンビニで印刷できるテキストの提供も行っております。

ご静聴、ありがとうございました。


「【Gmailの一括削除】メールの整理は早めが大事!Googleアカウントの15GBを賢く使う」もご参照ください。


「検索アプリが二つ?「Google」と「Chrome」って何が違うの?~グーグルアプリの使い方を解説~」もご参照ください。


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【徹底比較】FireTVとChromecastのメリット・デメリットを検証!クロームキャストがおススメな理由

AmazonのファイアティービーとGoogleのクロームキャスト、これらはどちらも、今お使いのテレビに差し込んで取り付けることで、大画面でYouTubeをはじめとした動画コンテンツなどを視聴できるようにする、というのが主たる目的の製品です。

どちらも出来ることや操作感ともにほとんど一緒なので、どちらを購入すべきか迷うところです。

そこで今回この二つの製品を比較してみましたので、購入をご検討中の方の参考となれば幸いです。

<動画内容>
1. FireTVとは
2. Chromecastとは
3. 今回使用したもの
4. 価格
5. サイズ
6. テレビにセットした様子
7. ファイアティービーのホーム画面
8. クロームキャストのホーム画面
9. リモコン
10. YouTubeアプリを使用してみる
11. Amazonプライムビデオアプリを使用してみる
12. Bluetoothイヤホンを接続してみる
13. キャストやミラーリング
14. YouTubeのキャストの対応状況
15. Googleフォトのキャストについて
16. ミラーリングの対応状況
17. まとめ

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:17分21秒)


いつもご視聴ありがとうございます。スマホのコンシェルジュです。

AmazonのファイアティービーとGoogleのクロームキャスト、これらはどちらも、今お使いのテレビに差し込んで取り付けることで、大画面でYouTubeをはじめとした動画コンテンツなどを視聴できるようにする、というのが主たる目的の製品です。

どちらも出来ることや操作感ともにほとんど一緒なので、どちらを購入すべきか迷うところです。

そこで今回この二つの製品を比較してみましたので、購入をご検討中の方の参考となれば幸いです。

私たちスマホのコンシェルジュでは、豊富な指導実績をもとにスマートフォンの操作方法等に関する動画を制作、配信しております。

より多くの方に親しんでいただけるよう、優しい解説を心がけております。

よろしければ「高評価」「チャンネル登録」をいただけますと幸いです。

概要欄に当動画の目次も配置しておりますので、適宜チェックしたい箇所を選んでご視聴いただくことも可能です。

【目次】
1.FireTVとは
2.Chromecastとは
3.今回使用したもの
4.価格
5.サイズ
6.テレビにセットした様子
7.ファイアティービーのホーム画面
8.クロームキャストのホーム画面
9.リモコン
10.YouTubeアプリを使用してみる
11.Amazonプライムビデオアプリを使用してみる
12.Bluetoothイヤホンを接続してみる
13.キャストやミラーリング
14.YouTubeのキャストの対応状況
15.Googleフォトのキャストについて
16.ミラーリングの対応状況
17.まとめ

1. FireTVとは

二つの製品の概要としてはまず、FireTVは、ネット通販大手のAmazonが展開するシリーズです。

現行製品はグレード別に三種類の展開があり、スタンダードなのがファイアティービースティック、その4Kバージョンに4K MAX、さらにパワフルなFIreTVcubeが用意されています。

代表的な製品はこのFireTVスティックで、このスティックの先端をテレビのHDMI端子に差し込み、自宅のWi-Fiに接続することでコンテンツを受信しテレビに映すことが可能です。

2. Chromecastとは

一方のクロームキャストは、Googleが展開するシリーズです。

概要としてはファイアティービーと同じく、本体のHDMIをテレビ差し込むことで、テレビで各種コンテンツを視聴することが可能となります。

少し前はこのようなリモコンのない製品でしたが、リモコンがつき、専用のホーム画面が実装され、ほとんどファイアTVと同じ使い勝手の製品となりました。

いずれの製品も、テレビと電源に接続することで動作し、各種動画配信サービスをテレビ画面で再生することができます。

スマホのようにそれぞれのデバイス向けの動画配信アプリが提供されており、それを起動して再生します。

いずれも一通りの動画配信アプリは対応しています。

3. 今回使用したもの

今回4k対応のモデルを購入してこの二つの使用感などを比較してみました。

なおファイアTVに関しては、私が以前から使用していたもので、残念ながら最新の第三世代ではなく、第二世代のモデルとなっています。

2023年4月現在、最新モデルとしては第3世代のFireTV stickがラインナップされており、そちらはリモコンの若干のデザイン変更と処理速度など全体的な性能向上が図られています。

そして、今回の検証において結論としては、シンプルに動画配信サービスを楽しむといった使い方においては両者共できること、性能ともに非常に似通っており、使い勝手に関しても決定的な差はみられませんでした。

人により大きなポイントとなりそうなのは、価格面と「キャスト」という機能における差です。

全体的な比較とともにそちらの差についても見ていきたいと思います。ご購入時の参考となれば幸いです。

4. 価格

まず価格面ですが、定価ベースではFIREが6,980円、クロームキャストが7,600円となっています。

どちらも少し画質を落としたスタンダードモデルでは4,980円です。

Amazonではどちらも頻繁にセール価格になっているのを見かけます。

特にFIREティービーはAmazon自前の製品ということもあり、プライムデー、年末年始、新生活時期など、大きなセール時には目玉商品となることも多く、これより2,000円程度は安く手に入れられる機会が多そうです。

5. サイズ

それぞれ並べてみるとこのようなサイズ感となっています。

参考までに一番右にiPhoneSEを置いています。

本体サイズはコードが出ている分クロームキャストの方が長さがあり、FireTVはコンパクトにまとめてある印象です。

とはいえどちらもテレビに差しっぱなしになるので、初期設定後は目に入ることもあまりなくなるかと思います。

リモコンはクロームキャストの方がかなり小ぶりで、すっぽり手に収まる感じがします。

6. テレビにセットした様子

こちらがテレビに差し込んでセットした際の様子です。

どちらもテレビのHDMI端子に本体を差し込み、本体に電源を供給するためにケーブルでコンセント等に接続します。

細かい点ですが、ここの端子はファイアがマイクロUSB、クロームキャストがUSB Type-Cです。どちらもケーブルが付属してきますので、直ちに意識することはありませんが、やはり汎用性の高いUSB-C端子となっている方がケーブルも換えが効きやすいというメリットはあるかもしれません。

セットアップはどちらもテレビに差し込んで、電源を入れると、初期設定用の指示がテレビ画面に現れますので、そちらに従って進めていきます。

基本的には家のWi-Fiに接続する指示を出したりアカウント情報を入力、また、お持ちのテレビを操作できるようリモコンの信号をガイダンスに沿って設定するというのが初期設定の大まか流れとなります。

初期設定の道中でファイアティービーはAmazonのアカウント、クロームキャストはGoogleアカウントが必要です。

特段どちらが難しくてどちらが簡単ということもありません。

無事初期設定が完了すると、それぞれのホーム画面が開きます。

7. ファイアティービーのホーム画面

こちらがファイアティービーのホーム画面です。

ここから各アプリを起動したり、そのままコンテンツをクリックすればそれが再生されます。

もちろんサブスクへの加入が必要なものはその案内が表示されます。

真ん中上部に大きく、その時々に応じたコンテンツが表示されています。

右側によく利用するアプリ一覧が並び、下側には自分に合ったおすすめや視聴途中のコンテンツなどが並びます。

8. クロームキャストのホーム画面

こちらはクロームキャストのホーム画面です。

真ん中上部に大きくコンテンツのプロモーションが表示されるのはAmazonと同じです。

下側にアプリやおすすめのドラマが表示されます。

どちらも配置は異なりますが、スマホのように常日頃から色々なアプリを切り替えて使う、という使い方でもないので、普通に使う分にはそこまで気になる差は感じませんでした。

9. リモコン

リモコンはどちらも完成度が高いと思います。

どちらも選択ボタンは円形で、こちらをカチカチと操作して項目を選択します。


一つ前の画面に戻る、ワンタッチでホーム画面に戻るといった使い勝手の良いボタンはどちらも備えていて、不便を感じることはありません。

指示に従ってさくさくと動いてくれます。

その中でもどちらかというとクロームキャストの方がひっかかりも少なく軽快なレスポンスに感じました。

また、クロームキャストはYouTubeとNetflix用のボタンが用意されていて、この二つに関してはボタンひとつで起動できます。

標準機能ではこちらに別のアプリを割り当てるといったことはできないようです。

どちらも元々のテレビのリモコンでもほとんどの操作が可能となっていて、必ずしもそれぞれのリモコンをテーブルに出しておく必要は実はありません。

が、テレビのリモコンを使うとどちらもとたんに操作のレスポンスが鈍くなりましたので、付属のリモコンを利用した方が快適です。

10. YouTubeアプリを使用してみる

では、YouTubeの使用に違いはあるでしょうか、それぞれでYouTubeアプリを起動してみます。

こちらに関しては、ふたつともほとんど同じ画面構成、操作感となっていました、画面はクロームキャストから起動したYouTubeアプリですが、FireTVでもほとんど同じアプリが動いているようです。

バージョン情報を確認してみるとAmazon用、クロームキャスト用という違いはあるようでしたが、使用する上での相違点は見つかりませんでした。

画面全体におすすめ動画やもう一度みる、といった項目ごとに動画が並んでおり、左側には検索や登録チャンネルといったメニューが配置されています。

どちらも10秒送り、チャプター選択、チャンネル登録や高評価といったYouTubeの基本的な操作は可能となっていて、どちらか一方でしかできない操作というのは見当たりませんでした。

リモコンでの操作だと文字入力が大変なので、検索して視聴する動画を探すというのはスマホの方が得意です。

それ以外は特段スマホでの操作と比べて著しくやりづらいと感じる点はありませんでした。

11. Amazonプライムビデオアプリを使用してみる

Amazonプライムビデオの操作感も試してみました。

画面レイアウトなどはほとんど変わりませんでしたが、自社サービスであるため最適化が進んでいるのか、体感でもわかるくらいにFireTVの方がスムーズに動作しました。

クロームキャストは全体的なレスポンスに常に引っかかりを感じ、画面遷移も遅くなりがちでした。

再生が始まって仕舞えばどうということはありませんが、Amazonプライムをメインで利用する場合は気にするべきポイントかもしれません。

なお、プライム特典になっていない、有料コンテンツの購入はどちらからでも行うことができるようです。

12. Bluetoothイヤホンを接続してみる

ファイアTVクロームキャストともにBluetoothでイヤホンを接続することができました。

通常再生時はテレビのスピーカーから音が出るのですが、イヤホンなどを接続することによりテレビの大画面とBluetoothイヤホン、ヘッドフォンで視聴することが可能です。

接続はスマホにBluetooth機器を接続するのとほぼほぼ同じような手順で、設定項目から簡単に行えます。

音量調節もそれぞれのリモコンで行えます。

しかし私の環境では機器の相性の問題もあるのか、クロームキャストでは音が途切れてまともに視聴できないということが度々発生しました。

再起動で改善するときとしないときもあり、不安定さを感じた部分です。

13. キャストやミラーリング

続いて、クロームキャストもファイアティービーもスマホからのキャストやミラーリングという機能を搭載しています。

キャストは再生するコンテンツをスマホから指示を送りコントロールすること、ミラーリングはスマホの画面をそのままテレビ画面に映すことを言います。

この辺の仕様には差があり、ここにきてようやく、はっきりとどちらを購入するべきかわかれるポイントでもあります。

YouTubeをスマホで再生しているときに近くにファイアティービーまたはクロームキャストがある場合、スマホの画面上に出ているこのアイコンをタップし、キャスト先を選択すると、

このように再生中の動画がテレビに映り始めます。

スマホ側には、クロームキャストまたはFireで再生していますと表示されます。

この間、スマホからは一時停止や時間送りなどの指示が出せる他、ホーム画面に戻ったりアプリを開いたり、つまり通常通りの操作が可能です。

こうした機能を「キャスト」と言って、スマホから動画の再生指示だけをテレビに渡しているというようなイメージです。

ちなみにリモコンがつく前の世代のクロームキャストは、「クロームキャスト」と言う名前だけあって、このキャスト機能がメインのデバイスでした。そのせいかFireTVよりキャスト時の挙動もスムーズに感じます。

現行品においては、FIRE TVと同じくリモコンとテレビだけで操作可能となりましたので、あえてスマホからキャストを使用する機会自体はかなり減ってくるかと思います。

ただ、専用リモコンがあるにせよ、リモコンだけで検索などで動画を探すといった操作は両者共に意外と面倒なので、スマホから動画を探してさっとテレビにキャストして視聴する、というスタイルは快適に感じることもあります。

14. YouTubeのキャストの対応状況

YouTubeのキャストはiOS、Android問わず、Fireティービークロームキャスト両方のデバイスで可能となっていました。

15. Googleフォトのキャストについて

動画配信サービスに関してはキャストせずともそれぞれリモコン操作だけで再生可能ですが、大きな違いと言えそうなポイントは、Googleフォトをキャストできるかどうかという点です。

Googleフォトがキャストできると、スマホで撮影した写真や動画をテレビに簡単に映すことができるので、家族で写真を見せ合ったりといった機会に大活躍します。

そしてこのGoogleフォトのキャストは、iOS、Androidともに、クロームキャストはキャスト先として認識できるものの、残念ながらファイアティービーは認識しません。

よってコレがやりたい、やる可能性があるという場合は、クロームキャストを選択することになります。

同じWi-Fiに接続していればどなたのどのスマホからでも簡単にキャストできます。

16. ミラーリングの対応状況

また、そんなに出番の多い機能ではないかもしれませんが、スマホの画面をテレビにそのまま映す「ミラーリング」という方法についても、対応機種の広さはクロームキャストの方に軍配が上がります。

クロームキャストはAndroid8.0以上のAndroid機であればミラーリング可能ですが、ファイアティービーはミラキャストという規格に対応したAndroidである必要があり、これはそもそも現行のスマホではかなり少ない上にそもそも対応非対応がわかりづらいのが難点です。

また、iOSはいずれも標準機能ではミラーリングできません。

17. まとめ

以上AmazonのファイアTVとGoogleChromeキャストを比べてみました。

実際に使ってみても使い勝手や操作感に関して、どちらかに一方的に優位性を感じるようなポイントはほとんどありませんでした。

強いて言えば、Amazonプライムビデオアプリはクロームキャストのレスポンスのもたつきが少し気になりましたので、Amazonプライムをメインに利用する場合はご留意ください。

今回の検証においては使用しているスマホのOSが関係してくることもありませんでしたので、iPhoneの場合はどちら、Androidの場合はどちら、ということは特段ありません。


価格的には若干ファイアティービーが手頃に手に入ることが多いかと思います。

ただしクロームキャストも値引き販売されるタイミングがありますので、必ずしも圧倒的にFIreが安い時ばかりではありません。

その他、人によって決定的になりそうな要因としては、クロームキャストではGoogleフォトがキャストできる点です。そもそもキャストの挙動自体、クロームキャストの方が全体的にスムーズでした。

ご家族でわいわい楽しむ、といった利用スタイルをイメージされる場合、実は大きなアドバンテージとなる可能性があります。

こうした点を鑑みると、もしも価格差が特に気にならない、という場合はクロームキャストにしておくのがベターな選択肢となるかと思います。

当動画は以上となります。最後までご視聴いただきありがとうございました。

よろしければ「チャンネル登録」をいただけると幸いです。

また、「メンバーシップ」にて弊社動画のテキスト版も配信しておりますので、よろしければ是非ご登録ください。

それでは、次の動画でもよろしくお願いいたします。


「【クロームキャスト】スマホの画面をテレビに映す!「ミラーリング」「キャスト」でYouTubeやGoogleフォトを大きな画面で楽しもう」もご参照ください。


「【スマホ→テレビ】大画面で写真や動画を見たい!キャストやミラーリングでテレビに映してみた【FireTV編】」もご参照ください。


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累計50,000人以上を指導 。

<講義動画作成ポイント>
個別指導・集団講座での指導実績を元に、わかりやすさに重点を置いた動画作成

その他の講義動画は下記の一覧をご参照ください。

スマホの学習動画

<その他>
オンラインサポート(ライブ講座・ZOOM等でのオンライン指導)とオフラインサポート(出張指導・セミナー形式のオフライン指導)も実施中。詳しくはメールにてお問い合わせください。

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【Googleマップ】最初にすべき大事な設定4選~Googleマップを安全・快適に使う~

今回は、「Googleマップを快適に使う!最初にすべき設定 4選」について説明して参ります。

「Googleマップ」を初めて利用する場合、そのままの設定で使用しても特に問題ありませんが、事前に設定をしておくと通信量を削減出来たり、

入力の手間を省くことが出来るようになります。

また、移動履歴などの個人情報が保存されるようになっていますので、あまり個人情報は取られたくないというという方は、「個人的なコンテンツ」の表示の「オフ」や「ロケーション履歴」を保存させない設定に変更する事をお勧め致します。

今まであまり気にしたことがない・設定を変更したことはないという方は、この機会に一緒に確認・変更していきましょう。

<動画内容>
1. Googleマップの主な用途は6つ!

<1>ダウンロードマップを利用する(通信量・表示の遅延を削減)
1. よく利用する範囲の地図を事前にダウンロードしておく

<2>自宅・職場を登録する(入力の手間を削減)
1. 自宅・職場を登録する(入力の手間を削減)
2. 豆知識:自宅・職場のアイコンは変更できる
3. 登録した「自宅」と「職場」が表示される場所

<3>動画の自動再生をオフにする(通信量の消費・表示の遅延を削減)
1. 動画の自動再生を「オフ」にする(通信費・表示の遅延を削減)

<4>個人的なコンテンツを表示・保存させない方法(タイムラインへの表示を含む)
1. Googleマップのタイムラインとは
2.「Googleマップ」の「個人的なコンテンツ」の表示をなくす方法
3.「Googleマップ」の「個人的なコンテンツ」の変更点(まとめ)

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:20分16秒)


みなさんこんにちは、スマホのコンシェルジュです。

今回は、「Googleマップを快適に使う!最初にすべき設定 4選」について説明して参ります。

「Googleマップ」を初めて利用する場合、そのままの設定で使用しても特に問題ありませんが、事前に設定をしておくと通信量を削減出来たり、入力の手間を省くことが出来るようになります。

また、移動履歴などの個人情報が保存されるようになっていますので、あまり個人情報は取られたくないというという方は、「個人的なコンテンツ」の表示の「オフ」や「ロケーション履歴」を保存させない設定に変更する事をお勧め致します。

今まであまり気にしたことがない・設定を変更したことはないという方は、この機会に一緒に確認・変更していきましょう。

スマホのコンシェルジュの「YouTubeチャンネル」では、「スマホの基本操作」から「不具合時の対処方法」「スマホとパソコンの連携」等、スマホやパソコンに関する動画を多数配信しております。

是非そちらもご参照ください。

また、是非「チャンネル登録」もお願い致します。

【目次】
1.Googleマップの主な用途は6つ!

<1>ダウンロードマップを利用する(通信量・表示の遅延を削減)
1.よく利用する範囲の地図を事前にダウンロードしておく

<2>自宅・職場を登録する(入力の手間を削減)
1.自宅・職場を登録する(入力の手間を削減)
2.豆知識:自宅・職場のアイコンは変更できる
3.登録した「自宅」と「職場」が表示される場所

<3>動画の自動再生をオフにする(通信量の消費・表示の遅延を削減)
1.動画の自動再生を「オフ」にする(通信費・表示の遅延を削減)

<4>個人的なコンテンツを表示・保存させない方法(タイムラインへの表示を含む)
1.Googleマップのタイムラインとは
2.「Googleマップ」の「個人的なコンテンツ」の表示をなくす方法
3.「Googleマップ」の「個人的なコンテンツ」の変更点(まとめ)

1. Googleマップの主な用途は6つ!

ご存じの方も多いかもしれませんが、Googleマップの主な利用方法は6つあります。

一つ目は、現在地を把握する際に利用します。

今どこを歩いているのか、駅はどっち方面にあるのかを調べる際に、今いる現在地が重要になります。

Googleマップが出来る以前は、特徴のある場所や目印、電柱に記載されている番地などを元に、地図上でその場所を確認していました。

今は、スマホでGoogleマップを立ち上げるだけで、簡単に現在地を知ることが出来ます。

二つ目は、目的地までの移動手段と所要時間を調べる際に利用します。

以前は、時刻表などを利用して、出発駅と到着駅の時間や所要時間を調べ、地図を使って駅から目的地までの距離や時間を調べていました。

Googleマップを利用すると、現在地から目的地までの移動手段・移動経路・所要時間までを簡単に調べる事が出来ます。

三つ目は、コンビニ・飲食店・カフェ等を調べる際に利用します。

無料で利用できるGPSを使って、現在地を把握できる為、現在地周辺の情報を調べる事も簡単にできます。

また、現在地以外の場所でも、地図上に掲載されているお店情報等を簡単にしらべる事が出来ます。

四つ目は、三つ目に関連しますが、目的地やお店の評判、営業時間、混雑具合等を調べる際に利用します。

五つ目は、カーナビとしても利用できますが、道順を細かく指示してもらう際に利用します。

車の運転と違い、歩く方が自由度が高い為、カーナビ程の利用頻度はないかもしれませんが、道案内の機能も便利な機能になります。

六つ目は、観光スポットや旅行先を調べる際に利用します。

このように、Googleマップは位置情報・地図・移動手段・お店等の情報を組み合わせて表示してくれるため、非常に便利なアプリになります。

また、最近では宿泊予約やレストラン予約もできるようになっています。

<1>ダウンロードマップを利用する(通信量・表示の遅延を削減)

それでは、次に、ダウンロードマップを利用する方法について一緒に確認していきましょう。

Googleマップを普通に利用すると、地図を表示する際に通信量が発生します。

ダウンロードマップを利用すると事前に地図情報を端末内に保存する事になりますので、地図情報を取得するための通信量を削減する事が出来ます。

また、同時に地図を表示する為の時間も削減する事が出来ます。

1. よく利用する範囲の地図を事前にダウンロードしておく

それでは、実際によく利用する地域の地図をダウンロードしていきたいと思います。

ダウンロードマップの唯一の欠点は、地図情報をスマホ内にダウンロードする必要がありますので、スマホの空き容量を使用する事になります。

スマホの空き容量が少ない方は、ダウンロードする地図の大きさを調整するか、事前に端末内の空き容量を確保する必要がありますので、その点はご注意ください。

まずは、端末内より、①の「Googleマップ」を探して、タップします。

Googleマップのトップ画面が表示されますので、画面の右上にある②の「アカウント」をタップします。

「アカウント」に関する詳細画面が表示されますので、③の「オフラインマップ」をタップします。

「オフラインマップ」の詳細画面が表示されますので、④の「自分の地図を選択」をタップします。

地図が表示されますので、⑤のように2本指を使って地図の大きさを調整し、⑥のように前後左右に指を移動する事で位置を調整します。

地図の範囲が確定したら、⑦の「ダウンロード」をタップします。

ダウンロードした地図名が表示されます。

ダウンロードが完了するまでの所要時間は、ダウンロードする地図の大きさで異なります。

また、ダウンロードする際に、通信量が発生しますので、ダウンロード時の通信設定がどのようになっているかを一緒に確認していきましょう。

まずは、画面の右上にある⑧の「歯車のマーク」をタップします。

「オフラインマップ」の設定画面が表示されますので、自動更新とお勧めの地図が「オン」になっていることを確認し、⑨のダウンロード設定が「Wi-Fi経由のみ」になっていることを確認します。

「Wi-Fi経由のみ」になっていない場合には、タップすると設定を変更する事が出来ます。

<2>自宅・職場を登録する(入力の手間を削減)

それでは、次に「自宅」「職場」を登録する方法について一緒に確認していきましょう。

自宅や職場は、最もよく利用する場所になりますので、一度登録をしておくと入力する手間を省くことができます。

登録した情報は、同じGoogleアカウントを利用している場合には、パソコンからも利用する事が出来ます。

1. 自宅・職場を登録する(入力の手間を削減)

まずは、端末内より、①の「Googleマップ」を探して、タップします。

「Googleマップ」のトップ画面が表示されますので、②の「アカウント」をタップします。

「アカウント」の詳細画面が表示されますので、③のように画面を下方向に移動し、④の「設定」をタップします。

「設定」の詳細画面が表示されますので、⑤の「自宅や職場を編集」をタップします。

「ラベル付き」という画面が表示され、「自宅」と「職場」が登録できるようになっています。

画面の一番下にある「場所を追加」をタップすると、自宅や職場以外の場所も登録する事が出来ます。

まずは、「自宅」を登録したいので、⑤の「自宅」をタップします。

「自宅の住所を設定」という画面が表示されますので、「自宅の住所を入力するか」「地図上で選択するか」を選ぶことが出来ます。

今回は、地図上で選択したいので、⑥の「マップ」をタップします。

位置情報を元に、今いる場所の周辺地図が表示されますので、2本指で地図を拡大・縮小し、指を前後左右に動かして、自宅の場所まで移動します。

画面の中央にある家のマークが、自宅の場所になりますので、その位置に間違いがないかを確認し、⑦の「保存」をタップします。

自宅の登録が完了すると、ラベル付きの項目の下に「非公開 1か所」と表示され、自宅の下に「指定した地点」と表示されます。

「職場」についても登録したいので、⑧の「職場」をタップします。

「職場の住所を設定」という画面が表示され、先程と同じように「職場の住所を入力するか」「地図上で選択するか」を選ぶことが出来ます。

地図上で選択したいので、⑨の「マップ」をタップします。

地図が表示されますので、先程と同じように2本指で拡大・縮小し、指を前後左右に動かして、職場の位置を表示します。

地図の中央にある職場のマークが職場の位置になりますので、問題がなければ、⑩の「保存」をタップします。

ラベル付きの項目の下に「非公開 2か所」と表示され、職場の下に「指定した地点」と表示されます。

以上で、「自宅」と「職場」の登録が完了になります。

「自宅」と「職場」以外の場所を追加したい場合には、画面の一番下にある「場所を追加」をタップします。

2. 豆知識:自宅・職場のアイコンは変更できる

使うことは少ないかもしれませんが、「自宅」や「職場」などのアイコンも変更する事が出来ます。

まずは、「自宅」のアイコンを変更したいと思います。

先程の「ラベル付き」の画面で、自宅の右側にある①の黒い丸が縦に3つ並んでいる「メニュー」をタップします。

別の小さな画面にメニューの一覧が表示されますので、②の「アイコンを変更」をタップします。

アイコンの一覧が表示されます。

今回は③のアイコンにしたいので、③のアイコンをタップし、④の「保存」をタップします。

自宅の左側に表示されているアイコンが、選択したアイコンに変更されているのを確認する事が出来ます。

職場も同様に変更する事が出来ます。

3. 登録した「自宅」と「職場」が表示される場所

それでは、次に、登録した自宅や職場がGoogleマップのどこに表示されるかを一緒に確認していきましょう。

「自宅」については、Googleマップのトップ画面(地図が表示されている画面)で、検索窓の下にある「お勧めの検索語句」の一番左側に表示されます。

また、①の「検索窓」をタップした際の一番上に、自宅・職場など登録した場所が表示され、②の「自宅」をタップすると入力せずに自宅の場所が表示されます。

目的地までの経路を調べる際にも、①の「出発地点(現在地)」をタップすると、登録した「自宅」や「職場」が優先的に表示され、②の「職場」をタップすると出発地点に職場を指定する事が出来ます。

このように予めよく利用する場所を登録しておくと、住所などを入力せずに簡単に出発地や目的地に指定する事が出来るようになります。

<3>動画の自動再生をオフにする(通信量の消費・表示の遅延を削減)

それでは、次に地図上に表示される動画の自動再生を「オフ」する方法について一緒に確認していきましょう。

Googleマップ上には、お店の紹介など、動画が掲載されている事があります。

その動画は、設定次第で、自動的に再生されるようになっています。

その為、「通信量」を消費します。また、通信環境次第では、表示が遅くなる場合があります。

1. 動画の自動再生を「オフ」にする(通信費・表示の遅延を削減)

まずは、端末内より①の「Googleマップ」を探して、タップします。

Googleマップのトップ画面が表示されますので、画面の右上にある②の「アカウント」をタップします。

「アカウント」の詳細画面が表示されますので、③のように画面を下方向に移動し、④の「設定」をタップします。

「設定」の詳細画面が表示されますので、⑤の「動画の設定」をタップします。

「動画の設定」に関する詳細画面が表示されますので、⑥の「自動再生を許可する」が「オン」になっている場合には、タップして「オフ」にします。

Googleマップ上に投稿されている動画はあまり多くはないので、特に気にならない方は「オン」のままでも問題ありません。

<4>個人的なコンテンツを表示・保存させない方法(タイムラインへの表示を含む)

それでは、最後に「個人的なコンテンツを表示・保存させない方法」について一緒に確認していきましょう。

Googleマップは、原則、ロケーション履歴(位置情報)が保存され、その履歴に応じて、タイムライン等に個人的なコンテンツが表示されるようになっています。

個人情報は極力表示させたくない・保存されたくないという方は、「オフ」にする事をお勧め致します。

1. Googleマップのタイムラインとは

それでは、まず初めに「Googleマップのタイムラインとは何か」について一緒に確認していきましょう。

Googleの説明によると、Googleマップ上に表示されるタイムラインは、ロケーション履歴(位置情報)に基づいて、過去に訪問したり、利用した可能性のある場所とルートが表示される機能になります。

このタイムラインの編集は可能で、いつでもロケーション履歴を削除する事が出来るようになっています。

また、このタイムライン自体は非公開で、本人しか見る事が出来ないようになっています。

過去に訪問したことがあるか、ないかなどをGoogleマップ上で教えて欲しいという方は、「オン」にしておいても良い機能になります。

一方で、訪問履歴がGoogleアカウントに保存されるのは気持ち悪い、不安という方は「オフ」にする事をお勧め致します。

「オフ」にしても、Googleマップの利用には、全く影響はありません。

それでは、実際に「個人的なコンテンツの表示なくす設定」と「ロケーション履歴を保存させない設定」に変更していきたいと思います。

2.「Googleマップ」の「個人的なコンテンツ」の表示をなくす方法

まずは、端末内より①の「Googleマップ」を探して、タップします。

Googleマップのトップ画面が表示されますので、画面の右上にある②の「アカウント」をタップします。

「アカウント」の詳細画面が表示されますので、③のように画面を下方向に移動し、④の「設定」をタップします。

「設定」の詳細画面が表示されますので、⑤のように画面を下方向に移動し、⑥の「個人的なコンテンツ」をタップします。

個人的なコンテンツの詳細画面が表示されますので、「自分の地図」の項目にある「Googleコンタクト」、「タイムライン」の項目にある「タイムラインのメール」「Googleフォト」が「オン」になっていますので、一つ一つタップして、設定を「オフ」にします。

⑦のように、すべて「オフ」になっていることを確認して、⑧のように画面を下方向に移動します。

「位置情報の設定」という項目の下にある⑨の「ロケーション履歴がオン」をタップします。

「Googleアカウント」のアクティビティ管理の画面が表示されますので、⑩のように画面を下方向に移動します。

「ロケーション履歴」という項目が「オン」になっていますので、⑪の「オフにする」をタップします。

「ロケーション履歴の一時停止」という画面が表示されますので、⑫のように画面を下方向に移動します。

「一時停止」というボタンが確認できるかと思いますので、⑬の「一時停止」をタップします。

「設定がオフになりました」という画面が表示されますので、⑭の「OK」をタップします。

「ロケーション履歴がOFF」という表示に変わっているのを確認する事が出来ます。

更に下に移動したいので、⑮のように画面を下方向に移動します。

「プロフィール設定」の項目の下にある「プロフィールに投稿を表示」が「オン」になっているかと思いますので、⑯の「オン」の部分をタップします。

3. 「Googleマップ」の「個人的なコンテンツ」の変更点(まとめ)

⑰のように「プロフィールに投稿を表示」が「オフ」に変わります。

以上で、個人的なコンテンツの非表示とロケーション履歴の保存を「オフ」にする設定変更が完了になります。

それでは、最後に、個人的なコンテンツに関して、今回設定変更した点をまとめてみましたので、一緒に確認していきましょう。

まず、一つ目のGoogleコンタクトになります。

「オン」になっていると連絡帳にある住所が地図上に表示されます。

今回は、「オフ」に変更したので、連絡帳にある方の住所が地図上に表示されなくなります。

第三者に地図を見せた場合に表示されることになりますので、オフにする事をお勧め致します。

二つ目は、タイムラインメールになります。

ロケーション履歴がオンになっており、且つ、タイムラインメールが「オン」になっていると、過去に訪問した場所のハイライトがメールに送られてきます。

三つ目は、Googleフォトのタイムラインへの表示になります。

ロケーション履歴がオンになっていて、且つ、Googleフォトが「オン」の場合には、訪問場所に合わせて、Googleフォトにある写真が表示されます。

四つ目は、ロケーション履歴になります。

ロケーション履歴が「オン」の場合には、移動経路の詳細情報がタイムラインに表示されます。

こちらをオフにすると、Googleマップのロケーション履歴が保存されなくいなりますので、タイムライン等が表示されなくなります。

五つ目は、プロフィールに投稿表示になります。

口コミなどを入力しない場合には、特に影響はありませんが、口コミを投稿すると、その口コミがすべてプロフィール欄に表示されるようになります。

口コミを記入する方は、こちらが「オン」になっている場合には、すべての口コミがプロフィール欄に表示されるという事を覚えておきましょう。

以上が、個人的なコンテンツを表示させない、保存させない方法になります。

以上で「Googleマップを快適に使う!最初にすべき大事な設定 4選」についての説明を終了致します。

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ご静聴、ありがとうございました。


「【Googleフォト】基礎から応用まで丁寧に解説!「ロックされたフォルダ」機能やパソコンとの連携等」もご参照ください。


「【ダメな設定】今すぐ確認したい!Googleフォトのやってはいけない設定6選」もご参照ください。


<指導実績>
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【テレビでYouTube】クロームキャストを使ってみよう!初期設定からChromeCast版YouTubeアプリの操作方法

今回はGoogleが提供しているクロームキャストというデバイスについて、我が家のテレビで使用してみましたので、初期設定から利用方法までを一緒に見ていきたいと思います。

<動画内容>
1. クロームキャスト、Apple TV、ファイアティービーとは
2. 同梱されていたもの
3. テレビとの接続方法
4. リモコンをペアリングする
5. リモコンのボタン配置
6. Googleホームアプリとは
7. Googleホームインストール後の手順
8. 再びテレビ画面から設定
9. 初期設定完了、クロームキャストのホーム画面
10. クロームキャスト版YouTubeアプリを使う
11. YouTubeアプリホーム画面の見方
12. 動画再生中の操作
13. 検索や楽な文字入力
14. サブスク系のサービスについて

詳しくは、下記の動画ご参照ください。(講座動画時間:19分05秒)


いつもご視聴ありがとうございます。スマホのコンシェルジュです。

今回は、Googleが提供しているクロームキャストというデバイスについて、我が家のテレビで使用してみましたので、初期設定から利用方法までを一緒に見ていきたいと思います。

私たちスマホのコンシェルジュでは、豊富な指導実績をもとにスマートフォンの操作方法等に関する動画を制作、配信しております。

より多くの方に親しんでいただけるよう、優しい解説を心がけております。

よろしければ「高評価」「チャンネル登録」をいただけますと幸いです。

概要欄に当動画の目次も配置しておりますので、適宜チェックしたい箇所を選んでご視聴いただくことも可能です。

【目次】
1.クロームキャスト、Apple TV、ファイアティービーとは
2.同梱されていたもの
3.テレビとの接続方法
4.リモコンをペアリングする
5.リモコンのボタン配置
6.Googleホームアプリとは
7.Googleホームインストール後の手順
8.再びテレビ画面から設定
9.初期設定完了、クロームキャストのホーム画面
10.クロームキャスト版YouTubeアプリを使う
11.YouTubeアプリホーム画面の見方
12.動画再生中の操作
13.検索や楽な文字入力
14.サブスク系のサービスについて

1. クロームキャスト、Apple TV、ファイアティービーとは

そもそもこのクロームキャストとはなにをする機械かというと、YouTubeをはじめとした、インターネットで提供されている動画配信サービスをテレビの大画面で楽しむための装置です。

競合製品として、アップルのApple TVやAmazonのAmazonファイアティービーといった製品があります。

またスマホ画面をテレビに映し出すといったことも可能です。

たとえばGoogleフォトをテレビに投影できるようになるので、家族で写真を閲覧したりといったことができるようになります。

現行のクロームキャストはChromeキャストwith Google tvという製品で、本体とリモコンのセットになっています。

この卵形の装置からコードが伸びていて、先端にHDMI端子が付いているので、こちらをテレビのHDMIに接続します。

また本体はWi-Fiを通じてインターネットに接続できるようになっており、それにより動画配信サービスなど、インターネット接続の必要なコンテンツを再生することができます。

初期設定完了後はリモコンまたはスマホから操作可能で、正しく設定できればこちらからテレビの電源自体のオンオフも可能です。

Googleのオンラインショップやアマゾン、家電量販店などで入手可能です。

定価は五千円ですが、Amazonでは頻繁に値下げされて販売されているようです。

2. 同梱されていたもの

箱の中には本体とリモコン、本体に電源を供給するためのケーブル、それをコンセントに接続するためのアダプタが格納されていました。あらかじめ別途用意が必要なものは特になさそうです。

3. テレビとの接続方法

それでは初期設定をしていきます。

なお、クロームキャストのバージョンによっては出てくる画面や手順が異なる場合がありますことご了承ください。

ではまずはクロームキャストをテレビに装着します。

本体のHDMI端子をテレビに挿し、さらに付属の電源ケーブルを本体に差し込み、コンセントと繋ぎます。

本体裏にランプがあり、コンセントをつなぐと点灯しました。

テレビをつけて、差し込んだHDMIに対応する画面に入力切り替えします。

今回の場合、我が家ではHDMI1という箇所がありましたのでそちらに合わせました。

以後の画面は少し簡略化したイメージとなります。

4. リモコンをペアリングする

するとすぐにクロームキャストの初期設定画面が映ります。

英語で出てしまう場合がありますが、指示としては、リモコンを認識するためにペアリングしましょうという意味です。

画面の指示通り、青く指示されたボタンを長押しします。

5. リモコンのボタン配置

リモコンのボタン配置を簡単に見ておきます。

このあと主に操作に使用するのはこれらのボタンです。

上部にある二重丸は外側が上下左右の選択ボタン、中央が決定ボタンとなっています。

その左下にある左向きの矢印は、やはり戻る、を意味します。

一番下の左側のボタンは電源ボタンで、設定後テレビの電源をオンオフ可能です。

続いては言語の設定画面となりました。

はじめに英語が表示されていた場合は、このリストの一番下に日本語がありましたので、リモコンの下ボタンを長押しして一番下まで進むと日本語があります。

つづいてはこうした画面が表示されました。

ここからは、Googleホームというアプリを使ってWi-Fiへの接続などを設定します。

また画面右側にQRコードが表示されていますので、Googleホームアプリを使ってこのQRコードを読み取ることでセットアップするようです。

それではスマホにGoogleホームアプリをインストールしてしてしまいましょう。

6. Googleホームアプリとは

Googleホームは、Google提供している無料のアプリで、通常のアプリと同様、プレイストアやApp Storeからインストール可能です。

スマホと連携させたエアコンや照明など、いわゆるスマートホーム家電と呼ばれるものを操作するためのアプリで、クロームキャストもこのアプリから操作することが可能です。

クロームキャストに関しては一旦セットアップ時に必要となるだけで、以後意識する必要はあまりありません。

7. Googleホームインストール後の手順

Googleホームをスマホにインストールしたら、ここからはスマホ画面から初期設定を進めていきます。

少し工程が多いですが、基本的に道なりで、 特に意表をつかれるような設定は発生しません。

Googleホームを起動すると、まずはようこそと表示されましたので、つかってみる、とタップします。

次にアカウントの選択画面が出てきました。クロームキャストで使用するGoogleアカウントを選びます。いつも利用しているアカウントで問題ありません。

付近のデバイスを検出するための許可が求められました。

次へとタップして、出てきたポップアップで許可とします。

位置情報の許可が求められますので、許可して先へ進みます。

Googleホームが付近のデバイス、つまりクロームキャストを探し始めました。

すぐに、クロームキャストが見つかりました、と表示されました。

右下のはい、をタップします。

続いて写真と動画の撮影をホームに許可しますかと表示されました。ようやくQRコードのスキャンが立ち上がるようです。

アプリの使用時のみとタップすると、 カメラが立ち上がり、QRコードをスキャンできるようになりました。

テレビ画面に写っているQRコードを画面内に収めましょう。

しばらくすると接続完了と表示されます。

利用規約への同意を求められますので、 下までスクロールして次に進みます。

Chromeキャストを使う場所を選ぶ画面が出てきました。

今後、このクロームキャストの名前として表示されるようになりますので、該当するものを選択して次へ進みます。

しばらくすると接続完了と表示されます。

利用規約への同意を求められますので、 下までスクロールして次に進みます。

Chromeキャストを使う場所を選ぶ画面が出てきました。

今後、このクロームキャストの名前として表示されるようになりますので、該当するものを選択して次へ進みます。

続いては使用するWi-Fiを選択したのち、そのパスワードを入力すると、 chromeキャストをこの指定したWi-Fiに繋ぎこんでくれました。

クロームキャストをGoogleアカウントへログインさせる工程が始まります。

基本的に道なりで、道中で Googleアカウントのパスワードを入力するだけです。

Googleアシスタント関連の設定が始まりますが、今回は一旦不要としてセットアップを進めていきます。

アカウントに基づく情報を入手、という画面は下にスクロールし、オンにするをタップして先に進みます。

次にYouTubeを広告なしで14日間お楽しみくださいと表示されました、つまりYouTubeプレミアムというYouTubeの有料プランに加入しませんか、ということです。

ひとまず使用しない、と進みましょう。

次に利用するサービスを決める画面が出てきました。

ご自身がよく利用者にチェックを入れて進みます。

家族共有の連絡先の追加はひとまず後で、コンテンツを再生していないときにテレビに何を映すかを決める背景モードは、どちらでもいいですがアートギャラリーと進んでみます。

アートギャラリーの種類を選ばされるので、こちらも適当に選択して次へと進みます。

最新情報をお届け、の画面はひとまず閉じる、としました。

セットアップした内容が表示されました。

続行とタップするとここでのセットアップは終了です、と出てきました。

あとはテレビ画面で少し続きの設定を行います。

8. 再びテレビ画面から設定

テレビ画面を見ると、リモコンの設定画面となります。

お使いのテレビで、よく利用する電源と音量の操作をクロームキャストのリモコンでも調節できるように設定する作業です。

ちなみにこちらをきちんと行わなくても、リモコンの十字ボタンや再生ボタンなどは反応します。

お使いのテレビのメーカーを選択します。

リモコンの十字キーは反応しますので、上下のボタンを使って選択しましょう。

音が流れるので、クロームキャストのリモコン脇にある音量ボタンでその音のボリュームを調節できるかチェックします。

きちんと動作すしたらはい、音量が変化しない場合はいいえを選択しましょう。

いいえを選択した場合は、再度同じ画面が繰り返され、このテレビが読み取れる信号が見つかるまで繰り返します。

次は電源ボタンの調節です。クロームキャストのリモコンでこのテレビの電源をオンオフできるように調節を行います。

ここの指示に書いてあるように、電源ボタンを一度押すと、テレビがオフになります。

8秒以上待ったらもう一度電源ボタンを押します。

それでテレビがオンになれば、リモコンの設定も完了です。

ちなみに私の自宅のテレビではこちらの設定がかなり手こずり、10回目のトライでようやく成功しました。

これで初期設定は完了です。

できることが色々と案内されます。

Chromeキャスト側のアプリのインストール作業などが進行中の場合、この画面でしばらく待機することになります。

私の環境ではこちらの画面で10分程度待たされました。

9. 初期設定完了、クロームキャストのホーム画面

アプリのインストールが完了すると、このような画面が表示されます。

こちらはクロームキャストのホーム画面に当たる画面で、おすすめのコンテンツやアプリ一覧が表示されており、ここから好きな映画、ドラマやアプリを選んで楽しむことができます。

操作はクロームキャストのリモコンで操作可能、またスマホもリモコンがわりに使うことができます。

10. クロームキャスト版YouTubeアプリを使う

では今回はYouTubeの操作について見ていきましょう。

アプリの欄からYouTubeを選択またはクロームキャストのリモコンにYouTubeは専用ボタンが用意されていました。こちらを押すと

11. YouTubeアプリホーム画面の見方

こちらがクロームキャストでのYouTubeのホーム画面です。

左上を見ると、初期設定にて設定した太郎さんのアカウントでログインされていることがわかります。

ただしログインアカウントはいつでも切り替えることが可能です。

画面左側に各種メニューが並び、検索や、登録チャンネルの画面などに遷移することができます。

その右側にはおすすめ動画、いつも視聴しているチャンネルに近い動画など、種類別に表示されています。

動画に照準を合わせて決定ボタンを押すと、再生が始まります。

12. 動画再生中の操作

動画再生中の操作を簡単に確認しておきましょう。

再生すると、やはりYouTubeプレミアムに加入しない限り、クロームキャストでの視聴においても広告は流れます。

動画の再生中、上下左右や真ん中のボタンどれかを押すと、このようにボタン類が下から迫り出してきます。

この状態の時に真ん中ボタンを押すと、一時停止、もう一度押すと再生となります。

上側にはチャンネル登録、高評価、字幕、再生速度変更等の設定を行うためのボタンが配置されています。

下にみえるのは関連動画や、このチャンネルの他の人気動画などが配置されています。やはりリモコンの上下左右のボタンを使って選択可能です。

左ボタン、右ボタンを押すと10秒送り、長押しすると早送り、早戻し、となります。

また、時間を操作している際は上部にチャプターのリストも表示されるようになりますので、上ボタンを押してチャプターを選択することも可能です。

動画の概要欄やコメント欄は、動画タイトル部分を選択すると、こうした画面が出てきて、こちらに表示されました。

こちらで決定ボタンを押すと概要欄、こちらで押すとコメント欄が開きます。

コメントを投稿する場所がないように見えますが、コメント欄上部に、「コメントを投稿するには、モバイルデバイスでYouTubeを開いてください」とありました。

試しにセットアップに使用したスマホでYouTubeアプリを起動してみると、こんな表示が出るようになりました。

13. 検索や楽な文字入力

リモコンの戻るボタンで動画一覧画面に戻ることができます。

動画を検索する際は左の虫眼鏡アイコンをタップします。

文字入力が発生しますが、リモコンにマイクが付いていますので、声でも入力することができます。

マイクボタンに照準を合わせて、リモコンに話しかけると入力されます。

以上が、クロームキャストでのYouTubeの操作方法です。

14. サブスク系のサービスについて

その他、ネットフリックスなどメジャーなサービスは再生用のアプリが用意されていますが、月額制のサービスはやはりログインんが求められますので、それぞれサブスクリプションへの加入が必要です。

また、クロームキャストにはもう一つ、スマホの画面を映す、という機能があります。

スマホ画面をそのまま映したり、Googleフォトを大画面で閲覧したりすることが可能です。

詳しいやり方、操作方法はこちらの動画をご参照ください。

また、ライバル製品であるアマゾンのファイアティービースティックの設定、操作方法についても、動画を制作してありますのでぜひご参照ください。

概要欄にリンクを貼っておきます。

当動画は以上となります。

最後までご視聴いただきありがとうございました。

よろしければ「チャンネル登録」をいただけると幸いです。

また、「メンバーシップ」にて弊社動画のテキスト版も配信しておりますので、よろしければ是非ご登録ください。

それでは、次の動画でもよろしくお願いいたします。


「【クロームキャスト】スマホの画面をテレビに映す!「ミラーリング」「キャスト」でYouTubeやGoogleフォトを大きな画面で楽しもう」もご参照ください。


「【スマホ→テレビ】大画面で写真や動画を見たい!キャストやミラーリングでテレビに映してみた【FireTV編】」もご参照ください。


<指導実績>
三越伊勢丹(社員向け)・JTB(大説明会)・東急不動産(グランクレール)・第一生命(お客様向け)・包括支援センター(お客様向け)・ロータリークラブ(お客様向け)・永楽倶楽部(会員様向け)等でセミナー・講義指導を実施。

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